JP2004254989A

JP2004254989A - Apparatus for drying hand

Info

Publication number: JP2004254989A
Application number: JP2003050458A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Nakamura; 淳中村
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2003-02-27
Filing date: 2003-02-27
Publication date: 2004-09-16
Anticipated expiration: 2023-02-27
Also published as: JP3861246B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hand drying apparatus for achieving low power consumption and reduced noise, while keeping drying performance equal to that in a conventional manner. <P>SOLUTION: Air taken-in from an intake port 10 is pressurized by a high pressure airflow generator 2, converted into a high speed airflow through the use of a main nozzle 14, and blown to a hand insertion space. Then moisture stuck onto hands is blown away by the high speed airflow, so as to dry the hands. A sub-nozzle 16 is formed in the outer periphery of the main nozzle 14. The high speed airflow blown from the main nozzle 14 and the sub-nozzle 16 is partially circulated by an independent flow path A, by which guide is performed from the hand insertion space 5 to the sub-nozzle 16, and then, blown out from the sub-nozzle 16. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄後の濡れた手を高速の空気流の噴射によって乾燥処理する手乾燥装置に係り、より詳しくは、循環流を利用したサブノズルをメインノズルの外側に形成し、低消費電力化、低騒音化を実現することができる手乾燥装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の手乾燥装置では、ヒーターによって加熱された空気流を手挿入空間に設けた吸気口から吸気することによって、熱の再利用を行い、手乾燥装置の低電力化を行っていた（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−９３３４８号公報（第３−第５頁、図１）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
通常、洗浄後の濡れた手に高速の空気流を噴射して乾燥処理する手乾燥装置において、快適な手乾燥を行うためには、ノズルから噴射する高速の空気流によってその最適空気出力及び最適温度が定まる。しかしながら、上記のような特許文献１に記載の手乾燥装置においては、熱の再利用を行うので、最適温度を得るためのヒーターの電力は低減できるが、高速の空気流の運動エネルギーを再利用しないので、最適空気出力を得るための高圧空気流発生装置の電力を低減することはできない。また、高圧空気流発生装置による空気出力が低減できないので、騒音を低減することもできない。
【０００５】
また、手挿入空間に吸気口を設けたので、手乾燥時に発生する水滴や湿り空気を吸気してしまい、ヒーターや高圧空気流発生装置の故障を引き起こし易い。水滴の吸気を防止することは可能であっても、湿り空気の吸気を防止することは困難である。
【０００６】
さらに、それらの水滴や湿り空気は手の油成分や汚れ成分を含んでいるため、吸気口からノズルに至る流路およびその流路内にあるヒーターや高圧空気流発生装置等から悪臭が発生する原因となる。また、悪臭が発生しても流路内全体が発生源であるため、清掃し悪臭を除去することは困難である。
【０００７】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、空気流の運動エネルギーを再利用することによって、最適空気出力を低消費電力で実現する手乾燥装置を得ることを第１の目的とする。
【０００８】
また、第１の目的に加えて、ヒーターによって加熱した空気流の熱を再利用することによって、最適空気出力、最適温度を低消費電力で実現する手乾燥装置を得ることを第２の目的とする。
【０００９】
さらに、手挿入空間に設けた吸気口から吸気することなく、空気流の運動エネルギーと熱を再利用する構造を備えた手乾燥装置を得ることを第３の目的とする。
【００１０】
また、清掃性に優れた空気流の運動エネルギーと熱を再利用する構造を備えた手乾燥装置を得ることを第４の目的とする。
さらに、空気流の運動エネルギーを再利用することによって低騒音化を実現する手乾燥装置を得ることを第５の目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吸気口から吸気した空気を高圧空気流発生装置によって加圧した後、メインノズルによって高速の空気流に変換して手挿入空間に噴射させ、この高速の空気流により手に付着した水分を吹き飛ばして手を乾燥させる手乾燥装置であって、メインノズルの外周にサブノズルを形成し、メインノズルとサブノズルから噴射した高速の空気流の一部を手挿入空間からサブノズルへ導く独立した流路によって循環させ、サブノズルから噴射する空気流として再利用する手段を採用する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
［実施形態１］
図１は、本発明の実施の形態１に係る手乾燥装置を模式的に表した縦断面図である。図に示すように、手乾燥装置の外郭をなす本体箱体１の正面には手挿入口を構成する開放シンク状の手挿入部５が設けられており、また、本体箱体１の内部には高圧空気流発生装置２が組み込まれ、この高圧空気流発生装置２による高圧空気が手挿入口近傍に送られて、手挿入部５内に水分を吹き飛ばす手乾燥のための作動気流としての高速の気流が形成される。
【００１３】
手挿入部５は本体箱体１に、正面及び両側面が開放した手の挿抜可能なほぼＵ字状凹部として構成されており、後部が斜め下方に傾斜した底部６には排水口７が設けられている。この排水口７の下部には、ドレンを受容するドレン容器８が着脱可能に設けられている。
【００１４】
高圧空気流発生装置２は、ＤＣブラシレスモーター（通常の整流子モーター又は誘導電動機であってもよい）と、これを駆動させる駆動回路及びＤＣブラシレスモーターによって回転するターボファンにより構成され、本体箱体１の手挿入部５の真上に、吸気側を背面側にして取付けられている。高圧空気流発生装置２の吸気側は、本体箱体１の背面側の縦方向に設けられた下端部が開放した吸気路９に臨んでいて、吸気路９の下端部の吸気口１０から着脱可能のエアーフィルター１１を通じて空気を取り込むことができるようになっている。
【００１５】
高圧空気流発生装置２の吹出し口３は、円形カップ状のファンケーシング４の外周に周方向に間隔をおいて複数個が半径方向に向かって開設されている。このファンケーシング４の外側は円形カップ状ケーシング１２によって覆われ、円形カップ状ケーシング１２の下部にはヒーター１３が設けられており、高圧空気流発生装置２から送られてくる高圧空気はヒーター１３を通過して加熱された後、高圧空気が高速の空気流に変換され、メインノズル１４を通過して吹出し口１５から手挿入部５に吹き出す。
【００１６】
メインノズル１４の外周には、メインノズル１４を囲むようにサブノズル１６が設けられており、メインノズル１４の吹出し口１５はサブノズル１６の吹出し口１７より若干手挿入部５側に突出している。また、メインノズル１４及びサブノズル１６は、共に、手挿入部５の手挿入口近傍の上部に、メインノズル１４の吹出し口１５とサブノズル１６の吹出し口１７を下向きにして取付けられ、メインノズル１４からの高速の空気流を、サブノズル１６からの空気流が包み込むことにより、メインノズル１４からの高速の空気流が手挿入部５に吹き出される際に発生する急激な圧力変動にともなう騒音を低減しつつ、手挿入部５内に入れた手に吹き付けられ、手挿入部５内に入れた手をすり合わせることなく、手に付いた水滴を手の表面から剥離し吹き飛ばす。
【００１７】
なお、サブノズル１６からの空気流の流速は、メインノズル１４からの空気流の流速の１／１０程度に設定されており、メインノズル１４からの空気流が手挿入部５内に入れた手に到達するまでの流速の減衰を最小限にとどめている。
【００１８】
このサブノズル１６から吹き出す空気流は、メインノズル１４とサブノズル１６から吹き出した空気流が手挿入部５の底部６にあたるが、手挿入部５の断面形状がほぼ逆Ｃ型であるため、手挿入部５の奥側へと流れ、手挿入部５と手挿入部５内に設けられた循環ガイド１８によって形成された独立した流路Ａを通って、サブノズル１６へ導かれたものである。なお、循環ガイド１８の独立した流路Ａを形成する側の面には、サブノズル１６から吹き出す空気流を整流するための整流板（図示せず）が取り付けてあり、サブノズル１６から吹き出す空気流の乱れによる騒音の悪化を防止している。
【００１９】
また、循環ガイド１８は、手挿入部５に容易に着脱可能に取り付けてある。さらに、循環ガイド１８はサブノズル１６の一部を構成しており、サブノズル１６および独立した流路Ａ内が汚れた場合には、循環ガイド１８を外すことにより、サブノズル１６内および独立した流路Ａ内を簡単に清掃することができるようになっている。
【００２０】
サブノズル１６から吹き出す空気流は、ヒーター１３を通過して加熱されメインノズル１４から吹き出した空気流を含んでいるために、吸気口１０から吸気される空気の温度よりも高温であり、さらに、手挿入部５の内部を満たす空気の平均温度よりも高温となっている。メインノズル１４から吹き出した空気流は、サブノズル１６から吹き出した空気流によって包み込まれているため、手挿入部５内部を満たす空気を直接引き込まず、より温度の高いサブノズル１６から吹き出された空気流を引き込むことによって、温度低下が少ないまま手挿入部５に入れられた手に到達する。
【００２１】
この手乾燥装置では、手挿入口から手挿入部５内に手を入れると、手を検知する手検知センサー１９によって手の挿入が検知され、本体箱体１内の制御回路（図示せず）の処理により即座にヒーター１３が作動し、予め本体箱体１内の制御回路に設定しておいた手挿入部５内に手全体が入る程度の時間が経過した後、高速空気流発生装置２が作動し、メインノズル１４から高い運動エネルギーを持つ高速の空気流が手挿入部５内に吹き出され、挿入した手に当たり、手に付着した水分を手挿入部５の底部６側に吹き飛ばす。さらに、手挿入部５内で手を挿抜させることによって、手全体に付着していた水滴がすべて排除され、手が乾燥処理される。
【００２２】
そして、手の乾燥処理終了後、手を手挿入部５から完全に抜くと、手検知センサー１９で手を抜いたことが検知され、ヒーター１３と高圧空気流発生装置２が停止する。手から吹き飛ばされた水滴は後方が下方に傾斜した底部６において排水口７に流下し、排水口７の下部に備えられたドレン容器８に収容される。
【００２３】
次に、上述した手乾燥装置が、快適な手乾燥を低消費電力で行うことができることを説明する。そのため、上述した手乾燥装置から、サブノズル１６と循環ガイド１８を取り除いた手乾燥装置を考える。快適な手乾燥を行うためのメインノズル１４から吹き出す空気流の最適空気出力Ｐ_Ａ［Ｗ］、最適温度Ｔ_ａ［Ｋ］を得るためには、全ての空気出力を高圧空気流発生装置２によって行わなければならないため、高圧空気流発生装置２の効率をη_Ｂとすると、高圧気流発生装置２の消費電力Ｐ_Ｂは、Ｐ_Ｂ＝１／η_Ｂ・Ｐ_Ａ［Ｗ］となる。
【００２４】
いま、メインノズル１４から吹き出される高速空気流の風速をＶ_ａ［ｍ／ｓ］、質量流量をＷ_ａ［ｋｇ／ｓ］とし、Ｐ_Ａ＝１／２・Ｗ_ａ・Ｖ_ａ ^２［Ｗ］が成立しているとすると、ヒータ１３の吸気口１０から吸気する空気の温度Ｔ_０［Ｋ］を最適温度Ｔ_ａ［Ｋ］まで加熱するために必要な熱量Ｑ_Ｈは、空気の定圧比熱をｃ_ｐ［Ｊ／（ｋｇ・Ｋ）］とすると、Ｑ_Ｈ＝ｃ_ｐ・Ｗ_ａ・（Ｔ_ａ−Ｔ_０）［Ｗ］となり、ヒータ１３の効率をη_Ｈとすると、ヒータ１３の消費電力Ｐ_Ｈは、Ｐ_Ｈ＝１／η_Ｈ・Ｑ_Ｈ［Ｗ］となる。よって、手乾燥装置全体の消費電力Ｐ_Ｔは、Ｐ_Ｔ＝Ｐ_Ｂ＋Ｐ_Ｈ［Ｗ］となる。
【００２５】
一方、上述したサブノズル１６と循環ガイド１８を備えた手乾燥装置の場合、快適な手乾燥を行うためのメインノズル１４とサブノズル１６から吹き出す高速の空気流の最適空気出力はＰ_Ａ、最適温度はＴ_ａと変わらないが、サブノズル１６の吹出し口１７の開口面積を適切に設定することにより、例えばサブノズル１６から吹き出す空気流の流速を１／１０・Ｖ_ａ［ｍ／ｓ］、質量流量を１０・Ｗ_ａ［ｋｇ／ｓ］とすると、サブノズル１６から吹き出される空気流の空気出力Ｐ_Ａ ^＊＊は、Ｐ_Ａ ^＊＊＝１／２０・Ｖ_ａ ^２・Ｗ_ａ＝１／１０・Ｐ_Ａ［Ｗ］となり、高圧空気流発生装置２の空気出力Ｐ_Ａ ^＊は、Ｐ_Ａ ^＊＝９／１０・Ｐ_Ａ［Ｗ］の空気出力を行えば、メインノズル１４とサブノズル１６を合計した空気出力は最適空気出力Ｐ_Ａ［Ｗ］となる。よって、高圧空気流発生装置２から発生する騒音の低減が期待できる。高圧空気流発生装置２の効率をη_Ｂは変わらないとすると、高圧気流発生装置２の消費電力Ｐ_Ｂ ^＊は、Ｐ_Ｂ ^＊＝１／η_Ｂ・Ｐ_Ａ ^＊＝９／１０・Ｐ_Ｂ［Ｗ］となり、高圧空気流発生装置の消費電力を１０％低減できる。
【００２６】
いま、メインノズル１４から吹き出される高速の空気流の風速をＶ_ａ［ｍ／ｓ］、質量流量が９／１０・Ｗ_ａ［ｋｇ／ｓ］であったとすると、ヒーター１３の吸気口１０から吸気する空気の温度Ｔ_０を最適温度Ｔ_ａまで加熱するために必要な熱量Ｑ_Ｈ ^＊は、Ｑ_Ｈ ^＊＝ｃ_ｐ・９／１０・Ｗ_ａ・（Ｔ_ａ−Ｔ_０）［Ｗ］となり、ヒーター１３の効率η_Ｈが変わらないとすると、ヒータ１３の消費電力Ｐ_Ｈ ^＊は、Ｐ_Ｈ ^＊＝１／η_Ｈ・Ｑ_Ｈ ^＊＝９／１０・Ｑ_Ｈ［Ｗ］となり、ヒーター１３の消費電力を１０％低減できる。よって、手乾燥装置全体の消費電力Ｐ_Ｔ ^＊は、Ｐ_Ｔ ^＊＝Ｐ_Ｂ ^＊＋Ｐ_Ｈ ^＊＝９／１０・Ｐ_Ｔ［Ｗ］となる。つまり、快適な手乾燥を行うためのメインノズル１４とサブノズル１６から吹き出す空気流の最適空気出力Ｐ_Ａ、最適温度Ｔ_ａを維持しつつ１０％消費電力を低減し、かつ低騒音化することができる。
【００２７】
なお、上記の説明では、手挿入部５は、本体箱体１に、正面及び側面が開放した手の挿入可能なほぼＵ字状凹部として構成したが、手挿入部は上面等を開放した凹部としてもよい。
【００２８】
［実施形態２］
実施の形態２では、実施の形態１で説明したメインノズル１４、サブノズル１６および循環ガイド１８と手挿入部５によって構成される独立した流路Ａを、手挿入部５の互いに対向した面にそれぞれ配置したものである（図示せず）。
例えば、実施の形態１では、独立した流路Ａは、手挿入部５の手挿入口近傍の上部に、メインノズル１４の吹出し口１５とサブノズル１６の吹出し口１７が下向きになるようにして取り付けたが、本実施の形態では、さらに別の独立した流路Ｂを、手挿入部５の手挿入口近傍の下部に、メインノズルの吹出し口とサブノズルの吹出し口が上向きになるようにして取り付けたものである。
【００２９】
こうして、手挿入口から手挿入部５内に手を入れると、上下に位置するそれぞれの独立した流路Ａ、Ｂが作動して、それぞれから高速の空気流が手挿入部５内に吹き出され、挿入した手の平、手の甲の両側から手に当たり、手に付着した水分を手の両側から確実に乾燥処理することができる。
【００３０】
この場合、対向配置したそれぞれの独立した流路Ａ、Ｂのノズル位置を手挿入方向にずらして配置すると、対向流の衝突を防いで衝突による騒音発生を防止することができる。
その他の作用、効果は、実施の形態１に示した場合と実質的に同様なので、説明を省略する。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る手乾燥装置は、メインノズルの外周にサブノズルを形成し、メインノズルとサブノズルから吹き出した空気流の一部を手挿入部からサブノズルまで導く独立した流路によって循環させ、サブノズルから吹き出す空気流として再利用することにより、低消費電力かつ低騒音で快適な手乾燥を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１に係る手乾燥装置を模式的に示した縦断面図である。
【符号の説明】
１本体箱体、２高圧空気流発生装置、５手挿入部、１０吸気口、１３ヒーター、１４メインノズル、１６サブノズル、１８循環ガイド、Ａ独立した流路。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a hand drying device for drying a wet hand after washing by spraying a high-speed air stream, and more particularly, to form a sub-nozzle using a circulating flow outside a main nozzle to reduce power consumption. The present invention relates to a hand dryer capable of realizing low noise.
[0002]
[Prior art]
In a conventional hand dryer, heat is reused by sucking an air flow heated by a heater from an air inlet provided in a hand insertion space, thereby reducing the power of the hand dryer (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-93348 (pages 3 to 5, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Normally, in a hand drying device that injects a high-speed air flow to a wet hand after washing and performs drying processing, in order to perform comfortable hand drying, the optimal air output and the optimum air output are obtained by a high-speed air flow injected from a nozzle. The temperature is determined. However, in the hand drying device described in Patent Literature 1 described above, since heat is reused, the power of the heater for obtaining the optimum temperature can be reduced, but the kinetic energy of the high-speed airflow is reused. Therefore, the power of the high-pressure airflow generator for obtaining the optimum air output cannot be reduced. Further, since the air output by the high-pressure airflow generator cannot be reduced, noise cannot be reduced.
[0005]
In addition, since the air inlet is provided in the hand insertion space, water droplets and moist air generated during hand drying are sucked in, and the heater and the high-pressure air flow generator are likely to be damaged. Although it is possible to prevent the intake of water droplets, it is difficult to prevent the intake of humid air.
[0006]
Furthermore, since the water droplets and moist air contain oil and dirt components of the hands, a bad smell is generated from the flow path from the intake port to the nozzle and the heater and the high-pressure air flow generator in the flow path. Cause. Further, even if a bad smell is generated, it is difficult to clean and remove the bad smell because the entire inside of the flow path is a source.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and a first object of the present invention is to obtain a hand dryer that realizes an optimum air output with low power consumption by reusing kinetic energy of an air flow. And
[0008]
In addition to the first object, a second object of the present invention is to obtain a hand dryer which realizes an optimum air output and an optimum temperature with low power consumption by reusing heat of an air stream heated by a heater. I do.
[0009]
It is a third object of the present invention to provide a hand dryer having a structure for reusing kinetic energy and heat of an air flow without sucking air from an air inlet provided in a hand insertion space.
[0010]
It is a fourth object of the present invention to provide a hand dryer having a structure for reusing the kinetic energy and heat of an air stream having excellent cleaning properties.
It is a fifth object of the present invention to obtain a hand dryer that reduces noise by reusing kinetic energy of an air flow.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention pressurizes air taken in from an intake port by a high-pressure airflow generator, converts the air into a high-speed airflow by a main nozzle, injects the air into a hand insertion space, and adheres to a hand by the high-speed airflow. A hand dryer that blows off moisture and dries hands, forms a sub-nozzle on the outer periphery of the main nozzle, and separates a part of the high-speed air flow injected from the main nozzle and the sub-nozzle from the hand insertion space to the sub-nozzle. A means for circulating through a passage and reusing it as an air flow jetted from a sub-nozzle is employed.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[Embodiment 1]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing a hand drying apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. As shown in the figure, an open sink-shaped hand insertion portion 5 constituting a hand insertion port is provided in front of a main body box 1 forming an outer shell of the hand drying device. Has a high-pressure air flow generator 2 incorporated therein, and the high-pressure air generated by the high-pressure air flow generator 2 is sent to the vicinity of the hand insertion port to blow off moisture into the hand insertion portion 5 as a high-speed working air flow for hand drying. Is formed.
[0013]
The hand insertion part 5 is formed in the main body box 1 as a substantially U-shaped concave part which can be inserted and withdrawn by opening the front and both sides, and a drain part 7 is provided at a bottom part 6 whose rear part is inclined obliquely downward. Have been. A drain container 8 for receiving the drain is detachably provided below the drain port 7.
[0014]
The high-pressure airflow generator 2 is composed of a DC brushless motor (which may be a normal commutator motor or an induction motor), a driving circuit for driving the motor, and a turbo fan rotated by the DC brushless motor. It is mounted directly above one hand insertion section 5 with the intake side as the back side. The intake side of the high-pressure air flow generation device 2 faces an intake path 9 provided at the lower side of the main body box 1 in the vertical direction on the rear side and has an open lower end, and is detachable from an intake port 10 at the lower end of the intake path 9. Air can be taken in through a possible air filter 11.
[0015]
A plurality of outlets 3 of the high-pressure air flow generator 2 are formed in the outer periphery of a circular cup-shaped fan casing 4 at intervals in the circumferential direction in the radial direction. The outside of the fan casing 4 is covered by a circular cup-shaped casing 12, and a heater 13 is provided at a lower portion of the circular cup-shaped casing 12. The high-pressure air sent from the high-pressure air flow generator 2 controls the heater 13. After passing through and being heated, the high-pressure air is converted into a high-speed air flow, passes through the main nozzle 14 and blows out from the outlet 15 into the hand insertion section 5.
[0016]
A sub-nozzle 16 is provided on the outer periphery of the main nozzle 14 so as to surround the main nozzle 14, and the outlet 15 of the main nozzle 14 slightly projects from the outlet 17 of the sub-nozzle 16 toward the hand insertion portion 5. The main nozzle 14 and the sub-nozzle 16 are both mounted on the upper portion of the hand insertion section 5 near the hand insertion port with the outlet 15 of the main nozzle 14 and the outlet 17 of the sub-nozzle 16 facing downward. By enclosing the high-speed airflow from the sub-nozzle 16 with the high-speed airflow, noise due to rapid pressure fluctuation generated when the high-speed airflow from the main nozzle 14 is blown out to the hand insertion portion 5 is reduced. While being sprayed on the hand inserted in the hand insertion section 5, the water drops on the hand are peeled off from the surface of the hand and blown off without rubbing the hand inserted in the hand insertion section 5.
[0017]
The flow velocity of the air flow from the sub-nozzle 16 is set to about 1/10 of the flow velocity of the air flow from the main nozzle 14, so that the air flow from the main nozzle 14 The decay of the flow velocity to reach it is kept to a minimum.
[0018]
The air flow blown out from the sub-nozzle 16 is such that the air flow blown out from the main nozzle 14 and the sub-nozzle 16 hits the bottom part 6 of the hand insertion part 5, but since the cross-sectional shape of the hand insertion part 5 is almost inverted C type, 5, and is guided to the sub-nozzle 16 through an independent flow path A formed by the hand insertion portion 5 and the circulation guide 18 provided in the hand insertion portion 5. A rectifying plate (not shown) for rectifying the air flow blown from the sub-nozzle 16 is attached to the surface of the circulation guide 18 on which the independent flow path A is formed. Noise is prevented from deteriorating due to disturbance.
[0019]
Further, the circulation guide 18 is easily and detachably attached to the hand insertion section 5. Further, the circulation guide 18 constitutes a part of the sub-nozzle 16, and when the inside of the sub-nozzle 16 and the independent flow path A becomes dirty, the circulation guide 18 is removed to remove the inside of the sub-nozzle 16 and the independent flow path A. The inside can be easily cleaned.
[0020]
The air flow blown out from the sub-nozzle 16 is higher than the temperature of the air sucked in from the air inlet 10 because the air flow blown from the main nozzle 14 is heated by passing through the heater 13 and is blown out from the main nozzle 14. The temperature is higher than the average temperature of the air filling the inside of the insertion portion 5. Since the air flow blown out from the main nozzle 14 is wrapped by the air flow blown out from the sub nozzle 16, the air filling the inside of the hand insertion portion 5 is not directly drawn in, and the air flow blown out from the sub nozzle 16 having a higher temperature is By being retracted, the hand reaches the hand inserted in the hand insertion portion 5 with a small decrease in temperature.
[0021]
In this hand drying device, when a hand is inserted into the hand insertion portion 5 from the hand insertion port, hand insertion is detected by the hand detection sensor 19 that detects the hand, and a control circuit (not shown) in the main body box 1 is provided. The heater 13 is immediately activated by the above processing, and after a lapse of time sufficient for the entire hand to enter the hand insertion section 5 previously set in the control circuit in the main body box 1, the high-speed airflow generator 2 Is activated, a high-speed airflow having high kinetic energy is blown out from the main nozzle 14 into the hand insertion portion 5, hits the inserted hand, and blows off moisture attached to the hand to the bottom 6 side of the hand insertion portion 5. Further, by inserting and removing the hand in the hand insertion section 5, all the water droplets adhering to the entire hand are removed, and the hand is dried.
[0022]
When the hand is completely removed from the hand insertion section 5 after the hand drying process, the hand detection sensor 19 detects that the hand has been removed, and the heater 13 and the high-pressure airflow generator 2 are stopped. The water droplets blown off from the hand flow down to the drain port 7 at the bottom part 6 whose back is inclined downward, and are stored in the drain container 8 provided at the lower part of the drain port 7.
[0023]
Next, it will be described that the above-described hand drying device can perform comfortable hand drying with low power consumption. Therefore, a hand dryer in which the sub nozzle 16 and the circulation guide 18 are removed from the above-described hand dryer will be considered. Optimal air output P _A of the air flow blown out from the main nozzle 14 for performing comfortable hand drying _[W], in order to obtain the optimum temperature T _{a [K],} all the air output by the high-pressure air flow generation device 2 since it must take place, when the efficiency of the high pressure air flow generator 2 and eta _B, the power consumption _{P B} of the high-pressure airflow generation device 2 _{becomes _{P B = 1 / η B ·}} P a [W].
[0024]
Now, the wind speed of the high-speed air stream blown out from the main nozzle _{14 V a [m / s]} , the mass flow rate and _{_{W a [kg / s],}} P A = 1/2 · W a · V a 2 [W When] is satisfied, the amount of heat Q _H required to heat the temperature T _{0 [K]} of air intake to the optimum temperature T _{a [K]} from the air inlet 10 of the heater 13, air specific heat at constant pressure _When the a _{c p [J / (kg ·} K)], Q H = c p · W a · (T a -T 0) [W] becomes, if the efficiency of the heater 13 and eta _H, consumption of the heater 13 power _{P H} _is a _{_{P H = 1 / η H ·}} Q H [W]. Therefore, the power consumption _{P T} of the entire hand dryer _is a _{_{P T = P B + P H}} [W].
[0025]
On the other hand, when the hand dryer in which the sub-nozzles 16 described above having a circular guide 18, the optimum air output P _A of high velocity air stream discharged from the main nozzle 14 and the sub-nozzles 16 for comfortable hand _drying, optimum temperature It does not change with T _a, by appropriately setting the opening area of the air outlet 17 of the sub-nozzles 16, for example, the flow rate of the air flow blown out from the sub-nozzle _{16 1/10 · V a [m /} s], the mass flow rate 10 · _W a When [kg / s], the air output _P ^{a **} of the air flow blown out from the sub-nozzle _{^{_{^{16, P a ** = 1/20}}}} · V a 2 · W a = 1/10 · P a [W], and the air output of the high pressure air flow generation apparatus 2 _P ^{a *} _is, by performing the air output of the ^{P a * = 9/10 ·} P a [W], the air output which is the sum of the main nozzle 14 and the sub-nozzles 16 Is the best air The output becomes _PA [W]. Therefore, reduction of noise generated from the high-pressure airflow generator 2 can be expected. When the efficiency of the high-pressure air flow generation device 2 eta _B is unchanged, ^* power consumption _P of the high-pressure airflow generation device 2 ^B _{^{is, P B * = 1 / η}} B · P A * = 9/10 · P B [ W], and the power consumption of the high-pressure airflow generator can be reduced by 10%.
[0026]
Now, the wind speed of the high-speed air flow blown out from the main nozzle _{14 V a [m / s]} , the mass flow rate is assumed to be a _{9/10 · W a [kg / s} ], from the air inlet 10 of the heater 13 heat _Q ^{H *} is necessary to heat the temperature _{T 0} of the air intake to the optimum temperature _{_{^{_{T a, Q H * = c}}}} p · 9/10 · W a · (T a -T 0) [W] becomes , if the efficiency eta _H of the heater 13 is not changed, the power consumption _P ^{H *} is the heater _13, the ^{_{P H * = 1 / η H}} · Q H * = 9/10 · Q H [W] , and the heater 13 Power consumption can be reduced by 10%. Therefore, power consumption of the entire hand dryer _P ^{T *} _becomes ^{_{^{_{^{P T * = P B * +}}}}} P H * = 9/10 · P T [W]. In other words, be optimally air output P _A, to reduce the 10% power consumption while maintaining the optimum temperature T _a, and noise reduction of the air flow blown out from the main nozzle 14 and the sub-nozzles 16 for comfortable hand drying it can.
[0027]
In the above description, the hand insertion portion 5 is formed in the main body 1 as a substantially U-shaped concave portion having a front and side surfaces that can be inserted by a hand. It may be.
[0028]
[Embodiment 2]
In the second embodiment, the independent flow path A constituted by the main nozzle 14, the sub-nozzle 16, the circulation guide 18 and the hand insertion section 5 described in the first embodiment is provided on the mutually facing surfaces of the hand insertion section 5, respectively. They are arranged (not shown).
For example, in the first embodiment, the independent flow path A is attached to an upper portion near the hand insertion port of the hand insertion section 5 such that the outlet 15 of the main nozzle 14 and the outlet 17 of the sub nozzle 16 face downward. However, in the present embodiment, still another independent flow path B is attached to the lower part near the hand insertion port of the hand insertion part 5 so that the outlet of the main nozzle and the outlet of the sub nozzle face upward. It is a thing.
[0029]
In this way, when the hand is inserted into the hand insertion portion 5 from the hand insertion port, the upper and lower independent flow paths A and B are activated, and a high-speed air flow is blown into the hand insertion portion 5 from each. The palm that has been inserted into the hand and the back of the hand hits the hand, and moisture attached to the hand can be reliably dried from both sides of the hand.
[0030]
In this case, if the nozzle positions of the independent flow paths A and B facing each other are shifted in the manual insertion direction, the collision of the counter flow can be prevented, and the generation of noise due to the collision can be prevented.
Other operations and effects are substantially the same as those in the first embodiment, and thus description thereof is omitted.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, the hand drying device according to the present invention forms a sub-nozzle on the outer periphery of the main nozzle, and has an independent flow path that guides a part of the air flow blown out from the main nozzle and the sub-nozzle to the sub-nozzle from the hand insertion portion. By circulating and reusing as an air flow blown out from the sub-nozzles, comfortable hand drying with low power consumption and low noise can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing a hand drying device according to Embodiment 1 of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 main body box, 2 high pressure air flow generator, 5 hand insertion section, 10 inlet, 13 heater, 14 main nozzle, 16 sub nozzle, 18 circulation guide, A independent flow path.

Claims

After the air taken in from the air inlet is pressurized by the high-pressure airflow generator, it is converted into a high-speed airflow by the main nozzle and jetted into the hand insertion space, and this high-speed airflow blows off moisture attached to the hand. A hand drying device for drying hands,
Forming a sub-nozzle on the outer periphery of the main nozzle, circulating a part of the high-speed air flow jetted from the main nozzle and the sub-nozzle by an independent flow path leading from the hand insertion space to the sub-nozzle, and jetting from the sub-nozzle. Characteristic hand dryer.

2. The hand dryer according to claim 1, wherein the independent flow paths are arranged at positions of the hand insertion section facing each other.

3. The hand dryer according to claim 1, wherein the flow velocity of the air flow from the sub nozzle is set to approximately 1/10 of the flow velocity of the air flow from the main nozzle.

4. The hand dryer according to claim 1, further comprising a heater between the high-pressure air flow generator and the main nozzle.

The hand dryer according to any one of claims 1, 2, 3, and 4, wherein the independent flow path is detachably provided.

The hand dryer according to any one of claims 1 to 5, wherein a rectifying plate for rectifying an air flow is provided in the independent flow path.