JP2004253975A - マルチキャストデータ通信システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】広域IP網でユニキャストトンネルを用いたマルチキャスト通信システムを用いて、1対多の放送型アプリケーションを利用する際に、送信側パケット変換装置へのトラフィック集中を回避可能し、かつ、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスの対応関係を動的に設定する方法を提供する。
【解決手段】マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置アドレスの対応関係を管理するアドレス管理サーバを設け、受信側パケット変換装置がIPマルチキャスト受信装置の受信要求を受信した際、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置の対応関係を記録したアドレス管理表を参照し、要求されたマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレスの記載がなければ、アドレス管理サーバに送信側パケット変換装置アドレスを問い合わせ、得た送信側パケット変換装置アドレスに対し受信要求を定期的に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユニキャスト(1対1)通信のみが提供されている既存の広域IP(インターネットプロトコル)網を介して、マルチキャスト(1対多)通信プロトコル対応送信装置が、複数の1対多通信プロトコル対応受信装置に対し、データを同報配信するマルチキャストデータ通信システム、およびマルチキャストアドレス取得の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、IP網で複数の受信装置に対してデータを同報するマルチキャスト通信を実現する方法として、予め定められたマルチキャストアドレスを用いて行う方法(IPマルチキャスト)がある。
この方法は、送信装置がマルチキャストアドレスを宛先としてデータを送信すると、インターネット上に配備されたマルチキャスト対応ルータがパケットを適宜コピーしながら受信装置まで配信することにより、送信装置の送信データ量を削減するというものである。
【0003】
前述したIPマルチキャストを実現するためには、経路上の全ルータがIPマルチキャストに対応している必要がある。
しかし、大部分のルータがIPマルチキャストに対応していない現状において、全てのルータをIPマルチキャスト対応にさせるのは、費用及び交換の手間を考慮に入れると非常に困難である。
送信装置と受信装置がIPマルチキャスト非対応網を跨いでIPマルチキャストによる通信行う方法として、MBONE(MulticastbackBONE)と呼ばれる通信方式がある。
【0004】
例えば、非特許文献1には、MBONEに関する記述がある。
このMBONEでは、IPマルチキャスト対応の2つのLANの間を、ユニキャストでカプセル化して接続することにより、上記LAN間に仮想的な広域マルチキャスト基幹絹を構築し、これを通してIPマルチキャスト通信を行う方法を提供している。
【0005】
また、上記非特許文献1に類似する技術として、特許文献1には、MBONEとは異なるトンネリング技術により、遠隔地のマルチキャスト対応網を接続するシステムの構成方法と、その構成要素であるパケット変換装置の実現方法が開示されている。
この特許文献1には、パケット変換装置が宛先アドレスを書き換えることにより、パケット長を大きくすることなくトンネリングを行う方法が記載されている。
【0006】
一方、特許文献2には、アドレス管理サーバに相当するフィールド管理プロセスが、マルチキャストアドレスと送信元ユニキャストアドレスとの対応関係を管理することが記載されている。
これにより、特許文献2おいては、受信側パケット変換装置がマルチキャスト受信要求を受信すると、フィールド管理プロセスに送信元ユニキャストアドレスを問い合わせ、動的に(変化に対応して)トンネルを構築する。
【0007】
上記特許文献2において構築されるトンネルは、送信元と各受信側パケット変換装置を1対1に接続する。
上記に示したマルチキャストトンネリングによる通信方法は、IPマルチキャスト配信を擬似的に広域網で利用可能にする技術であり、インターネットの同報配信サービスの普及に寄与するものである。
なお、IPマルチキャストの用途としては、1対多の放送型アプリケーションと、多対多の会議型アプリケーションの2つが挙げられるが、本発明は放送型アプリケーションを対象としている。
【0008】
【非特許文献1】
「日経BPデジタル大事典1998年度版」,224ページ
【特許文献1】
特開2001−230774
【特許文献2】
特開2001−156855
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、非特許文献1や特許文献1に記載されている方法においては、1対1のユニキャストトンネルにより、パケット変換装置間を接続することが仮定されているため、受信側におけるパケット変換装置数が多くなる場合、送信側パケット変換装置が送信するトラフィックが過大になる(フローが集中する)という問題がある。
【0010】
また、受信側パケット変換装置は、マルチキャスト網を接続するユニキャストトンネルを形成するため、マルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレスを知らなければならない。
しかし、対応する受信側パケット変換装置が、マルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置アドレスを、動的(リアルタイム)に知る方法に言及していない。
【0011】
このため、上記受信側パケット変換装置が、マルチキャスト配信を行う前に、受信側パケット変換装置に対して、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置の対応関係とを、あらかじめ設定しておかなければならないという問題点がある。
また、上記対応関係の設定が静的に行われるため、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置との組を動的に設定し、自由に配信機会を得ることはできない。
【0012】
一方、特許文献2に記載されている方法においては、アドレス管理サーバがマルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置との対応関係を管理している。
そして、受信側パケット変換装置は、上記アドレス管理サーバに問い合わせることによって、送信側パケット変換装置のアドレスを取得し、動的にトンネルを構築することができる。
【0013】
しかし、1対1のユニキャストトンネル(マルチキャストをユニキャストとしてカプセル化した状態で送信する)により、パケット変換装置を結ぶことを仮定しているため、受信側パケット変換装置数が多い場合、送信側パケット変換装置が送信するトラフィックが過大になる(フローが集中する)という問題がある。また、アドレス管理サーバにアドレスを動的に登録する方法については記載されていない。
【0014】
本発明は、このような背景の下になされたもので、広域IP網でユニキャストトンネルを用いたマルチキャスト通信システムを用いて、1対多(複数)の放送型アプリケーションを利用する際に、送信側パケット変換装置へのトラフィック集中を回避可能し、かつ、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスの対応関係を動的に設定する方法を提供する。
また、本発明は、受信側パケット変換装置が、クライアントが受信希望するマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置アドレスを、動的に取得する方法提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のマルチキャストデータ通信方法は、ユニキャスト通信が可能なネットワークであって、複数受信ホストから送信ホスト宛の受信要求パケットをもとに、該送信ホストから該複数の受信ホストヘのツリー状のデータ配信経路を構成するための分岐機能を持つ中継ノードが1つ以上配置されており、かつIPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が接続されているネットワークで用いられ、
IPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が存在するサブネットにそれぞれ受信側パケット変換装置と送信側パケット変換装置が設置され、
受信側パケット変換装置は、IPマルチキャスト受信装置が受信要求をしている期間だけ、要求マルチキャストアドレスに対応するツリーIDを記載した受信要求パケットを送信側パケット変換装置に定期的に送信し、到着したユニキャストデータパケットをIPマルチキャストパケットに変換して受信側LANに流し、
該送信側パケット変換装置は、要求ツリーIDに対応するマルチキャスト宛パケットを送信側LANから受信し、ユニキャストパケットに変換してトンネリングにより受信要求元に送出するマルチキャスト通信方法において、
ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバにより、マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置のアドレスと、送信側パケット変換装置内で一意に割り当てられるツリーIDの対応関係を管理し、
前記受信側パケット変換装置は、IPマルチキャスト受信装置からの受信要求を受信すると、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの対応関係を記録したアドレス管理表を参照し、要求されたマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが記載されていなければ、アドレス管理サーバに対し該送信側パケット変換装置アドレス及びツリーIDを問い合わせ、得られた送信側パケット変換装置アドレスに対し、ツリーIDを記載した受信要求パケットを定期送信することを特徴とする。
【0016】
本発明のマルチキャスト通信方法は、前記トンネリングシステムにおいて、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録するアドレス登録装置を、ネットワーク中に設置し、該登録装置によりマルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録することを特徴とする。
【0017】
本発明のマルチキャストデータ通信システムは、ユニキャスト通信が可能であり、複数受信ホストから送信ホスト宛の受信要求パケットをもとに、マルチキャストのトンネリングを行うため、該送信ホストから該複数の受信ホストヘのツリー状のデータ配信経路を構成するための分岐機能を持つ中継ノードが1つ以上配置されたネットワークに用いられ、IPマルチキャスト受信装置とIPマルチキャスト送信装置が接続されているネットワークに設けられた、IPマルチキャスト受信装置が受信要求をしている期間だけ、要求マルチキャストアドレスに対応するツリーIDを記載した受信要求パケットを送信側パケット変換装置に定期的に送信し、到着したユニキャストデータパケットをIPマルチキャストパケット(マルチキャスト宛のデータパケット)に変換して受信側LANに流す受信側パケット変換装置と、前記IPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が存在するサブネットに設けられた、要求ツリーIDに対応するマルチキャスト宛パケットを送信側LANから受信し、ユニキャストパケットに変換して受信要求元に送出する送信側パケット変換装置と、マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置のアドレスと、送信側パケット変換装置内で一意に割り当てられるツリーIDの対応関係を管理する、ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバとを具備することを特徴とする。
【0018】
本発明のマルチキャストデータ通信システムは、前記受信側パケット変換装置が、IPマルチキャスト受信装置からの受信要求を受信すると、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの対応関係を記録したアドレス管理表を参照し、要求されたマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが記載されていなければ、アドレス管理サーバに対し該送信側パケット変換装置アドレス及びツリーIDを問い合わせ、得られた送信側パケット変換装置アドレスに対し、ツリーIDを記載した受信要求パケットを定期送信することを特徴とする。
【0019】
本発明のマルチキャストデータ通信システムは、前記ネットワーク中に、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組を、アドレス管理サーバに登録するアドレス登録装置が設置され、該アドレス登録装置によりマルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施形態に基づく、マルチキャスト通信システムの構成例として、送信側パケット変換装置が、要求されたツリーIDに対応するマルチキャスト宛のデータパケットを、送信側LANにおいて受信し、ユニキャストパケットに変換して(カプセル化して)、受信要求元に送出するマルチキャストデータトンネリングシステムを示す。
この一実施形態は、IPv4を前提としているが、IPv6においても同様に用いることが可能である。
図1において、例えば、3つのローカル網LAN1、LAN2、LAN3が、IPユニキャスト網WAN4(マルチキャスト非対応な広帯域ネットワーク)により接続されている。
ここで、LAN(ローカルエリアネットワーク)とは、IPルータ(例えば、中継装置14等)を跨がない1つのIPサブネットを指す。
【0021】
送信ホストであるIPマルチキャスト対応送信装置(以下、サーバ5)は、LAN1に設置されており、同様に、送信側パケット変換装置8はLAN1に設置されている。
上記サーバ5は、マルチキャストアドレス宛のデータパケットを、一旦、LAN1へ送出する。
また、送信側パケット変換装置8は、入力されるマルチキャストアドレス宛のデータパケットを、ユニキャストデータパケットに変換して、WAN4をトンネリングさせて、LAN1に対して転送する。
マルチキャストアドレス宛のデータパケットは、ユニキャストデータパケットに変換されない限り、中継装置14を通過することなく、すなわち、LAN1に設置されているIPマルチキャスト受信装置(以下、クライアント)にしか届かない。
【0022】
アドレス登録装置13は、図1においてLAN1に設置されているが、ユニキャストデータパケットが届くネットワークであればどこに設置されてもよく、また、サーバ5や送信側パケット変換装置8と同一装置(登録機能がインストールされている)であってもよい。
一方、LAN1と異なるLAN2及びLAN3には、IPマルチキャスト対応受信装置(以下、それぞれクライアント6,7)が設置されている。
これらLAN2及びLAN3には、それぞれ、受信側パケット変換装置9,10が設置されている。
【0023】
WAN4には、図示しない複数のIPルータ及び、送信側パケット変換装置(8)と受信側パケット変換装置(9及び10)とを、1対多のトンネルにより接続する中継装置14が複数設置されている。
ここで中継装置14は、複数の受信側パケット変換装置(9,10)から、送信側パケット変換装置8宛の受信要求のパケットに記載されている送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDをもとに、該送信側パケット変換装置8から、各々受信側パケット変換装置9及び10(複数の受信側パケット変換装置)に対するツリー状のデータ配信経路を、構成するための分岐機能を持つノードである。
【0024】
また、WAN4には、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとの対応関係を管理するアドレス管理サーバ12が1台設置されている。
上記アドレス管理サーバ12は、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレス及びツリーIDとの対応関係を示す組(組み合わせ)が登録されており、マルチキャストアドレスをキーとして、このマルチアドレスに対応する送信側パケット変換装置及びツリーIDを検索することができるデータベースサーバである。
すなわち、アドレス管理サーバ12は、マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置のアドレスと、送信側パケット変換装置内で一意に割り当てられるツリーIDの対応関係を管理する、ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバである。
また、このアドレス管理サーバ12の設置場所は、ユニキャストデータパケットが届くネットワークであればどこでもよい。
【0025】
次に、図1及び図2を参照して、一実施形態のマルチキャスト通信システムの動作例を説明する。図2は、上記マルチキャスト通信システムの動作を説明するシーケンス図である。
アドレス登録装置13は、マルチキャストアドレス(マルチキャストアドレス11)と、送信側パケット変換装置8のアドレスとツリーID(ツリーID15)との各アドレスの対応関係を示す組を、アドレス管理サーバ12へ登録する(S101)。
ここで、ツリーIDとしては、マルチキャストアドレスをそのまま利用することも可能である。
【0026】
ツリーIDは、送信側パケット変換装置が送信データを区別するために割り当てるIDであり、送信側パケット変換装置内で一意に(重複しないように)割り当てられる。
送信側パケット変換装置及び中継装置は、送信側パケット変換装置とツリーIDの組毎に図3に示すような配信表を作成し、ユニキャストデータパケットの配信先を管理する。
ツリーIDにマルチキャストアドレスを用いることも可能である。
【0027】
次に、アドレス管理サーバ12は、マルチキャストアドレスが登録されているか否かの判定を行い、登録されていないと判定した場合、このマルチキャストアドレスの登録を行うとともに、アドレス登録装置13に対して、登録受理メッセージを返信する。
一方、アドレス管理サーバ12は、登録されていると判定した場合、アドレス登録装置13に対して、このマルチキャストアドレスが予約済みであることを示すメッセージを返信する(S102)。
【0028】
このようにして、アドレス管理サーバ12は、マルチキャストアドレスが重複して用いられることを回避している。
そして、サーバ5は、マルチキャストアドレス宛のデータパケットを、LAN1に対して送信し始める(S103)。
【0029】
クライアント6においては、ユーザが電子メールやWWW(World Wide Web)におけるインターネット等の手段により、受信要求を行いたい内容を送信しているマルチキャストアドレスを知ることができる。
そして、クライアント6は、ユーザがマルチキャストアドレスを入力し、受信要求の処理を行うことにより、マルチキャストアドレス宛のデータパケットの受信要求(IGMP membership report、IGMP;Internet Group Management Protocol)をLAN2に送信する(S104)。
また、同様に、クライアント7も、ユーザがマルチキャストアドレスを入力し、受信要求の処理を行うことにより、マルチキャストアドレス宛のデータパケットの受信要求をLAN2に送信する。
【0030】
次に、受信側パケット変換装置9は、クライアント6から上記受信要求(IGMP membership report)を受信したとき、この受信要求に記載されているマルチキャストアドレスに対応する、送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDを内部のアドレス管理表から検索する。
そして、受信側パケット変換装置9は、上記アドレス管理表に、受信した受信要求に記載されているマルチキャストアドレスに対応する、送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが存在しないと判定した場合、アドレス管理サーバ12に、このマルチキャストアドレスに対する問い合わせを行う(S105)。
ここで、受信側パケット変換装置9は、起動時にアドレス管理サーバ12のアドレスを設定されているものとする。
【0031】
そして、受信側パケット変換装置9は、アドレス管理サーバ12において、ユーザから受信要求のあるマルチキャストアドレスに対応する、送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDを取得する(S106)。
次に、受信側パケット変換装置9は、送信側パケット変換装置8宛に、ユーザの受信要求するツリーIDが記載された受信要求の送信を行う(S107)。
また、受信側パケット変換装置10も、受信側パケット変換装置9と同様に、内部のアドレス管理表に、マルチキャストアドレスに対応する、送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが存在しないと判定した場合、アドレス管理サーバ12に、このマルチキャストアドレスに対する問い合わせを行い、得られた送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDに基づき、送信側パケット変換装置8宛にツリーIDを記載した受信要求の送信を行う。
【0032】
図1に示したネットワーク構成において、中継装置14は、受信側パケット変換装置9及び10から送信される受信要求を集約し、受信側パケット変換装置9及び10に代わって送信側パケット変換装置8に受信要求を送信する(108)。
このとき、中継装置14は、図3に示すように、受信要求の宛先である送信側パケット変換装置8と受信要求に記載されているツリーIDの組に対して、受信側パケット変換装置9及び10を記憶する。
次に、送信側パケット変換装置8は、受信側パケット変換装置(9または10)あるいは中継装置14からの受信要求を受信すると、この受信要求に記載されているマルチキャストアドレスを、抽出して取得する。
【0033】
そして、送信側パケット変換装置8は、LAN1を流れている、上記抽出されたマルチキャストアドレス宛のデータパケットを受信する(S109)。
次に、送信側パケット変換装置8は、このマルチキャストアドレス宛のデータパケットを、ユニキャストデータパケットに変換(カプセル化)し、かつ受信要求を要求した受信側パケット変換装置9及び10のアドレスを含むツリーIDを記載し、受信要求元である中継装置14に送信する(S110)。
【0034】
そして、中継装置14は、上記ユニキャストデータパケットを受信すると、送信元アドレスとツリーIDとから、対応する受信要求元の受信側パケット変換装置のアドレスを検索する。
ここで、中継装置14は、例えば、検索された受信側パケット変換装置9及び10に、このユニキャストデータパケットを、中継して送信する(S110)。
【0035】
次に、受信側パケット変換装置9は、送信側パケット変換装置8あるいは中継装置14からユニキャストデータパケットを受信すると、内部のアドレス管理表を参照して、送信元の送信側パケット変換装置8のアドレスとツリーIDとから、対応するマルチキャストアドレス宛のデータパケットに変換し、LAN2に送出する(S111)。
受信側パケット変換装置10も、上述した受信側パケット変換装置9と同様に動作する。
【0036】
そして、クライアント6は、LAN2に流れているデータパケットのマルチキャストアドレスが受信要求をしたものであることを検出した場合、このデータパケットを受信する。
同様に、クライアント7は、LAN3に流れているデータパケットのマルチキャストアドレスが受信要求をしたものであることを検出した場合、このデータパケットを受信する
このように、受信側パケット変換装置9及び10は、それぞれクライアント6,7からIGMP membership reportを受信している限り、送信側パケット変換装置8へ受信要求を送信し、送信側パケット変換装置8から中継装置14を介して受信するユニキャストデータパケットを、マルチキャストアドレス宛のデータパケットに変換してLAN2及び3に送出する。
【0037】
次に、図1及び図4を用いて受信側パケット変換装置9(または10)の動作例を説明する。図4は、受信側パケット変換装置9の構成例及び処理の流れを示す概念図である。
受信側パケット変換装置9は、クライアント6からのIGMP membership report(以下、受信要求)を受信部58により受信する(S201)。
そして、受信部58は、受信した上記受信要求を、IGMP制御部54へ転送する(S202)。
次に、IGMP制御部54は、受信要求の宛先マルチキャストアドレスが、IGMP管理部51のIGMP管理表に登録されているか否かの判定を行う(S203)。
【0038】
ここで、IGMP管理表とは、受信要求中である宛先マルチキャストアドレスの一覧表である。このIGMP管理表の一例を図5に示す。この表において、最終受信時刻は、最後に受信要求が入力された時刻を示している。
そして、IGMP制御部54は、受信要求の宛先マルチキャストアドレスが、IGMP管理表に登録されていれば、表における最終受信時刻等を更新する。
一方、IGMP制御部54は、登録されていなければ、IGMP管理表において、受信要求されたマルチキャストアドレスおよび受信時刻(最終受信時刻として)を登録する。
これにより、IGMP制御部54は、一定時間の間(受信要求を継続する期間)、IGMP受信要求を一定間隔ごとに送信する(S204)。
【0039】
さらに、IGMP制御部54は、予め設定されている一定時間内に受信要求を受信しなければ、そのマルチキャストアドレスのエントリをIGMP管理表から削除する(S205)。
ここで、IGMP制御部54は、時計57により時刻経過を参照して、上述した時間に基づいて、IGMP管理表に対する更新などの制御を行うものとする。
そして、IGMP制御部54での処理が完了すると、受信要求の宛先のマルチキャストアドレスが、アドレス管理表制御部に渡される(S206)。
次に、アドレス管理表制御部52は、受信要求の宛先マルチキャストアドレスがアドレス管理表に登録されているか確認する(S207)。
そして、アドレス管理表制御部52は、アドレス管理表(アドレス管理サーバ12も同様な構成で各々の対応関係が記録されている)において、マルチキャストアドレスと対応して送信元パケット変換装置及びツリーIDを記録する。この一例を図6に示す。
【0040】
ここで、アドレス管理表制御部52は、宛先マルチキャストアドレスがアドレス管理表に登録されていると判定した場合、受信要求パケット生成部56に対して、ツリーIDが記載された受信要求パケットを定期的に生成させる(S208)。
これにより、受信要求パケット生成部56は、定期的に、対応する送信側パケット変換装置8へ、送信部59を介して、生成した上記受信要求パケットを送信する(S209及び210)。
【0041】
一方、アドレス管理表制御部52は、アドレス管理表に登録されていないと判定した場合、アドレス解決要求パケット生成部53に対して、マルチキャストアドレスが記載されたアドレス解決受信要求パケットを生成させる制御信号を出力する。
これにより、アドレス解決要求パケット生成部53は、マルチキャストアドレスを記載したアドレス解決要求パケットを生成する(S211)。
そして、アドレス解決要求パケット生成部53は、上記アドレス解決要求パケットを、送信部59を介してアドレス管理サーバ12に送信する(S212及びS213)。
ここで、アドレス管理サーバ12のアドレスは、起動時に与えられているとする。
【0042】
次に、受信部58は、アドレス管理サーバ12から、アドレス解決要求パケットの応答として、マルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDが記載されたアドレス応答パケットを受信する(S214)。
そして、受信部58は、アドレス応答パケットを、アドレス管理表制御部52へ転送する(S215)。
これにより、アドレス管理表制御部52は、アドレス管理表にマルチキャストアドレス,送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDの対応を示す組を登録する(S216)。
【0043】
そして、受信要求パケット生成部56は、ツリーIDが記載された受信要求パケットを定期的に生成し(S217)、中継装置14を介して、送信側パケット変換装置8へ送信する(S218及びS219)。
また、受信部58は、送信側パケット変換装置8あるいは中継装置14からユニキャストデータパケットを受信すると(S220)、パケット変換部60へ転送する(S221)。
パケット変換部60は、ユニキャストデータパケットから送信元アドレスとツリーIDを読み出し、アドレス管理部55のアドレス管理表を検索し(S222)、対応するマルチキャストアドレス宛のデータパケットに変換し、LAN2に送出する(S223及びS224)。
【0044】
ここで、パケット変換部60は、送信側パケット変換装置8がマルチキャストアドレス宛のデータパケットを、ユニキャストに変換した方法の逆変換で行う。
例えば、送信側パケット変換装置8がマルチキャストパケットの宛先アドレスをユニキャストに変換した場合、受信側パケット変換装置9は、ユニキャストアドレスをマルチキャストアドレスに変換する。
また、送信側パケット変換装置8がマルチキャストパケットをユニキャストパケットのペイロードとして転送した場合、受信側パケット変換装置9はペイロードを取り出し、そのままマルチキャストアドレス宛のデータパケットとしてLAN2に送信する。
このため、送信側パケット変換装置及び受信側パケット変換装置においては、ユニキャストとマルチキャストとの変換方法を示し合わせておく必要がある。
【0045】
次に、図7を用いて、図1におけるアドレス登録装置13の動作例の説明を行う。図7は、アドレス登録装置13の構成例及び動作例を示す概念図である。
アドレス入力部70は、ユーザあるいはサーバなどのネットワーク装置から、マルチキャストアドレス、送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDを入力する(S301)。
登録要求パケット生成部71は、マルチキャストアドレス、送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDを記載した登録パケットを生成し(S302)、送信部72を介して、この登録パケットをアドレス管理サーバ12へ送信する(S303及びS304)。
これにより、登録要求パケット生成部71は、アドレス管理サーバ12に対して、新たなマルチキャストアドレス、送信側パケット変換装置8のアドレス及びツリーIDの登録のみでなく、新たに受信要求したク受信側パケット変換装置のアドレスを、ツリーIDに加える変更処理も行う。
【0046】
以上、本発明の一実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
次に、本発明の実施の形態によるコンピュータが実行するためのプログラムについて説明する。
【0047】
図1における中継装置14、送信パケット変換装置8、受信パケット変換装置9及び10、アドレス登録装置13及びアドレス管理サーバ12の動作におけるコンピュータシステムのCPUが実行するためのプログラムは、本発明によるプログラムを構成する。
このプログラムを格納するための記録媒体としては、コンピュータが読み取り可能な光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いることができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード等に構成して用いてよい。
【0048】
また上記記録媒体は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
また上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0049】
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0050】
従って、このプログラムを図1のシステム又は装置とは異なるシステム又は装置において用い、そのシステム又は装置のコンピュータがこのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態で説明した機能及び効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の目的を達成することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、広域IP綱でマルチキャストトンネリング通信を用いて1対多の放送型アプリケーションを利用する際に、中継器に従来技術のユニキャストを用いたマルチキャストデータ通信方法を使用し、かつ、中継器においてユニキャストデータパケットを分岐させ、受信側及び送信側のパケット変換装置間がこれらを1対1に結ぶユニキャストとしているため、クライアントが多数ある場合、中継器が複数の受信側パケット変換装置へのコピーを作成することとなり、送信側パケット変換装置にフローが集中するという問題を解決しながら、マルチキャスト非対応網を経由したマルチキャスト対応ネットワーク間のマルチキャストデータ通信を可能にしたため、送信側パケット変換装置へのトラフイック集中を回避可能とした。
【0052】
また、本発明によれば、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスの対応関係を固定しておらず、必要に応じて動的に設定(再設定)することができ、従来に比較してより多くのサーバがデータパケットを送信する機会を得ることが可能となる。
さらに、本発明によれば、同時に、マルチキャストの受信要求の状況により更新されるアドレス管理サーバを参照することにより、受信側パケット変換装置は受信希望したマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置アドレスを、最新情報として動的に取得することができ、リアルタイムに、クライアントの要求するマルチキャストアドレス宛のパケットデータの受信要求を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるマルチキャスト通信システムの構成例を示す概念図である。
【図2】図1のマルチキャスト通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
【図3】アドレス登録装置13により生成、変更される配信表の一例である。
【図4】受信側パケット変換装置9(または10)の構成例及び処理の流れを示す概念図である。
【図5】受信要求中である宛先マルチキャストアドレスの一覧が記載されたIGMP管理テーブル(表)である。
【図6】マルチキャストアドレスと対応して送信元パケット変換装置及びツリーIDが記録されるアドレス管理表の一例である。
【図7】アドレス登録装置13の構成例及び動作例を示す概念図である。
【符号の説明】
4 WAN
5 サーバ
6,7 クライアント
8 送信側パケット変換装置
9,10 受信側パケット変換装置
12 アドレス管理サーバ
13 アドレス登録装置
14 中継装置
51 IGMP管理部
52 アドレス管理表制御部
53 アドレス解決要求パケット生成部
54 IGMP制御部
55 アドレス管理部
56 受信要求パケット生成部
57 時計
58 受信部
59 送信部
60 パケット変換部
70 アドレス入力部
71 登録要求パケット生成部
72 送信部

Claims (5)

  1. ユニキャスト通信が可能なネットワークであって、複数受信ホストから送信ホスト宛の受信要求パケットをもとに、該送信ホストから該複数の受信ホストヘのツリー状のデータ配信経路を構成するための分岐機能を持つ中継ノードが1つ以上配置されており、かつIPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が接続されているネットワークで用いられ、
    IPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が存在するサブネットにそれぞれ受信側パケット変換装置と送信側パケット変換装置が設置され、
    受信側パケット変換装置は、IPマルチキャスト受信装置が受信要求をしている期間だけ、要求マルチキャストアドレスに対応するツリーIDを記載した受信要求パケットを送信側パケット変換装置に定期的に送信し、到着したユニキャストデータパケットをIPマルチキャストパケットに変換して受信側LANに流し、
    該送信側パケット変換装置は、要求ツリーIDに対応するマルチキャスト宛パケットを送信側LANから受信し、ユニキャストパケットに変換してトンネリングにより受信要求元に送出するマルチキャスト通信方法において、
    ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバにより、マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置のアドレスと、送信側パケット変換装置内で一意に割り当てられるツリーIDの対応関係を管理し、
    前記受信側パケット変換装置は、IPマルチキャスト受信装置からの受信要求を受信すると、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの対応関係を記録したアドレス管理表を参照し、要求されたマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが記載されていなければ、アドレス管理サーバに対し該送信側パケット変換装置アドレス及びツリーIDを問い合わせ、得られた送信側パケット変換装置アドレスに対し、ツリーIDを記載した受信要求パケットを定期送信することを特徴とするマルチキャストデータ通信方法。
  2. 前記トンネリングシステムにおいて、
    マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録するアドレス登録装置を、ネットワーク中に設置し、
    該登録装置によりマルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録することを特徴とする請求項1記載のマルチキャストデータ通信方法。
  3. ユニキャスト通信が可能であり、複数受信ホストから送信ホスト宛の受信要求パケットをもとに、マルチキャストのトンネリングを行うため、該送信ホストから該複数の受信ホストヘのツリー状のデータ配信経路を構成するための分岐機能を持つ中継ノードが1つ以上配置されたネットワークに用いられ、
    IPマルチキャスト受信装置とIPマルチキャスト送信装置が接続されているネットワークに設けられた、IPマルチキャスト受信装置が受信要求をしている期間だけ、要求マルチキャストアドレスに対応するツリーIDを記載した受信要求パケットを送信側パケット変換装置に定期的に送信し、到着したユニキャストデータパケットをIPマルチキャストパケットに変換して受信側LANに流す受信側パケット変換装置と、
    前記IPマルチキャスト受信装置及びIPマルチキャスト送信装置が存在するサブネットに設けられた、要求ツリーIDに対応するマルチキャスト宛パケットを送信側LANから受信し、ユニキャストパケットに変換して受信要求元に送出する送信側パケット変換装置と、
    マルチキャストアドレスと、送信側パケット変換装置のアドレスと、送信側パケット変換装置内で一意に割り当てられるツリーIDの対応関係を管理する、ネットワーク中に1台設置されたアドレス管理サーバと
    を具備することを特徴とするマルチキャストデータ通信システム。
  4. 前記受信側パケット変換装置が、IPマルチキャスト受信装置からの受信要求を受信すると、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの対応関係を記録したアドレス管理表を参照し、要求されたマルチキャストアドレスに対応する送信側パケット変換装置のアドレス及びツリーIDが記載されていなければ、アドレス管理サーバに対し該送信側パケット変換装置アドレス及びツリーIDを問い合わせ、得られた送信側パケット変換装置アドレスに対し、ツリーIDを記載した受信要求パケットを定期送信することを特徴とする請求項3記載のマルチキャストデータ通信システム。
  5. 前記ネットワーク中に、マルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組を、アドレス管理サーバに登録するアドレス登録装置が設置され、
    該アドレス登録装置によりマルチキャストアドレスと送信側パケット変換装置アドレスとツリーIDの組をアドレス管理サーバに登録することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のマルチキャストデータ通信システム。
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