JP2004252997A - フォント管理サーバ、文字コード変換方法 - Google Patents

フォント管理サーバ、文字コード変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 統一されたフォントで多くの文字を使用可能にする、フォント管理サーバ及び文字コード変換方法、を提供すること。
【解決手段】 1つの図形文字に対応する文字コードを複数管理するフォント管理サーバであって、ネットワークを介して接続された第1のクライアントから受信した文書に含まれる第1の文字コードを、第2のクライアントで使用されている第2の文字コードに変換し、変換後の文書を該第2のクライアントへ送信することを特徴とするフォント管理サーバを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォント管理サーバ及び文字コード変換方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)が普及し、多くの業務において活用されている。特に、ワードプロセッサ機能においては、公文書から私的な手紙まで、ありとあらゆる文書の作成に使用されており、PCの普及率を高めた要因でもある。
PCに限らず、多くのコンピュータ端末等において文字を表現する際は、文字コードとこれに一意に対応する図形文字とが用いられており、これにより、文書の作成やユーザへの情報の呈示等が行われている。
・JIS漢字コード(情報交換用符号化漢字集合)
このような文字コードと図形文字との一意な対応を規格するものに、JIS漢字コードが存在する。JIS漢字コードは、1978年1月に最初の規格(JISX 0208-1978)が発表され、1990年9月までの改正(JIS X 0208:1990)によって、6,879文字に対応されるようになった。
その後、JIS漢字コードは、1997年1月に再度改正(JIS X 0208:1997)され、従来曖昧であった部分が厳密に定義されるとともに、シフトJISやRFC1468等の符号化法も取り込むようになった。
このJIS漢字コードの規格は、正式には「2バイト情報交換用符号化漢字集合」と呼ばれ、図形文字の集合(文字セット)を定めるものである。この文字セットの中で、仮名や記号を除いた漢字としては、使用頻度に応じて第一水準と第二水準とに区分された合計6,355字が用意されている。ここで、第一水準に属する漢字は2,965文字であり、また、第2水準に属する漢字は3,390文字である。
更に、1990年10月には、上記の他に、補助漢字文字セット(JIS X 0212-1990)として6,067文字が制定され、上記の文字セットと合計で12,946文字を表現することが可能となった。
また、1997年1月の改正(JIS X 0208:1997)後、JIS漢字コードの拡張として検討されてきた第三水準及び第四水準が2000年1月に制定(JIS X0213:2000)され、これにより、6,879文字に4,344文字を追加した合計11,233文字に、補助漢字文字セット無しで対応できるようになった。
・区分コード
このようなJIS漢字コードにおいて、JIS X 0208-1990とJIS X 0212-1990との規格書では、文字を分類配列する表(以下、図形文字コード表という)が定義されている。また、この表では、区分コードと呼ばれる番号により領域(文字の分類)がなされている。
ここで、図形文字コード表は、94行×94列のマトリックスであり、この中の8,836の枡に文字コードが割り当てられている。区分コードは、この図形文字コード表における1から94までの行を、文字種毎に区分するものである。具体的には、区分コード(1,2)が147文字の各種記号に割り当てられ、区分コード(3)が62文字の数字及びローマ字に割り当てられ、区分コード(4)が83文字のひらがなに割り当てられ、区分コード(5)が86文字のカタカナに割り当てられ、区分コード(6)が48文字のギリシャ文字に割り当てられ、区分コード(7)が66文字のキリル文字に割り当てられ、区分コード(8)が32個の罫線素片に割り当てられ、区分コード(16〜47)が2,965文字の第一水準に属する漢字に割り当てられ、区分コード(48〜84)が3,390文字の第二水準に属する漢字に割り当てられている。ここで、区分コード(9〜15)及び(85〜94)は、未定義の領域であり、デフォルトで文字が定義されていない。
・JISコード(符号化方式)
ここで、文字セットと符号化方式との関係を説明する。文字セットとは、属する文字を図形により明示した集合であり、これに対して符号化方式とは、このような図形文字の集合をどのように数値コード(文字コード)に対応させるかを定めるものである。また、文字コードとは、「文字セットを定め、且つその集合内の図形文字と文字コードとを一意に関係付ける、曖昧でない規則の集合」と定義されるものである。
従って、一般にいうところのJISコードとは、JIS X 0208の文字セット(漢字集合)の各バイトを0x21〜0x7Eの領域に割り当てた符号方式による文字コードである。
また、このJISコードは、国際的な符号拡張方式(ISO/IEC 2022-1993、日本語訳ではJIS X 0202-1991)を適用することで、1バイトのASCII(American Standard Code for Information Interchange)コード又はJISローマ字と併用することが可能となる。この場合、文字セットの切り替えは、「エスケープシーケンス」と呼ばれる特殊な文字列を目印として行われる。
・シフトJISコード上記に挙げたJISコードに対し、エスケープシーケンスを用いることなく1バイトの文字コードと共存することが可能な文字コードとして、シフトJISコードが存在する。
このシフトJISコードは、現在のPCにおいて最も多く使用されている文字コードであり、JISコードにおける1バイト仮名が割り当てられた領域の未定義部分を利用して漢字を表現するものである。このためにシフトJISコードは、JISコードと比較して文字が割り当てられている領域がシフトしている。
・EUC及びUnicodeまた、この他の文字コードとしては、EUC(Extended Unix(登録商標) Code)やUnicode等が存在する。EUCは、主に日本語対応Unix(登録商標)ワークステーションにおける内部コードとして広く使用されているものであり、この日本語版(日本語EUC)は、JISコードと同様に、JIS X 0208-1997の文字セット規格をISO2022-1993に基づいて符号化するものである。また、Unicodeは、2バイト方式による文字コードであり、日本語だけでなく中国語や韓国語における漢字も統合して表現するものである。
・図形文字また、上記のような文字コードに対応する図形文字には、同一の文字を表現するのに複数の種類、所謂フォントが存在する。このフォントは、各企業(以下、フォント提供企業という)において独自に作成されており、同一の書体、例えば明朝体やゴシック体であっても各企業で異なる形をしている。そこで、ユーザは、目的や趣向に合わせてフォントを選択して文書を作成している。
しかしながら、現在、JIS漢字コードで対応している文字数は6,879文字(補助漢字文字セットを含めた場合は12,946文字、又、拡張されたJIS漢字コードでは11,223文字)と、存在する漢字の種類(旧字体(以下の説明において新字体と対応するものを旧字体という)や中国語及び韓国語を含む)に比べて少なく、また、一度に使用できる文字数もOS(オペレーティングシステム)に依存するが、約8,000文字程度と制限されているため、対応が図れていない漢字や記号等を使用することが困難という問題が存在する。
この問題は、特に旧字体等を用いる古文や住所録等の文書を作成する際に顕著なものとなり、学者等やこれらの作成者には大きな問題となっている。
但し、このような対応が図られていない漢字や記号等を別途、外字として図形文字コード表における未定義の領域に対応させることで使用可能とする方法も存在する。
しかしながら、この方法を用いた場合でも、一度に外字として追加使用可能になる文字数がOSの機能により制限されるため、全ての文字や記号を使用可能とすることは不可能である。
また、現時点において外字を含めて提供されているものは、全ての漢字や記号等を含むものでないため、提供されていない文字を使用する際には、ユーザは別途フォント提供企業へ外字の発注を行わなければならない。更に、このように発注された外字は、発注したユーザのみが使用できるものであるため、他のユーザに電子文書を送付した際には、この外字が表示できないという問題が存在する。
更にまた、このようにフォント提供企業へ外字を発注した場合、作成されるまでに非常に時間と手間を要し、不便なものとなっているばかりでなく、対象とする文字が一般的なものでないことが多いため、発注者とフォント作成企業との間で、正確な文字情報(発注内容)を伝達すること困難であるという問題も存在する。
また、使用する端末に組み込まれた文字コード(これは、一般的にOSに依存する)によって、閲覧できる文字や各文字コードにおける図形文字とコードとの対応が異なるため、それぞれの文字コード変換表等を持っていないユーザでは、異なる文字コードで作成された文書を閲覧することが不可能であるという問題が存在する。
更にまた、外字に限らず、あらゆる文字フォントは、フォント提供企業毎に独自に作成されているため、例えば‘A’というフォント提供企業で作成された文字フォントを使用中に、‘B’というフォント提供企業で作成された外字を使用するような場合では、同一の文書中に異なるフォントが混在し、文書全体として文字のバランスが崩れ、読みにくいものとなってしまう。
このように、現在一般的に使用できる漢字の数は十分でなく、また、不足する文字を外字として扱って作成した文書は、汎用性に欠けるという問題が存在する。
また、教育機関等や専門分野(例えば物理や化学、医学等)等においても、その分野特有に使用する文字や記号等が存在するため、これらの文字や記号等を外字として扱えるシステムが求められている。
従って、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、統一されたフォントで多くの文字を使用可能にする、フォント管理サーバ及び文字コード変換方法、を提供することを目的とする。
係る目的を達成するために、請求項1記載の発明は、1つの図形文字に対応する文字コードを複数管理するフォント管理サーバであって、ネットワークを介して接続された第1のクライアントから受信した文書に含まれる第1の文字コードを、第2のクライアントで使用されている第2の文字コードに変換し、変換後の文書を該第2のクライアントへ送信することを特徴とする。
これにより、請求項1記載の発明では、クライアントにおいて、統一されたフォントで多くの文字を使用可能にすることができる。更に、本発明では、文書送信側のユーザが、文書受信側のユーザ端末におけるOS(オペレーティングシステム)を気にすることなく、文書を作成することが可能となる。
また、請求項2記載の発明は、第1のクライアントにおいて第1の文字コードに基づいて作成された文書を、1つの図形文字に対応する文字コードを複数管理するフォント管理システムへ送信する第1の文書送信工程と、受信した前記文書に含まれる前記第1の文字コードを、第2のクライアントで使用されている第2の文字コードに変換する文字コード変換工程と、変換後の文書を前記第2のクライアントへ送信する第2の文書送信工程と、
を有することを特徴とする。
これにより、請求項2記載の発明では、クライアントにおいて、統一されたフォントで多くの文字を使用可能にすることができる。更に、本発明では、文書送信側のユーザが、文書受信側のユーザ端末におけるOS(オペレーティングシステム)を気にすることなく、文書を作成することが可能となる。
統一されたフォントで多くの文字を使用可能にする、フォント管理サーバ及び文字コード変換方法、を提供することができる。
〔本発明の特徴〕本発明は、提供されるフォントの統一を図るものであり、特に外字として提供される文字のフォントの違いにより、不必要に文書に複数のフォントが混在することを防止する。
このために、本発明では管理者を一つとし、この管理者が利用者間のフォントを管理できるように構成している。このように構成することで、各利用者へ統一の図れたフォントを提供し、図形文字のバランスを整え、均整のとれた文書を利用者が作成できるようになる。
また、本発明は、外字として発注された文字や記号等(以下、記号等も文字に含むものとして説明する)を、発注者のみならず、他の利用者にも提供することで、多くの利用者間で外字が含まれる電子文書のやり取りを可能にしている。
更に、本発明は、各利用者の端末に組み込まれている外字を、必要に応じて自動的に切り替える機能も提供する。これにより、利用者に手間をかけずに、外字が使用された文書を的確に閲覧できるようにする。
また、本発明において、異なるOS間における電子文書のやり取りの際に、管理者側が受信側のOSに応じて文書の文字コードを変換することにより、OSを問わずに、電子文書を交換することを可能にしている。
これにより、本発明では、文字制限やOS等を考慮することなく、文書を作成することが可能となり、且つ、この作成した文書を他の利用者へ提供することが可能となる。以下、本発明を好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
まず、本発明の第1の実施形態を、図面を用いて以下に説明する。但し、以下の実施形態の説明では、特に外字に着目して説明する。これは、本実施形態が、フォントの統一を図ることを課題としており、フォントを統合するためには、外字フォントの統合が課題となるためである。従って、本実施形態では、外字の統合を図り、この統合が図られた文字コードと図形文字との対応をユーザへ提供するものである。
図1は、本実施形態によるフォント提供システムにより提供されるサービス(フォント提供サービス)の流れを説明するための図である。図1を参照すると、本実施形態によるフォント提供サービスは、その概要として、フォント管理側100におけるフォント管理システム110と外字管理用端末101とを用いて提供されている。この構成において、このフォント管理システム110にユーザ端末(201A〜201F:以下、任意のユーザ端末を201とする。但し、これに限定されず、ユーザは多数存在するものである。)を用いて注文された外字が登録される。
また、本実施形態において、ユーザが外字を注文する際は、外字を例えば外字エディタ(Microsoft(R)社製)やその他のアプリケーションで作成し、この作成した外字の電子データ(画像データ等)をフォント管理側100へ通知するよう構成する。また、この構成は、手書きの画像をスキャナ等で読み取り、これを通知する構成や、手書きの画像やプリントアウトした画像をファックス等によりフォント管理側100へ通知する構成と置き換えることも可能である。
これに対し、フォント管理側100は、例えば電子データで外字が注文された場合、この電子データを外字管理用端末101において修正して外字を作成し、これをフォント管理システム110のデータベースへ登録する。また、ファックス等を用いて注文された場合では、外字管理用端末101において注文された外字を作成し、これを外字フォントデータベース112a−2へ登録する。
その後、フォント管理システム110に登録された外字は、インターネット10を介してユーザ側へ提供される。
但し、本実施形態において、フォント提供サービスを利用するユーザを契約ユーザに限定する。契約ユーザとは、即ち、提供されるフォント提供サービスを受ける契約をフォント管理側100と締結したユーザである。
また、本実施形態において、フォント管理側100が提供するフォント提供サービスには、上記のような外字を提供するために、以下のような付随するサービスも提供する。これは、提供する外字フォントを各OS(文字コードとしてもよい)毎に対応して提供するサービスや、本システムにおいていかなる外字が提供されているか、又は、所望する外字が提供されているかを確認するために外字を検索するサービス(これを以下、文字検索サービスという)、並びに、検索された外字の情報(特徴や実用例等)を提供するサービス(これを以下、外字情報提供サービスという)等である。
また、上記にも示したように、本実施形態では、提供されていない外字を新たに追加するサービス(これを以下、文字作成サービスという)も提供している。これにより、本実施形態では、要求される全ての文字をユーザへ提供することが可能となる。
(第1の実施形態の構成)
次に、本実施形態によるフォント提供システムの構成を図2を用いて具体的に説明する。図2は、本実施形態によるフォント提供システムの構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本実施形態によるフォント提供システムは、フォント管理側100と注文者200Cと利用者200Eとが存在する。ここで、注文者200Cと利用者200Eとは、それぞれ図1におけるユーザ端末201C,200Eのユーザである。但し、注文者側200C及び利用者側200Eは、本実施形態によるフォント提供サービスに加盟した契約者であれば任意の者であってよく、また、同一の者であってもよい。本説明では、理解を容易にするため、外字を注文する者を注文者側200Cとし、これを利用する者を利用者側200Eとする。
図2において、フォント管理側100は、外字管理用端末101とフォント管理システム110とを有する。ここで、フォント管理システム110は、フォント管理サーバ111と文字データベース(DB)群112とユーザデータベース(DB)113とを有して構成される。本実施形態において、これらデータベースを、通常のファイル形式で作成しても、リレーショナルデータベースで作成してもよい。
この構成において、フォント管理サーバ111は、ネットワークと接続されており、また、ユーザ端末201C及び201Eもネットワークと接続されている。従って、フォント管理サーバ111とユーザ端末201C,201Eとは、ネットワークを介して通信可能である。このネットワークとしては、インターネットや専用回線、電話回線等を適用することが可能である。以下の説明では、インターネット10とした場合について説明する。
但し、このネットワークは、ユーザ(注文者側200Cや利用者側200E)が一般ユーザであれば、インターネットを利用した場合が最適と考えられるが、法人ユーザである場合、専用回線等を利用した構成も有効である。以下では、インターネット10とした場合を例に挙げて説明する。また、フォント管理サーバ111と外字管理用端末101とは、有線又は無線を問わず、イーサネット(登録商標)等のLANを介して接続されているものとする。
・フォント提供サービス上記のような構成において、フォント管理側100からユーザ側(注文者側200C及び利用者側200E)へ提供されるフォント提供サービスの内容を以下に説明する。
まず、注文者側200Cは、フォント提供サービスを利用するにあたり、フォント管理側100と契約を交わし、自己にユニークなユーザIDとパスワードとを受け取る。その後、ユーザ端末201Cに定義されていない外字を使用する場合、フォント管理システム110から対象とする外字が含まれる外字フォントをダウロードする。
この際、この外字が含まれるフォント名等が注文者200C側で明らかであれば、このフォントを指定してダウンロードし、明らかでなければ、文字検索サービスを利用して、何れのフォントに定義されているかを確認し、確認されたフォントをダウンロードする。ここで、何れのフォントにおいても定義されていない場合に注文者200Cは、外字作成サービスを利用してフォント管理側100に対して外字の作成を注文する。
フォント管理側100へ外字を発注するにあたり、注文者200Cは、ユーザ端末201Cを用いてフォント管理サーバ111へ注文する外字の情報を送信する。ここで送信される内容としては、外字の画像データを含むものであることが望ましい。但し、本発明では、注文する外字を的確にフォント管理側100へ判別させることができる情報であれば、如何なる情報でもかまわない。以下の説明では、画像データを含む場合を例に挙げて説明する。
また、この画像データは、任意のアプリケーションで作成したビットマップファイルやJPEGファイルやgifファイルであってよい。また、このほかに、読みや実用例や文字の意味等も含んでもよい。以下の説明では、これらを注文情報として説明する。また、この注文情報をファクシミリ等により送信された場合でも、フォント管理側100で注文を受け付けるようにするとよい。以下では、インターネット10を介して注文が行われた場合について説明する。
このように外字の注文がなされると、フォント管理側100では、受信した文字情報をフォント管理サーバ111の所定のメモリ領域(バッファ等)に一時格納しておく。この際、外字管理用端末101には、任意のユーザより注文がなされたことを通知し、外字管理用端末101においてこのことがモニタ等に表示されるように構成するとよい。
また、このように外字が注文され、注文情報がフォント管理サーバ111のバッファ等に格納されると、外字管理用端末101のユーザは、この格納された注文情報を基に、注文された外字の図形文字を作成し、これを文字データベース群112における所定のデータベース(外字情報データベース112a−2)に格納する。但し、これは、各書体(フォント)毎に作成されるものであり、格納された図形文字は、対応するフォントファイルに含まれるものとなる。
また、このように、提供しているフォントファイルに新たに上記の外字が追加されたことは、本サービス加入者全員又は条件に応じて使用が許可されたユーザに、電子メール等で通知するよう構成するとよい。
これに対して、利用者側200Eが上記のように新たに定義された外字を使用する際は、上記の注文者側200Cと同様に本サービスに加入し、自己にユニークなユーザIDとパスワードとを取得していることが前提となる。
利用者側200Eは、上記の外字フォントが外字データベースに登録されると、これをダウンロードして、自己のユーザ端末201Eにインストールする。この際、何れのフォントに対象とする文字が定義されているか利用者側200Eで明らかであれば、そのフォント名を直接指定することも可能であるが、不明確な場合、上記の文字検索サービスを利用して、対象とする外字が定義されているフォントを特定し、これを指定してダウンロードする。
・・文字データベース群112
ここで、文字データベース群112について説明する。図3は、本実施形態による文字データベース群112に含まれるデータベースの一覧を示す図である。図3を参照すると、本実施形態による文字データベース群112は、文字情報データベース112aと文字部品データベース112bとを含んでいる。
・・・文字情報データベース112a
文字情報データベース112aは、各文字毎にコードと図形文字との対応を図り、また、各文字の読み(音読み、訓読み)や特徴や用例等の文字情報を格納するものである。本実施形態では、文字フォントデータベース112aを、常用文字情報データベース112a−1と外字情報データベース112a−2とに更に分類して説明する。ここで、常用文字とは、例えばシフトJISコード等などで予め対応された文字(漢字であれば第1水準や第2水準等で定義されているもの)や記号等であり、外字とは、この文字や記号等に含まれていない文字である。
但し、一度に文字コードに定義できる外字の数には制限が存在する。このため、本実施形態では、例えば住所録作成用や人名入力用や記号入力用等の各用途に合わせて、外字情報データベース112a−2を作成することで、これを解決している。
また、以下の説明では簡略化のため、外字情報データベース112a−2に関してのみ説明するが、常用文字情報データベース112a−1と外字情報データベース112a−2とでは、そのデータ構造を略同一のものとして構成可能である。
図4は、外字情報データベース112a−2のデータ構造を示すテーブルである。図4を参照すると、本実施形態による外字情報データベース112a−2は、使用目的毎にいくつかのデータベース又はファイルに分かれている。本実施形態では、この使用目的例として、住所入力用、人名入力用、記号(例えば医学記号とする)入力用を例に示すが、この他にも、例えば、漢文入力用や古文入力用等、また、記号としても化学記号や地図記号等、更に、それぞれに対応する中国語や韓国語等、常用漢字では対応されていない文字が要求される分野毎に、データベースやファイルを作成するとよい。
図4に示す住所用外字情報データベースに着目して説明すると、本データベースでは、文字(ここでは外字)と一対一に対応づけられた識別情報である文字ID、外字(図形文字)、これが定義されている文字コード(例えばWINコード,MACコード,外字Sコード等のOS毎に設けられるものや、JISコード,シフトJISコード,EUC,Unicode等の文字コード等)、この外字の読み(代表的な音読みや訓読み)、この外字の特徴(例えば類似する文字(略字や旧字)とどこが異なるかなど)、画数、実用例等、ユーザに対して文字情報として提供する内容が同一レコードに格納されている。ここで、外字特徴や実用例は、使用目的に応じて的確なものとするとよい。これは、例えば住所用であれば、実際にこの外字を使用している市町村名などである。また、このようなデータ構造は、本実施形態による他の外字情報データベースでも同様のものである。
・・・文字部品データベース112b
また、図3における文字部品データベース112bは、各文字、特に本実施形態により提供されている外字を検索する際の一つの手段を構成するために必要となるものである。即ち、本実施形態では、利用者が要求する文字、特に外字がフォント管理システム110に登録されているか否かを、外字検索サービスによる機能を用いてユーザ(注文者や利用者等)が調べられる際に使用されるものである。これにより、利用者は、所望の外字が定義されているフォントファイルを的確に特定してダウンロードすることが可能となる。
また、本実施形態の説明において、文字部品データベース112bも図3に示すように、情報文字部品データベース112b−1と外字部品データベース112b−2とに分けるものとし、以下の説明では、外字部品データベース112b−2を例に取り説明する。
図5に外字部品データベース112b−2のデータ構造を示す。図5において、本実施形態による外字部品データベース112b−2は、図4に示す外字情報データベース112a−2と同様に、住所入力用と人名入力用と記号入力用とに分かれている。ここで、住所外字部品データベースに着目して説明すると、本実施形態による外字部品データベース112b−2のデータ構造は、文字コードと、外字(図形文字)と、部品と、が同一レコードに格納されており、この他に、代表的な部首や画数や読みや文字を2つの部首に分割した際の各部首等が上記の同一レコードに格納されている。
ここで、部品とは、外字を構成する要素である。また、この部品は、外字を検索する際のキーワードとして使用されるものである。更に、本実施形態において、各部品を階層毎に分かれるよう構成するとよい。これは、例えば『知』という時であれば、この第1層の部品を『知』とし、第2層の部品を『知』を構成する『矢』と『口』とし、第3層の部品を『矢』を構成する『一』や『人』等の部品及び『口』を構成する『│』や『┐』等の部品とする構成である。
また、外字部品データベース112b−2は、文字IDを主キーとして外字情報データベース112a−2と関係付けられている。従って、本実施形態において、部品や画数や読みなどを用いて外字部品データベース112b−2から特定された外字の情報は、文字IDを主キーとして外字情報データベース112a−2から特定され、ユーザ(注文者や利用者)へ提供される。
・・ユーザデータベース113
また、本実施形態によるデータベースとしては、上記の文字データベース群112に含まれるものの他に、ユーザ(注文者や利用者等)を認証する際に使用されるユーザデータベース113が存在する。このユーザデータベース113には、ユーザ毎の認証情報(ユーザIDやパスワード等)や連絡先(電話番号や住所、電子メールアドレス等)や料金(サービス利用料等)の支払い方法(カード支払いか振り込み等)等の情報を格納するものである。
図6に本実施形態によるユーザデータベース113のデータ構造例を示す。図6を参照すると、本実施形態によるユーザデータベース113には、ユーザIDとパスワードと氏名と住所と電子メールアドレスと生年月日と支払い方法に関する情報(支払い方法情報)とが格納されている。ユーザID及びパスワードは、ユーザが会員登録する際にフォント管理側100が割り当てたものであり、支払い方法情報は、本実施形態によるサービス利用により発生した料金の支払い方法に関する情報である。
また、本実施形態によるユーザデータベース113には、上記の他に、指定データベース(DB)とクラス(又はグループ)とが格納されている。指定データベースとは、各ユーザが指定するものである。即ち、例えば図4に示す各種データベースにおいて、外字情報データベース112a−2に登録される住所外字情報データベースを指定した場合、このユーザは、住所外字情報データベース内に格納されたフォントファイルを利用することが可能となる。但し、この指定データベースは、複数登録できるものとする。また、クラスとは、利用範囲を更に限定するものであり、例えば住所外字データベースにおいても、クラスにより利用できる範囲を異なるものと構成する場合に要求される構成である。
(第一の実施形態の動作)
次に、上記のような構成を有するフォント管理システムを利用した際の流れについて、以下に図面を用いて詳細に説明する。
・フォント提供サービス加入時
まず、本実施形態により提供されるフォント提供サービスにユーザが加入する際の流れを説明する。
この動作は、ユーザが必要な事項を契約申込書に記入することで処理することも、コンピュータ端末(任意の端末)よりユーザが必要な事項を、文字管理側100の例えばフォント管理システム110へ送信することで処理することも可能である。以下では、ユーザ端末201(説明の都合上、図2に示すユーザ端末201C又は201Eとして説明するが、これは任意のユーザ端末でよい)を用いてフォント提供サービスに加入する際の動作を説明する。
本実施形態において、ユーザとしては、個人(一般ユーザ)であっても法人(法人ユーザ)であってもかまわない。このために、本実施形態では、図7に示すような初期メニューをユーザに呈示し、個々に対応する方法で契約を行う、又は、サービスを利用するよう構成している。
図7を参照すると、本実施形態による初期メニュー(フォント提供サービス初期メニュー画面例)では、『フォント提供サービスの内容説明』と、『会員登録(一般ユーザ又は法人ユーザ)』と、『フォント提供サービスの利用』と、を選択する項目がそれぞれ呈示されている。
・・フォント提供サービスの内容説明
まず、上記の項目において、『フォント提供サービスの内容説明』の項目が選択された場合を以下に説明する。これは、ユーザが本実施形態によりどのようなサービスが利用できるかを認識するために用意されるものである。この項目が選択されると、ユーザ端末201のディスプレイ等には、図8に示すような内容の画面例が表示される。
図8を参照すると、本実施形態で提供されるサービスとしては、上述にもあるように、フォント提供サービスと、これに付随する外字検索サービス及び外字情報提供サービスと、現在提供されていない外字を注文する外字作成サービスと、の内容説明が示されている。但し、図8に示すサービス内容説明画面例から、各サービスを利用するために設けられた画面へ直接ジャンプできるよう構成するとよい。
・・会員登録(一般ユーザ)
また、図7に示すフォント提供サービス初期メニュー画面例において、『会員登録(一般ユーザ)』を選択した、又は、図8に示すサービス内容説明画面例における『会員登録 一般ユーザ』を選択した場合、ユーザ端末201には、図9の(a)に示す画面例(一般ユーザ会員申込画面例)が表示される。
図9の(a)を参照すると、本実施形態による一般ユーザ会員申込画面例では、申込ユーザの名前と住所とメールアドレスと生年月日とを入力する欄が設けられている。また、本画面例では、ユーザが利用料を支払う方法としてクレジットカードが用いられることを前提として、このクレジットカードナンバーや銀行口座等の情報を入力する欄が設けられている。更に、本画面例において、上記の指定データベースやクラスを選択する欄を設けるよう構成してもよい。また、この画面例より入力された各情報は、ユーザデータベース113へ格納される。
・・会員登録(法人ユーザ)
また、図7に示すフォント提供サービス初期メニュー画面例において、『会員登録(法人ユーザ)』を選択した、又は、図8に示すサービス内容説明画面例における『会員登録 法人ユーザ』を選択した場合、ユーザ端末201には、図9の(b)に示す画面(法人ユーザ会員申込画面例)が表示される。
図9の(b)を参照すると、本実施形態による法人ユーザ会員申込画面例では、申し込み法人の名称(会社名)と担当者名と法人の住所と担当者のメールアドレスとを入力する欄が設けられている。また、本画面例では、法人ユーザが利用料を支払う方法として銀行引き落としが用いられることを前提として、この銀行口座の情報を入力する欄が設けられ、また、法人への連絡手段の1つとなるホームページアドレスを入力する欄が設けられている。更に、本画面例において、上記の指定データベースやクラスを選択する欄を設けるよう構成してもよい。また、この画面例より入力された各情報は、ユーザデータベース113へ格納される。
このように各申込画面例から所定の事項が入力され、これがフォント管理システム110へ通知された場合、フォント管理サーバ111により申込ユーザに対してユーザIDやパスワード等の情報が与えられる。但し、ユーザIDやパスワードは、申込ユーザが指定できるよう構成するとよい。更に、このように各ユーザ毎に与えられたユーザIDやパスワードも、上記のユーザデータベース113へ格納される。
このように、本実施形態では、ユーザ(一般、法人)より所定の情報を取得し、また、所定の情報を通知してきたユーザに対してユーザIDとパスワードとを与えて、ユーザをフォント提供サービスに加入させる。また、サービスが要求された際は、フォント管理システム110は、入力されたユーザIDとパスワードとを用いてユーザの認証を行い、許可された場合のみ、サービスを提供する。
・フォント提供サービスの利用時
次に、本実施形態により提供されるフォント提供サービスを利用する際の動作について、以下に説明する。本実施形態において、ユーザがフォント提供サービスを利用する際、図7に示す『フォント提供サービスの利用』の項目をクリックする、又は、図8の『フォント提供サービス』の項目をクリックすることで、図10に示すフォント提供サービス利用画面例がユーザ端末201のディスプレイ等に表示される。
図10を参照すると、本実施形態によるフォント提供サービス利用画面例は、『フォントをダウンロードする』項目と、『外字検索サービスを利用する』項目と、『外字情報提供サービスを利用する』項目と、『外字作成サービスを利用する』項目と、が設けられている。ここで、対象の外字が定義されているフォントが予めユーザ側で明らかであれば、ユーザは、これを指定してダウンロードすることが可能である。また、ダウンロードする前に、指定したフォントがどのようなものであるかを確認することも可能なように構成するとよい。
また、ユーザが例えばフォントファイルをダウンロードする場合、所望の外字がいずれのフォントにおいて定義されているか不明であることが多いため、これを検索するサービス(外字検索サービス)を提供する。このサービスを利用する際の画面例(外字検索画面例)を図11に示す。
・・外字検索画面例
図11を参照すると、本画面例では、『フォント検索』の欄にユーザが知りたい文字に関する検索条件を入力するよう構成され、『フォントデータ』の欄に検索結果として対象の文字が定義されているフォントの一覧を表示し、『文字データ』の欄に選択されたフォントにおける対象の文字の情報、例として、各種コード情報や、選択されたフォントにおける文字の態様や、代表読みや、文字の意味や、実用例や、類似文字や、対象の文字を構成するエレメント(部品)等を表示するよう構成されている。
即ち、『フォント検索』の欄では、検索条件として、例えば“リコーコード”や“書体コード”等を指定する方法や、マウス等により手書き入力された文字を検索条件とする方法や、1つ以上の部品(エレメント)を指定する方法等を例示している。また、これらを“and”や“or”等で組み合わせた論理検索を行うよう構成してもよい。
また、このように入力された検索条件に合致する、又は、何れかの条件に当てはまる文字が定義されたフォントの一覧が『フォントデータ』の欄に表示される。更に、『フォントデータ』の欄において指定されたフォントに含まれる、上記検索条件に合致する文字は、『文字データ』の欄に表示される。ここで、該当する文字が複数存在する場合、『文字データ』の欄において何れかを選択できるよう構成するとよい。
また、この外字検索画面例は、文字データベース群112から検索条件に基づいて特定された情報を表示するものである。
・・外字情報提供画面例
また、本実施形態の外字情報提供サービスによる文字情報の呈示は、上記の図11に示す外字検索画面例における『文字データ』の領域においてなされる。即ち、本実施形態では、上記の外字検索サービスを用いて外字情報提供サービスを提供している。
従って、ユーザは、図11に示す画面に対して検索条件を入力し、この検索条件に基づいてフォント管理サーバ111が文字データベース群112を検索した結果が、図11に示す画面例によりユーザへ呈示される。
また、このような情報呈示の他に、図12に示すような画面例により、対象の外字の情報(特に外字を構成する部品の情報)を呈示するよう構成するとよい。これは、文字データを表示する領域における『エレメント(部品)の詳細表示』をクリックすることにより、表示される画面である。
・・・外字情報呈示画面例
図12を参照すると、本画面例では、図11に示す文字情報における部品情報をより詳細に説明するために、部品階層情報の欄において、対象の外字を構成する部品を階層的に呈示している。例えば図12における第1層が対象の文字全体に対応する場合、第2層においてこの外字をいくつかに分割した際の各部品を呈示する。更に第3層において、上記の部品を構成する部品(但し、この部品も対象の外字を構成する部品である)に分割して呈示し、第4層において、更に分割した部品を呈示する。これにより、ユーザは、対象の外字がどのような部品より形成されているかを容易に判別することが可能となる。
また、このような情報呈示を実現するために、図5に示す外字部品データベース112b―2も、部品を階層に従って管理している。
・・外字注文画面例
更に、上記のような文字検索サービス等において対象の外字を検索した結果、この外字が現時点で提供されていない場合、ユーザは、この外字の作成をフォント管理側100へ注文することが可能である。この注文を行う際の画面例(外字注文画面例)を図13に示す。
図13を参照すると、本実施形態において外字を注文する際に、注文者側200Cは、自己のユーザIDとパスワードとを外字注文画面例に対して入力する。また、注文者側200Cは、注文する外字の情報として注文情報の欄に、自己のユーザ端末201Cにおいて作成した外字の画像データ(イメージ)と、この外字に関する情報(例えば読み(音読み・訓読み)や画数や特徴や実用例等)と、を入力する。このように入力された注文情報は、フォント管理システム110へ送信され、フォント管理サーバ111のバッファ等に一時格納される。
・・・外字作成画面例
ここで、ユーザ端末201Cにおいて外字を作成する際に本実施形態において提供するアプリケーション(外字作成アプリケーション)の画面例(外字作成画面例)を図14を用いて説明する。図14を参照すると、本実施形態による外字作成アプリケーションでは、例えば2つの文字を組み合わせるという機能を提供している。これは、例えば『龍』の字における右側の部首と『鳳』の字とを組み合わせて1つの文字を作成するという機能である。
ここで、例えばアウトラインフォント(True Type Font等)で作成された文字同士を組み合わせる場合、各文字における対象の部分をコピーして作成領域にペーストする機能を文字作成アプリケーションにより実現する。また、ペーストした外輪の再配置や、外輪における各点の修正等を行う機能も、外字作成アプリケーションが有するよう構成するとよい。また、この外字作成アプリケーションは、フォント管理側100におけるフォント管理システム110のいずれかの記憶手段(データベースやフォント管理サーバ111におけるメモリ等)において格納されており、ユーザが契約時、又は、必要な時にダウンロードした後、使用されるものである。但し、これをアプレット(Java(登録商標)プログラム)として作成し、ホームページ等を介して提供してもよい。
また、この他にも、OSに予め組み込まれている外字エディタ等を用いることで、注文する外字を作成し、これをフォント管理システム110へ通知するよう構成してもよい。
・全体動作
次に、本実施形態によるフォント提供サービスの全体動作を、図15から図18を用いて以下に説明する。但し、以下の動作において、ユーザ端末201とフォント管理サーバ111とは、インターネット10を介して通信を行うものである。また、以下の動作において、送信される各画面は、HTML形式やXML形式で作成された文書であり、これをユーザ端末201におけるブラウザ等で表示・再生することで閲覧されるものである。
・・全体の流れ(図15)
図15を参照すると、本実施形態によるフォント提供サービスを利用するにあたり、まず、ユーザがユーザ端末201からフォント管理サーバ111へフォント提供サービス初期メニュー画面(図7)を要求する(ステップS201)。これに対して、フォント管理サーバ111が、自己の記憶装置又は自己に接続されたデータベース等に格納されているソース文書を読み出し、これをユーザ端末201へ送信する(ステップS101)。
ユーザ端末201は、上記において受信したフォント提供サービス初期メニュー画面をディスプレイ等に表示し(ステップS202)、ユーザがメニュー中の何れかの項目を選択するのを待機する。ユーザより何れかの項目が選択されると、ユーザ端末201は、何れの項目が選択されたかをフォント管理サーバ111へ通知する(ステップS204)。
その後、ユーザ端末201及びフォント管理サーバ111は、何れの項目が選択されたかに従い、各処理を実行する(ステップS205〜ステップS207、及び、ステップS102〜ステップS104)。但し、何れの項目も選択されず、入力された指示が終了命令であった場合(ステップS208のYes)、ユーザ端末201は、処理を終了する。これに応じてフォント管理サーバ111も処理を終了する。また、何れの項目も選択されず、例えば誤った指示が入力された場合(ステップS208のNo及びステップS105のNo)、ユーザ端末201は、ステップS203に帰還し、また、フォント管理サーバ111は、ステップS102へ帰還する。
・・・フォント提供サービスの内容説明(図16)
また、上記において、選択された項目がフォント提供サービスの内容説明の要求であった場合(ステップS205のYes及びステップS102のYes)、ユーザ端末201及びフォント管理サーバ111は、図16に示す動作を実行する。
図16を参照すると、ユーザからサービスの内容説明が要求された場合、フォント管理サーバ111は、サービス内容説明画面(図8)のソース文書をユーザ端末201へ送信する(ステップS111)。ユーザ端末201は、受信したサービス内容説明画面をディスプレイ等に表示する(ステップS211)。その後、このサービス内容説明画面に基づいて何れかの項目が選択された(ステップS212)後、ユーザ端末は、図15におけるステップS204へ移行する。また、フォント管理サーバ111は、ステップS102へ移行する。
・・・会員登録(図17)
また、上記において、選択された項目が会員登録であった場合(ステップS206のYes及びステップS103のYes)、ユーザ端末201及びフォント管理サーバ111は、図17に示す動作を実行する。
図17を参照すると、ユーザから会員登録が要求された場合、これが一般ユーザ会員への申し込みであれば(ステップS121の一般ユーザ)、フォント管理サーバ111は、一般ユーザ会員申込画面(図9の(a))のソース文書をユーザ端末201へ送信し(ステップS122)、また、法人ユーザ会員への申し込みであれば(ステップS121の法人ユーザ)、フォント管理サーバ111は、法人ユーザ会員申込画面(図9の(b))をユーザ端末201へ送信する(ステップS123)。
ユーザ端末201では、受信した一般ユーザ又は法人ユーザ用の会員申込画面(一般/法人ユーザ会員申込画面(図9の(a)又は(b))をディスプレイ等に表示し、ユーザがこの画面に基づいて所定の事項を入力する(ステップS222)。また、このように入力された所定の事項(所定の申込事項)は、フォント管理サーバ111へ送信される(ステップS223)。
フォント管理サーバ111は、このように所定の申込事項を受信すると、この所定の申込事項を送信してきたユーザに対して、ユニークな識別情報であるユーザIDとパスワードとを発行する(ステップS124)。その後、上記において受信した所定の申込事項と発行したユーザID及びパスワードとをユーザデータベース113の同一レコードへ格納し(ステップS125)、また、発行したユーザIDとパスワードとをユーザ端末201へ通知する(ステップS126)。これに対して、ユーザ端末201は、通知されたユーザIDとパスワードとをディスプレイ等に表示して、ユーザへ知らせる(ステップS224)。その後、ユーザ端末201及びフォント管理サーバ111は、ステップS202又はステップS101へ帰還し、以降の処理を実行する。
・・・フォント提供サービスの利用(図18)
また、上記において、選択された項目がフォント提供サービスの利用であった場合(ステップS207のYes及びステップS104のYes)、ユーザ端末201及びフォント管理サーバ111は、図18に示す動作を実行する。
図18を参照すると、ユーザからフォント提供サービスの利用が要求された場合、まず、フォント管理サーバ111は、フォント提供サービス利用画面(図10)のソース文書をユーザ端末201へ送信し(ステップS131)、ユーザ端末201においてこの画面をディスプレイ等に表示する(ステップS231)。
その後、フォント管理サーバ111は、ユーザ端末201に対して、フォントのダウンロード機能や、外字検索サービスの機能や、外字情報提供サービスの機能や、外字作成サービスの機能を提供し(ステップS132)、ユーザは、これらの機能をユーザ端末201において利用する(ステップS232)。
・・フォント提供サービス利用の際の具体的な流れ
次に、上記による各サービスや機能を利用する際の動作(図18におけるステップS132及びステップS232の動作に相当)について、以下に図19から図24を用いて説明する。
まず、図19を参照すると、本動作において、フォント管理側100にフォント提供サービスの利用が要求されると、フォント管理サーバ111は、フォント提供サービス利用画面(図10)のソース文書をユーザ端末201へ送信する(ステップS141)。このように送信されたフォント提供サービス利用画面がユーザ端末201のディスプレイ等において表示される(ステップS241)。
その後、ユーザはフォント提供サービス利用画面において呈示されているサービス(フォントのダウンロード、外字検索サービス、外字情報提供サービス、外字作成サービス等)の中から何れかを選択し(ステップS242)、ユーザ端末201は、この選択されたサービスの利用をフォント管理サーバ111に対して要求する(ステップS243)。
・・・対象フォントのダウンロード(図20)
ここで、フォントのダウンロードが要求された場合(ステップS142のYes及びステップS244のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図20に示す動作を実行する。
図20を参照すると、ユーザ端末201がフォント管理サーバ111からフォントをダウンロードする際、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201間でユーザ(ダウンロード要求者)の認証処理を実行する(ステップS251及びステップS151)。このユーザ認証処理については、以下において図24を用いて説明する。
上記においてユーザの認証が確立した後、フォント管理サーバ111は、ユーザ端末201から要求されたフォントを文字データ群112から特定し(ステップS152)、これをユーザ端末201へ送信する(ステップS153)。この際のデータのやり取りは、例えばFTP(ファイル転送プロトコル)等を用いることで実行される。
その後、ユーザ端末201では、受信したフォントデータをユーザ端末201内に組み込み(ステップS252)、その後、この組み込み処理が完了したことをディスプレイ等に表示してユーザへ通知する(ステップS253)。
このような処理を経た後、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図18に示す動作に帰還する。
このように、本実施形態において、フォントのダウンロードは、認証が得られたユーザに対してのみ許可される動作である。
・・・対象フォントの内容説明(図21)
また、図19に示す動作において、フォントの内容の確認が要求された場合(ステップS143のYes及びステップS245のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図21に示す動作を実行する。
図21を参照すると、ユーザ端末201がフォント管理サーバ111に対してフォントの内容を確認する際、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201間でユーザ(ダウンロード要求者)の認証処理を実行する(ステップS254及びステップS154)。このユーザ認証処理については、以下において図24を用いて説明する。
上記においてユーザの認証が確立した後、フォント管理サーバ111は、要求されたフォントの内容(書体や対応している文字や各々の文字が対応するコード等)を文字データベース群112から特定し(ステップS155)、これをユーザ端末201へ送信する(ステップS156)。このように送信されたフォントの内容は、ユーザ端末201のディスプレイ等においてユーザへ呈示される(ステップS255)。
この表示において、書体や対応している文字の表示例としては、従来存在するような文字コード表をブラウザ上に表示することで実現される。また、この他にも、図11に示すような画面例におけるフォントデータや文字データ等の表示欄を用いてユーザに内容を呈示するよう構成するとよい。更に、上記のように対象フォントの内容を表示後、この表示に基づいてこれをダウンロードすることができるよう構成するとよい。
このような構成において、ユーザがダウンロードすることを入力した場合(ステップS256のYes)、ユーザ端末201は、フォント管理サーバ111へ対象フォントのダウンロードを要求し(ステップS257)、図20に示す動作へ移行する。また、フォント管理サーバ111は、対象フォントのダウンロードが要求された場合(ステップS157のYes)、同じく図20に示す動作へ移行する。
これに対してフォントをダウンロードしない場合(ステップS156のNo及びステップS257のNo)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図19に示す動作へ移行し、ユーザ端末201のディスプレイ等にフォント提供サービス利用画面を表示する。
このように、本実施形態において、フォントの内容の閲覧は、認証が得られたユーザに対してのみ許可されるものである。
・・・外字検索サービス(図22)
また、図19に示す動作において、外字検索サービスの利用が要求された場合(ステップS144のYes及びステップS246のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図22に示す動作を実行する。
図22を参照すると、この動作において、まず、フォント管理サーバ111は、外字検索画面(図11)のソース文書(少なくともフォント検索の部分)をユーザ端末201へ送信する(ステップS161)。これに対してユーザ端末201では、この外字検索画面をディスプレイ等に表示し(ステップS261)、ユーザがこの画面に基づいて検索条件を入力する(ステップS262)。
このように入力された検索条件は、ユーザ端末201よりフォント管理サーバ111へ送信され(ステップS263)、フォント管理サーバ111において該当する文字が文字データベース群112より検索される(ステップS162)。また、この検索した結果は、フォント管理サーバ111よりユーザ端末201へ送信され(ステップS163)、ユーザ端末201のディスプレイ等に表示される(ステップS264)。但し、検索結果として与える情報は、該当する文字が存在するか、また、何れのフォントで定義されているか、また、該当する文字の画像データ等である。
その後、ユーザは、その表示に基づいて、対象の文字が含まれるフォントを指定し、これをダウンロードするか否かを入力する(ステップS265)。ここでダウンロードすることが要求された場合(ステップS265のYes)、ユーザ端末201は、フォント管理サーバ111へ対象フォントのダウンロードを要求し(ステップS266)、図20に示す動作へ移行する。また、フォント管理サーバ111では、フォントのダウンロードが要求された場合(ステップS164)、同様に図20に示す動作へ移行する。
また、ユーザは、上記の動作において所望の文字が現在フォント提供サービスにおいて提供されていない(何れのフォントにも含まれていない、即ち、検索結果に所望の文字が含まれていない)と判明した場合、この文字をフォント管理側100へ注文することが可能である。この際の動作は、図23の説明において詳細に説明する。
また、検索した結果からダウンロードや文字の発注を行わなく、且つ、終了も指示されなかった場合(ステップS269のNo及びステップS166のNo)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図19に示す動作へ移行し、ユーザ端末201のディスプレイ等にフォント提供サービス利用画面を表示する。
このように、本実施形態において、所望の外字が存在するか否かを閲覧する文字検索サービスは、ユーザIDやパスワードによる制限なく、いかなるユーザでも利用することが可能である。
・・・外字情報提供サービス
また、図19に示す動作において、外字情報提供サービスの利用が要求された場合(ステップS145のYes及びステップS247のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図22に示す動作と同様な動作において、要求された文字の情報をユーザへ提供する。
但し、本サービスでは、図22におけるステップS161及びステップS261の前段において、ユーザの認証処理(図24)が実行され、また、ステップS163及びステップS264において提供される検索結果が、図11に示すような詳細な情報となる。これにより、上記の外字検索サービスと差別化することができ、会員登録したユーザに対するサービスと、会員登録していないユーザに対するサービスと、を異なるものとすることが可能となる。
即ち、本実施形態において、外字情報提供サービスを利用できるユーザは、会員登録を行ったユーザのみである。
・・・外字作成サービス(図23)
また、図19に示す動作において、外字作成サービスの利用が要求された場合(ステップS146のYes及びステップS248のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、図23に示す動作を実行する。
図23を参照すると、ユーザがフォント管理側100に対して文字の作成を依頼する際、まず、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201間でユーザ(外字作成依頼者)の認証処理(図24)が実行される(ステップS171及びステップS271)。
上記においてユーザの認証が確立した後、フォント管理サーバ111は、外字注文画面(図13)のソース文書をユーザ端末201に送信する(ステップS172)。ユーザ端末201は、このように送信された外字注文画面をディスプレイ等に表示する(ステップS272)。
ユーザは、ユーザ端末201のディスプレイ等に表示された外字注文画面に所定の注文情報(外字エディタやその他のアプリケーションで作成した文字イメージやこの外字の情報(画数や読みや実用例等)等)を入力し(ステップS273)、この入力された注文情報をフォント管理サーバ111へ送信する(ステップS173)。
このようにして外字の作成が依頼されると、フォント管理サーバ111は、注文情報に基づいて、文字データベース群112を検索し、該当する文字(依頼された文字)が文字データベース群112に登録されていないことを確認する(ステップS173)。
ここで、該当する文字が文字データベース群112に登録されていた場合(ステップS174のYes)、フォント管理サーバ111は、電子メール等を用いてこのことを発注者(会員ユーザ)へ通知し(ステップS180)、受信した注文情報を破棄して(ステップS181)、処理を終了する。ユーザは、電子メール等により通知された内容を確認する(ステップS275)。
また、ステップS174において、発注された文字が文字データベース群112において登録されていないことが確認された場合(ステップS174のNo)、フォント管理サーバ111は、受信した注文情報に基づいて文字を作成し(ステップS175)、これを文字データベース群112に登録する(ステップS176)。
その後、フォント管理サーバ111は、発注された文字を新たに文字データベース群112へ登録したことを発注者(ユーザ)へ電子メール等を用いて通知する(ステップS177)。ユーザは、電子メール等により通知された内容を確認する(ステップS276)。
また、フォント管理サーバ111は、文字データベース群112に新たに文字が追加されたことを、例えば図7に示すフォント提供サービス初期メニュー画面において一般ユーザ(ユーザID及びパスワードによる制限なし)へ告知し(ステップS178)、処理を終了する。この際、この外字を使用できるユーザが限定されていれば、使用できるユーザ(指定データベースやクラス等)を告知するよう構成するとよい。
このように、本実施形態において、会員登録しているユーザからの通知に従い、不足している文字の追加が要求され、これがフォント管理側100においてなされる。従って、本実施形態では、常に要求される文字をユーザへ提供することが可能となる。
・・・ユーザ認証処理(図24)
次に、図24を用いてユーザの認証を行う際の動作について説明する。図24を参照すると、本動作において、フォント管理サーバ111は、ユーザ端末201に対してユーザIDとパスワードとを要求する(ステップS191)。これに対して、ユーザは、自己に付与されたユーザID及びパスワードをユーザ端末201へ入力し(ステップS291)、ユーザ端末201が、これをフォント管理サーバ111へ送信する(ステップS292)。
このようにユーザIDとパスワードとを受信したフォント管理サーバ111は、このユーザIDとパスワードとの組み合わせと、ユーザデータベース113に格納されている各ユーザの情報とを比較してユーザの認証を行い(ステップS192)、この認証結果をユーザ端末201へ通知する(ステップS193)。ここで、ユーザの認証が得られた場合(ステップS194のYes及びステップS294のYes)、フォント管理サーバ111及びユーザ端末201は、ユーザ認証処理を終了し、各動作における次の処理へ移行する。また、ユーザの認証が得られなかった場合(ステップS194のNo及びステップS294のNo)、フォント管理サーバ111は、ステップS191へ帰還し、再度ユーザ端末201に対してユーザIDとパスワードとを要求する。
以上、説明したように、本実施形態によるフォント提供サービスによれば、会員登録したユーザ間で外字を含む文書をやり取りすることが可能となり、また、ユーザが要求する文字を効率よく提供することが可能となる。
(課金方法)
また、上記において、フォント管理側100からユーザへは、サービス利用料が発生する。これは、契約時に加入料を支払うよう構成しても、一定期間(例えば毎月や毎週)毎、固定額を請求するよう構成してもよい。更に、サービス利用時、例えば、フォントをダウンロードする度や、外字情報提供サービスを利用する度に、一定額を支払うよう構成してもよい。
但し、外字作成サービスを利用する際は、料金を発生させず、フォントのダウンロード時に発生するよう構成してもよい。これにより、注文者が過渡に料金を支払うことを防止でき、利用者全員(フォントをダウンロードして利用するもの)に均等にサービスを提供することが可能となる。但し、悪意による注文を防止するために、フォント管理側100は、外字管理用端末101において注文内容を選別するよう構成する必要が存在する。
〔第2の実施形態〕
次に、上記第1の実施形態に、新たに文字が追加された場合、この追加された文字を含むフォントを自動的にユーザ端末201へインストールする機能を追加した構成を第2の実施形態として以下に説明する。
本実施形態は、上記第1の実施形態と略同様な構成で実現することが可能である。従って、本実施形態では、第1の実施形態において説明した構成を引用して説明する。
本実施形態において、フォント管理サーバ111は、例えば第1の実施形態で説明したような外字作成サービスにより新たに外字を作成し、これを文字データベース群112に登録すると、この外字が追加されたフォントをユーザ端末201へ送信する。但し、この際、ユーザ端末201が常時起動状態であるとは、限らないため、フォント管理サーバ111がフォントを送信する際のトリガをユーザ端末201からの問い合わせとするとよい。
即ち、本実施形態によるユーザ端末201は、起動時、又は、定期的にフォント管理サーバ111へ新たに外字が追加されたフォントが存在するか否かを問い合わせ、これに対して、フォント管理サーバ111が、問い合わせに該当するフォントが存在すれば、対応するフォントをユーザ端末201へ送信する。また、このフォントを受信したユーザ端末201は、これをインストールする。
但し、第1の実施形態の一例のように、ユーザ毎に利用できるフォントを限定する場合、フォント管理サーバ111は、ユーザデータベース113を参照して、該当するフォントがユーザの契約内容に含まれるものであるか否かを判定するよう構成する。
更に、上記の構成では、ユーザ端末201が受信したフォントを自動的にインストールするが、この際の判断をユーザに委ねるよう構成することも可能である。即ち、ユーザ端末201がフォント管理サーバ111に問い合わせ、フォント管理システム110において該当するフォントが存在する場合、フォント管理サーバ111からユーザ端末201へは、まず、このフォントの内容(第1の実施形態によるものと同様でよい)やフォントのサイズ(何バイトであるか)等を送信し、これをユーザ端末201におけるディスプレイ等に表示して、ユーザよりインストールする指示が入力された場合に、フォント管理サーバ111からフォントファイルがユーザ端末201へ送信され、ユーザ端末201にこのフォントがインストールされるよう構成する。
また、上記のように、新たに外字が追加されたフォントを自動的に、又は、ユーザの判断に従い、ユーザ端末201へインストールする機能は、契約において選択できるよう構成することも可能である。
即ち、契約時又はそれ以降の契約の変更において、ユーザがフォント管理側100に対して、新たに外字が追加されたフォントを自動的にインストールする(1)、インストールする前に確認する(2)、電子メールやファックスや電話等により新たに外字が追加された報告を受ける(3)、上記の(1)〜(3)の何れのサービスも利用しない(4)、等のサービス内容を選択できるよう構成するとよい。更に、このような契約内容に従い、ユーザへは、所定の期間、固定額の利用料を請求する用構成するとよい。
〔第3の実施形態〕
また、上記第1の実施形態によるフォント管理システム110を応用して、ユーザ端末間でやり取りされる文書に含まれるフォントに従い、受信側のユーザ端末にインストールされているフォントファイルを入れ換えるサービス(以下、フォント自動切替サービスという)を提供することも可能である。
このフォント自動切替サービスを図25を用いて説明する。図25を参照すると、本サービスは、各ユーザ端末201(201A〜201F)それぞれが、フォント管理システム110からフォントファイルをダウンロードしている。これは、ユーザ端末201において文書を閲覧する際に行われるものである。従って、ユーザ端末201では、フォントの制限なく、いかなる外字が含まれている文書でも閲覧することが可能となる。
これを実現する本実施形態によるシステム構成を図26に示す。図26を参照すると、本実施形態では、第1の実施形態によるフォント管理システム110と、文書送信側300におけるユーザ端末301と、文書受信側400におけるユーザ端末401と、がネットワーク20を介して接続されている。
この構成において、文書送信側300のユーザは、ユーザ端末201にフォント管理システム110からダウンロードしたフォントを利用して文書を作成する。この文書は、電子メールであっても、テキスト形式やHTML,XML形式やドキュメント形式の文書であっても良い。また、この文書には、フォント管理システム110のみで提供される外字が含まれていることを前提とする。
このような文書をユーザ端末401へ送信した場合、ユーザ端末401では、同一のフォントを利用しない限り、正しく文書を閲覧することができない。そこで、本実施形態では、ユーザ端末401が、文書を閲覧・表示する際に、文書の作成時に使用されたフォントを特定し、このフォントをフォント管理システム110より自動的に取得して、自己にインストールする。
即ち、通常作成される文書には、含まれる各文字コードが何れのフォントに該当するかを示すデータも含まれている。本実施形態では、文書表示処理起動時に、ユーザ端末401が受信した文書中に含まれるこのデータを特定して、現在、このデータに対応するフォントが自己にインストールされているか否かを判定し、インストールされていなければフォント管理サーバ111に対して、該当するフォントを要求するよう動作する。
これにより、本実施形態では、ユーザが外字やフォントなどを気にせずに文書を作成することが可能となる。但し、第1の実施形態のように、利用者を限定する場合、文書表示処理起動時にユーザに対してフォントを切り替えるか否かを確認し、切り替えることが選択された場合にユーザIDとパスワードとを取得して、フォント管理サーバ111へフォントの切り替えを要求するよう構成する。
〔第4の実施形態〕
更にまた、上記第1の実施形態で各OS毎の文字コードを管理していることを利用して、異なるOSが組み込まれたユーザ端末間で送受信される文書の文字コードの変換を行うサービス(以下、文字コード変換サービスという)を提供することも可能である。
本サービスを図27を用いて説明する。図27を参照すると、本実施形態によるフォント管理システム110は、各OS(Windows(登録商標),MacOS,Unix(登録商標)等)毎にフォントを文字コードと図形文字との対応を管理している。この構成において、例えばWindows(登録商標)が組み込まれたユーザ端末201Aにおいて作成された文書をUnix(登録商標)が組み込まれたユーザ端末201Fへ送信する場合、フォント管理システム110において文書に含まれている文字コードがWindows(登録商標)コードからUnix(登録商標)コードに変換される。これにより、本実施形態では、OSに依存することなく、文書のやり取りを行うことが可能となる。但し、本実施形態において、Windows(登録商標)で使用される文字コードをWindows(登録商標)コードとし、MacOSで使用される文字コードをMacコードとし、Unix(登録商標)で使用される文字コードをUnix(登録商標)コードとする。
即ち、例えばWindows(登録商標)Me(Microsoft(R)製)が組み込まれた端末で作成した文書をMacOS10(Apple Computer, Inc.製)が組み込まれた端末で閲覧する場合、両端末間で使用されている文字コードが異なるため、そのままでは閲覧することが不可能である。そこで、本実施形態では、文書送信側の端末に組み込まれているOSと、文書受信側の端末に組み込まれているOSと、をフォント管理側で管理しておき、文書転送時に、文書内の文字コードを文書受信側で使用される文字コードに変換する。これにより、本実施形態による文字コード変換サービスでは、使用されているOSを問わずに文書をやり取りできる環境を提供することが可能となる。
ここで、本実施形態によるシステム構成を図28に示す。図28を参照すると、本実施形態によるシステム構成は、図26に示すシステム構成と略同様であり、ユーザデータベース113.1の構成が異なるものとなる。
本実施形態によるユーザデータベース113.1のデータ構造を図29に示す。図29を参照すると、本実施形態によるユーザデータベース113.1は、図6に示すユーザデータベース113に格納された項目の他に、新たに各ユーザ毎が使用する端末(ユーザ端末301やユーザ端末401等)に組み込まれたOSの情報が格納されている。
従って、本実施形態において、フォント管理サーバ111は、ユーザ端末301から文書をユーザ端末401へ送信するよう要求された場合、受信した文書の文字コードをユーザ端末401に組み込まれたOSが対応できる文字コードに変換した後、この変換後の文書をユーザ端末401へ転送する。
但し、このような構成を実現するにあたり、契約時にユーザは自己のユーザ端末に組み込まれているOSを、第1の実施形態における申込事項と共にフォント管理サーバ111へ通知する等の構成により、自己のユーザ端末に組み込まれているOSをフォント管理側100で管理させておく必要がある。
また、このような構成ではなく、フォント管理サーバ111が各OS毎の文字コードの対応表を保持しておく構成としてもよい。このように構成した場合、文書の転送時にフォント管理システム110は、文書送信側300のユーザ端末301に組み込まれているOSと文書受信側400のユーザ端末401に組み込まれているOSとを確認し、上記の文字コードの対応表に基づいて、文書に含まれる文字コードを対応する文字コードに変換する。
〔他の実施形態〕
以上説明した各実施形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種種変形して実施することが可能である。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、請求項1記載の発明によれば、クライアントにおいて、統一されたフォントで多くの文字を使用可能にすることができる。更に、本発明では、文書送信側のユーザが、文書受信側のユーザ端末におけるOS(オペレーティングシステム)を気にすることなく、文書を作成することが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、クライアントにおいて、統一されたフォントで多くの文字を使用可能にすることができる。更に、本発明では、文書送信側のユーザが、文書受信側のユーザ端末におけるOS(オペレーティングシステム)を気にすることなく、文書を作成することが可能となる。
本発明の第1の実施形態によるフォント管理システムを用いて提供されるフォント管理サービスの流れを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態によるフォント管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による文字データベース群に含まれるデータベースを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態で例示する外字情報データベース112a−2のデータ構造を示すテーブルである。 本発明の第1の実施形態で例示する外字部品データベース112b−2のデータ構造を示すテーブルである。 本発明の第1の実施形態で例示するユーザデータベース113のデータ構造を示すテーブルである。 本発明の第一の実施形態によるフォント提供サービス 本発明の第1の実施形態において提供される各サービスの内容を説明するための画面例(サービス内容説明画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態においてユーザがフォント提供サービスに加入する際に所定の事項を入力するための画面例(ユーザ会員申込画面例)を示す図であり、(a)は一般ユーザとして加入する際の画面例であり、(b)は法人ユーザとして加入する際の画面例である。 本発明の第1の実施形態により提供されるフォント提供サービスを利用する際の画面例(フォント提供サービス利用画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態による外字検索サービス又は外字情報提供サービスを利用する際の画面例(外字検索画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態において提供される外字の部品を層構造を用いて説明するための画面例(外字情報呈示画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態による外字作成サービスを利用する際の画面例(外字注文画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態による外字作成サービスを利用する際の発注内容として文字イメージを作成する際の画面例(外字作成画面例)を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるフォント提供サービスの流れを示すフローチャートである。 図15に示す流れにおいてサービス内容説明を閲覧する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において会員登録を行う際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態においてフォント提供サービスを利用する際の流れの概要を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態においてフォント提供サービスを利用する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるフォント提供サービスを利用してフォントをダウンロードする際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるフォント提供サービスを利用して提供されているフォントの内容を確認する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるフォント提供サービスにおける外字検索サービスを利用して提供されている外字を検索する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるフォント提供サービスにおける外字作成サービスを利用して提供されていない外字の作成を依頼する際の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるユーザ認証処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるフォント管理システムを用いて提供されるフォント自動切替サービスの流れを説明するための図である。 本発明の第3の実施形態によるフォント管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態によるフォント管理システムを用いて提供される文字コード変換サービスの流れを説明するための図である。 本発明の第4の実施形態によるフォント管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態で例示するユーザデータベース113.1のデータ構造を示すテーブルである。
符号の説明
100 フォント管理側
101 外字管理用端末
110 フォント管理システム
111 フォント管理サーバ
112 文字データベース群
112a 文字フォントデータベース
112a−1 常用文字フォントデータベース
112a−2 外字フォントデータベース
112b 文字情報データベース
112b−1 常用文字情報データベース
112b−2 外字データベース
112c 文字部品データベース
112c−1 常用文字部品データベース
112c−2 外字部品データベース
113、113.1 ユーザデータベース
200C 注文者側
200E 利用者側
201、201A〜201F、301、401 ユーザ端末
300 文書送信側
400 文書送信側

Claims (2)

  1. 1つの図形文字に対応する文字コードを複数管理するフォント管理サーバであって、
    ネットワークを介して接続された第1のクライアントから受信した文書に含まれる第1の文字コードを、第2のクライアントで使用されている第2の文字コードに変換し、変換後の文書を該第2のクライアントへ送信することを特徴とするフォント管理サーバ。
  2. 第1のクライアントにおいて第1の文字コードに基づいて作成された文書を、1つの図形文字に対応する文字コードを複数管理するフォント管理システムへ送信する第1の文書送信工程と、
    受信した前記文書に含まれる前記第1の文字コードを、第2のクライアントで使用されている第2の文字コードに変換する文字コード変換工程と、
    変換後の文書を前記第2のクライアントへ送信する第2の文書送信工程と、
    を有することを特徴とする文字コード変換方法。
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