JP2004252635A - 電子メール装置および重要メール通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子メールの内容を表示する前に重要なメールの存在を把握する。
【解決手段】携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子メール装置において、ユーザから受信メール一覧表示要求があったときに、受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示する手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メール装置および重要メール通知方法に関し、特に重要な電子メールを識別して表示する電子メール装置および重要メール通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子メール送受信機能を備えた携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の電子メール装置において、受信電子メールの一覧画面上では例えば受信した電子メールの題名等の一覧が表示され、その中から目的の電子メールを選択して本文を表示させることにより、メール内容の参照を行っている。しかし、この従来の方法においては、電子メール一覧画面からは題名や送信者のメールアドレス等は分かるものの、それらの内のどのメールが重要なメールであるのかは本文を読まない限り分からない。メール本文を読む前に、どのメールが重要なメールであるのかを把握できれば、複数の受信メールの中から優先して読むことができ、メール受信者にとって望ましいことである。
【0003】
なお、受信した電子メールの重要度に応じた着信通知を行った例としては、例えば特開2002−41414号公報(下記特許文献1)に記載された電子メール着信通知装置及び電子メール着信通知方法がある。この特許文献1には、送信者が電子メールの重要度情報を電子メール制御情報に含めて送信し、受信側装置が重要度情報を抽出して重要度のレベルを判定し、この判定されたレベルに対応する着信音および着信音量で受信者に着信を通知することが記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−41414号公報(第2頁[請求項1],図1,図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1においては、電子メールの着信時に電子メールを開封することなく重要度を判断することはできるが、それは電子メール着信時だけの一過性の通知方法となっている。従って、着信した後の受信メール一覧画面上においては重要度の表示は無く、多忙な受信者が後で一括して受信メールを読もうとした場合には、どのメールが重要なものであるのかが分からないという問題がある。
【0006】
また、電子メールの重要度情報を電子メール制御情報に含めて送受信しているため、この処理を行う機能の追加や、送信者の操作上の煩わしさの問題もある。
【0007】
また、電子メールの送信者側装置においても、送信メール一覧画面上で重要なメールを表示させることができれば、本文を読み返さなくても送信済みメールの中から重要なメールが識別できて便利であるが、このことについては考慮されていない。
【0008】
本発明は、以上の問題を解決する電子メール装置および重要メール通知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の電子メール装置は、ユーザから受信メール一覧表示要求があったときに、受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示する手段とを有する。
【0010】
本発明の第2の電子メール装置は、電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報内の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新する手段とを有する。
【0011】
本発明の第3の電子メール装置は、電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示する手段とを有する。
【0012】
本発明の第4の電子メール装置は、電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新する手段と、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示する手段とを有する。
【0013】
本発明の第5の電子メール装置は、ユーザから送信メール一覧表示要求があったときに、送信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた電子メールについては、送信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示する手段とを有する。
【0014】
本発明の第6の電子メール装置は、電子メールを送信する度に、送信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている送信メール一覧情報に送信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、送信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記送信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記送信メール一覧情報を更新する手段とを有する。
【0015】
本発明の第7の電子メール装置は、本発明の第1,第2,第5または第6の電子メール装置において、前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの題名に表示されることを特徴とする。
【0016】
本発明の第8の電子メール装置は、本発明の第1または第2の電子メール装置において、前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの送信者アドレスに表示されることを特徴とする。
【0017】
本発明の第9の電子メール装置は、本発明の第5または第6の電子メール装置において、前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの受信者アドレスに表示されることを特徴とする。
【0018】
本発明の第10の電子メール装置は、本発明の第1〜第9のいずれかの電子メール装置において、前記重要メール識別用文字列が、ASCIIコードのOx20以下の非表示情報であることを特徴とする。
【0019】
本発明の第11の電子メール装置は、本発明の第1〜第10のいずれかの電子メール装置において、前記電子メール装置は、携帯電話機,PHS,PDAまたはパーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0020】
本発明の第1の重要メール通知方法は、送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、受信した電子メールの本文中に前記重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、受信メール一覧画面上の該当メールに重要メール識別用アイコンを表示させることを特徴とする。
【0021】
本発明の第2の重要メール通知方法は、送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に前記重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新することを特徴とする。
【0022】
本発明の第3の重要メール通知方法は、送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、電子メールを受信する度に、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示することを特徴とする。
【0023】
本発明の第4の重要メール通知方法は、ユーザから送信メール一覧表示要求があったときに、送信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた電子メールについては、送信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示することを特徴とする。
【0024】
本発明の第5の重要メール通知方法は、電子メールを送信する度に、送信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている送信メール一覧情報に送信した電子メールの一覧情報を追加して更新し、送信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、前記送信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記送信メール一覧情報を更新することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。なお、本発明の電子メール装置は、電子メール送受信機能を備えた携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System),PDA(Personal Digital Assistance)やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であるが、ここでは携帯電話機を例に説明する。
【0027】
図1を参照すると、本発明の電子メール装置は、キー入力部1と、表示部2と、無線部3と、アンテナ部4と、制御部5と、記憶部6とを備えている。
【0028】
キー入力部1は、ユーザのキー操作により文字等を入力するものである。表示部2は、キー入力部1から入力された文字や、送信または受信メール一覧画面、電子メール本文等を表示するものであり、例えばLCD等が用いられる。無線部3は、アンテナ部4により送受信される無線データの符号化および復号化等を行う機能を備えている。制御部5は、プログラムにより制御されるCPU等であり、キー入力部1からの入力により電子メールを作成し無線部3に送信する機能と、キー入力部1からの入力により文字や、送信または受信メール一覧画面、電子メール本文等を表示部2に表示させる機能と、電子メールの本文中に特定の文字列が含まれているかを検出する機能と、特定の文字列が検出された場合にメール一覧画面上に重要なメールであることを表すアイコンを表示させる機能とを備えている。記憶部6は、送受信した電子メール等を記憶するものである。
【0029】
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0030】
本実施の形態の構成は図1に示す通りである。以下、本実施の形態の動作について図1〜図5を参照して説明する。
【0031】
まず、メール送信時の動作について図1〜図3を参照して説明する。
【0032】
図2は本発明の第1の実施の形態におけるメール送信時の動作を示すフローチャートであり、図3は電子メール作成画面の一例を示す図である。
【0033】
図2を参照すると、ステップA1にて、ユーザはキー入力部1を操作してメール作成メニューを選択し、制御部5は電子メールの作成画面を表示部2に表示させる。次に、ステップA2にてユーザはキー入力部1を操作し電子メールの宛先を入力する。同様に電子メールの題名(ステップA3)、電子メールの本文(ステップA4)をキー入力部1を操作することにより入力する。
【0034】
次に、ユーザは重要な電子メールであることを示す文字列(以降、重要メール識別用文字列、と記す)を付加するかどうかの判断を行い(ステップA5)、付加しない場合はステップA7に進む。一方、電子メールに重要メール識別用文字列を付加する場合は、ユーザはステップA6にてキー入力部1を操作し、重要メール識別用文字列(例えば、「緊急」等)を、図3に示すように、電子メールの本文中に入力する。なお、この重要メール識別用文字列を挿入する場所は本文の先頭部分に限定されず、本文の途中や末尾であっても構わない。また、重要メール識別用文字列として何を指定するかについては、受信側電子メール装置のプログラム上で規定してもよいし、内部メモリに予め設定しておいて制御部5が参照するようにしてもよい。メール送信者は受信側電子メール装置で規定あるいは設定された重要メール識別用文字列を、送信メールの本文中に付加する。
【0035】
次に、ユーザはステップA7にて電子メールの本文編集を終了するかどうかの判断を行う。終了する場合は、キー入力部1から送信の操作をすることにより、作成した電子メールを制御部5が無線部3に送信するとともに、送信した電子メールを記憶部6に記憶させ、記憶部6に記憶されている送信メール一覧情報に当該メールの一覧情報(送信日,題名等)を追加して更新する(ステップA8)。ステップA7において、本文編集を終了しない場合は、ステップA4に戻り本文編集を行う。
【0036】
次に、メール受信時の動作について図1,図4および図5を参照して説明する。
【0037】
図4は本発明の第1の実施の形態におけるメール受信時の動作を示すフローチャートであり、図5は受信メール一覧画面の一例を示す図である。
【0038】
図4を参照すると、電子メールを受信すると、制御部5は受信した電子メールを記憶部6に記憶させ、記憶部6に記憶されている受信メール一覧情報に当該メールの一覧情報(受信日,題名等)を追加して更新する(ステップB1)。次に、ユーザが受信メール一覧表示要求の操作をキー入力部1により行う(ステップB2)ことにより、制御部5は、受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出し(ステップB3)、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で、図5に示すように、該当の受信メールの題名に重要メール識別用アイコンを表示する(ステップB4)。含まれていなかった電子メールについては、制御部5は重要メール識別用アイコンは表示させず、受信メールの題名のみを表示させる(ステップB5)。
【0039】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0040】
上述した第1の実施の形態においては、受信メール一覧画面上における重要メール識別用アイコン表示について述べたが、本実施の形態は送信メール一覧画面上における重要メール識別用アイコン表示に関するものである。本実施の形態を第1の実施の形態と併せて適用することも勿論可能である。
【0041】
本実施の形態の構成は図1に示す通りである。以下、本実施の形態の動作について図1および図6を参照して説明する。なお、図6は本発明の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートであり、電子メールを作成,送信し、送信メール一覧画面において重要メール識別用アイコンを表示させるまでの手順を示している。
【0042】
図6のステップC1〜C8の動作については、図2のステップA1〜A8のメール送信時の動作と同じであるため、再度の説明は省略する。
【0043】
ステップC8で電子メールを送信した後、ユーザが送信メール一覧表示要求の操作をキー入力部1により行う((ステップC9)ことにより、制御部5は、送信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出する(ステップC10)。含まれていた電子メールについては、送信メール一覧画面上で、該当の送信済みメールの題名に重要メール識別用アイコンを表示する(ステップC11)。含まれていなかった電子メールについては、制御部5は重要メール識別用アイコンは表示させず、送信済みメールの題名のみを表示させる(ステップC12)。
【0044】
なお、以上の説明においては、ステップC1〜C8の動作に引き続きステップC9〜C12の動作を行っているが、ステップC9〜C12の動作をステップC1〜C8の動作とは関係なく独立して行うことも可能である。
【0045】
本実施の形態は、送信済み電子メールの一覧上で重要な電子メールを見つけやすくすることができるという効果を有する。
【0046】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0047】
上述した第1または第2の実施の形態においては、メール一覧画面をユーザが要求したことを契機として、メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出していたが、本実施の形態は、メール送信の都度またはメール受信の都度、その電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、その結果をその都度記憶部6に格納されているメール一覧情報に追加するようにした点が異なっている。
【0048】
本実施の形態の構成は図1に示す通りである。以下、本実施の形態の動作について図1,図7および図8を参照して説明する。なお、図7は本発明の第3の実施の形態におけるメール送信時の動作を示すフローチャートであり、図8は本発明の第3の実施の形態におけるメール受信時の動作を示すフローチャートである。
【0049】
まず、メール送信時の動作について図7を参照して説明する。
【0050】
図7のステップD1〜D8の動作については、図2のステップA1〜A8、図6のステップC1〜C8のメール送信時の動作と同じであるため、再度の説明は省略する。
【0051】
ステップD8に続き、制御部5は送信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出する(ステップD9)。含まれていなかった場合は、制御部5は処理を終了し、含まれていた場合は、制御部5は記憶部6に記憶されている送信メール一覧情報の当該メールに重要メール識別用アイコンを追加して更新する(ステップD10)。
【0052】
次に、メール受信時の動作について図8を参照して説明する。
【0053】
電子メールを受信すると、制御部5は受信した電子メールを記憶部6に記憶させ、記憶部6に記憶されている受信メール一覧情報に当該メールの一覧情報を追加して更新する(ステップE1)。次に、制御部5は受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出する(ステップE2)。含まれていなかった場合は、制御部5は処理を終了し、含まれていた場合は、制御部5は記憶部6に記憶されている受信メール一覧情報の当該メールに重要メール識別用アイコンを追加して更新する(ステップE3)。
【0054】
本実施の形態は、重要メール対応に重要メール識別用アイコンが送信メール一覧情報または受信メール一覧情報に含まれて、送信または受信の度に記憶部6に格納されるため、ユーザからメール一覧表示要求を受ける度に電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かの検出を繰り返す必要が無くなるという効果を有する。
【0055】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0056】
本実施の形態は、受信メール一覧の表示内容が各メールの題名表示から送信者のアドレス表示に切り替えられた場合にも、重要メール識別用アイコン表示を可能にするものである。
【0057】
本実施の形態の構成は図1に示す通りである。以下、本実施の形態の動作について図1および図9を参照して説明する。なお、図9は本発明の第4の実施の形態の動作を示すフローチャートであり、電子メールを受信し、受信メール一覧を題名表示から送信者のアドレス表示に切り替えた場合に重要メール識別用アイコンを表示させるまでの手順を示している。
【0058】
電子メールを受信すると、制御部5は受信した電子メールを記憶部6に記憶させ、記憶部6に記憶されている受信メール一覧情報に当該メールの一覧情報を追加して更新する(ステップF1)。次に、ユーザが受信メール一覧表示要求の操作をキー入力部1により行う(ステップF2)ことにより、制御部5は、受信メール一覧を題名表示で行うか、送信者のアドレス表示で行うかの質問を表示してユーザに選択させる(ステップF3)。
【0059】
ユーザが題名表示を選択した場合は、ステップF4〜F6に進む。ステップF4〜F6は図4のステップB3〜B5と同じ動作である。すなわち、制御部5は受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出し(ステップF4)、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で、該当の受信メールの題名に重要メール識別用アイコンを表示する(ステップF5)。含まれていなかった電子メールについては、制御部5は重要メール識別用アイコンは表示させず、受信メールの題名のみを表示させる(ステップF6)。
【0060】
一方、ステップF3において、ユーザが送信者のアドレス表示を選択した場合は、制御部5は受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているか否かを検出し(ステップF7)、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で、該当の受信メールの送信者アドレスに重要メール識別用アイコンを表示する(ステップF8)。含まれていなかった電子メールについては、制御部5は重要メール識別用アイコンは表示させず、受信メールの送信者アドレスのみを表示させる(ステップF9)。
【0061】
以上、図9を参照して、受信メール一覧画面上で、重要メール識別用アイコンを送信者アドレスに表示することも可能であることを説明したが、送信メール一覧画面上においても同じことを適用可能なことは明らかである。例えば、図6のステップC9→図9のステップF3→ステップ7〜9の動作により可能となる。但し、送信メール一覧画面上の場合は、重要メール識別用アイコンを送信者アドレスではなく受信者(受取人)アドレスに表示することとなる。
【0062】
このように、メール一覧の表示が送信者または受信者のアドレスで表示されている場合、一覧画面上ではメールの内容を把握しにくいが、本実施の形態により、一覧表示が送信者または受信者のアドレス表示の場合でも、重要な電子メールが見つけ易くなるという効果を有する。
【0063】
なお、以上説明した第1〜第4の実施の形態においては、重要な電子メールか否かの判別は、メール本文中に「緊急」等の文字列(重要メール識別用文字列)があるか否かで行っていた。この重要メール識別用文字列として、非表示情報(ASCIIコードのOx20以下等)を指定してもよい。この場合は、メール一覧画面上は重要メール識別用アイコンが表示されるため、送信者または受信者は重要な電子メールであることが分かるが、電子メール本文中には重要メール識別用文字列が表示されないため、電子メール本文を見た第三者に重要な電子メールであることを悟られなくする効果がある。
【0064】
また、以上説明した第1〜第4の実施の形態においては、重要メール識別用アイコンをメール一覧画面上で表示しているが、例えば、携帯電話機の待ち受け画面(携帯電話機を使用していない状態で表示されている画面)上や、パーソナルコンピュータのデスクトップ画面(OSを起動したときに表示され、ファイルやアプリケーションソフトの起動を行うことができる基本となる操作画面)上に表示するようにしてもよい。この場合は、例えばメール受信の度に、制御部5がメール本文中に重要メール識別用文字列があるか否かを検出し、あった場合に待ち受け画面上に重要メール識別用アイコンを表示させ、ユーザがそのアイコンを選択することにより該当メール内容を表示する。なお、重要メール識別用アイコンを携帯電話機の待ち受け画面上やパーソナルコンピュータのデスクトップ画面上に表示する動作は、図8のステップE1〜E3の動作を行った後に行うようにしてもよいし、ステップE1〜E2の動作を行った後に行うようにしてもよい。
【0065】
これにより、メール一覧表示要求を行わなくても、重要な電子メールに即座にアクセスできるようになるという効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、送信メール一覧画面上、受信メール一覧画面上、待ち受け画面上等で、重要な電子メールについては重要メール識別用アイコンを表示させるようにしたため、メール内容を表示する前に重要なメールの存在を把握することができるという効果がある。
【0067】
また、重要なメールか否かを識別するための重要メール識別用文字列を、電子メールの本文中に含めて送信するようにしたため、メール送信者は特別な操作を行うことなく、電子メール作成時に本文中に重要メール識別用文字列を追加するだけで、重要な電子メールの指定を簡単に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるメール送信時の動作を示すフローチャートである。
【図3】電子メール作成画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるメール受信時の動作を示すフローチャートである。
【図5】受信メール一覧画面の一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるメール送信時の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるメール受信時の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キー入力部
2 表示部
3 無線部
4 アンテナ部
5 制御部
6 記憶部

Claims (16)

  1. ユーザから受信メール一覧表示要求があったときに、受信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた電子メールについては、受信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  2. 電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報内の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  3. 電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  4. 電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新する手段と、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  5. ユーザから送信メール一覧表示要求があったときに、送信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた電子メールについては、送信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  6. 電子メールを送信する度に、送信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている送信メール一覧情報に送信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、送信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出する手段と、含まれていた場合は、前記送信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記送信メール一覧情報を更新する手段とを有することを特徴とする電子メール装置。
  7. 前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの題名に表示されることを特徴とする請求項1,2,5または6記載の電子メール装置。
  8. 前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの送信者アドレスに表示されることを特徴とする請求項1または2記載の電子メール装置。
  9. 前記重要メール識別用アイコンは、電子メールの受信者アドレスに表示されることを特徴とする請求項5または6記載の電子メール装置。
  10. 前記重要メール識別用文字列が、ASCIIコードのOx20以下の非表示情報であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の電子メール装置。
  11. 前記電子メール装置は、携帯電話機,PHS,PDAまたはパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の電子メール装置。
  12. 送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、受信した電子メールの本文中に前記重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、受信メール一覧画面上の該当メールに重要メール識別用アイコンを表示させることを特徴とする重要メール通知方法。
  13. 送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、電子メールを受信する度に、受信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている受信メール一覧情報に受信した電子メールの一覧情報を追加して更新する手段と、受信した電子メールの本文中に前記重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、前記受信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記受信メール一覧情報を更新することを特徴とする重要メール通知方法。
  14. 送信側電子メール装置においては、重要な電子メールであることを示す重要メール識別用文字列を電子メール本文中に含めて送信し、受信側電子メール装置においては、電子メールを受信する度に、受信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、重要メール識別用アイコンを待ち受け画面上またはデスクトップ画面上に表示することを特徴とする重要メール通知方法。
  15. ユーザから送信メール一覧表示要求があったときに、送信メール一覧に含まれる電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた電子メールについては、送信メール一覧画面上で重要メール識別用アイコンを表示することを特徴とする重要メール通知方法。
  16. 電子メールを送信する度に、送信した電子メールを内部記憶部に記憶させるとともに、前記内部記憶部に記憶されている送信メール一覧情報に送信した電子メールの一覧情報を追加して更新し、送信した電子メールの本文中に重要メール識別用文字列が含まれているかを検出し、含まれていた場合は、前記送信メール一覧情報の該当メールに重要メール識別用アイコンを追加して前記送信メール一覧情報を更新することを特徴とする重要メール通知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114079642A (zh) * 2020-08-11 2022-02-22 华为技术有限公司 一种邮件处理方法及电子设备

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