JP2004252366A - レンズ装置、レンズ制御装置、デジタルカメラ - Google Patents

レンズ装置、レンズ制御装置、デジタルカメラ Download PDF

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浩司 松本
Masanori Kishi
政典 岸
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Abstract

【課題】撮影光学系内で最も対物側に配置されたAF用レンズ群を、外力から効果的に保護することができるレンズ装置等を提供する。
【解決手段】撮影光学系の最も対物側に配置されたAF用の1群レンズ1LGと、この1群レンズ1LGを光軸方向に移動可能に保持する1群枠21と、この1群枠21を内部で支持する移動枠18を含み、対物側が鏡筒開放端KTとなっていて、合焦範囲(P0〜P2)内に該1群レンズ1LGがあるときには、該1群レンズ1LGの全ての部分が上記鏡筒開放端KTよりも結像側に位置するように構成され、かつ、コントラストAFを行う途上においては、該合焦範囲に加えて、該1群レンズ1LGの少なくとも一部が上記鏡筒開放端KTからさらに対物側に突出する余裕範囲(P2〜P3)にまで移動し得るように構成されたレンズ鏡筒10と、を備えたレンズ装置。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系において最も対物側に配置されたAF用レンズ群が、合焦位置を検出する途上においては、レンズ鏡筒の開放端から対物側に少なくとも一部突出し得るように構成されたレンズ装置、レンズ制御装置、デジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラや銀塩カメラを始めとした、被写体像を撮影するための種々の装置に適用される撮影光学系は、複数のレンズ群を有して構成されることが多い。このような撮影光学系の内で、フォーカス調整用のAF用レンズ群を、最も対物側に配置した、いわゆる前玉フォーカスを採用した撮影光学系がある。
【0003】
このような最も対物側のレンズ群(先頭レンズ群)をAF用レンズ群とする撮影光学系としては、例えば、特開平8−313788号公報(特許文献1)に、少なくとも変倍動作時に光軸方向に沿った移動および光軸周りの回動を禁止される基準枠と、この基準枠の内周に嵌合し変倍動作時に該基準枠に対して光軸方向に沿って移動される第1鏡枠と、この第1鏡枠の内周に嵌合し変倍動作時に上記基準枠に対して光軸周りに回動されながら上記第1鏡枠と共に光軸方向に沿って移動される第2鏡枠と、変倍動作時に上記第1および第2鏡枠の相対回動によって光軸方向に進退される第3鏡枠と、を備えたレンズ鏡筒が記載されている。このような構成により、鏡枠収納時の全長を短くすることを可能とし、しかも、カム設計の自由度が高く、鏡枠の精度も良好なズームレンズ鏡筒となっている。
【0004】
一方、複数のレンズ群を有して構成される撮影光学系の内でも、フォーカス調整用のAF用レンズ群を内部に配置した、いわゆるリアフォーカスを採用した撮影光学系もある。
【0005】
このような撮影光学系としては、例えば、特開2001−343577号公報(特許文献2)に、駆動源を備えた駆動ユニットによって駆動される板カムにより光学系を構成する複数の移動要素群を光軸方向に駆動する光学機器であって、上記板カムは、上記駆動ユニットが第1の作動領域で作動するときに回動して上記複数の移動要素群を駆動し、上記駆動ユニットが上記第1の作動領域に連続する第2の作動領域で作動するときに光軸方向に移動して上記複数の移動要素群を駆動する光学機器が記載されている。このような構成により、簡単なカム機構で移動要素群の使用領域での駆動および収納駆動を可能とするとともに、前玉に外力等が加わった場合でもラックずれを防止することができ、外力解除後には合焦状態を確保することができるコンパクトな光学機器としている。この特許文献2に記載の技術は、具体的には、リアフォーカスレンズを駆動して、コントラストAFを行うデジタルカメラに適用されたものとなっている。
【0006】
上記コントラストAFは、デジタルカメラやビデオムービーで一般的に用いられている周知のものであり、いわゆる山登りAFである。このコントラストAFは、焦点位置を少しずつ変更しながら映像信号を取得して、取得した映像信号からコントラストを検出し、複数の焦点位置におけるコントラストを比較することによりコントラストのピークを検出して、検出したピーク位置を合焦位置と判断するものとなっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−313788号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2001−343577号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平8−313788号公報に記載された技術は、被写体位置に応じて前玉(最も対物側のレンズ群であり、AF用レンズ群となっている)が進退するものとなっているが、該公報には前玉を保護するための技術に付いて特段の記載はなされていない。しかし、こうした前玉フォーカスを実現するためには、前玉が外力によって損傷したり破損したりすることのないように保護をする必要がある。
【0010】
このときに、レンズ鏡筒を大型で頑丈なものにして対処しようとすると、体積や重量が増加して小型化軽量化に反するだけでなく、レンズの移動速度が低下し駆動電流が増加することになるために、AF速度の低下やバッテリ等による使用時間の短縮を招いてしまう。
【0011】
また、先頭のAF用レンズ群が該レンズ鏡筒から突出しないように、レンズ鏡筒を十分に長くして保護する構成を採用しようとする場合に、上述したような山登りAFを採用するカメラ等では、必要となるレンズ鏡筒の長さがかなり長くなってしまう。つまり、上記山登りAFは、より詳しくは、被写体距離に直接対応した移動可能範囲(合焦範囲)以外に、その両端側(合焦範囲を越える近距離側、および合焦範囲を越える遠距離側)に山登り検出用の余裕分が必要であり、先頭のAF用レンズ群に必要とされる全移動範囲はかなり長いものとなっている。従って、山登りAFを行うカメラに適用されるレンズ鏡筒は、光軸方向に長くせざるを得ず、薄型化が要求されるカメラに適用することが困難となる。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、撮影光学系内で最も対物側に配置されたAF用レンズ群を、外力から効果的に保護することができるレンズ装置、レンズ制御装置、デジタルカメラを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明によるレンズ装置は、焦点調節時には他のレンズ群とは独立して移動されるAF用レンズ群を最も対物側に配置して構成される撮影光学系と、上記撮影光学系を内部に保持するものであり対物側が鏡筒開放端となっていて被写体像が所定の結像面に合焦して結像され得るAF用レンズ群の移動可能範囲である合焦範囲内に該AF用レンズ群があるときには該AF用レンズ群の全ての部分が上記鏡筒開放端よりも結像側に位置するように構成されかつ該合焦範囲内における合焦位置を検出する途上においては該合焦範囲に加えて該AF用レンズ群の少なくとも一部が上記鏡筒開放端からさらに対物側に突出する余裕範囲にまで移動し得るように構成されたレンズ鏡筒と、を具備したものである。
【0014】
また、第2の発明によるレンズ制御装置は、上記第1の発明によるレンズ装置と、上記AF用レンズ群を移動させることにより上記撮影光学系の焦点位置を変更するためのAF駆動手段と、上記所定の結像面に配設され上記撮影光学系により結像される被写体像を光電変換して映像信号を出力する撮像素子と、この撮像素子から出力される映像信号に基づいて被写体像のコントラストを検出するコントラスト検出手段と、上記AF駆動手段を制御して上記AF用レンズ群を駆動させながら上記コントラスト検出手段により検出されたコントラストに基づいて合焦位置を検出し検出した合焦位置へ上記AF用レンズ群を移動させるように制御するものであり該合焦位置を検出する途上においては上記AF用レンズ群が上記合焦範囲および上記余裕範囲へ移動するのを許容し合焦位置を検出した後にAF用レンズ群を該合焦位置へ移動させる際には上記合焦範囲への移動のみを許容して上記余裕範囲への移動を禁止する制御手段と、を具備したものである。
【0015】
さらに、第3の発明によるレンズ制御装置は、上記第2の発明によるレンズ制御装置において、上記余裕範囲が、合焦範囲における最至近位置よりもさらに近距離側の被写体に合焦させるように上記AF用レンズ群を移動させる位置範囲である。
【0016】
第4の発明によるレンズ制御装置は、上記第3の発明によるレンズ制御装置において、上記撮影光学系が変倍光学系として構成されたものであり、該撮影光学系が少なくともワイド位置にあるときには、合焦位置を検出する途上において、上記AF用レンズ群が上記余裕範囲に位置する可能性があるものである。
【0017】
第5の発明によるデジタルカメラは、上記第2、第3、または第4の発明によるレンズ制御装置を具備したものである。
【0018】
第6の発明によるデジタルカメラは、上記第5の発明によるデジタルカメラにおいて、デジタルカメラを使用しないときには、上記鏡筒開放端の近傍を横断することにより上記レンズ鏡筒を外部に対して遮蔽し保護する遮蔽位置をとり、デジタルカメラを使用するときには上記撮影光学系による結像を妨げることのないように該遮蔽位置から退避するように構成されたレンズバリアをさらに具備したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1から図11は本発明の一実施形態を示したものであり、図1はバリア閉状態にあるデジタルカメラの外観を前方から示す斜視図、図2はバリア開状態にあるデジタルカメラの外観を前方から示す斜視図である。
【0020】
この実施形態は、以下で説明するように、レンズ鏡筒内に撮影光学系を保持して構成されるレンズ装置をデジタルカメラに適用して、該レンズ装置をコントラストAFする際にレンズ制御装置により制御するものとなっている。
【0021】
なお、図面および以下の説明においては、撮影光学系である撮影レンズ系11(図2等参照)の光軸Oに沿う被写体側(対物側)方向をZ方向(Zの正方向)とし、このZ方向に垂直な面内における水平方向(Zの負方向(結像側方向)を見たときの水平右方向)をX方向(Xの正方向)、Z方向に垂直な面内における上方向をY方向(Yの正方向)とそれぞれしている。
【0022】
このデジタルカメラ1は、図1、図2に示すように、前面側を覆う前カバー2と、背面側を覆う後カバー4と、これら前カバー2と後カバー4との間となる側面を覆う中カバー3と、を組み合わせることにより外装体の主要部分を構成している。
【0023】
上記前カバー2には、X方向に沿ったスライド溝2aが形成されており、このスライド溝2aにレンズバリア5が摺動可能に係合している。これにより、レンズバリア5は、図1に示す遮蔽位置と図2に開放位置とをスライドして移行することができるようになっている。
【0024】
このデジタルカメラ1の上面の、例えば該デジタルカメラ1を把持する右手の人差指で操作可能な上記中カバー3の位置には、撮影を指示入力するためのレリーズボタン6が配置されている。
【0025】
また、該デジタルカメラ1の背面上部には、撮影者が被写体を確認して構図等を決定する際に用いる光学ファインダの接眼窓7が配置されている。
【0026】
一方、図2に示すように、上記レンズバリア5を開放位置に移動させると、遮蔽位置では該レンズバリア5に遮蔽されていた前面部2bに、光学ファインダの対物窓8、ストロボ発光窓9、レンズ鏡筒10、がそれぞれ露呈するようになっている。
【0027】
上記レンズ鏡筒10は、内部に撮影レンズ系11を保持するものであって、該撮影レンズ系11を保持した状態においてレンズ装置を構成しており、鏡筒保持枠12を介してカメラ本体側に固定し支持されている。このレンズ鏡筒10は、レンズバリア5が開放位置となって撮影可能状態に移行すると、図2の2点差線で示すように、前面部2bからZ方向に繰り出すようになっている。一方、レンズバリア5が図1に示す撮影不可能な遮蔽位置になると、レンズ鏡筒10は、該レンズバリア5と干渉しない位置まで沈胴するように構成されている(図3参照)。
【0028】
次に、図3から図5を参照して、レンズ鏡筒10の概略の構成について説明する。図3は沈胴時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図、図4はワイド時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図、図5はテレ時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図である。
【0029】
このレンズ鏡筒10は、後述する撮像素子31(図8参照)を所定位置(撮影レンズ系11による所定の結像面)に保持するためのCCDホルダ15と、このデジタルカメラ1の内部に上記鏡筒保持枠12を介して固定し支持されるものであり上記CCDホルダ15をZの負方向の端面に固着する固定枠16と、この固定枠16の内周側に支持されていて光軸O周りに回動可能かつZ方向(光軸O方向)に進退可能に設けられたカム枠17と、このカム枠17の内周側のZの負方向側に支持されていて光軸O周りの回動は行わないがZ方向(光軸O方向)には進退可能に設けられた2群枠22と、上記カム枠17の内周側のZの正方向側に支持されていて光軸O周りの回動は行わないがZ方向(光軸O方向)には進退可能に設けられた移動枠18と、この移動枠18の内側に固定された1群枠ガイドロッド19と、上記移動枠18の内側に配設されこの1群枠ガイドロッド19によりZ方向に移動可能となるように案内される1群枠21と、を有して構成されている。
【0030】
上記1群枠21はAF用レンズ群である1群レンズ1LGを、上記2群枠22は2群レンズ2LGを、それぞれ保持するものである。上記撮影レンズ系11は、これら1群レンズ1LGと2群レンズ2LGとを含み、ズーム光学系として構成されている。
【0031】
このようなレンズ鏡筒10のズーム動作は、次のようになっている。
【0032】
図1に示すような非撮影状態において、レンズバリア5がスライドして図2に示すような位置まで移動されると、レンズ鏡筒10は、図3に示すような沈胴時の状態から、図4に示すような撮影可能範囲におけるワイド状態に移行される。
【0033】
さらに、撮影者によるズーム操作等が行われると、図4に示すような撮影可能範囲におけるワイド状態からズーム駆動が行われ、テレ端まで駆動されると、図5に示すような撮影可能範囲におけるテレ状態になる。
【0034】
また、テレ状態からワイド状態への移行や、レンズバリア5の閉じ動作に伴う沈胴状態への移行は、これとは逆に行われる。
【0035】
なお、図4および図5は、撮影レンズ系11の焦点位置が無限遠となっているときの状態を図示したものである。
【0036】
続いて、図6および図7を参照して、フォーカス調整について説明する。図6は移動枠内におけるフォーカス調整時の1群枠の移動の様子を示す拡大断面図、図7は山登りAFを行うときのコントラストの例を示す線図である。
【0037】
1群枠21は、フォーカス調整の際に独立して移動されるAF用レンズ群(1群レンズ1LG)を保持するものとなっており、上記1群枠ガイドロッド19により案内されながら、上述したようなズーム動作を行うための駆動系とは独立した別の駆動系により、フォーカス駆動されるようになっている。
【0038】
上記1群枠21と移動枠18との間には、シリコンゴム等によりリング状に形成された防水部材24が配設されていて、レンズ鏡筒10の内部に水が侵入するのを阻止するようになっている。
【0039】
この防水部材24は、より詳しくは、1群レンズ1LGの先端(Zの正方向端)側のレンズ(先端レンズ)の周縁となる1群枠21の先端側に接着されており、該先端レンズにおけるZの正方向端よりも、この防水部材24におけるZの正方向端24aの方が、よりZの正方向側に位置している。こうして、防水部材24のZの正方向端24aが、フォーカス動作に伴って移動する1群レンズ1LGを保持する1群枠21の、Zの正方向端位置T1を規定している。
【0040】
このような1群枠21は、フォーカス位置が無限遠であるときには、設計上、図6の実線で示す位置P0にあり、以下では、このときのZ方向位置を原点(Z=0)として、1群枠21の変位を示す。なお、以下に示す変位は、mmを単位として表示している。
【0041】
無限遠位置P0から近距離側にフォーカシングを行うと、設計上は、至近位置P1(Z=0.54)で撮影用合焦範囲の至近に合焦するようになっている。ただし、実際にはレンズ鏡筒を構成する部品にばらつき等があるために、1群枠21の至近位置は、対物側に最大にずれたときには図6のP2(Z=1.4)となることもあり得る。なお、この最大の至近位置P2(Z=1.4)をとるときには、対応する無限遠位置はほぼZ=0.86(=1.4−0.54)となる。
【0042】
撮影用合焦範囲に含まれ得るこれらP0、P1、P2の何れも、そのZの正方向端位置T1が、移動枠18のZの正方向端18a(つまり、レンズ鏡筒10の最も被写体側に繰り出される鏡枠である移動枠18の最被写体側端面)により規定される鏡筒開放端KTよりも、Zの負方向となっている。言い換えれば、撮影用合焦範囲内である場合には、例え製品毎のばらつきがあったとしても、1群レンズ1LGを保持する1群枠21が、必ずレンズ鏡筒10の内部にあって、該レンズ鏡筒10から突出することのないように構成されている。
【0043】
さらに、1群枠21は、フォーカス調整後に停止する位置範囲である撮影用合焦範囲には入らないが、移動枠18の鏡筒開放端KTよりもZの正方向側に繰り出される図示の余裕端位置P3も一時的に取り得るようになっている。
【0044】
すなわち、図7に示すように、所定の結像面にある撮像素子31(図8参照)に結像される像のコントラストを検出しながら、最もコントラストが高いピークを探して該ピークを合焦位置とする、いわゆる山登りAFを行う場合には、無限遠位置P0側から至近位置P1,P2側に向かって1群枠21を移動させながら、コントラストを検出することになる。
【0045】
このような動作を行う際に、コントラストのピーク位置を検出するためには、該ピーク位置を一旦通り過ぎてコントラストが上昇から降下に転じたことを確認する必要がある。従って、図7の実線で示すように、合焦位置が至近位置の近傍である場合には、撮影用合焦範囲を越えた位置(合焦検出用の至近側余裕範囲)まで1群枠21を移動させる必要があることもあるのである。これに対して、図7の一点鎖線や二点鎖線で示すような場合には、撮影用合焦範囲内で1群枠21を移動させるだけで、合焦位置を検出することも可能である。
【0046】
図8はデジタルカメラ1の主として電気的な構成を示すブロック図である。
【0047】
このデジタルカメラ1は、上記1群レンズ1LGと2群レンズ2LGとを有して構成される撮影レンズ系11と、この撮影レンズ系11により結像される被写体像を光電変換して電気的な映像信号として出力する撮像素子31と、この撮像素子31から出力される映像信号を増幅するなどのアナログ的な信号処理を行う撮像回路32と、この撮像回路32から出力されるアナログの映像信号をデジタルの映像データに変換するA/D変換器33と、このA/D変換器33から出力される映像データを一時的に記憶するバッファメモリ40と、このバッファメモリ40に記憶された映像データを読み出してコントラストを検出するコントラスト検出手段たるコントラスト検出部41と、このコントラスト検出部41により検出されたコントラストに基づいて上述したように山登りAFにより合焦位置を検出するものでありこのデジタルカメラ1を統合的に制御する制御手段たるシステムコントローラ45と、このシステムコントローラ45の制御により合焦位置を探すように上記1群レンズ1LGを駆動するAF駆動手段たるアクチュエータ駆動回路42と、被写体の輝度を検出して撮像を行う際の素子シャッタ時間などを決定する測光回路43と、上記レリーズボタン6や電源ボタン(あるいはレンズバリア5によりオン/オフする電源スイッチ)などを含んで構成される操作部44と、上記システムコントローラ45が実行する処理プログラムを記憶する領域として用いられるとともに処理対象の映像データを記憶する作業領域としても用いられるDRAM37と、このDRAM37に記憶された映像データにホワイトバランス補正やY/C分離、圧縮処理などのデジタル的な信号処理を行うDSP36と、このDSP36により処理された映像データを表示するために一旦蓄積しておくビデオメモリ38と、このビデオメモリ38に蓄積された映像データを受けて画像を表示する画像表示LCD39と、上記DSP36により処理された映像データを後述する着脱メモリ51に記憶させるために出力しあるいは該着脱メモリ51に記憶されている映像データを読み出すインターフェースであるI/F34と、このI/F34が接続されているカードスロット35と、を有して構成されている。
【0048】
また、上記カードスロット35には、不揮発性の記憶媒体等で構成されるメモリカードなどの着脱メモリ51が、着脱可能に装着されるようになっている。従って、該着脱メモリ51は、上記デジタルカメラ1に固有の構成要件とはなっていない。
【0049】
図9はデジタルカメラ1の単写モードの動作を示すフローチャートである。
【0050】
まず、操作部44の電源ボタンがオンになるのを待機して(ステップS1)、オンになった場合には、所定の初期化処理等を行った後に、レリーズボタン6がオンになるのを待機する(ステップS2)。
【0051】
レリーズボタン6がオンになった場合には、まず、測光回路43により測光を行って、測光結果に応じた露出制御をシステムコントローラ45が行う(ステップS3)。
【0052】
そして、後で詳しく説明するようなAF動作を行う(ステップS4)。
【0053】
こうして、露出調整及び焦点調節が完了した後に、撮像素子31により撮像を行い(ステップS5)、撮像された映像データをDRAM37に一旦書き込んでから(ステップS6)、映像データをDRAM37から読み出して(ステップS7)、DSP36によりホワイトバランス補正(ステップS8)、Y/C分離生成(ステップS9)、圧縮(ステップS10)、の各処理を行った後に、処理後の映像データを上記I/F34を介して着脱メモリ51に記録し(ステップS11)、終了する。
【0054】
図10はデジタルカメラ1におけるAF動作を示すフローチャート、図11はコントラストのピークが合焦範囲内に検出されたときと合焦範囲外に検出されたときとの例を示す線図である。
【0055】
AF動作を開始すると、まず、上記無限遠位置P0から至近側に向けて1群枠21を1ステップ分駆動する(ステップS21)。
【0056】
そして、撮像素子31から出力される撮像信号を、撮像回路32とA/D変換器33とを介してバッファメモリ40に読み込み、該バッファメモリ40の映像データに基づいてコントラスト検出部41がコントラストデータを検出し、検出したコントラストデータをシステムコントローラ45が取得する(ステップS22)。
【0057】
システムコントローラ45は、取得したコントラストデータに基づいて、現在の1群枠21を駆動している方向がコントラストが上昇する方向であるか否かを判断し(ステップS23)、コントラストが上昇する方向でない場合には、上記ステップS21へ戻って逆方向に1群枠21の駆動を行う。
【0058】
また、コントラストが上昇する方向である場合には、コントラストのピーク、つまり合焦位置を検出したか否かをシステムコントローラ45が判定する(ステップS24)。
【0059】
ここでまだ合焦位置を検出していないと判定した場合には、モータの駆動量が駆動範囲の限界に達したか否かを判定し(ステップS25)、まだ限界に達していない場合には上記ステップS21へ戻って、1群枠21をさらに1ステップ分だけ駆動する。すなわち、合焦位置を検出する途上においては、1群レンズ1LGを保持する1群枠21が合焦範囲および余裕範囲へ移動するのを許容している。
【0060】
一方、上記ステップS24において、合焦位置を検出したと判定された場合には、その合焦位置(レンズを停止させるべき位置)が撮影用合焦範囲P0〜P2(より詳しくは、レンズ鏡筒10が設計通りに形成されている場合にP0〜P1であり、最大限にばらつきが発生している場合には(Z=0.86の位置)〜P2であるが、ここではまとめて簡単に撮影用合焦範囲P0〜P2という。)までの間に入っているか否かを判断する(ステップS26)。
【0061】
ここで、例えば図11(A)に示すように、合焦位置(ピーク位置PK)が撮影用合焦範囲P0〜P2に入っている場合には、検出された合焦位置へ1群枠21を駆動して停止させる(ステップS27)。こうして、合焦位置を検出した後に該合焦位置へ移動させる際には、1群レンズ1LGを保持する1群枠21が合焦範囲へ移動することのみを許容し、余裕範囲へ移動するの禁止するようになっている。
【0062】
その後、上記画像表示LCD39やあるいは光学ファインダ内に設けられているLEDを点滅させるなどにより合焦マークを表示して(ステップS28)、終了する。
【0063】
また、上記ステップS25において、駆動範囲の限界に達したにも関わらず合焦位置が発見できなかった場合や、上記ステップS26において、検出した合焦位置(ピーク位置PK)が例えば図11(B)に示すように撮影用合焦範囲P0〜P2に入っていないと判断された場合には、検出ミスが発生したと見なしてAFエラー処理を行い(ステップS29)、非合焦マークを上記画像表示LCD39等に表示して(ステップS30)、終了する。
【0064】
なお、撮影レンズ系11がズームレンズ(変倍光学系)である場合には、コントラストのピークは、望遠側ほど急峻となる。従って、ズームが望遠側である場合には、ピークを確認するための余裕範囲が少なくて済むために、合焦位置が最至近の近傍(図7の実線参照)であったとしても、移動枠18から1群レンズ1LGを被写体側にあまり突出させることなく、合焦位置を検出することが可能である。これに対して、広角側ほどコントラストのピークが緩やかとなるために、ズームが広角側であって合焦位置が最至近の近傍になる場合には、1群レンズ1LGを移動枠18からある程度突出させないと、合焦位置を検出することは困難である。従って、上述したような構成は、変倍光学系の広角側において、特に効果的に機能するということがいえる。
【0065】
また、上述では、カメラのレンズ装置とこのレンズ装置を制御するレンズ制御装置とが適用される例として、デジタルカメラを挙げているが、これに限らず、携帯電話やPDAなどに搭載される撮像装置に適用することも可能であるし、銀塩カメラなどであっても別途に撮像素子を備えて山登りAFを行うタイプのものならば適用することができる。
【0066】
このような実施形態によれば、無限遠位置から至近位置までの合焦範囲内において、1群レンズを保持する1群枠が最も対物側に繰り出されて停止する位置が、移動枠の最も対物側となる鏡筒開放端の内部近傍となるようにしたために、該移動枠の光軸方向の寸法を極力短くすることができる。
【0067】
さらに、1群枠は、山登りAFを行う際には移動枠の鏡筒開放端から一時的に外部に突出するが、その後に停止する合焦範囲は移動枠の鏡筒開放端よりも内部となるために、1群枠に必要な移動量を確保しながら、該1群枠に外部の物体等が接触するのを防止することができる。
【0068】
このとき、1群枠が鏡筒開放端から一時的に外部に突出する余裕範囲(突出範囲)を、合焦範囲における最至近位置よりもさらに近距離側の被写体に合焦させるような位置範囲としたために、最至近位置にある被写体を確実に検出することが可能となる。
【0069】
そして、部品の誤差などを考慮に含めた上で、撮影用合焦範囲が、移動枠の鏡筒開放端よりも内部となるようにしているために、製品のばらつきがあったとしても、上記効果を奏することができる。
【0070】
また、防水部材の被写体側端面は、1群レンズの被写体側表面よりも被写体側に突出しているために、例え、レンズ鏡筒が下側となるような状態でデジタルカメラを机上等に載置してAF動作を行ったとしても、レンズ面が直接机上等に触れることはなく、レンズの損傷を防止することができる。
【0071】
こうして、前玉フォーカス用に構成されたAF用レンズ群である1群レンズの移動量を確保しながら、レンズ鏡筒を光軸方向に短くすることができるために、薄型化したデジタルカメラを構成することが可能となる。
【0072】
さらに、このような構成をレンズバリアを備えたデジタルカメラに適用することも可能であり、そのときにもレンズバリアと1群レンズとが衝突するのを確実に避けることができる。
【0073】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0074】
[付記]
以上詳述したような本発明の上記実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0075】
(1) 撮影画像のコントラストに基づいて合焦位置を検出し調整するために、レンズ鏡筒内で最も被写体側に配置されたレンズ群であって上記レンズ鏡筒の開放端から進退し得る合焦調節用の先頭レンズ群を制御し駆動するレンズ制御装置において、
当該レンズ制御装置は、上記先頭レンズ群を、合焦位置の検出中には、当該先頭レンズ群の少なくとも一部が上記レンズ鏡筒の開放端から突出する突出範囲を含む範囲で移動させるように制御し、上記合焦位置を検出した後には、当該先頭レンズ群の先端が上記レンズ鏡筒の開放端から突出しないように設定された撮影範囲内の上記検出結果に応じた位置に移動させるように制御するものであることを特徴とするレンズ制御装置。
【0076】
(2) 上記突出範囲は、設定された最至近位置よりもさらに近距離の位置にある被写体に合焦させるような上記先頭レンズ群の位置に対応した範囲であることを特徴とする付記(1)に記載のレンズ制御装置。
【0077】
(3) 付記(1)または付記(2)に記載のレンズ制御装置を搭載したことを特徴とするデジタルカメラ。
【0078】
(4) 上記先頭レンズ群は、変倍光学系を備えた撮影レンズ装置の焦点調節を行うものであって、
上記設定された最至近位置よりもさらに近距離の位置にある被写体に合焦するような位置が、上記突出範囲に属するのは、上記変倍光学系の焦点距離が少なくともワイド位置にある場合であることを特徴とする付記(3)に記載のデジタルカメラ。
【0079】
(5) カメラ非使用時に上記レンズ鏡筒の開放端近傍を通過し、上記レンズ鏡筒の開口部を遮蔽して内部の上記先頭レンズ群を保護するレンズバリアをさらに具備したことを特徴とする付記(3)または付記(4)に記載のデジタルカメラ。
【0080】
(6) 複数のレンズ群の中で最も被写体側に位置し、光軸方向に移動可能となるように構成された合焦調整用の先頭レンズ群と、
上記先頭レンズ群を上記光軸方向に進退可能となるように内部に保持するレンズ鏡筒と、を具備したカメラのレンズ装置であって、
上記先頭レンズ群は、撮影可能な被写体距離範囲に対応した合焦位置にあるときには、常に上記レンズ鏡筒の開放端から突出することはなく、上記撮影可能な被写体距離範囲の外に設定された合焦検出用余裕範囲に対応した合焦位置にあるときには、少なくとも一部が上記レンズ鏡筒の開放端から突出することを特徴とするカメラのレンズ装置。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のレンズ装置、レンズ制御装置、デジタルカメラによれば、撮影光学系内で最も対物側に配置されたAF用レンズ群を、外力から効果的に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において、バリア閉状態にあるデジタルカメラの外観を前方から示す斜視図。
【図2】上記実施形態において、バリア開状態にあるデジタルカメラの外観を前方から示す斜視図。
【図3】上記実施形態において、沈胴時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図。
【図4】上記実施形態において、ワイド時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図。
【図5】上記実施形態において、テレ時のレンズ鏡筒の状態を示す光軸に沿った断面図。
【図6】上記実施形態において、移動枠内におけるフォーカス調整時の1群枠の移動の様子を示す拡大断面図。
【図7】上記実施形態において、山登りAFを行うときのコントラストの例を示す線図。
【図8】上記実施形態におけるデジタルカメラの主として電気的な構成を示すブロック図。
【図9】上記実施形態におけるデジタルカメラの単写モードの動作を示すフローチャート。
【図10】上記実施形態のデジタルカメラにおけるAF動作を示すフローチャート。
【図11】上記実施形態において、コントラストのピークが合焦範囲内に検出されたときと合焦範囲外に検出されたときとの例を示す線図。
【符号の説明】
1…デジタルカメラ
1LG…1群レンズ(AF用レンズ群)
5…レンズバリア
10…レンズ鏡筒
11…撮影レンズ系(撮影光学系)
18…移動枠
21…1群枠
24…防水部材
31…撮像素子
41…コントラスト検出部(コントラスト検出手段)
42…アクチュエータ駆動回路(AF駆動手段)
45…システムコントローラ(制御手段)
KT…鏡筒開放端
O…光軸
P0…設計上の1群枠21の無限遠位置
P1…設計上の1群枠21の至近位置
P2…ばらつきを含めて1群枠21が最大で取り得る至近位置
P3…余裕端位置
T1…1群枠21(より詳しくは防水部材24)のZの正方向端位置

Claims (6)

  1. 焦点調節時には他のレンズ群とは独立して移動されるAF用レンズ群を、最も対物側に配置して構成される撮影光学系と、
    上記撮影光学系を内部に保持するものであり、対物側が鏡筒開放端となっていて、被写体像が所定の結像面に合焦して結像され得るAF用レンズ群の移動可能範囲である合焦範囲内に該AF用レンズ群があるときには、該AF用レンズ群の全ての部分が上記鏡筒開放端よりも結像側に位置するように構成され、かつ、該合焦範囲内における合焦位置を検出する途上においては、該合焦範囲に加えて、該AF用レンズ群の少なくとも一部が上記鏡筒開放端からさらに対物側に突出する余裕範囲にまで移動し得るように構成されたレンズ鏡筒と、を具備したことを特徴とするレンズ装置。
  2. 請求項1に記載のレンズ装置と、
    上記AF用レンズ群を移動させることにより上記撮影光学系の焦点位置を変更するためのAF駆動手段と、
    上記所定の結像面に配設され、上記撮影光学系により結像される被写体像を光電変換して映像信号を出力する撮像素子と、
    この撮像素子から出力される映像信号に基づいて被写体像のコントラストを検出するコントラスト検出手段と、
    上記AF駆動手段を制御して上記AF用レンズ群を駆動させながら、上記コントラスト検出手段により検出されたコントラストに基づいて合焦位置を検出し、検出した合焦位置へ上記AF用レンズ群を移動させるように制御するものであり、該合焦位置を検出する途上においては上記AF用レンズ群が上記合焦範囲および上記余裕範囲へ移動するのを許容し、合焦位置を検出した後にAF用レンズ群を該合焦位置へ移動させる際には上記合焦範囲への移動のみを許容して上記余裕範囲への移動を禁止する制御手段と、を具備したことを特徴とするレンズ制御装置。
  3. 上記余裕範囲は、合焦範囲における最至近位置よりもさらに近距離側の被写体に合焦させるように上記AF用レンズ群を移動させる位置範囲であることを特徴とする請求項2に記載のレンズ制御装置。
  4. 上記撮影光学系は変倍光学系として構成されたものであり、該撮影光学系が少なくともワイド位置にあるときには、合焦位置を検出する途上において、上記AF用レンズ群が上記余裕範囲に位置する可能性があることを特徴とする請求項3に記載のレンズ制御装置。
  5. 請求項2、請求項3、または請求項4に記載のレンズ制御装置を具備したことを特徴とするデジタルカメラ。
  6. デジタルカメラを使用しないときには、上記鏡筒開放端の近傍を横断することにより上記レンズ鏡筒を外部に対して遮蔽し保護する遮蔽位置をとり、デジタルカメラを使用するときには上記撮影光学系による結像を妨げることのないように該遮蔽位置から退避するように構成されたレンズバリアをさらに具備したことを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
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