JP2004251160A - パルス式流量制御バルブ - Google Patents

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龍男 杉山
Yoshio Akimune
淑雄 秋宗
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Abstract

【課題】従来のPZT系圧電素子のような鉛を含んだ圧電素子使用しない非鉛系圧電素子により、高温で安定して作動するアクチュエータを構成し、パルス式に駆動できる流量制御バルブ駆動用アクチュエータとする。
【解決手段】非鉛系圧電素子としてSCNN系圧電素子を用いてアクチュエータ25とする。外部からこれにパルス電圧を供給することにより、その作動部28によってピストンを図中左側に移動させ、差圧室34の流体を介してニードル弁13を図中左側に移動し、ノズル15の開口16を閉じる。アクチュエータに対するパルス電圧の解放時には作動部が図中右側に移動するとき、流体室33の流体圧によってニードル弁13が右方向に移動する力が作用しているので、差圧室34の流体によりピストン23を図中右方向に移動し、前記作動部の移動に追従して右側に移動し、以降同様の作動を繰り返す。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の流量を制御する流量制御バルブに関し、特に圧電素子を用いてパルス式に流路を開閉して流量を制御するパルス式流量制御バルブに関する。装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体の流量を制御する流量制御バルブとしては従来より種々のものが用いられているが、多くのものは弁の開口面積を調節することにより流量を制御している。しかしながらこの種の流量制御弁は高圧・高速での微細な流量制御ができないという問題があった。
【0003】
そのため、このような高圧・高速での微細な流量制御を行う分野においては、流体の開口を開閉する弁をパルス的に作動し、所定時間における弁の解放時間を制御することにより流量を制御するパルス式流量制御バルブが用いることが好ましい。その際には、多くの場合電磁コイルを作動して弁を開閉することが行われるが、このような電磁コイルの作動においては、特に高速で微細な流量制御を行うことが困難である。
【0004】
例えばディーゼルエンジンの燃料噴射弁のように、高圧で、しかも極めて短時間の間に精密に開閉作動を行わなければならない分野においては、上記のような電磁コイルによる作動では正確な作動を行うことができないため、高速で作動可能な圧電素子を用いてパルス的に弁を開閉制御することが提案され、一部実用化されている。
【0005】
上記のようなパルス式流量制御バルブに用いる圧電素子は、圧電セラミックと内部電極または外部電極を形成する金属とを積層し一体化した圧電積層セラミックが用いられ、電圧印加による伸びが大きいなどの理由で、鉛、ジルコニウム、チタンの複合酸化物を主成分とするいわゆるPZT系の材料が用いられることが多い。
【0006】
なお、圧電素子を用いてパルス式流量制御バルブを開閉制御する技術は例えば特許文献1に記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−87822号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
一方、従来の圧電素子は前記のように鉛を含むPZT系の圧電素子を用いていたため、近年は環境問題がクローズアップされることによってこの材料の廃棄処理にも考慮することが必要が生じている。そのため、鉛を含有しない実用的な圧電特性を有する材料の出現が強く望まれている。そこで、Bi、Tiを主成分とするBT系の圧電素子が検討され、更にSrNaNb15の組成からなる焼結体を用いたSCNN系の圧電素子が検討されている。
【0009】
このような種々の非鉛系の圧電素子が提案されているが、前記のような例えばディーゼルエンジンの燃料噴射弁のように、高温になる環境で使用され、極めて高速で且つ応答性良く開閉作動を行い、長期間安定して使用できる非鉛系の圧電素子はどのようなものが適切であるのか、その研究開発が行われているが、未だその結論が得られていない。
また、適切な素材からなる圧電素子が得られた場合においても、その圧電素子を用いて実際に所定のパルスにより所定の作動を行うことができる流量制御バルブの開発が望まれており、更に適切な流量制御バルブが開発された場合においても、正確に作動させることができる制御手段の開発も必要となる。
【0010】
したがって本発明は、高温環境下でも安定して作動を行う素材からなる圧電素子を用い、少ない駆動電流で確実に作動するパルス式流量制御弁を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上記課題を解決するため、種々の組成からなる非鉛系の圧電素子についてその特性を明らかにする実験を重ねた結果、SCNN系圧電素子が前記課題に合致する圧電素子であることを見出し、この圧電素子からなるアクチュエータによって作動するパルス式流量制御弁を開発したものである。
【0012】
本発明のパルス式流量制御バルブは、SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータと、このアクチュエータにより往復動するピストンと、このピストンの往復動により開口を開閉作動するニードル弁と、前記アクチュエータに駆動電圧をパルス的に印加し解放する制御手段とを備え、前記制御手段から前記アクチュエータへのパルス電圧の印加時に前記ピストンを押し出して、流体を介しニードル弁を開口の開放または閉鎖方向に作動し、前記制御手段から前記アクチュエータへの前記パルス電圧の解放時に流体圧により前記ピストンを押し戻し、ニードル弁を閉鎖または開放方向に作動するようにしたものである。
【0013】
また、本発明に係る他のパルス式流量制御バルブは、前記SCNN系圧電素子を、Sr2−xCaNaNb15(0.05<x<0.25)の組成としたものであり、また、前記制御手段は、前記開口から流出する流体の流量を検出するセンサからの信号によりアクチュエータの作動をフィードバック制御するようにしたものであり、また、前記バルブをディーゼルエンジン用燃料噴射弁に用いたものである
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は上記のように、非鉛系の圧電素子として知られている特にBi、Tiを主成分とする焼結体を用いたBT系圧電素子を用いたアクチュエータと、例えばSrNaNb15等の一般式Sr2−xCaNaNb15の組成からなる焼結体を用いた圧電素子(以下「SCNN系圧電素子」という)を用いたアクチュエータと、従来から用いられているPZT系圧電素子を用いたアクチュエータと比較しつつ検討を行った。前記SCNN系圧電素子については、そのxの値を例えば(0.01<x<0.5)等のものを用いることが可能であるが、特に(0.05<x<0.25)の組成からなる焼結体が好ましいことが実験によって得られたため、このSCNN系圧電素子について、各種材料からなる圧電素子と比較検討を行った。
【0015】
最初各圧電素子の温度特性について実験を行った結果、図1に示すような温度に対する比誘電率特性が得られた。このグラフからキューリー温度を読み取るとSCNN系圧電素子は332℃、BT系圧電素子は204℃、PZT系圧電素子は248℃であり、また、室温〜キューリ温度点までの曲線からSCNN系圧電素子は室温〜200℃間において温度依存性がみられない。このことからSCNN系圧電素子は、他材料系の圧電素子と比較して高温域まで安定して使用できる材料系であり、その点BT系圧電素子は高温時には不安定となることがわかる。
【0016】
上記のように、高温時にその作動が不安定となるBT系圧電素子に対して、高温時に安定して作動するSCNN系の圧電素子は、これを積層して形成するアクチュエータとして用いた場合において、例えばディーゼルエンジンの燃料噴射弁のように高速で作動し、且つ特に応答性を必要とされるものに使用することが適しているか否かの検討を行い、更に従来のPZT系圧電素子と比較して使用に耐えうる性能を備えているか否かについて検討を行った。以下その実験結果について説明する。
【0017】
この実験に用いたSCNN系圧電素子を用いたアクチュエータは表1に示すとおりであり、0.4mmの厚さの素子を83枚積層したアクチュエータを用いた。また、これと比較を行うBT系圧電素子を用いたアクチュエータ、及び従来から使用されているPZT系圧電素子を用いたアクチュエータについても、それらの材料特性を表1に示している。
【表1】材料特性
Figure 2004251160
【0018】
また、上記のような圧電素子の特性を調べるため、表2に示すような条件で実験を行った。即ち、静的特性である電圧変位特性を調べるため、印加電圧は0〜800Vの三角波を印可し、印加荷重は0〜400kgfで変化させた。また、動特性である応答性を調べるため、印加電圧は0〜500Vの矩形波を印加し、印加荷重は200kgfとした。
【表2】実験条件
Figure 2004251160
【0019】
上記実験の結果、SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータについては表3に示すとおりであり、これと比較されるBT系圧電素子を用いたアクチュエータについては表4に示すとおりであり、また、従来のPZT系アクチュエータについては表5に示すとおりである。
【表3】
Figure 2004251160
【表4】
Figure 2004251160
【表5】
Figure 2004251160
【0020】
また、印加電圧500V、プリロード200kgfにおける立ち上がり応答性について、上記各種の圧電素子を用いたアクチュエータの特性を調べた結果を表6に示す。
【表6】
Figure 2004251160
【0021】
上記実験結果から、SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータは、荷重に対する変位量については他材料系と比較して安定しており、アクチュエータに加わる荷重が大きく変動しても一定の変位量を得ることができることがわかった。また、応答性については他の材料系とほぼ同等であるが、比誘電率が小さい分アクチュエータ駆動用ドライバ(電源)の電流容量を抑えることができるので、SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータの優位性がわかった。
【0022】
このように他の材料系の圧電素子を用いたアクチュエータと比較して高温時の安定性が良く、作動特性も充分なSCNN系圧電素子を用いたアクチュエータについて、静的特性及び動的特性を調べるために実験を行った結果を図2及び図3に示す。図2から明らかなように、このSCNN系圧電素子を用いたアクチュエータは300Vで変位量は1.75μmを得ることができた。また、図3から明らかなように、発生変位は印加電圧の挙動に対応し基準波形に対しての応答性は、0.13msであり、いずれも充分な高速応答性を備えていることがわかる。
【0023】
上記のように、SCNN系圧電素子を積層して形成したアクチュエータを用い、パルス式流量制御バルブを実際に作成した例を図4に示す。同図に示すパルス式流量制御バルブにおいては、バルブブロック11内に固定したニードルホルダー12内にニードル弁13を後述するように図中左右に移動自在に支持しており、バルブブロック11の先端部にはノズルカバー14との間にノズル15を挟持し、ニードル弁13の先端がノズル15の開口16に対して離接可能となっている。
【0024】
ニードル弁13の図中右側には拡径端部17を形成しており、この拡径端部17の外周をニードルホルダー12によって摺動自在に支持するとともに、ニードル弁の図中左側端部外周をニードルホルダー12の内周に固定したスペーサ29により摺動自在に支持し、それによりニードル弁13を図中左右に移動可能に支持している。ニードル弁13の拡径端部17内には、スプリングガイド18の端部に形成したスプリング受部19を支持している。スプリングガイド18によってガイドされるスプリング20は、前記スプリング受部19とピストンガイド21との間に縮設している。
【0025】
ピストンガイド21の図中右側端部にはシリンダ22を形成しており、このシリンダ22内にピストン23を図中左右に摺動自在に嵌合している。ピストンガイド21は図中右側端部外周に形成したフランジ24を、バルブブロック11の外周にアクチュエータカバー25をねじ26で螺合することによりに、バルブブロック11とアクチュエータカバー25間に挟持することにより固定している。アクチュエータカバー27内にはアクチュエータ25を収納しており、アクチュエータ25の先端の作動部28とピストン23との間にはスペーサ29を介してピストン23を操作可能としている。
【0026】
バルブブロック11の側部には流体導入口30を形成しており、この流体導入口30に連通する導入孔31はニードルホルダー12の外周から連通開口32を介してニードルホルダー12の内周とニードル弁13間に形成される流体導入室33に連通し、それにより、流体導入孔30からの流体を流体室33に導入可能としている。一方、ニードル弁13の図中右側端部におけるスプリング20を収容する差圧室34には流体を密封しており、後述するようにピストン23が左右に移動するとき、差圧室34内の流体の圧縮と膨張により圧力が変化し、流体室33の流体圧との差圧によってニードル弁13を図中左右に移動可能としている。
【0027】
概略上記のような構成からなる流量制御バルブにおいて、アクチュエータ25に外部から電圧を印加すると、内部に例えば83個等の多数集積した圧電素子が伸長し、圧電素子の作動部28が図中左方向に移動することにより、スペーサ29を介してピストン23が左方向に移動する。ピストン23の直径は差圧室34の直径より充分大きいので、ピストン23のわずかの移動でも差圧室34内の流体を介してニードル弁13はその移動が増幅され、ニードル弁3の先端がノズル15の開口16に押しつけられ、開口16は閉鎖されて図4に示す状態となる。
【0028】
この状態から、アクチュエータ27の印加電圧をパルス的に解放し、圧電素子の電荷を外部に放出すると、アクチュエータ内部の圧電素子は収縮し圧電素子の作動部28が図中右方向に移動する。それに伴い、常時高圧の流体圧が作用している流体室33の圧力によりニードル弁13が図中右方向に付勢されているので、その力によって差圧室34の流体を介してピストン23が図中右方向に付勢され、戻しバネ等の力を付与することなしに、作動部28の図中右方向への移動に追従してピストン23を移動することができる。
【0029】
その結果、圧電素子の作動部28の図中右方向への移動によりニードル弁13が流体室33の圧力によって図中右方向に移動し、ニードル部13の先端はノズル15の開口16から離れる方向に移動するため、開口16は解放して流体室33の流体は開口16から外部に噴射される。その後パルス的な印加電圧の解放が終了し、その後再びアクチュエータ27に電圧が印可されるとき、前記作動と同様にニードル弁13を図中左方向に移動し、開口16を閉鎖して流体の噴出を停止する。
【0030】
このようにアクチュエータ27に対して印可している電圧をパルス的に解放することにより、流体導入孔30から導入した高圧流体を開口16からパルス的に供給することができ、単位時間あたりのパルス印加回数、パルス印加時間の制御等によって任意の流量制御を行うことができる。特に、このパルス式流量制御バルブにおいては、アクチュエータ27内の圧電素子の収縮にピストン23を追従させるに際して、戻しバネを用いることなしに流体圧のみによって追従させ、バルブを作動させることができるようにしている。
【0031】
上記のような構造のパルス式流量制御バルブは、例えば図5(a)に示す機能ブロック図からなる制御方式によりフィードバック制御を行うことができる。即ち、図示実施例においてはガスの流量制御を行う例を示しており、パルス式流量制御弁41にガス42が供給され、制御弁駆動ドライバ43によってパルス式流量制御弁41が前記のようにパルス的に作動し、開口からガスを噴射する。ここから噴射されるガスの流量を各種のセンサー44により検出し、その信号をフィードバック制御装置45に出力する。フィードバック制御装置43では、入力したセンサー44の信号と設定値とを比較し、その誤差を修正するように制御弁駆動ドライバ43の駆動制御を行い、それによりパルス式流量制御弁41は予め設定された流量のガスを供給することができる。
【0032】
上記構成から成り、上記のように作動するパルス式流量制御弁によって、図5(b)に示す表のように、従来の電磁弁を用いたパルス式流量制御バルブによって気体の流量を制御する際には、駆動速度は1msec以上であり、気体圧力は0〜5MPa程度であるのに対して、前記構成からなる圧電素子を用いたパルス式流量制御バルブにおいては、駆動速度は0.5msec以下で作動し、作動可能な気体圧力は0〜20MPaが可能となる。
【0033】
本発明によるSCNN系圧電素子を用いたアクチュエータにより作動するパル式流量制御バルブは、気体、液体等の各種流体の流量制御に用いることができ、例えばディーゼルエンジンの燃料噴射弁のように、バルブから流体を噴霧する部分に用いることもできる。また前記実施例においては、アクチュエータに対してパルス電圧を印可することによりピストンを作動してニードル弁を開口の閉鎖方向に付勢する例を示したが、それとは逆にニードル弁を開口の開放方向に付勢するように構成することもできる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によるパルス式流量制御バルブは上記のようにSCNN系圧電素子からなるアクチュエータを用いたので、アクチュエータに加わる荷重が大きく変動しても一定の変位量を得ることができ、また高温環境下で安定して作動させることができる。また、SCNN系圧電素子は比誘電率が小さい分アクチュエータ駆動用ドライバの電流容量を抑えることができ、小型の電源でも駆動することができる。また、アクチュエータの作動にピストンを追従させるに際して戻しバネを使用することなく流体の圧力のみによって追従させることができるので、アクチュエータの作動時にピストンを押すに際して大きな力を必要とせず、SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータに適する流量制御弁構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種組成の圧電素子における比誘電率特性を表すグラフである。
【図2】SCNN圧電素子利用アクチュエータの静的特性を表すグラフである。
【図3】SCNN圧電素子利用アクチュエータの動的特性を表すグラフである。
【図4】SCNN圧電素子利用アクチュエータを用いたパルス式流量制御バルブの断面図である。
【図5】(a)は前記パルス式流量制御バルブを作動する制御方式を示すブロック図であり、(b)は電磁弁式と圧電式のパルス式流量制御バルブの目標値を示す表である。
【符号の説明】
11 バルブブロック
12 ニードルホルダー
13 ニードル弁
14 ノズルカバー
15 ノズル
16 開口
17 拡径部
18 スプリングガイド
19 スプリング受部
20 スプリング
21 ピストンガイド
22 シリンダ
23 ピストン
24 フランジ
25 アクチュエータカバー
26 ねじ
27 アクチュエータ
28 作動部
29 スペーサ
30 流体導入口
31 導入孔
32 連通開口
33 流体室

Claims (4)

  1. SCNN系圧電素子を用いたアクチュエータと、
    前記アクチュエータにより往復動するピストンと、
    前記ピストンの往復動により開口を開閉作動するニードル弁と、
    前記アクチュエータに駆動電圧をパルス的に印加し解放する制御手段とを備え、
    前記制御手段から前記アクチュエータへのパルス電圧の印加時に前記ピストンを押し出して、流体を介しニードル弁を開口の開放または閉鎖方向に作動し、
    前記制御手段から前記アクチュエータへの前記パルス電圧の解放時に流体圧により前記ピストンを押し戻し、ニードル弁を閉鎖または開放方向に作動することを特徴とするパルス式流量制御バルブ。
  2. 前記SCNN系圧電素子は、Sr2−xCaNaNb15(0.05<x<0.25)の組成からなることを特徴とする請求項1記載のパルス式流量制御バルブ。
  3. 前記制御手段は、前記開口から流出する流体の流量を検出するセンサからの信号によりアクチュエータの作動をフィードバック制御することを特徴とする請求項1記載のパルス式流量制御バルブ。
  4. 前記バルブをディーゼルエンジン用燃料噴射弁に用いたことを特徴とする請求項1記載のパルス式流量制御バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107869399A (zh) * 2016-09-27 2018-04-03 罗伯特·博世有限公司 控制能开关的阀、尤其是机动车的内燃机的喷射阀的方法

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