JP2004249826A - 車両の空調ダクト構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方のダクト本体5Aの端部に、該端部の一側面に沿い接続口7aの周囲を所要範囲に亘り取り囲むフランジ8を形成し、他方のダクト本体5Bの端部には、両ダクト本体5A,5Bの端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、一方のダクト本体5Aの端部の一側面を除く残り三側面及びフランジ8に対し面接触で重なり合い且つその重なり部分により各接続口7a,7b相互の突き合わせ箇所が包囲されるように嵌合形状を付し、前記重なり部分における一方のダクト本体5A側の対峙面に、各ダクト本体5A,5Bが夫々の長手方向にずれてもシール性が保持されるようにシール材10を貼付する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の空調ダクト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来における車両の空調ダクト構造の一例を示すもので、運転席のある前部座席の後に後部座席を有する車両においては、インストルメントパネル1内に格納された空調装置2からの空気(暖気や冷気)を、フロアパネル3上を這う複数本のダクト本体4,5により後部座席側へ導くようにしており、ここに図示している例では、ダクト本体4により後部座席の足元に空気が導かれる一方、残りのダクト本体5により図示しないピラーの空気吹出口へと空気が導かれるようになっている。
【0003】
ここで、前者のダクト本体4は、前部座席下のフロアパネル3に沿い配索されて後部座席の足元で開口するようになっており、後者のダクト本体4は、フロアパネル3の車幅方向中央位置にて隆起するセンタートンネル6上を後方へ延びた後に該センタートンネル6の両側に下って後部座席の足元に到り、ここで車幅方向外側へ延びてから図示しないピラー内で起立して該ピラーの途中で開口するようになっている。
【0004】
斯かる従来構造においては、特にピラーの空気吹出口へ空気を導くためのダクト本体5の流路が長くなってしまうので、その長手方向の複数箇所を分割した構成が採用されている。
【0005】
一般的に、この種のダクト本体5同士の接続部分は、一方のダクト本体5の雄型端部を他方のダクト本体5の雌型端部に差し込んで接続する形式を採用しており、このような複数のダクト本体5を接続して成る車両の空調ダクト構造に関しては、例えば、下記の特許文献1等にもダクト本体同士を接続する形式の例が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
実公平2−27273号(実開昭60−7483号)公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した如き各ダクト本体5の端部相互を差し込んで接続する形式では、目視が困難な場所や、組み付け工程上の理由から差し込み形式を採れない場所で接続作業を行う場合に、その組み付け時のバラツキ等によりダクト本体5の相互にずれが生じてシール機能の低下を招く虞れがあった。
【0008】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、組み付け時のバラツキ等によりダクト本体の相互に多少のずれが生じても、シール機能を確実に保持し得るようにした車両の空調ダクト構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、空調装置からの空気を車室内の所要場所へ導くダクト本体を分割構成し、該各ダクト本体の端部相互を嵌合させて接続するようにした車両の空調ダクト構造であって、互いに接続すべき一対のダクト本体のうち、一方のダクト本体の端部に、該端部の一側面に沿い接続口の周囲を所要範囲に亘り取り囲むフランジを形成し、他方のダクト本体の端部には、両ダクト本体の端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、前記一方のダクト本体の端部の一側面を除く残り三側面及びフランジに対し面接触で重なり合い且つその重なり部分により前記各ダクト本体の接続口相互の突き合わせ箇所が包囲されるように嵌合形状を付し、前記重なり部分における一方のダクト本体側の対峙面に、前記各ダクト本体が夫々の長手方向にずれてもシール性が保持されるようにシール材を貼付したことを特徴とするものである。
【0010】
而して、このようにすれば、組み付け時のバラツキ等によりダクト本体の相互に多少のずれが生じても、一方のダクト本体の端部の三側面及びフランジに対し他方のダクト本体の端部が面接触で重なり続け、その重なり部分における一方のダクト本体側の対峙面に貼付されているシール材も、他方のダクト本体側の対峙面に摺接し続けるので、各ダクト本体の接続箇所におけるシール機能を確実に保持することが可能となる。
【0011】
また、両ダクト本体の端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、一方のダクト本体の端部の一側面を除く残り三側面及びフランジに対し他方のダクト本体の端部が面接触で重なり合うようになっているので、各ダクト本体の接続部分を目視できない場所や、差し込み形式を採れない場所であっても、各ダクト本体の相互の組み付けを作業性良く行うことが可能となる。
【0012】
更に、本発明においては、ダクト本体に関し、ハーネスを収容して這わせる溝部を形成したり、ハーネスを被覆して保護するプロテクタを形成したり、ハーネスを把持する係止部を形成したりすることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図12と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0015】
図1〜図3に示す如く、本形態例においては、先に説明した図12の空調装置2からの空気を図示しないピラーの空気吹出口へ導くよう該ピラー内を上下方向に延びているダクト本体5をダクト本体5A,5Bに分割構成した場合を例示している。
【0016】
そして、一方のダクト本体5Aの端部に、該端部の一側面に沿い接続口7aの周囲を所要範囲に亘り取り囲むフランジ8が形成されており、他方のダクト本体5Bの端部には、両ダクト本体5A,5Bの端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、前記一方のダクト本体5Aの端部の一側面を除く残り三側面及びフランジ8に対し面接触で重なり合い(図3参照)、しかも、その重なり部分により前記各ダクト本体5A,5Bの接続口7a,7b相互の突き合わせ箇所が包囲されるように嵌合形状が付されている。
【0017】
ここで、他方のダクト本体5Bの端部に付された嵌合形状に関し、より具体的な構造を補足説明すると、両ダクト本体5A,5Bの端部同士を嵌め合わせる時に一方のダクト本体5A側に対向する一側面が門形に開口され、この開口部分の上端に接続口7bが形成されるようにしてあり、これより下方へ延びている残りの三側面の内側部分が前記一方のダクト本体5Aの三側面の外側部分に合致するようにしてある。
【0018】
また、他方のダクト本体5Bの端部における前記開口部分の両側に位置する二側面には、前記一方のダクト本体5Aのフランジ8に対し面接触し得るようウイング9が夫々張り出し形成されている(図3参照)。
【0019】
更に、前記両ダクト本体5A,5Bの重なり部分における一方のダクト本体5A側の対峙面には、前記各ダクト本体5A,5Bが夫々の長手方向にずれてもシール性が保持されるように接続口7aを三次元的に取り巻くシール材10が貼付されており、より具体的には、図1に示す如く、一方のダクト本体5A側の端部で接続口7aを取り巻くように三側面に沿い水平方向に延びてフランジ8の左右部分に夫々到り、そこから前記フランジ8の上端付近まで延びてから横方向に屈曲して無端状に繋がっている。
【0020】
尚、ここに図示している例では、他方のダクト本体5Bの端部における重なり部分の対峙面の下端にもシール機能を高める目的で水平方向に延びるシール材11が貼付されているが、一方のダクト本体5A側のシール材10だけで十分なシール機能が見込める場合には、必ずしも他方のダクト本体5B側にシール材11を貼付しなくて良い。
【0021】
而して、このように構成すれば、組み付け時のバラツキ等により各ダクト本体5A,5Bの相互に多少のずれが生じても、一方のダクト本体5Aの端部の三側面及びフランジ8に対し他方のダクト本体5Bの端部が面接触で重なり続け、その重なり部分における一方のダクト本体5A側の対峙面に貼付されているシール材10も、他方のダクト本体5B側の対峙面に摺接し続けるので、各ダクト本体5A,5Bの接続箇所におけるシール機能を確実に保持することが可能となる。
【0022】
また、両ダクト本体5A,5Bの端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、一方のダクト本体5Aの端部の三側面及びフランジ8に対し他方のダクト本体5Bの端部が面接触で重なり合うようになっているので、各ダクト本体5A,5Bの接続部分を目視しなくても手探りで各ダクト本体5A,5Bの相互の組み付けを作業性良く行うことが可能となる。
【0023】
尚、前述した如きピラー等の限られた空間にダクト本体5A,5Bを配索するにあたり、これらのダクト本体5A,5Bと並走させてハーネスを配索する必要がある場合には、図4にダクト本体5Aの場合を例に示している通り、ダクト本体5Aの適宜位置にハーネス12を収容して這わせる溝部13を形成するようにしても良く、このようにすれば、ピラー14のような限られた空間内にダクト本体5Aとハーネス12をコンパクトに収めることが可能となる。
【0024】
また、図5〜図8は本発明の別の形態例を示すもので、前部座席下のフロアパネル3に沿い配索されて空調装置2からの空気を後部座席の足元に導くダクト本体4(図12参照)に関するものである。
【0025】
即ち、ここで説明するダクト本体4は、図5に示す通り、インストルメントパネル1内で空調装置2の空気吹出口に対し作業工程の関係から既に接続された状態にあるダクト本体4Cと、フロアパネル3に沿い既に敷設された状態にあるダクト本体4Bとの間を、後付けのダクト本体4Aにより接続するようにした分割構造となっており、該ダクト本体4Aの前端部(図5中の左側端部)を前記ダクト本体4Cの後端部(図5中の右側端部)に対し差し込んだ上、ここを支点としてダクト本体4Aの後端部を降ろしてダクト本体4Bの前端部と嵌合させるようにしてある。
【0026】
そして、本形態例においては、このような分割構造のダクト本体4Aとダクト本体4Bとの接続を、先の図1〜図3の形態例と同様にして行うようにしており、各ダクト本体4A,4Bの端部形状に若干の違いがあるものの、その基本構成は殆ど同じものとなっている。
【0027】
即ち、一方のダクト本体4Aの端部に、該端部の一側面(上面)に沿い接続口7aの周囲を所要範囲に亘り取り囲むフランジ8が形成されており、他方のダクト本体4Bの端部には、両ダクト本体4A,4Bの端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、前記一方のダクト本体4Aの端部の一側面(上面)を除く残り三側面及びフランジ8に対し面接触で重なり合い(図8参照)、しかも、その重なり部分により前記各ダクト本体4A,4Bの接続口7a,7b相互の突き合わせ箇所が包囲されるように嵌合形状が付されている。
【0028】
ここで、他方のダクト本体4Bの端部に付された嵌合形状に関し、より具体的な構造を補足説明すると、両ダクト本体4A,4Bの端部同士を嵌め合わせる時に一方のダクト本体4A側に対向する一側面(上面)が門形に開口され、この開口部分の後端に接続口7bが形成されるようにしてあり、これより前方へ延びている残りの三側面の内側部分が前記一方のダクト本体4Aの三側面の外側部分に合致するようにしてある。
【0029】
また、ここに図示している他方のダクト本体4Bは、その幅方向の両側に剛性アップを目的としてダミーダクト15を形成したものとなっており、この各ダミーダクト15の上面が、一方のダクト本体4Aのフランジ8に対し面接触し得るようになっている(図8参照)。
【0030】
更に、前記両ダクト本体4A,4Bの重なり部分における一方のダクト本体4A側の対峙面には、前記各ダクト本体4A,4Bが夫々の長手方向にずれてもシール性が保持されるように接続口7aを三次元的に取り巻くシール材10が貼付されており、より具体的には、図6に示す如く、一方のダクト本体4A側の端部に斜めの切り口で開口した接続口7aの下端及び左右端の三辺に沿い装着され且つフランジ8の下面に対し前記他方のダクト本体4Bの門型の開口部分を包囲するように貼り巡らされている。
【0031】
尚、図8中における16はダクト本体4B側の各ダミーダクト15の上面に対しダクト本体4A側のフランジ8を固定するためのクリップを示している。
【0032】
而して、このようにした場合にも、図7及び図8に示す如く、組み付け時のバラツキ等により各ダクト本体4A,4Bの相互に多少のずれが生じても、一方のダクト本体4Aの端部の三側面及びフランジ8に対し他方のダクト本体4Bの端部が面接触で重なり続け、その重なり部分における一方のダクト本体4A側の対峙面に貼付されているシール材10も、他方のダクト本体4B側の対峙面に摺接し続けるので、各ダクト本体4A,4Bの接続箇所におけるシール機能を確実に保持することが可能となる。
【0033】
また、フロアパネル3側のダクト本体4Bの前端部に対しダクト本体4Aの後端部を降ろして嵌め合わせた際に、該ダクト本体4Aの後端部の三側面及びフランジ8に対し前記ダクト本体4Bの前端部が面接触で重なり合うようになっているので、ここに例示している如き差し込み形式を採れない場所であっても、各ダクト本体4A,4Bの相互の組み付けを作業性良く行うことが可能となる。
【0034】
尚、前述した如き前部座席下のフロアパネル3に沿い配索されて空調装置2からの空気を後部座席の足元に導くダクト本体4は、センタートンネル6(図12参照)の左右側面に沿わされて配索されることもあるが、このセンタートンネル6の上面に配索されるダクト本体5は、図9に示す如く、その側部に上向きと下向きの何れかに交互に湾曲するようにしたフック形状の係止部17を一体形成させておくことで、これらの係止部17によりハーネス12を把持させることができるので、図10に示す如く、センタートンネル6の左右側面に沿わせて配索したダクト本体4の上端部に、隣接するハーネス12を被覆するプロテクタ18を一体形成すれば、センタートンネル6の上面に配索されるダクト本体5と並走するハーネス12を前記プロテクタ18により保護することが可能となり、また、カーペット19の外観に現れる凹凸感を失くすことも可能となる。
【0035】
また、図11に示す如く、センタートンネル6の上面にダクト本体5が配索されていない場合には、ダクト本体4のプロテクタ18とセンタートンネル6の左右側面との間でハーネス12を挾持して保護させるようにしても良い。
【0036】
尚、本発明の車両の空調ダクト構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ダクト本体の形状や分割位置等に関しては図示の例に限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
上記した本発明の車両の空調ダクト構造によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0038】
(I)組み付け時のバラツキ等によりダクト本体の相互に多少のずれが生じても、一方のダクト本体の端部の三側面及びフランジに対し他方のダクト本体の端部が面接触で重なり続け、その重なり部分における一方のダクト本体側の対峙面に貼付されているシール材も、他方のダクト本体側の対峙面に摺接し続けるので、各ダクト本体の接続箇所におけるシール機能を確実に保持することができる。
【0039】
(II)両ダクト本体の端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、一方のダクト本体の端部の一側面を除く残り三側面及びフランジに対し他方のダクト本体の端部が面接触で重なり合うようになっているので、各ダクト本体の接続部分を目視できない場所や、差し込み形式を採れない場所であっても、各ダクト本体の相互の組み付けを作業性良く行うことができる。
【0040】
(III)ダクト本体にハーネスを収容して這わせる溝部を形成した構成を採用すれば、限られた空間内にダクト本体とハーネスをコンパクトに収めることができる。
【0041】
(IV)ダクト本体にハーネスを被覆して保護するプロテクタを形成した構成を採用すれば、ダクト本体と並走するハーネスをプロテクタにより確実に保護することができ、しかも、カーペットの外観に現れる凹凸感を失くすことができる。
【0042】
(V)ダクト本体にハーネスを把持する係止部を形成した構成を採用すれば、ダクト本体と並走するハーネスを係止部により把持せしめることができるので、クランプ等の別部品によりハーネスを固定しなくて済み、部品点数の削減によるコストダウンと質量軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の各ダクト本体の端部同士を嵌め合わせた状態を示す断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視の断面図である。
【図4】一方のダクト本体に溝部を形成した例を示す断面図である。
【図5】本発明の別の形態例を概略的に示す側面図である。
【図6】図5の要部の詳細を示す斜視図である。
【図7】図6の各ダクト本体の端部同士を嵌め合わせた状態を示す断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視の断面図である。
【図9】ダクト本体に係止部を形成した例を示す斜視図である。
【図10】ダクト本体にプロテクタを形成した例を示す断面図である。
【図11】ダクト本体にプロテクタを形成した別の例を示す断面図である。
【図12】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 空調装置
4 ダクト本体
4A ダクト本体(一方のダクト本体)
4B ダクト本体(他方のダクト本体)
5 ダクト本体
5A ダクト本体(一方のダクト本体)
5B ダクト本体(他方のダクト本体)
7a 接続口
7b 接続口
8 フランジ
10 シール材
12 ハーネス
13 溝部
17 係止部
18 プロテクタ
Claims (4)
- 空調装置からの空気を車室内の所要場所へ導くダクト本体を分割構成し、該各ダクト本体の端部相互を嵌合させて接続するようにした車両の空調ダクト構造であって、互いに接続すべき一対のダクト本体のうち、一方のダクト本体の端部に、該端部の一側面に沿い接続口の周囲を所要範囲に亘り取り囲むフランジを形成し、他方のダクト本体の端部には、両ダクト本体の端部同士を夫々の長手方向と交差する方向から嵌め合わせた際に、前記一方のダクト本体の端部の一側面を除く残り三側面及びフランジに対し面接触で重なり合い且つその重なり部分により前記各ダクト本体の接続口相互の突き合わせ箇所が包囲されるように嵌合形状を付し、前記重なり部分における一方のダクト本体側の対峙面に、前記各ダクト本体が夫々の長手方向にずれてもシール性が保持されるようにシール材を貼付したことを特徴とする車両の空調ダクト構造。
- ダクト本体にハーネスを収容して這わせる溝部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両の空調ダクト構造。
- ダクト本体にハーネスを被覆して保護するプロテクタを形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両の空調ダクト構造。
- ダクト本体にハーネスを把持する係止部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両の空調ダクト構造。
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Cited By (2)
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2003
- 2003-02-20 JP JP2003042313A patent/JP2004249826A/ja active Pending
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