JP2004248359A - 地上用変圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】修理/点検等のメンテナンスを容易/安全に行なうことができるものを提供すること。
【解決手段】外箱と、外箱内に内置される変圧器用内箱と、変圧器用内箱内に満たされる絶縁液に浸される変圧器と、外箱内に設けられ、かつ外部送電系から変圧器の一次巻線側に供給する電力を導く一次側電力引き込み給電路を備え、一次側電力引き込み給電路は、接地開閉器、負荷開閉器、過電流ヒューズ、検電部、引き込みケーブルを有し、接地開閉器および負荷開閉器を前側から覆うように配置される表示板を設け、表示板に一次側電力引き込み給電路の電力系統配線図を表示したことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路上に設置され、地下に埋設した電線ケーブルにより電力の給電/配電を行う地上用変圧器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上用変圧器装置は、特開平9−282985号公報に示されているように絶縁液に浸される変圧器を内箱に収め、その内箱を外箱に収めた構成になっている。
【0003】
この地上用変圧器装置は、一次側の定格電圧が6kV、二次側の定格電圧が220V〜400V、容量が125kVA程度であるが、容量アップの傾向にある。
【0004】
この容量アップ化にともない、電気絶縁、温度上昇、安全性、保守点検等の種々の問題に加え、地上用変圧器装置全体の大きさをコンパクトに抑えなければなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑み、修理/点検等のメンテナンスを容易/安全に行なうことができるものを提供するものである。
【0006】
また本発明は、過電流ヒューズの放熱が良く行なわれ、かつ過電流ヒューズが変圧器の熱で誤動作するの抑えるのである。
【0007】
さらに本発明は、過電流ヒューズの取り着け、取り外しが容易にできるようにしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外箱内に外部送電系から前記変圧器の一次巻線側に供給する電力を導く一次側電力引き込み給電路を備えた地上用変圧器にあって、一次側電力引き込み給電路は、接地開閉器、負荷開閉器、過電流ヒューズ、検電部、引き込みケーブルを有し、接地開閉器および負荷開閉器を前側から覆うように配置される表示板を設け、該表示板に一次側電力引き込み給電路の電力系統配線図を表示したことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、変圧器用内箱の側部より外側に突出させるように形成するヒューズ収納室に過電流ヒューズを収納し、過電流ヒューズの出力端側と変圧器の一次巻線側をリード線で接続し、ヒューズ収納室と変圧器用内箱の内部側を仕切壁およびリード線の保持板で仕切ったことを特徴とする。
【0010】
さらに本発明は、変圧器用内箱の側部より外側に突出させるように形成するヒューズ収納室に過電流ヒューズを収納し、ヒューズ収納室の内側には、上部に上部ヒューズ受け部材を、下部に下部ヒューズ受け部材を設け、上部ヒューズ受け部材と下部ヒューズ受け部材に過電流ヒューズを着脱自在に支持したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明について、実施例の図面を引用して詳しく説明する。
【0012】
図1〜図8に示すように地上用変圧器装置の外箱1は直方体の形状を有し、鋼板で作られている。外箱1の内部には、変圧器2が収まる変圧器用内箱3が置かれる。外箱1の内部で変圧器用内箱3の下側の空間にはコンサベータ4や二次側配線装置5が置かれる。
【0013】
また変圧器用内箱3が外箱1の片側に寄せて配置するので、反対側には縦に長い縦長空間が出来る。この縦長空間に一次側電力引き込み給電路が配置される。
【0014】
一次側電力引き込み給電路は、引き込みケーブル6、接地開閉器7、負荷開閉器8、過電流ヒューズ9等を有する。
【0015】
外箱1の構成について更に詳しく述べる。
【0016】
外箱1は、主体部20、ベース部21、下側囲い部22、枠部23、扉24、蓋25、下部前側の扉26、下部側面の扉27、天井蓋28を有する。これらは鋼材で形成されている。
【0017】
また主体部20には換気口部30が備わる。この換気口部30は、上下二段に分けて設けられ、表面、裏面および側面に配置している。表面、裏面には上下の換気口部30の間に張り紙の接着性を損ねる処置ないし処理が施された張り紙難着部31が設けられている。側面にも張り紙難着部31が設けられている。
【0018】
外箱1は、後で詳しく述べるが、放熱の機能を持たせている。張り紙がし難くなるので、外箱1の放熱の機能が失われなく、変圧器2の温度上昇を抑えることができる。
【0019】
前記換気口部30は主体部20の換気口部取付穴29に取り付けられる。この換気口部30は巾の狭い板が幾枚も外向きに下がる傾斜を保つように形成された鎧板になっている。雨水は鎧板で拒まれるため外箱1の内部には入り難くなる。また換気口部30より外箱1内の換気が行われるので、変圧器2の温度上昇が抑えられる。
【0020】
下方に位置する換気口部30の下側には、外箱1に貫通させて水抜き穴40が形成されている。鎧板で阻止できなかった雨水は、水抜き穴40から外箱1の外に自然に排水される。
【0021】
扉24は縦長の形状を有し、この扉24を開けることにより、前記一次側電力引き込み給電路収納部分が開放される。蓋25、天井蓋28をも外すことで一次側電力引き込み給電路は表側面、側面および上面の三面が開放状態になるため、一次側電力引き込み給電路の補修/点検等のメンテナンスが容易に行える。
【0022】
扉24は左側、すなわち、外箱1の角側がヒンジ41/42により開閉自在支持されている。ヒンジ41は枠部23に設けられている。扉24には中央の鍵53、上側の鍵54、下側の鍵55が備わる。中央の鍵53はキィーを用いて施錠/開錠を行う。
【0023】
上下側の鍵54/55はキィー不要のもので、ハンドルの操作でフックの係合/離脱が行われるものである。扉24は、三つの鍵で施錠され、かつ中央の鍵53はキィーを用いないと開錠出来ないので、不特定の者に不用意に開けられることがなく、安全である。
【0024】
前記下部前側の扉26は、右端側がヒンジ等で回動自在に支持されている。コンサベータ4や二次側配線装置5の補修/点検等のメンテナンスは、扉26を開いて行う。扉26は閉成状態にあっては左端側が、扉24の内側に位置するように置かれる。扉24が閉められている限り、扉26は開けられないようになっているので、鍵等を敢えて設ける必要はない。
【0025】
扉26には、開け閉め用のハンドルがない。ハンドルを設けなくとも、扉24を開き、扉26の左端に手を掛け引くことで、扉24を開けることができる。
【0026】
下部側面の扉27は、後端側(右側)がヒンジ等で回動自在に支持されている。扉27の前端側(左側)は、裏面側(内面側)を蝶ねじで止めることで、扉27が表面側から開けることができなくなっている。蝶ねじの締め付け/取り外しは扉26を開いて内側から行う。外側から蝶ねじを外すことが出来ないので、扉27は、不特定の者がキィーを用いずに無断で開けることが出来なく、安全である。
【0027】
三つの扉は、扉24の施錠で全部の扉が開けられなくなるので、キィーが少なくて済む。
【0028】
変圧器2が収まる変圧器用内箱3は、支持部材45を介してベース部21に支持されている。変圧器用内箱3内の変圧器2は、コイルが巻かれるコアー鉄心を上下で支持する鉄心支持台46/47を有する。下側の鉄心支持台47は変圧器用内箱3の底部に鉄心支持部材48を介して支持される。
【0029】
変圧器用内箱3内には、シリコーンの絶縁液が満たされ、変圧器2を浸している。変圧器用内箱3とコンサベータ4は、連通管49を介して連通している。変圧器2の発熱で絶縁液が膨張すると、膨らんだ分の絶縁液はコンサベータ4に流れ込んで吸収される。変圧器2の発熱が下がると、その絶縁液はコンサベータ4から変圧器用内箱3に戻るので、変圧器用内箱3内の絶縁液は変圧器2を浸すように保たれる。
【0030】
変圧器用内箱3の上側は固定ボルト57で外箱1の天井板56に固定される。変圧器用内箱3は、下側が支持部材45でベース部21に固定され、上側が固定ボルト57で外箱1の天井板56に固定されているので、変圧器用内箱3が外箱1の内部で揺動することが生じない。このため、変圧器用内箱3の外側面と外箱1の内側面との隙間が少ないのにもかかわらず、変圧器用内箱3が外箱1に接触するようなことが生じない。したがって、外箱1は変圧器用内箱3と常に別電位になるため、人の接触による感電が防止でき、安全性が向上する。
【0031】
固定ボルト57について、更に説明を加える。
【0032】
変圧器用内箱3の上部にはボルト座58が設けられ、このボルト座58に固定ボルト57をねじ込んで固定している。固定ボルト57と外箱1の天井板56との間には、絶縁部材を介在し、固定ボルト57と外箱1とを電気的に切り離している。また固定ボルト57の頭部表面は電気的安全面で絶縁処理が施されている。
【0033】
この固定ボルト57に代えて、吊りボルトをボルト座58にねじ込むことで、地上用変圧器装置の搬送/組み立て/分解が容易になる。
【0034】
変圧器用内箱3は、図9、図10、図11、図12に示すように放熱板60が備わる。放熱板60は鋼板で作られ、縦に走るように延在する多数の放熱フイン61を有する。この放熱板60は変圧器用内箱3の前後および右の3面に設けられる。
【0035】
放熱フイン61は、ほぼ波形状を有し、かつ変圧器用内箱3に対面する内側の波間を前記絶縁液が流れる流通溝としている。放熱フイン61はプレス加工で波形状に形成され、波間のところを潰して閉じ、前記絶縁液が流れる流通溝の上下両端を塞いで絶縁液が漏れないようにしている。
【0036】
なお、波形のプレス加工で上下両端に穴が出来ない作り方をすれば、潰して閉じる必要はなくなる。
【0037】
変圧器用内箱3には、放熱板60を備える面の上下部位に通過孔62/63を設ける。この通過孔62/63の周縁を含め、その上下の通過孔62/63に亘る範囲を覆うように放熱板60を変圧器用内箱3に添えるように当接し、溶接にて固定する。この溶接は図10に示すように放熱板60の周囲を連続するように隈なく行う。この溶接で放熱板60は変圧器用内箱3に水密(シール)が保たれるように固定される。変圧器用内箱3の絶縁液は、上側の通過孔62から放熱フイン61の流通溝側を流れ込み、この流通溝を下って下側の通過孔63から変圧器用内箱3に入る。このように絶縁液は、変圧器用内箱3と放熱フイン61の流通溝を循環して変圧器2の発熱を放熱する。
【0038】
放熱フイン61は、図11、図12に示すように外箱1との隙間が少ない。放熱フイン61の先端と外箱1の内面との間隔は3.6mmである。外箱1の内面と放熱フイン61が対向する隙間に絶縁ゴム70(絶縁部材)を設けて、変圧器用内箱3が揺動いても、外箱1側と変圧器用内箱3側が直接的に接触しないようにし、電気的な安全性を高めている。また絶縁ゴム70はクッションにもなるので、外箱1の内面と放熱フイン61が触れ合って傷むこともない。
【0039】
絶縁ゴム70は外箱1側に接着剤で接着しているが、変圧器用内箱3側に接着するようにしても良い。また絶縁ゴム70の厚みが2mmで、放熱フイン61とのギャップが1.6mmである。絶縁ゴムの厚みを増してギャップが無くするようにしても良い。
【0040】
更に一次側電力引き込み給電路について詳しく説明する。
【0041】
引き込みケーブル6のケーブルヘッドは、接地開閉器7の固定電極71側に接続される。固定電極71の固定電極棒72の上側には接地開閉器7の可動電極の可動電極棒73が置かれる。可動電極棒73の上側には接地開閉器7の操作機構74が置かれ、この操作機構74によって可動電極棒73は上下に動くように操作される。可動電極棒73が下げられることで、可動電極棒73は固定電極棒72に接触し、接地開閉器7は閉成状態になる。可動電極棒73が上げられることで、接地開閉器7は開放状態になる。
【0042】
負荷開閉器8は、固定電極75側の固定電極棒76が過電流ヒューズ9に接続されている。固定電極棒76の上側に可動電極の可動電極棒77が置かれる。可動電極棒77の上側には負荷開閉器8の操作機構78が置かれる。負荷開閉器8の可動電極棒77は、接地開閉器7の固定電極棒72に可撓性の導電部材79で接続されている。操作機構78で可動電極棒77を下げることで、可動電極棒77が固定電極棒76に接触し、負荷開閉器8は閉成状態になる。操作機構78で可動電極棒77を上げることで、負荷開閉器8は開放状態になる。
【0043】
接地開閉器7および負荷開閉器8は、一部が一つの真空容器90内に収まってユニット化されている。少なくとも、固定電極棒72と可動電極棒73の接触部および固定電極棒76と可動電極棒77の接触部が真空容器90内に収められている。接地開閉器7および負荷開閉器8が一つの真空容器90内に収められているので、小型でコンパクトになり、外箱1の狭い空間に収まるのである。真空容器90は、図8に示すように3つ(U・V・Wの3相分)備わる。
【0044】
また接地開閉器7の固定電極棒72、可動電極棒73および操作機構74が縦一列になるように置かれ、負荷開閉器8の固定電極棒76、可動電極棒77および操作機構78も縦一列になるように置かれ、かつ接地開閉器7を負荷開閉器8を隣併せに揃えて配置したので、横幅の少ないスリムな形状になる。
【0045】
このようなスリムな形状なるので、接地開閉器7と負荷開閉器8は、変圧器用内箱3の片側にできる外箱1内の縦に長い縦長空間にうまく収まり、外箱1内に無駄な空間が出来なく、全体として小型でコンパクトな地上用変圧器装置を提供できる。
【0046】
過電流ヒューズ9は、負荷開閉器8の固定電極棒76の下方に縦列に並ぶように配置される。この配置も地上用変圧器装置の小型、コンパクト化に寄与している。
【0047】
この過電流ヒューズ9は、図13、図14、図15、図16、図17、図18に示すように変圧器用内箱3に設けたヒューズ収納室91に置かれる。ヒューズ収納室91は、前記縦長空間に向く変圧器用内箱3の側部を突出するように形成する。変圧器用内箱3の底部から過電流ヒューズ9の丈より少し高いところまで膨出させている。また前側(前面)から後側(後面)に亘って形成され、そのヒューズ収納室91に三本(U・V・Wの三相分)の過電流ヒューズ9が手前側から後側に並ぶように収まる。
【0048】
過電流ヒューズ9は変圧器用内箱3の絶縁液に浸るので、発熱の放散はよく行われる。負荷開閉8は変圧器2の負荷電流を遮断するのに対し、過電流ヒューズ9は負荷電流を超える大きな過電流が流れると遮断するように作動する。
【0049】
ヒューズ収納室91は、変圧器用内箱3側と仕切られている。大部分が仕切壁92で、残りがリード線93の保持板94で仕切られる。リード線93は過電流ヒューズ9と変圧器2の一次側を接続するものである。
【0050】
仕切壁92は二枚の仕切用鋼板を間隔をもって内部に空洞が出来るように形成されている。仕切壁92が取り付けられる上部位には小さな空気抜き穴が備わる。仕切壁92の下方の一部を仕切る保持板94は、プレスボードを含む断熱性および絶縁性を有する材料で形成され、上下に分割された二枚もので作られている。前記リード線93は保持板94の分割部分に挟まるようにして挿通されている。
【0051】
通常、変圧器用内箱3の内部は140度ケルビン、ヒューズ収納室91は50度ケルビンが程度である。仕切壁92および保持板94でヒューズ収納室91側が変圧器用内箱3側と熱的に遮断されているので、ヒューズ収納室91の温度が上がらず、過電流ヒューズ9の誤動作が生じ難い。
【0052】
仕切壁92は仕切用鋼板で形成されていても内部に空洞があるので、熱伝達が抑えられ、ヒューズ収納室91を低い温度に保つことが出来る。保持板94は断熱性および絶縁性を有する材料で作られているので、熱伝達が抑えられ、かつリード線93を保持する電気絶縁の面でも優れているのである。
【0053】
また保持板94は上側のものが仕切壁92の下端面に接着剤で接着され、下側のものが変圧器用内箱3の底部に接着剤で接着されている。このように保持板94は接着剤で接着されているが、上下に分割されているので、リード線93を挟むように保持することができる。
【0054】
なお、リード線93の分割部分での挟持や、過電流ヒューズ9の付け外しは、変圧器用内箱3を逆さに置き、底板を着脱して行うのである。また変圧器用内箱3内への絶縁液の注入は、変圧器用内箱3が正規の状態に置いて行う。この注入で、ヒューズ収納室91にも絶縁液が満たされる。仕切壁92の上部位に備わる小さな空気抜き穴から空気が自然に抜かれるので、ヒューズ収納室91に空気溜まりができなく、過電流ヒューズ9は全体にわたって絶縁液に浸される。保持板94の上下分割部分より絶縁液は良く流れ込むので、ヒューズ収納室91内への絶縁液の注入は迅速に行われる。
【0055】
過電流ヒューズ9は、外側筒体100と、内側筒体101と、内側筒体101の外表面に巻かれた螺旋導体102と、内側筒体101の内側に這わせた信号線103と、上端部に設けた上キャップ104と、下端部に設けた下キャップ105と、内側筒体101の下端内側に設けた銛106(押し部材)を有する。
【0056】
この過電流ヒューズ9は、ヒューズ収納室91の上側に設けた上部ヒューズ受け部材107と下側に設けた下部ヒューズ受け部材108に支持される。
【0057】
上部ヒューズ受け部材107は、過電流ヒューズ9の上キャップ104が着脱自在に嵌る上ソケット109と、該上ソケット109を支持する上部ヒューズ受台120を有する。下部ヒューズ受け部材108は、過電流ヒューズ9の下キャップ105が着脱自在に嵌る下ソケット121と、該下ソケット121を支持する下部ヒューズ受台122を有する。
【0058】
下部ヒューズ受け部材108は、ヒューズ収納室91の低部(変圧器用内箱3の底板)に上下方向に移動自在に備わる。具体的には、下部ヒューズ受台122の下部軸杆123がヒューズ収納室91の低部に設けた受台124に摺動自在に支持されている。受台124は摺動部分にシール部材が設けられ、絶縁液が漏れないようにしている。
【0059】
下部ヒューズ受台122の下部軸杆123の下側には、下部ヒューズ受け部材108を下から支える揺動レバー130が備わる。揺動レバー130は、支持部材45に設けられた回転支軸125に支持されている。揺動レバー130の先端側(揺動端)には、バネ126(付勢手段)が設けられ、揺動レバー130を上側に持ち上げるような力が付与されている。この揺動レバー130とバネ126で、下部ヒューズ受け部材108は常に押し上げられている。この押し上げで、過電流ヒューズ9は、上部ヒューズ受け部材107と下部ヒューズ受け部材108に外れることなく確実に支持され、接続部(上下ソケット/上下キャップ)の電気的な接続をも良好に保つことができる。またバネ126(付勢手段)に抗して下部ヒューズ受け部材108を下げることで、過電流ヒューズ9が簡単に外れる。過電流ヒューズ9の付け外しが容易に行えるのである。
【0060】
揺動レバー130と下部軸杆123の間に間隔を調整する調整螺子が介在されている。この調整螺子の調整により、過電流ヒューズ9の支持や電気的な接続の状態を加減する。
【0061】
揺動レバー130は、フレキシブルのワイヤ128(可撓性の連結部材)を介して前記負荷開閉8の操作機構78と連結されている。このため、揺動レバー130がバネ126に抗して下方に回動作動すると、ワイヤ128が引かれて操作機構78は操作され、負荷開閉8が開放(遮断)されるようになる。
【0062】
過電流ヒューズ9は、前述したように負荷電流を超えると、螺旋導体102が切れ、信号線103を介して射出手段に射出指示信号が出され、射出手段の作動で銛106(押し部材)の先端が下キャップ105を突き破って突き出す。これにより、揺動レバー130は下方に回動作動し、負荷開閉8の開放(遮断)作動が行なわれる。
【0063】
過電流ヒューズ9が切れた際には、負荷開閉8の開放(遮断)作動が自動的に行なわれるので、負荷開閉8の開放させる手動操作が省け、手動操作が忘れても開放になっているので安全である。
【0064】
表示板140は、図7、図8に示すように、一次側電力引き込み給電路の電力系統配線図を示している。この表示板140は、前記接地開閉器7および前記負荷開閉8を覆うように表側に配置されている。一次側電力引き込み給電路は、外箱1の扉24の内側に位置しているので、扉24を開くと、表示板140の一次側電力引き込み給電路を正面に見ることができる。
【0065】
表示板140は断熱性/絶縁性の有する基板(台紙板)と電力系統配線図が描かれたシートを有する。シートは基板に貼られている。基板が断熱性を有するので、シートの接着力を損ねられず、シートは容易に剥がれてしまうことはない。
【0066】
電力系統配線図は、引き込みケーブル200、接地開閉器ES、負荷開閉器LBS、過電流ヒューズPF、検電部VD、ケーブルヘッド204、変圧器TR、分岐部201、アースEを表示している。この表示は、地上用変圧器に備わる各機器の配置が概略的に分かるように標識や位置に配慮がなされている。機器の実際の位置関係と概ね関連付けて表示されている。
【0067】
このように表示板140は、接地開閉器7および負荷開閉8を覆う表側に配置されているので見やすく、しかも電力系統配線図を見ることで、この地上用変圧器に備わる機器、機器の配置や配電系統を概ね把握することができ、修理/点検等のメンテナンスを容易/安全に行なうことができる。
【0068】
検電部141は、引き込みケーブル6の上側に備わる。この検電部141は、三本(U・V・Wの3相分)の引き込みケーブル6に設けられる。検電部141の電圧は、AC100Vから120Vの低圧であるので、通電の確認を安全に行なうことができる。
【0069】
接地開閉器7の可動電極棒73側はU・V・Wの3相分が導電板142で接続され、この導電板142はアース線143をもって大地にアースされている。アース線143は表示板140の表面を這い、引き込みケーブル6に沿って大地に導かれている。
【0070】
操作前面パネル144は、接地開閉器7の操作機構74および負荷開閉器8の操作機構78を覆う表面側で、かつ表示板140の上方に位置するように配置される。操作前面パネル144の下端側は、表示板140の上端側に上から重なるように合わせられ、締め付けボルト145により支骨等に一緒に友締めされる。
【0071】
締め付けボルト145の頭部と扉24の内面との間に絶縁部材146が介在される。締め付けボルト145側は大地にアースされ、扉24は大地から電気的に浮いている。扉24が押されて内側に凹んでも絶縁部材146があるため、締め付けボルト145に接触することはなく、電気的に安全である。
【0072】
操作機構74の操作レバー147と、操作機構78の操作レバー148は、操作前面パネル144のそれぞれのスライド溝より表側に突出している。接地開閉器7の操作レバー147を下げると、接地開閉器7は閉じられ、一次側電力引き込み給電路はアースされる。操作レバー147を上げることで、そのアースが解かれる。通常の通電時は操作レバー147が上げられている。
【0073】
負荷開閉器8の操作レバー148が上げられると、負荷開閉器8は開放(遮断)される。過電流ヒューズ9が切れたときも、ワイヤ128(可撓性の連結部材)を介して引かれ、前記負荷開閉8は開放(遮断)作動する。
【0074】
この接地開閉器7の操作レバー147と表示板140の接地開閉器ESとの対応関係、負荷開閉器8の操作レバー148と表示板140の負荷開閉器LBSとの対応関係がそれぞれ縦列に揃えられているので、接地開閉器と負荷開閉器を取り違えて操作する操作ミスは生じ難くなる。
【0075】
図19、図20、図21は他の実施例を示す。
【0076】
先の実施例と共通なものには、同じ符号を付して説明は省く。
【0077】
この実施例は先の実施例(1系統の引き込みケーブル)と違い、2系統の引き込みケーブル6a、6bを備えている。
【0078】
U・V・Wの各相の真空容器90には、二つの接地開閉器と3つの負荷開閉器が備わる。表示板400に示す電力系統配線図(図20)に沿い、接地開閉器および負荷開閉器の関連について詳しく述べる。
【0079】
電力系統配線図は、引き込みケーブル206a(第1の系統)、引き込みケーブル206b、接地開閉器ES1、負荷開閉器LBS1、接地開閉器ES2、負荷開閉器LBS2、負荷開閉器LBS3、過電流ヒューズPF、検電部VD、ケーブルヘッド204a、ケーブルヘッド204b、変圧器TR、分岐部201a、分岐部201b、アースEを表示している。
【0080】
負荷開閉器LBS3は、過電流ヒューズPFが作動したときに開放作動するように連携されているが、他の負荷開閉器LBS1・LBS2は連携されていない。負荷開閉器LBS1・LBS2と過電流ヒューズPFを連携させると、負荷開閉器LBS3は省略できる。
【0081】
接地開閉器ES1の操作レバー300と、負荷開閉器LBS1の操作レバー301は、接地開閉器ES1と、負荷開閉器LBS1の上側に夫々対応関係をとって配置されている。接地開閉器ES2の操作レバー302と、負荷開閉器LBS2の操作レバー303も、接地開閉器ES2と、負荷開閉器LBS2の上側に夫々対応関係がとられて配置されている。また負荷開閉器LBS3の操作レバー304も、負荷開閉器LBS3の上側に夫々対応関係がとられて配置されている。
【0082】
このように操作レバーがそれぞれ対応関係がとられて配置されているので、操作ミスが生じ難くなる。
【0083】
接地開閉器の可動電極棒は、アース線310によって大地にアースされている。アース線310は、操作前面パネル500の表面側に突き出たアース端子312にナット等で止められ、操作前面パネル500および表示板400の表面を這い,引き込みケーブル6bに沿って大地に導かれる。
【0084】
表示板400には、検電部端子305a、305bが備わる。検電部端子305aは、第1系統にあたる表示用の検電部VDの直ぐ下に、検電部端子305bは、第2系統にあたる表示用の検電部VDの直ぐ下に配置される。検電部端子305aは引き込みケーブル6aの検電部141aより、検電部端子305bは引き込みケーブル6bの検電部141bより夫々のリードで接続されている。
【0085】
検電部端子305a、305bは、表示用の検電部VDの直ぐ下に配置されているので、検電がし易い。
【0086】
図19に示すように、外箱1の内部で変圧器用内箱の下側の空間には、二次側配線装置5が置かれる。この二次側配線装置5より低圧に降下された電力が配られる。二次側配線装置5の左側にある蝶ねじ501は、先の実施例で述べた前記扉27を止めるものである。この蝶ねじ501は内側から止めているので、前記前側の扉26を開けない限り、蝶ねじ501は外すことができないため、勝手に開けられることを防止し、安全である。
【0087】
【発明の効果】
本発明によれば、修理、点検等のメンテナンスを容易に、かつ安全に行なうことができるものを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の縦断面図。
【図2】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の主要部の分解図。
【図3】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の外観正面図。
【図4】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の外観側面図。
【図5】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の外観上面図。
【図6】本発明の実施例に係わるもので、地上用変圧器の側面図。
【図7】本発明の実施例に係わるもので、扉を開いて表示板および前面操作パネルを表面から見たところを示す図。
【図8】本発明の実施例に係わるもので、接地開閉器および負荷開閉器の収まる真空容器の並びを側面から見たところを示す図。
【図9】本発明の実施例に係わるもので、変圧器用内箱の分解図。
【図10】本発明の実施例に係わるもので、放熱板の断面図。
【図11】本発明の実施例に係わるもので、図6のA部拡大図。
【図12】本発明の実施例に係わるもので、図11のB−B断面図である。
【図13】本発明の実施例に係わるもので、過電流ヒューズの関連構成を示す図。
【図14】本発明の実施例に係わるもので、過電流ヒューズの関連構成をより詳しく示す図。
【図15】本発明の実施例に係わるもので、過電流ヒューズ単体の断面図。
【図16】本発明の実施例に係わるもので、過電流ヒューズと負荷開閉器の連携機構を示す図。
【図17】本発明の実施例に係わるもので、図16を側面から見た図。
【図18】本発明の実施例に係わるもので、図16をC−C矢印方向から見た図。
【図19】本発明の他の実施例に係わるもので、一次側電力引き込み給電路とコンサベータを覆う扉を開いて地上用変圧器を正面から見た図。
【図20】本発明の他の実施例に係わるもので、扉を開いて表示板および前面操作パネルを表面から見たところを示す図(図7に対応する図)。
【図21】本発明の他の実施例に係わるもので、接地開閉器および負荷開閉器の収まる真空容器の並びを側面から見たところを示す図(図8に対応する図)。
【符号の説明】
1…外箱、2…変圧器、変圧器内箱、7…接地開閉器、8…負荷開閉器、9…過電流ヒューズ、141…検電部、6…引き込みケーブル、140…表示板。

Claims (20)

  1. 外箱と、該外箱内に内置される変圧器用内箱と、該変圧器用内箱内に満たされる絶縁液に浸される変圧器と、前記外箱内に設けられ、かつ外部送電系から前記変圧器の一次巻線側に供給する電力を導く一次側電力引き込み給電路を備え、
    前記一次側電力引き込み給電路は、接地開閉器、負荷開閉器、過電流ヒューズ、検電部、引き込みケーブルを有し、
    前記接地開閉器および負荷開閉器を前側から覆うように配置される表示板を設け、該表示板に前記一次側電力引き込み給電路の電力系統配線図を表示したことを特徴とする地上用変圧器。
  2. 請求項1の記載において、
    前記電力系統配線図は、前記接地開閉器、前記負荷開閉器、前記過電流ヒューズ、前記検電部、前記引き込みケーブルを示すことを特徴とする地上用変圧器。
  3. 請求項1の記載において、
    前記電力系統配線図は、前記引き込みケーブル、該引き込みケーブルのケーブルヘッド、該ケーブルヘッドに分岐部を介してつながる前記接地開閉器、該接地開閉器につながる接地接続部、前記分岐部の分岐側につながる前記負荷開閉器、該負荷開閉器につながる前記過電流ヒューズ、前記過電流ヒューズにつながる前記変圧器、および前記ケーブルヘッドの分岐側につながる検電部を概略的に示すことを特徴とする地上用変圧器。
  4. 請求項3の記載において、
    前記電力系統配線図は、前記接地開閉器、前記負荷開閉器、前記過電流ヒューズ、前記検電部、前記引き込みケーブルの実際の位置関係と関連付けた表示であることを特徴とする地上用変圧器。
  5. 請求項1の記載において、
    前記表示板は、絶縁性を有する材料で形成されていることを特徴とする地上用変圧器。
  6. 請求項1の記載において、
    前記表示板は、前記電力系統配線図が描かれたシートを貼付してなることを特徴とする地上用変圧器。
  7. 外箱と、該外箱内に内置される変圧器用内箱と、該変圧器用内箱内に満たされる絶縁液に浸される変圧器と、前記外箱内に設けられ、かつ外部送電系から前記変圧器の一次巻線側に供給する電力を導く一次側電力引き込み給電路を備え、
    前記一次側電力引き込み給電路は、接地開閉器、負荷開閉器、過電流ヒューズ、検電部、引き込みケーブルを有し、
    変圧器用内箱には、側部より外側に突出させるように形成するヒューズ収納室を設け、該ヒューズ収納室に前記過電流ヒューズを収納し、
    前記過電流ヒューズの出力端側と前記変圧器の一次巻線側をリード線で接続し、
    前記ヒューズ収納室と前記変圧器用内箱の内部側を仕切壁および前記リード線の保持板で仕切ったことを特徴とする地上用変圧器。
  8. 請求項7の記載において、
    前記仕切壁は内部が空洞であることを特徴とする地上用変圧器。
  9. 請求項7の記載において、
    前記仕切壁は間隔をもって配置した仕切用鋼板で形成したことを特徴とする地上用変圧器。
  10. 請求項7の記載において、
    前記保持板は絶縁性を有することを特徴とする地上用変圧器。
  11. 請求項7の記載において、
    前記保持板は上下分割に形成され、分割部分に前記リード線を挿通したことを特徴とする地上用変圧器。
  12. 請求項7の記載において、
    前記保持板は仕切壁の長さ範囲に亘って延在していることを特徴とする地上用変圧器。
  13. 外箱と、該外箱内に内置される変圧器用内箱と、該変圧器用内箱内に満たされる絶縁液に浸される変圧器と、前記外箱内に設けられ、かつ外部送電系から前記変圧器の一次巻線側に供給する電力を導く一次側電力引き込み給電路を備え、
    前記一次側電力引き込み給電路は、接地開閉器、負荷開閉器、過電流ヒューズ、検電部、引き込みケーブルを有し、
    変圧器用内箱には、側部より外側に突出させるように形成するヒューズ収納室を設け、該ヒューズ収納室に前記過電流ヒューズを収納し、
    前記ヒューズ収納室の内側には、上部に上部ヒューズ受け部材を、下部に下部ヒューズ受け部材を設け、
    前記上部ヒューズ受け部材と前記下部ヒューズ受け部材に前記過電流ヒューズを着脱自在に支持したことを特徴とする地上用変圧器。
  14. 請求項13の記載において、
    前記上部ヒューズ受け部材は前記過電流ヒューズの上端部が着脱自在に嵌る上ソケットと該上ソケットを支持する上部ヒューズ受台を有し、
    前記下部ヒューズ受け部材は前記過電流ヒューズの下端部が着脱自在に嵌る下ソケットと該下ソケットを支持する下部ヒューズ受台を有することを特徴とする地上用変圧器。
  15. 請求項14の記載において、
    前記下ソケットと前記変圧器の一次巻線側をリード線を介して接続することを特徴とする地上用変圧器。
  16. 請求項14の記載において、
    前記下部ヒューズ受け部材は上下に摺動自在に支持されていることを特徴とする地上用変圧器。
  17. 請求項16の記載において、
    前記下部ヒューズ受け部材側と前記負荷開閉器側をワイヤを含む可撓性の連結部材で連結したことを特徴とする地上用変圧器。
  18. 請求項16の記載において、
    前記下部ヒューズ受け部材の上下動に応じて揺動自在なる揺動レバーを設け、該揺動レバーと前記負荷開閉器側をワイヤを含む可撓性の連結部材で連結したことを特徴とする地上用変圧器。
  19. 請求項18の記載において、
    該揺動レバーを前記下部ヒューズ受け部材の下端側に当接するように付勢するバネ等の付勢手段を設けたことを特徴とする地上用変圧器。
  20. 請求項17から19のいずれかの記載において、
    前記過電流ヒューズは、過電流作動時に過電流ヒューズの下端から突き出て前記下部ヒューズ受け部材を下方に押し下げる押し部材を有することを特徴とする地上用変圧器。
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