JP2004247145A - 照明装置および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光のロスを防止して照度を高く保つことが可能な導光板と発光素子とを備えた照明装置およびこの照明装置を備えた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】貫通穴20は前述したとおり発光素子15近傍に形成されており、貫通穴20を回路基板13の裏面13b側から覗くと、発光素子15の発光面15aの縁部15bと、導光材14の入射面14cの縁部14dが観察できる。
回路基板13の裏面13b側から貫通穴20を観察しつつ、発光素子15が導光材14の入射面14cにできる限り接近するように導光材14を調整する。回路基板13に形成された貫通穴20によって、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭められるように、回路基板13と導光材14とを位置決めすることが可能になる。
【選択図】 図5
【解決手段】貫通穴20は前述したとおり発光素子15近傍に形成されており、貫通穴20を回路基板13の裏面13b側から覗くと、発光素子15の発光面15aの縁部15bと、導光材14の入射面14cの縁部14dが観察できる。
回路基板13の裏面13b側から貫通穴20を観察しつつ、発光素子15が導光材14の入射面14cにできる限り接近するように導光材14を調整する。回路基板13に形成された貫通穴20によって、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭められるように、回路基板13と導光材14とを位置決めすることが可能になる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光板と発光素子とを備えた照明装置およびこの照明装置を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、表面に小さなLED素子などの発光素子が実装された基板と、凹凸面が形成された導光材とを組み合わせて、液晶表示パネルを照明するようにした照明装置が知られている。従来、こうした照明装置の光量を高める手法として、導光材の形状を工夫したものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−262206号公報
【0004】
しかし、このような小型の照明装置は、電源などの制約や実装できるLED素子などの発光素子のサイズ等から、光源となる発光素子の光量自体が限られており、導光材の改良だけでなく、発光素子から照射された光をできる限り効率的に利用して出射される光の光量を高める必要がある。様々な検証から、こうした光の効率的な利用に関して発光素子と導光材の入射面との隙間が大きく関わっていることが判明している。即ち、発光素子と導光材の入射面との隙間が僅かでも広がると、導光材の出射面(凹凸面)から出射される光の光量は急激に減少する。
このため、照明装置の光量を高めるには、発光素子が実装された基板と導光材との接合時の位置合わせが極めて重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、照明装置が実装された液晶表示装置の組み立て段階では、発光素子及び導光材を覆うように液晶表示パネルが取り付けられるため、発光素子と導光材の入射面との位置合わせを目視で正確に行うことは困難であった。位置決め突起等で合わせることも考えられるが、小さな発光素子及び小型の導光材との組み合わせにおいては、このような位置決め突起などは大まかな位置決めには使用できても、発光素子と導光材の入射面との隙間を正確に狭めるように調整することは極めて難しい。
【0006】
また、小さな発光素子、例えば発光面が2mm角程度で外形が3×2mm程度の大きさの発光素子、及び小型の導光材、例えば入射面の高さが1mm以下で幅が4〜5mm程度の大きさの導光材に、位置決めに有効な構造、例えば突起等を形成すること自体が極めて困難であり、事実上、簡単な構造物にすることができなかった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、光のロスを防止して照度を高く保つことが可能な導光板と発光素子とを備えた照明装置およびこの照明装置を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、光を内部に導入する入射面と、前記光を出射および反射させる凹凸面を有する導光材、および前記入射面に向けて光を照射する発光素子が表面に実装された回路基板とを備えた照明装置であって、前記導光材の入射面の縁部と、前記発光素子の縁部とが前記回路基板の裏面から観察可能な貫通穴を前記回路基板に形成したことを特徴とする照明装置が提供される。
【0009】
このような照明装置によれば、回路基板に導光材を位置決め固定するにあたって、貫通穴から導光材の入射面の縁部と発光素子の縁部とを観察しながら接近させることで、導光材の入射面と発光素子との隙間を最大限小さくした状態で回路基板に導光材を固定することが可能になる。これによって、発光素子から照射された光が導光材の入射面に入射する前に大幅にロスしてしまうことを効果的に防止する。よって、照明装置の照明光の輝度を高く保ち、輝度ムラも低減することができる。
【0010】
前記入射面と前記発光素子との間には前記導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成してもよい。このカップリング材層を構成するカップリング材は、前記貫通穴から注入することができる。このような導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成することで、発光素子から照射された光を一層効率的に導光材の入射面に入射させることが可能になり、照明装置の照明光の輝度は一層高く保つことができる。このようなカップリング材層を形成するにあたって、貫通穴はカップリング材の注入を容易にすることができる。
【0011】
前記発光素子は前記回路基板の一端側に実装されるとともに、前記導光材の裏面側(反射板側)へ成型もしくは印刷等によって微細な多数の突起を構成し、スリットに前記発光素子が挿入される。前記照明装置に液晶表示パネルを覆い被せることで前記照明装置は前記液晶表示パネルのバックライトとして用いることができる。
【0012】
上述したような照明装置を液晶表示パネルを備えた液晶表示装置に適用することで、液晶表示パネルの照明輝度は高く保たれ、液晶表示装置の視認性を大いを高めることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の照明装置を備えた液晶表示装置の一実施形態の分解斜視図であり、例えば、携帯電話機の表示部分に好適に用いられる。また、図2は図1に示す液晶表示装置の組み立て状態における側面断面図である。液晶表示装置11は、大別して液晶表示パネル12と回路基板13と導光材14とを備えている。これらは、組み立て状態においては、図2の如く互いに対面した液晶表示パネル12および回路基板13の間に導光材14が挟まれた形態を成す。
【0014】
回路基板13の表面13aには、液晶表示パネル12の制御回路を構成する電子部品(図示略)と、例えばLED素子に代表される発光素子15とが実装されている。発光素子15は、導光材14にムラなく光を入射させるために、例えば一直線上に3つ配置されれば良い。回路基板13に実装された発光素子15は、例えば青色発光素子および蛍光体、反射壁などから構成される、1パッケージで白色光を照射するLED素子であればよい。回路基板13の3つの発光素子15が実装された部分には、後ほどその作用を詳述する貫通穴20がそれぞれ形成されている。また、回路基板13の両側寄りの発光素子15の側端側には、位置合わせ穴19が突設されている。こうした発光素子15を実装した回路基板13および導光材14とで照明装置10を構成する。
【0015】
液晶表示パネル12と回路基板13との間は電気的に接続されている。また、回路基板13には、電力供給源である電池や他の入出力装置の電気的接続のされている。液晶表示パネル12は、例えば半透過型液晶表示パネルであり、表示エリア12aの裏面側から光を照射することで、文字や図形等を鮮明に表示することができる。
【0016】
導光材14は、図中上面が出射面14aとされている。また、図中下面は凹凸面14bとされ、微小な略円筒形の凸部18が反射面に多数配列形成されている。こうした凸部18は、入射面14cから遠ざかるにつれて、段階的に略円筒形の直径が大きくなるように形成されれば良い。これにより、入射面14cに近い位置と遠い位置とで光量を均一にすることができる。
【0017】
導光材14の凹凸面14b側には、反射板41が設けられる。また、導光材14の出射面14a側には、下から順に拡散板42、2枚の集光レンズシート43,44が形成される。これら導光材14、反射板41、拡散板42、2枚の集光レンズシート43,44によって、導光拡散部45が構成される。このような構成によって、3つの発光素子15から照射された光は導光材14の凸部18と反射板41との間で反射を繰り返しつつ導光材14内を伝搬し、出射14aから出射される。そして、拡散板42、および2枚の集光レンズシート43,44によってムラのない均一な輝度の平行光にされ、液晶表示パネル12を裏面側から照らし出す。
【0018】
導光材14の図中下面には、位置合わせ穴21が形成されている。この位置合わせ穴21は、液晶表示装置11の組み立て過程において、回路基板13の表面13aに形成された位置合わせ穴19と係合させることで、回路基板13に対する導光材14の大まかな取り付け位置の位置決めを行う。
【0019】
導光材14の一端寄りには、矩形穴22が形成される。この矩形穴22は、回路基板13の上に導光材14を取り付けると3つの発光素子15がこの矩形穴22内に挿入される。
【0020】
図3および図4に示すように、矩形穴(スリット)22を構成する4方の壁面のうちの一方の面は入射面14cとされている。矩形穴22に入り込む3つの発光素子15のそれぞれの発光面15aは、入射面14cに対面する。矩形穴22と発光素子15との間の空間には、カップリング材層23が形成されている。このカップリング材層23は、導光材14の屈折率と同じか、近似している材料を用いるのが好ましく、例えばアクリル系UV硬化樹脂TF−3348(日立化成)が一例として挙げられる。このようなカップリング材層23は、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間の空気層をなくして、発光素子15から照射された光のロスを防止しつつ導光材14の入射面14cに向けて伝搬する役割を果たす。
【0021】
図3から明らかなように、矩形穴22の幅Dは組み立ての容易性や部品の寸法誤差等を勘案して発光素子15の幅dよりも大きく形成されている。例えば、矩形穴22の幅Dは発光素子15の幅dよりも0.5mm程度大きく形成されている。このため、回路基板13の上に導光材14を取り付ける際に、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの隙間tが大きく離れていたり、発光面15aと入射面15cとが相互に傾いていたりすると、発光素子15の光が導光材14の入射面14cに入射するまでに大きく光をロスする。回路基板13に導光材14を取り付ける工程では、発光素子15を導光材14の入射面14cにできるかぎり近づけ、且つ両方の面を極力平行に固定することが肝要である。
【0022】
回路基板13の発光素子15近傍に形成された貫通穴20は、上述した回路基板13に導光材14を取り付ける工程において、発光素子15を導光材14の入射面14cにできるかぎり近づけて固定することを極めて容易に可能にする。以下、この貫通穴20の作用について詳述する。
【0023】
液晶表示装置11の組み立てにあたっては、図1の矢印S1のように、回路基板13の表面に13aに導光拡散部45を重ね合わせ、さらに矢印S2のように、液晶表示パネル12を180度反転させて導光材14の出射面14aに覆い被せて全体を固定する。なお、これら回路基板13および導光材14と、導光材14および液晶表示パネル12との間は例えば粘着テープ等で固定されればよい。
【0024】
この液晶表示装置11の組み立て時において、位置合わせ穴21と位置合わせ穴19とを合わせて導光材14を回路基板13に対して大まかに位置決めした後、図5に示すように、組立作業者は回路基板13の裏面13bから貫通穴20を観察する。貫通穴20は前述したとおり発光素子15近傍、すなわち、発光素子15の縁部15bが貫通穴20の中心付近に位置するように形成されており、貫通穴20を回路基板13の裏面13b側から覗くと、発光素子15の発光面15aの縁部15bと、導光材14の入射面14cの縁部14dが観察できる。
【0025】
組立作業者は、回路基板13の裏面13b側から貫通穴20を観察しつつ、図5中の矢印Pのように発光素子15が導光材14の入射面14cにできる限り接近するように導光材14を調整する。このように、組立作業者は回路基板13に形成された貫通穴20によって、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭められるように、回路基板13と導光材14とを位置決めすることが可能になる。
【0026】
発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tが最大限狭められるように位置決めしたら、液晶表示パネル12と回路基板13とを強く押圧して、粘着テープ等によって導光材14を挟み込んだ状態で固定すれば、容易に、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭めた液晶表示装置11を得ることが可能になる。発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tが狭められれば、発光素子15から照射された光が導光材14の入射面14に入射する前に大きくロスしてしまうことを防止できる。その結果、発光素子15から照射された光はロスすることなく効率よく導光材14の出射面14aから出射され、液晶表示パネル12の輝度を高めて視認性を大いに向上させることができる。
【0027】
導光材14と回路基板13および液晶表示パネル12とを位置決め固定した後、更にこの回路基板13に形成された貫通穴20からカップリング材を注入して矩形穴22の空間を埋めるのが好ましい。カップリング材層23の形成にあたっては、回路基板13の裏面13b側から貫通穴20に注入針等を用いて、例えばUV(紫外線)硬化性のカップリング材を流し込み、矩形穴22の空間にカップリング材を充填した後、UV(紫外線)を照射して注入したカップリング材を固化させて、矩形穴22内にカップリング材層23を形成すれば良い。
【0028】
このようなカップリング材層23は、回路基板13に形成された貫通穴20によって最大限狭められた発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間の僅かな隙間を埋め、発光素子15の発光面15aから照射された光を更に効率よく導光材14の入射面14cに導く。貫通穴20はこのようなカップリング材層23の形成を容易にすることができる。
【0029】
【実施例】
本出願人は本発明の照明装置の効果を検証した。検証にあたって、図6に示す測定サンプルを準備した。測定サンプルは、上述した実施形態の如き一面に凹凸面41bが形成されたアクリル製の導光材41と、この導光材41の入射面41aに対面して設置された2つの発光素子42a,42bとから構成される。このような測定サンプルを用いて、発光素子42a,42bの発光面と導光材41の入射面41aとの距離tを0mm,0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmにそれぞれ変化させて、導光材41の凹凸面41bから出射される照明光の輝度を測定した。測定点は凹凸面41bの9箇所(p1〜p9)に設定した。
照度の測定にはCA−1500(ミノルタ製)を用いた。光源である発光素子42a,42bは15mAの電流で発光させた。
【0030】
以下、測定サンプルの距離tをそれぞれ0mm,0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmに設定した時の9つの測定点の平均照度、中心の測定点(p5)の照度(中心照度)、距離tが0mmの場合と比較した輝度の低下率、および最高照度を表1〜表5にそれぞれ示す。また、表6に測定サンプルの距離tを0mmにした場合を基準にして、距離tを0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmに設定した時の輝度比と輝度ムラ比を示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
以上のような測定結果から、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tが離れるに従って、導光材の凹凸面から出射される照明光の最高輝度および平均輝度は大幅に低下していくことが判明した。また、距離tが離れるに従って、凹凸面の面内での出射光の輝度ムラも大きくなることが判明した。上記各表から明らかなように、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離が0.1mm開くだけで輝度は約3%低下し、0.5mm離れると輝度は約40%も低下してしまう。
また、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離が0.1mm開くだけで輝度ムラは約3%悪化し、0.5mm離れると輝度ムラは約15%も悪化してしまう。このことから、カップリング層を設けない場合、輝度の低下率を20%以下に抑えるためには、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tを0.3mm以下に抑える必要があることが判明した。
【0038】
このような検証結果から、本発明の照明装置を構成する回路基板に形成された貫通穴によって、回路基板に導光材を固定する際に発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tを接近させれば、導光材の凹凸面から出射される照明光の輝度を明るく保つことができ、また、輝度ムラも抑えられることが検証された。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の照明装置および液晶表示装置によれば、回路基板に導光材を位置決め固定するにあたって、貫通穴から導光材の入射面の縁部と発光素子の縁部とを観察しながら接近させることで、導光材の入射面と発光素子との隙間を最大限小さくした状態で回路基板に導光材を固定することが可能になる。これによって、発光素子から照射された光が導光材の入射面に入射する前に大幅にロスしてしまうことを効果的に防止する。よって、照明装置の照明光の輝度を高く保ち、輝度ムラも低減することができる。
【0040】
また、前記入射面と前記発光素子との間には前記導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成すれば、発光素子から照射された光を一層効率的に導光材の入射面に入射させることが可能になり、照明装置の照明光の輝度は一層高く保つことができる。このようなカップリング材層を形成するにあたって、貫通穴はカップリング材の注入を容易にすることができる。
【0041】
上述したような照明装置を液晶表示パネルを備えた液晶表示装置に適用することで、液晶表示パネルの照明輝度は高く保たれ、液晶表示装置の視認性を大いを高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の照明装置を備えた液晶表示装置の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す液晶表示装置の組み立て状態における側面断面図である。
【図3】図3は、図2に示す液晶表示装置の入射面と発光素子付近の拡大断面図である。
【図4】図4は、図2に示す液晶表示装置の貫通穴付近の拡大斜視図である。
【図5】図5は、貫通穴の作用を示す説明図である。
【図6】図6は、実施例としての検証に用いた測定サンプルを示す説明図である。
【符号の説明】
10 照明装置
11 液晶表示装置
13 回路基板
14 導光材
14a 出射面
14b 凹凸面
14c 入射面
15 発光素子
15a 発光面
18 凸部
20 貫通穴
22 矩形穴(スリット)
23 カップリング材層
【発明の属する技術分野】
本発明は、導光板と発光素子とを備えた照明装置およびこの照明装置を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、表面に小さなLED素子などの発光素子が実装された基板と、凹凸面が形成された導光材とを組み合わせて、液晶表示パネルを照明するようにした照明装置が知られている。従来、こうした照明装置の光量を高める手法として、導光材の形状を工夫したものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−262206号公報
【0004】
しかし、このような小型の照明装置は、電源などの制約や実装できるLED素子などの発光素子のサイズ等から、光源となる発光素子の光量自体が限られており、導光材の改良だけでなく、発光素子から照射された光をできる限り効率的に利用して出射される光の光量を高める必要がある。様々な検証から、こうした光の効率的な利用に関して発光素子と導光材の入射面との隙間が大きく関わっていることが判明している。即ち、発光素子と導光材の入射面との隙間が僅かでも広がると、導光材の出射面(凹凸面)から出射される光の光量は急激に減少する。
このため、照明装置の光量を高めるには、発光素子が実装された基板と導光材との接合時の位置合わせが極めて重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、照明装置が実装された液晶表示装置の組み立て段階では、発光素子及び導光材を覆うように液晶表示パネルが取り付けられるため、発光素子と導光材の入射面との位置合わせを目視で正確に行うことは困難であった。位置決め突起等で合わせることも考えられるが、小さな発光素子及び小型の導光材との組み合わせにおいては、このような位置決め突起などは大まかな位置決めには使用できても、発光素子と導光材の入射面との隙間を正確に狭めるように調整することは極めて難しい。
【0006】
また、小さな発光素子、例えば発光面が2mm角程度で外形が3×2mm程度の大きさの発光素子、及び小型の導光材、例えば入射面の高さが1mm以下で幅が4〜5mm程度の大きさの導光材に、位置決めに有効な構造、例えば突起等を形成すること自体が極めて困難であり、事実上、簡単な構造物にすることができなかった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、光のロスを防止して照度を高く保つことが可能な導光板と発光素子とを備えた照明装置およびこの照明装置を備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、光を内部に導入する入射面と、前記光を出射および反射させる凹凸面を有する導光材、および前記入射面に向けて光を照射する発光素子が表面に実装された回路基板とを備えた照明装置であって、前記導光材の入射面の縁部と、前記発光素子の縁部とが前記回路基板の裏面から観察可能な貫通穴を前記回路基板に形成したことを特徴とする照明装置が提供される。
【0009】
このような照明装置によれば、回路基板に導光材を位置決め固定するにあたって、貫通穴から導光材の入射面の縁部と発光素子の縁部とを観察しながら接近させることで、導光材の入射面と発光素子との隙間を最大限小さくした状態で回路基板に導光材を固定することが可能になる。これによって、発光素子から照射された光が導光材の入射面に入射する前に大幅にロスしてしまうことを効果的に防止する。よって、照明装置の照明光の輝度を高く保ち、輝度ムラも低減することができる。
【0010】
前記入射面と前記発光素子との間には前記導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成してもよい。このカップリング材層を構成するカップリング材は、前記貫通穴から注入することができる。このような導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成することで、発光素子から照射された光を一層効率的に導光材の入射面に入射させることが可能になり、照明装置の照明光の輝度は一層高く保つことができる。このようなカップリング材層を形成するにあたって、貫通穴はカップリング材の注入を容易にすることができる。
【0011】
前記発光素子は前記回路基板の一端側に実装されるとともに、前記導光材の裏面側(反射板側)へ成型もしくは印刷等によって微細な多数の突起を構成し、スリットに前記発光素子が挿入される。前記照明装置に液晶表示パネルを覆い被せることで前記照明装置は前記液晶表示パネルのバックライトとして用いることができる。
【0012】
上述したような照明装置を液晶表示パネルを備えた液晶表示装置に適用することで、液晶表示パネルの照明輝度は高く保たれ、液晶表示装置の視認性を大いを高めることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の照明装置を備えた液晶表示装置の一実施形態の分解斜視図であり、例えば、携帯電話機の表示部分に好適に用いられる。また、図2は図1に示す液晶表示装置の組み立て状態における側面断面図である。液晶表示装置11は、大別して液晶表示パネル12と回路基板13と導光材14とを備えている。これらは、組み立て状態においては、図2の如く互いに対面した液晶表示パネル12および回路基板13の間に導光材14が挟まれた形態を成す。
【0014】
回路基板13の表面13aには、液晶表示パネル12の制御回路を構成する電子部品(図示略)と、例えばLED素子に代表される発光素子15とが実装されている。発光素子15は、導光材14にムラなく光を入射させるために、例えば一直線上に3つ配置されれば良い。回路基板13に実装された発光素子15は、例えば青色発光素子および蛍光体、反射壁などから構成される、1パッケージで白色光を照射するLED素子であればよい。回路基板13の3つの発光素子15が実装された部分には、後ほどその作用を詳述する貫通穴20がそれぞれ形成されている。また、回路基板13の両側寄りの発光素子15の側端側には、位置合わせ穴19が突設されている。こうした発光素子15を実装した回路基板13および導光材14とで照明装置10を構成する。
【0015】
液晶表示パネル12と回路基板13との間は電気的に接続されている。また、回路基板13には、電力供給源である電池や他の入出力装置の電気的接続のされている。液晶表示パネル12は、例えば半透過型液晶表示パネルであり、表示エリア12aの裏面側から光を照射することで、文字や図形等を鮮明に表示することができる。
【0016】
導光材14は、図中上面が出射面14aとされている。また、図中下面は凹凸面14bとされ、微小な略円筒形の凸部18が反射面に多数配列形成されている。こうした凸部18は、入射面14cから遠ざかるにつれて、段階的に略円筒形の直径が大きくなるように形成されれば良い。これにより、入射面14cに近い位置と遠い位置とで光量を均一にすることができる。
【0017】
導光材14の凹凸面14b側には、反射板41が設けられる。また、導光材14の出射面14a側には、下から順に拡散板42、2枚の集光レンズシート43,44が形成される。これら導光材14、反射板41、拡散板42、2枚の集光レンズシート43,44によって、導光拡散部45が構成される。このような構成によって、3つの発光素子15から照射された光は導光材14の凸部18と反射板41との間で反射を繰り返しつつ導光材14内を伝搬し、出射14aから出射される。そして、拡散板42、および2枚の集光レンズシート43,44によってムラのない均一な輝度の平行光にされ、液晶表示パネル12を裏面側から照らし出す。
【0018】
導光材14の図中下面には、位置合わせ穴21が形成されている。この位置合わせ穴21は、液晶表示装置11の組み立て過程において、回路基板13の表面13aに形成された位置合わせ穴19と係合させることで、回路基板13に対する導光材14の大まかな取り付け位置の位置決めを行う。
【0019】
導光材14の一端寄りには、矩形穴22が形成される。この矩形穴22は、回路基板13の上に導光材14を取り付けると3つの発光素子15がこの矩形穴22内に挿入される。
【0020】
図3および図4に示すように、矩形穴(スリット)22を構成する4方の壁面のうちの一方の面は入射面14cとされている。矩形穴22に入り込む3つの発光素子15のそれぞれの発光面15aは、入射面14cに対面する。矩形穴22と発光素子15との間の空間には、カップリング材層23が形成されている。このカップリング材層23は、導光材14の屈折率と同じか、近似している材料を用いるのが好ましく、例えばアクリル系UV硬化樹脂TF−3348(日立化成)が一例として挙げられる。このようなカップリング材層23は、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間の空気層をなくして、発光素子15から照射された光のロスを防止しつつ導光材14の入射面14cに向けて伝搬する役割を果たす。
【0021】
図3から明らかなように、矩形穴22の幅Dは組み立ての容易性や部品の寸法誤差等を勘案して発光素子15の幅dよりも大きく形成されている。例えば、矩形穴22の幅Dは発光素子15の幅dよりも0.5mm程度大きく形成されている。このため、回路基板13の上に導光材14を取り付ける際に、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの隙間tが大きく離れていたり、発光面15aと入射面15cとが相互に傾いていたりすると、発光素子15の光が導光材14の入射面14cに入射するまでに大きく光をロスする。回路基板13に導光材14を取り付ける工程では、発光素子15を導光材14の入射面14cにできるかぎり近づけ、且つ両方の面を極力平行に固定することが肝要である。
【0022】
回路基板13の発光素子15近傍に形成された貫通穴20は、上述した回路基板13に導光材14を取り付ける工程において、発光素子15を導光材14の入射面14cにできるかぎり近づけて固定することを極めて容易に可能にする。以下、この貫通穴20の作用について詳述する。
【0023】
液晶表示装置11の組み立てにあたっては、図1の矢印S1のように、回路基板13の表面に13aに導光拡散部45を重ね合わせ、さらに矢印S2のように、液晶表示パネル12を180度反転させて導光材14の出射面14aに覆い被せて全体を固定する。なお、これら回路基板13および導光材14と、導光材14および液晶表示パネル12との間は例えば粘着テープ等で固定されればよい。
【0024】
この液晶表示装置11の組み立て時において、位置合わせ穴21と位置合わせ穴19とを合わせて導光材14を回路基板13に対して大まかに位置決めした後、図5に示すように、組立作業者は回路基板13の裏面13bから貫通穴20を観察する。貫通穴20は前述したとおり発光素子15近傍、すなわち、発光素子15の縁部15bが貫通穴20の中心付近に位置するように形成されており、貫通穴20を回路基板13の裏面13b側から覗くと、発光素子15の発光面15aの縁部15bと、導光材14の入射面14cの縁部14dが観察できる。
【0025】
組立作業者は、回路基板13の裏面13b側から貫通穴20を観察しつつ、図5中の矢印Pのように発光素子15が導光材14の入射面14cにできる限り接近するように導光材14を調整する。このように、組立作業者は回路基板13に形成された貫通穴20によって、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭められるように、回路基板13と導光材14とを位置決めすることが可能になる。
【0026】
発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tが最大限狭められるように位置決めしたら、液晶表示パネル12と回路基板13とを強く押圧して、粘着テープ等によって導光材14を挟み込んだ状態で固定すれば、容易に、発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tを最大限狭めた液晶表示装置11を得ることが可能になる。発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間隔tが狭められれば、発光素子15から照射された光が導光材14の入射面14に入射する前に大きくロスしてしまうことを防止できる。その結果、発光素子15から照射された光はロスすることなく効率よく導光材14の出射面14aから出射され、液晶表示パネル12の輝度を高めて視認性を大いに向上させることができる。
【0027】
導光材14と回路基板13および液晶表示パネル12とを位置決め固定した後、更にこの回路基板13に形成された貫通穴20からカップリング材を注入して矩形穴22の空間を埋めるのが好ましい。カップリング材層23の形成にあたっては、回路基板13の裏面13b側から貫通穴20に注入針等を用いて、例えばUV(紫外線)硬化性のカップリング材を流し込み、矩形穴22の空間にカップリング材を充填した後、UV(紫外線)を照射して注入したカップリング材を固化させて、矩形穴22内にカップリング材層23を形成すれば良い。
【0028】
このようなカップリング材層23は、回路基板13に形成された貫通穴20によって最大限狭められた発光素子15の発光面15aと導光材14の入射面14cとの間の僅かな隙間を埋め、発光素子15の発光面15aから照射された光を更に効率よく導光材14の入射面14cに導く。貫通穴20はこのようなカップリング材層23の形成を容易にすることができる。
【0029】
【実施例】
本出願人は本発明の照明装置の効果を検証した。検証にあたって、図6に示す測定サンプルを準備した。測定サンプルは、上述した実施形態の如き一面に凹凸面41bが形成されたアクリル製の導光材41と、この導光材41の入射面41aに対面して設置された2つの発光素子42a,42bとから構成される。このような測定サンプルを用いて、発光素子42a,42bの発光面と導光材41の入射面41aとの距離tを0mm,0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmにそれぞれ変化させて、導光材41の凹凸面41bから出射される照明光の輝度を測定した。測定点は凹凸面41bの9箇所(p1〜p9)に設定した。
照度の測定にはCA−1500(ミノルタ製)を用いた。光源である発光素子42a,42bは15mAの電流で発光させた。
【0030】
以下、測定サンプルの距離tをそれぞれ0mm,0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmに設定した時の9つの測定点の平均照度、中心の測定点(p5)の照度(中心照度)、距離tが0mmの場合と比較した輝度の低下率、および最高照度を表1〜表5にそれぞれ示す。また、表6に測定サンプルの距離tを0mmにした場合を基準にして、距離tを0.1mm,0.3mm,0.5mm,0.6mmに設定した時の輝度比と輝度ムラ比を示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
以上のような測定結果から、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tが離れるに従って、導光材の凹凸面から出射される照明光の最高輝度および平均輝度は大幅に低下していくことが判明した。また、距離tが離れるに従って、凹凸面の面内での出射光の輝度ムラも大きくなることが判明した。上記各表から明らかなように、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離が0.1mm開くだけで輝度は約3%低下し、0.5mm離れると輝度は約40%も低下してしまう。
また、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離が0.1mm開くだけで輝度ムラは約3%悪化し、0.5mm離れると輝度ムラは約15%も悪化してしまう。このことから、カップリング層を設けない場合、輝度の低下率を20%以下に抑えるためには、発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tを0.3mm以下に抑える必要があることが判明した。
【0038】
このような検証結果から、本発明の照明装置を構成する回路基板に形成された貫通穴によって、回路基板に導光材を固定する際に発光素子の発光面と導光材の入射面との距離tを接近させれば、導光材の凹凸面から出射される照明光の輝度を明るく保つことができ、また、輝度ムラも抑えられることが検証された。
【0039】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の照明装置および液晶表示装置によれば、回路基板に導光材を位置決め固定するにあたって、貫通穴から導光材の入射面の縁部と発光素子の縁部とを観察しながら接近させることで、導光材の入射面と発光素子との隙間を最大限小さくした状態で回路基板に導光材を固定することが可能になる。これによって、発光素子から照射された光が導光材の入射面に入射する前に大幅にロスしてしまうことを効果的に防止する。よって、照明装置の照明光の輝度を高く保ち、輝度ムラも低減することができる。
【0040】
また、前記入射面と前記発光素子との間には前記導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層を形成すれば、発光素子から照射された光を一層効率的に導光材の入射面に入射させることが可能になり、照明装置の照明光の輝度は一層高く保つことができる。このようなカップリング材層を形成するにあたって、貫通穴はカップリング材の注入を容易にすることができる。
【0041】
上述したような照明装置を液晶表示パネルを備えた液晶表示装置に適用することで、液晶表示パネルの照明輝度は高く保たれ、液晶表示装置の視認性を大いを高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の照明装置を備えた液晶表示装置の一実施形態の分解斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す液晶表示装置の組み立て状態における側面断面図である。
【図3】図3は、図2に示す液晶表示装置の入射面と発光素子付近の拡大断面図である。
【図4】図4は、図2に示す液晶表示装置の貫通穴付近の拡大斜視図である。
【図5】図5は、貫通穴の作用を示す説明図である。
【図6】図6は、実施例としての検証に用いた測定サンプルを示す説明図である。
【符号の説明】
10 照明装置
11 液晶表示装置
13 回路基板
14 導光材
14a 出射面
14b 凹凸面
14c 入射面
15 発光素子
15a 発光面
18 凸部
20 貫通穴
22 矩形穴(スリット)
23 カップリング材層
Claims (6)
- 光を内部に導入する入射面と、前記光を出射および反射させる凹凸面を有する導光材、および前記入射面に向けて光を照射する発光素子が表面に実装された回路基板とを備えた照明装置であって、
前記導光材の入射面の縁部と、前記発光素子の縁部とが前記回路基板の裏面から観察可能な貫通穴を前記回路基板に形成したことを特徴とする照明装置。 - 前記入射面と前記発光素子との間には前記導光材の屈折率に近似した屈折率を持つカップリング材層が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記カップリング材層を構成するカップリング材は、前記貫通穴から注入されたことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
- 前記発光素子は前記回路基板の一端側に実装されるとともに、前記導光材の一端側にスリットが形成され、前記スリットの一内面が前記入射面を構成し、前記スリットに前記発光素子が挿入されて、前記発光素子の発光面が前記入射面に対面することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
- 前記照明装置に液晶表示パネルを覆い被せることで前記照明装置は前記液晶表示パネルのバックライトとして機能することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置と、液晶表示パネルとを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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