JP2004245778A - レーザビーム径の測定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザビームを斜に照射した場合でもレーザビーム径を楽に測定できる方法を提供する。
【解決手段】レーザビーム2をワーク配置面Aに斜めに照射するレーザ光源1から照射されたレーザビーム2の投射位置にワーク配置面A上に設けた不透明又は半透明の蛍光板4を設置し、前記蛍光板4の表面又は裏面に現れた前記レーザビーム2の径をCCDカメラ3で撮像し、前記CCDカメラ3で撮像したデジタル画像は画像処理装置5により画像処理をしてレーザビーム2の径を測定する。
【選択図】 図2
【解決手段】レーザビーム2をワーク配置面Aに斜めに照射するレーザ光源1から照射されたレーザビーム2の投射位置にワーク配置面A上に設けた不透明又は半透明の蛍光板4を設置し、前記蛍光板4の表面又は裏面に現れた前記レーザビーム2の径をCCDカメラ3で撮像し、前記CCDカメラ3で撮像したデジタル画像は画像処理装置5により画像処理をしてレーザビーム2の径を測定する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームを用いた露光装置や、バーコード又は、2次元コードの検出装置など、レーザビームを用いた装置における精度や解像度の重要なファクターであるレーザビーム径の測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザビームを用いた装置は、一般に図1の(a)に示すように、ワーク配置面Aにレーザビーム2をレーザ光源1から垂直に照射するようにしている。
【0003】
そして、ワークの内容に応じて、レーザビーム2の径を調節する必要があるが、その調節方法はレーザビーム2の光軸に垂直にCCDカメラ3を置き、そのCCDカメラ3でレーザビーム2を受け画像処理装置(図示せず)によりそのレーザビームの径を測定し、レーザビーム径の調節を行うようにしている。
【0004】
ところが、レーザビーム2を図1の(b)のようにワークに斜に照射する装置の場合は、前述の従来のレーザビーム径の測定方法では、レーザビーム2とCCDカメラ3の光軸を一致させることは非常に困難であるため測定ができず、その解決方法が望まれていた(非特許文献1参照。)。
【0005】
【非特許文献1】
秋葉稔光著,「レーザ技術読本」,初版,日刊工業新聞社,昭和60年10月21日,p.159−196
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、レーザビームを斜に照射した場合でもレーザビーム径を楽に測定できる方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、レーザビーム投射位置に不透明又は半透明蛍光板を設置し、前記蛍光板の表面又は裏面に現れたレーザビーム径をCCDカメラで撮像して、画像処理装置によりレーザビーム径を測定することを特徴とするレーザビーム径の測定方法である。
【0008】
しかして、CCDカメラを設ける位置は、蛍光板が半透明の場合は蛍光板の上側でも下側でもよく、蛍光板が不透明の場合は上側、即ち、レーザ光源側に設ける。
【0009】
半透明の蛍光板を用いる場合は、蛍光板をCCDカメラに支持部材で固定したものとすると、使い勝手が良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施態様を示すもので、1はレーザビーム2をワーク配置面Aに斜めに照射するレーザ光源、3はワーク配置面Aの下方に光軸を垂直にして設けたCCDカメラ、4はワーク配置面A上に設けた蛍光板で、実施例ではレーザ波長に対して発光のピークが出る様に活性元素を調合して成る(株)住田光学ガラス製の蛍光ガラス板を使用したが、半透明のアクリル板製蛍光板でも良い。
【0011】
CCDカメラ3で撮像したデジタル画像は画像処理装置5で画像処理され、長径と短径が共に計算され数値で表示される。なお、ディスプレイ6を設けて方眼目盛と共に画像を表示する場合もある。
【0012】
ディスプレイ6上に表示される画像は、蛍光ガラス板4に現れるレーザビーム2の楕円画像が方眼目盛と共に拡大表示されるので、その長径及び短径を測定し得るので、レーザビーム2の太さをワークの内容に適合した大きさに容易に調整することが可能となる。
【0013】
以上の実施例は、半透明ガラス板4の下面に見えるレーザビーム2の断面形状をCCDカメラ3で計測するものであるが、点線図示のうようにCCDカメラを配置しても同様にレーザビーム2の径を計測し得ることは自明である。
【0014】
又、前記の実施例では蛍光板4をワーク配置面A状に置きCCDカメラ3でレーザビーム2の径を測定するようにしたが、CCDカメラ3に支持部材7を介して半透明蛍光板4を固定したものとすれば、半透明蛍光板4の位置がワーク配置面Aに一致しない場合でもレーザビーム2の径の測定は可能であるから、測定作業、特にCCDカメラの配置が非常に楽になり、使い勝手が良くなる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によればレーザビーム2をワークに斜めに照射する装置の場合でも容易にレーザビーム2の径の測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレーザビーム径の測定方法の説明図。
【図2】本発明の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1 レーザ光源
2 レーザビーム
3 CCDカメラ
4 蛍光板
5 画像処理装置
6 ディスプレイ
7 支持部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームを用いた露光装置や、バーコード又は、2次元コードの検出装置など、レーザビームを用いた装置における精度や解像度の重要なファクターであるレーザビーム径の測定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザビームを用いた装置は、一般に図1の(a)に示すように、ワーク配置面Aにレーザビーム2をレーザ光源1から垂直に照射するようにしている。
【0003】
そして、ワークの内容に応じて、レーザビーム2の径を調節する必要があるが、その調節方法はレーザビーム2の光軸に垂直にCCDカメラ3を置き、そのCCDカメラ3でレーザビーム2を受け画像処理装置(図示せず)によりそのレーザビームの径を測定し、レーザビーム径の調節を行うようにしている。
【0004】
ところが、レーザビーム2を図1の(b)のようにワークに斜に照射する装置の場合は、前述の従来のレーザビーム径の測定方法では、レーザビーム2とCCDカメラ3の光軸を一致させることは非常に困難であるため測定ができず、その解決方法が望まれていた(非特許文献1参照。)。
【0005】
【非特許文献1】
秋葉稔光著,「レーザ技術読本」,初版,日刊工業新聞社,昭和60年10月21日,p.159−196
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、レーザビームを斜に照射した場合でもレーザビーム径を楽に測定できる方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、レーザビーム投射位置に不透明又は半透明蛍光板を設置し、前記蛍光板の表面又は裏面に現れたレーザビーム径をCCDカメラで撮像して、画像処理装置によりレーザビーム径を測定することを特徴とするレーザビーム径の測定方法である。
【0008】
しかして、CCDカメラを設ける位置は、蛍光板が半透明の場合は蛍光板の上側でも下側でもよく、蛍光板が不透明の場合は上側、即ち、レーザ光源側に設ける。
【0009】
半透明の蛍光板を用いる場合は、蛍光板をCCDカメラに支持部材で固定したものとすると、使い勝手が良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の実施態様を示すもので、1はレーザビーム2をワーク配置面Aに斜めに照射するレーザ光源、3はワーク配置面Aの下方に光軸を垂直にして設けたCCDカメラ、4はワーク配置面A上に設けた蛍光板で、実施例ではレーザ波長に対して発光のピークが出る様に活性元素を調合して成る(株)住田光学ガラス製の蛍光ガラス板を使用したが、半透明のアクリル板製蛍光板でも良い。
【0011】
CCDカメラ3で撮像したデジタル画像は画像処理装置5で画像処理され、長径と短径が共に計算され数値で表示される。なお、ディスプレイ6を設けて方眼目盛と共に画像を表示する場合もある。
【0012】
ディスプレイ6上に表示される画像は、蛍光ガラス板4に現れるレーザビーム2の楕円画像が方眼目盛と共に拡大表示されるので、その長径及び短径を測定し得るので、レーザビーム2の太さをワークの内容に適合した大きさに容易に調整することが可能となる。
【0013】
以上の実施例は、半透明ガラス板4の下面に見えるレーザビーム2の断面形状をCCDカメラ3で計測するものであるが、点線図示のうようにCCDカメラを配置しても同様にレーザビーム2の径を計測し得ることは自明である。
【0014】
又、前記の実施例では蛍光板4をワーク配置面A状に置きCCDカメラ3でレーザビーム2の径を測定するようにしたが、CCDカメラ3に支持部材7を介して半透明蛍光板4を固定したものとすれば、半透明蛍光板4の位置がワーク配置面Aに一致しない場合でもレーザビーム2の径の測定は可能であるから、測定作業、特にCCDカメラの配置が非常に楽になり、使い勝手が良くなる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によればレーザビーム2をワークに斜めに照射する装置の場合でも容易にレーザビーム2の径の測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のレーザビーム径の測定方法の説明図。
【図2】本発明の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1 レーザ光源
2 レーザビーム
3 CCDカメラ
4 蛍光板
5 画像処理装置
6 ディスプレイ
7 支持部材
Claims (2)
- レーザビーム投射位置に不透明又は半透明蛍光板を設置し、前記蛍光板の表面又は裏面に現れたレーザビーム径をCCDカメラで撮像して、画像処理装置によりレーザビーム径を測定することを特徴とするレーザビーム径の測定方法。
- CCDカメラに支持部材で蛍光板を取付けたことを特徴とする請求項1記載のレーザビーム径の測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003038151A JP2004245778A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | レーザビーム径の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003038151A JP2004245778A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | レーザビーム径の測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004245778A true JP2004245778A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33022754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003038151A Pending JP2004245778A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | レーザビーム径の測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004245778A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101689A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toyota Motor Corp | 円形孔の内径測定装置と測定方法 |
ES2401627R1 (es) * | 2011-10-06 | 2013-11-27 | Univ Huelva | Dispositivo de deteccion de particulas de alta energia |
DE112017007786T5 (de) | 2017-07-27 | 2020-05-14 | Canare Electric Co., Ltd. | Laserstrahlprofil-Messvorrichtung |
-
2003
- 2003-02-17 JP JP2003038151A patent/JP2004245778A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101689A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toyota Motor Corp | 円形孔の内径測定装置と測定方法 |
ES2401627R1 (es) * | 2011-10-06 | 2013-11-27 | Univ Huelva | Dispositivo de deteccion de particulas de alta energia |
DE112017007786T5 (de) | 2017-07-27 | 2020-05-14 | Canare Electric Co., Ltd. | Laserstrahlprofil-Messvorrichtung |
US11067438B2 (en) | 2017-07-27 | 2021-07-20 | Canare Electric Co., Ltd. | Laser beam profile measurement device |
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