JP2004245121A - Engine starter - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンとモータを併用するハイブリッド車両など、エンジンの停止と始動を頻繁に繰り返す用途に好適なエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のハイブリッド車両に適用されているエンジン始動装置には、始動専用のスタータモータの他に、モータジェネレータにエンジン始動の機能を持たせたものがある。モータジェネレータは、車両の走行または発電を行うために一般にスタータモータよりも大型のものが用いられる。そこで、車両運行中のエンジンの一時的停止状態から再始動を行う際にはモータジェネレータを用いることで速やかに始動を完了させるようにしている。
【0003】
【特許文献1】特開平11−41707号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
始動時のモータジェネレータ制御においては、そのトルク指令値が所定の判定基準値を下回った場合にエンジンが完爆したと判定している。これは、トルク指令値はモータジェネレータの力行により上昇し、その後エンジンが完爆して自力回転するとエンジントルク発生によりモータジェネレータの負荷が減少し、トルク指令値も相応に下降することによる。
【0005】
モータジェネレータや回転伝達系の故障等により、始動クランキングを開始してからある時間が経過しても完爆しないときには、スタータモータによる始動が行われる。このとき、前記のモータジェネレータによる完爆判定に長時間を要することから、故障発生時には再始動が遅くなり、これがハイブリッド車両についてはその運転性を損なう一因となる。
【0006】
本発明は、スタータモータによるエンジン始動を速やかに行なうことのできるエンジン始動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【発明の概要】
本発明では、エンジン始動のために第1のモータと第2のモータとを備える。前記第1モータと第2モータは、回転検出装置により検出したエンジン始動時の回転数に応じて制御装置によりそれぞれの駆動状態を次のように制御する。
(1)第1モータによるエンジン始動の開始から第1基準時間が経過したときのエンジン回転数が第1基準回転数未満であるときに第2モータによる始動を開始する。
(2)第1基準時間経過時のエンジン回転数が第1基準回転数以上であるときは第1モータによるエンジン始動を継続する。
(3)当該第1モータによる始動継続中、第2基準時間が経過するまでの間にエンジンが完爆しなかったときには第2モータによる始動を開始する。
【0008】
前記(1)の制御における第1基準時間と第1基準回転数は、第1モータによる始動(クランキング)でエンジンが始動可能か否かの目安としてエンジンに応じて決定された時間および回転数であり、すなわち第1基準時間が経過するまでにエンジン回転数が第1基準回転数に達しない場合は第1モータによる始動完爆は不能と判定して第2モータによる始動を開始する。
【0009】
第1モータによる始動開始から第1基準時間が経過した時点でエンジン回転数が第1基準回転数以上であって未完爆であるときには、(2)の制御により第1モータによる始動が継続される。これは第1基準回転数以上となっていれば第1モータによる始動完爆の可能性が高いことによる。
【0010】
また、前記第1モータによる始動継続中、第2基準時間が経過するまでの間にエンジンが完爆しないときにも(3)の制御により第2モータを使用した始動に切り換える。
【0011】
本発明では、このように第1モータによる始動可否の基準となる第1基準回転数および第1基準時間を設定して、第1モータによる始動を継続するかもしくは第2モータによる始動を開始するかを判定するようにしたので、第1モータの回転伝達系の異常等の発生にかかわらず最小限の時間でエンジンを再始動することが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。これは、信号待ち等の一時停止・発進時に自動的にエンジンの停止・再始動を行うようにしたいわゆるアイドルストップ車両のエンジンに本発明を適用した実施形態である。図1にそのエンジンシステムを示す。図において、1はエンジン本体、2はモータジェネレータ、3はスタータモータ、4はコントローラである。
【0013】
モータジェネレータ2は、ベルト・プーリ機構5によりエンジン1に連接されており、エンジン駆動により発電機として機能すると共に、力行制御時の発生トルクによりエンジン1を始動する始動電動機としても機能する。モータジェネレータ2は、インバータ6を介して高圧電源としての第1バッテリ7との間で電力の授受を行う。スタータモータ3はエンジン始動専用であり、比較的低圧の第2バッテリ8を電源として作動する。本発明との関係では、モータジェネレータ2が第1モータ、スタータモータ3が第2モータに相当する。
【0014】
コントローラ4は、CPUおよびその周辺装置からなるマイクロコンピュータにより構成されており、エンジン運転状態を代表する各種の信号によりエンジン1の燃料噴射量、点火時期、スロットル開度、モータジェネレータ2の充放電の制御および本発明に係るアイドルストップ制御などエンジン1を総合的に制御する制御装置である。9はバッテリコントローラであり、第1バッテリ7の電圧、電流を監視してその充電状態(SOC)を前記充放電制御のためにコントローラ4に供給する。
【0015】
アイドルストップ制御に関して、コントローラ4には車両の走行状態を判定するための信号として、車速センサ10からの車速信号、ブレーキセンサ11からのブレーキ作動信号、アクセルセンサ12からのアクセルペダル操作量信号、水温センサ13からのエンジン冷却水温信号が入力する。アイドルストップ制御の手法は各種知られているが、前記構成においては、アクセルオフ、車速ゼロ、ブレーキ作動、水温基準値以上の条件がすべて成立したときにエンジン停止、その状態からブレーキ解放またはアクセルペダル踏み込みによりエンジン再始動を行う。
【0016】
図2はコントローラ4によって実行されるアイドルストップ制御の概要を示した流れ図である。この制御は例えば10ms毎に周期的に実行されるものとする。なお、以下の説明および流れ図中で符号Sは処理ステップを表している。この制御ではまずS1にてエンジンがアイドルストップ中か否かを判定し、停止中であればS3にてアイドルストップ解除要求の有無を判定するために前述のセンサ信号による条件検出を行う。次いでS3にてアイドルストップ解除要求の条件が成立しているか否かを判定し、成立している場合にはS5にて再始動のための始動制御(詳細は図3、図4を用いて後述する)を開始する。S5にてアイドルストップ解除要求の条件不成立のときには何もせずに今回の処理を終了する。
【0017】
S1にてアイドルストップ中ではない、つまりエンジン運転中と判定された場合にはS2に移り、エンジン停止禁止フラグのセット状態を判定する。これは、ベルト・プーリ機構でベルト切れ等の異常が発生している状態下でエンジンを停止してしまうと、その後エンジン始動ができなくなるおそれがあることから、このエンジン停止禁止フラグがセットされている場合には以降の処理を迂回して、今後仮にエンジン停止要求条件が成立したとしてもエンジン停止を行なわないようにするためである。エンジン停止禁止フラグがセットされていないときには、S4にてアイドルストップ要求の有無を判定するためにセンサ信号から運転条件を検出し、S5にてアイドルストップ要求の条件が成立しているか否かを判定する。アイドルストップ要求の条件が成立しているときにはS8にてアイドルストップ処理を行い、成立していないときには何もせずに今回の処理を終了する。
【0018】
図3は前記S5におけるアイドルストップ状態からの始動制御の詳細を示した流れ図、図5はこの制御に係るタイミング図である。ここで、以下の処理で使用するタイマについて説明する。この制御では始動開始からの経過時間を示すタイマ値としてT1、T2(ただしT1<T2)、完爆判定のためのタイマ値としてT3をそれぞれ適用する。これらはカウントダウンタイマであり、処理周期が10msであるところから、初期値から1単位減じる都度に10msずつ減算される。それぞれの初期値は例えばT1=50(500ms)、T2=300(3sec)、T3=10(100ms)であり、これらはアイドルストップによるエンジン停止の都度に初期化される。
【0019】
図3において、アイドルストップ解除条件(図2のS3、S5)の成立によりエンジン始動が要求された場合、当初はスタータモータ3によるエンジン始動(以下「スタータ始動」という。)は許可されていないので、S10からS11へと進み、モータジェネレータ2に力行指令が出力されて、モータジェネレータ2によるエンジン始動が開始される。次のS13はベルト・プーリ機構5でのベルト切れや滑り等の異常の有無を判定する処理(以下「ベルト判定」という。)であリ、その詳細を図4に示す。
【0020】
図4において、まずS30にてT2が初期値(T2=300)であるか否かを判定し、初期値であればS31にて前記ベルト判定を許可状態とし、次のS32での条件分岐によりS33以降のベルト判定処理に移行させる。
【0021】
ベルト判定許可状態は、後のS38にてベルト判定終了とされるまで維持されるので、当該終了状態となるまではS33以降の処理により、ベルト異常の有無の判断基準となるタイマ値T1を減算し、次いでS34にてT1が0になったか否か、つまりこの場合始動開始から500msが経過したか否かの判定の処理を繰り返す。S34にてT1=0となるのは、この時点までにエンジンが完爆しなかった場合であり、これはベルト切れやベルト滑り等の異常発生が予測される場合としてS35以下の処理に移行する。なお図5はこのベルト異常時のエンジン回転数の変化を示している。
【0022】
S35とS36の条件判断により、エンジン回転数NEが第1基準回転数N1以上であるとき、またはスタータモータ9の電源である第2バッテリ8の電圧VBが基準電圧V1未満であるときにはS38に移行してベルト判定終了状態とし、T1を初期化して図3の流れに戻る。つまり、T1経過時点でエンジン回転数が第1基準回転数以上であり、またはバッテリ8の電圧が不十分であるときには、モータジェネレータ2によるエンジン始動が継続されることになる。
【0023】
ただし、NE<N1かつVB≧V1であるときには、S37にてエンジン停止禁止フラグをセットすると共にスタータモータ3による始動を許可し、その後ベルト判定終了状態として図3の流れに戻る。すなわち、T1経過時点でエンジン回転数が第1基準回転数未満でありかつバッテリ電圧が十分であるときには、図2のS2の処理により以後のアイドルストップ制御によるエンジン停止を禁止するように図ると共に、スタータモータ3によるエンジン始動へと切り換えるものとする。
【0024】
図3に戻って、前記S13でのベルト判定に次いで、S25にてスタータ始動許可条件か否かを判定する。図4について説明したように、始動開始の当初から少なくともT1が経過するまではスタータ始動許可とはならないので、次のS14に進み、タイマ値T2を1単位減算する。次いで、S15〜S18の処理により、タイマ値T3を用いて完爆判定を行う。すなわちエンジン回転数NEが完爆判定の基準となる第2基準回転数N2以上の状態を基準時間T3以上継続すればT3=0となってS19以降の処理に移り、継続しない場合はT3を初期値に維持したままS20以降の処理に移る。始動開始からT1までにエンジンが始動完爆すれば、S19にてエンジン停止禁止フラグをリセット、S23にて始動要求を解除、さらにS24にてタイマ等の再初期化処理を行う。S24での再初期化処理では、モータジェネレータ2およびスタータモータ3をOFFとし、T2とT3を初期値に戻す。
【0025】
完爆に至らない場合、まずS20にて第2基準時間T2の経過の有無を判定する。当初はT2が経過していないのでS21以降を迂回して今回の処理を終了し、ルーチンの当初に戻る。この時点ではスタータ始動許可となっていないので、S10に戻ると以下のS20までの処理により、エンジンが完爆するかもしくはT2が経過するまでモータジェネレータ2による始動クランキングが継続される。T2までに完爆すればS19以降の終了処理がなされ、T2までに完爆しなかった場合にはS21に進む。ここまでの処理は、S13のベルト判定(図4)においてスタータ始動許可状態とされないままS25に戻ったときに行われる処理であるから、次のS21の条件判定からS22へと進んでスタータ始動許可状態としたうえで、S24にて再初期化処理し、ルーチンの当初に戻る。
【0026】
次回以降の処理では、S10にてスタータ始動許可状態と判定されることから、S12にてスタータモータ3が起動され、スタータモータ3によるエンジン始動が開始される。スタータモータ起動の後は、S14以降の処理により、その時点からT2が経過するまでの間に完爆すればS18〜S23の処理により始動を終了し、もし完爆しなかった場合にはS18〜S21〜S23と進んで始動を中断する。
【0027】
既述したS13のベルト判定の処理において、第1基準時間が経過した時点でエンジン回転数NEが第1基準回転数N1に達しておらず、かつバッテリ電圧VBが基準電圧V1以上であるとき、つまりベルト異常発生時にはスタータ始動許可状態で図3のS25に戻る。この場合は、S25での判定により直接にS24の再初期化を実行したのちルーチンの当初に戻る。この場合も、S10にてスタータ始動許可状態と判定されることから、S12にてスタータモータ3が起動され、スタータモータ3によるエンジン始動が開始される。
【0028】
この制御によれば、モータジェネレータ2による始動開始からある時間T1が経過するまでのあいだに、エンジン回転数が始動可能なクランキング回転数N1に達したか否かを判定し、ベルト切れ等の異常によりN1に達しない場合にはスタータモータ3への始動へ切り換えるので、異常発生時においてもエンジン始動を短時間で行うことができる。また、T1経過時点でのエンジン回転数がN1以上となっている場合にはそのままモータジェネレータ2による始動を継続するので、正常時はもちろん、軽いベルトスリップ程度の条件下ではモータジェネレータ2のみで始動を完了させることができる。また、この実施形態ではスタータモータ3の電源であるバッテリ8の電圧が十分であるときにのみスタータモータ3を起動するようにしているので、スタータ始動の迅速性および確実性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエンジンの一実施形態の概略構成図。
【図2】本発明の実施形態の制御動作内容を表す第1の流れ図。
【図3】本発明の実施形態の制御動作内容を表す第2の流れ図。
【図4】本発明の実施形態の制御動作内容を表す第3の流れ図。
【図5】本発明の実施形態の制御に係るタイミング図。
【符号の説明】
1 エンジン本体
2 モータジェネレータ(第1のモータ)
3 スタータモータ(第2のモータ)
4 コントローラ(制御装置)
5 ベルト・プーリ機構
6 インバータ
7 第1バッテリ
8 第2バッテリ
9 バッテリコントローラ
10 車速センサ
11 ブレーキセンサ
12 アクセルセンサ
13 水温センサ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an engine starter suitable for applications in which the engine is frequently stopped and started, such as a hybrid vehicle using both an engine and a motor.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art As an engine starter applied to a conventional hybrid vehicle, there is an engine starter motor provided with a function of starting an engine in addition to a starter motor dedicated to starting. Generally, a motor generator larger than a starter motor is used for running or generating power of a vehicle. Therefore, when the engine is restarted from a temporarily stopped state during operation of the vehicle, the start is quickly completed by using a motor generator.
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-41707
[Problems to be solved by the invention]
In the motor-generator control at the time of starting, it is determined that the engine has completely exploded when the torque command value falls below a predetermined determination reference value. This is because the torque command value rises due to the power running of the motor generator, and then when the engine completely detonates and rotates on its own, the load on the motor generator decreases due to the generation of engine torque, and the torque command value falls accordingly.
[0005]
If the explosion is not completed even after a certain period of time has elapsed since the start cranking is started due to a failure of the motor generator or the rotation transmission system, the starter motor is started. At this time, since it takes a long time for the complete explosion determination by the motor generator, when a failure occurs, the restart is delayed, which is one factor that impairs the drivability of the hybrid vehicle.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an engine starting device capable of quickly starting an engine by a starter motor.
[0007]
Summary of the Invention
According to the present invention, a first motor and a second motor are provided for starting the engine. The driving state of each of the first motor and the second motor is controlled by the control device in the following manner in accordance with the rotation speed at the time of engine start detected by the rotation detection device.
(1) The start by the second motor is started when the engine speed when the first reference time has elapsed from the start of the engine start by the first motor is less than the first reference speed.
(2) When the engine speed at the time when the first reference time has elapsed is equal to or higher than the first reference speed, the engine start by the first motor is continued.
(3) If the engine does not completely explode during the continuation of the start by the first motor until the second reference time elapses, the start by the second motor is started.
[0008]
The first reference time and the first reference rotation speed in the control of the above (1) are a time and a rotation speed determined according to the engine as a measure of whether the engine can be started by starting (cranking) by the first motor. That is, if the engine speed does not reach the first reference speed before the first reference time elapses, it is determined that the complete explosion by the first motor is impossible, and the start by the second motor is started.
[0009]
When the engine speed is equal to or higher than the first reference speed and the combustion is not completed yet at the time when the first reference time has elapsed from the start of the start by the first motor, the start by the first motor is continued by the control of (2). . This is because if the rotation speed is equal to or higher than the first reference rotation speed, there is a high possibility that the first motor will completely start the combustion.
[0010]
Also, when the engine does not completely detonate during the continuation of the start by the first motor until the second reference time elapses, the control is switched to the start using the second motor by the control of (3).
[0011]
In the present invention, the first reference rotation speed and the first reference time, which are the references for determining whether or not the first motor can be started, are set, and the start by the first motor is continued or the start by the second motor is started. Is determined, it is possible to restart the engine in a minimum time regardless of the occurrence of an abnormality in the rotation transmission system of the first motor.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. This is an embodiment in which the present invention is applied to an engine of a so-called idle stop vehicle which automatically stops and restarts the engine at the time of a temporary stop / start at a traffic light or the like. FIG. 1 shows the engine system. In the figure, 1 is an engine body, 2 is a motor generator, 3 is a starter motor, and 4 is a controller.
[0013]
The
[0014]
The controller 4 is composed of a microcomputer including a CPU and its peripheral devices. The controller 4 uses various signals representing the engine operating state to control the fuel injection amount of the engine 1, the ignition timing, the throttle opening, and the charge / discharge of the
[0015]
Regarding the idle stop control, the controller 4 sends to the controller 4 signals for determining the running state of the vehicle, such as a vehicle speed signal from a
[0016]
FIG. 2 is a flowchart showing an outline of the idle stop control executed by the controller 4. This control is executed periodically, for example, every 10 ms. In the following description and the flowchart, reference symbol S represents a processing step. In this control, first, at S1, it is determined whether or not the engine is idling stop. If the engine is stopped, at S3, the condition detection based on the aforementioned sensor signal is performed in order to determine whether or not there is an idle stop release request. Next, in S3, it is determined whether or not the condition of the idle stop release request is satisfied. If the condition is satisfied, the start control for restart is performed in S5 (details will be described later with reference to FIGS. 3 and 4). Start). If the condition of the idle stop release request is not satisfied in S5, the process is terminated without doing anything.
[0017]
If it is determined in S1 that the engine is not idling stop, that is, it is determined that the engine is operating, the process proceeds to S2, and the set state of the engine stop prohibition flag is determined. This is because if the engine is stopped in a state where the belt pulley mechanism has an abnormality such as a broken belt, the engine may not be able to be started later. In this case, the subsequent processing is bypassed, and the engine is not stopped even if the engine stop request condition is satisfied in the future. When the engine stop prohibition flag is not set, the operation condition is detected from the sensor signal in order to determine the presence or absence of the idle stop request in S4, and it is determined whether or not the condition of the idle stop request is satisfied in S5. I do. When the condition of the idle stop request is satisfied, the idle stop process is performed in S8. When the condition is not satisfied, the current process is terminated without doing anything.
[0018]
FIG. 3 is a flowchart showing the details of the start control from the idle stop state in S5, and FIG. 5 is a timing chart relating to this control. Here, a timer used in the following processing will be described. In this control, T1 and T2 (however, T1 <T2) are applied as timer values indicating the elapsed time from the start of starting, and T3 is applied as a timer value for judging complete explosion. These are countdown timers. Since the processing cycle is 10 ms, each time the unit is reduced by one unit from the initial value, the countdown timer is decremented by 10 ms. The respective initial values are, for example, T1 = 50 (500 ms), T2 = 300 (3 sec), and T3 = 10 (100 ms), and these are initialized each time the engine is stopped due to idle stop.
[0019]
In FIG. 3, when the engine start is requested due to the satisfaction of the idle stop release condition (S3, S5 in FIG. 2), the engine start by the starter motor 3 (hereinafter referred to as "starter start") is not initially permitted. , S10 to S11, a powering command is output to the
[0020]
In FIG. 4, first, at S30, it is determined whether or not T2 is an initial value (T2 = 300). If it is the initial value, the belt determination is permitted at S31, and a conditional branch at S32 is performed. The process proceeds to the belt determination process after S33.
[0021]
Since the belt determination permission state is maintained until the belt determination is completed in S38, the timer value T1 serving as a criterion for determining whether there is a belt abnormality is subtracted by the processing in S33 and thereafter until the end of the belt determination. Then, the process of determining whether or not T1 has become 0 in S34, that is, whether or not 500 ms have elapsed from the start of the start in this case, is repeated. The case where T1 = 0 in S34 is the case where the engine has not completely exploded by this time. This is the case where abnormality such as belt breakage or belt slippage is predicted, and the process proceeds to S35 and subsequent steps. . FIG. 5 shows a change in the engine speed when the belt is abnormal.
[0022]
When the engine speed NE is equal to or higher than the first reference speed N1 or when the voltage VB of the
[0023]
However, when NE <N1 and VB ≧ V1, the engine stop prohibition flag is set in S37 and the start by the
[0024]
Returning to FIG. 3, following the belt determination in S13, it is determined in S25 whether or not a starter start permission condition is satisfied. As described with reference to FIG. 4, since starter start is not permitted until at least T1 has elapsed from the start of the start, the process proceeds to the next S14, and the timer value T2 is decremented by one unit. Next, through the processing of S15 to S18, a complete explosion determination is performed using the timer value T3. That is, if the state where the engine rotational speed NE is equal to or higher than the second reference rotational speed N2, which is a reference for complete explosion determination, is continued for the reference time T3 or more, T3 = 0, and the process proceeds to S19 and subsequent steps. The process proceeds to S20 and subsequent steps while maintaining the value. If the engine has completely started in T1 from the start of the start, the engine stop prohibition flag is reset in S19, the start request is canceled in S23, and the reinitialization processing of the timer and the like is performed in S24. In the re-initialization process in S24, the
[0025]
If the complete explosion has not been reached, it is first determined in S20 whether or not the second reference time T2 has elapsed. Initially, since T2 has not elapsed, the process bypasses S21 and thereafter, ends the current process, and returns to the beginning of the routine. At this point, the starter start is not permitted, so when returning to S10, the starting cranking by the
[0026]
In the next and subsequent processes, since the starter start permission state is determined in S10, the
[0027]
In the belt determination process of S13 described above, when the engine speed NE has not reached the first reference speed N1 at the time when the first reference time has elapsed, and the battery voltage VB is equal to or higher than the reference voltage V1, That is, when a belt abnormality occurs, the process returns to S25 in FIG. 3 in a starter start permission state. In this case, after the reinitialization of S24 is directly executed by the determination in S25, the routine returns to the beginning. Also in this case, since the starter start permission state is determined in S10, the
[0028]
According to this control, it is determined whether or not the engine rotational speed has reached the cranking rotational speed N1 at which the engine can be started up until a certain time T1 elapses from the start of the start by the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an embodiment of an engine to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a first flowchart showing control operation contents according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a second flowchart showing control operation contents according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a third flowchart showing control operation contents according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a timing chart according to control of the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1
3 Starter motor (second motor)
4 Controller (control device)
5 Belt Pulley Mechanism 6
Claims (7)
前記各モータを制御する制御装置と、
エンジン回転数を検出する回転数検出装置と、を備え、
前記制御装置を、
第1モータによるエンジン始動の開始から第1基準時間が経過したときのエンジン回転数が第1基準回転数未満であるときに第2モータによる始動を開始し、第1基準時間経過時のエンジン回転数が第1基準回転数以上であるときは第1モータによるエンジン始動を継続し、
当該第1モータによる始動継続中、第2基準時間が経過するまでの間にエンジンが完爆しなかったときには第2モータによる始動を開始するように構成したことを特徴とするエンジン始動装置。First and second motors for starting the engine, respectively;
A control device for controlling each of the motors,
A rotation speed detection device that detects an engine rotation speed,
The control device,
When the engine rotation speed when the first reference time has elapsed from the start of the engine startup by the first motor is less than the first reference rotation speed, the start by the second motor is started, and the engine rotation when the first reference time has elapsed. When the number is equal to or higher than the first reference speed, the engine start by the first motor is continued,
An engine starting device, characterized in that the starting by the second motor is started when the engine does not completely detonate during the continuation of the starting by the first motor until the second reference time elapses.
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