JP2004243041A - 整髪用レザー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】T型レザーホルダ2のヘッド部4へ着脱自在なヘッドカバー7は、前面に窓8が形成されており、窓は複数の縦型セパレータ9によって区切られている。ヘッド部へヘッドカバーを装着し、ヘッドカバーの前面を毛髪に当てて毛髪をカットする。レザーホルダ部とハンドル部が直線的に配置されている形状のものよりも初心者にとっては操作しやすく、レザーが頭皮に接触する虞もないので安全に整髪を行うことができ、またレザー5自体も小型であるので低コストで製造することができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、整髪用レザーに関するものであり、特に小型化と操作性の向上を図った整髪用レザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
主として一般家庭での使用を目的とした整髪用レザーは、安全のためにレザーホルダ部に櫛歯を設けてレザーを櫛歯とハンドル部の調整にてカバーし、レザーが直接人体に接触しないようにすると同時に櫛歯とハンドルの調整にて頭皮とレザーとの間隔を保って髪を短く切り過ぎないようにしている。全体的形状はレザーホルダ部とハンドル部が直線的に連続した形状のものが一般的であり(例えば特許文献1、特許文献2)、また、ハンドル部に代えてリング部を設け、指をリング部に挿入して使用するように構成したものも知られている(例えば特許文献3、特許文献4)。
【0003】
【特許文献1】特開2001−170376号公報
【0004】
【特許文献2】特開平11−090060号公報
【0005】
【特許文献3】特開2001−000757号公報
【0006】
【特許文献4】特開平6−154436号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のレザーホルダ部とハンドル部が直線的に連続した形状の整髪用レザーはカットするレザーの角度を決めるのに、 主にハンドルの持ち方によって調整するため、 部分的に髪を短くカットし過ぎることもある。また、ハンドル部に代えてリング部を設け、指をリング部に挿入するように構成した整髪用レザーは、一見取扱いが簡単に思われるが一本の指に装着して使用するので、整髪にあたって手首を回しつつレザーと髪の当たり具合を調節することになり、複数の指でハンドル部をつまんで髪のカットを行う形式のものに比較して微妙な操作がしにくく、必ずしも使いやすいものとはいい得ない。
【0008】
そこで、小型且つ低コストで操作性の良好な整髪用レザーを提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、整髪用レザーに対して、ハンドルがT型のため髪をカットするレザーの角度が安定するため、 上記課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、レザーを保持するヘッド部と、ヘッド部に対して直角に接続したハンドル部を備えたT型レザーホルダであって、ヘッド部の前面に複数の縦型セパレータを並列配置し、人体の皮膚などへレザーが直接接触しないように形成した整髪用レザーを提供するものである。
【0010】
また、レザーを保持するヘッド部と、ヘッド部に対して直角に接続したハンドル部を備えたT型レザーホルダであって、ヘッド部の前面に櫛歯を配置し、人体の皮膚などへレザーが直接接触しないように形成した整髪用レザーを提供するものである。
【0011】
また、上記縦型セパレータは、湾曲した凸面形状である整髪用レザーを提供するものである。
【0012】
また、ヘッド部へ着脱自在なヘッドカバーに上記縦型セパレータまたは櫛歯を形成した整髪用レザーを提供するものである。
【0013】
また、上記縦型セパレータまたは櫛歯とヘッド部を一体成形した整髪用レザーを提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1は整髪用レザー1を示し、2はレザーホルダであり、図において垂直なハンドル部3の上端に水平なヘッド部4を接続したT型レザーホルダである。ヘッド部4の前面は左右両端部が前方へ突出しており、両端部間に二枚のレザー5がスペーサ6を介して平行に配置されている。
【0015】
7はヘッドカバーであり、ヘッド部4の前方からヘッド部4へ嵌合させることができるように背面が開放されていて、前面にレザー5を露出させるための窓8が形成されており、窓8は一定間隔で設けた複数の凸面形状の縦型セパレータ9によって区切られている。ヘッドカバー7の底面部の内側には突起10が設けられていて、レザーホルダ2へヘッドカバー7を装着したときに図4に示すようにレザーホルダ2の底面の凹部11に突起10が係合してヘッドカバー7が固定される。
【0016】
図2乃至図4はレザーホルダ2へヘッドカバー7を装着した状態を示し、レザー5の先端は窓8よりもやや奥まった位置にあり、ヘッドカバー7の前面を人体や他の物体にあててもレザー5の先端は接触せず、安全性が保たれる。整髪用レザー1を使用するにあたっては、ハンドル部3を指で摘みヘッドカバー7の前面を頭の毛髪に当てれば、毛髪の一部がヘッドカバー7の窓8内に入ってレザー5に接し、整髪用レザー1の全体を下方へスライドさせれば、積層している毛髪をレザー5が順次切断して毛髪がほぼ均等な長さに切り揃えられる。尚、 レザー5とハンドル部分がT型になっているためハンドルの動きにより極端に頭髪をカットすることが少ない。また、レザー5の前面を凸面形の縦型セパレータ9でカバーしているので、整髪用レザー1をスライドさせるときに整髪用レザー1の毛髪への当たり角度が変化しても頭皮とレザー5との距離の変化が小さく、カット長が著しく変わることがないので初心者にも扱いやすい。
【0017】
尚、整髪用レザー1を頭へ押し付ける力に応じて、毛髪を挟んで対峙する頭皮とレザー5との距離が変化し、整髪用レザー1を強く頭へ押し付ければ髪が短くカットされ、整髪用レザー1を浮かし気味にしてカットすればカット量が少なく髪が長めに仕上げられ、ハンドル部3を摘んでいる指にこれらの圧力感覚がフィードバックされるので微妙なコントロールが可能である。
【0018】
図5は他の実施形態を示し、この整髪用レザー21のヘッド部22は、図1乃至図4に示したヘッド部4とヘッドカバー7を一体化したものであり、使用中にヘッドカバーががたついたり脱落したりする虞がなく、また一体構造であるから機械的精度が向上し、ヘッド部の前面とレザーの先端との間隔の個体偏差も解消される。
【0019】
尚、ヘッドカバーの形状については上記のものに限定するものではなく、他の例を以下に説明する。図6に示すヘッドカバー31は、図1の窓8の下横枠を取り除いた形状であり、上部の水平横メンバー32から複数の湾曲したセパレータ33が垂下してレザー5の前面をカバーしている。図7に示すヘッドカバー41は、図1の窓8の上横枠を取り除いた形状であって、下部の水平横メンバー42から複数の湾曲したセパレータ43が上方へ立ち上がってレザー5の前面をカバーしている。
【0020】
また、図8に示すヘッドカバー51は、図6の湾曲したセパレータ33に代えて上部の水平横メンバー52に複数の直線状櫛歯53を並列配置したものであり、図9に示すヘッドカバー61は、図7の湾曲したセパレータ43に代えて下部の水平横メンバー62に複数の直線状櫛歯63を並列配置したものである。上記変形例においては、図1のフルカバー形のヘッドカバー7よりも成形金型の構造がより単純となるので成形コストの低減が見込まれる。
【0021】
尚、図6乃至図9においてはヘッドカバー着脱式の構成を示しているが、図5と同様にヘッド部とヘッドカバーが一体の構成であってもよい。また、上記実施形態においては二枚のレザー5を装着した例を示しているが、レザーの枚数はこれに限定するものではなく、一枚刃あるいは三枚刃であってもよいことはいうまでもない。
【0022】
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の整髪用レザーは、レザーを保持するヘッド部へハンドル部を直角に接続したT型であって、ヘッド部の前面に複数の縦型セパレータ或いは櫛歯を設けて頭皮へレザーが直接接触しないように形成したので安全で小型且つ低コストであり、レザーと髪との当たり具合のコントロールがしやすく、操作性が良好であるのでレザーカット技術に習熟していなくとも良好な仕上がりが得られる。
【0024】
また、上記縦型セパレータを湾曲した凸面形状とすることによって、整髪用レザーの毛髪への当たり角度が変化しても頭皮とレザーとの距離の変化が小さく、カット長が著しく変わることがないので初心者にも扱いやすい。
【0025】
また、ヘッド部へ着脱自在なヘッドカバーに縦型セパレータまたは櫛歯を形成することによりレザー部分のメンテナンスが容易であり、また、市販の髭剃り用T形レザーホルダに装着可能な汎用性を持たせることもできる。
【0026】
また、ヘッド部に縦型セパレータ或いは櫛歯を一体成形したものにおいては、セパレータ或いは櫛歯の脱落の虞がなく、強度及び精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの組立図。
【図2】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの斜視図。
【図3】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの側面図。
【図4】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの側面断面図。
【図5】ヘッドカバー一体式整髪用レザーの斜視図。
【図6】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの斜視図。
【図7】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの斜視図。
【図8】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの斜視図。
【図9】ヘッドカバー着脱式整髪用レザーの斜視図。
【符号の説明】
1 整髪用レザー
2 レザーホルダ
3 ハンドル部
4 ヘッド部
5 レザー
6 スペーサ
7 ヘッドカバー
8 窓
9 縦型セパレータ
21 整髪用レザー
22 ヘッド部
31 ヘッドカバー
33 縦型セパレータ
41 ヘッドカバー
43 縦型セパレータ
51 ヘッドカバー
53 櫛歯
61 ヘッドカバー
63 櫛歯
Claims (5)
- レザーを保持するヘッド部と、ヘッド部に対して直角に接続したハンドル部を備えたT型レザーホルダであって、ヘッド部の前面に複数の縦型セパレータを並列配置し、人体の皮膚などへレザーが直接接触しないように形成した整髪用レザー。
- レザーを保持するヘッド部と、ヘッド部に対して直角に接続したハンドル部を備えたT型レザーホルダであって、ヘッド部の前面に櫛歯を配置し、人体の皮膚などへレザーが直接接触しないように形成した整髪用レザー。
- 上記縦型セパレータは、湾曲した凸面形状である請求項1記載の整髪用レザー。
- ヘッド部へ着脱自在なヘッドカバーに上記縦型セパレータまたは櫛歯を形成した請求項1、2または3記載の整髪用レザー。
- 上記縦型セパレータまたは櫛歯とヘッド部を一体成形した請求項1、2または3記載の整髪用レザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003038804A JP2004243041A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 整髪用レザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003038804A JP2004243041A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 整髪用レザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004243041A true JP2004243041A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33023222
Family Applications (1)
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JP2003038804A Pending JP2004243041A (ja) | 2003-02-17 | 2003-02-17 | 整髪用レザー |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100890858B1 (ko) * | 2007-06-07 | 2009-03-27 | 임종철 | 수염 커팅가이드가 구비된 면도기 |
US20170197322A1 (en) * | 2016-01-13 | 2017-07-13 | Eran Drori | Wet-Shave Razor Guard |
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2003
- 2003-02-17 JP JP2003038804A patent/JP2004243041A/ja active Pending
Cited By (3)
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US20170197322A1 (en) * | 2016-01-13 | 2017-07-13 | Eran Drori | Wet-Shave Razor Guard |
US9919441B2 (en) * | 2016-01-13 | 2018-03-20 | Eran Drori | Wet-shave razor guard |
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