JP2004242807A - 自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段 - Google Patents

自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段 Download PDF

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Yoshiaki Matsuoka
良明 松岡
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Abstract

【課題】麻雀卓内部において麻雀牌をスムーズに3段積みし、かつ、安定して上昇移動させる。
【解決手段】段積み手段100は、待機台114と、待機台を垂直移動及び上下に傾動させる上下動手段101とを備え、待機台の一端は投入された牌を受け入れる挿入口64であり、所定数の牌が挿入口を通過して待機台上に並べられ、1段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して待機台上の1段目の牌列の上に積み重ねて並べられ、2段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して待機台上の2段目の牌列の上に積み重ねて並べられて、待機台上に牌列が3段積みになり、この待機台が上下動手段により上昇して水平状態となり、水平状態にある待機台が水平状態を維持してさらに上昇するように構成したものである。
【選択図】図11

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段に関し、麻雀競技者の手数をより一層少なくして麻雀ゲームを行うことができる自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段に関する。なお、本明細書において「麻雀卓」は「自動麻雀卓」を、「牌」は「麻雀牌」を、「牌列」は「1列に並んだ麻雀牌」をそれぞれ意味するものとする。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特許文献1〜5に示されるように、麻雀卓内部において二段積みの牌列を機械的に形成し、この二段積みの牌列を天板上に上昇させて、天板上に牌山(ゲーム開始前に、通常、数牌27種108枚、字牌7種28枚の合計136枚の牌を4分した34枚を17枚2段積みにして各競技者の前に配置した牌列の山)を自動的に形成する麻雀卓が知られている。
【0003】
【特許文献1】特開昭61−238280号公報
【0004】
【特許文献2】特開昭61−244384号公報
【0005】
【特許文献3】特開昭61−244385号公報
【0006】
【特許文献4】特開昭61−272076号公報
【0007】
【特許文献5】特開2002−315955公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような麻雀卓においては、牌山は、麻雀卓により自動的に形成されるものの、配牌(各競技者が手配として使用する13枚(4枚1組を3組+1枚)の牌列)は各競技者自らの手で牌山から取って来なければならない面倒さがある。
【0009】
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ね、牌山だけでなく配牌も自動的に形成することにより競技者の手数をさらに少なくする自動麻雀卓の開発にあたり、麻雀卓内部において麻雀牌をスムーズに3段積みすることができ、かつ、安定して上昇移動させることができる自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段を開発した。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段は、麻雀卓内部に牌を3段積みにする段積み手段を備えてなることを特徴とするものである。
【0011】
このように構成したことにより、3段積みの牌から2段積みの牌と1段積みの牌とに分けることができるようになるため、段積みを行う機構の動作が1度で済む。したがって、麻雀卓内の機構の動作が単純化されるので、スムーズでかつ短時間で動作が完了し、トラブル発生が少ない利点がある。
【0012】
また、前記段積み手段は、待機台と、待機台を垂直移動及び上下に傾動させる上下動手段とを備え、待機台は、細長い板状体であって、その一端は投入された牌を受け入れる挿入口であり、所定数の牌が挿入口を通過して待機台上に並べられ、1段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して先に待機台上に形成された1段目の牌列の上に積み重ねて並べられ、2段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して先に待機台上に形成された2段目の牌列の上に積み重ねて並べられることによって、待機台上に牌列が3段積みになるように構成してもよい。
【0013】
このように構成すると、待機台上に、1段目、2段目、3段目のそれぞれ所定個数よりなる牌列が積み上げられ、スムーズに3段積みの牌列を完成させることができる。
【0014】
さらに、上記の段積み手段において、牌が3段積みされた待機台が上下動手段により上昇して水平状態となり、この水平状態にある待機台が水平状態を維持して上下動手段によりさらに上昇するように構成してもよい。
【0015】
このように構成すると、傾斜状態で段積みされた牌の移動距離が短くでき、段積みされた牌を水平状態を維持して上昇させることができるので、段積みされた牌の移動が安定する。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例においては、27種108枚の数牌と7種28枚の字牌合計136枚の麻雀牌を使用し、競技者4人を想定して設定した自動麻雀卓であるが、制御系の設定を変えることにより、麻雀牌の枚数を増減して使用することが可能であり、また、3人の競技者で使用することも可能である。
【0017】
[麻雀卓の天板及び脚構造]
図1において、10は上面に天板12を有する自動麻雀卓である。この天板12の中央には天板上の麻雀牌14(14aは牌山、14bは配牌)を麻雀卓内部に投入するための牌投入口16が設けられている。この牌投入口16は、麻雀ゲーム中は、開閉蓋18によって閉ざされており、開閉蓋18は麻雀卓10に向かってその奥側18aが下方に垂下するように手前側18bを天板12にヒンジ結合して構成されており、開閉蓋18を垂下させて牌投入口16を開口すると牌14を麻雀卓内部に落し入れることができるようになっている。20は天板中央部に区画して設けた麻雀卓10を操作するためのスイッチ盤であり、このスイッチ盤20には、前記開閉蓋18を開口させるスイッチ20aと開閉蓋18を閉塞するスイッチ20bが備えられ、スイッチ20bを押すと開閉蓋18が閉塞すると共に、後述するように、段積みされた牌列が天板上に浮上したり、麻雀卓内部に投入された牌の段積みの準備が開始されるようになっている。22は麻雀卓10の底部中央に設けられた1本の円柱状の支持脚である。なお、支持脚は4本足の簡単なものや折り畳み式でも差し支えなく、また、必ずしも必要ではなく、適当な台上に麻雀卓を設置して使用するようにしても良い。
【0018】
[麻雀牌の構造]
麻雀牌14は、図2に示すように、内部に磁性体が埋設されている。本実施例では、この磁性体として磁石24を用い、磁石24は牌14における文字や図形が表わされた表面と裏面との中間に埋設されている。本実施例の麻雀卓10においては、これらの牌14を2組用い、そのうちの1組の牌を使用して天板上で麻雀ゲームを行い、他の1組の牌は、麻雀卓内部で、後述するように、撹拌され、3段に積重ねられた状態で待機させられている。なお、磁石24は牌14同士が互いに吸着しない程度のものを用いる。また、この磁性体としては磁石に限らず、鉄片等の他の磁性金属片を埋設してもよく、磁性金属片を使用する場合は牌14の裏面側に片寄せて埋設する。
【0019】
[麻雀卓の洗牌システム]
麻雀卓10は、図3に示すように、天板12における開閉蓋18の構造、牌撹拌手段26、牌取り出し手段34、及び、牌案内手段50により洗牌システムAが構成される。以下、これらの構造について説明する。
【0020】
[天板における開閉蓋の構造]
図3は、麻雀卓の内部構造の概要を示す概略断面図であり、図4は、開閉蓋18により牌投入口16が閉塞されている状態を表した自動麻雀卓10の平面図である。各開閉蓋18の裏面には、それぞれスイッチにより作動する不図示の押し上げ作動片が取り付けられており、この押し上げ作動片により開閉蓋18が押し上げられるときは牌投入口16が閉塞され、押し上げ作動片による押し上げが解除されたときは開閉蓋18が垂下し、牌投入口16が開口して、牌14を牌投入口16から麻雀卓内部に落とし込めるようになる。
【0021】
このように構成したために、開閉蓋18を開口させるだけで牌14を天板12の下方の麻雀卓内部に落下させることができ、また、開閉蓋18を閉塞するだけで牌投入口16が塞がり、天板上で麻雀ゲームを行うことが可能となる。
【0022】
[牌撹拌手段]
図5は自動麻雀卓10の内部構造の全貌を示す一部切欠図である。
【0023】
前記天板12の下方には、牌撹拌手段26が設けられており、これは、図3に示すように、中央から外方向に若干低くなる円形傘状の回転体28が、その下面側に取付けられた歯車30を介してモ―タ32によって回転されてなるものである。これにより、麻雀ゲーム終了後に天板12の牌投入口16から麻雀卓内部に落し入れた牌14が回転体28の回転により転動し撹拌されるとともに、牌14が遠心力によって回転体28上を外側に移動するようになっている。なお、この回転体28としては、回転遠心力が充分作用すれば水平な円盤状のものでもよく、また、撹拌用部材を別途配置しても良い。
【0024】
[牌取り出し手段]
34は、牌撹拌手段26から牌14を、その表裏を選別して取り込むための牌取出し手段であり、前記回転体28の外側において等間隔4箇所に設けられている。図5の右下部は牌取り出し手段34をカバー35で覆った状態であり、右上図はカバー35を取り去り、牌取り出し手段34を露出させた状態を表している。この牌取出し手段34は、図6に示すように、円板の両側を切り欠いた形状の回転部材36で、その相対向する2箇所に磁石38,38を配設してなり、この回転部材36周縁が前記配撹拌手段26の回転体28周縁の上方に牌14の通過可能な間隔をおいて位置するように設けられている。また、前記磁石38,38の後方には、この回転部材36の下方に突出した可撓性の突片40,40が設けられている。この回転部材36は、図3に示すように下方に歯車42を有する軸44によって回転可能に支持されており、この回転部材36の磁石38と牌撹拌手段26の回転体28周縁とが同方向でほぼ同速度に回転するように回転体28の歯車30と回転部材36の歯車42とが噛合され、モ―タ32によって連動回転するように構成されている。前記回転部材36の下方には、回転体28上の牌14を吸着して待機しておくための磁石46が、後述する牌案内手段50の基部56における回転体28側に配設されている。前記回転部材36の磁石38は、その下面に前記牌14の裏側が吸着するように、回転部材36の磁石38と牌14の磁石24との極性を決め、かつ前記の牌待機用の磁石46は、その回転体28側の面と前記牌14の裏面側とが吸着するように、この磁石46と牌14の磁石24との極性を決めている。例えば、牌14の磁石24における表面側をN極、裏面側をS極とした場合には、回転部材36の磁石38における下面側および磁石46における回転体28側の面のそれぞれをN極とする。また、各磁石の磁力は、回転部材36の磁石38、牌待機用の磁石46、牌14の磁石24の順に弱くする。なお、上記のN極とS極とを逆にして実施することも可能である。したがって、図6に示すように、牌撹拌手段26の回転体28周縁を回転している様々な状態の牌14は、牌待機用の磁石46に吸着され、その位置で一旦待機する。この場合、牌14の裏面側が上向きや下向きのものは、約1/4回転して牌待機用の磁石46に吸着し、また、牌14の裏面側が磁石46側を向いているものは、そのまま磁石46に吸着し、さらに、牌14の裏面側が磁石46と反対側を向いているものは、ほぼ半回転して牌待機用の磁石46に吸着するか、あるいは吸着されない場合、牌撹拌手段26により撹拌される結果、前記と同様に牌待機用の磁石46に吸着するようになっている。特に、牌待機用の磁石46については、牌待機用の磁石46の磁力と牌14の重量との関係や、磁石46と牌14の磁石24との関係あるいは磁石46と回転体28の上面との位置関係によって、牌14の裏面側が上向きの状態で回転体28上を移動してきたものを、その状態のままで牌14の側面が牌待機用の磁石46に吸着するように設けるのが、回転部材36の磁石38による牌14の吸着作用を一層効率よく行え、実施上特に望ましい。そして待機中にある牌14の上方に回転部材36の磁石38が回転してきたときに、この磁石38に牌14の裏面側が吸着して後述する牌案内手段50を介して段積み手段100に移送される。
【0025】
[牌案内手段]
上記のように牌取出し手段34によって移送されてきた牌14は図3、図5の左上部、図7、図8に示すように、牌案内手段50によって誘導され、段積み手段100に移送される。
【0026】
この牌案内手段50は、図5の左上部、図7、図8に示すように、半円形部分から角型の突出部分を形成した盤状の基部56と、その外縁のほぼ半分にフランジ状に突設した薄板によって形成された誘導路58とからなっており、前記牌取出し手段34の回転部材36と回転体28との間に位置するように基部56の角部に設けた支持棒54によって固定され、この牌案内手段50の下面が前記牌撹拌手段26の回転体28とほぼ同じ高さに配され、この基部56の半円形部分の中央に前記牌取出し手段34の軸44が貫通し、この基部56の回転体28の面には、前述したように、牌14を待機させておくための磁石46が配設されている。
【0027】
この誘導路58は、前記回転部材36に吸着されて移動する牌14の軌跡に沿った断面略凹形状に形成され、牌14が下方や外方へ落ちないようにしている。さらに、この誘導路58の入口60側は前記牌撹拌手段26の回転体28の周縁と近接し、これと反対側は誘導路58が外方に湾曲しつつ突出形成され、この突出部分が牌14の載置部62として形成され、段積み手段100の挿入口64に連結されている。
【0028】
前記載置部62の下面には磁石66が取付けられており、回転部材36によって移送され、回転部材36の磁石38の後方に取り付けた突片40によって載置部62の近傍に押されてきた牌14を、この位置に引き寄せることができるようにしている。
【0029】
68は、牌案内手段50の押入機構であり、前記誘導路58の載置部62上の牌14を段積み手段100の挿入口64に順次押し入れるものである。この押入機構68は、前記誘導路58の下方において、ピン69により回転可能に軸支された水平バー70と、この水平バー70の先端から上方に突設しかつその上端が前記載置部62のやや上方において挿入口64側へ折曲した薄板状の押入片72とから構成されている。
【0030】
この水平バー70の長手方向におけるピン69側にはコロ73が取り付けられ、前記牌取出し手段34の軸44に係合された断面鼓型のカム74が回転することによってこの水平バー70がコロ73を介して往復動し、押入片72の水平部分が載置部62の上を図7に示す矢印方向に往復動し、載置部62の上の牌14を段積み手段100の挿入口64に押し入れるように設けられている。このとき、この水平バー70は、バネ75によって軸44側に付勢されており、コロ73を介して水平バー70を常にカム74に押し付けている。この押入機構68の動作の詳細は、回転部材36の磁石38に吸着された牌14が牌案内手段50の載置部62上に到達する少し前に回転部材36と同回転するカム74によって水平バー70が外方に押されて前記押入片72が図7の実線で示す状態に移動され、載置部62に牌14が回転部材36の突片40によって押されるとともに載置部62の下面の磁石66によって引き寄せられて載置部62上に載置されると、前記カム74がさらに回転して水平バー70が図8の矢印方向に動き、載置部62上の牌14を段積み手段100の挿入口64に押し入れる。
【0031】
76は、前記誘導路58の入口60側を閉じる仕切り片であり、ソレノイド78によって上下に移動するものである。80は、誘導路58の入口近くの外周面側に取り付けたフォトセンサであり、このフォトセンサ80は、誘導路58を通過する牌14の数を数えて、所定の数の牌14が通過した時に前記ソレノイド78を作動させて仕切り片76を上に移動させて前記誘導路58の入口60側を閉ざすためのものである。したがって、本実施例のように、フォトセンサ80を誘導路58の入口近くの外周面側に取り付けたことにより、湾曲した誘導路58を通過する牌は、たとえ誘導路58に複数の牌が進入して内周側では接触していても、外周側では必ず離隔するので、牌の通過数を数え間違えるおそれがない。これにより、段積み手段100に所定数以上の牌14が進入することを確実に防止する。
【0032】
[牌整列システム]
上記段積み手段100は、積み替え手段200と牌浮上手段300とで、牌整列システムBを構築しており、図9は、牌整列システムBの全体を示す概略斜視図であり、図10は、段積み手段100と積み替え手段200とを組み合わせた状態を示す斜視図である。図9及び図10において、100は段積み手段であって、前述のように麻雀卓の内部に投入された牌14が牌撹拌手段26により撹拌され、牌取り出し手段34により取り出され、牌案内手段50により誘導されてきた牌を3段に積み重ねる機能を果たす。200は積み替え手段であって段積み手段100により3段積みされた牌列を2段積みと1段積みとに積み替える機能を果たす。図9において300は牌浮上手段であって積み替え手段200により2段積みと1段積みとに積み替えられた牌列を麻雀卓の天板12上に上昇させる機能を果たす。以下、段積み手段100、積み替え手段200、牌浮上手段300について詳述する。
【0033】
[段積み手段]
図11は段積み手段100の斜視図、図12は段積み手段100の分解斜視図である。なお、本実施例においてモータ110の駆動により待機台である3段積みプレート114を上下に回動あるいは水平状態で昇降させる構造が待機台の上下動手段である。図において102はL字型のベース板であり、その基部103は麻雀卓の内部底面に固定される。このベース板102には、図においてその前面側に2個のスライド部材104が固設されており、その後面側には機内ガイド106が固設されている。また、ベース板102に固設した前記2個のスライド部材104の間にギヤボックス108が取り付けられており、このギヤボックス108を駆動させるモータ110が機内ガイド106の下方に取り付けられている。またギヤボックス108の一端には回動アーム112が取り付けられており、モータ110の回転方向によって、回動アーム112が上下いずれかの方向に回動するようになっている。前記機内ガイド106には待機台となる3段積みプレート114が組み込まれており、前記回動アーム112の自由端113が3段積みプレート114の下面に接触するようになっている。また、3段積みプレート114の端部には第1突出軸116が配され、この第1突出軸116は軸受け部材118に回転自在に嵌合されているため、3段積みプレート114は第1突出軸116を中心として上下に回動可能に構成される。したがって、モータ110を回転させて回動アーム112を上方に回動させれば、その自由端113が3段積みプレート114を上方に押し上げるので、3段積みプレート114は第1突出軸116を中心として上方に回動することとなる。またモータ110を逆に回転させると回動アーム112による押し上げが解除され、3段積みプレート114の自重により3段積みプレート114は第1突出軸116を中心として下方に回動することとなる。
【0034】
前記軸受け部材118は昇降ブラケット120に固定され、当該昇降ブラケット120は前記スライド部材104に固着されており、さらに機内ガイド106には第1突出軸116が昇降可能なように第1ガイド溝122が形成されているため、昇降ブラケット120を昇降させると3段積みプレート114の第1突出軸116側の端部が昇降するように構成されている。前記3段積みプレート114の中程には第2突出軸124が配されており、3段積みプレート114の回動に伴う第2突出軸124の移動軌跡に沿って、機内ガイド106及びL字型ベース板102に第2ガイド溝126が形成され、かつ、昇降ブラケット120にはガイド孔128が形成されており、第2ガイド溝126の下端127及びガイド孔128の下端129は、第2突出軸124の下降を停止する機能を果たし、その結果、3段積みプレート114が所定の位置より下方に回動し過ぎるのを防止することができる。一方、ガイド孔128の上端130は、3段積みプレート114が下方から上方へ回動して水平になった位置で第2突出軸124と接触するように構成し、その位置において回動アーム112がさらに上方に回動すると、第2突出軸124がガイド孔の上端130を押し上げるので、昇降ブラケット120が上昇し、この上昇に伴って昇降ブラケット120に配されている軸受け部材118及び軸受け部材118に嵌合されている第1突出軸116が上昇するので、3段積みプレート114は水平状態を維持したままで上昇する。また、このようにして上昇した3段積みプレート114はモータ110を逆に回転させることによって回動アーム112を下方に回動させると、スプリング132の引っ張り力により昇降ブラケット120が下降し、3段積みプレートが下降する。
【0035】
次に図13〜図18により段積み手段100によって、麻雀牌が3段積みされる過程を説明する。
【0036】
図13は3段積みプレート114に1段目の麻雀牌14が並べられる状態を示す概略図である。図において3段積みプレート114は、後述するように、上方すなわち図18に示す3段積みプレート114の位置から下降し、センサS101が3段積みプレート114を感知して正回転しているモータ110の回転が停止し、3段積みプレート114の下降が停止している状態にある。そして、天板上で行われる麻雀ゲームが終了した時点で開閉蓋18を開口させるスイッチ20aを押し、麻雀牌を牌投入口16から麻雀卓内部に投下させた後、開閉蓋18を閉塞させるスイッチ20bを押すと、牌投入口16が開閉蓋18にて閉塞される。その後、後述する牌浮上手段300により天板上に牌山14a及び配牌14bが浮上し、かつ、モータ32が回転して牌撹拌手段26、牌取り出し手段34、及び、牌案内手段50が作動するように設定する。そうすると、前述したように押入機構68の水平バー70により、誘導路58の載置部62上に案内されてきた麻雀牌14が段積み手段100の挿入口64に順次押し入れられ、図13に示すように3段積みプレート114上に並んで1段目の牌列14(1)が形成されていくこととなる。そして、誘導路58のフォトセンサ80が12枚の麻雀牌14を数えたときにソレノイド78が作動して仕切片76により誘導路58の入口60が閉じられる。このようにして麻雀牌12枚からなる1段目の牌列14(1)が3段積みプレート114上に形成されると、モータ110が正回転して3段積みプレート114を牌1枚の高さ分だけ下方に回動させ、センサS102が3段積みプレート114を感知したときにモータ110の回転を停止させると共にソレノイド78を解除して仕切片76を下に移動させて誘導路58の入口60が開くように設定する。そうすると、麻雀牌14が誘導路58に誘導されて載置部62上に案内され、押入機構68の水平バー70により、載置部62上の麻雀牌14が段積み手段100の挿入口64に順次押し入れられ、図14に示すように3段積みプレート114上の1段目の牌列14(1)の上に2段目の牌列14(2)が形成されていくことになる。そして、誘導路58のフォトセンサ80が11枚の麻雀牌14を数えたときにソレノイド78が作動して仕切片76により誘導路58の入口60が閉じられる。このようにして麻雀牌11枚からなる2段目の牌列14(2)が3段積みプレート114上に形成される。なお、3段積みプレートの端部に1段目の牌列14(1)の高さと同高さの段部134を設けているが、これは麻雀牌の数を増やすことなどによって1段目に並べる牌の数より2段目及び3段目に並べる牌の数の方が多い場合があるためである。そして、モータ110が正回転して3段積みプレート114を牌1枚の高さ分だけ下方に回動させ、センサS103が3段積みプレート114を感知したときにモータ110の回転を停止させると共にソレノイド78を解除して仕切片76を下に移動させて誘導路58の入口60が開くように設定する。そうすると、麻雀牌14が誘導路58に誘導されて載置部62上に案内され、押入機構68の水平バー70により、載置部62上の麻雀牌14が段積み手段100の挿入口64に順次押し入れられ、図15に示すように3段積みプレート114上の2段目の牌列14(2)の上に3段目の牌列14(3)が形成されていくことになる。そして、誘導路58のフォトセンサ80が11枚の麻雀牌14を数えたときにソレノイド78が作動して仕切片76により誘導路58の入口60が閉じられる。このようにして麻雀牌11枚からなる3段目の牌列14(3)が3段積みプレート114上に形成される。このようにして各競技者の3段積みプレート114上に牌が3段に積み重ねられるとモータ32が停止し、牌撹拌手段26、牌取り出し手段34、及び、牌案内手段50の作動が停止する。
【0037】
そして、今度はモータ110を逆回転させて、図16に示すように、3段積みプレート114が水平になるまで、すなわち第2突出軸124がガイド孔128の上端130に接するまで上方に回動させ、その後、3段積みプレート114を、その水平状態を維持したままでさらに上昇させ、図17に示すようにセンサS104が3段積みプレート114を感知したときにモータ110の回転を停止させる。それと共に後述する積み替え手段200が作動して3段目の牌列14(3)及び2段目の牌列14(2)が積み替えられ、3段積みプレート114から除去される。その積み替えが完了したときに、3段積みプレート114を、その水平状態を維持したままでさらに上昇させ、図18に示すようにセンサS105が3段積みプレート114を感知したときにモータ110の回転を停止させる。それと共に後述する積み替え手段200が作動して1段目の牌列14(1)が積み替えられ、3段積みプレート114から除去される。この積み替え動作が完了したときに、モータ110が正回転し、3段積みプレート114は図13に示されるようにセンサS101が感知する位置まで下降してモータ110が停止して3段積みプレート114の下降が停止する。なお、閉塞蓋18を閉塞するスイッチ20bが押された後、牌浮上手段300が下降して積み替え手段200が作動し、牌浮上手段300により牌山14a及び配牌14bが天板上に浮上した後は天板上では麻雀ゲームが行われており、麻雀卓内部の駆動機構は、3段積みプレート114に麻雀牌が3段積みされた後、停止し、その麻雀ゲームが終了後、牌投入口16から麻雀牌が投入されて開閉蓋18を閉塞するスイッチ20bが押されるのを待つ待機状態となる。
【0038】
[積み替え手段]
図19は積み替え手段200の斜視図、図20は積み替え手段200の分解斜視図、図21は積み替え手段200の概略側面図である。なお、本実施例においてモータ220の駆動によりプッシャー238を水平方向に往復動させる構造が押動手段201である。図において202は、L字型基板であり、このL字型基板202の垂下部204は、図21に示すように前記段積み手段100におけるL字型ベース板102の機内ガイド106とは反対側の側面に固定される。なお、このL字型基板202は、段積み手段100における昇降ブラケット120の昇降の障害にならないようにブラケット通過溝206、208が形成されている。
【0039】
また、L字型基板202の水平部210の裏面には、伝達軸212が取着されており、その両端には回動部材214、216が嵌合されている。回動部材214には第1アーム214aと第2アーム214bとが配されており、第1アーム214aには垂直板218がその上端部において回動可能にビス止めされ、垂直板218の下端部はモータ220に軸着されたホイール222の周囲部に回動可能にビス止めされている。このホイール222には切欠溝223が形成され、ホイール222を挟むようにセンサS201、S202が対称位置に配されている。そして、前記垂直板218が最下位置に達したときにセンサS201が切欠溝223を感知し、前記垂直板218が最上位置に達したときにセンサS202が切欠溝223を感知するように構成し、センサS201、S202それぞれが切欠溝223を感知した時点でモータ220の回転が停止するようになっている。したがって当該モータ220は180度回転すれば各センサS201、S202により停止するようになっている。回動部材214の第2アーム214bには第1水平板226がその一端部において回動可能にビス止めされており、第1水平板226の他端部は後述するプッシャー238に付設した第1突出軸235が回動自在に嵌め込まれている。したがって、モータ220が回転すると、その回転運動が垂直板218を垂直往復運動させ、この垂直板218の垂直往復運動が回動部材214の第1アーム214aを介して中心軸215に回転運動を付与し、それに伴って第2アーム214bが回転運動し、この回転運動が第1水平板226を水平往復運動させることとなる。また、回動部材214が回転すると伝達軸212を介して回動部材216が回転する。回動部材216には第1アーム216aが配されており、第1アーム216aには第2水平板228がその一端部において回動可能にビス止めされており、第2水平板228の他端部は後述するプッシャー238に付設した第2突出軸237が回動自在に嵌め込まれている。したがって、回動部材216の回転により第1アーム216aが回転し、それに伴って第2水平板228が水平往復運動することになる。以上の構成から、モータ220が回転すると第1水平板226及び第2水平板228が水平往復運動することとなり、それに伴ってプッシャー238が水平往復運動することとなる。
【0040】
前記L字型基板202の水平部210の上面両端部には、コの字型の受け部材230、232が取り付けられており、各受け部材230、232にはそれぞれ水平軸231、233が取り付けられている。そして、この水平軸231、233にはスライド部材234、236を介してプッシャー238が水平方向にスライド可能に取り付けられている。プッシャー238は横長に起立した板状体よりなり、前述の段積み手段100により3段積みされた牌列14(1)、14(2)、14(3)を押動して後述する牌浮上手段300に積み替える機能を果たす。そして、前記スライド部材234、236にはそれぞれ前述した第1突出軸235、第2突出軸237が取り付けられており、モータ220の回転によりプッシャー238が水平方向に往復動するようになっている。すなわち、モータ220が回転してプッシャー238が一の方向に水平移動することにより段積みされた2段目の牌列14(2)及び3段目の牌列14(3)を押動し、モータ220のホイール222の切欠溝223をセンサS202が感知してプッシャー238が停止する。この停止信号がモータ110を作動させて3段積みプレート114を図18に示す位置まで上昇させ、その際に感知するセンサS105によりモータ110の回転が停止して3段積みプレート114が停止すると共にモータ220が回転してプッシャー238が逆方向に水平移動することにより1段目の牌列14(1)を押動し、モータ220のホイール222の切欠溝223をセンサS201が感知してモータ220が停止し、プッシャー238が停止する。この停止信号がモータ110を作動させて3段積みプレート114を図13に示す位置まで下降させ、その際に感知するセンサS101によりモータ110の回転が停止して3段積みプレート114が停止する。なお、センサS201が感知すると前記のようにプッシャー238が停止し、3段積みプレート114が下降すると共に後述する牌浮上手段300が作動するように設定されている。
【0041】
次に図22〜図27により積み替え手段200によって、麻雀牌が積み替えられる過程を説明する。
【0042】
図22は図17に示す位置まで3段積みプレート114が上昇した状態を示す概略側面図である。図において301は麻雀卓中央寄りに位置する第1昇降台であり、302は麻雀卓外寄りに位置する第2昇降台である。この状態は、3段積みプレート114がその上に牌を3段積みして停止しており、天板上での麻雀ゲームが終了し、天板上の麻雀牌が牌投入口16から麻雀卓内部に投入されて、牌投入口の開閉蓋18を閉塞するスイッチ20bが押されるのを待機する状態である。そして、スイッチ20bが押されると、開閉蓋18により牌投入口16が閉塞されると共に、第1昇降台301及び第2昇降台302が図23に示す位置、すなわち3段積みされた麻雀牌の上から2段分の位置まで降下する。その際センサが感知して、第1昇降台301及び第2昇降台302の降下を停止させると共にモータ220が作動してプッシャー238が図において右から左に水平移動し、その移動に伴って、3段積みされた麻雀牌のうち、2段目の牌列14(2)及び3段目の牌列14(3)が、2段重ねの状態を維持しながら、第1昇降台301上に積み替えられ、図24の状態となる。
【0043】
その際、センサS202が感知してモータ220の作動が停止すると共にモータ110が作動して3段積みプレート114が上昇し、センサS105が感知してモータ110が停止すると共に3段積みプレート114が停止して、図25及び図18に示す状態となる。その際、モータ220が作動してプッシャー238が図において左から右に水平移動し、その移動に伴って、3段積みされた麻雀牌のうち、1段目の牌列14(1)が第2昇降台302上に積み替えられ、図26の状態となる。その際、センサS201が感知してモータ220の作動が停止すると共に第1昇降台301及び第2昇降台302が上昇して天板と面一になる位置まで達して停止し、また、モータ110が作動して3段積みプレート114が下降し、センサS101が感知して3段積みプレート114が停止して図27に示す状態となり、次の牌を受け入れる体制となる。このように構成することにより、天板上に11枚2段積みの牌山14aと12枚1段積みの配牌14bとが形成される。
【0044】
[牌浮上手段]
牌浮上手段300は、図9及び図28に示されるように、4隅のコーナー部材303と各コーナ部材を連絡するように架橋された第1昇降台301及び第2昇降台302とからなる矩形枠体304と、この矩形枠体304を上下動させる昇降手段305とから構成される。昇降手段305は麻雀卓内部の底面に4隅に固設された断面L字状の起立部材306と、各起立部材に上下動可能に配され、矩形枠体304と結合した各1対のスライド部材307と、矩形枠体304と2箇所において連結棒308を介して配されたモータ309とから構成される。前記矩形枠体304とモータ309それぞれとの間に配した連結棒308は、その下端部が各モータ309に軸着したホイール310と回転可能にビス止めされており、また、各連結棒308の上端部は矩形枠体304から垂下する垂下部材311と回転可能にビス止めされている。また、ホイール310それぞれには切欠溝312が形成されており、各切欠溝312に対してそれぞれ対称位置にセンサS301、S302が設けられており、モータ309が180度回転する毎に停止するようになっている。
【0045】
矩形枠体304を構成する4隅のコーナー部材303は、その両端部が内側端部303aと外側端部303bとにそれぞれ2分されており、内側端部303aには第1昇降台301が架橋され、外側端部303bには第2昇降台302が架橋されている。また、4箇所の第1昇降台301及び第2昇降台302のそれぞれには、前述した段積み手段100及び積み替え手段200が配置されている。なお、図9及び図28は1箇所にだけ段積み手段100及び積み替え手段200を配置した状態を示しており、便宜上、他の3箇所は省略した。
【0046】
図9は、牌浮上手段300が上昇した状態を示す概略斜視図であり、図28は牌浮上手段300が下降した状態を示す概略斜視図であり、図9の状態においてモータ309が回転すると、連結棒308及び垂下部材311を介して第1昇降台301及び第2昇降台302を含めた矩形枠体304の全体が下方に引っ張られ、各スライド部材307が下方にスライドするので、矩形枠体304が垂直方向に下降するように案内される結果、矩形枠体304が水平状態を維持しながら垂直方向に下降する。なお、第1昇降台301及び第2昇降台302は、前述したように天板上の麻雀牌を投入する牌投入口16の開閉蓋18を閉塞するスイッチ20bが押されたときに下降するようになっている。そして、矩形枠体304が最下端に達した時点、すなわち図28に示す状態において各モータ309のホイール310に形成された切欠溝312をセンサS301が感知して各モータ309を停止させるようになっている。その後、前述したように3段積みプレート114に段積みされている麻雀牌が第1昇降台301及び第2昇降台302に積み替えられ、その完了の信号をセンサS201が感知するとモータ309が回転し、連結棒308及び垂下部材311を介して第1昇降台301及び第2昇降台302を含めた矩形枠体304の全体が各スライド部材307に案内されて水平状態を維持しながら垂直方向に上昇し、図9に示す状態において各モータ309のホイール310に形成された切欠溝312をセンサS302が感知して各モータ309を停止させ、天板上に第1昇降台301に載置された11枚2段積みの牌山14aと第2昇降台302に載置された12枚1段積みの配牌14bとが形成される。
【0047】
[自動麻雀卓の動作]
次に、本実施例に係る自動麻雀卓の動作の流れについて説明する。図29は、自動麻雀卓の段積み手段の動作を除くフローチャートであり、図30は、段積み手段の動作のフローチャートである。
【0048】
図29は、麻雀ゲームの1局が終了し、麻雀牌が天板上に散乱している時点から始まる。まず、スイッチ20aを押して、天板上の開閉蓋18を開口させる。そして開口した牌投入口16から麻雀卓内部に麻雀牌を落下させる。天板上の全ての麻雀牌を麻雀卓内部に落下させた後、スイッチbを押して開閉蓋を閉塞させる。
【0049】
そして上記スイッチbを押すことによりモータ32が駆動して洗牌システム、すなわち、牌撹拌手段26、牌取り出し手段34、牌案内手段50が作動する。
【0050】
また、スイッチ20bを押すことにより、モータ309が駆動して牌浮上手段300が作動する。牌浮上手段300は、まず、モータ309の駆動により天板面に位置していた第1昇降台301及び第2昇降台302が下降し、所定位置まで下降した時点でセンサS301が感知してモータ309が停止し、第1昇降台301及び第2昇降台302の下降が停止する。この時点で牌浮上手段300は一旦停止する。
【0051】
そして上記のセンサS301の感知によりモータ220が駆動して積み替え手段200が作動する。積み替え手段200は、まず、モータ220の駆動によりプッシャー238が作動して、段積み手段100における段積みプレート114上の3段積みの麻雀牌14(1)、14(2)、14(3)のうち、上2段の麻雀牌14(2)、14(3)が第1昇降台301に積み替えられる。この積み替えが完了すると、センサS202が感知してモータ220が停止し、プッシャー238が停止する。また、上記センサS202の感知により段積み手段100におけるモータ110が駆動し、段積みプレート114が上昇する。この段積みプレート114が麻雀牌2段分の高さだけ上昇するとセンサS105が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114が停止する。このセンサS105の感知により積み替え手段200におけるモータ220が駆動し、プッシャー238が作動して段積み手段100における段積みプレート114上の残る1段積みの麻雀牌14(1)が第2昇降台302に積み替えられる。この積み替えが完了すると、センサS201が感知してモータ220が停止し、プッシャー238が停止する。
【0052】
そして上記のセンサS201の感知により、再び牌浮上手段300におけるモータ309が駆動し、2段積みの麻雀牌14(2)、14(3)を積載した第1昇降台301及び1段積みの麻雀牌14(1)を積載した第2昇降台302が上昇し、天板面まで達するとセンサS302が感知して、モータ309が停止し、第1昇降台301及び第2昇降台302の上昇が停止する。
【0053】
このようにして、天板上に2段積みの麻雀牌14(2)、14(3)からなる牌山14aと1段積みの麻雀牌14(1)からなる配牌14bが形成され、麻雀ゲームを開始することができる。
【0054】
また、図30に示すように、上記センサS201の感知により、前記した先の麻雀ゲーム終了後に麻雀卓内部に落下させて洗牌システムにより撹拌、牌取り出し、牌案内が行われている麻雀牌に対し、これを3段積みにする動作が開始される。
【0055】
すなわち、上記センサS201の感知により、段積み手段100におけるモータ110が駆動し、段積みプレート114が下降して、洗牌システムにおける牌案内手段50の載置部62の位置に段積みプレート114における挿入口64が達するとセンサS101が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114の下降が停止する。このセンサS101の感知により、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が開かれ、麻雀牌が誘導路58に進入できるようになる。そして、各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ12枚の麻雀牌をカウントしたときに、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が閉じられ、麻雀牌が誘導路に進入できなくなる。これにより、段積みプレート114に12枚からなる1段目の牌14(1)が形成される。
【0056】
また、上記の各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ12枚の麻雀牌をカウントしたときに、段積み手段100におけるモータ110が駆動し、段積みプレート114が下降し、麻雀牌1段分の高さだけ下降するとセンサS102が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114の下降が停止する。このセンサS102の感知により、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が開かれ、麻雀牌が誘導路58に進入できるようになる。そして、各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ11枚の麻雀牌をカウントしたときに、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が閉じられ、麻雀牌が誘導路に進入できなくなる。これにより、段積みプレート114に11枚からなる2段目の牌14(2)が形成される。
【0057】
また、上記の各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ11枚の麻雀牌をカウントしたときに、段積み手段100におけるモータ110が駆動し、段積みプレート114が下降し、さらに麻雀牌1段分の高さだけ下降するとセンサS103が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114の下降が停止する。このセンサS103の感知により、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が開かれ、麻雀牌が誘導路58に進入できるようになる。そして、各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ11枚の麻雀牌をカウントしたときに、各牌案内手段50におけるソレノイド78が作動して仕切片76による誘導路58の入口60が閉じられ、麻雀牌が誘導路に進入できなくなる。これにより、段積みプレート114に11枚からなる3段目の牌14(3)が形成される。
【0058】
そして、上記の各誘導路58に設けたフォトセンサ80がそれぞれ11枚の麻雀牌をカウントしたときに、洗牌システムを作動させているモータ32が停止し、洗牌システムが停止する。そして、段積み手段100におけるモータ110が駆動し、3段積みの麻雀牌14(1)、14(2)、14(3)を積載した段積みプレート114が上昇する。そして、センサS104が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114が停止する。この状態おいて洗牌システム及び牌整列システムは全て停止しており、図29におけるフローチャートの出発であるスイッチ20aが押されるまで、すなわち、麻雀ゲーム1局が終了するまで待機することとなる。
【0059】
なお、フォトセンサ80が11枚の麻雀牌をカウントして段積みプレート114に3段積みの牌14(3)が形成されたときに、段積みプレート114を上昇させずに洗牌システムの作動モータ32を停止させた状態で麻雀ゲームが終了するまでの待機状態とし、スイッチ20aが押されたときに段積み手段100におけるモータ110が駆動し、3段積みの麻雀牌14(1)、14(2)、14(3)を積載した段積みプレート114が上昇する。そして、センサS104が感知してモータ110が停止し、段積みプレート114が停止するするようにしてもよい。
【0060】
以上のように、本実施例に係る自動麻雀卓の動作は、スイッチ20aを押圧すること、牌投入口16から麻雀牌を麻雀卓内部に落下させること及びスイッチ20bを押圧することを行うだけで、天板上に11枚2段積みの牌山14aと12枚1段積みの配牌14bが形成できる。
【0061】
以上の本実施例における麻雀卓の構成により、山牌と配牌とが自動的に天板上に形成されるので、従来の麻雀卓に比較してゲーム進行の手数が減ると共に時間が短縮できるので、快適でスムーズに麻雀ゲームを行うことができ、かつ、麻雀ゲーム中及び麻雀ゲーム後の疲労を軽減させる。
【0062】
なお、上記の実施例は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した広範囲な実施形態を包含するものである。
【0063】
【発明の効果】
本発明に係る自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段は、その特徴ある構成により、麻雀卓内部において麻雀牌をスムーズに3段積みし、安定して上昇移動させることができるため、天板上に牌山と配牌とを容易に自動的に形成することできるようになり、したがって、競技者の手数を少なくすることができるので疲労の低減を図ることができ、かつ、迅速に麻雀ゲームの進行ができるので時間の節約を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の斜視図である。
【図2】本発明の実施例の自動麻雀卓において使用する牌の半断面斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の内部構造の概略断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す自動麻雀卓において、開閉蓋により牌投入口が閉塞されている状態を表した平面図である。
【図5】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の内部構造を示す一部切欠平面図である。
【図6】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の牌取り出し手段の斜視図である。
【図7】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の牌案内手段の斜視図である。
【図8】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の牌案内手段の平面図である。
【図9】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の牌整列システムの全体を示す概略斜視図であって、牌浮上手段が上昇した状態を示す概略斜視である。
【図10】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の段積み手段と積み替え手段とを組み合わせた状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の段積み手段の斜視図である。
【図12】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の段積み手段の分解斜視図である。
【図13】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレートに1段目の麻雀牌が並べられる状態を示す概略図である。
【図14】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレート上の1段目の牌列の上に2段目の牌列が形成されていく状態を示す概略図である。
【図15】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレート上の2段目の牌列の上に3段目の牌列が形成されていく状態を示す概略図である。
【図16】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレートが水平状態まで回動した状態を示す概略図である。
【図17】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレートが水平状態を維持した状態で上2段の牌列が移動可能になる位置まで上昇した状態を示す概略図である。
【図18】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレートが水平状態を維持した状態で最下段の牌列が移動可能になる位置まで上昇した状態を示す概略図である。
【図19】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の積み替え手段の斜視図である。
【図20】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の積み替え手段分解斜視図である。
【図21】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の積み替え手段の概略側面図である。
【図22】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレート114が上2段の牌列が移動可能になる位置まで上昇した状態を示す概略側面図である。
【図23】図22の状態から、第1昇降台及び第2昇降台が下降した状態を示す概略側面図である。
【図24】図23の状態から、第1昇降台に上2段の牌列が移動した状態を示す概略側面図である。
【図25】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の3段積みプレート114が最下段の牌列が移動可能になる位置まで上昇した状態を示す概略側面図である。
【図26】図25の状態から、第2昇降台に最下段の牌列が移動した状態を示す概略側面図である。
【図27】図26の状態から、第1昇降台及び第2昇降台が上昇し、天板上に2段積みの牌山及び1段積みの配牌が配置された状態を示す概略側面図である。
【図28】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の牌整列システムの全体を示す概略斜視図であって、牌浮上手段が下降した状態を示す概略斜視である。
【図29】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の動作の一部を示すフローチャートである。
【図30】本発明の実施例を示す自動麻雀卓の動作の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・自動麻雀卓 12・・・天板
16・・・牌投入口 18・・・開閉蓋
18a・・開閉蓋の奥側 18b・・開閉蓋の手前側
20・・・スイッチ盤 20a・・開口スイッチ
20b・・閉塞スイッチ 22・・・支持脚
14・・・麻雀牌 14a・・牌山
14b・・配牌 14(1)・1段目の牌列
14(2)・2段目の牌列 14(3)・3段目の牌列
24・・・磁石
A・・・・洗牌システム
26・・・牌撹拌手段 28・・・回転体
30・・・歯車 32・・・モータ
34・・・牌取り出し手段 35・・・カバー
36・・・回転部材 38・・・磁石
40・・・突片 42・・・歯車
44・・・軸 46・・・磁石
50・・・牌案内手段 54・・・支持棒
56・・・基部 58・・・誘導路
60・・・入口 62・・・載置部
64・・・挿入口 66・・・磁石
68・・・押入機構 69・・・ピン
70・・・水平バー 72・・・押入片
73・・・コロ 74・・・カム
75・・・バネ 76・・・仕切り片
78・・・ソレノイド 80・・・フォトセンサ
B・・・・牌整列システム
100・・段積み手段 101・・上下動手段
102・・L字型ベース板 103・・L字型ベース板の基部
104・・スライド部材 106・・機内ガイド
108・・ギヤボックス 110・・モータ
112・・回動アーム 113・・回動アームの自由端
114・・3段積みプレート 116・・第1突出軸
118・・軸受け部材 120・・昇降ブラケット
122・・第1ガイド溝 124・・第2突出軸
126・・第2ガイド溝 127・・第2ガイド溝の下端
128・・ガイド孔 129・・ガイド孔の下端
130・・ガイド孔の上端 132・・スプリング
134・・段部 S101・センサ
S102・センサ S103・センサ
S104・センサ S105・センサ
200・・積み替え手段 201・・押動手段
202・・L字型基板 204・・L字型基板の垂下部
206・・ブラケット通過溝 208・・ブラケット通過溝
210・・L字型基板の水平部 212・・伝達軸
214・・回動部材 214a・第1アーム
214b・第2アーム 215・・中心軸
216・・回動部材 216a・第1アーム
218・・垂直板 220・・モータ
222・・ホイール 223・・ホイールの切欠溝
226・・第1水平板 228・・第2水平板
230・・受け部材 231・・水平軸
232・・受け部材 233・・水平軸
234・・スライド部材 235・・第1突出軸
236・・スライド部材 237・・第2突出軸
238・・プッシャー S201・センサ
S202・センサ
300・・牌浮上手段 301・・第1昇降台
302・・第2昇降台 303・・コーナ部材
303a・内側端部 303b・外側端部
304・・矩形枠体 305・・昇降手段
306・・起立部材 307・・スライド部材
308・・連結棒 309・・モータ
310・・ホイール 311・・垂下部材
312・・切欠溝 S301・センサ
S302・センサ

Claims (3)

  1. 麻雀卓内部に牌を3段積みにする段積み手段を備えてなることを特徴とする自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段。
  2. 段積み手段は、待機台と、待機台を垂直移動及び上下に傾動させる上下動手段とを備え、待機台は、細長い板状体であって、その一端は投入された牌を受け入れる挿入口であり、所定数の牌が挿入口を通過して待機台上に並べられ、1段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して先に待機台上に形成された1段目の牌列の上に積み重ねて並べられ、2段目の牌列が形成されたときに上下動手段により挿入口が牌1段の高さ分だけ降下し、さらに所定数の牌が挿入口を通過して先に待機台上に形成された2段目の牌列の上に積み重ねて並べられることによって、待機台上に牌列が3段積みになるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段。
  3. 牌が3段積みされた待機台が上下動手段により上昇して水平状態となり、この水平状態にある待機台が水平状態を維持して上下動手段によりさらに上昇するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の自動麻雀卓における麻雀牌の段積み手段。
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