JP2004242673A - 微生物酵素活性化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1台の微生物酵素活性化装置で、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる微生物酵素活性化装置を提供する。
【解決手段】 微生物酵素を活性化させる活性化タンク9内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置79を活性化タンク9内に配置する。液面レベル検出装置79は、液面レベルセンサ87と液面レベルセンサ87が取り付けられて活性化タンク9内に取り外し可能に配置されるセンサ支持部材85とから構成する。液面レベル検出装置79は、予め用意した複数種類のセンサユニットから選択された1つのセンサユニットを含んでいる。これにより、所望の生成量に応じて、複数種類のセンサユニットから1つのセンサユニットを選択して、活性化タンク9内に取り付けるだけで、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、微生物酵素活性化装置に関するものである。
食堂や外食店舗の厨房等で発生する動植物性の廃油や蛋白質は、洗剤を用いて流しても、十分に洗い流すことができない。また、排水溝内にこれらの廃油や蛋白質が溜まると、これらが悪臭を発生する原因となるという問題があった。そこで、廃油や蛋白質を分解しやすいように活性化された微生物や酵素を含む水(活性化微生物酵素水)を生成し、この活性化微生物酵素水を厨房等の床にまいて、廃油や蛋白質を分解する技術が開発された。
特開2000−325938公報(特許文献1)等には、このような微生物酵素を活性化する従来の装置の構成が示されている。特許文献1に示された装置は、液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、製剤貯留タンクから供給される液体微生物と水とを貯留して微生物酵素を活性化させる活性化タンクと、微生物酵素を活性化させるために、活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、活性化タンク内から液体を排出する液体排出装置とを備えている。またこの装置は、活性化タンク内に液体が充填された際に液体微生物製剤及び水の供給を止めて、活性化タンク内の液体を加熱したり、活性化された微生物酵素の液体を排出した後に、活性化タンク内に液体微生物製剤及び水を追加供給するために、活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、動作制御信号を出力する制御回路とを備えている。制御回路は、液面レベル検出装置からの検出信号と予め入力する入力設定信号とに基づいて動作制御信号を出力し、製剤貯留タンクから活性化タンク内への液体微生物製剤の供給や活性化タンク内への水の供給や、活性化タンク内からの液体の排出や、加熱装置の動作が制御される。
特開2000−325938公報
しかしながら、このような従来の微生物酵素活性化装置では、活性化微生物酵素水の生成量が一定量に限られており、使用量に応じて、それぞれの生成量の装置を購入しなければならなかった。また、従来の微生物酵素活性化装置では、各部品が1つのケース内にまとめて配置されているため、部品の点検、交換が面倒でありメンテナンスがやり難かった。
本発明の目的は、1台の微生物酵素活性化装置で、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる微生物酵素活性化装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、部品の点検、交換が容易に行える微生物酵素活性化装置を提供することにある。
本発明が改良の対象とする微生物酵素活性化装置は、液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、製剤貯留タンクから供給される液体微生物製剤と水とを貯留して微生物酵素剤を活性化させる活性化タンクと、製剤貯留タンクから活性化タンク内に液体微生物製剤を供給する製剤供給装置と、活性化タンクに水を供給する水供給装置と、活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、制御回路とを具備している。制御回路は、少なくとも液面レベル検出装置からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、製剤供給装置、水供給装置及び加熱装置に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する。なお、ここで言う「微生物酵素剤の活性化」とは、微生物及び酵素を廃油や蛋白質を分解しやすい状態にすることを言う。本発明では、液面レベル検出装置を、検出する液面レベルの変更ができるように構成する。本発明のように、検出する液面レベルを変更できるように液面レベル検出装置を構成すれば、液面レベルを高く設定すれば、活性化タンク内に供給される液体量を増やすことがき、活性化される微生物酵素を含む液体(活性化微生物酵素水)の生成量を増大させることができる。また、液面レベルを低く設定すると、活性化タンク内に供給される液体量が減って、活性化微生物酵素水の生成量を少なくすることができる。そのため、1台の微生物酵素活性化装置で、活性化微生物酵素の生成量を種々に変えることができ、装置の生産コストを下げることができるだけでなく、使用者の使用状況の変更に簡単に対応することができる。
液面レベルを変更できる液面レベル検出装置としては、種々のものを採用することができる。例えば、液面レベルセンサと液面レベルセンサが取り付けられて活性化タンク内に取り外し可能に配置されるセンサ支持部材とから構成されるセンサユニットを、液面レベルの相違に応じて複数種類予め用意しておく。そして複数種類のセンサユニットから液面レベルに応じて選択された1つのセンサユニットを用いて、液面レベル検出装置を構成することができる。このような液面レベル検出装置を用いれば、所望の生成量に応じて、複数種類のセンサユニットから選択した1つのセンサユニットを用いることにより、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる。
また、液面レベル検出装置は、複数の液面レベルセンサと複数の液面レベルセンサが取り付けられて活性化タンク内に配置されるセンサ支持部材とを含むように構成することができる。この場合、複数の液面レベルセンサは、活性化タンク内において上下方向に間隔をあけて位置するようにセンサ支持部材に支持すればよい。この液面レベル検出装置は、検出する液面レベルの変更が複数の液面レベルセンサから1つの液面レベルセンサを選択することにより実現される。このような液面レベル検出装置では、所望の液面レベルセンサを選択するだけで、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる。液面レベルセンサの選択は、各センサから出力される電気信号の選択により実現するようにしてもよい。
また、液面レベル検出装置は、液面レベルセンサと液面レベルセンサを取り付け位置の変更が可能な状態で支持するセンサ支持部材とを含むように構成することができる。この液面レベル検出装置は、検出する液面レベルの変更が液面レベルセンサの取り付け位置の変更により実現される。このような液面レベル検出装置では、液面レベルセンサの取り付け位置をマニュアルで適宜に変更するだけで、検出する液面レベルを任意に設定できる。そのため、1つの液面レベル検出装置で活性化微生物酵素水の生成量を多段階に且つ容易に変えることができる。
本発明の微生物酵素活性化装置で用いる製剤貯留タンク、活性化タンク、製剤供給装置、水供給装置、液面レベル検出装置、加熱装置及び制御回路を備えた回路基板ユニットはケースに収納することができる。この場合、ケースを上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有するように構成するのが好ましい。そして、少なくとも回路基板ユニットを上側収納空間内に収納し、その他は下側収納空間内に収納するようにする。更に、ケースの上側収納空間を覆う部分を、点検または修理時に作業者が上側収納空間内に手を入れることができるように開放可能に構成する。このように構成すれば、特に点検または修理が求められることが多い回路基板ユニット等を作業者が容易に点検または修理することができるので、メンテナンスが非常に容易になる。
また、ケースを、前述の下側収納空間を含む下側ケースと、前述の上側収納空間を含む上側ケースとから構成し、下側ケースと上側ケースとを分離可能に構成することができる。この場合には、下側ケース内の部品と上側ケース内の部品とは、接続・分離が可能なコネクタ接続手段を介してそれぞれ接続する。このようにすれば、下側ケースと上側ケースとを分離し、コネクタ接続手段を分離するだけで、点検または修理が求められる回路基板ユニット等を上側ケースと共に、下側ケースから分離することができる。そのため、上側ケース及びその内部部品全体をそのまま代替品と交換することができ、各部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の微生物酵素活性化装置で用いる各部品は、ケースとケースとは別に設けられた制御ユニットとに分けて収納することができる。この場合、ケースには、製剤貯留タンク、活性化タンク、製剤供給装置、水供給装置、液面レベル検出装置及び加熱装置を収納する。また、制御ユニットには、制御回路の少なくとも一部を収納し、制御回路の設定を操作する操作スイッチを取り付ける。そして、ケース内の各装置と制御ユニットとは有線または無線により通信可能に接続すればよい。このようにすれば、制御ユニットを操作設定を行う所望の場所に配置でき、微生物酵素活性化装置の操作設定が容易になる。
また、この場合、ケースを、前述のケースと同様に上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有するように構成し、各部品をそれぞれの空間内に配置できるのは勿論である。
本発明の微生物酵素活性化装置は、製剤貯留タンク、製剤供給装置及び水供給装置が収納される第1のケースと、制御回路の少なくとも一部が収納され、制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられる第2のケースとを更に備え、活性化タンクと第1のケースと第2のケースとは分離可能に構成することができる。このようにすれば、使用に応じて種々の容量の活性化タンクを用いることができる上、制御ユニットを操作設定を行う所望の場所に配置できる。
活性化タンクの外壁の一部は、下側ケースの一部により構成しても構わない。このようにすれば、活性化タンクを簡単に形成できる。
製剤貯留タンクは、種々の位置に配置することができる。製剤貯留タンクの上面が活性化タンクの上面より下方に位置するように製剤貯留タンクを配置する場合は、製剤供給装置を液体微生物製剤を供給するポンプから構成するのが好ましい。
活性化タンク内から液体を排出する液体排出装置を更に具備することができる。この場合、液体排出装置はポンプまたは電磁弁から構成することができる。液体排出装置をポンプから構成すれば、活性化タンクより高い位置に液体を排出できる。例えば、活性化タンクで生成した酵素水を外部タンクに供給するために排出する場合には、容易に液体を排出できる。活性化タンクより低い位置に液体を排出する場合は、電磁弁を用いれば、容易に液体を排出できる。
本発明によれば、検出する液面レベルを変更できるように液面レベル検出装置を構成するので、1つの微生物酵素活性化装置で、活性化微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる。
また、本発明によれば、部品を収納するケースを下側ケースと上側ケースとから構成し、下側ケースと上側ケースとを分離可能に構成し、下側ケース内の部品と上側ケース内の部品とを接続・分離が可能なコネクタ接続手段を介してそれぞれ接続するので、上側ケース及びその内部部品全体をそのまま代替品と交換することができ、各部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図4は、本発明の実施の形態の微生物酵素活性化装置の正面図、平面図、左側面図及び右側面図である。なお、理解を容易にするため、図1の正面図では、下側ケースの扉部を取り外した状態を示しており、図2の平面図では、上側ケースの蓋部を取り外した状態を示している。また、図5は、図1〜図4に示す装置の構造を概略的に示した図である。図1〜図4に示すように、本例の微生物酵素活性化装置は、ケース1内に各部品が収納された構造を有している。ケース1は、下側ケース3と上側ケース5とから構成されている。下側ケース3により形成される下側収納空間内には、製剤貯留タンク7と活性化タンク9と液体排出装置を構成する液体排出ポンプ11とが配置されている。上側ケース5により形成される上側収納空間内には、製剤供給装置を構成する製剤供給ポンプ13と水供給装置の一部を構成する水供給バルブ15と回路基板ユニット17とが配置されている。
下側ケース3は、ステンレス板の成型品からなり、矩形の底壁19と、底壁19から立ち上がる3つの側壁21,23,25と、側壁25に2つの蝶番26,26を介して取り付けられて正面側に開閉する扉部27と、底壁19に対向する上壁28(図1)とを有している。側壁21の下方には、電源スイッチ29が取り付けられている。
上側ケース5も下側ケース3と同様にステンレス板の成型品からなり、矩形の底壁31(図2)と、底壁31から立ち上がる4つの側壁33,35,37及び39と、底壁19と対向して配置された蓋部41とを有している。正面に面する側壁33には、表示部43と5つの表示ランプ45…と6つの操作スイッチ47…と電源ランプ49…とが取り付けられている。操作スイッチ47…は、回路基板ユニット17の設定を操作するスイッチである。蓋部41は、図3及び図4に示すように、前方蓋部51と後方蓋部53とから構成されている。前方蓋部51は、側壁35,39上にそれぞれ配置される細長い板状部51a,51bを有している。そして、前方蓋部51は、板状部51a,51bのほぼ中央に形成された孔を貫通して、側壁35,39に形成された螺子孔にそれぞれ螺合する螺子55,55により取り外し可能に側壁35,39に取り付けられている。後方蓋部53も前方蓋部51と同様に、側壁35,39上にそれぞれ配置される細長い板状部53a,53bを有している。そして、後方蓋部53は、板状部53a,53bのほぼ中央に形成された孔を貫通して、側壁35,39に形成された螺子孔にそれぞれ螺合する螺子57,57により取り外し可能に側壁35,39に取り付けられている。本例では、前方蓋部51を取り外すことにより、点検または修理時に作業者が上側収納空間内に手を入れて回路基板ユニット17にアクセスでき、後方蓋部53を取り外すことにより、点検または修理時に作業者が上側収納空間内に手を入れて製剤供給ポンプ13及び水供給バルブ15にアクセスできる。
また、上側ケース5は、上側ケース5の底壁31と下側ケース3の上壁28とが接合するように、下側ケース3上に載置されている。そして、底壁31に形成された貫通孔を貫通して底壁31に形成された螺子孔に螺合する8個の螺子59…(図2)により取り外し可能に上側ケース5は下側ケース3に取り付けられている。また、下側ケース3内の部品(製剤貯留タンク7、活性化タンク9、液体排出ポンプ11)と上側ケース5内の部品(製剤供給ポンプ13、水供給バルブ15、回路基板ユニット17)とは、接続・分離が可能なコネクタ接続手段を介してそれぞれ接続されている。具体的には、製剤貯留タンク7と製剤供給ポンプ13とを接続する後述する製剤供給管63(図5)及び回路基板ユニット17のリレー基盤91と下側ケース3内の部品(7,9,11)とをそれぞれ接続する配線とがコネクタ接続手段を介して接続されている。これらのコネクタ接続手段は、下側ケース3の扉部27を開けることにより、脱着作業できる位置に配置されている。本例の微生物酵素活性化装置では、下側ケース3の扉部27を開けて各コネクタ接続手段を外し、前方蓋部51及び後方蓋部53を側壁35,39から取り外して螺子59…を外せば、上側ケース5及び上側ケース5内の部品(13,15,17)を下側ケース3から容易に分離することができる。そのため、本例の微生物酵素活性化装置では、上側ケース5及び上側ケース5内の部品(13,15,17)全体をそのまま代替品と交換することができ、各部品のメンテナンスを容易に行うことができる。
下側ケース3内に配置された製剤貯留タンク7は、図5に示すように、配管61を介して外部から液体微生物製剤を入れて内部に液体微生物製剤を貯留できる構造を有しており、その上面が活性化タンク9の上面より下方に位置するように配置されている。製剤貯留タンク7内の液体微生物製剤は、回路基板ユニット17内の後述する制御回路93から出力される動作制御信号による製剤供給ポンプ13の作動によって、製剤供給管63、製剤供給ポンプ13及び製剤供給管65を介して活性化タンク9内に供給される。
活性化タンク9は、製剤貯留タンク7から供給される液体微生物と、給水管67、水供給バルブ15及び給水管69を介して図示しない水源から供給される水とを貯留して、その液体の微生物酵素を活性化させる(微生物及び酵素を廃油や蛋白質を分解しやすい状態にする)タンクである。水供給バルブ15は、電磁式バルブであり、制御回路93から出力される動作制御信号により開閉される構造を有している。また、活性化タンク9は、下方に排出管71を介して液体排出ポンプ11に接続されている。液体排出ポンプ11は、制御回路93から出力される動作制御信号により作動し、排水管72を介して図示しない外部タンクに活性化タンク9内の液体(活性化微生物酵素水)83を供給するために排出可能な構造を有している。活性化タンク9は、下方液面維持用検出装置73と2つの温度センサ75A,75Bと加熱装置を構成するヒータ77と液面レベル検出装置79とが取り付けられている。下方液面維持用検出装置73は、排出管71への出口81より上方に配置されて、制御回路93に検出信号を送るフロート式の液面検出装置である。この下方液面維持用検出装置73は、活性化タンク9内の液体83の量が低下して、液体83の液面が下方液面維持用検出装置73より下方に位置した場合に、制御回路93に信号を送り、この信号に基づく動作制御信号により水供給バルブ15が開き、給水管69から活性化タンク9内に水が供給される。これにより、活性化タンク9内の液体83の液面は、下方液面維持用検出装置73よりも常に上方に維持され、空気混入による液体排出ポンプ11の空回りが防止される。
2つの温度センサ75A,75Bは、活性化タンク9内の液体83の温度を測定して制御回路93に信号を送るサーミスタ等からなるセンサであり、活性化タンク9内の上下方向においてほぼ同じ位置に設けられている。本例の微生物酵素活性化装置は、2つの温度センサ75A,75Bのいずれか一方が故障した場合でも電源が切れる構造を有しており、これにより、温度過昇防止のより高い安全が図られている。
ヒータ77は、活性化タンク9内の下方において液体83内に配置された棒状の電熱ヒータであり、微生物酵素を活性化させるために、制御回路93から出力される動作制御信号により作動して液体83を加熱する。
液面レベル検出装置79は、例えばフロート式の液面検出装置であり、活性化タンク9の上方において活性化タンク9内の液面レベルを検出して、制御回路93に検出信号を送る装置である。図6(A)及び(B)に示すように、この液面レベル検出装置79は、複数種類(本例では2種類)のセンサユニットから選択された1つのセンサユニットであり、センサ支持部材85と液面レベルセンサ87と取付部89とを有している。センサ支持部材85は、液体83に沈む材質により形成されており、細長い棒状を有している。液面レベルセンサ87は、センサ支持部材85の所定の位置に取り付けられている周知のフロート式のセンサである。本例では、活性化タンク9内での活性化微生物酵素水(83)の生成量が8リットルになる(活性化タンク9内に液体83が8リットル貯留される)位置に液面レベルセンサ87が位置するように、液面レベルセンサ87はセンサ支持部材85に取り付けられている。取付部89は、センサ支持部材85の上方に固定されており、活性化タンク9の上縁に係止されて液面レベル検出装置79を取り外し可能に活性化タンク9内に配置できるようにL字型を有している。図6(B)に示す選択される他の液面レベル検出装置179は、活性化タンク9内での活性化微生物酵素水(83)の生成量が5リットルになる(活性化タンク9内に液体83が5リットル貯留される)位置に液面レベルセンサ187が位置するように、液面レベルセンサ187はセンサ支持部材185に取り付けられている。
本例の微生物酵素活性化装置では、図6(A)に示す液面レベル検出装置79を用いれば、液面レベルが高い位置に設定されるので、活性化タンク9内に供給される液体量が増えて(8リットル)、活性化微生物酵素水の生成量を高めることができる。また、図6(B)に示す液面レベル検出装置179を用いれば、液面レベルが低く設定され、活性化タンク9内に供給される液体量が減って(5リットル)、活性化微生物酵素水の生成量を低くすることができる。そのため、1つの微生物酵素活性化装置で微生物酵素水の生成量を種々に変えることができる。
図7は、他の例の液面レベル検出装置279を示している。この液面レベル検出装置279は、複数(この例では2つ)の液面レベルセンサ287A,287Bが活性化タンク9内において上下方向に間隔をあけて位置するようにセンサ支持部材285に支持されている。具体的には、上方に位置する液面レベルセンサ287Aは、活性化タンク9内での活性化微生物酵素水(83)の生成量が8リットルになる(活性化タンク9内に液体83が8リットル貯留される)位置に取り付けられており、下方に位置する液面レベルセンサ287Bは、活性化タンク9内での微生物酵素水(83)の生成量が5リットルになる(活性化タンク9内に液体83が5リットル貯留される)位置に取り付けられている。この液面レベル検出装置279では、検出する液面レベルの変更が液面レベルセンサ287A,287Bから1つの液面レベルセンサを選択することにより実現される。
図8(A)及び(B)は、他の例の液面レベル検出装置379の側面図及び正面図である。本例の液面レベル検出装置379のセンサ支持部材385には、上下方向に延びる一対の溝385a,385bが形成されている。液面レベル検出装置379の液面レベルセンサ387は、フロート部387aとフロート部387aに取り付けられた係合部材387bとを有している。係合部材387bは、一対の溝385a,385b内に挿入されて、一対の溝385a,385b内を摺動でき、所定位置で係合部材387bを係止できる図示しない一対の係止片を有している。これにより、液面レベルセンサ387は、取り付け位置の変更が可能な状態でセンサ支持部材385に支持されることになり、検出する液面レベルの変更が液面レベルセンサ387の取り付け位置の変更により実現される。
図2に戻って説明すると、上側ケース5内に配置された回路基板ユニット17は、リレー基板91と制御回路93とを有している。制御回路93は、図5に示すように、下方液面維持用検出装置73、温度センサ75A,75B及び液面レベル検出装置79からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、製剤供給ポンプ13、水供給バルブ15、ヒータ77及び液体排出ポンプ11に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する。
次に、本例の微生物酵素活性化装置により活性化微生物酵素水を生成するシステムについて説明する。なお、この例では、排水管72を介して排出された活性化タンク9内の液体(活性化微生物酵素水)を貯蔵する外部タンクと該外部タンク内の液体が設定量に達しているか否かを検出する設定量検出センサとを備えている場合のシステムについて説明する。図9のフローチャートに示すように、まず、生成処理をスタートするスイッチをオンすると、制御回路93から出力される動作制御信号により初期処理が開始され(ステップST1)、水供給バルブ15が開けられて給水管69から活性化タンク9内に水が供給される(ステップST2)。活性化タンク9内に所定量の水が供給されると、液面レベル検出装置79からの検出信号に基づいて制御回路93から出力される動作制御信号により、水供給バルブ15が閉じられて給水が停止される(ステップST3)。次に、制御回路93から出力される動作制御信号により製剤供給ポンプ13が作動し、製剤貯留タンク7から活性化タンク9内に液体微生物製剤が供給される(ステップST4)。所定時間経過すると製剤供給ポンプ13の作動が停止し、液体微生物製剤の供給が停止される(ステップST5)。次に、制御回路93から出力される動作制御信号によりヒータ77が作動し、活性化タンク9内の液体83が加熱される(ステップST6)。本例では、微生物酵素を活性化させる(微生物及び酵素を廃油や蛋白質を分解しやすい状態にする)のに適した温度(35〜45℃)で液体83は加熱される。活性化タンク9内の液体83が所定温度に達すると、温度センサ75A,75Bからの検出信号に基づいて制御回路93から出力される動作制御信号によりヒータ77の作動が停止して加熱が停止される(ステップST7)。この後に製剤貯留タンク7から活性化タンク9内に液体微生物を追加供給するように設定してもよい。このような動作により、活性化タンク9内には活性化された微生物酵素を含む液体(活性化微生物酵素水)が生成される。次に、制御回路93から出力される動作制御信号により液体排出ポンプ11が作動し、外部タンクに活性化タンク9内の液体(活性化微生物酵素水)83が排出される(ステップST8)。外部タンクが設定量に達していない場合は、外部タンクに取り付けられた設定量検出センサからの検出信号に基づいて制御回路93から出力される動作制御信号により活性化微生物酵素水を生成するシステムが再度繰り返される(ステップST1)。外部タンクが設定量に達している場合は、外部タンクに取り付けられた設定量検出センサからの検出信号に基づいて制御回路93から出力される動作制御信号により活性化微生物酵素水を生成するシステムが終了する(ステップST10)。なお、各処理が行われている間には、表示部43に処理内容が表示され、各種の設定は設定スイッチ47…により適宜に行うことができる。
なお、図1〜図4に示す上記の実施の形態の微生物酵素活性化装置では、各部品を1つのケース(ケース1)内に収納したが、図10に示すような制御ユニット400を配線を介してケースと分離して設けることができる。なお、図10(A)〜(C)は、制御ユニット400の平面図、正面図及び右側面図である。制御ユニット400は、ステンレス板の成型品からなり、矩形の底壁431と、底壁431から立ち上がる4つの側壁433,435,437及び439と、底壁419と対向して配置された上壁441とを有している。制御ユニット400内には回路基板ユニットの制御回路の少なくとも一部が配置されている。また、制御ユニット400の正面に面する側壁433には、表示部443と5つの表示ランプ445…と6つの操作スイッチ447…と電源ランプ449…とが取り付けられている。そして、ケース内の各装置と制御ユニット400とは有線または無線により通信可能に接続されている。なお、ケース側は、図1〜4に示すように、上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有するように構成し、各部品をそれぞれの空間内に配置できるのは勿論である。本例のように、制御ユニット400をケースと分離して設ければ、制御ユニット400を操作設定を行う所望の場所に配置でき、微生物酵素活性化装置の操作設定が容易になる。
また、図11に示す微生物酵素活性化装置では、下側ケース503により形成される下側収納空間内には、製剤貯留タンク507と活性化タンク509と液体排出装置を構成する電磁弁511と製剤供給装置を構成する製剤供給ポンプ513と水供給装置の一部を構成する水供給バルブ515とが配置されている。上側ケース505により形成される上側収納空間内には、図示しない回路基板ユニットが配置されている。本例の微生物酵素活性化装置では、活性化タンク509の外壁の一部(4つの側壁と底壁)が下側ケース503の一部により構成されている。
また、図12(A)及び(B)に示す微生物酵素活性化装置は、第1のケース601と第2のケース602と活性化タンク609とを有している。第1のケース601内には、製剤貯留タンク、製剤供給装置及び水供給装置が収納されている。第2のケース602には、制御回路の少なくとも一部が収納され、制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられている。活性化タンク609と第1のケース601と第2のケース602とは分離可能に構成されており、活性化タンク609内の各装置と第1のケース601内の各装置と第2のケース602内の各装置とは有線または無線により通信可能に接続されている。また、活性化タンク609と第1のケース601と間には、両者の間の液体を流通させるゴムホース等のフレキシブルなパイプが配置されている。本例では、活性化タンク609は、80リットルの容量を有しているため、活性化タンク609内に生成された活性化微生物酵素水をそのまま貯めておくことができ、活性化微生物酵素水を供給する外部タンクを設ける必要がない。そのため、活性化タンク609の底壁には、排出用栓が設けてあるだけで、特に液体排出装置は設けられていない。
以下、本願に記載された他の発明を付記する。
(1)
液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、
前記製剤貯留タンクから供給される前記液体微生物製剤と水とを貯留して微生物酵素を活性化させる活性化タンクと、
前記製剤貯留タンクから前記活性化タンク内に前記液体微生物製剤を供給する製剤供給装置と、
前記活性化タンクに前記水を供給する水供給装置と、
前記活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、
前記活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、
少なくとも前記液面レベル検出装置からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、前記製剤供給装置、前記水供給装置及び前記加熱装置に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する制御回路とを具備する微生物酵素活性化装置であって、
前記製剤貯留タンク、前記活性化タンク、前記製剤供給装置、前記水供給装置、前記液面レベル検出装置、前記加熱装置及び前記制御回路を備えた回路基板ユニットが収納されるケースを更に備え、
前記ケースは上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有しており、
少なくとも前記回路基板ユニットが前記上側収納空間内に収納され、その他は前記下側収納空間内に収納され、
前記ケースの前記上側収納空間を覆う部分は、点検または修理時に作業者が前記上側収納空間内に手を入れることができるように開放可能に構成されている微生物酵素活性化装置。
(2)
前記ケースは、前記下側収納空間を含む下側ケースと、前記上側収納空間を含む上側ケースとから構成され、
前記下側ケースと前記上側ケースとは分離可能に構成され、
前記下側ケース内の部品と前記上側ケース内の部品とは、接続・分離が可能なコネクタ接続手段を介してそれぞれ接続されている上記(1)に記載の微生物酵素活性化装置。
(3)
液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、
前記製剤貯留タンクから供給される前記液体微生物製剤と水とを貯留して微生物酵素を活性化させる活性化タンクと、
前記製剤貯留タンクから前記活性化タンク内に前記液体微生物製剤を供給する製剤供給装置と、
前記活性化タンクに前記水を供給する水供給装置と、
前記活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、
前記活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、
少なくとも前記液面レベル検出装置からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、前記製剤供給装置、前記水供給装置及び前記加熱装置に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する制御回路とを具備する微生物酵素活性化装置であって、
前記製剤貯留タンク、前記活性化タンク、前記製剤供給装置、前記水供給装置、前記液面レベル検出装置及び前記加熱装置が収納されるケースと、
前記制御回路の少なくとも一部が収納され、前記制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられて、前記ケースとは別に設けられた制御ユニットとを更に備えており、
前記ケース内の各装置と前記制御ユニットとは有線または無線により通信可能に接続されている微生物酵素活性化装置。
(4)
前記ケースは上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有しており、
少なくとも前記回路基板ユニットが前記上側収納空間内に収納され、その他は前記下側収納空間内に収納され、
前記ケースの前記上側収納空間を覆う部分は、点検または修理時に作業者が前記上側収納空間内に手を入れることができるように開放可能に構成されている上記(3)に記載の微生物酵素活性化装置。
(5)
液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、
前記製剤貯留タンクから供給される前記液体微生物製剤と水とを貯留して微生物酵素を活性化させる活性化タンクと、
前記製剤貯留タンクから前記活性化タンク内に前記液体微生物製剤を供給する製剤供給装置と、
前記活性化タンクに前記水を供給する水供給装置と、
前記活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、
前記活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、
少なくとも前記液面レベル検出装置からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、前記製剤供給装置、前記水供給装置及び前記加熱装置に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する制御回路とを具備する微生物酵素活性化装置であって、
前記製剤貯留タンク、前記製剤供給装置及び前記水供給装置が収納される第1のケースと、
前記制御回路の少なくとも一部が収納され、前記制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられる第2のケースとを更に備えており、
前記活性化タンクと前記第1のケースと前記第2のケースとは分離可能に構成されている微生物酵素活性化装置。
(6)
前記活性化タンクの外壁の一部が前記下側ケースの一部により構成されている上記(1)、(3)または(5)に記載の微生物酵素活性化装置。
(7)
前記製剤供給装置は、ポンプからなることを特徴とする上記(1)、(3)または(5)に記載の微生物酵素活性化装置。
(8)
前記活性化タンク内から前記液体を排出する液体排出装置を更に具備し、
前記液体排出装置は、ポンプからなることを特徴とする上記(1)、(3)または(5)に記載の微生物酵素活性化装置。
(9)
前記活性化タンク内から前記液体を排出する液体排出装置を更に具備し、
前記液体排出装置は、電磁弁からなることを特徴とする上記(1)、(3)または(5)に記載の微生物酵素活性化装置。
本発明の一実施の形態の微生物酵素活性化装置の正面図である。 図1に示す微生物酵素活性化装置の平面図である。 図1に示す微生物酵素活性化装置の左側面図である。 図1に示す微生物酵素活性化装置の右側面図である。 図1に示す微生物酵素活性化装置の構造を概略的に示した図である。 (A)及び(B)は、図1に示す微生物酵素活性化装置に用いる液面レベル検出装置の側面図である。 本発明の他の実施の形態の微生物酵素活性化装置に用いる液面レベル検出装置の側面図である。 (A)及び(B)は、本発明の更に他の実施の形態の微生物酵素活性化装置に用いる液面レベル検出装置の側面図及び正面図である。 図1に示す微生物酵素活性化装置により微生物酵素水を生成するシステムについて説明するために用いるフローチャートである。 (A)、(B)及び(C)は、本発明の更に別の実施の形態の微生物酵素活性化装置に用いる制御ユニットの平面図、正面図及び右側面図である。 本発明の更に別の実施の形態の微生物酵素活性化装置の正面図である。 (A)は、本発明の更に別の実施の形態の微生物酵素活性化装置の側面図であり、(B)は、図12(A)に示す微生物酵素活性化装置の背面図である。
符号の説明
1 ケース
3 下側ケース
5 上側ケース
7 製剤貯留タンク
9 活性化タンク
11 液体排出ポンプ(液体排出装置)
13 製剤供給ポンプ(製剤供給装置)
15 水供給バルブ(水供給装置の一部)
17 回路基板ユニット
77 ヒータ(加熱装置)
93 制御回路
79 液面レベル検出装置
85 センサ支持部材
87 液面レベルセンサ
400 制御ユニット

Claims (13)

  1. 液体微生物製剤を貯留する製剤貯留タンクと、
    前記製剤貯留タンクから供給される前記液体微生物製剤と水とを貯留して微生物酵素を活性化させる活性化タンクと、
    前記製剤貯留タンクから前記活性化タンク内に前記液体微生物製剤を供給する製剤供給装置と、
    前記活性化タンクに前記水を供給する水供給装置と、
    前記活性化タンク内の液面レベルを検出する液面レベル検出装置と、
    前記活性化タンク内の液体を加熱する加熱装置と、
    少なくとも前記液面レベル検出装置からの検出信号及び入力設定信号に基づいて、前記製剤供給装置、前記水供給装置及び前記加熱装置に各装置の動作を制御するための動作制御信号を出力する制御回路とを具備する微生物酵素活性化装置であって、
    前記液面レベル検出装置は、検出する液面レベルの変更ができるように構成されていることを特徴とする微生物酵素活性化装置。
  2. 前記液面レベル検出装置は、液面レベルセンサと前記液面レベルセンサが取り付けられて前記活性化タンク内に取り外し可能に配置されるセンサ支持部材とから構成される予め用意した複数種類のセンサユニットから選択された1つのセンサユニットを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  3. 前記液面レベル検出装置は、複数の液面レベルセンサと前記複数の液面レベルセンサが取り付けられて前記活性化タンク内に配置されるセンサ支持部材とを含んでおり、
    前記複数の液面レベルセンサが前記活性化タンク内において上下方向に間隔をあけて位置するように前記センサ支持部材に支持されており、
    前記検出する液面レベルの変更が前記複数の液面レベルセンサから1つの液面レベルセンサを選択することにより実現される請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  4. 前記液面レベル検出装置は、液面レベルセンサと前記液面レベルセンサを取り付け位置の変更が可能な状態で支持するセンサ支持部材とを含んでおり、
    前記検出する液面レベルの変更が前記液面レベルセンサの取り付け位置の変更により実現される請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  5. 前記製剤貯留タンク、前記活性化タンク、前記製剤供給装置、前記水供給装置、前記液面レベル検出装置、前記加熱装置及び前記制御回路を備えた回路基板ユニットが収納されるケースを更に備え、
    前記ケースは上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有しており、
    少なくとも前記回路基板ユニットが前記上側収納空間内に収納され、その他は前記下側収納空間内に収納され、
    前記ケースの前記上側収納空間を覆う部分は、点検または修理時に作業者が前記上側収納空間内に手を入れることができるように開放可能に構成されている請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  6. 前記ケースは、前記下側収納空間を含む下側ケースと、前記上側収納空間を含む上側ケースとから構成され、
    前記下側ケースと前記上側ケースとは分離可能に構成され、
    前記下側ケース内の部品と前記上側ケース内の部品とは、接続・分離が可能なコネクタ接続手段を介してそれぞれ接続されている請求項5に記載の微生物酵素活性化装置。
  7. 前記製剤貯留タンク、前記活性化タンク、前記製剤供給装置、前記水供給装置、前記液面レベル検出装置及び前記加熱装置が収納されるケースと、
    前記制御回路の少なくとも一部が収納され、前記制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられて、前記ケースとは別に設けられた制御ユニットとを更に備えており、
    前記ケース内の各装置と前記制御ユニットとは有線または無線により通信可能に接続されている請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  8. 前記ケースは上側収納空間と下側収納空間の二つの収納空間を内部に有しており、
    少なくとも前記回路基板ユニットが前記上側収納空間内に収納され、その他は前記下側収納空間内に収納され、
    前記ケースの前記上側収納空間を覆う部分は、点検または修理時に作業者が前記上側収納空間内に手を入れることができるように開放可能に構成されている請求項7に記載の微生物酵素活性化装置。
  9. 前記製剤貯留タンク、前記製剤供給装置及び前記水供給装置が収納される第1のケースと、
    前記制御回路の少なくとも一部が収納され、前記制御回路の設定を操作する操作スイッチが取り付けられる第2のケースとを更に備えており、
    前記活性化タンクと前記第1のケースと前記第2のケースとは分離可能に構成されている請求項1に記載の微生物酵素活性化装置。
  10. 前記活性化タンクの外壁の一部が前記下側ケースの一部により構成されている請求項5、7または9に記載の微生物酵素活性化装置。
  11. 前記製剤供給装置は、ポンプからなることを特徴とする5、7または9に記載の微生物酵素活性化装置。
  12. 前記活性化タンク内から前記液体を排出する液体排出装置を更に具備し、
    前記液体排出装置は、ポンプからなることを特徴とする5、7または9に記載の微生物酵素活性化装置。
  13. 前記活性化タンク内から前記液体を排出する液体排出装置を更に具備し、
    前記液体排出装置は、電磁弁からなることを特徴とする5、7または9に記載の微生物酵素活性化装置。
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