JP2004242278A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長いメッセージであっても不要な改行を設けることなく表示でき、メッセージを閲覧する際の消費電力量を低減できる携帯端末を提供する。
【解決手段】 通信機能を持つ携帯端末において、主表示部30と、副表示部であってメッセージを電光表示する電光表示部10と、入力部70などを備える。画像付きの電子メールの閲覧にあたり、画像データが主表示部30に表示され、メッセージデータは電光表示制御部に渡され、電光表示部10において電光表示されるように表示単位の点灯が制御され、電光表示文字として電光表示部10に表示される。電光表示部10の表示制御として利用者より一時停止/解除に加え、電光表示文字の移動方向、移動速度の指定などが可能である。また、特定通信先との過去の通信履歴データを時系列に次々に電光表示することで過去に交わされた電子メールを動きのある電光表示文字で会話として再現する。
【選択図】 図2
Description
第一に、従来の携帯端末ではディスプレイが小さく、電子メールなどのメッセージや静止画や動画などの画像を表示するには不十分な大きさであった。電子メールなどのメッセージのみを表示する場合であってもディスプレイの大きさが十分ではなく一度に表示できる文字数に制限があった。画像付電子メールを表示する場合、ディスプレイ上に画像を表示するとディスプレイの表示エリアが画像で埋まってしまい、メッセージの表示エリアがさらに狭いものとなってしまう。
第二に、従来の携帯端末では電子メールなどのメッセージを表示する場合、ディスプレイが小さいため、一行に表示できる文字数に制限があった。そこで、文字数が所定数以上あるメッセージを表示する場合、改行を繰り返して表示するものとなっていた。改行は意味の区切りではなく文字数に応じて強制的に行なわれるため一見して読みにくい場合があった。
第三に、従来の携帯端末ではバックライト付の液晶ディスプレイを用いた場合、一度の充電で端末を使用できる時間が短くなるという問題があった。バックライト付の液晶ディスプレイを用いる場合には消費電力量が大きくなるが、携帯端末の筐体大きさの制約から充電池の充電容量には制約があるため、携帯端末を使用できる時間が短くなってしまう。
第四に、弱視者や老人にとって、従来の携帯端末では文字の視認性が十分ではない場合があった。バックライト付の液晶ディスプレイとして例えばモノクロ液晶が用いられ、ホワイトベースに黒色で文字が表示される。このモノクロ表示によれば視力に問題のない者にとっては十分の視認性があっても弱視者や老人にとって文字の視認性が十分ではない場合があった。
また、本発明は、筐体の大きさの制約から小さなディスプレイを搭載する場合であっても、メッセージに対して不要な改行を施すことなく、メッセージの読みやすい携帯端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、メッセージを閲覧する際の消費電力量を低減し、使用できる時間を長く保つようにした携帯端末を提供することを目的とする。
また、本発明は、弱視者や老人にとっても文字の視認性が十分高い携帯端末を提供することを目的とする。
上記構成により、電光表示部を設けてメッセージを電光表示文字として表示するので、小さい表示エリアであっても長いメッセージを扱うことができる。また、メッセージに対して不要な改行が施されることがなく読みやすくなる。メッセージを閲覧する観点から考えれば、文字を電光表示とし、視点の移動を少なしてメッセージを読むことは、大画面に静止文字を表示して視点を移動しつつメッセージを読む場合に劣らない閲覧性が得られる。
なお、電光表示部の表示単位をLEDとすれば、電光表示文字の視認性を大きくすることができる。利用者が弱視者や老人であっても文字を容易に読むことができ、夜間や暗い屋内であっても文字を容易に読むことができる。
上記構成により、画像とメッセージを併せて表示する場合、メッセージデータ以外の表示データ、例えば画像を主表示部である液晶表示部に表示し、メッセージを副表示部である電光表示部において表示することができる。
なお、この場合、前記電光表示制御部が、携帯端末の利用状態における電光表示部の天地方向に合わせ、電光表示部における電光表示文字の表示方向および移動方向を調整する機能を備えることが好ましい。利用者が主表示部に表示される映像コンテンツに応じて、主表示部が縦長となる方向に携帯端末を持っても、主表示部が横長となる方向に携帯端末を持っても、電光表示部における電光表示文字の表示方向および移動方向が利用者の読みやすい方向で表示されることとなる。
また、メッセージのみを閲覧する場合、主表示部を消灯したまま、電光表示部のみを用いてメッセージを閲覧すれば、消費電力量を抑制することができる。
上記構成により、電子メールを受信した場合、利用者の選択により当該電子メールの表示先を主表示部と電光表示部のいずれにするかを選択することができる。例えば、受信した電子メールを大きく表示したい場合は主表示部を選択して主表示部に表示すれば良い。受信した電子メールを表示しようとしたタイミングにおいて主表示部を他のアプリケーションで使用中であったり、消費電力を抑えたい場合、電光表示部を選択して電光表示部に表示すれば良い。
上記構成により、利用者自身が必要に応じて電光表示文字を一時停止することができる。
上記構成により、利用者自身が必要に応じて、表示データのうち内容を再確認したい表示データなどがあればリピートさせることができる。また、リピートを解除して順送り表示に戻すこともできる。
上記構成により、電光表示される文字の閲覧にあたり、利用者が自由に電光表示文字の文字移動方向を選択することができ、例えば、読み落とした文字を確認するために表示文字を逆方向に移動させて再表示したりすることができる。
上記構成により、電光表示される文字の読み取りにあたり、利用者が自由に電光表示文字の文字移動速度を選択することができる。例えば、ゆっくり読みたいメッセージの場合に文字移動速度を遅くし、飛ばし読みしたいメッセージの場合に文字移動速度を速くするなどの操作を利用者自らが行なうことができる。
なお、文字移動速度の指示は、最大逆方向移動速度から最大順方向移動速度までの間で入力可能であることが好ましい。
上記構成により、電光表示される文字の読み取りにあたり、再び読み直したいメッセージの場合には逆送りスキップを選択することにより再度当該メッセージを冒頭から読み直すことができ、読み飛ばしたいメッセージの場合には先送りスキップを選択することにより次のメッセージを冒頭から読むことができる。
上記構成により、特定通信先との過去のメッセージのやりとりを時系列に電光表示することができる。例えば、送信メッセージと受信メッセージを文字が流れ動く電光表示文字で再現できるので、過去に両者の間で交わされたメッセージのやりとりがあたかも会話として交わされているように再現することができる。
上記構成により、過去のメッセージのやりとりを時系列に電光表示する際、現在表示されているメッセージが当該特定通信先への送信データであるのか、当該特定通信先からの受信データであるのかが容易に判別できる。
上記構成により、文字として複数の状態、例えば、一つの文字について第1の状態と第2の状態を交互に表示すれば、文字が動的に動いたり、点滅したり、状態が変わるように見える効果が得られる。これら文字状態の変化により“踊るメッセージ文字”としての視覚的遊び効果を与えることができる。
なお、上記の文字としては、感嘆符や疑問符などの特殊文字、括弧記号などの記号、いわゆる顔文字、一見意味がない記号や文字を組み合わせて擬似的にひらがなやカタカナや漢字に見立てるいわゆる“ギャル文字”など、視覚的に認識しうる多種多様な文字が含まれ得る。
上記構成により、利用者の好みや利用状態に応じて電光表示部の表示面の配置方向を変えることができる。利用者が携帯端末の正面を見て利用している場合、電光表示部を正面方向に配置すれば電光表示部の表示面を見て電光表示される文字を読むことができる。また、携帯端末が二つ折りにできる筐体で二つ折りにしている状態であれば電光表示部の表示面を背面方向に配置すれば二つ折りにしている状態のままであっても外表面において直接見える電光表示部の表示面を見て電光表示される文字を読みことができる。
上記構成により、電光表示部に表示される電光表示文字の周辺に第2の電光表示部に表示される各種制御情報や各種装飾を表示できる。
本発明の携帯端末によれば、副表示部である電光表示部に電子メールのメッセージデータを電光表示文字として表示することができ、主表示部に画像などを表示することができる。画像は、電子メールが画像付きメールであれば当該画像とすることができ、また、電子メールとは無関係の他のアプリケーションの画像、例えば、通信機能を介して受信しているテレビジョン画像や映画や閲覧中のホームページ、また、記録メディアから読み込んだ映画などの画像とすることができる。つまり、主表示部で映画やスポーツ番組を鑑賞しつつ、着信した電子メールを電光表示部において多少長いメッセージでも電光表示文字として読むことができる。
また、本発明の携帯端末によれば、電光表示部の一時停止/解除、順方向送り/逆方向送り、順方向スキップ/逆方向スキップ、文字送り速度の調整など多様な表示制御を利用者の指定により行なうことができる。
また、本発明の携帯端末によれば、特定通信先との過去のメッセージのやりとりを時系列に電光表示することができる。送信メッセージと受信メッセージが文字が流れ動く電光表示文字で再現されるので、過去に両者の間で交わされたメッセージのやりとりがあたかも会話として交わされているように再現される。
実施例1の携帯端末は、通信機能を持ち、いわゆる電話としての音声入出力機能に加え、電子メールや画像メールなどのデータを送受信するデータ送受信機能、さらに電子メールや画像メールを表示・閲覧する表示閲覧機能を搭載した携帯電話に適用した例である。なお、以下の実施例においては主表示部を備えた構成例を示す。
図1は本発明の実施例1にかかる携帯端末の基本構成例のブロック図である。図1の例では、携帯電話100は、電光表示部10、電光表示制御部20、主表示部30、主表示制御部40、主制御部50、音声入出力制御部60、スピーカ61、マイクロホン62、入力部70、通信I/F80、画像処理部90、小型電子カメラ装置91の各ブロックを備え、図示のように連携し合っている。
本発明を携帯電話に適用する場合に必要となるが、本発明を音声による入出力を行なわない携帯電話以外の機器に適用する場合には必須構成とはならない。
スピーカ61は小型のスピーカであり、与えられた電気信号を音声に変換できるものであれば特に限定されない。例えば、このスピーカ61に耳を当ててスピーカ61から発せられる音声を聴く。なお、音声外部出力端子を備え、外付けしたスピーカに接続することができるものであっても良い。
マイクロホン62は小型のマイクロホンであり、音声を電気信号に変換できるものであれば特に限定されない。例えば、単指向性のマイクロホンで良く、また、両指向性のマイクロホン、多数のマイクロホンを並べたマイクロホンアレイなどであっても良い。
画像処理部90は、画像を取り込んで画像データを生成する部分である。本発明を画像付電子メールの送信機能を備えた携帯電話に適用する場合には必要となるが、本発明を画像付電子メールの送信機能を持たない携帯電話に適用する場合には必須構成とはならない。画像処理部90には、小型電子カメラ装置91など画像を取り込むための要素を備えている。小型電子カメラ装置91のカメラレンズ部分の設置位置は特に限定されない。カメラレンズは筐体内で回転可能すれば、筐体正面側(内面側)と筐体背面側(内面側)のいずれにも向けられる。図示の状態では背面側に配置されている。
なお、実施例1の例では、入力部70は、通信制御情報入力部71、データ入力部72を基本構成として備え、オプションとして順送り出力指示部73、リピート出力指示部74、一時停止設定部75、一時停止解除部76を備えている。なお、図示しているボタンの他にも、利用者からの入力を受け付けるため、適宜各種ボタンが設けられ、対応するボタンの押下により各部に対して情報が入力される。また、ボタン数を低減するため、各種シフトキーやファンクションキーを用意しておき、シフトキーやファンクションキー押下により、データ入力部72のボタンに多様な機能を割り当てることができる。
データ入力部72は、従来の携帯電話同様、利用者からのボタン押下を受け、数字、カタカナ、アルファベットなど各種データを入力する部分である。スクロールキーなどを持つ場合もある。
順送り出力指示部73は、本発明特有のものであって、表示データを所定順に電光表示する順送り出力要求を利用者から受け付け、順送り出力情報を前記主制御部に出力する部分である。
リピート出力指示部74は、本発明特有のものであって、電光表示部10に表示中の表示データを繰り返して表示するリピート出力要求を利用者から受け付け、リピート出力情報を主制御部50に出力するものである。
なお、順送り出力指示部73とリピート出力指示部74の操作ボタンを兼用し、操作ボタンを一回押下すると一方の押下となり、次に一回押下すると他方の押下となるように構成することができる。
一時停止設定部75は、本発明特有のものであって、電光表示部10の電光表示を一時停止する要求を利用者から受け付け、一時停止設定情報を電光表示制御部20に出力する部分である。
一時停止解除部76は、本発明特有のものであって、一時停止設定部75を介して一時停止を設定している場合に当該一時停止を解除する要求を利用者から受け付け、一時停止解除情報を電光表示制御部20に出力する部分である。
なお、一時停止設定部75と一時停止解除部76の操作ボタンを兼用し、操作ボタンを一回押下すると一方の押下となり、次に一回押下すると他方の押下となるように構成することができる。
図2に示すように、本発明の実施例1にかかる携帯電話100は、上部筐体110と下部筐体120の2つの筐体を持ち、いわゆる折り畳み開閉式となっている。上部筐体110にはスピーカ61、副表示部となる電光表示部10、主表示部30、通信I/F80のアンテナ81が設けられ、下部筐体120には入力部70、マイクロホン62が設けられている。図2の例では入力部70は、基本構成である通信制御情報入力部71、データ入力部72に加え、図中、例えば、左から順にオプションである順送り出力指示部73、リピート出力指示部74、一時停止設定部75、一時停止解除部76を備えている。なお、入力部70のボタン配置、ボタン数などは一例を示したものであり、ボタン配置のレイアウトは多様なものが可能であり、ボタン数も増減が可能である。
なお、図2の構成例では、電光表示部10が主表示30の上側に設けられているが、電光表示部10が主表示30の下側に設けられていても良い。一般的に言えば、映像と文字を一度に閲覧する場合、文字が下側に表示される形式に慣れている事情(例えば、従来、字幕付き映画は下側にキャプションが付されていたという事情)を考慮すれば電光表示部10を下側に設ける方が使いやすい場合もあり得るからである。
通常の電話機能を利用する場合、利用者は通信制御情報入力部71の通話ボタンを押下し、データ入力部72のボタンを押下して通話先電話番号を入力し、マイクロホン62およびスピーカ61を介して相手方と音声により会話する。
電子メールを作成・送信する場合、利用者はデータ入力部72のボタンを押下してデータを入力して電子メールを作成する。データ入力部72のボタン押下により送信先番号を入力し、通信制御情報入力部71の送信ボタンを押し、通信I/F80を介して電子メールを送信する。
閲覧ボタンの押下により、主制御部50から電光表示制御部20に電子メールデータが渡され、電光表示制御部20が電光表示部10の表示単位のオンオフを制御して、電光表示文字により電子メールデータを電光表示する。
ここで、電子メールに画像が添付されている場合、主制御部50から主表示制御部40に画像データが渡され、主表示部30に画像を表示する構成としても良い。
なお、電光表示部10に電光表示されている電光表示文字の一時停止設定/解除や、リピート表示/順送り表示の切り換えなどは、順送り出力指示部73、リピート出力指示部74、一時停止設定部75、一時停止解除部76のボタン操作により行なうことができる。
図3の例では、最初から「こんにちは。今度お食」の10文字が表示されているが、閲覧開始直後から10文字が表示されるものでも良く、すべての文字が右端から左方向へ順に移動することにより電光表示されていくものでも良いことは言うまでもない。
複数の電子メールが受信されている場合、順送り出力指示部73の操作により順送り出力制御が設定されれば、当該電子メールのメッセージの電光表示が完了すると、次の電子メールのメッセージが電光表示部10に電光表示され、画像が主表示部30に表示される。リピート出力指示部74の操作によりリピート出力制御が設定されれば、当該電子メールのメッセージの電光表示が完了すれば、再び同じ当該電子メールのメッセージの電光表示が開始される。
なお、電光表示部10により電子メールのメッセージのみを閲覧する場合、主表示部を消灯したまま、副表示部である電光表示部のみを用いてメッセージを閲覧することができるものとする。このように主表示部を消灯すれば電力消費を大きく低減することができる。
実施例2の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、電光表示部において表示文字が移動する方向として順方向移動と逆方向移動のいずれかの選択を利用者から受け付けることが可能な携帯電話の例である。
本発明の実施例2にかかる携帯電話の基本構成例のブロック図は実施例1で示した図1と同様で良い。ただし、実施例2の携帯電話では、入力部70は基本構成である通信制御情報入力部71、データ入力部72に加え、表示文字移動方向選択部77を備えている。
表示文字移動方向選択部77は、電光表示部10において表示文字が移動する方向として順方向移動と逆方向移動のいずれかの選択を利用者から受け付け、表示文字移動方向選択情報を電光表示制御部20に出力するものである。例えば、表示文字移動方向選択部77は操作入力ボタンを持ち、利用者は当該表示文字移動方向選択部77の操作入力ボタンを介して「順方向移動」と「逆方向移動」を選択する。電光表示制御部20は、表示文字移動方向選択情報に応じて選択された文字移動方向にて表示データが電光表示されるように電光表示部10の表示単位の点灯を制御する。
図5に示すように、本発明の実施例2にかかる携帯電話100は図2に示した構成と同様であるが、入力部70は表示文字移動方向選択部77を備えた例となっている。図5の例では表示文字移動方向選択部77は、左側にある左向きの順方向移動選択ボタンと右側にある右向きの逆方向移動選択ボタンを備えている。左側にある順方向移動選択ボタンを押下して順方向移動を選択すれば、電光表示文字が電光表示部10の右側から左側に移動するように表示される。右側にある逆方向移動選択ボタンを押下して逆方向移動を選択すれば、電光表示文字が電光表示部10の左側から右側に逆戻りするように表示される。
通常の電話機能を利用する場合、電子メールを作成・送信する操作例は実施例1で説明したので説明を省略する。また、通信I/F80を介して受信した電子メールを受信・閲覧を行なう基本操作例も実施例1と同様である。
図6に模式的に示すように、当初、電光表示部10にはメッセージが順方向移動により電光表示されている。図6中の一番目の期間ではメッセージのうち「10時20分発の新幹」の文章部分が電光表示されているものとする。メッセージの電光表示文字は順方向に移動しつつ表示されていく。
以上、本発明の実施例2にかかる携帯端末によれば、電子メールメッセージの電光表示において、電光表示文字の順方向移動/逆方向移動の利用者による選択が可能となる。
実施例3の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、電光表示部において表示文字が移動する速度の選択を利用者から受け付けることが可能な携帯電話の例である。
本発明の実施例3にかかる携帯電話の基本構成例のブロック図は実施例1で示した図1と同様で良い。ただし、実施例3の携帯電話では、入力部70は基本構成である通信制御情報入力部71、データ入力部72に加え、電光表示文字移動速度情報入力部78を備えている。
電光表示制御部20は、入力された電光表示文字移動速度情報に応じて、当該移動速度にて表示データが電光表示されるように電光表示部10の表示単位のオンオフを制御する。
図7に示すように、本発明の実施例3にかかる携帯電話100は図2に示した構成と同様であるが、入力部70は電光表示文字移動速度入力部78を備えた例となっている。図7の例では電光表示文字移動速度入力部78はホイールを備えており、ホイールの基準位置からの回転角度に応じて入力される電光表示文字移動速度を割り当てている。例えば、ホイール周囲の一部に設けられた基準線が利用者に正対する位置をホイールの基準位置とする。図7は当該基準線が太線で描かれ、基準線が利用者に正対している状態となっている。この状態での電光表示文字移動速度0とし、ホイールを基準位置から左方向に回すとその回転角度に比例して左方向(順方向)への電光表示文字移動速度が速くなり、ホイールを基準位置から右方向に回すとその回転角度に比例して右方向(逆方向)への電光表示文字移動速度が速くなる。ホイールの左右への最大回転角度には制限があり、左方向への最大回転角度が最大順方向移動速度となり、右方向への最大回転角度が最大逆方向移動速度となる。つまり、電光表示文字移動速度の入力は、最大逆方向移動速度から最大順方向移動速度までの間で入力可能となっている。
通常の電話機能を利用する場合、電子メールを作成・送信する操作例は実施例1で説明したので説明を省略する。また、通信I/F80を介して受信した電子メールを受信・閲覧を行なう基本操作例も実施例1と同様である。
実施例3にかかる携帯端末によれば、電子メールメッセージの電光表示において、利用者が自由に電光表示文字の文字移動速度を選択することができる。
実施例4の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、所定順で表示される表示データの順方向スキップ、逆方向スキップを利用者から受け付けることが可能な携帯電話の例である。
なお、以下の例では受信した電子メールが複数あり、例えばこれら複数の電子メールのデータが主制御部50内に受信順に時系列に並べられているとする。
図9に示すように、本発明の実施例4の携帯電話100は図2に示した構成と同様であるが、入力部70はスキップ選択部79を備えた例となっている。
なお、この例では表示文字移動方向選択部77も設けた例とし、スキップ選択部79は2箇所に分割してあり、左側が順方向スキップ選択ボタン79−1であり、右側が逆方向スキップ選択ボタン79−2となっている。左側にある順方向スキップ選択ボタン79−1を押下すれば順方向スキップが選択され、主制御部50に対して順方向スキップ選択情報が渡され、右側にある逆方向スキップ選択ボタン79−2を押下すれば逆方向スキップが選択され、主制御部50に対して逆方向スキップ選択情報が渡される。主制御部50は順方向スキップ選択情報または逆方向スキップ選択情報に従って、電子メッセージデータの所定順において順方向にある電子メッセージまたは逆方向にある電子メッセージの表示データを電光表示制御部20に出力する。
通常の電話機能を利用する場合、電子メールを作成・送信する操作例は実施例1で説明したので説明を省略する。また、通信I/F80を介して受信した電子メールを受信・閲覧を行なう基本操作例も実施例1と同様である。
以上、本発明の実施例4にかかる携帯端末によれば、電子メールメッセージの電光表示において、所定順で表示される表示データの順方向スキップ、逆方向スキップを利用者から受け付けることが可能となる。
実施例5の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、通信相手を指定し、当該通信相手との過去の送受信データを時系列に電光表示して再生することが可能な携帯電話の例である。
図11に示すように、実施例5の携帯電話100は図2に示した構成と同様であるが、入力部70は通信履歴閲覧要求部710を備えた例となっている。
図12は、通信履歴として記憶されているデータの例を模式的に示す図である。主制御部50には過去に送受信した電子メールが通信先ごとに整理されて記憶されている。ここでは説明を簡単にするため、通信先ID番号1と通信先ID番号2の2つの通信先との送受信データのみが示されている。
例えば、利用者がAさんとの間で過去に交わした電子メールメッセージを時系列に再生したい場合、通信履歴閲覧要求部710を介してAさんの通信先ID情報と通信履歴の閲覧要求を入力する。ここではAさんの通信先ID情報が“1”であるとする。通信履歴閲覧要求部710は通信履歴閲覧要求情報を生成して主制御部50に出力する。
図13において電光表示部10の左端に“送:”、“受:”のヘッダーが表示されている。この例ではヘッダー部分は固定表示され、メッセージは右端からヘッダーまで移動しつつ電光表示されている。最初、送信1のメッセージ「こんにちは。今度お食事をご一緒しましょう。」が“送:”のヘッダーとともに電光表示され、主表示部30に当該送信メッセージに付されていた画像が再生される。次に、受信1のメッセージ「いいですよ。いつにしましょうか。」が“受:”のヘッダーとともに電光表示され、主表示部30に当該受信メッセージに付されていた画像が再生される。その後も時系列順に送信2のメッセージ、受信2のメッセージと続いて再生されて行く。
実施例6の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、電光表示部の上辺、下辺、右辺、左辺の少なくとも一辺に第2の電光表示部が設けられている携帯電話の例である。第2の電光表示部を設けることにより各種制御情報や装飾を表示することができる。なお、第2の電光表示部の表示単位の発光色を第1の電光表示部の表示単位の発光色と異なるものとすることができる。両者の発光色を異なるものとすれば、第2の電光表示部11における制御情報や装飾の表示を際立たせることができる。
なお、文字としては、感嘆符や疑問符などの特殊文字、括弧記号やハートマークなどの記号文字、いわゆる顔文字、一見意味がない記号や文字を組み合わせて擬似的にひらがなやカタカナや漢字に見立てるいわゆる“ギャル文字”など、視覚的に認識しうる多種多様な文字が含まれ得る。また、文字の状態の変化としては、文字の外形の変化や、色の変化なども含まれ得る。これら文字状態の変化により“踊るメッセージ文字”としての視覚的遊び効果を与えることができる。
文尾に「ありがとう!」という文を含むメッセージが電光表示され、図17において、上から第3の期間に到ったとき「ありがとう!」という文尾まで表示される。この第3の期間に到った時、一時停止が始まり、第3の期間で「ありがとう!」という電光文字が点灯オンとなり、第4の期間で「ありがとう!」という電光文字が点灯オフとなる。この点灯オンオフが第3から第8の期間まで繰り返され、電光表示文字の点滅が行なわれる。
同様に、文尾にハートマークを付けたメッセージである場合、第1の状態が外形の小さなハートマーク、第2の状態が外形の大きなハートマークとすれば、電光表示されるハートマークが経時的に大きくなったり小さくなったりという、あたかも鼓動しているような視覚的効果が得られ、“ドキドキ感”や“ラブラブ感”を動的に意味するという心理的効果も得られる。また、第1の状態が通常のハートマーク、第2の状態が左右に割れたハートマークとすれば、電光表示されるハートマークは割れたということが強調される視覚的効果が得られ、“失恋した”という悲しい心理的効果も得られる。
図18に示した例では一つの顔文字として第1の状態データと第2の状態データの2つの状態データが指定入力されている。なお、他のテキストによるメッセージ部分は上記の実施例と同様、入力部70を介してテキストデータを入力して作成する。また、この例では顔文字の状態表示を切り換える際に電光表示の移動を一時停止する指定がされているものとする。主制御部50は上記のように作成した電子メールデータを通信I/F80を介して送信する。
電光表示制御部20は、電光表示部10において受信したメッセージデータを電光表示する際、メッセージ中の顔文字部分の電光表示にあたり、状態表示切り換え制御情報に従い、顔文字の表示データを当該第1の状態データと第2の状態データの間で切り換え、顔文字の表示状態が所定時間ごとに切り換わるように電光表示部10の表示単位の点灯を制御する。
このように、顔文字として第1の状態と第2の状態を交互に表示すれば、顔文字の表情が変わるように見える効果が得られる。
なお、上記例では、記号、マーク、顔文字、ギャル文字について第1の状態と第2の状態という2つの状態で切り替える説明としたが、3つ以上の状態を設定して3つ以上の状態間で遷移させても良い。
実施例8の携帯端末は、実施例1の携帯端末と同様の携帯電話であるが、電光表示部が筐体内で可動であり、電光表示部の表示面を筐体の正面方向側と背面方向側のいずれでも配置できる携帯電話の例である。
図19に示すように、電光表示部10は上部筐体110に設けられており、上部筐体110に対して180度上下方向に回転可能となっている。図19の左側は携帯電話の筐体を開き、上部筐体110と下部筐体120の正面側(内面側)から見た状態の図である。この状態では電光表示部10を上部筐体110の正面側(内面側)に配置する。このように電光表示部10を上部筐体110の正面側(内面側)に配置することにより電光表示部10に電光表示されるメッセージなどを読むことができる。
図19の右側の図は携帯電話の筐体を閉じ、上部筐体110と下部筐体120を2つ折りに重ねた状態で上部筐体110の背面側(外面側)から見た状態の図である。このように電光表示部10を上部筐体110の背面側(外面側)に配置することにより、携帯電話を2つ折りにした状態のまま電光表示部10に電光表示されるメッセージなどを読むことができる。
実施例9の携帯端末は、通信機能を持ち、いわゆる電話としての音声入出力機能、電子メールや画像メールなどのデータを送受信するデータ送受信機能、それらを表示・閲覧する表示閲覧機能に加え、テレビジョン番組や映画などのコンテンツデータの受信、チューニング、主表示部への表示の諸機能を搭載した携帯電話に適用した例である。主表示部30にテレビジョン番組や映画などのコンテンツデータを表示しつつ、電光表示部10に電子メールのメッセージを電光表示することができるものである。
また、実施例9の例では、電子メールデータのメッセージの表示先として主表示部と副表示部のいずれかを選択する表示先選択部を備えた構成例を説明する。
通信I/F80は、通信機能を持ちデータを送受信するインタフェースであるが、電話音声データ、電子メールデータの送受信機能に加え、実施例9の例では地上波デジタル放送や、衛星放送、その他のキャリアが提供するテレビジョン番組、映画などのコンテンツデータのアンテナ機能、チューナ機能などの受信機能を備えている。
また、この例では、主制御部50は、通信機能を介して入力された電子メールデータからメッセージデータを抽出し、表示先選択部720を介した選択情報に応じて主表示制御部40または電光表示制御部20のいずれかに出力する機能を備えている。
携帯電話を模式的に示した正面図の一例を図20に示す。実施例9の携帯電話では、入力部70は基本構成である通信制御情報入力部71、データ入力部72に加え、コンテンツデータ受信ボタン720、チャンネルシフトキー730を備え、さらに、表示先選択ボタン740を備えている。また、図示しているボタンの他にも、利用者からの入力を受け付けるため、チャンネル選択ボタン、音量調整ボタンなど適宜各種ボタンが設けても良い。対応するボタンの押下により各部に対して情報が入力される。
通信I/F80を介してテレビジョン番組や映画などのコンテンツデータが受信される。
必要に応じてチャンネルシフトキー730を押下し、データ入力部72の数字キーをチャンネル選択ボタンとして用いる。制御部50はチャンネルシフトキー730の信号を受けるとデータ入力部72からの入力をチャンネル選択情報として処理し、通信I/F80のチューニングを制御する。
受信されたコンテンツデータは、通信I/F80から主制御部50に渡され、主制御部50から主表示制御部40に画像データが渡される。主表示制御部40の制御により主表示部30に画像が表示される。なお、コンテンツの音声データは主制御部50から音声入出力制御部60を介してスピーカ61から流される。利用者は主表示部30に表示される映像データを視聴することができる(図21(A)の状態)。
タイトルを見て、内容をすぐに閲覧したい電子メールではない場合、そのまま無視することができる。ここで、内容を閲覧したい電子メールが見つかれば、電光表示部10に当該電子メールのタイトルが表示されている状態で通信制御情報入力部71の閲覧ボタンを押下し、さらに、利用者は表示先選択ボタン740を操作して電子メールの表示先を主表示部30とするか電光表示部10とするかを選択する。例えば、左矢印ボタンで主表示部30、右矢印ボタンで電光表示部10が選択されたという選択情報が入力される。
表示先選択ボタン740を介して電光表示部10の選択情報が入力された場合、主制御部50が電子メールデータからメッセージデータを抽出し、電光表示制御部20に電子メールのメッセージデータを渡す。電光表示制御部20は電光表示部10の表示単位のオンオフを制御して、電光表示文字により電子メールデータを電光表示する(図21(B)の状態)。
表示先選択ボタン740を介して主表示部30の選択情報が入力された場合、主制御部50が主表示制御部40に電子メールデータを渡す。主表示部30では今まで利用されていたアプリケーション、つまり、映像コンテンツデータの表示が中止され、主表示制御部40の制御のもと、主表示部30に電子メールデータが表示され、電子メールが閲覧可能となる。
テレビジョン番組や映画の映像コンテンツは、縦横比16:9などのワイド型表示が多い。そこで、携帯端末の主表示部30も横長の方向に向けて映像を表示した方が都合が良い。そこで、主表示制御部40が主表示部30における映像の表示方向を横長方向とする。利用者は実施例9の携帯電話を横向きにして主表示部30に表示される映像データを視聴する(図22(A)の状態)。
なお、上記例では、テレビジョン番組や映画のコンテンツデータを通信I/F80を介して受信する例を示したが、本実施例9の携帯電話ではテレビジョン番組データや映画データを取り込めれば良いので、入力部70が小型の記録メディアのドライブを備え、記録メディアに記録されている映画データなどを取り込む仕組みであっても良い。取り込んだ映画データを主制御部50により映像データストリームに加工して主表示制御部40に出力する。
また、上記の実施例1から実施例8の携帯端末は携帯電話として説明したが、本発明の携帯端末は携帯電話への適用に限定されず、通信機能を備えたものであれば、ノート型パーソナルコンピュータ、ハンドヘルド小型コンピュータ、パームトップコンピュータ、ウェラブルコンピュータ、マウントヘッド型コンピュータ、ポケットベル、デジタルカメラ、デジタルボイスレコーダーなど多様なものに適用することができる。
また、上記の実施例1から実施例8に示した図2などの携帯端末の各要素の配置を示した正面図の例においては、電光表示部10と主表示部30が多少離れた配置なっているが、両者が接するように配置し、両者を一つのディスプレイカバーで覆う構成として、見た目には一つのディスプレイを二つの表示領域に分けたものであっても良い。また、図23に示すように、一つのディスプレイを二つの表示領域に分け、一方を電光表示部10、他方を主表示部30としても良い。
また、上記の実施例1から実施例8に示した図2などの携帯端末の各要素の配置を示した正面図の例においては、電光表示部10が主表示部30の上側に設けられているが、図24に示すように、電光表示部10が主表示部30の下側に設けられた構成としても良く、右側、左側などに配置することも可能である。また、電光表示部10を主表示部30と同じ上部筐体110ではなく下部筐体120側に設ける構成でも良い。
また、通信制御情報入力部71やデータ入力部72などの入力部70の各種ボタン配置、ボタン数、ボタン形状など特に限定されず、各種ボタンのレイアウト、ボタン数、ボタン形状などは適宜設計することができる。
また、本発明は、電子メールなどのテキストデータを閲覧表示する機能に加え、画像データを表示する機能を備えた端末にも広く適用することができる。画像データを主表示部に表示し、電子メールのメッセージデータを電光表示部に電光表示できる。例えば、画像付き電子メールデータにつき、電子メールの画像を主表示部に表示しつつ、電子メールのメッセージデータを電光表示部に電光表示文字で表示する。また例えば、通信機能を介して受信したテレビジョン番組や映画を主表示部に表示しつつ、電子メールのメッセージデータを電光表示部に電光表示文字で表示する。
例えば、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、ハンドヘルド小型コンピュータ、パームトップコンピュータ、ウェラブルコンピュータ、マウントヘッド型コンピュータ、ポケットベルなど多様なものに適用することができる。
11 第2の電光表示部
20 電光表示制御部
30 主表示部
40 主表示制御部
50 主制御部
60 音声入出力制御部
61 スピーカ
62 マイクロホン
70 入力部
71 通信制御情報入力部
72 データ入力部
73 順送り出力指示部
74 リピート出力指示部
75 一時停止設定部
76 一時停止解除部
77 表示文字移動方向選択部
78 電光表示文字移動速度情報入力部
79 スキップ選択部
79−1 順方向スキップ選択ボタン
79−2 逆方向スキップ選択ボタン
710 通信履歴閲覧要求部
720 コンテンツデータ受信ボタン
730 チャンネルシフトキー
740 表示先選択ボタン
80 通信I/F
81 アンテナ
90 画像処理部
91 小型電子カメラ装置
100 携帯電話
Claims (14)
- 通信機能を持つ携帯端末において、
複数の表示単位がアレイ状に配列され、表示データの文字が移動するように表示データを電光表示する電光表示部と、
前記電光表示部の表示データが電光表示されるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する電光表示制御部と、
前記通信機能を介して入力された電子メールデータからメッセージデータを抽出して前記電光表示部の表示データとして前記電光表示制御部に出力する主制御部とを備えた携帯端末。 - 通信機能を持つ携帯端末において、
主表示部と、
前記主表示部における表示を制御する主表示制御部と、
副表示部となる電光表示部であって、複数の表示単位がアレイ状に配列され、表示データの文字が移動するように表示データを電光表示する電光表示部と、
前記電光表示部の表示データが電光表示されるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する電光表示制御部と、
前記通信機能を介して入力された電子メールデータからメッセージデータを抽出して前記電光表示部の表示データとして前記電光表示制御部に出力し、前記メッセージデータ以外のデータを前記主表示部の表示データとして主表示制御部に出力する主制御部とを備えた携帯端末。 - 通信機能を持つ携帯端末において、
主表示部と、
前記主表示部における表示を制御する主表示制御部と、
副表示部となる電光表示部であって、複数の表示単位がアレイ状に配列され、表示データの文字が移動するように表示データを電光表示する電光表示部と、
前記電光表示部の表示データが電光表示されるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する電光表示制御部と、
前記通信機能を介して入力された電子メールデータのメッセージの表示先として前記主表示部と前記副表示部のいずれかを選択する表示先選択部と、
前記通信機能を介して入力された電子メールデータからメッセージデータを抽出し、前記表示先選択部を介した選択情報に応じて前記主表示制御部または前記電光表示制御部のいずれかに出力する主制御部とを備えた携帯端末。 - 前記通信機能が映像コンテンツデータを取り込む機能を備え、
前記主表示部に表示される前記表示データが、前記映像コンテンツデータであり、
前記主表示部における前記映像コンテンツデータの表示中に、前記電光表示部において前記電子メールデータのメッセージデータの電光表示が可能である請求項2または3のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記電光表示制御部が、携帯端末の利用状態における前記電光表示部の天地方向に合わせ、前記電光表示部における電光表示文字の表示方向および移動方向を調整する機能を備えた請求項1から4のいずれかに記載の携帯端末。
- 前記電光表示部の電光表示を一時停止する要求を利用者から受け付け、一時停止設定情報を前記電光表示制御部に出力する一時停止設定部と、前記電光表示部の電光表示一時停止を解除する要求を利用者から受け付け、一時停止解除情報を前記電光表示制御部に出力する一時停止解除部を備え、
前記電光表示制御部が、前記一時停止設定情報を受けると前記電光表示部の表示単位の点灯状態を一時固定し、前記一時停止解除情報を受けると前記電光表示部の表示単位の点灯状態の一時固定を解除する請求項1から5のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記電光表示部に表示中の表示データを繰り返して表示するリピート出力要求を利用者から受け付け、リピート出力情報を前記主制御部に出力するリピート出力指示部と、表示データを所定順に表示する順送り出力要求を利用者から受け付け、順送り出力情報を前記主制御部に出力する順送り出力指示部を備え、
前記主制御部が、前記リピート出力情報を受けると順送り出力制御を停止して前記電光表示部に表示中の表示データを繰り返して前記電光表示制御部に出力するリピート出力制御を行ない、前記順送り出力情報を受けるとリピート出力制御を停止して表示データを所定順に前記電光表示制御部に出力する順送り出力制御とする請求項1から6のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記電光表示部において表示文字が移動する方向として順方向移動と逆方向移動のいずれかの選択を利用者から受け付け、表示文字移動方向選択情報を前記電光表示制御部に出力する表示文字移動方向選択部を備え、
前記電光表示制御部が、前記表示文字移動方向選択情報に応じて、当該選択にかかる文字移動方向にて前記表示データが電光表示されるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する請求項1から7のいずれかに記載の携帯端末。 - 利用者から電光表示文字の移動速度の入力を受け付け、電光表示文字移動速度情報を前記電光表示制御部に出力する電光表示文字移動速度情報入力部を備え、
前記電光表示制御部が、前記電光表示文字移動速度情報に応じて、当該移動速度にて前記表示データが電光表示されるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する請求項1から8のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記主制御部が表示データを所定順に管理し、
前記電光表示部に電光表示する表示データの先送りスキップと逆送りスキップのいずれかの選択を利用者から受け付け、スキップ選択情報を前記電光表示制御部に出力するスキップ選択部を備え、
前記主制御部が、前記スキップ選択情報に応じて、当該選択にかかる先送りスキップ先または逆送りスキップ先の表示データを前記電光表示制御部へ出力する請求項1から9のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記主制御部が、前記通信機能を介して送信したデータおよび受信したデータを通信先のID情報ごとに時系列に整理して保持し、
通信先ID情報と当該通信先との通信履歴の閲覧要求を利用者から受け付け、通信履歴閲覧要求情報を前記主制御部に出力する通信履歴閲覧要求部を備え、
前記主制御部が、前記通信履歴閲覧要求情報に応じて、当該要求にかかる通信先との送信データおよび受信データを表示データとして時系列に前記電光表示制御部へ出力する請求項1から10のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記主制御部における前記電子メールデータを作成する機能として、前記入力部を介して入力された一つの文字に対する複数の状態データと、前記文字の電光表示の状態を所定時間間隔で切り換える旨の状態表示切り換え制御情報とを前記メッセージデータに含めて電子メールを作成する機能を含み、
前記電光表示制御部が、前記電光表示部においてメッセージデータを電光表示する際、前記文字に対する複数の状態データと前記状態表示切り換え制御情報に従い、前記文字の状態が所定時間ごとに切り換わるように前記電光表示部の表示単位の点灯を制御する請求項1から11のいずれかに記載の携帯端末。 - 前記電光表示部が筐体内で可動であり、前記電光表示部の表示面を前記筐体の正面方向側と背面方向側のいずれにでも配置できる請求項1から12のいずれかに記載の携帯端末。
- 前記電光表示部の上辺、下辺、右辺、左辺の少なくとも一辺に第2の電光表示部を設けた請求項1から13のいずれかに記載の携帯端末。
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