JP2004242003A - コンバーティブル車用アンテナ受信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のアンテナ受信システムは、金属製のルーフ10及びリアガラス12をトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用され、リアガラス12に設けられる第1のアンテナ72と、前記トランクルームの少なくとも上面を画成する樹脂製のトランク14に設けられる第2のアンテナ71とを備え、ルーフ10及びリアガラス12の非格納時には、第1のアンテナ72及び第2のアンテナ71のいずれかが選択され、ルーフ10及びリアガラス12の格納時には、第2のアンテナ71が選択されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製のルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、車両の搭載されるアンテナは、ルーフ等の車両の一番高い部位に設けるか、若しくは、トランクやボンネット等に取り付ける場合には、金属製のルーフの影響を考慮してポール状の長いアンテナ(ポールアンテナ)を使用する必要がある。近年では、ラジオやTV以外にも、自動車電話や衛星デジタル放送等のような新たなメディアの出現に起因して、多数のアンテナを車外に設置する必要がある。
【0003】
しかしながら、ポールアンテナは折れや風きり音が問題となり、特にポールアンテナを多数設置した場合には、デザインの悪化を招くという問題がある。そこで、従来から、各種メディア用のアンテナを統合・複合するポールアンテナを設置することや、ウインドガラス等に埋め込まれた複数のマイクロストリップアンテナをダイバーシチアンテナとして利用すること(例えば、特許文献1)や、樹脂製のトランクの裏側にアンテナを設置すること(例えば、特許文献2)等が提案されている。
【0004】
また、布製のルーフ(ソフトトップ)を選択的に展開及び格納することができるコンバーティブル車において、ソフトトップの展開状態における天井部にアンテナを内蔵させ、給電ケーブルをソフトトップのフレームに沿って配索することが提案されている(例えば、特許文献3)。この従来技術では、電波シールドを回避するため、ソフトトップの格納状態でソフトトップのアンテナが車体面より上方に位置するように構成されており、また、ソフトトップの展開・格納動作に起因して給電ケーブルが過剰に引っ張られるのを防止するため、スライダ及びスプリングを利用して給電ケーブルの伸張長さが自動的に調整されるように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−90604号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平5−14249号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平5−199026号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、金属製のルーフ(メタルトップ)及びリアガラスをトランクルームに格納することができるコンバーティブル車においては、メタルトップやリアガラスがトランクに格納されるため、メタルトップ及びリアガラスの格納時には、メタルトップやリアガラスに設置したアンテナを有効に利用できない。また、メタルトップ及びリアガラスの非格納時には、メタルトップが電波シールドとなり、リアガラスに設置したアンテナで高い受信品質を維持することは困難である。
【0009】
また、メタルトップやリアガラスのような可動部材にアンテナを設置する場合には、当該可動部材と非可動部材(例えば、車室内に設置された各種メディア装置)間に同軸ケーブルを配索する必要がある。このため、上述の特許文献3に開示されるように、メタルトップの展開・格納動作に応じて同軸ケーブルの長さを調整する機構が必要となる。この場合、組付性や搭載性が悪化し、更に、長さ調整や配索時に生じる同軸ケーブルの変形に起因したノイズ混入により受信品質が悪化するという問題点があった。
【0010】
このため、従来的には、メタルトップやリアガラスにアンテナを設置することはなく、各種メディア用のアンテナを統合・複合するポールアンテナがフェンダー等に設置されている。しかしながら、この種の統合・複合型ポールアンテナは、ポールの径や長さが大きく、依然として風きり音やデザインの悪化等の問題点を有している。
【0011】
そこで、本発明は、風きり音や見栄え等の観点から好ましくないポール状のアンテナを用いることなく、ルーフの展開時及び格納時において良好な受信品質を実現できるコンバーティブル車用アンテナ受信システムの提供を第1の目的とする。
【0012】
また、本発明は、ルーフの展開及び格納動作に伴って移動する可動部材と非可動部材間を同軸ケーブルで接続することなく、ルーフの展開時及び格納時において良好な受信品質を実現できるコンバーティブル車用アンテナ受信システムの提供を第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的は、請求項1に記載する如く、金属製のルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記リアガラスに設けられる第1のアンテナと、
前記トランクルームの少なくとも上面を画成する樹脂製のトランクに設けられる第2のアンテナとを備え、
前記ルーフ及びリアガラスの非格納時には、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかが選択され、前記ルーフ及びリアガラスの格納時には、前記第2のアンテナが選択されることを特徴とする、アンテナ受信システムにより達成される。
【0014】
本発明において、金属製のルーフ及びリアガラスを格納するトランクルームは、少なくともその上面が樹脂製のトランク(バックドアパネル)により構成されている。本発明によれば、ルーフ及びリアガラスの非格納時(展開時)には、リアガラスの第1のアンテナとトランクの第2のアンテナとによるダイバーシチ受信が行われ、ダイバーシチ効果により高品質の受信が可能となる。このため、トランクやフェンダー等にポール状のアンテナを設けることが不要となる。一方、ルーフ及びリアガラスの格納時には、金属製のルーフが電波シールドとなることがなくなるので、ダイバーシチ効果を必要とすることなく、トランクの第2のアンテナにより高品質の受信が可能となる。
【0015】
上記第2の目的は、請求項2に記載する如く、請求項1記載のアンテナ受信システムにおいて、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナが受信した受信信号が、無線通信を介して所定のメディア装置に供給されるアンテナ受信システムにより達成される。
【0016】
本発明において、各アンテナで受信した受信信号は、ブルーツースや無線LAN等の無線通信を介して各種のメディア装置(例えば、TV、ラジオ、ナビゲーション装置)に供給される。従って、本発明によれば、ルーフの展開及び格納動作に伴って移動する可動部材であるトランク及びリアガラスと非可動部材との間に同軸ケーブルを配索することが不要となると共に、ルーフの展開及び格納中に同軸ケーブルの長さを調整するケーブル巻き取り機構等が不要となり、組付け性や搭載性が向上する。また、これに伴い、巻き取りや配索時に生じる同軸ケーブルの変形に起因したノイズの混入が防止され、受信品質が向上する。
【0017】
また、請求項3に記載する如く、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかの選択が、該第1のアンテナ及び第2のアンテナにより受信された各受信信号の受信レベル及び/又は誤り率に基づいて決定される場合、受信レベルの高い方のアンテナ及び/又は誤り率の低い方のアンテナを選択することで、ルーフ及びリアガラスの非格納時(展開時)の受信品質が向上する。尚、受信信号がアナログ信号(例えば、アナログ放送)である場合には受信レベルで各アンテナの受信特性を評価し、受信信号がデジタル信号(例えば、デジタル放送やデジタル通信)である場合には、誤り率及び/又は受信レベルで各アンテナの受信特性を評価することが可能である。
【0018】
また、請求項4に記載する如く、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナが受信した各受信信号の各無線信号に、該各受信信号の前記受信レベル及び/又は誤り率が重畳されている場合、各無線信号の受信側でアンテナの適切な選択を実現することができる。
【0019】
また、上記第1の目的は、請求項5に記載する如く、金属製のルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記リアガラスに設けられる第1のアンテナと、
樹脂製のリアスポイラーに設けられる第2のアンテナとを備え、
前記ルーフ及びリアガラスの非格納時には、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかが選択され、前記ルーフ及びリアガラスの格納時には、前記第2のアンテナが選択されることを特徴とする、アンテナ受信システムによっても達成される。
【0020】
本発明において、トランク(バックドアパネル)に設けられるリアスポイラーは、樹脂により形成されている。本発明によれば、ルーフ及びリアガラスの非格納時(展開時)には、リアガラスの第1のアンテナとリアスポイラーの第2のアンテナとによるダイバーシチ受信が行われ、ダイバーシチ効果により高品質の受信が可能となる。このため、トランクやフェンダー等にポール状のアンテナを設けることが不要となる。一方、ルーフ及びリアガラスの格納時には、金属製のルーフが電波シールドとなることがなくなるので、ダイバーシチ効果を必要とすることなく、樹脂製リアスポイラーの第2のアンテナにより高品質の受信が可能となる。尚、本発明において、トランクは金属製であっても樹脂製であってもよい。
【0021】
また、上記第1の目的は、請求項6に記載する如く、ルーフをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記ルーフにアンテナを設けると共に、前記トランクルームの少なくとも上面を画成するトランクを樹脂により形成することを特徴とする、アンテナ受信システムによっても達成される。
【0022】
本発明において、ルーフを格納するトランクルームの少なくとも上面は樹脂製のトランク(バックドアパネル)により構成されている。従って、本発明によれば、ルーフの格納時においても、ルーフのアンテナによる受信が可能となる。
【0023】
また、上記第2の目的は、請求項7に記載する如く、請求項6記載のアンテナ受信システムにおいて、前記アンテナが受信した受信信号が、無線通信を介して所定のメディア装置に供給されるアンテナ受信システムによっても達成される。
【0024】
本発明において、ルーフのアンテナで受信した受信信号は、ブルーツースや無線LAN等の無線通信を介して各種のメディア装置に供給される。従って、本発明によれば、可動部材であるルーフと非可動部材との間に同軸ケーブルを配索することが不要となると共に、ルーフの展開及び格納中に同軸ケーブルの長さを調整する調整機構が不要となり、組付け性や搭載性が向上する。また、これに伴い、配索及び調整時に生じる同軸ケーブルの変形に起因したノイズの混入が防止され、受信品質が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明によるアンテナ受信システムを構成するアンテナの設置状態を示す車両後方斜視図である。本発明によるアンテナ受信システムは、ルーフ10及びリアガラス12をトランクルームに格納することができるコンバーティブル車に適用される。
【0027】
トランク14(バックドアパネル)は、電波が透過可能な材料(例えば、樹脂)により形成され、トランクルームの少なくとも上面を画成する。トランク14は、ルーフ10のトランクルームへの移動経路を画成するため、車体に対して昇降可能に構成されている。トランク14には、アンテナ71(以下、「トランクアンテナ71」という)が設けられている。トランクアンテナ71は、トランク14に埋設された平面アンテナであってよく、若しくは、トランク14の裏側に取り付けられた平面アンテナであってもよい。また、トランクアンテナ71は、トランク14に設けられる樹脂製のリアスポイラー16に設けられる平面アンテナであってよく、この場合、トランクアンテナ71は、リアスポイラー16の中空内部に設けられてよい。
【0028】
ルーフ10は、金属により形成され、天井部10a、及び、傾斜部10bから構成されている。天井部10aは、傾斜部10bに対して回動可能に構成されており、ルーフ格納時には、天井部10aの裏面(即ち、車室側の面)が傾斜部10bの裏面に沿うよう折り畳まれる。傾斜部10bには、車両後方の視界を確保するリアガラス12が設けられる。リアガラス12には、アンテナ72(以下、「ガラスアンテナ72」という)がプリントされている。
【0029】
ルーフ10の傾斜部10bには、また、リアガラス12の上縁よりも上方の位置にアンテナ73(以下、「ルーフアンテナ73」という)が埋設されている。ルーフアンテナ73は、好ましくは、傾斜部10bに形成された凹部に埋設される。但し、ルーフアンテナ73は、単にルーフ10上に設けられてもよく、風きり音等の問題が生じない程度に、傾斜部10bの基本面から突出していてもよい。また、ルーフアンテナ73は、例えばGPS信号や衛星デジタル信号を受信する平面アンテナ若しくはマイクロストリップアンテナ又はダイポールアンテナであってよい。
【0030】
図1は、ルーフ10がトランクルームに格納されていない状態、即ちルーフ10の展開状態を示している。ルーフ10の展開及び格納は、インストルメントパネル等に設けられた所定のスイッチ18の操作により自動的に実行される。ルーフ10の展開状態でスイッチ18が操作されると、ルーフ10が立直すると共にトランク14が上昇し、天井部10aが傾斜部10bの裏側に折り畳まれ、その状態でルーフ10がトランクルームに収容される。そして、トランク14が下降することでルーフ10の格納状態が実現される。
【0031】
ここで、上述のルーフ10の格納状態において、傾斜部10bが天井部10aの上側に位置しているため、ルーフアンテナ73は、天井部10aにより遮蔽されることはない。また、ルーフアンテナ73を収容するトランク14は、上述の如く、電波が透過可能な材料により形成されている。また、ルーフ10の格納状態では、金属製のルーフ10がトランクルームに格納されているため、ルーフアンテナ73により受信されるべき電波がルーフ10により遮蔽されることがなくなる。このため、本実施例によれば、ルーフ10の格納状態においても、ルーフアンテナ73の高い受信品質を確保することが可能となる。即ち、本実施例によれば、風きり音や見栄えの観点から好ましくないポール状のアンテナを用いることなく、ルーフ10の各状態においてルーフアンテナ73の高い受信品質を維持することができる。
【0032】
次に、図2を参照して、本発明の第1実施例に係るアンテナ受信システムの動作を説明する。図2は、本実施例のアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【0033】
<ルーフ展開時>
トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72で受信する電波は、それぞれアンプ22,21で増幅された後、セレクタ23を介して選択的に受信機24に入力される。受信機24は、入力される受信信号の受信レベルを監視し、受信レベルが所定の閾値を下回った場合には、アンテナの切り替えをセレクタ23を介して実行する。例えば、トランクアンテナ71の受信信号が入力されている状況下で、当該受信信号の受信レベルが所定の閾値を下回った場合には、アンテナの切り替えが実行され、ガラスアンテナ72の受信信号が受信機24に入力される。受信機24は、入力された受信信号に対して復調等の所定の処理を実行する。受信機24の出力信号は、所定のメディア装置90(例えば、ラジオ、TV、オーディオ装置、ナビゲーション装置等)に送出される。
【0034】
トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72がデジタル放送やデジタル通信のデジタル信号を受信する場合、受信機24は、入力されるデジタル信号に対して誤り検出を行うと共に誤り率を監視し、誤り率が所定の閾値を上回った場合には、アンテナの切り替えをセレクタ23を介して実行する。受信機24は、入力された受信デジタル信号に対して復調・誤り訂正等の所定の処理を実行する。受信機24の出力信号は、必要に応じてアナログ信号に変換された後、所定のメディア装置90(例えば、オーディオ装置やナビゲーション装置等)に送出される。
【0035】
ところで、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72は、上述の如く、金属製のルーフ10(天井部10a)の影響で、ポール状のアンテナに比してアンテナ指向特性やゲインが劣ることになる。これに対して、本実施例によれば、上述の如く、受信レベルの高い方若しくは誤り率の低い方のアンテナを選択することによって、ポール状のアンテナを用いることなく、ダイバーシチ効果により高い受信品質を実現することが可能となる。
【0036】
<ルーフ格納時>
ルーフ格納時にスイッチ18が操作されると、受信機24からセレクタ23に制御信号が送出され、トランクアンテナ71が選択される。即ち、ルーフ10の格納状態では、常にトランクアンテナ71で受信する受信信号が受信機24に入力される。受信機24は、入力された受信信号に対して復調・誤り訂正等の所定の処理を実行する。受信機24の出力信号は、必要に応じてアナログ信号に変換された後、所定のメディア装置90(例えば、オーディオ装置やナビゲーション装置等)に送出される。
【0037】
ところで、ルーフ10の格納状態では、上述の如く、金属製のルーフ10(天井部10a)がトランクルームに格納されている。従って、トランク14の前方の空間に電波を遮る電波シールド(ルーフ10)がなくなるため、トランクアンテナ71の受信特性が良好となり、上述のようなダイバーシチ効果が必要とされない。
【0038】
以上のように、本実施例によれば、ルーフ10が展開状態にあるときは、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72をダイバーシチアンテナとして利用することで、金属製のルーフ10の影響を排した高品質な受信を実現することができると共に、ルーフ10が格納状態にあるときは、金属製のルーフ10が格納されているため、樹脂製のトランク14に内蔵されるトランクアンテナ71により高品質な受信を実現することができる。この結果、本実施例によれば、風きり音や見栄えの観点から好ましくないポール状のアンテナを用いることなく、ルーフ10の各状態において高い受信品質を実現することが可能となる。
【0039】
次に、図3を参照して、本発明の第2実施例に係るアンテナ受信システムの動作を説明する。図3は、ルーフアンテナ73を備えるアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【0040】
ルーフアンテナ73で受信する衛星デジタル信号やGPS信号等のデジタル信号は、受信機73aで復調・誤り訂正等された後、ブルーツース送信機又は無線LAN送信機73b(以下、「BT/無線LAN送信機73b」という)及び送信アンテナ73cにより送信される。ルーフアンテナ73、受信機73a、BT/無線LAN送信機73b及び送信アンテナ73cは、1つのユニットとして、ルーフ10の傾斜部10bに形成された凹部に埋設されてよい。この場合、傾斜部10bの凹部の底部には、送信アンテナ73cと受信アンテナ83間の電波の通路を画成する貫通穴が形成される。
【0041】
送信アンテナ73cから送信されたデジタル信号は、車室内若しくはトランクルーム内の非可動部材(例えば、トランクルームの内壁(可動部材であるトランク14を除く))に設置された受信アンテナ83及びブルーツース受信機又は無線LAN受信機83a(以下、「BT/無線LAN受信機83a」という)により受信される。BT/無線LAN受信機83aは、受信したデジタル信号を所定のメディア装置90に送出する。尚、車室内若しくはトランクルームに設置されたBT/無線LAN受信機83aは、車室内に設置された所定のメディア装置90に同軸ケーブル等により接続されている。上述のBT/無線LAN送信機73bとBT/無線LAN受信機83aとの間の無線通信は、ルーフ10の各状態(展開及び格納状態)において実行される。尚、本実施例においても、ルーフアンテナ73の受信品質は、上述の如く、高いレベルに維持されている。
【0042】
ところで、ルーフ10の受信機73a及びメディア装置90間を同軸ケーブルで接続する場合、展開・格納時のルーフ10の可動範囲に応じて同軸ケーブルの長さを調整するケーブル巻き取り機構が必要となる。また、同軸ケーブルは、通常の電源線に比して大きな径及び高い曲げ剛性を有しているので、配索が困難であると共に、ケーブル巻き取り機構の大型化を招くという不都合が生ずる。これに対して、本実施例によれば、ルーフアンテナ73で受信したデジタル信号をメディア装置90に供給する際、上述の如く、無線通信を介することにより、ルーフ10に同軸ケーブルを設けることが不要となる。従って、本実施例によれば、同軸ケーブルのノイズの混入が防止されると共に、アンテナ受信システムの搭載性が大幅に向上する。
【0043】
尚、本実施例は、デジタル信号をルーフアンテナ73で受信し、当該デジタル信号をBT/無線LAN送信機73bからBT/無線LAN受信機83aに送信するものであったが、アナログ信号をルーフアンテナ73で受信し、A/Dコンバータによりデジタル信号に変換した上でBT/無線LAN送信機73bからBT/無線LAN受信機83aに送信することも可能である。或いは、以下で説明する第3実施例のように、RF信号をルーフアンテナ73で受信し、RF信号をIF信号に変換した上で、BT/無線LAN送信機73bに代えて微弱IF送信機から、BT/無線LAN受信機83aに代えて微弱IF受信機に送信することも可能である。
【0044】
次に、図4を参照して、本発明の第3実施例に係るアンテナ受信システムの動作を説明する。図4は、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72を備えるアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【0045】
<ルーフ展開時>
トランクアンテナ71で受信するRF信号は、受信機71aで別の周波数のIF信号に変換された後、微弱IF送信機71b及び送信アンテナ71cにより所定の送信電力で送信される。この際、受信機71aは、入力されたRF信号の受信レベルを検出し、当該受信レベルをアナログ信号又はデジタル信号でIF信号に重畳する。尚、トランクアンテナ71、受信機71a、微弱IF送信機71b及び送信アンテナ71cは、1つのユニットとして樹脂製のトランク14に内蔵されてよい。
【0046】
受信レベルが重畳されたIF信号は、車室内若しくはトランクルーム内の非可動部材(可動部材であるトランク14を除く)に設置された受信アンテナ81及び微弱IF受信機81aにより受信される。微弱IF受信機81aは、IF信号に重畳された受信レベルを比較器86に供給する。
【0047】
同様に、ガラスアンテナ72で受信するRF信号は、受信機72aで別の周波数のIF信号に変換された後、微弱IF送信機72b及び送信アンテナ72cにより送信される。この際、受信機72aは、入力されたRF信号の受信レベルを検出し、当該受信レベルをアナログ信号又はデジタル信号でIF信号に重畳する。尚、微弱IF送信機72b及び送信アンテナ72cは、リアガラス側方の傾斜部10bの裏側(車室側)に設けられてよく、ガラスアンテナ72及び受信機72aに同軸ケーブルで接続されている。
【0048】
受信レベルが重畳されたIF信号は、車室内若しくはトランクルーム内の非可動部材(可動部材であるトランク14を除く)に設置された受信アンテナ82及び微弱IF受信機82aにより受信される。微弱IF受信機82aは、IF信号に重畳された受信レベルを比較器86に供給する。
【0049】
比較器86は、微弱IF受信機81a及び微弱IF受信機82aから入力される2つのアンテナ71,72の受信レベルを比較し、受信レベルの高い方のアンテナをセレクタ23を介して選択する。従って、本実施例によれば、受信レベルの高い方のアンテナの受信信号が所定のメディア装置90に供給されるので、ダイバーシチ効果により高い受信品質を実現することが可能となる。
【0050】
<ルーフ格納時>
ルーフ格納時にスイッチ18が操作されると、リアガラス側の受信システム、即ち、微弱IF送信機72bや微弱IF受信機82a等が非可動状態となり、トランク側の受信システムのみが可動状態となる。即ち、ルーフ10の格納状態では、常にトランクアンテナ71で受信する受信信号が微弱IF送信機71aにより微弱IF受信機81aに送信される。なお、ルーフ格納時には、上述の如く、トランク14の前方の空間に電波を遮る電波シールド(ルーフ10)がなくなるため、樹脂製のトランク14に内蔵されたトランクアンテナ71の受信特性が良好であり、上述のようなダイバーシチ効果が必要とされない。
【0051】
尚、本実施例は、車室内若しくはトランクルームに設けられた受信側で2つのアンテナの受信レベルを比較するものであったが、送信側で2つのアンテナの受信レベルを比較し、受信レベルの高い方のアンテナの受信信号のみを受信アンテナ81若しくは82に送信することも可能である。この場合、トランク側の受信機71aとリアガラス側の受信機72aとを接続することにより、双方の受信レベルが比較される。
【0052】
次に、図5を参照して、本発明の第4実施例に係るアンテナ受信システムの動作を説明する。図5は、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72を備えるアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【0053】
<ルーフ展開時>
トランクアンテナ71で受信する受信信号は、受信機71aで復調等された後、ブルーツース送信機又は無線LAN送信機71d(以下、「BT/無線LAN送信機71d」という)及び送信アンテナ71cにより送信される。この際、アナログ放送を受信した場合には、受信機71aは、入力されたアナログ信号の受信レベルを検出する。受信機71aで復調されたアナログ信号は、A/Dコンバータ71dでデジタル信号に変換され、BT/無線LAN送信機71dに供給される。一方、デジタル放送やデジタル通信の場合は、受信機71aは、入力されたデジタル信号の誤り率を検出する。受信機71aで復調されたデジタル信号は、A/Dコンバータ71dを介さず、BT/無線LAN送信機71dに供給される。BT/無線LAN送信機71d及び送信アンテナ71cは、入力されたデジタル信号に受信レベルのデジタル信号を若しくは誤り率を重畳して送信する。尚、トランクアンテナ71、受信機71a、BT/無線LAN送信機71d及び送信アンテナ71c並びにA/Dコンバータ71dは、1つのユニットとして樹脂製のトランク14に内蔵されてよい。
【0054】
送信アンテナ71cから送信された受信レベル又は誤り率を含むデジタル信号は、車室内若しくはトランクルーム内の非可動部材(可動部材であるトランク14を除く)に設置された受信アンテナ81及びブルーツース送信機又は無線LAN受信機81b(以下、「BT/無線LAN受信機81b」という)により受信される。BT/無線LAN受信機81bは、受信信号に含まれる受信レベル又は誤り率を比較器86に供給する。
【0055】
同様に、ガラスアンテナ72で受信する受信信号は、受信機72aで復調等された後、ブルーツース送信機又は無線LAN送信機72d(以下、「BT/無線LAN送信機72d」という)及び送信アンテナ72cにより送信される。この際、アナログ放送を受信した場合には、受信機72aは、入力されたアナログ信号の受信レベルを検出する。受信機72aで復調されたアナログ信号は、A/Dコンバータ72dでデジタル信号に変換され、BT/無線LAN送信機72dに供給される。一方、デジタル放送やデジタル通信の場合は、受信機72aは、入力されたデジタル信号の誤り率を検出する。受信機72aで復調されたデジタル信号は、A/Dコンバータ72dを介さず、BT/無線LAN送信機72dに供給される。BT/無線LAN送信機72d及び送信アンテナ72cは、入力されたデジタル信号に受信レベルのデジタル信号を若しくは誤り率を重畳して送信する。尚、BT/無線LAN送信機72d及び送信アンテナ72cは、リアガラス側方の傾斜部10bの裏側(車室側)に設けられてよく、ガラスアンテナ72及び受信機72aに同軸ケーブルで接続されている。
【0056】
送信アンテナ72cから送信された受信レベル又は誤り率を含むデジタル信号は、車室内若しくはトランクルーム内の非可動部材(可動部材であるトランク14を除く)に設置された受信アンテナ82及びブルーツース送信機又は無線LAN受信機82b(以下、「BT/無線LAN受信機82b」という)により受信される。BT/無線LAN受信機82bは、受信信号に含まれる受信レベル又は誤り率を比較器86に供給する。
【0057】
比較器86は、BT/無線LAN受信機81b及びBT/無線LAN受信機82bから入力される2つのアンテナ71,72の受信レベル又は誤り率を比較し、受信レベルの高い方のアンテナ又は誤り率の低い方のアンテナをセレクタ23を介して選択する。セレクタ23により選択されたアンテナの受信信号は、必要に応じてA/Dコンバータ88によりデジタル化され、所定のメディア装置90に供給される。従って、本実施例によれば、受信レベルの高い方又は誤り率の低い方のアンテナの受信信号が所定のメディア装置90に供給されるので、ダイバーシチ効果により高い受信品質を実現することが可能となる。
【0058】
<ルーフ格納時>
ルーフ格納時にスイッチ18が操作されると、リアガラス側の受信システム、即ち、BT/無線LAN送信機72eやBT/無線LAN受信機82b等が非可動状態となり、トランク側の受信システムのみが可動状態となる。即ち、ルーフ10の格納状態では、常にトランクアンテナ71で受信する受信信号がBT/無線LAN送信機71eによりBT/無線LAN受信機81bに送信される。なお、ルーフ格納時には、上述の如く、トランク14の前方の空間に電波を遮る電波シールド(ルーフ10)がなくなるため、樹脂製のトランク14に内蔵されたトランクアンテナ71の受信特性が良好であり、上述のようなダイバーシチ効果が必要とされない。
【0059】
尚、本実施例において、各アンテナ71,72がデジタル信号を受信する場合には、受信レベル及び誤り率の双方を重畳することも可能である。この場合、比較器86は、受信レベル及び誤り率に対して適切な重み付けを行うことで、最適な何れか一方のアンテナをセレクタ23を介して選択する。
【0060】
また、本実施例は、車室内若しくはトランクルームに設けられた受信側で2つのアンテナの受信レベル又は誤り率を比較するものであったが、送信側で2つのアンテナの受信レベル又は誤り率を比較し、受信レベルの高い方又は誤り率の低い方のアンテナの受信信号のみを受信アンテナ81若しくは82に送信することも可能である。この場合、トランク側の受信機71aとリアガラス側の受信機72aとを接続することにより、双方の受信レベル又は誤り率が比較される。
【0061】
以上説明した本発明の第3及び第4実施例によれば、ルーフ10の展開時には、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72をダイバーシチアンテナとして利用することで、金属製のルーフ10の影響を排した高品質な受信を実現することができると共に、ルーフ10の格納時には、樹脂製のトランク14に内蔵されるトランクアンテナ71を利用することで、高品質な受信を実現することができる。
【0062】
また、トランクアンテナ71及びガラスアンテナ72で受信した受信信号をメディア装置90に供給する際、上述の如く、無線通信を介することにより、可動部材であるトランク14及びリアガラス12と非可動部材間を同軸ケーブルで接続することが不要となる。従って、本実施例によれば、ケーブル巻き取り機構が不要となり、更に、搭載性が大幅に向上すると共に、同軸ケーブルのノイズの混入を防止することができる。
【0063】
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
【0064】
例えば、上述した本発明の第1、第3及び第4実施例において、トランクアンテナ71が樹脂製のリアスポイラーに内蔵されたアンテナである場合には、トランク14が樹脂により形成されていない場合であっても、上述の各実施例と同様の効果を得ることが可能である。また、上述した本発明の第1、第3及び第4実施例は、ルーフ展開時に2つのアンテナによりダイバーシチ受信を行うものであったが、リアガラス及びトランクに3つ以上のアンテナが設置される場合には、これら3つ以上のアンテナにより上述の如くダイバーシチ受信を行うことも可能である。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、ルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車において、ルーフ及びリアガラスの格納時及び非格納時において高い受信品質を実現できるアンテナ受信システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による各アンテナの設置状態を示す車両後方斜視図である。
【図2】第1実施例のアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【図3】第2実施例のアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【図4】第3実施例のアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【図5】第4実施例のアンテナ受信システムのシステムブロック図を示す。
【符号の説明】
10 ルーフ
10a 天井部
10b 傾斜部
12 リアガラス
14 トランク
16 リアスポイラー
18 スイッチ
21,22 アンプ
23 セレクタ
24 受信機
71 トランクアンテナ
71a 受信機
71b 微弱IF送信機
71c 送信アンテナ
71d A/Dコンバータ
72 ガラスアンテナ
73 ルーフアンテナ
90 メディア装置
Claims (7)
- 金属製のルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記リアガラスに設けられる第1のアンテナと、
前記トランクルームの少なくとも上面を画成する樹脂製のトランクに設けられる第2のアンテナとを備え、
前記ルーフ及びリアガラスの非格納時には、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかが選択され、前記ルーフ及びリアガラスの格納時には、前記第2のアンテナが選択されることを特徴とする、アンテナ受信システム。 - 前記第1のアンテナ及び第2のアンテナが受信した受信信号は、無線通信を介して所定のメディア装置に供給される、請求項1記載のアンテナ受信システム。
- 前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかの選択は、該第1のアンテナ及び第2のアンテナにより受信された各受信信号の受信レベル及び/又は誤り率に基づいて決定される、請求項1又は2記載のアンテナ受信システム。
- 前記第1のアンテナ及び第2のアンテナが受信した各受信信号の各無線信号に、該各受信信号の前記受信レベル及び/又は誤り率が重畳されている、請求項3記載のアンテナ受信システム。
- 金属製のルーフ及びリアガラスをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記リアガラスに設けられる第1のアンテナと、
樹脂製のリアスポイラーに設けられる第2のアンテナとを備え、
前記ルーフ及びリアガラスの非格納時には、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかが選択され、前記ルーフ及びリアガラスの格納時には、前記第2のアンテナが選択されることを特徴とする、アンテナ受信システム。 - ルーフをトランクルームに選択的に格納可能なコンバーティブル車に適用されるアンテナ受信システムであって、
前記ルーフにアンテナを設けると共に、前記トランクルームの少なくとも上面を画成するトランクを樹脂により形成することを特徴とする、アンテナ受信システム。 - 前記アンテナが受信した受信信号は、無線通信を介して所定のメディア装置に供給される、請求項6記載のアンテナ受信システム。
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