JP2004241460A - Apparatus for manufacturing semiconductor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転する板状のサセプタに支持された基板に半導体結晶をエピタキシャル成長させる半導体製造装置、特にバラツキなく多数枚成長可能な半導体薄膜製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体には、Si(シリコン)、GaAs(ガリウム砒素)、InGaAs(インジウムガリウム砒素)等がある。GaAsやInGaAsなどの化合物からなる半導体は化合物半導体と呼ばれ、Si半導体に比べて、電子移動度が高いという特長がある。この特長をいかして、GaAsやInGaAsは高速動作や高効率動作を要求されるデバイスに多く用いられている。代表例としてHEMT(High Electron Mobility Transistor)が挙げられる。HEMTは衛星放送用受信アンテナに用いられており、衛星からの微弱な高周波信号を低雑音で増幅できる。
【0003】
HEMTのおおまかな構造を図4に示す。このHEMTは、基板上に結晶成長したバッファ層、チャネル層、スペーサ層、キャリア供給層、及びコンタクト層よりなる。コンタクト層は電極を形成するための層である。キャリア供給層はn型ドーパントがドーピングされており、発生した自由電子をチャネル層へ供給する。スペーサ層はチャネル層の自由電子がキャリア供給層のn型不純物によりイオン散乱されるのを防ぐ働きがある。チャネル層は自由電子が流れる層であり、高純度である必要がある。バッファ層は基板表面の残留不純物による、デバイス特性劣化を防ぐ働きがある。基板は単結晶成長するための下地である。
【0004】
HEMTの構造例を表1に示した。結晶成長のことをエピタキシャルと言う。エピタキシャル層名称のn−,i−はエピタキシャル層がそれぞれn型,半絶縁性であることを表している。厚さの単位はnm(10−9m)である。キャリア濃度の単位はcm−3である。
【0005】
【表1】
【0006】
表1に示したHEMTエピタキシャルウェハの成長方法を以下に述べる。
【0007】
図5は、気相成長に用いられる従来の成長炉であり、基板3はサセプタと呼ばれる板の下側にフェイスダウンでセットされる。サセプタ1は、成長中、一方向に回転しており、下から上に向かう原料ガス6が、サセプタ1の下を、そのサセプタ中心部から半径方向外側に流れ、自公転する加熱された基板3上で分解し、基板3に結晶成長する(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
この成長炉は、軸2を中心として回転する板状のサセプタ1に、半導体ウェハから成る複数の基板3を、サセプタ中心から少し離れた位置にて周方向に配設し、且つ面をガス流路4側に向けて支持し、その基板3の裏面側のサセプタ1の上方に基板加熱用ヒータ(成長用加熱ヒータ)5を配置し、このヒータ5でサセプタ1を加熱し、サセプタ中心部分から放射状に原料ガス6を流し、加熱された基板3上で半導体結晶をエピタキシャル成長させる気相成長装置として構成されている。
【0009】
エピタキシャル層を成長させる基板3をサセプタ1にセットし、成長炉内で加熱する。成長炉内に原料ガス6を供給すると、原料ガス6が熱により分解し、基板3上にエピタキシャル層を成長する。
【0010】
原料として、i−GaAsを成長する場合には、Ga原料のGa(CH3)3(トリメチルガリウム)とAs原料のAsH3(アルシン)を基板に供給する。なお、Ga原料として他にGa(CH3CH2)3(トリエチルガリウム)がある。As原料として他にAs(CH3)3(トリメチル砒素)、TBA(ターシャリーブチルアルシン)がある。
【0011】
i−Al0.25GaAsを成長する場合には、Ga(CH3)3、AsH3、及びAl原料のAl(CH3)3(トリメチルアルミニウム)を基板に供給する。なお、Al原料として他にAl(CH3CH2)3(トリエチルアルミニウム)がある。Al0.25GaAsとはAl0.25Ga0.75Asを略したものであり、AlとGaの比が0.25:0.75であることを意味する。
【0012】
i−In0.20GaAsを成長する場合には、Ga(CH3)3、AsH3、及びIn原料のIn(CH3)3(トリメチルインジウム)を基板に供給する。In0.20GaAsとはIn0.20Ga0.80Asを略したものであり、InとGaの比が0.20:0.80であることを意味する。
【0013】
n−GaAsを成長する場合には、Ga(CH3)3、AsH3及びn型ドーパントを基板に供給する。n型ドーパントの元素としてはSiやSe(セレン)がある。Si原料としてSiH4(モノシラン)、Si2H6(ジシラン)がある。Se原料としてはH2Se(セレン化水素)がある。
【0014】
【特許文献1】
特開平10−012554号公報(図4)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の半導体製造装置では、図5に示すようにサセプタ1のみに回転軸2が存在している。よって、例えば回転軸2に固定の中心ギヤを設けて周囲に位置する基板3を回転させたとすると、図6に示すように基板3の自転方向Kと公転方向Sが逆の向きに回転する。そうすると、中心の吹き出し口4bから出た原料ガス6の流れ方向Gは、基板上は渦を巻きながら外側へ向かうことになる。この結果、表2に示すように、HEMTのピンチオフ電圧の基板面内のバラツキが±4.4%と比較的大きくなり、均一性に問題がある。なお、ピンチオフ電圧の単位は[V]である。
【0016】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、基板の自転方向と公転方向を適切に設定し、自転と公転の回転数を適当な範囲に設定可能とすることにより、HEMTのピンチオフ電圧等の特性の基板面内のバラツキを抑えた構造の半導体製造装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
【0018】
請求項1の発明に係る半導体製造装置は、回転する板状のサセプタに、基板を配設し、且つ成長面たる下面をガス流路側に向けて支持し、サセプタ中心部分から放射状に原料ガスを流し、加熱された基板上で半導体結晶をエピタキシャル成長させる半導体製造装置において、サセプタの回転軸とは別に上記基板を独立に回転可能に支持する基板回転軸を設け、これによりサセプタおよび基板の回転方向を共に時計回りもしくは反時計回りに回転させる構成としたことを特徴とする。
【0019】
請求項2の発明に係る半導体製造装置は、回転する板状のサセプタに、基板を配設し、且つ成長面たる下面をガス流路側に向けて支持し、サセプタ中心部分から放射状に原料ガスを流し、加熱された基板上で半導体結晶をエピタキシャル成長させる半導体製造装置において、上記基板をホルダによりサセプタに対して独立に回転可能に支持し、またサセプタの回転軸に対し同軸的に独立に回転可能に基板回転軸を設け、この基板回転軸に設けた中心ギヤの外歯を上記ホルダの外周に設けた外歯と噛み合わせ、これによりサセプタおよび基板の回転方向を共に時計回りもしくは反時計回りに回転する構成としたことを特徴とする。
【0020】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の半導体製造装置において、上記サセプタの回転軸に第一モータを連結し、上記基板回転軸に第二モータを連結し、両モータによりサセプタの回転数を0〜15回転/分および基板の回転数を0〜60回転/分の範囲で任意に設定できる構成としたことを特徴とする。
【0021】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体製造装置において、上記回転する板状のサセプタに、複数の基板を、サセプタ中心から少し離れた位置にて周方向に配設し、且つ成長面たる下面をガス流路側に向けて支持し、多数枚成長できる構成としたことを特徴とする。
【0022】
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体製造装置において、III−V族化合物半導体結晶をエピタキシャル成長させる半導体製造装置として構成され、そのV族原料として、AsH3(アルシン)、As(CH3)3(トリメチル砒素)、TBA(ターシャリーブチルアルシン)、PH3(ホスフィン)またはTBP(ターシャリーブチルホスフィン)を用い、またIII族原料として、Al(CH3)3(トリメチルアルミニウム)、Ga(CH3)3(トリメチルガリウム)、In(CH3)3(トリメチルインジウム)、Al(CH3CH2)3(トリエチルアルミニウム)、Ga(CH3CH2)3(トリエチルガリウム)、In(CH3CH2)3(トリエチルインジウム)を用い、そして希釈用ガスとして、H2(水素)、N2(窒素)またはAr(アルゴン)を用いることを特徴とする。
【0023】
<発明の要点>
本発明の要点は、サセプタ及び基板のそれぞれに独立した回転軸を設け、基板の公転および自転の方向を同じとし、またその回転数を厳密に制御することを可能とした構成にある。
【0024】
従来技術(図5)の場合、サセプタと呼ばれる板の内側にセットされた基板は、成長中、サセプタが回転することで公転すると共に自転(自公転)している。原料ガスは、サセプタ中心部に下より導入され放射状に外側へ流れ、加熱された基板上で分解し、基板に結晶成長する。従来技術では、図6に示すように、基板3およびサセプタ1が逆の方向(K方向、S方向)に回転するために、原料ガスは均一に基板上を流れず、渦を巻きながら基板上を矢印G方向に流れる。
【0025】
すなわち、従来技術では、反応炉内の基板の自転方向と公転方向が逆の向きに回転することから、サセプタ中心部から出てくる原料ガス及び希釈用ガスが基板上を通過する時に、直線的に通過するのではなく、渦を巻いたように通過してしまう。
【0026】
これに対し、本発明では、図1のように基板およびサセプタにそれぞれ独立した軸を設け、基板の公転および自転の方向を同じとし、またその回転数を厳密に制御可能としたことにより、図2のように原料ガスが基板上を均一に流れるようになり、HEMTのピンチオフ電圧の面内バラツキを抑えることができるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
【0028】
図1に示す気相成長装置は、板状のサセプタ1に、複数(ここでは6枚)の半導体ウェハから成る基板3を、サセプタ中心から少し離れた位置にて周方向に配設し、且つ成長させる基板面をガス流路4側に向けた、いわゆるフェイスダウン方式で支持している。この基板3の裏面側において、サセプタ1の上方には基板加熱用ヒータ5(図5参照)が設けてあり、この基板加熱用ヒータ5によりサセプタ1を基板3の裏面側から加熱している。
【0029】
上記サセプタ1には対向板7が配設され、両者の間にガス流路4が形成される。そして、その下方の原料ガス供給口4aから対向板7の中心に設けた吹き出し口4bに導かれる原料ガス6、つまりサセプタ中心部分に向けて下方から上方へと供給される原料ガス6を、サセプタ1の下面に沿ってサセプタ中心部分から半径方向外側に向けて放射状に流し、上記基板加熱用ヒータ5により加熱された基板3上で半導体結晶をエピタキシャル成長させる構成となっている。
【0030】
2は第一モータM1により回転駆動されるサセプタ回転軸であり、その下端に上記サセプタ1の中心が固定されている。
【0031】
上記基板3は、サセプタ1に対して独立に回転可能に支持された中空円筒状のホルダ8の下部に、フェイスダウン方式で保持されている。このホルダ8を回転させる機構を構築するため、サセプタ1の回転軸2に対し、同軸的に、独立に回転可能に基板回転軸9が設けられている。この基板回転軸9は下部に中心ギヤ10を備えており、その中心ギヤ10の外歯を、上記ホルダの上部外周に設けた外歯から成る歯車11と噛み合わせている。また、基板回転軸9の上部は、歯車列またはプーリから成る動力伝達機構12を介して、第二モータM2の出力軸に連結されている。従って、第二モータM2を起動させると、その回転力が、動力伝達機構12、基板回転軸9、歯車11及びホルダ8と伝わり、基板3をサセプタ1に対して相対的に回転(自転)させることができる。
【0032】
上記構成により、サセプタ1および基板3の回転方向を独立に時計回りもしくは反時計回りに回転することができ、また、そのサセプタ1および基板3の回転数を任意に設定できる半導体製造装置が得られる。
【0033】
本発明の半導体製造装置では、上記サセプタ1および基板3の回転方向を、共に時計回り又は反時計回りに設定する。本実施形態の半導体製造装置では、上記二つのモータM1及びM2を図示してない制御装置により制御することを前提として、図2に示すように、サセプタ1を左回転方向とし、基板3の回転方向をサセプタ1の回転方向と同じ左回転方向に設定する。そして、サセプタ1の回転数を0〜15回転/分、また基板3の回転数を0〜60回転/分の範囲で任意に設定可能とする。
【0034】
このように構成すると、サセプタ中心部から出てくる原料ガス及び希釈用ガスの流れ方向は図2に示すようになる。すなわち、サセプタ中心部に下より導入された原料ガス6は、放射状に外側へ流れる際、基板上を均一に流れるようになる。
【0035】
詳述するに、従来技術(図5)では、サセプタのみにしか回転軸がなく、基板およびサセプタは逆方向に回転することしか出来ない。つまり、従来技術では、図6に示すように、基板3およびサセプタ1が逆の方向(K方向、S方向)に回転するために、原料ガスは均一に基板上を流れず、渦を巻きながら基板上を矢印G方向に流れる。
【0036】
これに対し、本実施形態(図1)では、サセプタおよび基板にそれぞれ独立した回転軸(2、9)を設け、サセプタおよび基板の回転方向(S方向、K方向)を同じにしている。そのため、サセプタ1および基板3の回転数を適当な範囲に設定することにより、原料ガスの流れる方向Gを加減して、図2に示すように原料ガスを基板上に均一に流すことができる。これによりHEMT用エピタキシャルウエハのピンチオフ電圧の面内バラツキを抑えることが出来る。
【0037】
表2に、従来技術および本実施形態それぞれの半導体製造装置によるHEMTのピンチオフ電圧の面内バラツキを示す。
【0038】
【表2】
【0039】
表2の左欄に示すように、従来技術(自転、公転方向が逆)の場合、ピンチオフ電圧の基板面内のバラツキは±4.4%と比較的大きくなり、均一性に問題がある。
【0040】
これに対し、表2の右欄に示すように、本実施形態(自転、公転方向が同じ)の場合には、ピンチオフ電圧の面内バラツキを±2.8%に抑えることができる。
【0041】
本発明の上記効果を確認するために、サセプタの回転数および基板の回転方向と回転数をいろいろと変更して、HEMTのピンチオフ電圧の基板面内バラツキの関係を調べた。
【0042】
図3に、サセプタの回転数、基板の回転方向および回転数と、製造されたHEMTのピンチオフ電圧バラツキの関係を示す。図3に示す通り、サセプタと基板の回転方向が同じにすると、電圧基板面内バラツキが小さくなると言える。また回転数はある程度大きくなると、ある一定の値に収束するといえる。
【0043】
<成長例>
次に本発明の半導体製造装置を用いた成長例について述べる。図1及び図2の装置構成によっており、基板はサセプタと呼ばれる板の内側にセットされる。サセプタおよび基板は、成長中、任意の同じ回転方向とし、また種々の回転速度に設定する。原料ガスは中心から放射状に外側へ流れ、基板上に結晶成長する。
【0044】
本半導体製造装置による成長例では、本発明の効果を次の手順で調べた。▲1▼従来技術の反応炉(図5)内にて表1のHEMT用エピタキシャルウエハを気相成長し、その特性を調べる。▲2▼本半導体製造装置(本発明反応炉)内にて表1のHEMT用エピタキシャルウエハを気相成長し、その特性を調べる。基板およびサセプタの回転方向および回転数を制御してやることにより特性の変化を調べる。
【0045】
表1のHEMT用エピタキシャルウエハの成長条件は以下の通りである。成長時の基板温度は650℃、成長炉内圧力は76Torr、希釈用ガスは水素である。基板には、GaAs基板を用いた。
【0046】
i−GaAs層の成長にはGa(CH3)3とAsH3を用いた。Ga(CH3)3の流量は10.5cm3/分である。AsH3の流量は315cm3/分である。
【0047】
i−Al0.25GaAs層の成長にはGa(CH3)3、Al(CH3)3及びAsH3を用い、それらの流量はそれぞれ5.3cm3/分、1.43cm3/分及び630cm3/分である。
【0048】
i−InO.20GaAs層の成長にはGa(CH3)3、In(CH3)3及びAsH3を用い、それらの流量はそれそれ5.3cm3/分、2.09cm3/分及び500cm3/分である。
【0049】
n−Al0.25GaAs層の成長には、i−Al0.25GaAsの成長に使用したGa(CH3)3、Al(CH3)3、AsH3に加えてSi2H6使用した。Si2H6の流量は7.78×10−3cm3/分である。Si2H6以外の流量はi−Al0.25GaAs層の場合と同じである。
【0050】
n−GaAs層の成長には、i−GaAsの成長に使用したGa(CH3)3、AsH3に加えてSi2H6を用いた。Si2H6の流量は1.47×10−4cm3/分である。Si2H6以外の流量はi−GaAs層の場合と同じである。
【0051】
かくして成長したHEMT用エピタキシャルウエハのピンチオフ電圧バラツキと、サセプタの回転数、基板の回転方向および回転数との関係は、図3に示した通りである。ここでは回転制御例として、▲1▼サセプタ回転なし、基板右回転、▲2▼サセプタ左回り5回転/分、基板右回転、▲3▼サセプタ左回り10回転/分、基板右回転、▲4▼サセプタ左回り15回転/分、基板右回転、▲5▼サセプタ左回り5回転/分、基板左回転、▲6▼サセプタ左回り10回転/分、基板左回転、▲7▼サセプタ左回り15回転/分、基板左回転の場合が示されている。図3から分かるように、サセプタと基板の回転方向が同じ場合(回転制御例▲5▼〜▲7▼)の方が、サセプタ回転なしの場合(回転制御例▲1▼)や逆回転方向の場合(回転制御例▲2▼〜▲4▼)に較べて、ピンチオフ電圧の基板面内バラツキが小さくなると言える。またサセプタ及び基板の回転数はある程度大きくなると、ピンチオフ電圧の基板面内バラツキがある一定の値に収束するといえる。
【0052】
以上本発明の好ましい実施形態について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、成長中に基板およびサセプタの回転方向および回転数を変更させる制御を行わせることもできる。
【0053】
また、HEMTの成長例について述べたが、HBT等の成長において基板およびサセプタの回転方向および回転数を厳密に制御することもできる。すなわち、本発明の半導体製造装置を適用し得る範囲は広く、FET、HEMT、HBTといった半導体装置ウエハを反応炉内で成長するのに適用することができ、それらFET、HEMT、HBTといった半導体デバイスのピンチオフ電圧の均一性を向上することができる。これにより製品歩留りも改善できる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、基板およびサセプタにそれぞれ独立した回転軸を設け、サセプタおよび基板の回転方向を同じにしている。そのため、サセプタおよび基板の回転数を適当な範囲に設定することにより、原料ガスの流れる方向を加減して、原料ガスを基板上に均一に流すことができる。これにより、例えばHEMT用エピタキシャルウエハのピンチオフ電圧の面内バラツキを小さくして、その特性の改善を図ることが可能であり、また生産歩留りの向上にも繋がり、生産性の向上を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体製造装置(反応炉)を横から見た構造図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る半導体製造装置(反応炉)を上から見た構造図である。
【図3】サセプタの回転数、基板の回転方向および回転数を変化させたときのピンチオフ電圧の面内バラツキを示す図である。
【図4】本発明の半導体製造装置による成長対象となるHEMTの縦断面図である。
【図5】従来技術の半導体製造装置(反応炉)を横から見た構造図である。
【図6】従来技術の半導体製造装置(反応炉)を上から見た構造図である。
【符号の説明】
1 サセプタ
2 サセプタ回転軸
3 基板
4 ガス流路
5 基板加熱用ヒータ
6 原料ガス
7 対向板
8 ホルダ
9 基板回転軸
10 中心ギヤ
11 歯車
12 動力伝達機構
M1 第一モータ
M2 第二モータ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor manufacturing apparatus for epitaxially growing a semiconductor crystal on a substrate supported by a rotating plate-shaped susceptor, and more particularly to a semiconductor thin film manufacturing apparatus capable of growing a large number of semiconductor crystals without variation.
[0002]
[Prior art]
Semiconductors include Si (silicon), GaAs (gallium arsenide), and InGaAs (indium gallium arsenide). A semiconductor made of a compound such as GaAs or InGaAs is called a compound semiconductor, and has a feature that electron mobility is higher than that of a Si semiconductor. Taking advantage of this feature, GaAs and InGaAs are widely used in devices that require high-speed operation and high-efficiency operation. A representative example is HEMT (High Electron Mobility Transistor). HEMTs are used in satellite broadcast receiving antennas and can amplify weak high-frequency signals from satellites with low noise.
[0003]
The general structure of the HEMT is shown in FIG. The HEMT includes a buffer layer, a channel layer, a spacer layer, a carrier supply layer, and a contact layer grown on a substrate. The contact layer is a layer for forming an electrode. The carrier supply layer is doped with an n-type dopant and supplies generated free electrons to the channel layer. The spacer layer functions to prevent free electrons in the channel layer from being scattered by ions due to n-type impurities in the carrier supply layer. The channel layer is a layer through which free electrons flow and needs to have high purity. The buffer layer has the function of preventing device characteristics from deteriorating due to residual impurities on the substrate surface. The substrate is a base for growing a single crystal.
[0004]
Table 1 shows an example of the structure of the HEMT. The crystal growth is called epitaxial. The names n− and i− of the epitaxial layers indicate that the epitaxial layers are n-type and semi-insulating, respectively. The unit of the thickness is nm (10 −9 m). The unit of the carrier concentration is cm −3 .
[0005]
[Table 1]
[0006]
The method of growing the HEMT epitaxial wafer shown in Table 1 will be described below.
[0007]
FIG. 5 shows a conventional growth furnace used for vapor phase growth, in which a
[0008]
In this growth furnace, a plurality of
[0009]
The
[0010]
When i-GaAs is grown as a raw material, Ga (CH 3 ) 3 (trimethylgallium) as a Ga raw material and AsH 3 (arsine) as an As raw material are supplied to the substrate. In addition, there is Ga (CH 3 CH 2 ) 3 (triethylgallium) as another Ga raw material. Other As raw materials include As (CH 3 ) 3 (trimethyl arsenic) and TBA (tertiary butyl arsine).
[0011]
When growing i-Al 0.25 GaAs, Ga (CH 3 ) 3 , AsH 3 , and Al (CH 3 ) 3 (trimethylaluminum) as an Al raw material are supplied to the substrate. In addition, there is Al (CH 3 CH 2 ) 3 (triethylaluminum) as another Al raw material. Al 0.25 GaAs is short for Al 0.25 Ga 0.75 As and means that the ratio of Al to Ga is 0.25: 0.75.
[0012]
When growing i-In 0.20 GaAs, Ga (CH 3 ) 3 , AsH 3 , and In (CH 3 ) 3 (trimethylindium) as an In raw material are supplied to the substrate. In 0.20 GaAs is short for In 0.20 Ga 0.80 As and means that the ratio of In to Ga is 0.20: 0.80.
[0013]
When growing n-GaAs, Ga (CH 3 ) 3 , AsH 3 and an n-type dopant are supplied to the substrate. Elements of the n-type dopant include Si and Se (selenium). Si raw materials include SiH 4 (monosilane) and Si 2 H 6 (disilane). As a Se raw material, there is H 2 Se (hydrogen selenide).
[0014]
[Patent Document 1]
JP-A-10-012554 (FIG. 4)
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional semiconductor manufacturing apparatus, only the
[0016]
Therefore, an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems, appropriately set the rotation direction and the revolving direction of the substrate, and set the number of rotations of the rotation and the revolving to an appropriate range. It is an object of the present invention to provide a semiconductor manufacturing apparatus having a structure in which the in-plane variation of the characteristics described above is suppressed.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows.
[0018]
In the semiconductor manufacturing apparatus according to the first aspect of the present invention, a substrate is arranged on a rotating plate-shaped susceptor, and a lower surface serving as a growth surface is supported toward a gas flow path side, and a source gas is radially emitted from a central portion of the susceptor. In a semiconductor manufacturing apparatus in which a semiconductor crystal is epitaxially grown on a heated substrate, a substrate rotation axis that supports the substrate independently and rotatably is provided separately from the rotation axis of the susceptor, and thereby the rotation direction of the susceptor and the substrate is changed. It is characterized in that both are configured to rotate clockwise or counterclockwise.
[0019]
In the semiconductor manufacturing apparatus according to the second aspect of the present invention, a substrate is disposed on a rotating plate-shaped susceptor, and a lower surface serving as a growth surface is supported toward a gas flow path side, and a source gas is radially emitted from a central portion of the susceptor. In a semiconductor manufacturing apparatus in which a semiconductor crystal is epitaxially grown on a heated and heated substrate, the substrate is supported by a holder so as to be rotatable independently with respect to a susceptor, and is rotatable coaxially and independently with respect to a rotation axis of the susceptor. A substrate rotating shaft is provided, and external teeth of a center gear provided on the substrate rotating shaft are meshed with external teeth provided on the outer periphery of the holder, thereby rotating the susceptor and the substrate in a clockwise or counterclockwise direction. It is characterized in that the configuration is such that:
[0020]
According to a third aspect of the present invention, in the semiconductor manufacturing apparatus according to the first or second aspect, a first motor is connected to a rotation shaft of the susceptor, a second motor is connected to the substrate rotation shaft, and rotation of the susceptor is performed by both motors. The number of rotations can be arbitrarily set in the range of 0 to 15 rotations / minute and the number of rotations of the substrate can be set in the range of 0 to 60 rotations / minute.
[0021]
According to a fourth aspect of the present invention, in the semiconductor manufacturing apparatus according to any one of the first to third aspects, a plurality of substrates are circumferentially arranged on the rotating plate-shaped susceptor at a position slightly away from the center of the susceptor. And a growth surface is supported with the lower surface facing the gas flow channel side so that a large number of substrates can be grown.
[0022]
The invention of
[0023]
<The gist of the invention>
The gist of the present invention resides in a configuration in which independent rotation axes are provided for each of the susceptor and the substrate, the directions of revolution and rotation of the substrate are the same, and the number of revolutions thereof can be strictly controlled.
[0024]
In the case of the prior art (FIG. 5), a substrate set inside a plate called a susceptor revolves and rotates (revolves) as the susceptor rotates during growth. The source gas is introduced from below into the center of the susceptor, flows radially outward, decomposes on the heated substrate, and grows crystals on the substrate. In the prior art, as shown in FIG. 6, since the
[0025]
That is, in the prior art, since the rotation direction and the revolving direction of the substrate in the reaction furnace rotate in opposite directions, when the raw material gas and the diluting gas coming out of the susceptor center pass over the substrate, Instead of passing through, it passes like a swirl.
[0026]
On the other hand, in the present invention, as shown in FIG. 1, the substrate and the susceptor are provided with independent shafts, the directions of rotation and rotation of the substrate are the same, and the number of rotations thereof can be strictly controlled. 2, the source gas flows uniformly over the substrate, and the in-plane variation of the pinch-off voltage of the HEMT can be suppressed.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on the illustrated embodiments.
[0028]
In the vapor phase growth apparatus shown in FIG. 1, a
[0029]
The
[0030]
[0031]
The
[0032]
With the above configuration, it is possible to obtain a semiconductor manufacturing apparatus in which the rotation directions of the
[0033]
In the semiconductor manufacturing apparatus of the present invention, the rotation directions of the
[0034]
With such a configuration, the flow directions of the raw material gas and the diluent gas coming out of the central portion of the susceptor are as shown in FIG. That is, when the
[0035]
More specifically, in the related art (FIG. 5), only the susceptor has a rotation axis, and the substrate and the susceptor can only rotate in opposite directions. That is, in the prior art, as shown in FIG. 6, since the
[0036]
On the other hand, in the present embodiment (FIG. 1), the susceptor and the substrate are provided with independent rotation axes (2, 9), and the susceptor and the substrate have the same rotation direction (S direction, K direction). Therefore, by setting the number of rotations of the
[0037]
Table 2 shows the in-plane variation of the pinch-off voltage of the HEMT by the semiconductor manufacturing apparatus of the related art and the semiconductor manufacturing apparatus of the present embodiment.
[0038]
[Table 2]
[0039]
As shown in the left column of Table 2, in the case of the related art (the rotation direction and the revolving direction are opposite), the variation in the pinch-off voltage in the substrate surface is relatively large at ± 4.4%, and there is a problem in uniformity.
[0040]
On the other hand, as shown in the right column of Table 2, in the case of the present embodiment (the rotation and the revolving direction are the same), the in-plane variation of the pinch-off voltage can be suppressed to ± 2.8%.
[0041]
In order to confirm the above effects of the present invention, the relationship between the rotation speed of the susceptor and the rotation direction and rotation speed of the substrate was varied and the in-plane variation of the pinch-off voltage of the HEMT was examined.
[0042]
FIG. 3 shows the relationship between the rotation speed of the susceptor, the rotation direction and the rotation speed of the substrate, and the pinch-off voltage variation of the manufactured HEMT. As shown in FIG. 3, when the rotation direction of the susceptor and the substrate is the same, it can be said that the in-plane variation of the voltage substrate is reduced. Also, it can be said that when the number of rotations increases to some extent, it converges to a certain value.
[0043]
<Growth example>
Next, a growth example using the semiconductor manufacturing apparatus of the present invention will be described. According to the apparatus configuration of FIGS. 1 and 2, the substrate is set inside a plate called a susceptor. The susceptor and the substrate are oriented in any of the same directions during growth and at various rotational speeds. The source gas flows radially outward from the center, and crystal grows on the substrate.
[0044]
In the growth example using the semiconductor manufacturing apparatus, the effect of the present invention was examined in the following procedure. {Circle around (1)} An epitaxial wafer for HEMT shown in Table 1 is vapor-phase grown in a conventional reactor (FIG. 5), and its characteristics are examined. {Circle over (2)} The epitaxial wafer for HEMT shown in Table 1 is vapor-phase grown in the present semiconductor manufacturing apparatus (reactor of the present invention), and its characteristics are examined. Changes in characteristics are examined by controlling the rotation direction and the number of rotations of the substrate and the susceptor.
[0045]
The growth conditions for the epitaxial wafer for HEMT in Table 1 are as follows. The substrate temperature during growth is 650 ° C., the pressure inside the growth furnace is 76 Torr, and the diluting gas is hydrogen. A GaAs substrate was used as the substrate.
[0046]
The growth of the i-GaAs layer with
[0047]
Ga (CH 3 ) 3 , Al (CH 3 ) 3 and AsH 3 are used for growing the i-Al 0.25 GaAs layer, and their flow rates are 5.3 cm 3 / min, 1.43 cm 3 / min and 630 cm 3 / min.
[0048]
i-In O.I. 20 Ga (CH 3) The growth of the
[0049]
For growing the n-Al 0.25 GaAs layer, Si 2 H 6 was used in addition to Ga (CH 3 ) 3 , Al (CH 3 ) 3 and AsH 3 used for growing i-Al 0.25 GaAs. . The flow rate of Si 2 H 6 is 7.78 × 10 −3 cm 3 / min. The flow rates other than Si 2 H 6 are the same as in the case of the i-Al 0.25 GaAs layer.
[0050]
In growing the n-GaAs layer, Si 2 H 6 was used in addition to Ga (CH 3 ) 3 and AsH 3 used for growing i-GaAs. The flow rate of Si 2 H 6 is 1.47 × 10 −4 cm 3 / min. The flow rates other than Si 2 H 6 are the same as in the case of the i-GaAs layer.
[0051]
The relationship between the pinch-off voltage variation of the epitaxial wafer for HEMT thus grown and the rotation speed of the susceptor, the rotation direction and the rotation speed of the substrate is as shown in FIG. Here, as examples of rotation control, (1) no susceptor rotation, right rotation of the substrate, (2) 5 rotations / minute of the susceptor counterclockwise, right rotation of the substrate, (3) 10 rotations / minute of the susceptor counterclockwise, right rotation of the substrate, (4) ▼ susceptor counterclockwise 15 rotations / minute, substrate clockwise rotation, 55 susceptor counterclockwise 5 rotations / minute, substrate counterclockwise rotation, 66 susceptor counterclockwise
[0052]
Although the preferred embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, and control for changing the rotation direction and the number of rotations of the substrate and the susceptor can be performed during growth.
[0053]
In addition, although the growth example of the HEMT has been described, the rotation direction and the number of rotations of the substrate and the susceptor can be strictly controlled in the growth of the HBT or the like. That is, the range in which the semiconductor manufacturing apparatus of the present invention can be applied is wide, and it can be applied to growing semiconductor device wafers such as FETs, HEMTs, and HBTs in a reaction furnace. The uniformity of the pinch-off voltage can be improved. Thereby, the product yield can be improved.
[0054]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the substrate and the susceptor are provided with independent rotation axes, and the susceptor and the substrate are rotated in the same direction. Therefore, by setting the number of rotations of the susceptor and the substrate in an appropriate range, the direction in which the source gas flows can be adjusted, and the source gas can flow uniformly on the substrate. As a result, for example, it is possible to reduce the in-plane variation of the pinch-off voltage of the epitaxial wafer for HEMT, to improve the characteristics thereof, and also to improve the production yield, and to expect an improvement in productivity. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a structural view of a semiconductor manufacturing apparatus (reactor) according to an embodiment of the present invention as viewed from the side.
FIG. 2 is a structural view of a semiconductor manufacturing apparatus (reactor) according to one embodiment of the present invention as viewed from above.
FIG. 3 is a diagram showing the in-plane variation of the pinch-off voltage when the rotation speed of the susceptor, the rotation direction of the substrate, and the rotation speed are changed.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of a HEMT to be grown by the semiconductor manufacturing apparatus of the present invention.
FIG. 5 is a structural view of a conventional semiconductor manufacturing apparatus (reactor) as viewed from the side.
FIG. 6 is a structural view of a conventional semiconductor manufacturing apparatus (reactor) as viewed from above.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
Claims (5)
サセプタの回転軸とは別に上記基板を独立に回転可能に支持する基板回転軸を設け、これによりサセプタおよび基板の回転方向を共に時計回りもしくは反時計回りに回転させる構成としたことを特徴とする半導体製造装置。A substrate is arranged on a rotating plate-shaped susceptor, and the lower surface, which is the growth surface, is supported toward the gas flow channel side. Semiconductor manufacturing equipment
In addition to the rotation axis of the susceptor, a substrate rotation axis that supports the substrate independently and rotatably is provided, whereby the rotation direction of the susceptor and the substrate is both rotated clockwise or counterclockwise. Semiconductor manufacturing equipment.
上記基板をホルダによりサセプタに対して独立に回転可能に支持し、またサセプタの回転軸に対し同軸的に独立に回転可能に基板回転軸を設け、この基板回転軸に設けた中心ギヤの外歯を上記ホルダの外周に設けた外歯と噛み合わせ、
これによりサセプタおよび基板の回転方向を共に時計回りもしくは反時計回りに回転する構成としたことを特徴とする半導体製造装置。A substrate is arranged on a rotating plate-shaped susceptor, and the lower surface, which is the growth surface, is supported toward the gas flow channel side. Semiconductor manufacturing equipment
The substrate is supported by the holder so as to be independently rotatable with respect to the susceptor, and a substrate rotation shaft is provided so as to be coaxially and independently rotatable with respect to the rotation axis of the susceptor. Meshes with the external teeth provided on the outer periphery of the holder,
Thus, the semiconductor manufacturing apparatus is configured to rotate both the susceptor and the substrate in a clockwise or counterclockwise direction.
上記サセプタの回転軸に第一モータを連結し、上記基板回転軸に第二モータを連結し、両モータによりサセプタの回転数を0〜15回転/分および基板の回転数を0〜60回転/分の範囲で任意に設定できる構成としたことを特徴とする半導体製造装置。The semiconductor manufacturing apparatus according to claim 1, wherein
A first motor is connected to the rotation shaft of the susceptor, a second motor is connected to the substrate rotation shaft, and the rotation speed of the susceptor is 0 to 15 rotations / minute and the rotation speed of the substrate is 0 to 60 rotations / minute by both motors. A semiconductor manufacturing apparatus characterized in that it can be arbitrarily set within a range of minutes.
上記回転する板状のサセプタに、複数の基板を、サセプタ中心から少し離れた位置にて周方向に配設し、且つ成長面たる下面をガス流路側に向けて支持し、多数枚成長できる構成としたことを特徴とする半導体製造装置。The semiconductor manufacturing apparatus according to claim 1,
A configuration in which a plurality of substrates are arranged on the rotating plate-shaped susceptor in the circumferential direction at a position slightly away from the center of the susceptor, and the lower surface, which is the growth surface, is supported toward the gas flow path, so that a large number of substrates can be grown. A semiconductor manufacturing apparatus characterized in that:
III−V族化合物半導体結晶をエピタキシャル成長させる半導体製造装置として構成され、
そのV族原料として、AsH3(アルシン)、As(CH3)3(トリメチル砒素)、TBA(ターシャリーブチルアルシン)、PH3(ホスフィン)またはTBP(ターシャリーブチルホスフィン)を用い、
またIII族原料として、Al(CH3)3(トリメチルアルミニウム)、Ga(CH3)3(トリメチルガリウム)、In(CH3)3(トリメチルインジウム)、Al(CH3CH2)3(トリエチルアルミニウム)、Ga(CH3CH2)3(トリエチルガリウム)、In(CH3CH2)3(トリエチルインジウム)を用い、
そして希釈用ガスとして、H2(水素)、N2(窒素)またはAr(アルゴン)を用いることを特徴とする半導体製造装置。The semiconductor manufacturing apparatus according to any one of claims 1 to 4,
A semiconductor manufacturing apparatus configured to epitaxially grow a group III-V compound semiconductor crystal,
As a group V material, AsH 3 (arsine), As the (CH 3) 3 (trimethyl arsenic), TBA (tertiary butyl arsine), PH 3 (phosphine) or TBP (tertiary butyl phosphine) used,
As group III raw materials, Al (CH 3 ) 3 (trimethylaluminum), Ga (CH 3 ) 3 (trimethylgallium), In (CH 3 ) 3 (trimethylindium), Al (CH 3 CH 2 ) 3 (triethylaluminum) ), Ga (CH 3 CH 2 ) 3 (triethylgallium), In (CH 3 CH 2 ) 3 (triethyl indium),
A semiconductor manufacturing apparatus using H 2 (hydrogen), N 2 (nitrogen), or Ar (argon) as a diluting gas.
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