JP2004241342A - 携帯照明灯及びその充電に使用される充電器 - Google Patents

携帯照明灯及びその充電に使用される充電器 Download PDF

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Abstract

【課題】照明体のスリム小径化で、照明対象箇所である入り組んだ狭い領域をも容易に照明でき、グリップ体の小型軽量化で作業負担の低減、デザイン性の向上を実現できるコードレスタイプの携帯照明灯を提供する。
【解決手段】リチウムイオン電池による充電池9、インバーター等を備えた点灯起動機構28その他を収容していると共に、携帯用として手指で握持できる程度の大きさを備えたグリップ体10と、このグリップ体10に一体的に連結されていると共に、内側面に反射部材33が設けられた保護筒32内に蛍光管37を収容、保護している透光性ある照明体30とから携帯照明灯1を構成する。この携帯照明灯1を充電する充電器40は、ベース部41上に、携帯照明灯1のグリップ体10を挿入させて充電させるグリップ体挿入部43、充電池9を挿入させて充電させる充電池挿入部47夫々を区画している隆起状部分から成る充電支持枠部42を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工事現場、トンネル内の仮設照明、整備工場内における4柱リフトの下回り作業用照明・点検照明、電車(車両)の室内点検・動力機構点検整備、旅客機の機内点検・整備、倉庫・部品庫・機械工場の補助照明、病院・工場その他の巡回・点検時等の各種照明用として片手で把持することが可能である手持ちコードレスタイプの携帯用に好適な携帯照明灯及びその充電に使用される充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯用の照明灯として、一対のケース半割り体を嵌合することでその上端が上向きのランプカバー受入口筒となる略円筒型のグリップケースと、蛍光ランプへ差込み套嵌された円筒型の透明なランプカバーとを備え、グリップケースに蛍光ランプのインバータ点灯回路基板を内蔵するとともにランプソケットを挟持固定し、かつグリップケースのランプカバー受入口筒に対しランプソケットに差込んだ蛍光ランプのランプカバーを差込んだ上で複数のビスで連結一体化し、更に当該連結部分に対し防水用の弾性シールリングを嵌め付ける一方で、蛍光ランプとランプカバーとの相互間に対しクッションリングを介装し、グリップケースを閉塞した下面に対し操作スイッチボックス及び電源コードを挟持固定するという構成のものが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−006401
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の照明灯においては、グリップケースの上端側に楕円形の絶縁性の口金を介して倒立U字状に屈曲されたツイン型の蛍光ランプを装着し、かつ360°の水平方向の周りに透明性を有するランプカバーを装着するというものであるため、ランプカバーが大径化されてデザイン的に好ましくはないものとなっている。しかも、対象物に対する光の照射面積が小さく(短く)なるという欠点があるばかりでなく、ランプカバーの大径化が照明対象箇所の例えば入り組んだ狭い領域内への進入を困難にさせ、狭い領域内を照明することが非常に不便であるという欠点がある。またランプカバーが全周囲的に透光性を有するため、蛍光ランプの発光が等しく360°の水平方向の周りに発散されてしまうものとなり、対象物に対する光の照射性の効率が悪く若干暗くなりがちになるという欠点もあった。
【0005】
また、従来においては、グリップケースに電源コードを接続して発光電力を得るというものであるため、例えば整備、点検等のために車両室内や電車内、あるいは航空機の客室内等を照明する場合、構内の床上等を引き摺った電源コードで座席シート等を汚してしまうということも多々ある。従ってあらかじめ座席シート等に対し汚れを防ぐ手立てを講じなければならず、この点で作業の煩わしさを余儀なくされるという欠点もあった。
【0006】
このため、先ず高輝度を得る目的で倒立U字状に屈曲されたツイン型の蛍光ランプ、及び大径化されたランプカバーを用いるとともに、グリップ体(即ち、グリップケース)の後端側に対し電圧DC12V、容量1300mAhのニッケルカドミウム電池の構成体を備えておき、定格入力AC100V,50/60Hz,55VA、定格出力DC12V(2.0A)の充電器から必要な発光電力を充電するという構成のものが開発されている。
【0007】
しかし、ニッケルカドミニウム電池を備える場合、この電池部分の容積が大きくならざるを得ず、従ってグリップ体の構成としては、グリップ体の後端側に大きなブロック状の構成の重い塊を単に取って付けたような形状構成となるため、グリップ体自体が大型化し重量化してしまうとともに、デザイン的にも好ましくないという欠点があった。特に、グリップ体が重量化してしまうと、作業環境により吊設等が困難である場合、片手で持ち続けながら作業を行わなければならないため、作業者に対し余分な重量負担を与えてしまい、取り扱い性が悪いという欠点もあった。そればかりでなく、ニッケルカドミニウム電池では、その充電特性にメモリー効果現象があり、そのメモリー効果で、十分に放電使用していない状態で充電すると、その追加充電容量分しか使用できず、充電前の残量分に相当する容量が未使用のままで残り、必要とする照明時間が次第に十分に確保できなくなるという問題点もあり、また、重量的にも嵩張るものであった。
【0008】
即ち携帯に適するようコードレスタイプとする照明灯として要求される諸元としては、小型で容量が大きく、いつでも充電残量に関係なく充電可能な電源としての電池であること、低消費電力で高輝度で、しかも照明される対象物が各種であるときの用途に対応した必要な明るさが確保される光源であること、携帯に便なるように軽量化されていること等である。またコードレスタイプとすることで、一般的には野外でのレジャー用、災害時の非常灯用、野外や電源がない場所での作業用として使用されているのであり、また産業的には引き回し用の電源コードが不要であることで例えば自動車業界での完成車の内装設備の検査にも使用されているのである。ところが従来から提供されている上述したようなものにあっては、これらの各種の用途としての要求を十分には満足できないばかりでなく、価格的にも高価であり、重量的にも嵩張り、充電に際しての充電に要する時間が掛かりすぎる等の使い勝手の点では種々な欠点があった。
【0009】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、本発明者は、従来の諸欠点を解消すべく、電源、光源、重量、形態等のこの種の携帯用の照明灯としての要求される全ての諸元を再検討し、種々な問題点を一つ一つ解消することで本発明を完成させるに至ったものである。その結果、蛍光管のスリム化と共に透光性保護筒(ランプカバー)を小径化することで、第1に対象物に対する光の照射面積を大きく(長く)して光の照射効率を向上させ、第2に入り組んだ狭い領域をも容易に照明することを可能にし、かつメモリー効果がない電源となるリチウムイオン電池の小型化とともにグリップ体の小型軽量化をも図る観点とも併せて作業負担の低減、及びデザイン性の向上をも実現し、しかも整備・点検・巡回等する作業箇所での自由な使用による照明環境を確保できるばかりでなく、不使用時では携帯照明灯自体を待機保管するようにして自立式に保持する充電器と組合せ、しかもこの充電器に立脚状に保持させておくことで常時充電補充でき、使用勝手に優れたコードレスタイプの携帯用に好適な携帯照明灯及びその充電に使用する充電器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明にあっては、リチウムイオン電池による充電池9、インバーター等を備えた点灯起動機構28その他を収容していると共に、携帯用として手指で握持できる程度の大きさを備えたグリップ体10と、このグリップ体10に一体的に連結されていると共に、内側面に反射部材33が設けられた保護筒32内に蛍光管37を収容、保護している透光性ある照明体30とから成ることを特徴とする。
グリップ体10は、充電池9を収容する電池室13と、蛍光管37を駆動照明するよう電源安定器、コンデンサ、インバータ等を基板上に配置して成る点灯起動機構28を収容している収容室27とを内部に区画形成し、照明体30を連結している上部に電源スイッチ8を配設して成り、電池室13は、グリップ体10自体の内側壁に形成した左右の位置決めレール14によって固定支持されるよう、底部側が開放された扁平ボックス状の充電池ホルダー15から成り、開放された充電池ホルダー15の底部側は、グリップ体10底部に着脱自在に装着される電池蓋22の取り外しによって充電池ホルダー15は外部に連通されているものとして構成できる。
充電池9は底側面における一方の端縁部に適宜間隔で離隔した一対の電池端子9Aが露出形成されていると共に、左右両側面夫々には溝状の挿入案内溝9Bが形成されて成るものである。
充電池ホルダー15は、左右側壁の内側面に充電池9における挿入案内溝9Bに嵌り合う充電池位置決めレール16を形成すると共に、収容された充電池9の電池端子9A夫々に、電源スイッチ8、点灯起動機構28、蛍光管37等夫々に接続するよう電気的に接触する一対の供給端子17を備えて構成することができる。
供給端子17は、充電池ホルダー15の上部壁の外側面に形成配置した端子ホルダー18に設けた支持ピン19に、電池端子9Aに接触すべく充電池ホルダー15内に弾発的に突出傾向に付勢されるよう弾発的に揺動自在に支持されて成ることで構成できる。
収容室27に収容の点灯起動機構28は、シュリンク包装手段によって熱収縮されるフィルム材によって包覆されることで構成できる。
照明体30は、グリップ体10の上部に形成してある筒状の連結部29に連結される透光性の保護筒32と、保護筒32先端を閉塞するキャップ34と、保護筒32内に収容される蛍光管37を支持し、給電するようキャップ34、連結部29夫々に緩衝手段を介して配した前後部のソケット36と、蛍光管37による放射光を保護筒32周囲の一定方向に反射させるよう保護筒32内側面に配した反射部材33とを備えて構成できる。
また、以上のように構成された携帯照明灯1をスタンド式にして自立状態で待機させる間で充電させる充電器40は、適宜面に載置されるベース部41と、このベース部41上で平面から見て前方が開放されたほぼコ字枠状を呈するようにして、その内部を携帯照明灯1のグリップ体10を挿入させて充電させるグリップ体挿入部43、携帯照明灯1から取り出したあるいは予備の充電池9を挿入させて充電させる充電池挿入部47夫々に区画してあって、ベース部41とほぼ一体状に形成した隆起状部分から成る充電支持枠部42とを備えたことを特徴とする。
グリップ体挿入部43は、両側壁内側面に携帯照明灯1のグリップ体10の左右外側面に形成してある溝状の充電案内溝10Aに嵌め入れられる突条状のグリップ体位置決め手段44を形成すると共に、底側面にはグリップ体10における充電端子7に電気的に接続される充電供給端子45を対応配置して構成することができる。
更にはグリップ体挿入部43の底側面には、グリップ体10の底面に形成した係合凹部46Aと、この係合凹部46Aに係合すべくグリップ体10自体のスライド挿入時には没入待避し、係合凹部46Aが至ると突出復帰して係合するようグリップ体挿入部43底面に形成した弾発揺動する係合端46Bとから成る仮固定手段46を設けることができる。
充電池挿入部47は、左右側壁内側面に充電池9における挿入案内溝9Bに嵌り合う突条状の充電池位置決め手段48を形成すると共に、充電池9における充電端子9Aに電気的に接続される充電供給端子49を奥部側面に対応配置したものである。
【0011】
以上のように構成された本発明に係る携帯照明灯及びその充電に使用される充電器にあって、充電器40に携帯照明灯1を自立状態で挿入支持することで携帯照明灯1の発光、照明に必要な電力を充電池9に充電補充させ、携帯照明灯1のグリップ体10における電源スイッチ8の操作で照明体30の蛍光管37を発光させ、反射部材33によって反射された周囲を照明させる。
電池室13、収容室27を内部に区画形成したグリップ体10において、電池室13の開閉で内部に収容している充電池9を着脱自在に挿入、取り出させ、リチウムイオン電池の充電池9はその非メモリー作用で充電容量が残っていてもその残量に関係なく再充電可能で、充電全容量に対応して照明使用させる。また充電池9に形成してある挿入案内溝9Bは、電池室13内への挿入、電池室13からの取り出し時の充電池位置決めレール16との噛み合い、更には充電器40における充電池挿入部47への挿入セット時の充電池位置決め手段48との噛み合い等によって位置合わせさせてそれらを円滑に作業させる。
収容室27内に収容してある点灯起動機構28のシュリンク包装手段、照明体30における蛍光管37を支持する緩衝手段は、携帯照明灯1の例えば携帯使用時における落下した場合での点灯起動機構28、蛍光管37等の損傷を防止させる。
充電器40のグリップ体挿入部43はグリップ体10を挿入させることで携帯照明灯1自体を直接に、充電池挿入部47は充電池9を挿入させることで充電池9自体を選択的に夫々充電させ、グリップ体挿入部43による携帯照明灯1の自立状態の挿入で携帯照明灯1を保管、待機させながら充電させ、充電池挿入部47による充電池9の挿入で携帯照明灯1から取り出したあるいは予備の充電池9を充電させる。
グリップ体挿入部43のグリップ体位置決め手段44は、携帯照明灯1のグリップ体10の充電案内溝10Aに嵌め合わせ、位置決めさせ、携帯照明灯1の充電器40に対する充電時の挿入セットを円滑にさせる。
グリップ体挿入部43の底側面における仮固定手段46は、グリップ体10の係合凹部46A、グリップ体挿入部43自体の係合端46B両者の係合で携帯照明灯1を充電器40に位置決め固定させ、グリップ体10底面の充電端子7とグリップ体挿入部43の充電供給端子45とを電気的に接触させて充電させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明する。図において示される符号1は携帯照明灯であり、概略的には携帯用として手指で握持できるようにして、電源としてのリチウムイオン電池の如き充電池9、インバーター等を備えた点灯起動機構28その他を収容しているグリップ体10と、このグリップ体10に一体的に連結された保護筒32内に照明源としての蛍光管37を収容、保護している透光性ある照明体30とから成る。またこの携帯照明灯1自体は、携帯照明灯1自体を保管・待機等に適するように自立状態を維持するようにして、その保管・待機時で、充電池9を補充充電するようにした充電器40によって常時充電できるようにしてある。
【0013】
グリップ体10は、携帯照明灯1を携帯使用する使用者の手指等によって握持できる程度の外形を備えるように左右対称で形成された一対のグリップ半割り体11を一体に組み合わせて構成されるもので、図3ではグリップ体10の内部構造を説明するものとして一方のグリップ半割り体11のみを示してある。グリップ体10は、電源であるメモリー効果がないリチウムイオン電池の如き充電池9を収容する電池室13と、蛍光管37を駆動照明するよう電源安定器、コンデンサ、インバータ等を基板上に配置して成る点灯起動機構28を収容している収容室27とを内部に区画形成しており、照明体30を連結しているグリップ体10の上部には電源スイッチ8を配設してある。そして、電源スイッチ8、充電池9、点灯起動機構28、蛍光管37等は電気的に接続されており、電源スイッチ8によるON操作で点灯起動機構を介して蛍光管が点灯され、電源スイッチ8によるOFF操作で蛍光管37が消灯されるのであり、これらの接続用の各部の配線は電源スイッチ8、充電池9、点灯起動機構28、蛍光管37等に付設の夫々の端子によって接続されるも、図示では省略されている。尚、左右のグリップ半割り体11はネジ止め等によって一体化されるもので、例えばグリップ半割り体11自体の内部に形成した連結筒部12に挿通させる左右外側面からのボルト、これにネジ止めされるナット(いずれも図示せず)等によって締結固定されるものとしてある。
【0014】
電池室13は、グリップ半割り体11夫々の内側壁に形成した左右の位置決めレール14によって固定支持されるよう、底部側が開放された扁平ボックス状の充電池ホルダー15から成り、開放された底部側は、グリップ体10底部に着脱自在に装着される後述の電池蓋22の取り外しによって充電池ホルダー15は外部に連通され、充電池ホルダー15に収容した充電池9を着脱できるようにしてある。充電池ホルダー15は、グリップ体10の左右側部に対応する左右側壁の内側面に、充電池9における後述の挿入案内溝9Bに嵌り合うように、充電池9の挿入方向に沿っている突条状の充電池位置決めレール16を形成すると共に、収容された充電池9におけるプラス・マイナス極の電池端子9A夫々に、電源スイッチ8、点灯起動機構28、蛍光管37等夫々に接続するよう、電気的に接触する一対の供給端子17を備えている。
【0015】
尚、充電池9自体は、図3、図5、図7に示すようにやや扁平で、平側面における両隅部が丸みを帯びている直方体状を呈し、底側面における一方の端縁部に適宜間隔で離隔した一対の電池端子9Aが露出形成されていると共に、底側面側の左右両側面夫々には溝状の挿入案内溝9Bが形成されて成るのである。この挿入案内溝9B左右では夫々断面形状が異なるもの、即ち例えば断面で矩形あるいは台形状を呈するものとしてあり、充電池9が挿入される充電池ホルダー15における左右の充電池位置決めレール16、後述する充電器40の充電池挿入部47における左右の充電池位置決め手段48夫々に正位置でなければ相互に嵌め合わないようにしてあり、端子9A,17,49相互間の極性が常時一定のものとして組合せ接触するように配慮してある。
【0016】
このような形状を呈する充電池9に対応するように上記の充電池ホルダー15はその内部幅員、内部長さ等は充電池9外形に対応して形成されている。そして図示のように、充電池ホルダー15の供給端子17は充電池ホルダー15内に挿入配置された充電池9の電池端子9Aに、また充電池位置決めレール16は挿入案内溝9B位置に夫々対応している。図示にあっての供給端子17は、充電池ホルダー15の上部壁の外側面に形成配置した半ばボックス状の端子ホルダー18の両側壁外側面に設けた支持ピン19に、電池端子9Aに接触すべく充電池ホルダー15内に弾発的に突出傾向に付勢されるようものとして弾発的に揺動自在に支持されている。即ち、供給端子17自体は、支持ピン19に巻回支持させるバネ巻回部17Aをほぼ中央部に配し、また端子ホルダー18端に突設形成の弾発付与規制突起21に規制支持されるバネ支点端17Bを一端部に形成し、充電池ホルダー15の端部に電池端子9A位置に対応して開口形成した突出口から充電池ホルダー15内に突出するようほぼ山形状に折曲形成した接触端17Cを他端部に形成したものである。尚、バネ支点端17B自体は、電源スイッチ8、点灯起動機構28、蛍光管37等夫々に接続されるものとなっているのである。
【0017】
また充電池ホルダー15における底部開放部分は、相互に固定される左右のグリップ半割り体11によってグリップ体10の底部に形成される電池収納口に連通されている。そして電池収納口は、この電池収納口自体の開口縁に半ば強制的に例えば凹凸の嵌め合い手段によって着脱される電池蓋22で開閉されるものとしてある。
【0018】
更にこの電池蓋22には図1、図3に示すように、例えば携帯照明灯1自体を携帯するときの落下防止用のストラップ等の紐材を連繋するための連繋手段23を付設形成するものとしてある。即ちこの連繋手段23は、相互に固定される左右のグリップ半割り体11の合わせ面部夫々に形成した凹所11Aに嵌り込むようにした半ばボックス状の連繋部24と、相互に固定した左右のグリップ半割り体11の凹所11A位置及び連繋部24に貫挿されてネジ止めされるボルト状の支持ピン25とから成り、連繋部24の左右側壁には支持ピン25を貫挿させるための切欠状の貫挿溝が形成されている。また左右のグリップ半割り体11に貫挿される支持ピン25が連繋部24にも貫挿されることで、連繋部24と一体状の電池蓋22の脱落、離反が防止されるものとなっている。
【0019】
この支持ピン25には例えばフックホルダ、ストラップ、ベルト(図示せず)等を連繋装着することで、適宜に吊り下げた状態で使用でき、使用者は両手を自由に使って所要の作業を行えるために作業の効率を高めることができる利点がある。
【0020】
またグリップ体10自体の底面には、充電池9に電気的に接続されているプラス極、マイナス極の充電端子7が露出された状態で配置固定されており、後述する充電器40におけるグリップ体挿入部43の充電供給端子に接触するようにしてある。
【0021】
一方、収容室27は電池室13と並置させることでグリップ体10内に区画形成されており、点灯起動機構28を収容している。この点灯起動機構28は、例えば充電池ホルダー15の底壁部外側面にネジ止め支持されるようにした基板上に蛍光管37を駆動照明するよう電源安定器、コンデンサ、インバータ等を所要の実装技術で配置して成るもので、シュリンク包装手段によって熱収縮されるフィルム材によって包覆されている。こうすることで落下その他による外部からの衝撃によっても各電気部品が断線されることなく、それらに十分に耐え得るように考慮されたものとなる。
【0022】
またグリップ体10の上部に連結される照明体30は、グリップ体10の横幅外形に比し小径に形成されており、その段差状となるグリップ体10の上部面に上記電源スイッチ8が配置されている。即ち電源スイッチ8はグリップ体10とこのグリップ体10に比し小径化されている照明体30との段差部となるグリップ体10の上面に位置させて設けてあり、グリップ体10上面隅部と照明体30先端部との死角部分の中に位置されることで例えば落下時に床面等に電源スイッチ8が直接には接触しないようにしてある。こうすることで点灯使用中においての例えば不意の落下時でも電源スイッチ8に他物が接触することによる電源スイッチ8のOFF作動の機会を極力少なくできるように配慮してある。このように、電源スイッチ8の装着位置には、不意の落下時にも影響のない位置が考慮されるため、例えば点灯使用中で携帯照明灯1を真っ暗な環境の中で落下させてしまったとしても電源スイッチ8の衝突等による逆作動の虞がなく、従って蛍光管37が消灯する事態の発生がないため、真っ暗な作業環境でも安心して作業を続けることができる利点がある。
【0023】
そしてまた照明体30はグリップ体10の上部に形成された連結部29に例えばネジ止めされることでグリップ体10に必要あれば分離・解体可能にして一体的に連結固定されており、図示のようにグリップ体10自体の横幅に比し小径に形成され、前記の電源スイッチ8とはグリップ体10の上部面で並置されるようになっている。照明体30自体は、連結部29に連結される透光性の保護筒32と、保護筒32先端を閉塞するキャップ34と、保護筒32内に収容される蛍光管37を支持し、給電する前後部のソケット36と、蛍光管37による放射光を保護筒32周囲の一定方向に反射させるよう保護筒32内側面に配した反射部材33とを備えて成る。連結部29はグリップ体10の上部に、左右のグリップ半割り体11相互が固定されたときに筒状になるものとして、グリップ半割り体11自体に設けてある半割筒状部分が合体されることで形成されている。また連結部29自体は照明体30の後部に配置されるソケット36を内部で支持するように筒状に形成されていて、前部に配されるソケット36に至る配線を挿通させる溝状あるいは孔状の配線挿通部31が形成されている。
【0024】
保護筒32は例えば透明なアクリル合成樹脂材、強化ガラス材等によって円筒状に形成されており、外表面にはハードコーティング処理を施すことで保護筒32自体を外部からの衝撃その他から有効に防止できるように配慮してある。この保護筒32の内側面に配される反射部材33は、内部収容の蛍光管37から放射される照明光を一定方向、一定範囲内に設定する。図示にあっては電源スイッチ8が配置される側とは反対側である保護筒32の内側面側に薄膜状にして形成配置してあることで、蛍光管37の放射光は電源スイッチ8側に向かうようにしてあり、例えばフイルム状のアルミニウムの如き反射特性に優れた金属箔材、薄板材によって、場合によっては保護筒32の内側面に層状に形成することで設けられている。
【0025】
また、保護筒32の外表面に透光性のハードコーティング処理を施すことで、作業中に他の障害物に接触させたり不意に落下させてしまったりしたとしても、保護筒32外表面に傷等が付くことはなく、従って光の照射性を低下させることもなく、長期の使用に対し高い信頼性を維持することができる利点がある。
【0026】
キャップ34は、保護筒32先端を覆うように閉塞すると共に照明体30の前部に配されるソケット36を保護筒32内で支持する支持筒部35を備えた有底の二重筒状に形成されている。
【0027】
また前後部のソケット36は、支持すべき蛍光管37の長さに対応して保護筒32内の前後で離反配置されており、直管状の例えば可能な限り小径な蛍光管37の前後部におけるピン端子が挿入されることで蛍光管37自体を保護筒32内で支持するものとなっている。そのため後部のソケット36は連結部29内に、前部のソケット35はキャップ34における支持筒部35内に夫々配置されている。また蛍光管37は、この蛍光管37を直接に支持するソケット36自体または連結部29、キャップ34等は望ましくは弾性部材等によって緩衝性あるものとして、あるいは緩衝性ある部材を介する等によって緩衝手段を介して支持構成される。また前部のソケット36はキャップ34の支持筒部35に支持固定されていることで、キャップ34を保護筒32から取り外すことにより蛍光管37を保護筒32内から取り出し可能なものとしてあって、例えば寿命の経過による蛍光管37の交換等を可能にしてある。尚、このソケット36に対する配線は、供給端子17、電源スイッチ8の端子、点灯起動機構28の端子等から後部のソケット36に対しては直接に接続され、また前部のソケット36に対して連結部29に形成した配線挿通部31を経て反射部材33背面と保護筒32内側面との間を挿通させることで接続されているのである。また蛍光管37は例えば6〜7.4V、6Wあるいは8Wの出力で放射される直管構造の小径にしたいわゆるスリム型のものとしてあるも、これに限定されるものではない。
【0028】
以上のように構成された携帯照明灯1の電源であるリチウムイオン電池の充電池9を充電させる充電器40につき説明するに、この充電器40は図示のように、充電池9が装入されたままの携帯照明灯1自体を自立した状態であるいは携帯照明灯1内から取り出した充電池9あるいは予備の他の充電池9を充電できるように、グリップ体挿入部43、充電池挿入部47夫々を区画形成してある。即ちこの充電器40は、例えば机上面に載置できるように平面から見てほぼ半楕円形状を呈するベース部41と、このベース部41上で平面から見て前方が開放されたほぼコ字枠状を呈するようにして、その内部をグリップ体挿入部43、充電池挿入部47夫々に区画してあることでベース部41とほぼ一体状に形成した隆起状部分から成る充電支持枠部42とを備えることで構成されている。またこの充電器40には、商用電源からの電源コードを備え、変圧器、交流−直流変換器等を備えているのは勿論である。
【0029】
充電支持枠部42自体は、ベース部41と共に内部に所定の充電のための各電気器材を収容しており、図示のように前方からは凹状に抉られた形態でグリップ体挿入部43、充電池挿入部47夫々が、前部には幅広状のグリップ体挿入部43を、後部には狭幅状の充電池挿入部47を夫々配置することで段差状にして区画形成されている。
【0030】
グリップ体挿入部43は、開放されている前方からのスライド挿入がベース部41上面に沿って可能なようにグリップ体10の外形における左右幅員、前後長さに対応した内法を有する凹部状にして形成されている。そして、グリップ体挿入部43の両側壁内側面には携帯照明灯1のグリップ体10の側面と位置決めし、グリップ体挿入部43自体内にグリップ体10を挿入案内させるよう、グリップ体10の左右外側面に形成してある溝状の充電案内溝10Aに嵌め入れられるべくベース部41面に沿う突条状のグリップ体位置決め手段44を形成すると共に、底側面にはグリップ体10における充電端子7に電気的に接続されるプラス極、マイナス極の充電供給端子45をグリップ体挿入部43自体の底面に対応配置したものである。
【0031】
尚、グリップ体10の充電案内溝10Aは、充電端子7と充電供給端子45との極性が合致する方向でのみ、グリップ体10をグリップ体挿入部43内に挿入させるように、グリップ体10の左右外側面の前半部あるいは後半部のみに形成され、また左右のグリップ体位置決め手段44及びグリップ体10に形成してある充電案内溝10A夫々の断面形状は、正位置で挿入されるときのみ合致するように左右で夫々異なるものとしておくとよい。例えば、グリップ体位置決め手段44、充電案内溝10A夫々は左右で断面形状が異なるものとなるよう、一方は断面で矩形に、他方は断面で台形状を呈するものとして、端子7,45相互間の極性が常時一定のものとして組合せ接触するように配慮してある。
【0032】
またグリップ体挿入部43の底面には、グリップ体挿入部43自体の内部に挿入した携帯照明灯1の位置決め更には挿入状態を維持固定するための仮固定手段46が配置されており、この仮固定手段は46は例えば図示のようにグリップ体10の底面に形成した係合凹部46Aと、この係合凹部46Aに係合すべくグリップ体10自体のスライド挿入時には没入待避し、係合凹部46Aが至ると突出復帰して係合凹部46Aに係合するように、グリップ体挿入部43底面に形成した弾発的に揺動する係合端46Bとから成る(図10参照)。尚、係合端46Bは、グリップ体挿入部43の開放側では傾斜面となっており、後部側ではほぼ直立面となった断面でほぼレ字状を呈している。
【0033】
充電池挿入部47は、グリップ体挿入部43の後方にグリップ体挿入部43に連続させて底面をグリップ体挿入部43に比し僅かに高くすることで区画形成されており、開放されている上方からのスライド挿入が可能なように充電池9の外形における左右幅員、上下高さに対応した内法を有する凹部状に形成されている。またこの充電池挿入部47の左右側壁内側面には、充電池9における挿入案内溝9Bに嵌り合うように充電池挿入部47自体の上下方向に沿う突条状の充電池位置決め手段48が形成されていると共に、充電池9における充電端子9Aに電気的に接続されるプラス極、マイナス極の充電供給端子49を充電池挿入部47自体の奥部側面に対応配置したものである。尚、充電池挿入部47の充電池位置決め手段48は、充電端子9Aと充電供給端子49との極性が合致する方向でのみ充電池9を充電池挿入部47内に挿入させるように、充電池挿入部47の左右外側面の例えば奥部側のみに形成され、また左右の充電池位置決め手段48の断面形状は、充電池9に形成してある左右で異なる挿入案内溝9Bの断面形状に対応している。
【0034】
グリップ体挿入部43、充電池挿入部47は、通常は充電池9あるいは携帯照明灯1のいずれか一方のみで選択時に自動的に充電セットできるようにしてあるも、必要があれば、充電回路等の並設によって共に同時に充電できるようにすることも可能である。
【0035】
尚、図中符号51は充電状態表示ランプであり、例えば充電中は赤く点灯し、充電終了後では緑色に点灯するようにしたLED素子から成っている。また充電器40による充電時の電力の供給は、端子7,45,9A,49同士の直接の接触による場合のみならず無接点電力供給手段によることもできる。
【0036】
次に以上のように構成された携帯照明灯1、充電器40の使用の一例を説明するに、例えば机上等の適当な保持位置で充電器40を載置しておき、充電池9が内蔵収容されている携帯照明灯1をそのグリップ体10によって充電器40のグリップ体挿入部43内に前方からスライド挿入し、グリップ体挿入部43における相互に接触した充電供給端子45、グリップ体10の充電端子7によって充電池9を充電する。充電終了後はグリップ体挿入部43から携帯照明灯1を取り出し、電源スイッチ8のON操作で照明体30の蛍光管37を点灯させることで、各所を照明し、電源スイッチ8のOFF操作で消灯させるのである。また、場合によっては、グリップ体10から取り出した充電池9のみを充電器40の充電池挿入部47内に上方からスライド挿入し、充電池挿入部47における相互に接触した充電供給端子49、充電池9の電池端子9Aによって充電池9自体を直接に充電し、充電終了後の充電池9をグリップ体10の電池室13内に装入した後に携帯照明灯1自体を同様に使用するのである。
【0037】
また使用に際し、本発明に係る携帯照明灯1自体はコードレスで、各種照明用として片手で把持する等の手持ち使用が可能であるから、暗所における各種の工事・作業現場での補助作業灯として手元にある細かい対象物を照明する場合に主として使用される。もとよりこれに限定されず、自動車・電車・航空機等の交通関係機器をはじめ各種機器の保守・点検に際する照明灯として好適であり、更には病院・工場その他の巡回・点検時等の携帯用の照明灯として使用するのである。その点灯使用後では、リチウムイオン電池における非メモリー効果を利用して充電器40に挿入して自立状態で充電セットすることで、待機中に十分に再充電でき、使用時には充電器40からそのまま取り出すことで再度の点灯使用ができるのである。
【0038】
尚、充電セットに際し、充電器40は例えば机上のみならず、図11に示すように壁面・柱等に取り付け固定しておき、グリップ体挿入部43、充電池挿入部47を側方に向けた状態としておき、携帯照明灯1をほぼ水平状態となるように挿入セットしたり(図11(A)参照)、あるいはグリップ体挿入部43、充電池挿入部47を上方に向けた状態としておき、携帯照明灯1をほぼ垂直状態となるように挿入セットしたり(図11(B)参照)することもできる。こうした状態で挿入セットするとき、グリップ体位置決め手段44、充電池位置決め手段48による凹凸状の嵌め合いは携帯照明灯1自体の離脱、落下を阻止するのに役立つ。
【0039】
また、本発明に係る携帯照明灯1にあっては、実際上に構成した例では、全体長さを250mm程度、重量的には300g程度のものとでき、また、連続使用で1時間程度の照明時間のものが得られた。
【0040】
ところで、充電池9はあらかじめ複数用意しておくことも可能であり、その場合、使用時間の経過とともに十分に充電された他の充電池9と随時交換することで、容易に使用時間を延長させることができる。また、リチウムイオン電池である充電池9の非メモリー効果で、その充電残量にかかわらず、何回でも繰り返し充電できることを利用して、携帯照明灯1の点灯使用後の不使用時では充電器40に充電セットするものとしておき、次回の使用に備え、充電器40上でそのまま待機させておくようにする。
【0041】
尚、本実施の形態にあっては、電源スイッチ8がボタン一つのプッシュ操作式であるものとした場合について説明したが、本発明の要旨はこれに限定されるものではなく、ON操作用とOFF操作用の2つの操作部を有して一方を操作した場合に他方が解除になるシーソー式のものや、スライド式等のものを採用して落下時の弊害に備えても良く、また配設位置もグリップ体10の上面に限定されるものではなく、側面側や背面側(後面)に構成した凹部内等に設定しても良いことは勿論である。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、蛍光管37のスリム化と共に透光性ある保護筒(ランプカバー)32を小径化することで、対象物に対する光の照射面積を大きくすることでの光の照射効率を向上させ、更に例えば入り組んだ狭い領域をも容易に照明することを可能にしたのである。しかもメモリー効果がない電源となるリチウムイオン電池である充電池9の小型化とともにグリップ体10の小型軽量化をも図る観点とも併せて携帯時等の作業負担の低減、及びデザイン性の向上をも実現できたものである。そればかりでなく整備・点検・巡回等する作業箇所での自由な使用による照明環境を確保でき、不使用時では充電器40に立脚状に保持させておくことで常時充電補充可能なものとでき、使用勝手に優れたコードレスタイプの携帯用に好適なものとすることができる。
【0043】
即ちこれは本発明において、照明体30においての直管の蛍光管37を用いる構成、透光性ある保護筒32の半内周側に設けた反射部材33による照射構成、充電器40から十分な発光電力を充電可能な小型化したリチウムイオン電池である充電池9による電力供給を行う構成、充電池9を内蔵収容する軽量、小型化したグリップ体10の構成等によるものであり、これによって、先ず蛍光管37及び保護筒32の小径化とともに対象物に対する光の照射面積を長く大きくして光の照射効率を向上させることが容易となり、かつ入り組んだ狭い領域にも照明体30を進入させることが可能となって狭い領域をも照明できるのである。更に充電池9から点灯起動機構28を介して蛍光管37を発光させる構成とともにグリップ体10の小型軽量化が可能となって作業負担(重量負担)の低減、及びデザイン性の向上を実現することができ、しかもリチウムイオン電池による充電池9の使用とともにコードレス化が可能となって軽量性、携帯性に優れたものとなり、作業性が各段に向上するという効果が得られるのである。
【0044】
また充電池9としてリチウムイオン電池を使用するから、それの非メモリー効果によって、充電残量が存在する状態で再充電した後に放電使用するも、従来の例えばニッカド電池、カドミニウム電池にみられたように補充充電した容量のみに制限されることなく、充電されている容量の全体を使用できるので、長時間にわたる使用が可能であり、充電器40に挿入して一時的に保管させたときでも、またこれを繰り返した補充充電も容易である。
【0045】
しかもこの充電池9には、溝状の挿入案内溝9Aを形成してあるから、グリップ体10内の電池室13へに挿入に際し位置決めレール14によって、また充電器40の充電池挿入部47内への挿入に際し充電池位置決め手段48によって夫々案内されるから、挿入方向が自動的に決定されて位置決めされ、充電池9の電池端子9Aが電池室13内の供給端子17に、また充電池挿入部47内の充電供給端子49に夫々極性を異ならしめずに確実に接触させることができる。
【0046】
そしてまたグリップ体挿入部43の底側面には、グリップ体10の係合凹部46Aとグリップ体挿入部43自体の係合端46Bとを係合させる仮固定手段46を設けてあるから、携帯照明灯1を充電器40のグリップ体挿入部43内に挿入したときにはしっかりと所定位置に位置決め固定させ、グリップ体10底面の充電端子7とグリップ体挿入部43の充電供給端子45とを電気的に確実に接触させて充電させると共に、傾斜面等の平坦面に載置されない場合の充電器40に対して携帯照明灯1を確実に立脚状に支持させるのである。
【0047】
グリップ体10内の収容室27に収容保持されている安定器、コンデンサ、インバーター等から成る点灯起動機構28は熱収縮によるシュリンク包装手段によって包覆され、また照明体30内の蛍光管37は緩衝手段を介してソケット36、連結部29、キャップ34等によって支持されているから、例えば携帯使用中の携帯照明灯1が不意に落下することがあっても内部の脆弱な電気機構部材は損傷される虞も少なく、点灯中でも落下の衝撃等によって消灯することがないから、安全に安定的に使用できるのである。
【0048】
一方、充電器40には携帯照明灯1をそのグリップ体10にて挿入させることで充電するグリップ体挿入部43と、充電池9を挿入させることで充電する充電池挿入部47とを設けてあるから、グリップ体挿入部43で携帯照明灯1自体を例えば自立状態で保管支持でき、不使用時に携帯照明灯1をそのままで挿入しておくことで保管と共に、使用点灯によって消費した電力を補充充電でき、再度の使用に迅速に対応可能である。また充電池挿入部47に充電池9を挿入することで、携帯照明灯1から取り外した充電池9を、更には予備の他の充電池9をも直接に充電でき、例えば予備の充電池9を多数携帯することで、使用費消した充電池9を交換しながらも携帯照明灯1を長時間にわたって使用可能にさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す携帯照明灯、充電器の一部切欠斜視図である。
【図2】同じく携帯照明灯の断面図である。
【図3】同じく携帯照明灯におけるグリップ体の要部分解斜視図である。
【図4】同じく携帯照明灯の底面図である。
【図5】同じく図2における5−5線断面図である。
【図6】同じく図2における6−6線断面図である。
【図7】同じく充電器の斜視図である。
【図8】同じく充電器の平面図である。
【図9】同じく充電器の正面図である。
【図10】同じく充電器に携帯照明灯を充電セットしたときの要部の断面図である。
【図11】同じく充電時の配置例を示す側面図で、その(A)は壁面に固定した充電器に携帯照明灯をほぼ水平状態にしてセットした場合、(B)は同じくほぼ垂直状態にしてセットした場合である。
【符号の説明】
1…携帯照明灯
7…充電端子 8…電源スイッチ
9…充電池 9A…電池端子
9B…挿入案内溝 10…グリップ体
10A…充電案内溝 11…グリップ半割り体
11A…凹所 12…連結筒部
13…電池室 14…位置決めレール
15…充電池ホルダー 16…充電池位置決めレール
17…供給端子 17A…バネ巻回部
17B…バネ支点端 17C…接触端
18…端子ホルダー 19…支持ピン
21…弾発付与規制突起 22…電池蓋
23…連繋手段 24…連繋部
25…支持ピン 27…収容室
28…点灯起動機構 29…連結部
30…照明体 31…配線挿通部
32…保護筒 33…反射部材
34…キャップ 35…支持筒部
36…ソケット 37…蛍光管
40…充電器 41…ベース部
42…充電支持枠部 43…グリップ体挿入部
44…グリップ体位置決め手段 45…充電供給端子
46…仮固定手段 46A…係合凹部
46B…係合端 47…充電池挿入部
48…充電池位置決め手段 49…充電供給端子
51…充電状態表示ランプ

Claims (11)

  1. リチウムイオン電池による充電池、インバーター等を備えた点灯起動機構その他を収容していると共に、携帯用として手指で握持できる程度の大きさを備えたグリップ体と、このグリップ体に一体的に連結されていると共に、内側面に反射部材が設けられた保護筒内に蛍光管を収容、保護している透光性ある照明体とから成ることを特徴とする携帯照明灯。
  2. グリップ体は、充電池を収容する電池室と、蛍光管を駆動照明するよう電源安定器、コンデンサ、インバータ等を基板上に配置して成る点灯起動機構を収容している収容室とを内部に区画形成し、照明体を連結している上部に電源スイッチを配設して成り、電池室は、グリップ体自体の内側壁に形成した左右の位置決めレールによって固定支持されるよう、底部側が開放された扁平ボックス状の充電池ホルダーから成り、開放された充電池ホルダーの底部側は、グリップ体底部に着脱自在に装着される電池蓋の取り外しによって充電池ホルダーは外部に連通されているものとしてある請求項1に記載の携帯照明灯。
  3. 充電池は底側面における一方の端縁部に適宜間隔で離隔した一対の電池端子が露出形成されていると共に、左右両側面夫々には溝状の挿入案内溝が形成されている請求項1または2に記載の携帯照明灯。
  4. 充電池ホルダーは、左右側壁の内側面に充電池における挿入案内溝に嵌り合う充電池位置決めレールを形成すると共に、収容された充電池の電池端子夫々に、電源スイッチ、点灯起動機構、蛍光管等夫々に接続するよう電気的に接触する一対の供給端子を備えている請求項2または3に記載の携帯照明灯。
  5. 供給端子は、充電池ホルダーの上部壁の外側面に形成配置した端子ホルダーに設けた支持ピンに、電池端子に接触すべく充電池ホルダー内に弾発的に突出傾向に付勢されるよう弾発的に揺動自在に支持されて成る請求項4に記載の携帯照明灯。
  6. 収容室に収容の点灯起動機構は、シュリンク包装手段によって熱収縮されるフィルム材によって包覆されている請求項2乃至5のいずれかに記載の携帯照明灯。
  7. 照明体は、グリップ体の上部に形成してある筒状の連結部に連結される透光性の保護筒と、保護筒先端を閉塞するキャップと、保護筒内に収容される蛍光管を支持し、給電するようキャップ、連結部夫々に緩衝手段を介して配した前後部のソケットと、蛍光管による放射光を保護筒周囲の一定方向に反射させるよう保護筒内側面に配した反射部材とを備えて成る請求項1乃至6のいずれかに記載の携帯照明灯。
  8. 適宜面に載置されるベース部と、このベース部上で平面から見て前方が開放されたほぼコ字枠状を呈するようにして、その内部を携帯照明灯のグリップ体を挿入させて充電させるグリップ体挿入部、携帯照明灯から取り出したあるいは予備の充電池を挿入させて充電させる充電池挿入部夫々に区画してあって、ベース部とほぼ一体状に形成した隆起状部分から成る充電支持枠部とを備えたことを特徴とする充電器。
  9. グリップ体挿入部は、両側壁内側面に携帯照明灯のグリップ体の左右外側面に形成してある溝状の充電案内溝に嵌め入れられる突条状のグリップ体位置決め手段を形成すると共に、底側面にはグリップ体における充電端子に電気的に接続される充電供給端子を対応配置して成る請求項8に記載の充電器。
  10. グリップ体挿入部の底側面には、グリップ体の底面に形成した係合凹部と、この係合凹部に係合すべくグリップ体自体のスライド挿入時には没入待避し、係合凹部が至ると突出復帰して係合するようグリップ体挿入部底面に形成した弾発揺動する係合端とから成る仮固定手段を設けてある請求項8または9に記載の充電器。
  11. 充電池挿入部は、左右側壁内側面に充電池における挿入案内溝に嵌り合う突条状の充電池位置決め手段を形成すると共に、充電池における充電端子に電気的に接続される充電供給端子を奥部側面に対応配置して成る請求項8乃至10のいずれかに記載の充電器。
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