JP2004239869A - 移動電話の電波確認機能を備えたナビゲーション装置及び移動電話の電波状態確認方法 - Google Patents

移動電話の電波確認機能を備えたナビゲーション装置及び移動電話の電波状態確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で移動電話の通信可能位置を確認できる機能を備えたナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】移動電話から周辺の電波レベル信号を取得するための接続手段と、予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねた電波地図画面を表示させる通信レベル描画手段とを備えたナビゲーション装置である。電波状態の把握には移動電話からの信号を利用するので、ナビゲーション装置側のハード構成を殆ど変更することなく簡素な構成で移動電話の通信可能な場所を確認できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナビゲーション装置に関する。より詳細には携帯電話、PHS等の移動電話の通信やメールを送信できる場所を確認する機能を備えたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
何時、何処でも使用できるというメリットから移動電話(以下、携帯電話を例に説明する)が広く普及している。しかし、車両で移動中、例えば山間部においては電波の状態が不安定となり、通話不能(圏外)のポイントが頻繁に現れる。
その一方で、このような山間部を車両で走行中であっても、携帯電話で連絡を取ることが必要となる場合も多々ある。
【0003】
このような場合に、車両を移動させながら、携帯電話の受信状態が良い場所を探さなければいけない。しかし、運転者には通話可能な場所に関する情報がないので、携帯電話のディスプレイ画面に示されたアンテナのマークを確認しながら車両を移動することが必要になる。特に運転者以外に乗員が居ないときには、運転者は運転をしながら、このマークを確認することが必要となるので不便であり、また大変危険である。
【0004】
車両で移動時に携帯電話での通話を確保する技術としては、例えば自車位置における移動体電話の受信レベルを判定する受信レベル判定手段と、ナビゲーション装置の地図画像上の所定位置に、前記受信レベル判定手段によって判定された受信レベルに対応した所定のマーク画像を描画する受信レベル描画手段とを備えた移動体電話の受信レベル通知方式の提案がある(特許文献1)。このような技術を採用すれば、車両が山間部等を走行して頻繁に電波受信が不良となっても通話が可能な場所に移動できるので都合がよい。
【特許文献1】
特開平11−55750号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年のナビゲーション装置はより多くの機能が付加されるようになってきており高密度化されている。これに伴い、ナビゲーション装置として不要な機能や他で代替できるものは削減して、ナビゲーション装置本体の構成を簡素化することが好ましい。また、携帯電話の電波情報表示は必要なときにのみ表示できればよい。また、最近の携帯電話はメール機能が付加されているで、通話が可能なレベルとメール送信が可能なレベルとが確認できることが望ましいという実情がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の課題を解消し、簡素化した構成で移動電話の通信可能な場所を確認できる機能を備えたナビゲーション装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載する移動電話の電波状態確認機能を有するナビゲーション装置により達成され、以下の構成を含んでいる。この発明は、移動電話から周辺の電波レベル信号を取得するための接続手段と、予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねた電波地図画面を表示させる通信レベル描画手段とを備えている。
【0008】
本発明では、移動電話から電波レベル信号を取得し、この信号を利用してナビゲーション装置のディスプレイ上に通信レベルマークを地図画面上に重ねた電波地図画面を表示する。電波状態の把握には移動電話からの信号を利用するので、ナビゲーション装置側のハード構成を殆ど変更することなく簡素化した構成で移動電話の通話可能な場所を確認できる。
【0009】
また、本ナビゲーション装置に通常のナビゲーションの地図画面と、前記電波地図画面とを切り替える切替手段をさらに備えた場合には、必要時にのみ車両周辺の電波状態を確認できる。また、通話が可能なレベルとメールが可能なレベルとを区別し、異なる通信レベルマークを用いて表示することで、通話時とメール時とに適した場所を確認できるようにもなる。
【0010】
さらに、移動電話から供給された前記電波レベル信号が所定値以上であった位置を、通信適正位置として記憶する通信位置記憶手段をさらに備え、ナビゲーションの目的地の1つとして前記通信適正位置が自動設定されれば、ナビゲーション機能を利用して通信ができる場所まで車両で迅速に移動できる。
【0011】
また、上記目的は、請求項8に記載するように移動電話の電波状態を確認する方法によっても達成され、以下の構成を含んでいる。この発明は、移動電話から周辺の電波レベル信号をナビゲーション装置に供給し、該ナビゲーション装置が予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねて表示させる。
【0012】
また、上記目的は、請求項9に記載するように移動電話の電波状態を確認する方法によっても達成され、以下の構成を含んでいる。この発明は、移動電話から周辺の電波レベル信号をナビゲーション装置に供給するステップと、予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねて表示させるステップと、移動電話から供給された前記電波レベル信号が所定値以上であった通信適正位置を記憶するステップと、前記通信適正位置をナビゲーションの目的地の1つに設定するステップとを含んでいる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置1は、GPS受信機11、自立航法用センサ12、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15、入力インターフェース16、地図データ等を記憶する記憶部17、音声出力部18、スピーカ19、表示制御部20、ディスプレイ21、プログラムメモリ22、データメモリ23、および各部を制御する制御部24を含んでいる。
【0014】
GPS受信機11は、人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信し車両の現在位置と現在方位を測定する。自立航法用センサ12は、車両の移動距離を検出する車速センサや車両の回転角度を検出する角度を含む。GPS受信機11および自立航法用センサ12の出力信号は制御部24に供給され、制御部24はこれらの出力信号に基づき車両の現在位置および方位を算出する。
【0015】
操作パネル13、音声入力部14およびリモコン操作部15は、ナビゲーション装置の入力を構成する。ユーザは、これらの入力を介してナビゲーション装置に対して目的地までのルートの探索、ディスプレイ画面の設定変更等の各種の指示や設定を与える。操作パネル13は、例えば、ディスプレイ21の下部に設けられた複数の操作キー21aを用いることができる。音声入力部14は、図示されない音声入力マイクからユーザの音声入力を入力インターフェース16へ伝達し、ここで音声アナログ信号をデジタル信号に変換する。リモコン操作部15は複数の入力キーを含み、ユーザが入力キーを操作したとき、その入力操作を無線を通して入力インターフェース16へ伝達する。入力インターフェース16は、操作パネル13、音声入力部14、リモコン操作部15に接続され、ユーザにより入力された入力情報を制御部24に伝える。
【0016】
記憶部17は、CD、DVD、あるいはハードディスク等の記録媒体であって、ナビゲーション装置に必要とされる地図、道路、交差点、案内表示用のパターン、住所、電話、施設等のデータを記憶する。好ましくはハードディスクを用いることにより、大容量の記憶を実現可能とし、高速なアクセスおよびデータの書き換えを可能にする。
【0017】
音声出力部18はスピーカ19に接続され、制御部24の制御によりスピーカ19から音声を出力させる。例えば、目的地に到達するまでの情報として、交差点の手前で進路方向の注意を促す音声を出力をしたり、あるいは、ユーザがナビゲーション装置に対して対話形式により入力を行うときに、ユーザに対して操作入力についての指示を音声で与える。
【0018】
表示制御部20はディスプレイ21に接続され、制御部24の制御によりディスプレイ21に地図を表示したり、あるいは地図上に、車両の現在位置を示す車両マークや目的地までのルート、交差点等の分岐点での案内表示、車両の移動軌跡等を合成させる。さらに、ユーザによって操作パネル13等から入力された指示や操作に関する情報が地図上にあるいはそれとは別の画面上に表示される。表示制御部20は、好ましくはFIFO等のVRAMを含み、記憶部17から読み出された地図、道路、案内表示に関するデータをVRAMに記憶する。
【0019】
プログラムメモリ22は、ナビゲーション装置において実行される各種プログラムを記憶する。例えば、目的地までの経路を探索するプログラム22a、ディスプレイ21上に描画される地図や建物等の設定・変更・編集等を行うプログラム22b、あるいは地図上の車両位置を補正するマッチングするプログラム22c等を記憶する。プログラムメモリ22は、ROMあるいはRAM等のメモリを用いて構成される。
【0020】
データメモリ23は、制御部24によって処理された演算結果や記憶部17から読み出された地図に関するデータ23aを記憶する。例えば、制御部24により目的地までの経路の探索処理が行われたとき、その探索結果としての案内経路データ23bを記憶したり、あるいは案内経路上に交差点がある場合、記憶部17から読み出された交差点データ23cを記憶する。データメモリ23は、DRAMやSRAMを用いることができ、不揮発性のフラッシュメモリを用いてもよい。
【0021】
記憶部17に記憶される地図データは、所定の経緯度で区切られた図葉を単位とし、各図葉の地図データには図葉番号が付与され、図葉番号を指定することで特定の図葉の地図データを読み出すことができる。各図葉の地図データには、地図表示に必要な描画データと、道路標示やマップマッチング、経路探索等の処理に必要な道路データと、交差点に関する交差点データが含まれる。以上のようにナビゲーション装置1は搭載した車両を目的地まで案内するための通常のナビゲーション機能を備えている。
【0022】
そして、ナビゲーション装置1には、車両が山間部を走行しているような場合でも、携帯電話の通話やメール送受信が行える場所を確認できる従来にない機能を備えている。以下この点の構成について説明する。ナビゲーション装置1は、携帯電話5から周辺の電波レベル信号を取得するため、接続手段としての信号入力インターフェース(I/F)30を備えている。この信号入力I/F30は携帯電話の外部出力端子に接続される。
【0023】
携帯電話5は、待ち受け状態であるときに、周辺の電界強度の変化に対応して通信レベルのマーク(一般に、アンテナマーク等と称されている)がディスプレイ上に表示される。携帯電話内では周辺の電界強度の変化に応じて、所定の電波レベル信号が生成されており、この信号レベルに応じて例えば上位側からアンテナ3本のマーク、アンテナ2本のマーク、アンテナ1本のマーク及び圏外表示のマークが割り当てて表示される。本ナビゲーション装置1では、信号入力I/F30を介し、携帯電話5からこの電波レベル信号を取得して、利用する。
【0024】
制御部24は前述したような通常のナビゲーション制御を実行すると共に、携帯電話5から電波レベル信号を取得し、これに基づいて通信レベルマーク(アンテナマーク)を地図画面上に重ねた電波地図画面を表示する制御も実行する。その際、制御部24はナビゲーションを行う場合と同様に、記憶部17、表示制御部20、プログラムメモリ22等を制御する。よって、これらが上記電波地図画面を形成するための通信レベル描画手段を構成する。
【0025】
上記プログラムメモリ22には、前述したナビゲーションのための各種プログラムに加えて、電波レベル信号に応じたアンテナマークを地図画面上に重ねて表示させるためのプログラム22nが記憶されている。制御部24は、記憶部17から地図情報を読み出すと共にプログラム22nの読込みを行う。ここで、制御部24は表示制御部20を制御して、I/F30から取得した電波レベル信号に応じたアンテナマークが地図画面に重ね表示された電波地図画像をディスプレイ21上に生成させる。
【0026】
上記のようにアンテナマークが載った電波地図画面は、通常のナビゲーション画像にアンテナマークが付加された状態となる。この電波地図の画面は、携帯電話の電波状態を確認する必要がないときには、不要な情報が載っていることになる。よって、ナビゲーション装置1では、操作パネル13あるいはリモコン15のスイッチを操作することにより、通常のナビゲーションの地図画面と電波地図画面とを切り替え表示できるようにしている。
【0027】
また、上記のように制御部24によって処理されたアンテナマークに関するデータは、ナビゲーションに関するデータの場合と同様にデータメモリ23に記憶される。データメモリ23は、ナビゲーションに関するデータ23a〜23c等に加えて、データ23nにアンテナマーク表示に関するデータを記憶する。このデータ23nのデータに基づいて、制御部24は表示制御部20を制御して、車両が走行した道路に沿って所定間隔でアンテナマークを表示させる。このアンテナマークには、通話に適した場所示す通話マークと、メールに適した場所示すメールマークを含めてもよい。このように区分けしておけば、通話およびメールに適した場所を迅速に確認できる。
【0028】
上記データ23に関しては、携帯電話5から供給された電波レベル信号が所定値以上であり、特に通信に好ましい通信適正位置(例えばアンテナが3本立つ場所)を記憶できるように設定されている。そして、ナビゲーションの目的地の1つにこの通信適正位置を自動設定するようにしておけば、ナビゲーション装置1が有する本来のナビゲーション機能を活用して車両を迅速に移動できる。
【0029】
さらに、データ23nに格納されている通信適正位置のデータに関しては、車両が存在している位置から駐車あるいは停車できる直前の場所と関連付け、ナビゲーションの目的地として更新されるように設定しておくことが望ましい。このようにしておくと、通信に適したパーキングエリア等の安全な場所に車両を速やかに移動できるようになる。
【0030】
以下さらに図を参照しながら、ナビゲーション装置1で携帯電話の電波状態を確認するために実行される動作を説明する。図2は制御部24で制御され実行される動作を示したフローチャートである。例えば図1で示したディスプレイ21に設けた所定の操作キー21aが押されることで、ナビゲーション装置1は携帯電話の電波状態を確認するモードに入り、図2に示すルーチンが実行される。
【0031】
まず、携帯電話5から電波レベル信号を取得し(ステップS101)、記憶部17から地図データを読出し(ステップS102)、プログラム22nにしたがって、アンテナマークを重ね書きした描画データを生成させる(ステップS103)。さらに、アンテナマークとその位置を関連付けたデータをメモリ23nに格納しながら(ステップS104)、ディスプレイ21上にアンテナマークが載った画像(電波地図画面)を表示する(ステップS105)。このステップは、操作キー21aを押して、通常のナビゲーション画面に戻されるまで継続され(ステップS106)、車両の走行に伴ってアンテナマークの軌跡を残した電波地図画面が更新される。
【0032】
図3は、通常のナビゲーションを行っている場合の画面(A)と電波地図画面(B)とを示した図である。電波地図画面では、携帯電話5からの電波レベル信号に基づいて、例えば最適な通信可能位置を3本アンテナマーク6、通信可能位置を2本アンテナマーク7、断続的に通信可能位置を1本アンテナマーク8、そして圏外をアンテナに×を付したマーク9で表示する。
【0033】
図3(B)の電波地図画面でも、車両の現在位置が車両マーク2で示される。このように車両が走行した道路に沿って電波状態を示すアンテナマークが表示されるので、ユーザは車両が存在走行している場所が通信に適した場所か、否かを目で見て確認できる。
【0034】
しかし、車両が奥深い山間部に進行している場合には、圏外を示すアンテナマーク9が継続することになり、この先どこで携帯電話が使用できるかは予想できない。このような場合には、通過してきた通信可能位置に戻ることが確実な対処法である。よって、本ナビゲーション装置1では、上記ステップ103でアンテナマークを重ね書きした描画データを生成する際に、地図データと最適な3本アンテナマーク6を表示した位置とを関連付けて最良位置データとして記憶するようにしている。この最良位置データは車両走行に伴って、直前の位置に更新するように設定されている。そして、この3本アンテナマーク6を表示した位置を通信適正位置として、図4で示すようにナビゲーションの目的設定メニュー画面で目的地設定できるようにしている。
【0035】
この点を図3(B)を用いて具体的に説明する。車両は車両マーク2の位置にあり、これから先は通話不可の状態が続くことが予想される。車両が通過してきた道路を戻ると、例えば展望用のパーキング3が存在しており最低な通信適正位置であったとする。このような場合には、ナビゲーション装置1ではパーキング3が記憶されており、ナビゲーションの目的位置の1つとして自動設定されているのである。
【0036】
よって、ユーザが図4に示す目的地設定のメニュー画面で、n番目の通信適正位置を選択して、通常のナビゲーションを起動させれば簡単、確実にパーキング3に移動して携帯電話を使用できる。なお、このような目的地としては、単に通信が可能である通信適正位置というのではなく、車両が安全、確実に駐停車できる上記のようなパーキング等と関連付けして設定するのが望ましい。
【0037】
図5は、図3(B)で示した通話の電波地図に対して、メールの場合の電波地図を示した図である。最近の携帯電話は殆どがメール機能を備えているが、通話とは異なるレベルでメール通信が可能、不可能となる。よって、メール通信ができるか否かについては通話の場合と区別して、確認できるようにすることが好ましい。図5では例えば最適な通信可能位置を2枚重ねのメールマーク41、通信可能位置を1枚のマーク42、そして圏外をメールに×を付したマーク43で表示している。
【0038】
なお、図5ではメールマークのみ、また図3(B)ではアンテナマークのみを表示する場合を例示したが、アンテナマーク及びメールマークを併記して、これを一度に確認できるようにしてもよい。
【0039】
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明によれば、移動電話から電波レベル信号を取得し、この信号を利用してナビゲーション装置のディスプレイ上に通信レベルマークを地図画面上に重ねた電波地図画面を表示する。電波状態の把握には移動電話からの信号を利用するので、ナビゲーション装置側のハード構成を殆ど変更することなく簡素化した構成で移動電話の通信可能な場所を確認できる。
また、ナビゲーションの目的地の1つとして通信適正位置が自動設定すれば、ナビゲーション機能を利用して通信ができる場所まで車両で迅速に移動できる。また、通話が可能なレベルとメールが可能なレベルとを区別し、異なる通信レベルマークを用いて表示することで、通話時とメール時とに適した場所を確認でようにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ナビゲーション装置の制御部に制御され実行される動作を示したフローチャートである。
【図3】通常のナビゲーションを行っている場合の画面(A)と電波地図画面(B)とを示した図である。
【図4】ナビゲーションの目的設定メニュー画面の例を示した図である。
【図5】メールの場合の電波地図画面を示した図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置
5 携帯電話(移動電話)
6〜9 アンテナマーク(通信レベルマーク)
20 表示制御部
21 ディスプレイ
21a 操作ボタン(切替手段)
22 プログラムメモリ
22n アンテナマークのプログラム
23 データメモリ
23n アンテナマーク表示のメモリ
24 制御部(通信レベル描画手段)
30 信号入力インターフェース(接続手段)

Claims (9)

  1. 移動電話から周辺の電波レベル信号を取得するための接続手段と、
    予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねた電波地図画面を表示させる通信レベル描画手段とを備えた、ナビゲーション装置。
  2. 通常のナビゲーションの地図画面と、前記電波地図画面とを切り替える切替手段をさらに備えた、ナビゲーション装置。
  3. 前記通信レベル描画手段は、前記移動電話から供給される電波レベル信号に応じ複数段階の通信レベルマークを画面上に表示する、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記通信レベル描画手段は、通話が可能なレベルとメールが可能なレベルとを区別し、異なる通信レベルマークを用いて表示する、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記通信レベル描画手段は、車両が走行した軌跡に沿って、前記通信レベルマークを所定間隔で画面上に表示する、請求項3または4に記載のナビゲーション装置。
  6. 移動電話から供給された前記電波レベル信号が所定値以上であった位置を、通信適正位置として記憶する通信位置記憶手段をさらに備え、ナビゲーションの目的地の1つとして前記通信適正位置が自動設定される請求項1ないし5のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  7. 前記通信位置記憶手段には、前記通信適正位置であって車両が存在している位置から駐車あるいは停車できる直前の場所が、車両の移動と共に前記目的地として更新されながら記憶される、請求項6に記載のナビゲーション装置。
  8. 移動電話から周辺の電波レベル信号をナビゲーション装置に供給し、該ナビゲーション装置が予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねて表示させて、移動電話の電波状態を確認する方法。
  9. 移動電話から周辺の電波レベル信号をナビゲーション装置に供給するステップと、
    予め備えているナビゲーション機能を用いて前記電波レベル信号を取得した位置での通信レベルマークを地図画面上に重ねて表示させるステップと、
    移動電話から供給された前記電波レベル信号が所定値以上であった通信適正位置を記憶するステップと、
    前記通信適正位置をナビゲーションの目的地の1つに設定するステップとを含む、移動電話の電波状態を確認する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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