JP2004239113A - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を招くことなく、増速装置及び発電モータの振動に起因する問題点を有効に解決し得る風力発電装置を提供する。
【解決手段】風のエネルギを回転動力に変換する風車と、前記風車に作動的に連結された増速装置と、前記増速装置によって増速された回転動力を電気エネルギに変換する発電モータと、前記増速装置及び前記発電装置を収容するナセルと、前記風車からの回転動力を前記増速装置へ入力し得るように軸線回り回転自在に支持された入力軸と、前記増速装置が前記入力軸の軸線回りに揺動することを許容しつつ該増速装置を防振支持する支持機構とを備える。前記発電モータは前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置に一体的に連結されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、風車からの回転エネルギを発電モータによって電気エネルギに変換する風力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
風車から得られる回転エネルギを遊星歯車機構を用いて増速して発電機に入力し、電気エネルギを得るように構成された風力発電装置は、従来から種々提案されている。
【0003】
一般的に、風力発電装置は、風車と、該風車の回転動力を取り出す入力軸と、該入力軸を介して回転動力を受ける増速装置と、該増速装置によって増速された回転動力を出力する出力軸と、該出力軸に作動的に連結された発電モータと、前記増速装置及び発電モータを収容するナセルとを備えている。
【0004】
ところで、前記風力発電装置は、作動中における増速装置の振動がナセルに伝播することを防止する為、該増速装置を防振支持する防振支持機構を備えている(例えば、特許文献1及び2)。
【0005】
しかしながら、従来の風力発電装置は下記不都合を有している。
即ち、特許文献1に記載の風力発電装置は、発電モータが増速装置とは分離された状態でナセルに支持されている。
斯かる構成においては、発電モータ用の防振支持機構が別途必要となると共に、増速装置から発電モータへ回転動力を伝達する出力軸に撓み吸収機構を備える必要がある。
【0006】
又、特許文献2に記載の風力発電装置は、発電モータが増速装置を囲繞するように構成されている為、これらを収容するナセルの大型化を招くという問題がある。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−331758号公報
【特許文献2】
特開2001−304094号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、大型化を招くことなく、増速装置及び発電モータの振動に起因する問題点を有効に解決し得る風力発電装置の提供を、一の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記一の目的を達成するために、風のエネルギを回転動力に変換する風車と、前記風車に作動的に連結された増速装置と、前記増速装置によって増速された回転動力を電気エネルギに変換する発電モータと、前記増速装置及び前記発電装置を収容するナセルと、前記風車からの回転動力を前記増速装置へ入力し得るように軸線回り回転自在に支持された入力軸と、前記増速装置が前記入力軸の軸線回りに揺動することを許容しつつ該増速装置を防振支持する支持機構とを備え、前記発電モータは前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置に一体的に連結されている風力発電装置を提供する。
【0010】
好ましくは、前記入力軸を軸線回り回転自在に支持する軸受機構をさらに備えることができる。
該軸受機構は、前記入力軸の軸線位置を自動的に調整する自動調芯式軸受部材を有し得る。
一態様においては、前記軸受機構は、さらに、前記自動調芯軸受部材に対して前記入力軸の軸線方向に離間された軸受部材を有し得る。
【0011】
好ましくは、前記入力軸は中空軸とされる。
斯かる態様において、前記風力発電装置は、さらに、前記風車におけるブレードのピッチ角度を調整する為の操作軸であって、前記中空入力軸に挿通される操作軸と、外部操作に基づき前記操作軸を操作する作動装置とを含むピッチ角調整装置を備え得る。
前記作動装置は、前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置に連結され得る。
【0012】
例えば、前記発電モータは、前記増速装置からの出力を取り出す出力軸を囲繞するように前記増速装置に連結されたフランジ部材を介して、該増速装置に一体的に連結される。
これに代えて、前記発電モータは、前記増速装置に連結された架台部材を介して、該増速装置に一体的に連結され得る。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい一実施の形態に係る風力発電装置について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施の形態に係る風力発電装置1Aの外観模式図である。又、図2は該風力発電装置1Aの縦断展開図、図3は図2におけるIII矢視図である。
【0014】
図1〜図3に示すように、前記増速装置20は、風のエネルギを回転動力に変換する風車10と、前記風車10に作動的に連結された増速装置20と、前記増速装置20によって増速された回転動力を電気エネルギに変換する発電モータ30と、前記増速装置20及び前記発電装置30を収容するナセル40と、前記風車10からの回転動力を前記増速装置20へ入力する入力軸50と、前記入力軸50を支持する軸受機構60と、前記増速装置20を支持する支持機構70と、前記増速装置20からの回転動力を前記発電モータ30に伝達する出力軸80とを備えている。
なお、本実施の形態に係る風力発電装置1Aはタワー90を備えており、該タワー90によって前記ナセル40を所定高さに保持し得るようになっている。
【0015】
前記入力軸50は、前端部が前記ナセル40の外方へ延在し且つ後端部が前記ナセル内に突入するように構成されている。
該入力軸50は、前端部が前記風車10における中央回転体11に連結されており、該風車10の回転に伴って軸線回りに回転するようになっている。
【0016】
本実施の形態においては、製造容易性及び組立容易性の観点から、前記入力軸50を、前記風車10に連結される駆動側入力軸51と、前端部が該駆動側入力軸51に軸線回り相対回転不能に連結され且つ後端部が前記増速装置20に連結された従動側入力軸52とを有する分割構造としている。
なお、駆動側入力軸51及び従動側入力軸52の連結構造については後述する。
【0017】
又、本実施の形態においては、前記入力軸50は中空軸とされ、該中空入力軸50内に前記風車10における各ブレード12のピッチ角度を調整する為の操作軸111が挿通される。
即ち、本実施の形態に係る風力発電装置1Aは、前記各ブレード12のピッチ角度を調整するピッチ角調整装置110を備えている。
【0018】
該ピッチ角調整装置110は、前記中空入力軸50内に軸線方向摺動自在に挿通される前記操作軸111と、外部操作に基づき前記操作軸111を軸線方向に摺動させる作動装置112と、前記操作軸111と前記各ブレード12とを連動連係するリンク113とを有する。
本実施の形態においては、前記作動装置112は、前記入力軸50と同心上に位置するように、前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置20に連結されている。
【0019】
より好ましくは、前記風力発電装置1Aは、前記風車10から前記発電モータ30へ伝達される動力に対して制動力を付加/解除するブレーキ機構100を備えることができる。
斯かるブレーキ機構100を備えることにより、所定範囲を越える風速時に、前記発電モータ30へ過度の回転動力が伝達されることを有効に防止できる。
本実施の形態においては、前記ブレーキ機構100は、前記従動側入力軸52に対して制動力を付加し得るように構成されている。
即ち、該ブレーキ機構100は、前記従動側入力軸52に相対回転不能に支持されたブレーキディスク101と、前記増速装置20における下記ギヤボックス25に相対回転不能且つ軸線方向摺動可能に支持されたブレーキシュー102十を備えている。
【0020】
さらに好ましくは、前記風力発電装置1Aは、前記ナセル40と前記タワー90との間に、前記風車10を風向きに対して直角方向へ向ける為の旋回機構(図示せず)を備えることができる。
該旋回機構は、前記ピッチ角調整装置110と共に、風向きに合わせて前記風車10からの出力回転数を前記発電モータ30にとって好適な範囲に入れる為に備えられる。
【0021】
前記軸受機構60は、前記入力軸50を軸線回り回転自在に支持するように構成されている。
本実施の形態においては、前記軸受機構60は、単一の自動調芯式軸受部材61を有している。
該自動調芯式軸受部材61は、前記駆動側入力軸51を軸線回り回転自在且つその軸線位置を自動的に所定の設定位置に調芯し得るように支持している。
さらに、本実施の形態においては、別体とされた前記駆動側入力軸51及び前記従動側入力軸52の芯合わせを行いつつ両者を相互連結する為に、該駆動側入力軸51及び従動側入力軸52の対向端部の一方を他方に対して嵌入すると共に、両者の連結部分を囲繞するテーパ式軸継手53を備えている。
【0022】
図2に示すように、前記増速装置20は、前記入力軸50(本実施の形態においては、従動側入力軸52)に作動的に連結された増速ギヤ機構21と、該増速ギヤ機構を収容するギヤボックス25とを備えている。
【0023】
本実施の形態においては、前記ギヤボックス25は、一端面が開口とされたボックス本体26と、前記開口を閉塞するように該ボックス本体26に連結される蓋体27とを有している。
詳しくは、前記ボックス本体26は、後方壁26aと、該後方壁26aの周縁部から前方へ延びる周壁26bとを有し、前方が開口26cとされている。
なお、前記入力軸50(本実施の形態においては、従動側入力軸52)は、前記蓋体27と前記ボックス本体26の後方壁26aとによって軸線回り回転自在に軸受支持されている。
【0024】
前記増速ギヤ機構21は、種々の態様を採用し得る。
本実施の形態においては、前記ギヤ機構21は、前記入力軸50(従動側入力軸52)に相対回転不能に支持された第1駆動側ギヤ22aと、該第1駆動側ギヤ22aと噛合する第1従動側ギヤ22bと、該第1従動側ギヤ22bを相対回転不能に支持する中間軸23と、該中間軸23に相対回転不能に支持された第2駆動側ギヤ24aと、該第2駆動側ギヤ24aと噛合するように前記出力軸80に相対回転不能に支持された第2従動側ギヤ24bとを備えている。
【0025】
前記支持機構70は、前記増速装置20が前記入力軸50の軸線回りに揺動することを許容しつつ該増速装置20を防振支持するように構成されている。
即ち、前記ギヤボックス25は、前記風車10から入力軸50を介して増速ギヤ機構21へ動力を伝達する際に反力を受ける。従って、該ギヤボックス25を前記ナセル40に対して固定支持すると、前記反力に起因する振動が該ナセル40に伝播することになる。
【0026】
斯かる点に鑑み、前記支持機構70は、記増速装置20が前記入力軸50の軸線回りに揺動することを許容しつつ該増速装置20を防振支持するように構成されている。
具体的には、図3に示すように、前記支持機構70は、前記ギヤボックス25に連結される中央部71a及び該中央部から水平方向外方に延びる一対のアーム部71bを有する支持部材71と、該支持部材71における一対のアーム部71bのそれぞれとナセル40の内底面との間に介挿された防振部材72とを備えている。
【0027】
ところで、本実施の形態においては、前述の通り、前記駆動側入力軸51が、軸線方向中央部で前記単一の自動調芯式軸受部材61によって一点支持された状態で、該駆動側入力軸51の前端部が風車10に連結され且つ従動側入力軸52の後端部が前記増速装置20に連結されている。
斯かる構成においては、風力の作用によって前記風車10が揺動すると、前記増速装置20は入力軸50の軸線回りに3次元的に揺動する。
【0028】
本実施の形態に係る風力発電装置1Aは、斯かる増速装置20の3次元的な揺動を吸収する為に、前記防振部材72として、前記一対のアーム部71bのそれぞれに対して逆V字状に配設された防振ゴム73bを用いている。
【0029】
即ち、図3に示すように、本実施の形態に係る風力発電装置1Aは、前記防振部材72として、前記一対のアーム部71bのそれぞれに設けられたV字状の被支持面73aと、該V字状被支持面73aに当接するように逆V字状に配設された防振ゴム73bと、該防振ゴム73bを支持するように構成された基台73cとを備えている。
【0030】
前記出力軸80は、前記発電モータ30に対して回転動力を伝達すべく、少なくとも一端部が前記ギヤボックス25から外方へ延在された状態で該ギヤボックス25に回転自在に支持されている。
本実施の形態においては、該出力軸80は、前記従動側入力軸52から平行にオフセットされた位置において、後端部がギヤボックス25から後方へ延在した状態で、前記ギヤボックス25の蓋体27及び後方壁26aによって回転自在に支持されている。
【0031】
前記出力軸80に作動的に連結された前記発電モータ30は、前記ナセル40に対してフリーな状態で前記増速装置20に一体的に連結されている。
本実施の形態に係る風力発電装置1Aは、前記出力軸80の後方延在部を囲繞するように前記ギヤボックスに連結されるフランジ部材85を備えており、前記発電モータ30は該フランジ部材85を介して前記ギヤボックス25に連結されている。
【0032】
このように、本実施に係る風力発電装置1Aは、前記発電モータ30を前記ナセル40に対してフリーな状態で前記増速装置20に一体的に連結しており、これにより、以下の効果を奏する。
即ち、発電モータ30が増速装置20とは分離された状態でナセル40に支持されている場合には、発電モータ用の防振支持機構が別途必要となると共に、増速装置20からの出力を発電モータへ伝達する前記出力軸80に撓み吸収機構を備える必要がある。
【0033】
これに対し、本実施の形態においては、前述の通り、前記発電モータ30を前記ナセル40に対してフリーな状態で前記増速装置20に一体的に連結させている。
従って、前記発電モータ用の防振支持機構や出力軸用の撓み吸収機構を備える必要がなく、コストの低廉化及び構造簡略化を図ることができる。
【0034】
又、本実施の形態においては、前記従動側入力軸52に対して平行にオフセットされた前記出力軸80を介して増速装置20から発電モータ30へ動力を伝達している。
従って、増速装置を囲繞するように構成されたタイプの発電モータを備える他の従来に比して、風力発電装置全体の小型化及び簡略化を図ることができる。
【0035】
好ましくは、前記支持機構70は、前記増速装置20及び前記発電モータ30の連結体の重心位置近傍において、該連結体を支持するように構成される。
本実施の形態においては、前記ギヤボックス25の後方に前記発電モータ30を支持させている為、前記支持部材71を該ギヤボックス25の後方壁26aに連結させている。
【0036】
なお、本実施の形態においては、前記フランジ部材85を介して前記発電モータ30を前記増速装置20に一体的に連結させたが、本発明は斯かる形態に限定されるものではない。
即ち、図4及び図5に示すように、前記増速装置20に連結される架台部材86を設け、該架台部材86に前記発電モータ30を支持させるように構成することも可能である。
【0037】
又、本実施の形態においては、前記軸受機構60として単一の自動調芯式軸受部材61を備えた態様を例に説明したが、当然ながら、他の形態の軸受機構を備えることも可能である。
例えば、図6に示すように、前記軸受機構60として、前記自動調芯式軸受部材61に加えて、該自動調芯軸受部材61に対して前記入力軸50の軸線方向に離間された他の軸受部材62を備えることも可能である。
【0038】
斯かる形態においては、前記駆動側入力軸51が軸線方向に離間された2点で支持されることになり、従って、該駆動側入力軸51に連結された従動側入力軸52及び前記増速装置20は該駆動側入力軸51の軸線回りに3次元的な揺動をしなくなる。
従って、該形態においては、前記駆動側入力軸51及び従動側入力軸52の連結を一般的なフランジ継手54で行うことができると共に(図6参照)、支持機構70として、逆V字状に配設された前記防振ゴム73bの代わりに、上下方向に伸縮可能に配設されたスプリング74を備えることができる(図7参照)。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る風力発電装置によれば、出力軸を介して増速装置から回転動力が伝達される発電モータを、ナセルに対してフリーな状態で該増速装置に一体的に連結させているので、大型化を招くことなく、増速装置及び発電モータの振動に起因する問題点を有効に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係る風力発電装置を示す模式図である。
【図2】図2は、図1に示す風力発電装置の部分縦断面図である。
【図3】図3は、図2におけるIII矢視図である。
【図4】図4は、本発明の他の実施の形態に係る風力発電装置の部分縦断面図である。
【図5】図5は、図4におけるV矢視図である。
【図6】図6は、本発明のさらに他の実施の形態に係る風力発電装置の部分縦断面図である。
【図7】図7は、図6におけるVII矢視図である。
【符号の説明】
1A 風力発電装置
10 風車
20 増速装置
30 発電モータ
40 ナセル
50 入力軸
60 軸受機構
61 自動調芯式軸受部材
62 軸受部材
70 支持機構
80 出力軸
85 フランジ部材
86 架台部材
110 ピッチ角調整装置
111 操作軸
112 作動装置

Claims (6)

  1. 風のエネルギを回転動力に変換する風車と、
    前記風車に作動的に連結された増速装置と、
    前記増速装置によって増速された回転動力を電気エネルギに変換する発電モータと、
    前記増速装置及び前記発電装置を収容するナセルと、
    前記風車からの回転動力を前記増速装置へ入力し得るように軸線回り回転自在に支持された入力軸と、
    前記増速装置が前記入力軸の軸線回りに揺動することを許容しつつ該増速装置を防振支持する支持機構とを備え、
    前記発電モータは前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置に一体的に連結されていることを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記入力軸を軸線回り回転自在に支持する軸受機構をさらに備え、
    前記軸受機構は、前記入力軸の軸線位置を自動的に調整する自動調芯式軸受部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の風力発電装置。
  3. 前記軸受機構は、さらに、前記自動調芯軸受部材に対して前記入力軸の軸線方向に離間された軸受部材を有していることを特徴とする請求項2に記載の風力発電装置。
  4. 前記入力軸は中空軸とされており、
    前記風力発電装置は、さらに、前記風車におけるブレードのピッチ角度を調整する為の操作軸であって、前記中空入力軸に挿通される操作軸と、外部操作に基づき前記操作軸を操作する作動装置とを含むピッチ角調整装置を備え、
    前記作動装置は、前記ナセルに対してフリーな状態で前記増速装置に連結されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の風力発電装置。
  5. 前記発電モータは、前記増速装置からの出力を取り出す出力軸を囲繞するように前記増速装置に連結されたフランジ部材を介して、該増速装置に一体的に連結されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の風力発電装置。
  6. 前記発電モータは、前記増速装置に連結された架台部材を介して、該増速装置に一体的に連結されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の風力発電装置。
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