JP2004235771A - 携帯通信端末装置及びその遠隔制御方法 - Google Patents

携帯通信端末装置及びその遠隔制御方法 Download PDF

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Toshihisa Kawabata
敏久 川端
Takeya Nagano
健也 長野
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博之 伊藤
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Abstract

【課題】紛失、盗難、置き忘れの状態にある携帯通信端末装置の状態を特定すること。
【解決手段】外部接続機器110からの指示により、自走動作対応制御部384は、筐体可動部の動きを検知する可動検知部390と、キー操作を検知する入力操作部150と、光を検知する光検知部392とを動作させる。通信端末装置(携帯電話機300)の使用開始に伴い、可動検知部390、入力操作部150、光検知部392の少なくともいずれから出力された検知信号に基づき、自走動作対応制御部384は、撮影部160に画像からなる周囲情報を取得させる。この取得した画像情報は、電子メールにより所定のメールアドレス宛に送信される。この画像情報を受信した携帯電話機300の所有者は、画像情報から携帯通信端末装置の状態(位置や不正使用者)を特定することができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯通信端末装置に関するものである。特に、盗難、紛失、置き忘れに際し、その携帯通信端末装置の状態(位置やユーザ以外の不正な使用、ユーザ以外の不正な使用者の特定等)を容易に行える携帯通信端末装置及びその遠隔制御方法を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機等の携帯通信端末装置は高機能化が進み、画像入出力装置、音声入出力装置などを備えた携帯通信端末装置が普及している。
【0003】
これら携帯通信端末装置は、高機能化により装置の価値が高まり、紛失、盗難、置き忘れ時におけるユーザの損失は大きい。さらに携帯通信端末装置は、携帯型の通信端末であるので装置寸法が小さく、盗難、紛失、置き忘れに際して携帯通信端末装置を発見することは困難であった。
【0004】
また、携帯通信端末装置には、電話番号、住所などの個人情報が多く記録されている。このため盗難、紛失、置き忘れ時には、ユーザ以外の者が、携帯通信端末装置に記録されている電話番号、住所などの個人情報を不正に入手可能な状態にあることが問題であった。特にユーザ以外の不正な使用の有無の特定、並びにユーザ以外の不正な使用者の特定が必要である。
【0005】
第1の従来の技術として、盗難、紛失、置き忘れ時に、GPS機能を用いて携帯電話機の位置を検出し、発見を容易にする携帯電話機がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
以下、図10に置き忘れ対策機能を内蔵した携帯電話機のブロック図を示す。図10に基づいて第1の従来の技術を説明する。
【0007】
無線部1001は、アンテナ1009を介して無線電波の送受信を行う。置き忘れ対策用識別子情報1016は、記憶部1007に記憶されている。メール処理部1011は、メール送受信の制御や表示部1006の表示処理を行う。置き忘れ対策処理部1012は、置き忘れ対策の制御を行う。また、位置情報処理部1008は、GPS機能により携帯電話機の現在位置を検出する。
【0008】
このような構造を持つ携帯電話機をユーザが紛失した場合、ユーザは、予め定められた置き忘れ対策用識別子と暗証番号とを含むメールをパソコン等から携帯電話機に送信する。メール処理部1011は、受信したメールに置き忘れ対策用識別子と暗証番号とが含まれているかを判別し、置き忘れ対策用識別子と暗証番号とを含まない場合には、メール処理部1011は、置き忘れ対策用の制御を行わず、通常のメール受信の処理を行う。これに対し、置き忘れ対策用識別子と暗証番号とを含む場合には、置き忘れ対策処理部1012は、置き忘れ対策用の制御を行う。具体的な置き忘れ対策用の制御は、操作部1005からの入力をロックし、置き忘れ対策用識別子を含むメールを送信した送信元にメモリダイヤルリスト1013の内部情報を送出する。次に、置き忘れ対策処理部1012は、置き忘れ対策用識別子を含むメールを送信した送信元に、GPS機能で検知した位置情報を送出する。このようにユーザは携帯電話機が存在する場所の位置情報を得ることが出来る。
【0009】
第2の従来の技術として、通信ネットワークを介して人の動きを監視する、監視システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
以下、図11に遠隔監視システムのブロック図を示す。図11をもとに第2の従来の技術を説明する。
【0011】
画像を撮影する画像撮像送信ユニット1102は被監視場所1101に存在し、画像の受信と再生をする画像受信再生ユニット1104は被監視場所1101から離れた遠隔地1103に存在する。画像撮像送信ユニット1102と画像受信再生ユニット1104とは中継局1105を介して接続されている。
【0012】
ユーザの指令により、画像撮像送信ユニット1102で撮影された被監視場所1101の画像は、画像情報として電話機1103と一般公衆回線1110とを介して中継局1105に伝送される。中継局1105で受信した画像情報は、Web情報に変換されインターネット1112を介して遠隔地1103にある画像受信再生ユニット1104上に表示される。このとき、画像受信再生ユニット1104は、無線によりインターネット接続できる携帯電話機1109の場合もある。このようにして、ユーザは、指令を出すことで特定の監視場所の映像を受信することが出来る。
【0013】
【特許文献1】
特開2002−111858号公報(第2−3頁、第1図)
【特許文献2】
特許第3229877号公報(第4−7頁、図1)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1の従来例における置き忘れ対策機能を内蔵した携帯電話機は、その位置を測定する為にGPS機能を搭載する必要があり、構成が複雑かつ大型化することを避け得ない問題があるとともに、携帯電話機が存在する位置情報のみを取得するようになされていることにより、ユーザ以外の不正な使用者による使用の有無を検出することが困難である。さらには、携帯通信端末が送出する位置情報からでは、ユーザ以外の不正な使用者の特定をすることが出来ないという問題があった。
【0015】
また、第2の従来例における監視システムは、ユーザの指令に基づいてのみ監視をすることが可能である。このため、第2の従来例における監視システムは、監視場所における監視対象者の存在を自動的に判断し、監視することが困難であるという問題があった。
【0016】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、紛失、盗難、置き忘れ時において、携帯通信端末装置及びその遠隔制御方法は、携帯端末装置の位置やその不正使用状態を特定するための情報を遠隔操作により取得し得る機能を簡易な構成によって提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯通信端末装置は、外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、前記外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて、認証許可情報を送出する認証手段と、周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、前記認証手段により認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき前記周囲情報取得手段を動作させる遠隔制御手段とを具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、外部機器を使用するユーザは、認証指令に基づき携帯通信端末装置を制御し、通信回線を介した遠隔地に存在する携帯通信端末装置の周囲の周囲情報を取得できる。
【0019】
本発明の携帯通信端末装置は、外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、前記外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて認証許可情報を送出する認証手段と、周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、操作を検知して使用開始信号を送出する使用開始検出手段と、前記認証手段により認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき前記使用開始検出手段の動作の開始と継続がなされている状態において、前記使用開始検出手段からの前記使用開始信号に基づき前記周囲情報を取得する自走取得手段とを具備する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、通信回線を介した外部機器の指令により、携帯通信端末装置はユーザ以外の不正な使用者による使用開始を検知することができる。この使用開始の検知に基づき、周囲情報を取得し、取得した周囲情報からユーザ以外の不正な使用者の特定をすることができる。
【0021】
本発明の携帯通信端末装置は、外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、入力操作を検知して使用開始信号を送出する使用開始検出手段と、入力操作部からの所定の解除操作に基づき機能制御を解除するキーロック解除手段と、前記キーロック解除手段の所定の解除操作の誤り発生に基づき前記使用開始検出手段の動作の開始と継続がなされている状態において、前記使用開始検出手段からの前記使用開始信号に基づき前記周囲情報を取得する自走取得手段とを具備する構成を採る。
【0022】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、キーロック解除が出来ない不正な使用者による使用開始を検知し、周囲情報を取得する。この周囲情報により、ユーザ以外の不正な使用者の特定をすることができる。
【0023】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、前記使用開始検出手段は、可動検知部が筐体可動部の動きを検知して送出される可動検知信号に基づき使用開始信号を送出する構成を採る。
【0024】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、可動検知部における筐体の動きを検知すること基づき使用開始検出信号を送出し、周囲情報を取得する。この周囲情報により、ユーザ以外の不正な使用者の使用開始を検知することができ、さらにはユーザ以外の不正な使用者を特定することができる。
【0025】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、前記使用開始検出手段は、入力操作部が入力操作を検知して送出された入力検知信号に基づき使用開始信号を送出する構成を採る。
【0026】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、入力操作部での操作の検知に基づき、使用開始検出信号を送出し、周囲情報を取得する。この周囲情報により、ユーザ以外の不正な使用者の使用開始を検知することができ、さらにはユーザ以外の不正な使用者の特定をすることができる。
【0027】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、撮影部をさらに備え、周囲情報取得手段で得られる情報が、前記撮影部で撮影された静止画像情報または動画像情報のいずれかである構成を採る。
【0028】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、周囲情報として静止画像情報または動画像情報を取得する。この静止画像情報または動画像情報からなる周囲情報により、ユーザ以外の不正な使用者の使用開始を検知することができ、さらにはユーザ以外の不正な使用者の特定をすることができる。
【0029】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、音声入出力部をさらに備え、周囲情報取得手段で得られる情報が、前記音声入出力部で録音された音声情報である構成を採る。
【0030】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、周囲情報として音声情報を取得する。この音声情報からなる周囲情報により、ユーザ以外の不正な使用者の使用開始を検知することができ、さらにはユーザ以外の不正な使用者を特定することができる。
【0031】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、時計部と、前記撮影部で撮影された前記画像情報と撮影された日付または時刻の少なくとも一方を意味する画像情報とを合成する画像合成手段とをさらに備えた構成を採る。
【0032】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、画像情報に日付・時刻を意味する画像情報を合成する。このため、ユーザは合成した画像情報のみから不正な使用を検知した日時・時刻を知ることができる。
【0033】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、記録部と、前記取得された周囲情報を、前記記録部に記録された所定のメールアドレスに送信する手段とをさらに具備した構成を採る。
【0034】
この構成によれば、携帯通信端末装置は、取得した周囲情報を所定のメールアドレスに送付する。このため、ユーザは、遠隔地においても周囲情報を取得できユーザ以外の不正な使用者を特定することができる。
【0035】
本発明の携帯通信端末装置は、上記構成において、前記携帯通信端末が携帯電話機である構成を採る。
【0036】
この構成によれば、盗難、紛失、置き忘れ時にユーザ以外の不正な使用者を特定することができる携帯電話機を提供することができる。
【0037】
本発明の携帯通信端末装置の遠隔制御方法は、外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて認証許可情報を送出する認証ステップと、前記認証ステップにより認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき周囲情報を取得する周囲情報取得ステップと、を具備するようにした。
【0038】
この方法によれば、外部機器を使用するユーザは、認証指令に基づき携帯通信端末装置を制御し、通信回線を介した遠隔地に存在する携帯通信端末装置の周囲の周囲情報を取得できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、紛失、盗難、置き忘れ時において、携帯通信端末装置が、遠隔操作による所定の設定に基づいて周囲の情報を取得することにより、その位置や不正使用に関する情報を本来のユーザに対して提供することである。
【0040】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0041】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯通信端末装置としての携帯電話機の構成を示すブロック図である。携帯電話機100は、外部機器を構成する外部接続装置110と通信回線120を介して接続されており、外部接続装置110との間で情報の授受をすることができる。携帯電話機100は、通信回線120との通信インターフェースである入出力部130と、通話・着呼・発呼等の音の発生・検知をする音声入出力部140と、ユーザが制御のための指令を入力する入力操作部150と、外部の静止画像または動画像を撮影する撮影部160と、文字情報や記号情報や画像情報を表示する表示部170と、全体の機能を制御する制御部180とから構成されている。
【0042】
具体的には、音声入出力部140はマイクとスピーカとから構成されており、入力操作部150はスイッチやキーボードとから構成されており、撮影部160はCCD等の画像撮像素子とレンズからなるカメラで構成されており、表示部170は液晶ディスプレイまたはEL(Electroluminescence)ディスプレイまたはブラウン管で構成されている。
【0043】
制御部180は、外部接続装置110からの認証用暗証番号と、撮影部160で撮影した画像情報と、音声入出力部140で録音した音声情報とを記録する記憶部182と、外部接続装置110から受信した指令信号に基づき携帯電話機100の機能を制御する遠隔操作対応制御部184とから構成されている。
【0044】
次いで上記構成を有する携帯電話機100の動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。図2に示すフローチャートは、2つの処理系列に大別できる。第1の処理系列は、着呼をし、通話をし、切断をする処理系列である。第2の処理系列は、留守番電話の応答状態にある携帯電話機100が、留守番電話の応答をする処理と外部接続装置110により遠隔操作される処理とを選択的に実行する処理系列である。
【0045】
まず、第1の処理系列について説明をする。
【0046】
ステップST200において、入出力部130は、通信回線120を介した外部接続装置110からの呼出しを受信し、着呼する。
【0047】
ステップST210において、制御部180は、留守番電話設定の有無を判別する。留守番電話設定が設定されている場合には、携帯電話機100は、外部接続装置110による遠隔制御指令の有無を判別するステップST270に制御を移行する。留守番電話設定が設定されていない場合には、携帯電話機100は、入力操作部150から通話開始を意味するキーの入力を待つステップST220に制御を移行する。
【0048】
ステップST220において、制御部180は、通話開始を意味する通話開始キーの操作の有無を検知する。通話開始キーの操作を検知した場合には、制御部180は、外部接続装置110と携帯電話機100との間で通話を開始し、ステップST230へ制御を移行する。通話開始キーを検知しない場合には、制御部180は、累計呼出回数と所定呼出回数と比較するステップST260へ制御を移行する。
【0049】
ステップST230において、携帯電話機100は、通信回線120を介して外部接続装置110と接続し、入出力部130と音声入出力部140とを介して音声による通話状態を保持する。
【0050】
ステップST240において、制御部180は、通話終了を意味する通話終了キーの操作の有無を検知する。通話終了キーの操作を検知した場合には、制御部180は、通話を停止させ、外部接続装置110と携帯電話機100との間の通信回線を切断するステップST250へ制御を移行する。通話終了キーを検知しない場合には、制御部180は、通話状態を保持し、ステップST230へ制御を移行する。その後、制御部180は、入力操作部150で入力された操作キーが通話終了を意味する通話終了キーであることを検知するまで、ステップST230とステップST240とを繰り返す。
【0051】
ステップST250において、制御部180は、入出力部130に対し通信回線120を介した外部接続装置110との接続を切断する指令を出し、通話状態を終了する。
【0052】
次に、第2の処理系列について説明をする。
【0053】
ステップST260において、制御部180は、呼出音の鳴動回数を累計し、ユーザが設定可能で記憶部182に記録してある所定鳴動回数(例えばN回)に達したかを判定する。所定鳴動回数に達した場合には、制御部180は外部接続装置110と通信状態になり、ステップST270に制御を移行する。また所定鳴動回数に達しない場合には、制御部180は、通話開始キーを検知するステップST220へ制御を移行する。制御部180は、通話開始キーの検知、または累計鳴動回数の所定鳴動回数への到達のいずれか一方が成立するまで、ステップST220とステップST260とを繰り返す。
【0054】
ステップST270において、遠隔操作対応制御部184は、外部接続装置110から送出された遠隔制御指令の受信の有無を判別する。遠隔制御指令を受信しない場合には、遠隔操作対応制御部184は留守番応答処理をするステップST280へと制御を移行する。これに対して、遠隔制御指令を受信した場合には、遠隔操作対応制御部184は、遠隔制御指令に含まれている外部接続装置110からの認証許可の要求と遠隔制御指令とを抽出する。まず、遠隔操作対応制御部184は、抽出した認証許可の要求に対して、認証の許可または、認証の不許可を判別する。ここで、認証の許可と判別した場合には、遠隔操作対応制御部184は、携帯電話機100が外部接続装置110により遠隔操作をされるステップST290へと制御を移行する。これに対して、認証の不許可と判別した場合には、遠隔操作対応制御部184は、留守番応答処理をするステップST280へと制御を移行する。なお、通信回線120を介し外部接続装置110から送信された遠隔制御指令は、音声情報でもよいし、その他のいかなる伝達方法でもよい。
【0055】
ステップST280において、制御部180は、外部接続装置110からの録音停止指令の受信、または通信回線120の切断のいずれかが発生するまで、通信回線120を介して外部接続装置110から送出された音声情報を受信し、記憶部182に記録する。
【0056】
ステップST290において、遠隔操作対応制御部184は、通信回線120を介して外部接続装置110から送出された遠隔制御指令に基づき、周囲情報を取得する。具体的には、遠隔操作対応制御部184は、撮影部160を制御して周囲映像を撮影し、撮影した画像情報を記憶部182に記録させる。携帯電話機100は、周囲映像を撮影することで、携帯電話機100がおかれている周囲の状況を映像として把握することが出来る。例えば、携帯電話機100を置き忘れた場合には、ユーザは撮影された周囲の画像から携帯電話機100が存在する場所を特定することが出来る。
【0057】
なお、外部接続装置110から送出された遠隔制御指令に基づき取得された周囲情報は、撮影部160を制御して周囲映像をズーム撮影したズーム画像情報でもよい。さらには、周囲情報は、音声入出力部140を制御して周囲音声を録音した音声情報でもよい。
【0058】
また、遠隔操作対応制御部184は、記憶部182に記録している静止画像情報、動画像情報、または音声情報の少なくともいずれか一つの情報を、ユーザが任意に設定可能で記録部182に記録されたメールアドレスに送信する機能を有していてもよい。
【0059】
このように、本実施の形態1の装置によれば、外部接続装置110は、携帯電話機100に遠隔制御指令を送出して携帯電話機100の周囲情報を取得する機能を遠隔操作し、周囲情報を取得することができる。
【0060】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。なお、図1と同一の機能を有する構成要素には、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。携帯電話機300と外部接続装置110とは、通信回線120で接続されており、携帯電話機300と外部接続装置110との間で情報の授受できる。携帯電話機300は、入出力部130と、音声入出力部140と、入力操作部150と、撮影部160と、表示部170と、制御部380とから構成されている。
【0061】
制御部380は、記憶部182と、外部接続装置110の自走動作指令に基づき携帯電話機300の所定機能の動作を開始させ、さらに外部接続装置110との通信回線の切断後にも所定機能の動作を維持するような自走動作を設定する自走動作対応制御部384と、時計部386とから構成されている。
【0062】
携帯電話機300には、筐体可動部の動きを検知する可動検知部390と、筐体表面に配置され光強度を検知する光検知部392が配置されている。具体的に、携帯電話機300は、折りたたみ式の筐体構造を有している。図4は、携帯電話機300が折りたたまれた状態を示す斜視図である。携帯電話機300は、第1の筐体410と第2の筐体420と、第1の筐体410と第2の筐体420を接続する折り畳み軸430とから構成されている。第1の筐体410と第2の筐体420は、折り畳み軸430を回転軸としながら折り曲げできる構造になっている。
【0063】
図5は、携帯電話機300が折り広げられた状態を示す斜視図である。表示部370は第1の筐体410上における、当該第1の筐体410と第2の筐体420とが相接する面に配置してあり、入力操作部350と可動検知部390と光検知部392とは、第1の筐体410上における、当該第1の筐体410と第2の筐体420とが相接する面に配置してある。
【0064】
可動検知部390は、筐体の折りたたみ可動部の開き角度を検出する機能を有しており、筐体の折りたたみ角度が所定角度以上である場合に可動検知信号を送出する。
【0065】
また、光検知部392は、第1の筐体410上における、当該第1の筐体410と第2の筐体420とが相接する面に配置してあるため、第1の筐体410と第2の筐体420が折りたたまれた状態では、光検知部392が受光する光強度は少ない。第1の筐体410と第2の筐体420が折り広げられるにつれ、光検知部392が受光する光強度は増加する。すなわち、第1の筐体410と第2の筐体420の開き角度と光検知部392が受光する光強度との間には相関関係があり、光強度の変化を検出することは、第1の筐体410と第2の筐体420の開き角度の変化を検出することに相当する。光検知部392は、受光する光強度が所定光強度以上の光強度を検出した場合、または受光する光強度の時間変化率が所定の光強度の時間変化率を超えた場合に、光検知信号を送出する。
【0066】
次いで、上記構成を有する携帯電話機300の動作について、図6と図7に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、盗難、紛失、置き忘れ時に外部接続装置110が、通信回線120を介し携帯電話機300を自走動作に設定するまでのフローチャートである。図7は、携帯電話機300の自走動作の詳細を示すフローチャートである。
【0067】
図6に示すフローチャートは、2つの処理系列に大別する。第1の処理系列は、携帯電話機300が着呼をし、通話をし、切断をする処理系列である。第2の処理系列は、所定の方法で携帯電話機300が留守番電話の応答状態に設定されるステップと、その後携帯電話機300が留守番電話の応答をする処理と自走動作設定をする処理とを選択的に実行するステップとである。なお、図2と同一の機能を有するステップは、同一符号を付して重複する説明は省略するが、具体的には、図6は、図2のステップST290を図6のステップST690に置き換えたフローチャートである。そこで、第2処理系列のステップST690以降を説明する。
【0068】
ステップST690において、自走動作対応制御部384は、通信回線120を介した外部接続装置110からの自走動作指令に基づき自走動作を設定する。外部接続装置110との通信状態が切断された後にも、自走動作対応制御部384は自走動作を維持する制御をする。
【0069】
次に自走動作を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
【0070】
ステップST690において、自走動作対応制御部384は、外部接続装置110からの自走動作指令に基づき自走動作を設定している。
【0071】
ステップST710において、自走動作対応制御部384は、光検知部392から出力される光検知信号の受信の有無を判別する。ここで、光検知信号が出力される場合とは、光検知部392が検出した検出光強度値とあらかじめ設定している所定光強度とを比較し、検出光強度値が所定光強度以上である場合、または検出した検出光強度値の時間変化率があらかじめ設定している所定の光強度の時間変化率とを比較し、検出光強度値の時間変化率が所定の光強度の時間変化率以上である場合である。光検知部392から送出される光検知信号を受信した場合には、自走動作対応制御部384は、周囲情報を取得するステップST740に制御を移行する。また、光検知部392から光検知信号を受信しない場合には、自走動作対応制御部384は、可動部の動きを検知するステップST720に制御を移行する。
【0072】
ステップST720において、自走動作対応制御部384は、可動検知部390から送出される可動検知信号の受信の有無を判別する。ここで、可動検知信号が出力される場合とは、可動検知部390が筐体の折りたたみ可動部の折りたたみ角度を検出し、あらかじめ設定している所定角度と比較し、検出した可動部の折りたたみ角度が所定角度以上である場合である。可動検知部390から送出される可動検知信号を受信した場合には、自走動作対応制御部384は、周囲情報を取得するステップST740に制御を移行する。また、可動検知部390から送出される可動検知信号を受信しない場合には、入力操作部350の入力操作を検知するステップST730に制御を移行する。
【0073】
ステップST730において、自走動作対応制御部384は、入力操作部350がキー操作を検出した場合には、周囲情報を取得するステップST740に制御を移行する。また、自走動作対応制御部384は、入力操作部350がキー操作を検出しない場合には、ステップST710に制御を移行する。
【0074】
すなわち一度、外部接続装置110の自走動作指令に基づき自走動作に設定されると、自走動作対応制御部384は、ステップST710の光検出ステップと、ステップST720の可動検知ステップと、ステップST730のキー操作検出ステップとの少なくともいずれか一つが検出されるまで、ステップST710の光検出ステップとステップST720の開閉検出ステップとST730のキー操作検出ステップとを順次繰り返す。本実施の形態2では、自走動作対応制御部384は、第1にステップST710の光検出ステップ、第2にステップST720の開閉検出ステップ、第3にステップST730のキー操作検出ステップと順次実行したが、ステップST710の光検出ステップとT720の開閉検出ステップとステップST730のキー操作検出ステップの順番はどのように組み合わせても一向に構わない。
【0075】
ステップST740において、自走動作対応制御部384は、設定されている自走動作指令に基づき周囲情報を取得させ、記録部182に記録させる。具体的には、撮影部160は周囲映像を撮影して画像情報を取得し、記憶部182は取得された画像情報を記録する。なお、取得される周囲情報は、撮影部160が周囲映像をズーム撮影した拡大画像情報であってもよい。また画像情報は、静止画像情報でも、動画像情報でもよい。さらに取得された周囲情報は、音声入力部140が周囲の音を録音した音情報であってもよい。
【0076】
ステップST750において、自走動作対応制御部384は、時計部186から年月日・時刻の情報を受信して、記憶部182に記録した周囲情報に付加する。具体的には、記憶している情報が画像情報の場合には、自走動作対応制御部384は、画像情報に年月日・時刻を意味する画像情報を合成し、記憶している情報が音声情報の場合には、音声情報に年月日・時刻を意味する音声情報を付加する。なお、自走動作対応制御部384は、ステップST750を選択的に実施する機能を有している。
【0077】
ステップST760において、自走動作対応制御部384は、記憶部182に記録している周囲情報を、ユーザが任意に設定可能で記録部182に記録しているメールアドレスに送信する。なお、自走動作対応制御部384は、ステップST760を選択的に実施する機能有している。
【0078】
このように本実施の形態2の携帯電話機によれば、携帯電話機300は、外部接続装置110の自走動作指令で自走動作に設定されると、通信回線切断後も自走動作を維持できる。このため、通信回線切断後でも携帯電話機300は、携帯電話機300の使用開始の有無を検知することができる。盗難、紛失、置き忘れに際して、ユーザは、ユーザ以外の不正な使用者による使用開始を検知した時点での周囲情報を取得し、ユーザ以外の不正な使用者の特定を容易にする。
【0079】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係る携帯通信端末装置としての携帯電話機の構成を示すブロック図である。なお、図3の詳細な説明は、実施の形態2にてなされているので、重複した説明は省略する。
【0080】
次いで、上記構成を有する携帯電話機の動作について、図6と図8に示すフローチャートを用いて説明する。図6は、盗難、紛失、置き忘れに際して携帯電話機300が、通信回線120を介した外部接続装置110の自走動作指令により自走動作に設定されるフローチャートである。図6は、実施の形態2に詳細が記載されているので重複する説明は省略する。図8は、図6のステップST690に示す自走動作を設定するステップの詳細を示したフローチャートである。
【0081】
ステップST810において、制御部180は、通話開始を意味する通話開始キーの操作の有無を検知する。通話開始キーの操作を検知した場合には、制御部180は、通話状態を開始させステップST820へ制御を移行する。通話開始キーを検知しない場合には、制御部180はステップST810へ制御を移行する。すなわち、制御部180は、入力操作部150で入力された操作キーが通話開始を意味する通話開始キーであることを検知するまで、ステップST810を繰り返す。
【0082】
ステップST820において、携帯電話機300は、外部接続装置110との通信を開始した状態である。自走動作対応制御部384は、設定されている自走動作指令に基づき、周囲情報を取得させ、取得した周囲情報を記録部182に記録させる。具体的には、撮影部160は周囲映像を撮影して画像情報を取得し、記憶部182は取得された画像情報を記録する。なお、取得される周囲情報は、撮影部160が周囲映像をズーム撮影した拡大画像情報であってもよい。また画像情報は、静止画像情報でも、動画像情報でもよい。さらに取得された周囲情報は、音声入力部140が周囲の音を録音した音情報であってもよい。
【0083】
ステップST830において、自走動作対応制御部384は、時計部186から年月日・時刻の情報を受信して、記憶部182に記録した周囲情報に付加する。具体的には、記憶している情報が画像情報の場合には、自走動作対応制御部384は、画像情報に年月日・時刻を意味する画像情報を合成し、記憶している情報が音声情報の場合には、音声情報に年月日・時刻を意味する音声情報を付加する。なお、自走動作対応制御部384は、ステップST830を選択的に実施する機能を有している。
【0084】
ステップST840において、制御部180は、通話終了を意味する通話終了キーの操作の有無を検知する。通話終了キーの操作を検知した場合には、制御部180は、通話状態を停止させステップST850へ制御を移行する。通話終了キーを検知しない場合には、制御部180は、通話状態を保持しステップST840へ制御を移行する。この場合は入力操作部150で入力され操作キーが通話終了を意味する通話終了キーであることを検知するまで、ステップST840を繰り返す。
【0085】
ステップST850において、自走動作対応制御部384は、記憶部182に記録している周囲情報を、記録部182に記録している所定のメールアドレスに送信する。なお、所定のメールアドレスに送信する情報は、ステップST810で通話をしている通話先の電話番号からなる情報でもよい。さらに、自走動作対応制御部384は、ステップST850を選択的に実施する機能を有している。
【0086】
このように本実施の形態3の携帯電話機300は、外部接続装置110の自走動作指令に基づき自走動作に設定された後に、通話開始を検知して周囲情報を取得する。これにより、盗難、紛失、置き忘れに際して、ユーザは、ユーザ以外の不正な使用者による使用開始を検知した時点での周囲情報を取得し、ユーザ以外の不正な使用者の特定を容易にする。
【0087】
(実施の形態4)
図3は、本発明の実施の形態4に係る携帯通信端末装置としての携帯電話機の構成を示すブロック図である。なお、図3は、実施の形態2に詳細な説明がなされているので重複する説明は省略する。
【0088】
次いで、上記構成を有する携帯通信端末装置の動作について、図9と図7に示すフローチャートを用いて説明する。図9は、予め設定されているキーロック解除の操作を誤った場合に、携帯電話機300を自走動作に設定するフローチャートである。
【0089】
ステップST900において、携帯電話機300は、入力操作部150であらかじめ設定されているキーロック解除キーの操作をされることで、入力規制が解除されることができる状態である。
【0090】
ステップST910において、自走動作対応制御部384は入力操作部150から入力されたキー入力を識別する。
【0091】
ステップST920において、自走動作対応制御部384は、記憶部180に記憶されているキーロック解除情報に基づき、ステップST910で入力されたキー入力情報の正誤を判別する。キーロック解除情報とステップST910で入力されたキー入力情報が一致する場合には、自走動作対応制御部384はキーロックを解除するステップST930に制御を移行する。一致しない場合には、自走動作対応制御部384はキーロック解除操作の再入力が可能かを判断するステップST940に制御を移行する。
【0092】
ステップST930において、自走動作対応制御部384は、キーロック状態を解除し、入力操作部150からの制御を受け付ける。
【0093】
ステップST940において、自走動作対応制御部384は、キーロック解除情報とステップST910で入力されたキー入力情報とが一致していない誤入力の累計回数と、キーロック誤入力の許容最大回数とを比較し、判別をする。累計回数が許容最大回数以下の場合には、自走動作対応制御部384は、キーロック解除情報がキー入力待ちをするST910に制御を移行する。また、累計回数が許容最大回数より大きい場合には、自走動作対応制御部384は、自走動作を設定するステップST950に制御を移行する。
【0094】
ステップST950において、自走動作対応制御部384は、携帯電話機300を自走状動作状態に設定し、キーロック解除のキー入力待ちをするステップST910に制御を移行する。ステップST950の詳細を図7に示すが、実施の形態2に詳細が記載されているので、重複する説明は省略する。
【0095】
このように本実施の形態4の携帯電話機300によれば、携帯電話機300は、キーロック解除情報が誤入力された場合に、自走動作を設定することができる。このため、携帯電話機300は、キーロック解除情報を誤入力するような不正な使用開始を検知することができる。盗難、紛失、置き忘れに際して、ユーザは、キーロックを解除できないユーザ以外の不正な使用者による使用開始を検知した時点での周囲情報を取得し、ユーザ以外の不正な使用者の特定を容易にする。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、紛失、盗難、置き忘れ時において、携帯通信端末は、遠隔操作による所定の設定に基づいて周囲の情報を取得することにより、その位置や不正使用に関する情報を本来のユーザに対して提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯通信端末装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る携帯通信端末装置の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施の形態2、3、4に係る携帯通信端末装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2に係る携帯通信端末装置の斜視図
【図5】本発明の実施の形態2に係る携帯通信端末装置の斜視図
【図6】本発明の実施の形態2に係る携帯通信端末装置の動作を説明するフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2に係る携帯通信端末装置の動作を説明するフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3に係る携帯通信端末装置の動作を説明するフローチャート
【図9】本発明の実施の形態4に係る携帯通信端末装置の動作を説明するフローチャート
【図10】従来の携帯通信端末装置の構成を示すブロック図
【図11】従来の監視システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100、300 携帯通信端末(携帯電話機)
110 外部接続装置
120 通信回線
130 入出力部
140 音声入力部
150 入力操作部
160 撮影部
170 表示部
180 制御部
182 記憶部
184 遠隔操作対応制御部
386 時計部
384 自走動作対応制御部
390 可動検知部
392 光検知部
410、420 筐体
430 折り畳み軸

Claims (11)

  1. 外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、
    前記外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて認証許可情報を送出する認証手段と、
    周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、
    前記認証手段により認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき前記周囲情報取得手段を動作させる遠隔制御手段と、
    を具備した携帯通信端末装置。
  2. 外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、
    前記外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて認証許可情報を送出する認証手段と、
    周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、
    操作を検知して使用開始信号を送出する使用開始検出手段と、
    前記認証手段により認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき前記使用開始検出手段の動作の開始と継続がなされている状態において、前記使用開始検出手段からの前記使用開始信号に基づき前記周囲情報を取得する自走取得手段と、
    を具備した携帯通信端末装置。
  3. 外部機器と通信回線を介して接続し情報の入出力をする情報入出力手段と、
    周囲の周囲情報を取得し記録する周囲情報取得手段と、
    入力操作を検知して使用開始信号を送出する使用開始検出手段と、
    入力操作部からの所定の解除操作に基づき機能制御を解除するキーロック解除手段と、
    前記キーロック解除手段の所定の解除操作の誤り発生に基づき前記使用開始検出手段の動作の開始と継続がなされている状態において、前記使用開始検出手段からの前記使用開始信号に基づき前記周囲情報を取得する自走取得手段と、
    を具備した携帯通信端末装置。
  4. 前記使用開始検出手段は、可動検知部が筐体可動部の動きを検知して送出される可動検知信号に基づき使用開始信号を送出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯通信端末装置。
  5. 前記使用開始検出手段は、入力操作部が入力操作を検知して送出された入力検知信号に基づき使用開始信号を送出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯通信端末装置。
  6. 撮影部をさらに備え、
    周囲情報取得手段で得られる情報が、前記撮影部で撮影された静止画像情報または動画像情報のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
  7. 音声入出力部をさらに備え、
    周囲情報取得手段で得られる情報が、前記音声入出力部で録音された音声情報であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
  8. 時計部と、
    前記撮影部で撮影された前記画像情報と撮影された日付または時刻の少なくとも一方を意味する画像情報とを合成する画像合成手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の携帯通信端末装置。
  9. さらに記録部と、
    前記取得された周囲情報を、前記記録部に記録された所定のメールアドレスに送信する手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
  10. 前記携帯通信端末が携帯電話機であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の携帯通信端末装置。
  11. 外部機器からの認証許可の要求を判別し、その判別結果に基づいて認証許可情報を送出する認証ステップと、
    前記認証ステップにより認証を許可された前記外部機器からの指令に基づき周囲情報を取得する周囲情報取得ステップと、
    を具備した携帯通信端末装置の遠隔制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007086335A1 (ja) * 2006-01-30 2007-08-02 Nec Corporation 携帯端末、携帯端末の紛失通知方法、および紛失通知プログラム
JP2012054808A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯電話機、通信システムおよび通信制御方法

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