JP2004234621A - 金銭支払いシステム及び方法 - Google Patents

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理一 強瀬
Koji Nishimura
浩司 西村
Masahito Kuroda
雅人 黒田
Kazuhiro Isogai
和広 磯貝
Taketoshi Doi
武敏 土井
Tatsuo Aiki
辰夫 相木
Hiroyasu Ota
浩康 太田
Hajime Koban
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Abstract

【課題】銀行システムを用いた金銭支払いシステムであって、金銭債権者の希望する日に希望する金額を交付する。
【解決手段】企業110は、企業112に対して商品あるいは役務を提供する。企業112の債務データは銀行システム114に提供される。また、企業110からの立替金希望データも銀行システム114に供給される。銀行システム114は、債務データに基づき作成された企業112の債務金額の範囲内で立替金を企業110の希望日に企業110の口座に振込む。また、債務金額の内、立替金処理されていない残余の債務金額を企業112の指定する振込日に企業110の口座に振込む。
【選択図】図1

Description

本発明は金銭支払いシステム、特に銀行のコンピュータシステムを用いた金銭支払い技術に関する。
ある企業が他の企業に商品あるいは役務を有償で提供した場合、両企業間には金銭債権債務関係が形成され、金銭債権者の企業は金銭債務者の企業から月締めで代金あるいは売掛金を受け取る。例えば、A企業がB企業から商品を購入すると、B企業はA企業に対して売掛金が発生し、A企業はB企業に対して金銭支払いの義務を負う。この場合、図6に示されるように、A企業112は銀行システム114に対して所定の支払日までに振込依頼を行い、銀行システム114はA企業112からの依頼に基づきA企業112の買掛金をB企業110の口座に振り込むことになる。しかしながら、B企業は、所定の支払日ではなく、その支払日前の任意の日にその売掛金を回収したいと欲する場合もある。
特開2001−338149号公報 特開平11−96262号公報
本発明の目的は、金銭債務者に対して金銭債権者の希望する態様、特に金銭債権者の希望する日に金銭を支払うことのできるシステム及び方法を提供することにある。
本発明は、金銭債権者に対して金銭債務者が金銭を支払うための銀行システムにおける金銭支払いシステムであって、前記金銭債権者からの、所定の支払日前の任意の金銭支払い希望日のデータ、前記金銭債権者からの希望金額データ、及び前記金銭債務者の金銭債務データを入力するインタフェースと、銀行口座にアクセスして引落処理や振込処理を実行する銀行コンピュータシステムの処理装置であって、前記インタフェースから入力された前記金銭債務者の金銭債務データを管理する債務金額データ管理ファイルと、前記金銭債務データに基づき算出された前記金銭債務者の債務金額データを管理する債務金額データ管理ファイルと、前記インタフェースから入力された前記金銭支払い希望日データ及び希望金額データを管理する管理ファイルとを記憶する記憶装置の各ファイルにアクセスし、前記金銭債権者から提供された任意金額の前記希望金額データで特定される金額が前記債務金額データで特定される金額の範囲内である場合に前記金銭債権者の口座に対して前記金銭支払い希望日に前記希望金額の振込処理を実行し、かつ前記金銭債務者の口座に対して前記希望金額に相当する金額の引落処理を実行する処理装置とを有する。
また、本発明は、金銭債権者に対して金銭債務者が金銭を支払うための銀行コンピュータシステムを用いた金銭支払い方法であって、前記銀行コンピュータシステムの備える入力装置が、前記金銭債権者からの、所定の支払日前の任意の金銭支払い希望日のデータを入力するステップと、前記金銭債権者からの任意金額の希望金額データを入力するステップと、前記金銭債務者の金銭債務データを入力するステップとを有し、前記銀行コンピュータシステムの口座引落処理や口座振込処理を実行する処理装置が、前記金銭債務者の金銭債務データを管理するファイルと、前記金銭債務データに基づき算出された債務金額データを管理するファイルと、前記金銭支払い希望日データ及び希望金額データを管理するファイルを有する記憶装置の各ファイルにアクセスし、前記金銭債権者から提供された任意金額の希望金額データと前記債務金額データとを照合するステップと、前記希望金額データで特定される金額が前記債務金額データで特定される金額の範囲内である場合に前記金銭債権者の口座に対して前記金銭支払い希望日に前記希望金額の振込処理を実行するステップと、前記金銭債務者の口座に対して前記希望金額に相当する金額の引落処理を実行するステップとを有する。
本発明では、企業間取引により金銭債権債務関係が形成された場合、銀行コンピュータシステムの処理装置が、金銭債務者の債務金額の範囲内(逆に言えば金銭債権者の債権額の範囲内)において任意の、すなわち金銭債権者が希望する額の金銭を金銭債権者の口座に振り込む。金銭債権者は、自己の金銭債権を譲渡することなく、所定の支払日前の自己の希望する日に債権金額の範囲内で希望する金額を受け取ることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1には、B企業110とA企業112及び銀行システム114の関係が示されている。A企業112はB企業110から商品を購入し(B企業110はA企業112に商品を売却し)、A企業112はB企業110に対して買掛金が発生した(B企業110はA企業112に対して売掛金が発生した)ものとする。通常の取引においては、図6に示されるようにA企業112は銀行システム114に対して所定の支払日までに振込依頼を行い、銀行システム114はA企業112からの依頼に基づきA企業112の買掛金(商品購入により生じた買掛金)をB企業110の口座に振り込む。一方、本実施形態では、B企業110は、任意の希望日に銀行システム114に対して立替金希望データを送信する。立替金希望データを受信した銀行システム114では、A企業112との貸付依頼契約に基づいて、B企業110の売掛金の範囲内における任意の金額(B企業110の希望する額)の立替金をB企業110の口座に振り込む。また、A企業112の口座から立替金に相当する金額を引き落とす。立替金を振り込んだ後、立替金振込データをA企業112に送信して買掛金の立替払いが実行されたことを通知する。なお、B企業110のA企業112に対する売掛金データは、B企業110から銀行システム114に送信してもよく、あるいは金銭債務を負うA企業112から銀行システム114に送信してもよい。A企業112から銀行システム114に提供する場合、B企業110に対する買掛金データとして処理される。銀行システム114は、月締めでB企業110の売掛金のうち立替金処理していない残余の売掛金を抽出してB企業110の口座に振込み、また、A企業112の口座から引き落とす。以上の処理により、B企業110は、自己の希望する任意の日に(本来の支払日に先立つ任意の日に)任意の金額の売掛金を回収することができ、また、A企業112にとっても従前と同様に月締めでB企業110に対する買掛金を精算すれば済むことになる。
図2には、図1における銀行システム114の構成ブロック図が示されている。銀行システム114は、コンピュータシステム114aの他、A企業112のB企業110に対する買掛金債務管理ファイル114b、立替金管理ファイル114c、買掛金データ管理ファイル114dを有する。コンピュータシステム114aは、通常の資金移動取引処理、すなわち、自行内の特定の口座ファイルに対して書き込み処理を行うことで引落、あるいは振込、あるいは振替処理を行う。資金移動取引処理を行うべき口座が自行ではなく他行に存在する場合、他行のコンピュータシステムに対して同様の処理を依頼する。コンピュータシステム114aは、A企業112がB企業110から商品を購入する毎に発生しA企業112から提供される買掛金債務データ及びB企業110から提供される立替金希望データを入力するインタフェースを備える。買掛金債務データは管理ファイル114bに格納され、立替金希望データは立替金管理ファイル114cに格納される。
買掛金債務データ管理ファイル114bは、A企業112の買掛金債務データを管理する。具体的には、A企業112の商品購入データである。商品購入データは、例えば商品名、数量、商品単価、購入日などである。A企業112の商品購入データから、A企業112のB企業110に対する買掛金が算出され、買掛金データ管理ファイル114dに格納される。
立替金管理ファイル114cは、B企業110から提供された立替金希望データを管理する。立替金希望データは、具体的には立替金交付日と交付希望金額である。立替金管理ファイル114cは、この他に実際に銀行システム114により実行された立替金振込の実績を記憶してもよい。すなわち、実際に立替払いされた日と、実際にB企業110の口座に振り込まれた立替金の額である。B企業110に支払われる立替金は、A企業112の買掛金の範囲内、すなわちB企業110の売掛金の範囲内であり、B企業110が希望する立替金希望額が買掛金の範囲内であれば、希望額と実際に支払われる額は一致する。
買掛金データ管理ファイル114dは、A企業112の買掛金債務データから算出された買掛金データを管理する。A企業112が複数回、あるいは複数日にわたってB企業110から商品を購入した場合、買掛金データは順次発生することになり、買掛金データ管理ファイル114dに順次格納されていく。A企業112の買掛金データは、B企業110の売掛金データに等しい。コンピュータシステム114aは、買掛金データ管理ファイル114dを参照することで、B企業110に対して立替払いできる限度額を決定することができる。すなわち、B企業110から提供された立替金希望額が立替金希望日までのB企業110の売掛金(A企業112の買掛金)の範囲内であればコンピュータシステム114aはその立替金希望額を立替希望日に支払う。一方、立替金希望額が立替金希望日までのB企業110の売掛金(A企業112の買掛金)の範囲を超える場合、コンピュータシステム114aは複数のオプションのいずれかを実行する。第1に、立替金希望額が買掛金を超えている場合には立替払いを拒否する処理である。第2に、立替金希望額が買掛金を超えている場合には買掛金と同額の立替金に限定する処理である。立替金額が確定した場合、コンピュータシステム114aは立替金希望日に当該立替金額をB企業110の口座114fに振り込む。また、A企業112の口座114eから立替金額に相当する金額を引き落とす。これにより、A企業112の口座114eからB企業110の口座114fへの振替が完了し、B企業110は希望する任意の日に金銭を受け取ることができる。
買掛金データ管理ファイル114dにはA企業112の買掛金データ(B企業の売掛金データ)が格納され、立替金管理ファイル114cには立替金及び立替日が格納される。したがって、コンピュータシステム114aは、両ファイルを照合することで、買掛金データの内、立替金処理とされていない残余の買掛金(残余の売掛金)を抽出することができる。買掛金データ管理ファイル114dに立替の実績を併せて格納してもよく、この場合には買掛金データファイル114d内の買換金データ(売掛金データ)と立替実績データを照合することで残余の買掛金を抽出できる。コンピュータシステム114aは、A企業112の指定する日、すなわちA企業112の指定する振込日における残余の買掛金データを算出ないし抽出し、A企業112の指定する振込日にB企業110の口座114fに振り込む。このときも、A企業112の口座114eから同額の金額を引き落とすことは云うまでもない。なお、残余買掛金(残余売掛金)が存在しない場合、すなわち買掛金の全てをB企業110に立替金として支払った場合には、コンピュータシステム114aは残余処理を実行しない。
図3には、銀行システム114における処理フローチャートが示されている。A企業112はインターネットその他の通信回線を用いて買掛金債務データを送信し、B企業110もインターネットその他の通信回線を用いて立替金希望データを送信するので、銀行システム114はこれらを受信する(S201)。買掛金債務データは、A企業112から直接的に送信する必要はなく、例えばA企業112の取引状況を管理するコンピュータシステムから定期的に送信してもよい。また、上述したように、A企業112から買掛金債務データを送信するのではなく、B企業110から売掛金債権データを送信してもよい。B企業110から売掛金債権データを送信する場合、銀行システム114はB企業110の売掛金債権データをA企業112に送信してA企業112の買掛債務と照合することもできる。買換金債務データはA企業112が商品を購入する毎に送信され、立替金希望データはB企業110がA企業112に対して商品を売却した後の任意のタイミングで送信される。
買掛金債務データ(あるいは売掛金債権データ)を入力した銀行システム114では、このデータに基づいて買掛金(あるいは売掛金)を算出する(S202)。
銀行システム114は、A企業112の買掛金(あるいはB企業110の売掛金)を作成した後、入力した立替金希望データに基づいて、立替金希望日に買掛金の範囲内で立替金をB企業110の口座114fに振込む(S203)。立替金の振込に際し、A企業112に対して立替金振込を通知し、A企業112からの承諾を待って振込んでもよい。立替金希望額が買掛金の範囲内であるか否かを判定する処理を実行した上で振り込んでもよく、立替金希望額が買掛金の範囲を超える場合にB企業110に通知する処理を実行してもよい。銀行システム114は立替金に相当する額の金額をA企業112の口座114eから自動的に引き落とす(S204)。
立替金の振込処理及びA企業112の口座114eからの引落処理は、必要に応じて繰り返し実行される。そして、A企業112から指定された振込日の所定日前の時点で、買掛金のうち既に立替処理されていない残余の買掛金を算出して振込日にB企業110の口座114fに振込む(S205)。また、同額をA企業112の口座114eから引き落とす。
以上のようにして買掛、売掛を前提とした立替処理が行われる。残余の買掛金振込を完了した後、銀行システム114は当該月の立替金振込処理及び残余の買掛金振込処理を併せてA企業112に通知する。A企業112は、従来と同様の月締め処理で済む。
上述の例では、銀行システム114において買掛金債務データの入力及び管理、買掛金データの作成及び管理、立替金希望データの入力及び管理を行っているが、他のコンピュータシステムにこれらの処理を分散させることも可能である。
図4には、この場合の概念構成図が示されている。金銭債務者であるA企業112、金銭債権者であるB企業110、銀行システム(銀行コンピュータ)114の他に、買掛金債務管理コンピュータ116及び立替金管理コンピュータ118を備える。
買掛金債務管理コンピュータ116は、A企業112の買掛債務状況を管理するコンピュータであり、B企業110から送信された買掛金債務データ(B企業110にとっては、より正確には売掛金債権データ)を入力する。A企業112は、B企業110が送信した商品売却データを確認する。買掛金債務データは立替金管理コンピュータ118に送信される。
さらに、買掛金債務管理コンピュータ116は、任意のタイミングでB企業110から送信された立替金希望データを入力する。立替金希望データは、少なくとも立替金希望日を含み、好適には立替金希望日と立替金希望金額の組み合わせからなる。買掛金債務管理コンピュータ116は、入力した立替金希望データを記憶するとともに、立替金管理コンピュータ118に送信する。立替金希望日は、B企業110がA企業112に対して商品を売却した日以後であるが、立替金希望データの送信自体は商品売買日前であってもよい。買掛金債務管理コンピュータ116は、入力した立替金希望データを記憶しておき、実際に商品が売却された日後に買掛金債務データと併せて立替金希望データを立替金管理コンピュータ118に送信する。
買掛金債務管理コンピュータ116は、A企業112あるいは銀行システム114とは異なる第三者の管理下にあってもよい。B企業110と買掛金債務管理コンピュータ116との間、A企業112と買掛金債務管理コンピュータ116との間、及び買掛金債務管理コンピュータ116と立替金管理コンピュータ118との間は公衆回線、専用回線、有線、無線の任意の組み合わせで接続される。
立替金管理コンピュータ118は、上述した買掛金債務データ管理ファイル114b、立替金管理ファイル114c及び買掛金データ管理ファイル114dを備える。すなわち、立替金管理コンピュータ118は、買掛金債務管理コンピュータ116から送信された買掛金債務データを入力し、買掛金債務データ管理ファイル114bに格納する。そして、商品取引毎に発生する買掛金を算出して買掛金データ管理ファイル114dに順次格納する。また、立替金管理コンピュータ118は、買掛金債務管理コンピュータ116から送信された立替金希望データを入力し、立替金管理ファイル114cに格納する。立替金管理コンピュータ118は、日々発生する買掛金を順次蓄積し、立替希望日までに蓄積された買掛金データ、すなわち総買掛金(累計買掛)が立替希望額以上であるか否かを判定して、立替金振込データを作成する。立替金振込データには、B企業110を特定するデータ(ID)、A企業112を特定するデータ(ID)、立替日、及び立替金額が含まれる。立替金振込データは、銀行システム(銀行コンピュータ)114に送信される。銀行システム114では、立替金振込データに応じて、立替日に立替金に相当する額の金額をB企業110の口座114fに振込み、また、A企業112の口座114eから立替金に相当する額の金額を引落とす。立替金振込データは、基本的には立替金管理コンピュータ118から銀行システム114に送信されるが、送信前あるいは送信後にA企業112に送信してもよい。
また、立替金管理コンピュータ118は、A企業112の指定する振込日の所定日前を締日として総買掛金データ及び総立替金データを算出し、総買掛金データの内、立替金として処理されていない残余の買掛金データを算出ないし抽出して買掛金振込データを作成する。買掛金振込データには、B企業110を特定するデータ(ID)、A企業112を特定するデータ(ID)、振込日、及び振込額が含まれる。銀行システム114では、買掛金振込データに応じて、振込日に買掛金に相当する額の金額をB企業110の口座114fに振込み、また、A企業112の口座114eから引き落とす。振込日は、A企業112から立替金管理コンピュータ118に送信してもよく、あるいはA企業112と銀行システム114との契約により定められる場合、銀行システム114から立替金管理コンピュータ118に送信してもよい。
立替金管理コンピュータ118と銀行システム(銀行コンピュータ)114との間も任意の通信回線で接続できる。一つの接続形態は、セキュリティを考慮した専用回線である。立替金管理コンピュータ118は、銀行システム114の管理下にあってもよい。この場合、立替金管理コンピュータ118は銀行システム114の一部として機能することになり、買掛金債務データや立替金希望データは買掛金債務管理コンピュータ116を介してB企業110から銀行システム114に提供されることになる。
なお、A企業112の口座114eに対する、立替金に相当する金額の引落処理、及び残余買掛に相当する金額の引落処理は、いずれもA企業112との間の当座貸越契約に基づく当座貸越として処理することもできる。
図5には、この場合の銀行システム114における処理が示されている。コンピュータシステム114aは、B企業110の口座114fに対して立替金の振込処理を行い、A企業112の口座114eに対して立替金に相当する金額の当座貸越処理を行う。貸出金のデータは、A企業112と関連付けた立替金ファイル114gに順次格納される。立替金ファイル114gには、貸出金利に関するデータも併せて記憶してもよい。銀行システム114では、当座貸越の限度内において、A企業112の承諾を個別に得ることなく、立替金の振込及び残余買掛の振込を実行する。貸出総額は月締めでA企業112に通知される。A企業112は、銀行システム114に対して月締めで入金処理を行えばよい。銀行システム114内においては、月締め処理日において、買掛と立替金の相殺を実行し、かつ貸出金の相殺を実行することになる。
なお、上述した例ではA企業の金銭債務として買掛金、B企業の金銭債権として売掛金を例にとり説明したが、金銭債権の内容、金銭債務の内容は任意であることは当業者には明らかであろう。したがって、例えば立替金、貸付金、前渡金、仕掛債権などの金銭債権についても同様に適用することができる。
実施形態の概念構成図である。 図1における銀行システムの構成ブロック図である。 他の実施形態の全体処理フローチャートである。 さらに他の実施形態の概念構成図である。 さらに他の実施形態における銀行システムの構成ブロック図である。 従来の企業間取引における支払システム構成図である。
符号の説明
110 企業(金銭債権者)、112 企業(金銭債務者)、114 銀行システム(銀行コンピュータ)。

Claims (6)

  1. 金銭債権者に対して金銭債務者が金銭を支払うための銀行システムにおける金銭支払いシステムであって、
    前記金銭債権者からの、所定の支払日前の任意の金銭支払い希望日のデータ、前記金銭債権者からの希望金額データ、及び前記金銭債務者の金銭債務データを入力するインタフェースと、
    銀行口座にアクセスして引落処理や振込処理を実行する銀行コンピュータシステムの処理装置であって、前記インタフェースから入力された前記金銭債務者の金銭債務データを管理する債務金額データ管理ファイルと、前記金銭債務データに基づき算出された前記金銭債務者の債務金額データを管理する債務金額データ管理ファイルと、前記インタフェースから入力された前記金銭支払い希望日データ及び希望金額データを管理する管理ファイルとを記憶する記憶装置の各ファイルにアクセスし、前記金銭債権者から提供された任意金額の前記希望金額データで特定される金額が前記債務金額データで特定される金額の範囲内である場合に前記金銭債権者の口座に対して前記金銭支払い希望日に前記希望金額の振込処理を実行し、かつ前記金銭債務者の口座に対して前記希望金額に相当する金額の引落処理を実行する処理装置と、
    を有することを特徴とする金銭支払いシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記処理装置は、前記債務金額データの内の前記希望金額以外の残余金額データを算出して前記所定の支払日に前記金銭債権者の口座に対して前記残余金額の振込処理を実行することを特徴とする銀行システムにおける金銭支払いシステム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記金銭債務データは、前記金銭債務者の買掛金データあるいは前記金銭債権者の売掛金データであることを特徴とする金銭支払いシステム。
  4. 金銭債権者に対して金銭債務者が金銭を支払うための銀行コンピュータシステムを用いた金銭支払い方法であって、
    前記銀行コンピュータシステムの備える入力装置が、
    前記金銭債権者からの、所定の支払日前の任意の金銭支払い希望日のデータを入力するステップと、
    前記金銭債権者からの任意金額の希望金額データを入力するステップと、
    前記金銭債務者の金銭債務データを入力するステップと、
    を有し、前記銀行コンピュータシステムの口座引落処理や口座振込処理を実行する処理装置が、
    前記金銭債務者の金銭債務データを管理するファイルと、前記金銭債務データに基づき算出された債務金額データを管理するファイルと、前記金銭支払い希望日データ及び希望金額データを管理するファイルを有する記憶装置の各ファイルにアクセスし、前記金銭債権者から提供された任意金額の希望金額データと前記債務金額データとを照合するステップと、
    前記希望金額データで特定される金額が前記債務金額データで特定される金額の範囲内である場合に前記金銭債権者の口座に対して前記金銭支払い希望日に前記希望金額の振込処理を実行するステップと、
    前記金銭債務者の口座に対して前記希望金額に相当する金額の引落処理を実行するステップと、
    を有することを特徴とする金銭支払い方法。
  5. 請求項4記載の方法において、
    前記処理装置はさらに、
    前記債務金額データの内の前記希望金額以外の残余金額データを算出して前記所定の支払日に前記金銭債権者の口座に対して振込処理を実行するステップ
    を有することを特徴とする金銭支払い方法。
  6. 請求項4記載のシステムにおいて、
    前記金銭債務データは、前記金銭債務者の買掛金データあるいは前記金銭債権者の売掛金データであることを特徴とする金銭支払い方法。
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