JP2004233751A - Control method for division learning device - Google Patents

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JP2004233751A
JP2004233751A JP2003023470A JP2003023470A JP2004233751A JP 2004233751 A JP2004233751 A JP 2004233751A JP 2003023470 A JP2003023470 A JP 2003023470A JP 2003023470 A JP2003023470 A JP 2003023470A JP 2004233751 A JP2004233751 A JP 2004233751A
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division
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Japanese (ja)
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Satoshi Matsumura
聰 松村
Kyoko Sakagami
京子 坂上
Takeoki Miyamura
勇起 宮村
Tetsuya Shirahata
哲也 白幡
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BENETSUSE CORP KK
Benesse Corp
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BENETSUSE CORP KK
Benesse Corp
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To ensure division learning wherein weak points of individual learners are solved. <P>SOLUTION: A problem is selected from a database (300) and displayed in a number arithmetic segment (202) to set the problem (301). A learner inputs a number by using number keys (107) to make a calculation of the set problem of division (302). If an answer is incorrect, a wrong answer buzzer is made to sound (305) and why this specified learner makes the wrong calculation is classified according to previously prepared wrong answer patterns (306) and a problem for training which solves the wrong answer pattern is set to prompt the learner to answer. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広くは、学習支援装置に関し、更に詳しくは、小学生のわり算学習を支援する装置の特徴的な制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
わり算は、小学校の3年生と4年生とが学習する。例えば、平成10年に告示された学習指導要領には、第3学年に関して、「除法の意味について理解し、それを用いることができるようにする。(ア)除法が用いられる場合について知り、それを式で表したり、その式をよんだりすること。また、余りの意味について理解すること。(イ)除法と乗法や減法との関係について理解すること。(ウ)除数と商が共に1位数である除法の計算が確実にできること。」とあり、第4学年に関して、「整数の除法についての理解を深め、その計算が確実にできるようにし、それを適切に用いる能力を伸ばす。(ア)除数が1位数や2位数で被除数が2位数や3位数の場合の計算の仕方を考え、それらの計算が基本的な計算を基にしてできることを理解すること。また、その筆算の仕方について理解すること。(イ)除法の計算が確実にでき、それを適切に用いること。(ウ)除法について、被除数、除数、商及び余りの間の関係を調べ、次の式にまとめること。(被除数)=(除数)×(商)+(余り)(エ)除法に関して成り立つ性質を調べ、それを計算の仕方を考えたり計算の確かめをしたりすることに生かすこと。」と書かれている。
【0003】
実際に即して見ると、3年生では、2桁の数を1桁の数で割る場合を学ぶ。これには、例えば、27÷3のように九九を逆にした単純なものや、35÷6のように余りが生じるものが含まれる。4年生では、これに加えて、2桁又は3桁の数を1桁又は2桁の数で割る49÷3や378÷11など、もう少し複雑な計算を学習する。いずれの場合にも、商を予想して立て、かけ算をし、差を求めるという一連の作業を、それぞれの段階で正確に行うことが要求される。
【0004】
すなわち、わり算では、商を予想するというわり算特有の計算技術が必要であるが、それに加えて、予想して立てた商と除数とを乗算するステップと、その乗算の結果を被除数から減算するステップとが必要であり、商が2桁以上となる場合には、同様の作業が少なくとも2回は行わなければならない。このように、わり算は、その計算実行にかけ算とひき算とを内包する点で、四則演算全体の総合的な計算練習に通じる。逆に、かけ算とひき算とを確実に理解できていなければ、それとは独立にわり算だけ修得するということはありえない。
【0005】
わり算については、最も一般的な学習方法として、紙と鉛筆とを用いた手計算の練習が奨励されてきたから、誰でも、計算練習をした又はさせられた遠い思い出をもっているはずである。しかし、特に、余りの出る問題については、わり算の計算問題を解いて答え合わせをしたら残念ながら答えが間違っているのであるが、一体どこで間違ってしまったのかがよくわからなかった、という記憶をもつ大人はいないだろうか。余りの出ない割り切れる問題であるということを予め知らされている場合には、実際に計算してみて割り切れなければ、どこかで間違えたことが自然にわかる。しかし、余りが出る問題では、その性質上、検算が容易でなく、小学生が自習する場合に、計算して得られた答えが正解であるのかどうか自信がもてないことがある。また、間違っていると告げられても、なぜ間違ったのか、どこで間違ったのかがわかりにくい。
【0006】
以上のような状況に鑑み、本発明は、小学生が自学自習する場合に手軽に使用することができ、わり算の計算練習を構成する各ステップを必要に応じて復習する機会を提供し、場合によってはゲーム性を付与して楽しいわり算学習を可能にする学習用装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
小学校の教師や小学生をもつ熱心な親ならば十分に認識しているように、小学生がわり算を苦手にしている場合、苦手にしている理由は多様である。まず、商を予想して立てるというわり算で初めて出てきた作業にまだ習熟していないために、わり算の計算が苦手という小学生がいるのは当然であろう。これは、わり算に固有の困難であって、わり算よりも先に学習している、たし算、ひき算、かけ算については十分に理解している小学生であっても、わり算における商の予想だけはまだ不慣れであって苦手だということはありうるだろう。しかし、これとは異なり、九九があやふやであるとかひき算の練習が十分でないというような理由によって、わり算を実行する計算の途中で行きづまってしまう小学生もいる。このような場合には、わり算を学ぶ前提であるひき算や九九を先に練習しなければ、わり算の計算能力は向上しない。
【0008】
経験を積んだ教師であれば、すぐ近くで注意深く観察することによって、わり算が苦手でうまく計算ができない小学生が本当はどのような問題をかかえているかを理解し、適切な学習指導ができるはずである。しかし、すべての小学3年生4年生がそのような環境にいるとは限らない。また、教師と児童という関係の下で教えられる形態とは別に、もう少しゲーム感覚を取り入れて計算練習をしたいという希望をもつ小学生も多いだろう。
【0009】
そこで、本発明の発明者たちは、まず、小学生たちがゲーム感覚で楽しく学習することができ、そして、更に重要なことに、経験の長い教師が小学生1人1人に張り付いてあたかも専任の家庭教師としてわり算のコーチをしてくれるような機能を実現しているわり算学習装置をこの特許出願で提案したい。本発明によるわり算学習装置を用いると、わり算の計算に苦労している小学生の弱点が自動的に検出され、検出された弱点を解消するための練習問題が集中的に課せられる。
【0010】
本発明によるわり算学習装置では、紙の上に鉛筆で手計算をする代わりに、電卓機能を内蔵した装置を用いてわり算の計算練習をする。このわり算学習装置は、計算間違いを発見すると、その間違いの原因を克服するために用意されている練習問題を自動的に学習者に提供する。つまり、学習者の側から見ると、例えばわり算実行の途中でひき算を間違えると強制的にひき算の練習をさせられ、かけ算を間違えると強制的にかけ算の練習問題が課せられる。また、わり算を構成する複数のステップごとに、そのステップにおいて学習者が入力した数字が正しいかどうかを音声を用いて学習者に告知することもできる。このように、本発明によるわり算学習装置を用いると、学習者は音声によって計算の正しさを確認しながらわり算を実行していくことも可能であり、正確な計算を遂行するための練習が積み上げられることになる。
【0011】
本発明のある実施例によると、マイクロプロセッサと第1のモードにおいて使用される第1のデータベースと第2のモードにおいて使用される第2のデータベースとを内蔵しディスプレイと入力手段とを備えた装置の制御方法が提供される。この制御方法は、(a)前記第1のデータベースから問題を選択し、前記ディスプレイに表示するステップと、(b)表示された問題に対するユーザの入力に応答して、入力された解答の正誤を判断し、判断された正誤をユーザに告知するステップと、(c)予め想定され前記第2のデータベースに記憶されている複数の誤答パターンの中の同一の誤答パターンに属する誤答が所定の回数だけ生じた場合には、ステップ(a)及びステップ(b)によって構成される前記第1のモードとは異なる第2のモードに移行し、前記所定の回数だけ生じた誤答パターンと関連付けられており前記第2のデータベースに記憶されている問題を選択し、前記ディスプレイに表示するステップと、を含む。
【0012】
また、別の実施例では、前記第2のモードにおいて前記第2のデータベースから選択され前記ディスプレイに表示される問題は、前記第1のモードにおいて表示され前記所定の回数だけ同一の誤答パターンが生じた問題の解答過程に含まれる構成要素である。
【0013】
更に別の実施例では、前記第1のモードにおいて表示される問題は除算であり、前記第2のモードにおいて表示される問題は前記除算の解答過程に含まれる構成要素である乗算と減算とである。
【0014】
本発明は、上述のステップ(a)ないし(c)からなる方法を実現する命令によって構成されるプログラムが記憶されているコンピュータ可読な記憶媒体としても存在しうる。更に、本発明は、上述のステップ(a)ないし(c)からなる方法を実現する命令によって構成されるプログラム自体としても存在しうる。
【0015】
【発明の実施の態様】
図1には、本発明によるわり算学習装置101の全体が示されている。中央に表示部があり、その左右に各種のボタン及びキーが配置されている。電源ボタン102は、電源をオン・オフするためのボタンである。電源オフ時には、この電源ボタン102を押すことにより、電源がオンになる。電源オン時に電源ボタン102を押すと、そのときの状態に限らず電源がオフになる。機能ボタン103は、モード(後述)を移動させるためのボタンである。OKボタン104は、選択や入力を確定する、又は、次の画面への移動させるためのボタンである。戻るボタン105は、1文字を消去する、又は、前の画面へ移動させるためのボタンである。より詳細には、メニュ系画面の場合には、前のメニュに戻る。学習中の画面では、既に入力されているカーソル位置の文字を消去する。未確定の状態で押されると1つ左の位置に移動するカーソル位置が点滅している状態で押されると1つ左の位置に移動する。音声ボタン106は、音を鳴らす/鳴らさないを切り換えるためのボタンである。音が鳴っている状態で押された場合には、直ちに無効にして消音するのではなく、音は最後まで継続させて内部的な動作終了時に効果を生じさせ、鳴り終わったときにセグメント表示の点灯/消灯がなされる。数字キー107は、学習中の画面で、数字の入力に用いられる。左右上下キー108は、学習中の画面における入力位置のカーソル選択(左右キー)、メニュ等における選択肢の選択(上下キー)に用いる。リセット・ボタン109は、RAMの状態を工場出荷時に戻すためのボタンである。
【0016】
図2には、中央の表示画面における各セグメントが示されている。機能セグメント201は、メニュを選択するために用いられ、機能ボタン103を押すことによって機能セグメント201に示されているモードを移動させることができ、各モード名が点滅している状態でOKボタン104を押すとモードを選択することができる。選択できるモードには、図2に示されているように、確認、挑戦、トレーニング、バトル、占い、タイマーなどがある。
【0017】
確認モードは、本発明によるわり算学習装置の中核であり、学習者に向けてわり算の練習問題が出題され、計算過程をモニタすることによって学習者の弱点が検出される。トレーニング(特訓)モードは、確認モードで検出された学習者の弱点を克服するための四則演算の練習の機会を提供する。確認モードにおいて一定の条件が成立すると、自動的に特訓モードに移行させ、強制的に基礎的な訓練が要求されるように設定することができる。確認モードから特訓モードへの移行時期は、所定の条件が成立したときや、一連の出題が終了したときなどがありうる。挑戦モードは、例えば60秒で何問答えられるかという時間制限付きのモードである。速さだけでなく正確さも含めて評価され得点が与えられる。獲得された得点の履歴が記録され、それまでの最高得点が更新された場合にはその旨が表示され、学習者に告知される。挑戦モードでは、このように、学習者がゲーム感覚を味わえるような工夫が付加されている。バトル・モードは、2人の学習者に挑戦モードを交互に提供し、得点を競わせるものである。占いモードは、高速で切り替わるキャラクタを表示させ、OKボタンで停止して得られた図柄に応じてメッセージを表示させるというゲームを行うモードである。タイマー・モードは、指定した時間のカウントダウンと時間無指定のカウントアップ・タイマーとを行うモードである。
【0018】
数字演算セグメント202は、学習時に用いる領域である。図2に示されている実施例では、最大で4桁の数を3桁の数で割る場合まで表示できるようになっている。第2行には、左側に除数が、右側に被除数が示される。第1行には、商が示される。第3行以下は、わり算の計算過程、特訓モードにおける様々な計算練習、タイマー・モードにおける表示などに用いられる。
【0019】
文字表示セグメント203は、メニュ、学習ナビゲーション、得点などを表示する部分であり、例えば、ドット・マトリクスが用いられる。
次に、図3に示されているフローチャートを参照しながら、本発明によるわり算学習装置を用いたわり算学習について説明する。このわり算学習装置には、上述した機能セグメント201に示されているように複数のモードを設けることが可能であるが、中心であり必須なのは、学習者がわり算の計算練習をする「確認モード」と、四則演算の練習をする「特訓モード」とである。「確認モード」ではわり算の計算練習が提供され、学習者が計算を間違えると、わり算学習装置は、誤答の発生自体を検出するだけでなく、更に、学習者のどこに弱点があるのかを予め準備された複数の観点に基づいて判定する。そして、同じ原因に基づく誤答が2回生じると、自動的に「特訓モード」に移行して、その弱点を克服するための基礎的な訓練が提供される。この様子が、図3の流れ図に示されている。
【0020】
まず、問題データベースから問題が選択され、選択された問題がわり算学習装置101の数字演算セグメント202に表示されることにより学習者に対して出題される(ステップ301)。学習者は、数字キー107を用いて数字を入力することにより、出題されたわり算の計算を行う(ステップ302)。わり算学習装置101は、学習者が入力した数字が正しいかどうかの正誤判定を行う(ステップ303)。正解の場合には「ピンポン」などの音声を生じ(ステップ304)、間違った場合には「ブブー」などの音声を生じる(ステップ305)。ここで、正誤の判定は、学習者が1つの数字を入力するたびにすべての入力についてなされるのであって、個々の計算は間違っていたが最終的な答えが偶然に合っていればそれでよしとするような判定方法は採用されない。このように分析的な正誤判定がなされる理由は、特定の学習者について、わり算を実行する計算全体の中でどの構成要素を強化すべきなのかを知るためには、最終的な計算結果の正誤を判断するだけでなく、その学習者が行う(すなわち入力する)すべてのステップを個別的にモニタすることが必要であるからである。
【0021】
誤答が生じた場合には、誤答ブザーを鳴らし(ステップ305)、この特定の学習者は何が原因で誤答に至ったのかを、予め準備されている複数の誤答パターンに従って分類し(ステップ306)、データベースに記憶する(ステップ307)。ステップ307からデータベース(DB)への点線は、誤答した場合の誤答パターン及び難易度が問題が蓄積されているデータベースに反映されることを示している。本発明のある実施例では、予測される誤答パターンとして、(1)立てた商が間違っていた場合、(2)立てた商と除数とのかけ算が間違っていた場合、(3)(2)における乗算の結果を被除数から引くひき算が間違っていた場合、(4)被除数に含まれる数字の中で、それまでの計算には関与していない数字を降ろすときに転記を間違えた場合、(5)桁を間違えて数字を入力した場合、などがある。ここで挙げた(1)から(5)までの誤答パターンは、現時点での研究を踏まえた例示であり、別の分析枠組みに依拠すれば、又は、数学教育の研究の進展に応じて、これ以外のパターンを準備しておくことも可能であろう。特定の誤答パターン自体は本発明の特徴ではないからである。
【0022】
学習者が間違った問題は、誤答パターン及び難易度別にデータベースに記憶される(ステップ307)。このように、学習者が出題された問題に誤答した場合には、生じた誤答パターンが確認され(ステップ306)誤答履歴がデータベースに記憶された(307)後で元のフローに戻る。データベースに記憶された誤答履歴は、次の出題の際(ステップ301)に考慮される。次に、出題を終了するかどうかが判断され(ステップ308)、出題を継続する場合(ステップ308においてNOの判断)には、フローチャートの最初にループして戻る。例えば、5問のわり算が出題の1単位を構成し現在が5問目であれば、出題は一応終了となる(ステップ308においてYESの判断)。しかし、誤答した問題を確認した(ステップ309)上で、同じ誤答パターンに属する誤答の連続が検出された場合(ステップ310においてYESの判断)には、フローチャートの最初にループして戻り、問題となっている誤答パターンに属する問題がデータベースから選択されて出題される(ステップ301)ことにより、そのような誤答を克服するための計算練習をする機会が提供される。以上で説明した図3のフローチャートは、一連の出題が終了したときに確認モードから特訓モードへの移行が生じる場合の処理手順を示している。
【0023】
次に、図4には、確認モードから特訓モードへの移行が、同じ誤答パターンに属する誤答が2度目に生じた場合に直ちに生じる場合のフローチャートが示されている。図4のステップ400からステップ407までは図3のステップ300からステップ307までに対応しており、同じプロセスが進行する。図3では、特訓モードに移行すべきかどうかの判断は、その出題単位における問題がすべて終了したとき(ステップ308においてYESの判断)に、ステップ310でなされた。これに対して、図4では、誤答が生じると(ステップ403における誤答の判断)、誤答パターンが識別された(ステップ406)後で、その誤答が同じ誤答パターンに属する2度目のものかどうかが判断される(ステップ408)。そこで2度目であると判断された場合(ステップ408においてYESの判断)には、本発明の制御プロセスは、フローチャートの最初にループして戻り、学習者に誤答パターンに関する計算練習の機会を提供する(ステップ401)。
【0024】
図3のプロセスと図4のプロセスとは、わり算学習の過程で検出された学習者の弱点克服のための計算練習を行う特訓モードへ確認モードからどの時点で移行するのか、すなわち、わり算の基礎となるかけ算や引き算の計算練習の機会がいつ提供されるか、という点が違っているだけであり、背景となる思想は、同一である。すなわち、いずれの場合にも、既に述べたように、学習者の誤答パターンを予め予測し準備しておき、予測された原因による誤答が生じたときには、そのような誤答が再発しないように、特定の弱点を解消するための練習問題が強制的に課せられるという本発明の特徴が反映されている。図3のプロセスと図4のプロセスとに共通する本発明のこの特徴は、特許請求の範囲の請求項1において定義されている通りである。
【0025】
図5には、商の立て方が苦手な学習者が課せられる練習問題が示されている。図5の第1の例は、378÷11という問題が出されたときに、学習者が3という商を立てた場合である。この商の立て方に関する特訓モードでは、学習者が3という商を立てると直ちに、立てられた商である3と除数11との積33が37の下に自動的に表示されると共に正解を意味するピンポンという音声が生じる。学習者は音声を聞くのと同時に33が37よりも小さいことを見て、自分の立てた商が正しかったことを知ることができる。通常の確認モードでは、33も学習者が入力しなければならないのであるが、今は、商の立て方の練習をしているのであるから、3かける11という乗算まで学習者に行わせることはせずに、本発明によるわり算学習装置が自動的に乗算を行い、立てられた商が正しかったことを直ちに告知することを優先している。次に第2の例から第5の例まで、第1の例と同様に商の立て方だけを訓練するための問題が示されている。この学習者は、第2、第3及び第5の問題で商の立て方を間違えている。立てられた商の正誤が告知されると直ぐに次の問題が課せられるように設計できる。図5で示したのは特訓モードの1つの例であり、他の構成も可能である。
【0026】
図1の例では、最大で4桁の数を3桁の数で割るわり算の練習ができるように設計された表示画面が示されていた。これは、小学4年生の学習のための表示画面である。それに対して、図6には、本発明によるわり算学習装置の別の実施例である小学3年生のわり算学習のための表示が示されている。学習指導要領によれば、3年生の場合には、被除数が0から89、除数が1から9、商が1から9、余りが0から8の範囲にあるわり算を学習することになっているので、図6のような表示画面が好ましい。なお、3年生では、図1にあるような計算方法(被除数の左側に除数を、上に商を書き、それぞれの間に縦方向の左側に凹状の曲線と横方向の直線とを書く方法)ではなく、図6に示されているような計算方法が用いられる。
【0027】
図6に示されている35を6で割る問題(35÷6)では、商を立て(ステップ1)、立てた商と除数との乗算結果を被除数の下側に入力し(ステップ2)、被除数からステップ2で入力した乗算結果を減算した結果を更に下の行に入力する(ステップ3)。ステップ3で入力された減算の結果は余りとして商の右側に転記される(ステップ4)。このわり算の計算実行の中にも、商の予測(ステップ1)、乗算(ステップ2)、減算(ステップ3)などが含まれている。図5に示されている第2の実施例の場合にも、それぞれのステップにおける入力のたびに正誤の判定がなされ、誤答パターンに応じて、その誤答の原因を解消させるための計算練習が強制的に課せられる点は、図1の第1の実施例の場合と同じである。特訓モードやバトル・モードなど、既に説明した複数のモードを第2の実施例でも設けることが可能である。
【0028】
本発明のいずれの実施例においても、電源を切る最後の5分前の誤答状況を特に記録しておき次回の学習時に記録されている誤答例を再度出題する、又は、電源を入れてから電源を切るまでの1回の学習の中でそれぞれの問題の解答に要した時間を記録しておき次回の学習時に所定の限度(例えば1分)以上の解答時間を要した問題を再度出題するなど、学習者のための復習機能を設定することが可能である。ここで、5分及び1分というのはもちろん例示であり、それ以外の時間設定もできる。
【0029】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明によるわり算学習装置においては、わり算の計算に含まれる個々のステップの正誤を個別的に判別することによって弱点を発見し、弱点がいったん検出された場合にはその弱点を解消するための基礎的な計算練習が強制される。本発明によるわり算学習装置では、ある1人の学習者が利用すればするほど誤答データが蓄積されていくから、その特定の学習者の誤答パターンに応じた出題がなされるようになる。すなわち、学習が継続されるにつれて、出題がその特定の学習者向けにカスタマイズされていく。
【0030】
図面に示した例では、本発明によるわり算学習装置が、スタンドアロンの小型ゲーム機のようなハードウェアとして実現されている様子を示したが、当業者であれば容易に想到できるように、例えば、パーソナル・コンピュータのソフトウェアとして実現することももちろん可能である。その場合には、学習開始時にユーザ番号及びパスワード等を入力することによって、各利用者ごとのカスタマイゼーションが可能となる。上述したバトルモードなどは、パーソナル・コンピュータの通信機能を用いれば、遠隔地にいる学習者との相互間で楽しむこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるわり算学習装置の第1の実施例の概要が示されている。
【図2】本発明の第1の実施例による中央の表示画面における各セグメントが示されている。
【図3】本発明の第1の実施例を用いた学習プロセスを示す流れ図である。
【図4】本発明の第2の実施例を用いた学習プロセスを示す流れ図である。
【図5】本発明の第1及び第2の実施例において、商の立て方が弱点である学習者に課せられる練習問題の例が示されている。
【図6】本発明が小学3年生が用いる筆算の形式に適用された場合の表示画面の例を示している。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention generally relates to a learning support device, and more particularly, to a characteristic control method of a device that supports elementary school children's division learning.
[0002]
Problems to be solved by the prior art and the invention
In division, third and fourth graders of elementary school learn. For example, in the curriculum guidelines announced in 1998, for the third grade, "I understand the meaning of the division and can use it. (A) I know about the case where the division is used. Is expressed as an expression, or the expression is read, and the meaning of the remainder is understood. (A) The relationship between division and multiplication or subtraction is understood. (C) The divisor and the quotient are both the first place Regarding the fourth grade, "It is necessary to be able to reliably calculate the division of numbers.""I will deepen my understanding of the division of integers, ensure that the calculation can be performed reliably, and extend my ability to use it properly. ) Consider how to calculate when the divisor is 1 or 2 and the dividend is 2 or 3 and understand that those calculations can be based on basic calculations. Understand how to calculate (B) The calculation of the divisor can be reliably performed and used appropriately. (C) For the divisor, the relationship among the dividend, divisor, quotient and remainder should be examined and summarized in the following formula (dividend). = (Divisor) x (quotient) + (remainder) (d) Investigate the properties that hold for division and use them in thinking about how to calculate and confirming the calculation. "
[0003]
In practice, third graders learn to divide a two-digit number by a one-digit number. This includes, for example, a simple one in which the multiplication table is inverted, such as 27 や 3, and a simple one in which a remainder occurs, such as 35 ÷ 6. In the fourth grade, in addition to this, learn more complicated calculations, such as dividing a two- or three-digit number by one or two-digit numbers, such as 49 ÷ 3 or 378 ÷ 11. In any case, it is necessary to accurately perform a series of operations of estimating a quotient, making a multiplication, and finding a difference at each stage.
[0004]
That is, division requires a division-specific calculation technique of estimating a quotient. In addition to this, a step of multiplying a divisor by a quotient set by prediction and a step of subtracting the result of the multiplication from the dividend And if the quotient has more than one digit, the same operation must be performed at least twice. Thus, division leads to comprehensive calculation practice of all four arithmetic operations in that it involves multiplication and subtraction in the execution of the calculation. Conversely, if you do not understand multiplication and subtraction with certainty, it is impossible to learn only division independently.
[0005]
As for division, the practice of manual calculation using paper and pencil has been encouraged as the most common method of learning, so everyone should have a distant memory of doing or having them practice the calculations. However, especially with respect to the remaining problems, if I solve the divisional calculation problem and match the answers, unfortunately the answer is wrong, but I have a memory that I did not know exactly where I made the mistake Are there any adults? If it is known in advance that it is a divisible problem that does not leave too much, if it is actually calculated and it is not divisible, it is naturally understood that a mistake has been made somewhere. However, due to the nature of the problem that is left, it is not easy to check, and when elementary school students study on their own, they may not be confident that the answer obtained by calculation is the correct answer. Also, even if they are told they are wrong, it is difficult to tell why and where they went wrong.
[0006]
In view of the above situation, the present invention can be easily used when the elementary school student self-study, provides an opportunity to review each step constituting the calculation practice of division as needed, depending on the case, It is an object of the present invention to provide a learning device that imparts a game property and enables fun division learning.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As elementary school teachers and enthusiastic parents with elementary school children are well aware, when elementary school children are not good at dividing, there are many reasons why they are not good at doing so. First of all, it is natural that some elementary school children are not good at calculating division because they have not yet mastered the work that first appeared in the division of estimating a quotient. This is an inherent difficulty in division, and even elementary school students who are learning before addition, who fully understand addition, subtraction, and multiplication, can only predict the quotient in division. It is possible that is still unfamiliar and weak. However, in contrast to this, some elementary school children are stuck in the middle of performing calculations to perform division, for example because the multiplication tables are not good enough or the subtraction practice is not sufficient. In such a case, unless you practice subtraction or multiplication tables, which are the premise of learning division, the computational power of division does not improve.
[0008]
Experienced teachers should be able to understand what kind of problems elementary school students who are not good at dividing and can not calculate well by closely observing closely and can provide appropriate learning guidance . However, not all third and fourth graders are in such an environment. In addition, many elementary school students have the desire to practice calculation with a little more sense of game, apart from the form taught in a teacher-child relationship.
[0009]
Therefore, the inventors of the present invention firstly made it possible for elementary school children to enjoy learning like a game, and more importantly, experienced teachers stuck to each of the elementary school students as if they were dedicated staff. In this patent application, I would like to propose a division learning device that realizes a function of doing a division coach as a tutor. When the division learning device according to the present invention is used, the weak points of elementary school students who are having difficulty in calculating the division are automatically detected, and exercises for eliminating the detected weak points are intensively assigned.
[0010]
In the division learning device according to the present invention, instead of performing manual calculation with a pencil on paper, practice of division calculation is performed using a device having a built-in calculator function. When the division learning device finds a calculation error, it automatically provides the learner with exercises prepared to overcome the cause of the error. That is, from the viewpoint of the learner, for example, if a mistake is made in the middle of performing the division, the user is forced to practice the subtraction, and if the mistake is made, the multiplication practice task is imposed. Further, for each of a plurality of steps constituting the division, it is possible to notify the learner using a voice whether or not the number input by the learner in that step is correct. As described above, by using the division learning device according to the present invention, the learner can also perform division while confirming the correctness of the calculation by voice, and practice for performing accurate calculation is accumulated. Will be done.
[0011]
According to one embodiment of the present invention, an apparatus having a display and input means, including a microprocessor, a first database used in a first mode, and a second database used in a second mode. Is provided. The control method includes the steps of (a) selecting a question from the first database and displaying the question on the display; and (b) determining whether the input answer is correct or incorrect in response to a user input for the displayed question. Determining, and notifying the user of the determined correctness, (c) determining a wrong answer belonging to the same wrong answer pattern among a plurality of wrong answer patterns assumed in advance and stored in the second database; If the number of times has occurred, the mode shifts to a second mode different from the first mode constituted by steps (a) and (b), and is associated with the wrong answer pattern that has occurred the predetermined number of times. Selecting questions stored in the second database and displaying them on the display.
[0012]
In another embodiment, the problem that is selected from the second database and displayed on the display in the second mode is that the same wrong answer pattern is displayed in the first mode and the same number of times as the predetermined number of times. It is a component included in the process of answering the generated problem.
[0013]
In yet another embodiment, the problem displayed in the first mode is division, and the problem displayed in the second mode is multiplication and subtraction, which are components included in the solution process of the division. is there.
[0014]
The present invention can also exist as a computer-readable storage medium storing a program configured by instructions for implementing the method including the steps (a) to (c) described above. Furthermore, the present invention can also exist as a program itself constituted by instructions for implementing the method including the steps (a) to (c) described above.
[0015]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS
FIG. 1 shows the whole of a division learning device 101 according to the present invention. There is a display unit at the center, and various buttons and keys are arranged on the left and right sides. The power button 102 is a button for turning on / off the power. When the power is off, pressing the power button 102 turns on the power. When the power button 102 is pressed when the power is turned on, the power is turned off regardless of the state at that time. The function button 103 is a button for moving a mode (described later). The OK button 104 is a button for confirming selection or input, or moving to the next screen. The return button 105 is a button for deleting one character or moving to the previous screen. More specifically, in the case of a menu screen, the display returns to the previous menu. On the screen during learning, the character at the cursor position that has already been input is deleted. If it is pressed in an undetermined state, it will move to the left one position. If it is pressed while the cursor position is blinking, it will move to the left one position. The audio button 106 is a button for switching between sounding / not sounding. If the button is pressed while the sound is sounding, instead of immediately disabling and silencing the sound, the sound will continue to the end and produce an effect at the end of the internal operation, and the segment display will be displayed when the sound ends. It is turned on / off. The number keys 107 are used for inputting numbers on the screen during learning. The left, right, up and down keys 108 are used for selecting a cursor (left and right keys) for an input position on the screen during learning, and for selecting an option in a menu or the like (up and down keys). The reset button 109 is a button for returning the state of the RAM to the factory default.
[0016]
FIG. 2 shows each segment on the central display screen. The function segment 201 is used to select a menu, and the mode shown in the function segment 201 can be moved by pressing the function button 103, and the OK button 104 is displayed while each mode name is blinking. Press to select the mode. The modes that can be selected include confirmation, challenge, training, battle, fortune-telling, and timer, as shown in FIG.
[0017]
The confirmation mode is the core of the division learning apparatus according to the present invention, in which a practice exercise of division is set for the learner, and the weak point of the learner is detected by monitoring the calculation process. The training (special training) mode provides an opportunity for practicing four arithmetic operations to overcome the weakness of the learner detected in the confirmation mode. When certain conditions are satisfied in the confirmation mode, the mode is automatically shifted to the special training mode, and a setting can be made so that basic training is compulsorily required. The transition time from the confirmation mode to the special training mode may be when a predetermined condition is satisfied or when a series of questions is completed. The challenge mode is a time-limited mode in which, for example, how many questions can be answered in 60 seconds. Scores are given based on accuracy as well as speed. The history of the acquired scores is recorded, and when the highest score so far is updated, the fact is displayed and the learner is notified. In the challenge mode, such a device is added that the learner can enjoy the game feeling. In the battle mode, two learners are alternately provided with a challenge mode to compete for scores. The fortune-telling mode is a mode for performing a game in which a character that switches at a high speed is displayed, and a message is displayed according to a symbol obtained by stopping with the OK button. The timer mode is a mode for performing a countdown of a designated time and a countup timer of a designated time.
[0018]
The numerical operation segment 202 is an area used for learning. In the embodiment shown in FIG. 2, it is possible to display up to a case where a 4-digit number is divided by a 3-digit number at the maximum. The second row shows the divisor on the left and the dividend on the right. The first line shows the quotient. The third and subsequent lines are used for the calculation process of division, various calculation exercises in the special training mode, display in the timer mode, and the like.
[0019]
The character display segment 203 is a portion for displaying a menu, learning navigation, a score, and the like, and uses, for example, a dot matrix.
Next, division learning using the division learning device according to the present invention will be described with reference to the flowchart shown in FIG. The division learning device can be provided with a plurality of modes as shown in the functional segment 201 described above, but the central and essential is a "confirmation mode" in which the learner practices division calculation. And "special training mode" for practicing the four arithmetic operations. In the "confirmation mode", division calculation practice is provided. If the learner makes a mistake in the calculation, the division learning device not only detects the occurrence of an incorrect answer itself, but also determines where the learner has a weak point in advance. Judgment is made based on a plurality of prepared viewpoints. Then, if a wrong answer occurs twice based on the same cause, the system automatically shifts to the “special training mode”, and basic training for overcoming the weakness is provided. This is shown in the flowchart of FIG.
[0020]
First, a question is selected from the question database, and the selected question is displayed on the numerical operation segment 202 of the division learning device 101 to give a question to the learner (step 301). The learner calculates a given division by inputting a number using the number keys 107 (step 302). The division learning device 101 determines whether or not the number input by the learner is correct (step 303). If the answer is correct, a voice such as "ping-pong" is generated (step 304), and if incorrect, a voice such as "buboo" is generated (step 305). Here, the judgment of correctness is made every time the learner inputs one number, and all calculations are wrong, but if the final answer matches by accident, it is OK. Is not adopted. The reason for such an analytical correctness decision is that for a particular learner, to know which components should be strengthened in the overall computation to perform the division, the final This is because it is necessary to individually monitor all the steps that the learner performs (that is, inputs), in addition to determining correctness.
[0021]
If a wrong answer occurs, a wrong answer buzzer sounds (step 305), and the specific learner classifies the cause of the wrong answer according to a plurality of wrong answer patterns prepared in advance. (Step 306) and store it in the database (Step 307). The dotted line from step 307 to the database (DB) indicates that the wrong answer pattern and difficulty when an incorrect answer is made are reflected in the database in which the questions are accumulated. In one embodiment of the present invention, as the predicted wrong answer patterns, (1) when the quotient is wrong, (2) when the multiplication of the quotient and the divisor is wrong, (3) (2) If the subtraction of the result of the multiplication in) from the dividend is incorrect, or (4) if a mistake is made in transcribing a number included in the dividend that is not involved in the previous calculation, (5) There are cases where a wrong number is input and a number is input. The wrong answer patterns (1) to (5) listed here are examples based on the current research, and if you rely on another analytical framework or progress in research in mathematics education, It would be possible to prepare other patterns. This is because the specific wrong answer pattern itself is not a feature of the present invention.
[0022]
The question that the learner made a mistake is stored in a database for each of the wrong answer pattern and the difficulty level (step 307). In this way, when the learner makes an incorrect answer to the question set, the generated incorrect answer pattern is confirmed (step 306), and the incorrect answer history is stored in the database (307), and the flow returns to the original flow. . The mistaken answer history stored in the database is taken into account in the next question (step 301). Next, it is determined whether to end the question (step 308). If the question is to be continued (NO in step 308), the process returns to the beginning of the flowchart in a loop. For example, if the division of the five questions constitutes one unit of the question and the current question is the fifth question, the question is temporarily ended (determination of YES in step 308). However, after confirming the incorrectly answered question (step 309), if a series of incorrect answers belonging to the same incorrect answer pattern is detected (determination of YES in step 310), the process returns to the beginning of the flowchart and returns. By selecting a question belonging to the wrong answer pattern in question from the database and giving the question (step 301), an opportunity to practice calculation for overcoming such a wrong answer is provided. The flowchart of FIG. 3 described above shows a processing procedure when a transition from the confirmation mode to the special training mode occurs when a series of questions is completed.
[0023]
Next, FIG. 4 shows a flowchart in a case where the shift from the confirmation mode to the special training mode occurs immediately when a wrong answer belonging to the same wrong answer pattern occurs for the second time. Steps 400 to 407 in FIG. 4 correspond to steps 300 to 307 in FIG. 3, and the same process proceeds. In FIG. 3, the determination whether to shift to the special training mode is made in step 310 when all the questions in the question unit are completed (YES in step 308). On the other hand, in FIG. 4, when an incorrect answer occurs (judgment of an incorrect answer in step 403), after the incorrect answer pattern is identified (step 406), the incorrect answer belongs to the same incorrect answer pattern for the second time. Is determined (step 408). If it is determined that this is the second time (YES in step 408), the control process of the present invention loops back to the beginning of the flowchart to provide the learner with an opportunity to practice calculation regarding the incorrect answer pattern. (Step 401).
[0024]
The process of FIG. 3 and the process of FIG. 4 determine at what point the transition from the confirmation mode to the special training mode for practicing the calculation for overcoming the weakness of the learner detected in the process of division learning, that is, the basics of division The only difference is when the opportunity to practice calculation of multiplication and subtraction is provided, and the background philosophy is the same. That is, in any case, as described above, a wrong answer pattern of the learner is predicted and prepared in advance, and when a wrong answer due to the predicted cause occurs, such a wrong answer does not recur. The present invention reflects a feature of the present invention that a practice exercise for solving a specific weakness is forcibly applied. This feature of the invention common to the process of FIG. 3 and the process of FIG. 4 is as defined in claim 1 of the claims.
[0025]
FIG. 5 shows a practice exercise to be imposed on a learner who is not good at establishing a quotient. The first example in FIG. 5 is a case where the learner makes a quotient of 3 when the problem of 378 ÷ 11 is given. In the special training mode on how to establish a quotient, as soon as the learner establishes a quotient of 3, the product 33 of the established quotient 3 and the divisor 11 is automatically displayed below 37 and means a correct answer. A ping-pong sound is generated. The learner can see that 33 is smaller than 37 at the same time as listening to the voice, and can know that the quotient he has set up is correct. In the normal confirmation mode, the learner must also input 33, but now I am practicing how to build a quotient, so it is not possible for the learner to perform multiplication of 3 times 11 Instead, priority is given to the fact that the division learning device according to the present invention automatically performs multiplication and immediately notifies that the quotient is correct. Next, from the second example to the fifth example, a problem for training only a quotient method as in the first example is shown. The learner has made a mistake in establishing a quotient on the second, third and fifth problems. It can be designed so that the next problem is imposed as soon as the right or wrong of the established quotient is announced. FIG. 5 shows one example of the special training mode, and other configurations are possible.
[0026]
In the example of FIG. 1, a display screen designed so that a practice of dividing a number of up to four digits by a number of three digits can be practiced is shown. This is a display screen for a fourth grade elementary school student. On the other hand, FIG. 6 shows a display for division learning of a third grader who is another embodiment of the division learning device according to the present invention. According to the curriculum guidelines, in the case of third graders, the dividend is from 0 to 89, the divisor is from 1 to 9, the quotient is from 1 to 9, and the remainder is from 0 to 8. Therefore, a display screen as shown in FIG. 6 is preferable. In the third grade, the calculation method as shown in Fig. 1 (a divisor is written on the left side of the dividend, a quotient is written on the upper side, and a concave curve and a horizontal straight line are written on the left side in the vertical direction between them) Instead, a calculation method as shown in FIG. 6 is used.
[0027]
In the problem of dividing 35 by 6 shown in FIG. 6 (35 図 6), a quotient is set (step 1), and the result of multiplication of the set quotient and the divisor is input below the dividend (step 2). The result obtained by subtracting the multiplication result input in step 2 from the dividend is input to a further lower row (step 3). The result of the subtraction input in step 3 is transcribed to the right of the quotient as a remainder (step 4). The calculation of the division also includes quotient prediction (step 1), multiplication (step 2), subtraction (step 3), and the like. In the case of the second embodiment shown in FIG. 5 as well, correctness is determined each time an input is made in each step, and a calculation exercise for eliminating the cause of the incorrect answer according to the incorrect answer pattern is performed. Is forcibly imposed as in the first embodiment shown in FIG. A plurality of modes already described, such as the special training mode and the battle mode, can be provided in the second embodiment.
[0028]
In any of the embodiments of the present invention, the status of wrong answers 5 minutes before turning off the power is particularly recorded, and the wrong answer example recorded at the next learning is set again, or the power is turned on. Record the time required for answering each question in one study from turning off the power to turning off the power, and re-take the question that required a solution time exceeding a predetermined limit (for example, 1 minute) at the next study. For example, it is possible to set a review function for the learner. Here, 5 minutes and 1 minute are of course examples, and other time settings can be made.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, in the division learning device according to the present invention, a weak point is found by individually determining the correctness of each step included in the division calculation, and if the weak point is detected once, the weak point is detected. Basic calculation practice to resolve weak points is forced. In the division learning apparatus according to the present invention, the wrong answer data is accumulated as the one learner uses the question, so that the question corresponding to the wrong answer pattern of the specific learner is made. That is, as learning continues, the questions are customized for that particular learner.
[0030]
In the example shown in the drawings, the division learning device according to the present invention is shown as being realized as hardware such as a stand-alone small game machine.However, as those skilled in the art can easily come up with, for example, Of course, it can be realized as software of a personal computer. In that case, customization for each user becomes possible by inputting a user number and a password at the start of learning. In the battle mode and the like described above, if a communication function of a personal computer is used, it is possible to enjoy the game with a learner at a remote place.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an outline of a first embodiment of a division learning device according to the present invention.
FIG. 2 shows each segment in a central display screen according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing a learning process using the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing a learning process using the second embodiment of the present invention.
FIG. 5 shows an example of a practice exercise to be imposed on a learner whose weakness is how to establish a quotient in the first and second embodiments of the present invention.
FIG. 6 shows an example of a display screen when the present invention is applied to a handwriting format used by third graders.

Claims (5)

マイクロプロセッサと第1のモードにおいて使用される第1のデータベースと第2のモードにおいて使用される第2のデータベースとを内蔵しディスプレイと入力手段とを備えた装置の制御方法であって、
(a)前記第1のデータベースから問題を選択し、前記ディスプレイに表示するステップと、
(b)表示された問題に対するユーザの入力に応答して、入力された解答の正誤を判断し、判断された正誤をユーザに告知するステップと、
(c)予め想定され前記第2のデータベースに記憶されている複数の誤答パターンの中の同一の誤答パターンに属する誤答が所定の回数だけ生じた場合には、ステップ(a)及びステップ(b)によって構成される前記第1のモードとは異なる第2のモードに移行し、前記所定の回数だけ生じた誤答パターンと関連付けられており前記第2のデータベースに記憶されている問題を選択し、前記ディスプレイに表示するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
A method for controlling an apparatus including a microprocessor, a first database used in a first mode, and a second database used in a second mode, the apparatus including a display and input means,
(A) selecting a question from the first database and displaying it on the display;
(B) responding to the user's input for the displayed question, determining whether the input answer is correct, and notifying the user of the determined correctness;
(C) when a plurality of wrong answers belonging to the same wrong answer pattern among a plurality of wrong answer patterns assumed in advance and stored in the second database occur a predetermined number of times, the step (a) and the step (B) a mode is shifted to a second mode different from the first mode, and a problem associated with an incorrect answer pattern generated a predetermined number of times and stored in the second database is determined. Selecting and displaying on the display;
A method comprising:
請求項1記載の方法において、前記第2のモードにおいて前記第2のデータベースから選択され前記ディスプレイに表示される問題は、前記第1のモードにおいて表示され前記所定の回数だけ同一の誤答パターンが生じた問題の解答過程に含まれる構成要素であることを特徴とする方法。2. The method according to claim 1, wherein the problem selected from the second database and displayed on the display in the second mode is that the same wrong answer pattern is displayed in the first mode for the predetermined number of times. A method characterized in that it is a component included in the process of answering the generated problem. 請求項2記載の方法において、前記第1のモードにおいて表示される問題は除算であり、前記第2のモードにおいて表示される問題は前記除算の解答過程に含まれる構成要素である乗算と減算とであることを特徴とする方法。3. The method of claim 2, wherein the question displayed in the first mode is division, and the question displayed in the second mode is multiplication and subtraction, which are components included in the division solution process. A method characterized in that: 請求項1ないし請求項3の任意の請求項に記載の方法を実現する命令によって構成されるプログラムが記憶されているコンピュータ可読な記憶媒体。A computer-readable storage medium storing a program constituted by instructions for realizing the method according to any one of claims 1 to 3. 請求項1ないし請求項3の任意の請求項に記載の方法を実現する命令によって構成されるプログラム。A program configured by instructions for realizing the method according to any one of claims 1 to 3.
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