JP2004232748A - 小型開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シャフトと、このシャフトに取り付けられて第1の部材か第2の部材のいずれか一方の連結部3cに回転を拘束された一端面に、凸部と凹部から成る180°対称のカム部10を有するカム部材8と、いずれか他方の連結部2cに回転を拘束されて取り付けられたカム部材のカム部と対向する端面に、凸部と凹部から成る180°対称のカム部を有するスライダーカム12と、これをカム部材側へ押圧すべく設けたコンプレッションスプリング13から成るものにおいて、カム部材とスライダーカムの互いの対向面に設けた各カム部の一方を軸芯側に位置するものとその外側に位置するものに分け、それぞれ180°対称カムとしたものを位相をずらせて設け、少なくとも軸心側に位置するもの一つとその外側に位置するもの一つを180°対称に設ける。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、とくに2つ折りタイプの携帯電話機や携帯情報端末等の小型電子機器に用いて好適な小型開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型電子機器の中には、例えば携帯電話機のように、第1の部材である送話部と第2の部材である受話部とを別体に構成し、両者を連結部に取り付ける小型開閉装置を介して相対的に開閉可能に連結した2つ折りタイプのものがある。
【0003】
かかる小型開閉装置として、次の特許文献に示されたものが公知である。
【0004】
【特許文献1】特開2000−337008号公開特許公報
【0005】
この特許文献1に記載されたものは、一端部に係止部を有するシャフトと、このシャフトを中心部軸方向に挿通させて前記係止部に係止された回り止め付きのケース体と、このケース体の開放端側に設けたキー溝に軸方向へ摺動可能に係止され一端面に180°対称に設けた一対の凸部と凹部から成るカム部を有すると共に、中心部軸方向へ前記シャフトを挿通させたスライダーカムと、このスライダーカムのカム部と対向する端面に同じく180°対称に設けた一対の凹部と凸部から成るカム部を有しその中心部軸方向に前記シャフトを挿通させたカム部材と、前記シャフトの回りに還巻きされつつ前記ケース体内に収容され該ケース体と前記スライダーカムとの間に弾設されたコンプレッションスプリングとから成るものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この従来公知の携帯電話機は、各カム部の形状が180°対象であるために開閉装置に傾きやよじれが生じない利点があり、送話部と受話部が重なり合った閉成角度0°の位置から開成角度160°のフルオープン位置まで開かれるように構成されていた。この従来公知の小型開閉装置は、各カム部の構成とコンプレッションスプリングの弾力とにより、受話部を送話部に対して閉じる際の閉成角度20°位から自動的に閉じ始めて0°に閉じられるが、実際には−10°まで閉じようとしているため、閉成状態でロックされ、ガタが生じないように構成されている。今度は受話部を送話部に対して開く時は、140°位から自動的に開き始め、160°でフルオープンとなるが、実際には170°まで開こうとしているため、全開状態の160°でロックされ、ガタが生じないように構成されている。つまり−10°と170°で、180°となる計算である。このことは、各カム部の凸部と凹部の形状と位置を工夫することにより、一方のカム部の凸部が、他方のカム部の凹部へ完全に落ち込まない状態とすることを意味している。
【0007】
したがって、上述した自動閉成及び自動開成機能を保有した上で、160°以上開く構成にすることができず、自動開閉角度や動作に限界があり、異なった仕様とすることが困難であるという問題があった。
【0008】
この発明の目的は、受話部の送話部に対する自動開閉角度や動作に従来とは異なった仕様を作り出すことができ、さらに開成角度も160°に限定されないとくに携帯電話機用の小型開閉装置を提供せんとするにある。
【0009】
尚、以下にこの発明を2つ折りタイプの携帯電話機に適用した場合について説明するが、この発明に係るヒンジ装置は、2つ折りタイプの携帯電話機遺体の小型の携帯情報端末その他の小型電子機器にも適用できることは言うまでもない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの発明は、小型電子機器を構成する第1の部材と第2の部材を互いに開閉可能に連結するものであって、シャフトと、このシャフトに取り付けられて前記第1の部材か第2の部材のいずれか一方の連結部に回転を拘束された一端面に凸部と凹部から成る180°対称のカム部を有するカム部材と、このカム部材に対向して前記シャフトへ摺動可能に取り付けられると共に前記第1の部材か第2の部材のいずれか他方の連結部に回転を拘束されて取り付けられた前記カム部材のカム部と対向する端面に凸部と凹部から成る180°対称のカム部を有するスライダーカムと、このスライダーカムを前記カム部材側へ押圧させるべく前記シャフトに還巻きさせて設けたコンプレッションスプリングから成るものにおいて、前記カム部材と前記スライダーカムの互いの対向面に設けた各カム部の一方を軸芯側に位置するものとその外側に位置するものに分け、それぞれ180°対称カムとしたものを位相をずらせて設け、少なくとも軸心側に位置するもの一つとその外側に位置するもの一つを180°対称に設けたことを特徴とする。
【0011】
その際にこの発明は、前記スライダーカムを外側に回り止め手段を設けたカムケース内に回転を拘束されつつ摺動可能に設けることができる。
【0012】
この発明はまた、前記シャフトに前記カム部材かカムケースを固定するに当り、該シャフトの固定部分の半径方向に係止溝を設け、この係止溝と前記カム部材かカムケースの半径方向より挿入した係合ピンとを係合させるように構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1において、指示記号1で示されたものは、2つ折りタイプの携帯電話機である。指示記号2で示されたものはその第1の部材を構成する送話部であり、キーボード部2aとマイク部2bを備えている。指示記号3で示されたものは、第2の部材を構成する受話部であり、例えば液晶表示装置から成るディスプレイ装置3aとスピーカー部3bを備えている。
【0014】
この発明に係る小型開閉装置Aは、この第1の部材である送話部2と第2の部材である受話部3とを相対的に開閉可能に連結するものであって、送話部2の連結部2c,2cと受話部3の連結部3c間に装着されている。図面では小型開閉装置Aは一個用いられているが一対用いても良い。以下に小型開閉装置Aの構成について説明する。
【0015】
図2乃至図16はこの発明に係る小型開閉装置A及びその部品を示し、とくに図3と図4において、指示記号5で示されたものはSUM24L製のシャフトであり、浸炭焼入れをしてある。このシャフト5は、一端部に鍔部5aを有し、この鍔部5aに続いて中径部5bを有し、この中径部5bに続いて小径部5cを有するものであり、小径部5cの自由端側の一側には、半円形状の係合溝5dが軸方向に交叉して設けられている。
【0016】
指示記号6のものはケース体である。とくに、図2乃至図5に示したように、このケース体6は、外周軸方向に一対の条溝から成る回り止め手段6a,6aを設けた一端部開放のもので、その側壁6bに設けた軸受孔6cにシャフト5の小径部5cを軸挿させ、係止溝5dを固定ピン7と係合させることによって、軸方向へ抜け出さないようにケース体6へ係止されている。勿論、ここのところはシャフト5の径が大きな場合は係止溝5dを係止孔としても良い。シャフト5の小径部5cには、カム部材8がその挿通孔8aへ該小径部5cを挿通係合させつつ取り付けられており、シャフト5の鍔部5aと中径部5bには、4本の係止爪9aを有する係止部材9が係止孔9bを挿通係止させて取り付けられている。カム部材8の外側には、条溝から成る回り止め手段8b,8bが設けられている。
【0017】
ケース体6の開放端側には、その中心部軸方向に設けた挿通孔12aへシャフト5の小径部5cを摺動可能に挿通させてスライダーカム12が配置されている。このスライダーカム12とケース体6の側壁6bとの間には、小径部5cに還巻きされてコンプレッションスプリング13が弾設され、スライダーカム12を常にカム部材8側へ押圧させている。
【0018】
スライダーカム12の外側には、ケース体6に設けたキー溝6d,6dと係合するキー部12b,12bが設けられると共に、カム部材8との対向面にはカム部10が設けられている。このカム部10は、軸心側に位置して設けられた凸部から成る内側カム凸部10aと、この内側カム凸部10aから180°の位置に設けた凸部から成る外側カム凸部10bで構成されている。尚、図12において斜線の部分は共通凹部10cである。このスライダーカム12のカム部10に対向してカム部材8のカム部11が設けられており、このカム部11は軸心側の内側に位置して凸部11a,11aと凹部11b,11bから成る内側カム11cと、外側に10°位置をずらせて設けた凸部11d,11dと凹部11e,11eとから成る外側カム11fとから構成されている。各カム部10,11の摺接部には図示してないがシリコンオイルのような粘性の潤滑油が塗布されている。
【0019】
そして、とくに図1乃至図5に示したように、小型開閉装置Aを係止部材9側より送話部2の連結部2cに設けた変形取付孔2dへ挿入させてやり、カム部材8の側を受話部3の連結部3cに設けた変形取付孔3dへ挿入させ、各々の回り止め手段8b,8bを介して係合させ、ケース体6の側を送話部2の連結部2cに設けた変形取付孔2dへ挿入させ、回り止め手段6a,6aを介して係合させた上で、係止部材9の係止爪9a,9aを連結部3cの端部と係合させると、小型開閉装置Aの組付は完了する。
【0020】
したがって、第1の部材である送話部2に対し、第2の部材である受話部3を閉じた0°状態において、図5に指示線aで示したように、スライダーカム12のカム部10の外側のカム凸部10bはカム部材8のカム部11の外側カム11fの凹部11e内に完全に落ち込んでいる状態であるが、スライダーカム12のカム部10の内側カム凸部10aは、指示線bで示したようにカム部材8のカム部11の内側カム11cの凹部11bの途中まで落ち込んだ状態にある。つまり、10°だけずれている。したがって、さらに10°閉じようとしているので、受話部3は送話部2に対し閉成状態でロックされている。
【0021】
この状態から第2の部材である受話部3を第1の部材である送話部2に対して開くと、カム部材8が受話部3の連結部3cと共に回転して開かれる。150°まで開かれると、カム部材8のカム部11の外側カム11fの凸部11dが、スライダーカム12のカム部10の共通凹部10cの側へ落ち込んで行くことから、コンプレッションスプリング13の弾力によって受話部3は自動的に開かれ、図示してないストッパーによって停止される170°の開成角度で停止する。この時、スライダーカム12のカム部10の内側カム凸部10aは、図6に指示線cで示したように、カム部材8の内側カム11cの凹部11b内へ完全に落ち込んでおり、カク部11の外側カム11fの凸部11dは、図6に指示線dで示したように、カム部10の共通凹部10cに完全に落ち込んでいないので、+10°の180°まで開こうとしており、受話部3は送話部2に対し170°の開成状態でロックされ、ガタが生じないことになる。
【0022】
開いた受話部3を送話部2に対して閉じていくと、閉成角度20°位からカム部材8のカム部11の内側カム11cの凸部11aと外側カム11fの凸部11dは、スライダーカムのカム部10の共通凹部10cへ落ち込んで行くので、コンプレッションスプリング13の弾力により自動的に閉じていくが、閉成角度0°において、カム部材8のカム部11の外側カム11の凸部11dは、スライダーカム12の共通凹部10cへ完全に落ち込む位置にあるが、カム部材8のカム部11の内側カム11cの凸部11aは、スライダーカム12のカム部10の共通凹部10cの途中にあって、さらに−10°まで閉じようとする余裕があるので、上述したように受話部3は送話部2に対し閉成状態でロックされ、ガタが生じないことになる。
【0023】
尚、各カム部10の内側カム凸部10a及び外側カム凸部10bとカム部11の内側カム11c及び外側カム11fの各凸部11a,11dとが圧接摺動する、受話部3の送話部2に対する開成角度20°から150°の間はフリーストップに停止保持できる。
【0024】
その他の実施の形態において、カム部材8側に設けるカム部11とスライダーカム12側に設けるカム部10を逆にしても良いし、180°対称で内側と外側に1個ずつ設ける凸部は、180°対称で1対ずつとしても良い。カム部材8は、これを送話部2の連結部2cに固定させ、ケース体6の方を受話部3の連結部3cに固定させるように構成しても良い。ケース体6はこれを省略してスライダーカム12がシャフト5に回転を拘束されて軸方向へ摺動するように構成しても良い。さらに、カム部10の内側カム部や外側カム部とカム部11の内側カムや外側カムの各形状と設置位置を変えることにより、180°対称カムを用いても、その利点を維持したままで、第1の部材と第2の部材を180°以上の角度に開くことが可能になるものである。
【0025】
図17はこの発明に係る小型開閉装置Bの他の実施の形態を示し、この小型開閉装置の先の実施の形態のものとの違いは、シャフト20の小径部20aの自由端側に係止孔20bが設けられている点で相違し、後は同じ構成である。この係止孔20bには、固定ピン21が挿入され、シャフト20をケース体22へ固定するものである。シャフトの径が係止ピンを挿入させる係止孔を設けられるほどに広い場合は、このように実施することが出来る。
【0026】
図18はこの発明に係る小型開閉装置のさらに他の実施の形態を示し、この小型開閉装置Cは係止部材を省略し、シャフト25の小径部25aに設けた係止孔25cをカム部材26に取付ピン27を介して固定した点と、ケース体28がシャフト25の鍔部25bによって係止されている点で、先の各実施の形態のものと相違している。その他の構成は先の実施の形態のものと同じである。このように実施してもこの発明の目的は達成できる。
【0027】
図19はさらにこの発明に係る小型開閉装置の他の実施の形態を示し、この小型開閉装置Dは、シャフト30の小径部30aの自由端側をEリング31でケース体32へ係止させた点で、先の各実施の形態のものと相違している。その他の構成は先の実施の形態のものと同じである。このように実施してもこの発明の目的は達成できる。
【0028】
図20はこの発明に係る小型開閉装置のさらに他の実施の形態を示し、この小型開閉装置Eは、シャフト35の小径部35bがカム部材36にEリング37で係止されており、ケース体38がシャフト35の鍔部35aによって係止されている点で先の各実施の形態のものと相違し、その他の構成は同じである。このように実施してもこの発明の目的は達成できる。
【0029】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
【0030】
請求項1と2のように構成すると、180°対称のカム部を用いても、従来の機能を保有した上で、160°以上のフルオープンの開成角度を実現できる上に、自動開閉角度を変えたり、フリーストップや跳ね上げ動作等のさまざまな異なった動作の仕様とした小型開閉装置を提供できるという効果を奏し得る。
【0031】
請求項3のように構成すると、より小型の開閉装置であってシャフトに径の大きなものを使用できない場合であっても、シャフトの係止固定が容易となるという効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る小型開閉装置を用いた携帯電話機を開いて見た平面図である。
【図2】この発明に係る小型開閉装置の送話部と受話部の各連結部に対する取付状態を示す正面図である。
【図3】図2に示した小型開閉装置の縦断面図である。
【図4】受話部を送話部に対して開いて見た際の小型開閉装置の動作を説明する説明図である。
【図5】受話部を送話部に対して閉じた状態におけるカム部材とスライダーカムの各カム部の位置を説明する説明図である。
【図6】受話部を送話部に対し170°開いた状態におけるカム部材とスライダーカムの各カム部の位置を説明する説明図である。
【図7】ケース体の左側面図である。
【図8】カム部材の右側面図である。
【図9】カム部材の平面図である。
【図10】カム部材の左側面図である。
【図11】カム部材の正面断面図である。
【図12】スライダーカムの左側面図である。
【図13】スライダーカムの底面図である。
【図14】スライダーカムの右側面図である。
【図15】スライダーカムの正面断面図である。
【図16】係止部材の左側面図である。
【図17】この発明に係る小型開閉装置の他の実施の形態を示す一部分解正面図である。
【図18】この発明に係る小型開閉装置のさらに他の実施の形態を示す一部分解正面図である。
【図19】この発明に係る小型開閉装置のさらに他の実施の形態を示す一部分解正面図である
【図20】この発明に係る小型開閉装置のさらに他の実施の形態を示す一部分解正面図である。
【符号の説明】
A,B,C,D,E 小型開閉装置
1 携帯電話機
2 送話部
2c 連結部
3 受話部
3c 連結部
5,20,25,30,35 シャフト
6,22,27,32,38 ケース体
7 固定ピン
8 カム部材
9 係止部材
9a 係止爪
10 カム部
10a 内側カム部
11b 外側カム部
11 カム部
11c 内側カム
11f 外側カム
12 スライダーカム
13 コンプレッションスプリング
Claims (3)
- 小型電子機器を構成する第1の部材と第2の部材を互いに開閉可能に連結するものであって、シャフトと、このシャフトに取り付けられて前記第1の部材か第2の部材のいずれか一方の連結部に回転を拘束された一端面に凸部と凹部から成る180°対称のカム部を有するカム部材と、このカム部材に対向して前記シャフトへ摺動可能に取り付けられると共に前記第1の部材か第2の部材のいずれか他方の連結部に回転を拘束されて取り付けられた前記カム部材のカム部と対向する端面に凸部と凹部から成る180°対称のカム部を有するスライダーカムと、このスライダーカムを前記カム部材側へ押圧させるべく前記シャフトに還巻きさせて設けたコンプレッションスプリングから成るものにおいて、前記カム部材と前記スライダーカムの互いの対向面に設けた各カム部の一方を軸芯側に位置するものとその外側に位置するものに分け、それぞれ180°対称カムとしたものを位相をずらせて設け、少なくとも軸心側に位置するもの一つとその外側に位置するもの一つを180°対称に設けたことを特徴とする小型開閉措置。
- 前記スライダーカムは外側に回り止め手段を設けたカムケース内に回転を拘束されつつ摺動可能に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の小型開閉装置。
- 前記シャフトに前記カム部材かカムケースを固定するに当り、該シャフトの固定部分の半径方向に係止溝を設け、この係止溝と前記カム部材かカムケースの半径方向より挿入した係合ピンとを係合させるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載の小型開閉装置。
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