JP2004232479A - ペースト吐出装置およびペースト吐出方法 - Google Patents

ペースト吐出装置およびペースト吐出方法 Download PDF

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Hideyuki Yakeyama
英幸 焼山
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Abstract

【課題】コンパクト且つ簡単な機構で構成され、保守作業が容易で安定した吐出量を確保することができるペースト吐出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】同心異径の2つの内周面を有する固定部材33に、第2の回転部材34を回転自在に組み合わせて、ペースト吸引・吐出用の可変容積空間を形成し、さらに固定部材33の外周にポート切換用の第1の回転部材32を配設し、これらの各部材を上下に第3の固定ポート31b、第4の固定ポート31cが設けられたハウジング部材31内に同軸配置した構成のペースト吐出機構において、ペーストを吐出させる定量吐出動作とポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換後に第2の回転部材34の沿周凸部34bを所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させて、第1の回転部材32が摺動するクリアランスC内に加圧されたペースト7を進入させた後に、定量吐出動作を行う。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電性ペーストなどのペーストを吐出するペースト吐出装置およびペースト吐出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体チップなどの電子部品をプリント基板やリードフレームなどに接合する方法として、樹脂接着剤が多用される。樹脂接着剤の種類として樹脂中に金属粉など導電性の成分を添加して接合部に導電性を持たせた導電ペーストが知られている。導電ペーストは、接着剤としての機能を有するとともに、接合部を電気的に導通させることができるので、半導体素子を基板に固着させるとともに基板の電極と導通させる目的などに使用される。
【0003】
この導電性ペーストを塗布する塗布装置には、導電性ペーストを吐出する吐出装置が備えられており、従来よりプランジャの往復動によってシリンダ室内に導電性ペーストを吸入し吐出するプランジャ式の吐出装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開平2−78773号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このプランジャ式の吐出装置では、シリンダを構成するハウジング部や、プランジャを往復動させる往復動手段とともに、シリンダ内にペーストを吸入し吐出するためのポート切換機構を必要とする。このため、吐出装置の構造が複雑でコンパクト化が困難であるとともに、高頻度で行われる保守作業時の分解・組み付け作業が繁雑となり、手間と時間を要するという問題点があった。
【0006】
さらにこのようなポート切換機構を有するペースト吐出装置には、ペースト吐出量を均一に保つ上で次のような不都合があった。ポート切換動作は、ペースト流路が設けられたポート切換部材をシリンダ部に対して摺動させてシリンダの吸引側・吐出側を、吸引ポート・吐出ポートと交互に連通させることによって行われる。
【0007】
このようなポート切換機構において、ポート切換部材とシリンダ部材との摺動面にはクリアランスが存在し、ペースト吐出装置の稼働中にはこのクリアランス内にペーストが進入する。ペーストはクリアランス内において圧力が低い部分に進入することから、ポート切換動作によって吐出側と吸引側が入れ替わって圧力分布が変化するたび、シリンダから吐出された加圧状態のペーストの一部は吐出ポートからそのまま吐出されずにクリアランス内の圧力の低い部分に進入する。そしてこのようなペーストのクリアランス内への移動に起因して、ポート切換直後においてはペースト吐出量が変動する傾向にあり、安定した吐出量を確保することが困難であった。
【0008】
そこで本発明は、コンパクト且つ簡単な機構で構成され、保守作業が容易で安定した吐出量を確保することができるペースト吐出装置およびペースト吐出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のペースト吐出装置は、吸引ポートを介して供給されるペーストを吐出ポートから吐出するペースト吐出装置であって、ペーストを収容する容積室と、この容積室内に移動自在に配設され容積室を第1の空間および第2の空間に分割するプランジャと、このプランジャを移動させることにより前記第1の空間および第2の空間の容積を交互に増減させる駆動手段と、前記容積室が設けられた固定部材に対してペースト流路が設けられたポート切換部材を摺動させることにより前記第1の空間および第2の空間を吸引ポートおよび吐出ポートに交互に連通させるポート切換手段と、前記吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作と前記ポート切換部材を摺動させるポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるように前記駆動手段を制御する制御手段とを備えた。
【0010】
請求項2記載のペースト吐出装置は、請求項1記載のペースト吐出装置であって、前記制御手段は、前記ポート切換動作前にプランジャを反吐出側へ第2の所定量だけ移動させるように前記駆動手段を制御する。
【0011】
請求項3記載のペースト吐出方法は、ペーストを収容する容積室と、この容積室内に移動自在に配設され容積室を第1の空間および第2の空間に分割するプランジャと、このプランジャを移動させることにより前記第1の空間および第2の空間の容積を交互に増減させる駆動手段と、前記容積室が設けられた固定部材に対してペースト流路が設けられたポート切換部材を摺動させることにより前記第1の空間および第2の空間を吸引ポートおよび吐出ポートに交互に連通させるポート切換手段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたペースト吐出装置によって、吸引ポートを介して供給されるペーストを吐出ポートから吐出せるペースト吐出方法であって、前記吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作と前記ポート切換部材を摺動させるポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるように前記駆動手段を制御する。
【0012】
請求項4記載のペースト吐出方法は、請求項3記載のペースト吐出方法であって、前記ポート切換動作前にプランジャを反吐出側へ第2の所定量だけ移動させるように前記駆動手段を制御する。
【0013】
本発明によれば、吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作とポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるようにプランジャの駆動手段を制御することにより、ポート切換直後の圧力分布の変化に起因するペースト吐出量の変動を防止して、安定した吐出量を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のダイボンディング装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の側面図、図3は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置のポンプ機構の側断面図、図4(a)は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の第1の回転部材の斜視図、図4(b)は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の固定部材の斜視図、図4(c)は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の第2の回転部材の斜視図、図5は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置のポンプ機構の正断面図、図6、図7、図8,図9、図10は本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図である。
【0015】
まず図1を参照してダイボンディング装置の構造を説明する。図1においてチップ供給部1にはウェハシート2が図示しない保持テーブルによって保持されている。ウェハシート2には多数の半導体素子であるチップ3が貼着されている。チップ供給部1の側方には搬送路5が配設されており、搬送路5は基板であるリードフレーム6を搬送し、ペースト塗布位置およびボンディング位置にリードフレーム6を位置決めする。チップ供給部1の上方にはボンディングヘッド4が配設されており、ボンディングヘッド4は図示しない移動機構により水平移動および上下動する。
【0016】
搬送路5の側方にはペースト塗布部9が配設されている。ペースト塗布部9は移動テーブル10にL型のブラケット15を介して塗布ノズル18を装着して構成されている。塗布ノズル18は、ペースト吐出装置16と可撓性の管部材であるチューブ17によって連結されている。
【0017】
ペースト吐出装置16は、さらにチューブ20を介してシリンジ19と連結されている。シリンジ19内には導電性ペースト(以下、単に「ペースト」と略記する。)が貯溜されている。このペーストは、主剤としてのエポキシ樹脂、エポキシ樹脂を硬化させる硬化剤および硬化促進剤などの樹脂接着剤としての成分に、導電性を有する金属粉を混入させたものである。金属粉としては銀粉が多用され、導電性を向上させるために粒状やフレーク状などの各種形状の銀粉を混ぜ合わせたスラリー状で供給される。
【0018】
ペーストはシリンジ19によって所定の押し込み圧力でペースト吐出装置16に供給され、供給されたペーストはペースト吐出装置16によって吸入された後に、所定の吐出圧力でチューブ17を介して塗布ノズル18へ圧送される。そして塗布ノズル18の下端部に設けられた塗布口より吐出されてリードフレーム6の塗布エリア6aに塗布される。
【0019】
移動テーブル10は、Y軸テーブル11上にX軸テーブル12を段積みし、さらにその上にL型のブラケット13を介してZ軸テーブル14を垂直方向に結合して構成されている。Y軸テーブル11、X軸テーブル12、Z軸テーブル14は、それぞれY軸モータ11a、X軸モータ12a、Z軸モータ14aを備えている。X軸モータ12a、Y軸モータ11aおよびZ軸モータ14aを駆動することにより、塗布ノズル18はリードフレーム6上で水平方向および上下方向に移動する。したがって、移動テーブル10は塗布ノズル18をリードフレーム6に対して相対的に移動させる移動手段となっている。
【0020】
リードフレーム6上面のチップ3の搭載位置は、ペースト7が塗布される塗布エリア6aとなっている。塗布ノズル18を塗布エリア6a内に位置させ、塗布ノズル18からペースト7を吐出させながら塗布ノズル18を移動させることにより、塗布エリア6a内には所定の描画パターンでチップボンディング用のペースト7が描画塗布される。
【0021】
このペースト塗布後、リードフレーム6は搬送路5上をボンディング位置8に送られ、位置決めされる。そして塗布エリア6a内に塗布されたペースト7上に、ボンディングヘッド4のノズル4aによってチップ供給部1からピックアップされたチップ3がボンディングされる。
【0022】
次に図2を参照してペースト吐出装置16の構造について説明する。図2において、ペースト吐出装置16は、L字形の保持ブラケット21に結合されたベースプレート21aの側面にポンプ機構30を配設し、2つのモータ23,24によってポンプ機構30を駆動する構成となっている。保持ブラケット21にはモータ23が固着されており、モータ23の回転軸23aはカップリング部材26を介してポンプ機構30の第2の回転部材34の軸部34c(図3参照)に結合されている。
【0023】
保持ブラケット21の上端部には平板形状のブラケット22が結合されており、ブラケット22にはモータ24が固着されている。モータ24の回転軸24aは、カップリング部材25を介してプーリ27aに結合されている。ポンプ機構30の第1の回転部材32(図3参照)にはプーリ27bが結合されており、プーリ27a、およびプーリ27bにはベルト28が調帯されている。モータ23,24は制御部29によって制御され、モータ23,24が所定の回転動作を行うことにより、ポンプ機構30はチューブ20を介して吸引したペーストをチューブ17を介して吐出する。
【0024】
次に図3,図4,図5を参照してポンプ機構30の構造を説明する。ポンプ機構30は、チューブ20を介してペーストを吸引する第3の固定ポート31b(供給ポート)およびチューブ17を介してペーストを吐出する第4の固定ポート31c(吐出ポート)が、上下方向の対称位置(中心に関して180゜等配位置)に設けられたハウジング部31に、第1の回転部材32、固定部材33および第2の回転部材34を同軸で装着した構成となっている。
【0025】
図3において、垂直なベースプレート21aにはハウジング部31が固着されている。ハウジング部31に設けられた円形の嵌合孔(図5に示す内周面31a参照)には、第1の回転部材32の外周面が回転自在に嵌合し、第1の回転部材32の内部に外周面と同心に設けられた摺接孔32a(図4(a)参照)には、ベースプレート21aに固着された固定部材33が嵌合している。さらに固定部材33に設けられた嵌入部33a(図4(b)参照)には、第2の回転部材34が同心に嵌合している。
【0026】
第1の回転部材32はベースプレート21aを貫通して軸方向に延長されており、延長端部にはプーリ27bが結合されている。プーリ27bはベルト28を介してモータ24(図2参照)によって回転駆動される。第2の回転部材34の軸部34cはカップリング部材26(図2参照)を介してモータ23の回転軸23aに結合されている。モータ23,24を駆動することにより、第1の回転部材32および第2の回転部材34は個別に正逆回転する。
【0027】
第1の回転部材32の外周面および内周面、第2の回転部材32の軸部34cの外周面には、ベースプレート21aとの当接面の位置にそれぞれシール部材36A,36B,36Cが装着されている。シール部材36A,36B,36Cは、第1の回転部材32および第2の回転部材34が回転することによるペーストの吸引・吐出動作時において、ペーストが外部へ漏出するのを防止している。なお、図3では第1の回転部材32および第2の回転部材34を軸支する軸受け機構や軸方向保持機構は図示を省略している。
【0028】
次に図4、図5を参照して、第1の回転部材32、固定部材33および第2の回転部材34の形状について説明する。図5は、図3のA−A断面を示しており、ここでは図示の便宜のため、径方向の寸法比率を図3と図5で異ならせている。
【0029】
図4(a)に示すように第1の回転部材32は、外周面と同心の摺接孔32aが設けられた円筒状部材であり、第1の回転部材32の外周面には、周方向に沿って第1の中心角θ1(図5参照、ここではθ1=90゜に設定されている)の範囲に、2つの溝状部32b(第1のペースト溝)、溝状部32c(第2のペースト溝)が中心対称配置で設けられている。第1の回転部材32には、溝状部32bの両端部に位置して、第1の移動ポート35a、第2の移動ポート35bが、また溝状部32cの両端部に位置して、第3の移動ポート35c、第4の移動ポート35dが、それぞれ径方向に貫通して設けられている。
【0030】
第1の回転部材32を回転させることにより、溝状部32b、32cはハウジング部31の内周面に沿って移動する。そして、ハウジング部31に設けられた第3の固定ポート31b、第4の固定ポート31cは、第1の回転部材32の特定の回転範囲において、溝状部32b、32cと連通する。
【0031】
図4(b)は、摺接孔32aに嵌合する固定部材33を示しており、固定部材33には、深さDの嵌入部33aが設けられている。嵌入部33aの内側面は、図5に示すように、摺接孔32aに摺接する外周面33eと同心に設けられた2つの内周面、すなわち半径r1で第2の中心角θ2(ここでは、θ2=180゜に設定されている)の範囲に設けられた第1の内周面33fと、r1よりも小さい半径r2の第2の内周面33gとなっている。嵌入部33aの底面には、第2の回転部材34の軸部34cが貫通する軸孔33dが設けられている。
【0032】
第1の内周面33fの両端部近傍の第2の内周面33gとの境界位置には、180゜等配で第1の固定ポート33bおよび第2の固定ポート33cが、径方向に貫通して設けられている。第1の回転部材32を回転させることにより、第1の回転部材32に設けられた各移動ポートは固定部材33の外周面33eに沿って移動する。そして、第1の回転部材32の特定の回転位置において、第1の固定ポート33bは第3の移動ポート35c、第4の移動ポート35dと、また第2の固定ポート33cは第1の移動ポート35a、第2の移動ポート35bとそれぞれ選択的に連通する。
【0033】
すなわち、第1の回転部材32を回転させて、移動ポート35a、35b、35c、35dを移動させることにより、第3の固定ポート31bの連通ポートをを第1の固定ポート33b、第2の固定ポート33cのいずれかに切換えるとともに、第4の固定ポート31cの連通ポートを第1の固定ポート33b、第2の固定ポート33cのいずれかに切換えるポート切換動作を行うことができる。すなわち、第1の回転部材32は、ペースト流路である溝状部32b、32cが設けられたポート切換部材となっている。
【0034】
図4(c)に示すように、第2の回転部材34は、軸部34cの先端部に嵌入部33aの深さDに等しい高さHのロータ部34aを設けた形状となっている。図5に示すように、ロータ部34aの外側面は、固定部材33の2つの内周面に摺接する2つの外周面、すなわち第1の内周面33fに摺接する第1の外周面34dと、第2の内周面33gに摺接する第2の外周面34eを有している。ここで第1の外周面34dは、第2の中心角θ2よりも小さい第3の中心角θ3(ここでは、θ3=90゜に設定されている)の範囲に設けられており、第1の外周面34dの範囲は、周方向に沿って第2の外周面34eよりも径方向に突出した沿周凸部34b(凸部)となっている。
【0035】
固定部材33の嵌入部33aに、第2の回転部材34のロータ部34aを嵌合させた状態では、θ3がθ2よりも小さいことから、図5に示すように沿周凸部34bの両側には、第1の内周面33fと第2の外周面34eとの間に挟まれた第1の空間37,第2の空間38が形成される。そして、固定部材33に対して第2の回転部材34を回転させることにより、第1の空間37,第2の空間38の容積は増減する。
【0036】
上記構成において、第1の内周面33fと第2の外周面34eに挟まれて形成される空間は、ペースト吸引・吐出動作においてペーストを収容する容積室となっており、沿周凸部34bは、この容積室内に移動自在に配設され容積室を第1の空間37,第2の空間38に分割するプランジャに該当する。そしてモータ23は、沿周凸部34bを移動させることにより、第1の空間37および第2の空間38の容積を交互に増減させる駆動手段となっている。
【0037】
第1の空間37,第2の空間38は、それぞれ第1の固定ポート33b、第2の固定ポート33cと連通しており、第1の固定ポート33b、第2の固定ポート33cは、前述のポート切換部材である第1の回転部材32によるポート切換動作によって、第3の固定ポート31b、第4の固定ポート31cのいずれとも選択的に連通する。すなわち、ポート切換動作により、第1の空間37,第2の空間38は、溝状部32b、32cのいずれかを介して第3の固定ポート31b、第4の固定ポート31cのいずれとも選択的に連通する。
【0038】
従って、第1の空間37を第3の固定ポート31bに連通させた状態で、第1の空間37の容積を増大させることにより、第1の空間37内にはペーストが吸引される。そしてペーストを吸引した状態の第1の空間37を第4の固定ポート31cに連通された状態で、第1の空間37の容積を減少させることにより、第4の固定ポート31cからペーストが吐出される。このペーストの吸引・吐出動作は第2の空間38についても同様に行われる。
【0039】
上述のペーストの吸引・吐出動作は、制御部29によってモータ23,24を制御して所定の回転動作を行わせることによって可能となる。すなわち、制御部29は、モータ23,24を制御して、第1の空間37および第2の空間38の容積を増減するとともに第1の空間37および第2の空間38を第3の固定ポート31bおよび第4の固定ポート31cに連通させることにより、第1の固定ポート33bおよび第2の固定ポート33cを介してペーストの吸引・吐出動作を行わせる吸引吐出制御手段となっている。
【0040】
そしてこの吸引・吐出動作において、第1の回転部材32を回転駆動するモータ24は、ポート切換部材である第1の回転部材32を容積室が設けられた固定部材33に対して摺動させることにより、第1の空間37および第2の空間38を吸引ポートである第3の固定ポート31bおよび吐出ポートである第4の固定ポート31cに交互に連通させるポート切換手段となっている。
【0041】
なお上記構成において、第1の中心角θ1,第2の中心角θ2、第3の中心角θ3をそれぞれ90゜、180゜、90゜に設定した例を示しているが、各固定ポートと移動ポートの相対位置関係を適切に設定すれば、第2の中心角θ2を180゜以外の角度に設定してもよい。そして設定された第2の中心角θ2に応じて第1の中心角θ1が決定され、さらに必要とされる定量吐出容積との関係で第3の中心角θ2が決定される。
【0042】
次に図6,図7を参照して、ペーストの吸引・吐出動作について説明する。図6(a)は、ペーストの吸引動作開始の状態を示している。この状態では第2の移動ポート35bは、第3の固定ポート31bに連通する位置にあり、さらに第2の移動ポート35bは、溝状部32bおよび第1の移動ポート35aを介して第2の固定ポート33cに連通している。沿周凸部34bは第2の固定ポート33c側の移動端に位置しており、第2の空間38の容積が零となる位置にある。そして、第3の固定ポート31bには、シリンジ20からペースト7が所定の押し込み圧で送給されていることから、第2の固定ポート33cに至る上記連通経路内は、ペースト7で満たされている。
【0043】
図6(b)は吸引開始後の状態を示している。すなわち、第2の回転部材34を時計方向に回転させ、沿周凸部34bを矢印方向に移動させる。これにより、第2の空間38の容積が増加し、第2の空間38内には第3の固定ポート31b、第2の移動ポート35b、溝状部32b、第1の移動ポート35aおよび第2の固定ポート33cを介してペースト7が吸引される。図6(c)は、吸引動作が終了した状態を示している。すなわち、沿周凸部34bが第1の固定ポート33b側の移動端に到達し、これによりペースト7を吸引した第2の空間38の容積が最大となるとともに第1の空間37の容積が零となる。
【0044】
図6(d)は、吸引動作から吐出動作に移行するためのポート切換動作を示している。このポート切換に際しては、第1の回転部材32を時計方向に90゜回転させ、図7(a)に示すように、第2の移動ポート35bを第2の固定ポート33cに、また第1の移動ポート35aを第4の固定ポート31cにそれぞれ連通させる。
【0045】
この状態から、図7(b)に示すように第2の回転部材34を反時計時計方向に回転させて、沿周凸部34bを矢印方向に移動させることにより、第2の空間38の容積が減少し、これにより第2の空間38に収容されていたペースト7が、第2の固定ポート33c、第2の移動ポート35b、溝状部32b、第1の移動ポート35aおよび第4の固定ポート31cを介して吐出される。
【0046】
このペースト7の吐出とともに、第1の空間37内には、第3の固定ポート31b、第3の移動ポート35c、溝状部32c、第1の固定ポート33bを介してペースト7が吸引され、吸引と吐出が同時並行的に行われる。図7(c)は、第2の空間38に収容されたペースト7の吐出と、第1の空間37内へのペースト7の吸引がともに完了した状態を示している。
【0047】
そしてこの後再び新たなペースト吸引・吐出動作へ移行するためのポート切換が行われる。すなわち、図7(d)に示すように、第1の回転部材32を今度は反時計方向に90゜回転させ、第2の移動ポート35bを第3の固定ポート31bに、第1の移動ポート35aを第2の固定ポート33cに、また第4の移動ポート35dを第4の固定ポート31cに、第3の移動ポート35cを第1の固定ポート33bにそれぞれ連通させる。
【0048】
これにより、図6(a)に示す状態に戻り、第1の空間37内に収容されたペーストの吐出とともに、第2の空間38内へのペーストの吸引が可能な状態となる。以後、同様の吸引・吐出動作を反復することにより、ペースト吐出装置16からのペースト吐出が連続的に行われる。
【0049】
次に図8、図9を参照して、上述の吸引・吐出動作を反復する過程において実行される圧力補償動作について説明する。図8は、吸引・吐出動作においてポート切換動作のために回転する第1の回転部材32と、ハウジング部材31および固定部材33との間のクリアランス内の圧力分布の変化を示している。
【0050】
図8(a)は、図7(b)に示すペースト吐出動作が終了して、沿周凸部34bが第2の固定ポート33c側への移動を完了した状態を示している。この状態に至るまでのペースト吐出過程では、吐出ポートである第4の固定ポート31cと連通した第1の移動ポート35a内の圧力は吐出圧力に上昇している。このため、第1の移動ポート35a内のペースト7は、この吐出圧力により第1の回転部材32と固定部材33およびハウジング部31との間のクリアランスC内に進入し、これによりクリアランスC内の圧力が上昇する。
【0051】
このとき、クリアランスCの大きさおよびペースト7の粘度によってクリアランスC内の圧力分布が異なる。すなわち、クリアランスCが小さいほど、またペースト7の粘度が高いほど、第1の移動ポート35a側と第4の移動ポート35dの間の圧力差が大きくなり、逆に、クリアランスCが大きいほど、またペースト7の粘度が低いほど、圧力差は小さくなる。
【0052】
図8(b)は、図7(d)に示すポート切換動作を示している。前述のようにクリアランスC内の圧力は前回のペースト吐出動作におけるペースト7の進入により上昇しており、ポート切換動作時においても、クリアランスC内のペースト7の圧力が上昇した状態のまま第1の回転部材32が移動する。このとき、第1の回転部材32と固定部材33およびハウジング部31との摺動によってクリアランスC内の圧力分布は多少変動するものの、クリアランスC内の圧力が第1の移動ポート35a側から第4の移動ポート35d側へ向かって漸減するという圧力分布の基本パターンは保たれる。
【0053】
図8(c)は、ポート切換動作後の状態を示している。この状態では、第4の固定ポート31cに連通した第4の移動ポート35d内の圧力は、吐出動作前の低圧状態にある。この状態から第2の回転部材34の沿周凸部34bを時計回りに移動させるペースト吐出動作を開始すると、クリアランスC内には加圧されたペースト7が進入する。そしてこのままペースト吐出動作を継続すると、吐出動作開始時においてクリアランスC内に進入する分だけ、吐出ポートである第4の固定ポート31cから吐出されるペースト吐出量が減少し、時間当たりの吐出量が変動する。
【0054】
そこで本実施の形態に示すペースト吐出方法では、上述のようなペースト吐出量の変動を防止するため、図9に示す圧力補償動作を行ってクリアランスC内の圧力を予め上昇させるようにしている。すなわち、図9に示すように、ポート切換動作後、規定量のペースト7を吐出させる定量吐出動作を開始する前に、第2の回転部材34を、前述のクリアランスCへの進入量に相当するペースト量を吐出させるための所定移動量(第1の所定量)だけペースト吐出側(矢印a側)へ移動させ、その後同一移動量だけペースト反吐出側(矢印b側)へ移動させる。
【0055】
これにより、ペースト吐出側への移動によってペースト7がクリアランスC内に進入しクリアランスC内の圧力が上昇した状態で、新たにペースト吐出動作が開始される。したがって、第4の固定ポート31cからペースト7を吐出させる定量吐出動作の開始時には、ペースト7はクリアランスC内に進入することなく第4の固定ポート31cから吐出され、ポート切換動作直後の圧力分布の変化に起因するペースト吐出量の変動を防止して、安定した吐出量を確保することができる。
【0056】
すなわち、上述の圧力補償動作は、定量吐出動作とポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換動作後に沿周凸部34bを第1の所定量だけ、ペースト吐出側と反吐出側に往復移動させる動作となっている。なお、この往復動作は2,3回程度の複数回行ってもよい。そしてこの沿周凸部34bの往復動作は、制御手段である制御部29によって駆動手段であるモータ23を駆動することによって行われる。
【0057】
なお、本実施の形態では、上述の圧力補償動作を、第2の回転部材34の回転動作によってペーストの吐出を行うロータリタイプのポンプ機構に適用した例を示しているが、本発明の適用はロータリタイプに限定されない。すなわち、ペーストを収容する容積室を第1の空間および第2の空間に分割して配設されたプランジャを往復移動させる形式であって、容積室が設けられた固定部材に対してペースト流路が設けられたポート切換部材を摺動させることにより、第1の空間および第2の空間を吸引ポートおよび吐出ポートに交互に連通させるポート切換手段を備えたポンプ機構であれば、プランジャが直線往復動するレシプロ形式のポンプ機構に対しても、同様に本発明を適用することができる。
【0058】
次に図10を参照して、吐出動作を反復する過程において実行される吸い戻し(サックバック)動作について説明する。ペースト吐出装置からペースト7を吐出させて、塗布ノズル18によってペースト7を塗布する塗布動作を反復実行する際には、塗布ノズル18を塗布エリア6aに移動させるごとにペーストの吐出を断続する必要がある。本ペースト吐出装置におけるペースト吐出停止は、第2の回転部材34の回転を停止させることによって行われ、このペースト吐出停止によって塗布ノズル18からのペースト7の吐出が停止される。
【0059】
このペースト吐出装置における吐出停止と、実際にペースト7を塗布する塗布ノズル18からのペースト7の吐出停止とは、必ずしも良好な応答性で同期して行われず、良好な応答性でする際の応答性は必ずしも良好ではなく、チューブ17などの吐出系統管路の膨張・収縮変形に起因して、ペースト吐出装置からの吐出が停止した後にも塗布ノズル18から若干量のペースト7が吐出され(図10参照)、糸引き状態で滴下する不具合を生じる場合がある。
【0060】
このようなペースト糸引きを防止するため、本実施の形態に示すペースト吐出方法では、沿周凸部34bを移動させるペースト吐出動作(破線で示す矢印c)を終了した後に、前述の糸引き量に相当するペースト量を吸い戻すための所定移動量量(第2の所定量)だけ、沿周凸部34bを反吐出側(矢印d)へ移動させるようにしている。
【0061】
これにより、一旦塗布ノズル18から吐出され垂下状態にあるペースト7は、上述の吸い戻し動作によって塗布ノズル18内に吸い戻され、塗布ノズル18から垂下状態になったペーストが糸引き状態で滴下する不具合を防止することができる。そして次回の吐出動作は、沿周凸部34bを第2の所定量だけ戻した位置から、新たに正規吐出量分だけペースト吐出側へ移動させる。
【0062】
すなわち、上述の吸い戻し動作は、定量吐出動作とポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換動作前に沿周凸部34bを第2の所定量だけ、ペースト反吐出側に移動させる動作となっている。そしてこの沿周凸部34bの動作は、制御手段である制御部29によって駆動手段であるモータ23を駆動することによって行われる。
【0063】
上記説明したように、本実施の形態に示すペースト吐出装置では、同心異径の2つの内周面を有する固定部材33に、これらの内周面に摺接する2つの外周面を有する第2の回転部材34を回転自在に組み合わせて、ペースト吸引・吐出用の容積が可変な第1の空間37および第2の空間38を形成し、さらに固定部材33の外周にポート切換用の第1の回転部材32を配設してポンプ機構30を構成している。
【0064】
そして、第1の回転部材32および第2の回転部材34を正逆自在に個別に回転させることにより、第1の空間37および第2の空間38の容積を増減するとともに第1の空間37および第2の空間38を第3の固定ポート31bおよび第4の固定ポート31cに連通させるポート切換動作が可能となっている。
【0065】
上記構成を備えることにより、従来のプランジャ式のペースト吐出装置と比較して、コンパクト且つ簡単な機構のポンプ機構が実現され、特に銀粉などの金属粉を含有したスラリー状のペーストを使用する場合に高頻度で必要とされる保守作業を簡略化することができる。
【0066】
また、ポート切換動作後に圧力補償動作を行うことにより、ポート切換直後におけるペースト吐出量の変動を防止することができ、さらには好ましくはペースト吐出後に吸い戻し動作を行うことにより、吐出断続における吐出停止時に不要なペーストが垂れ下がる糸引きを防止することができ、安定した吐出を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作とポート切換部材を摺動させるポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるようにプランジャの駆動手段を制御するようにしたので、ポート切換直後の圧力分布に起因するペースト吐出量の変動を防止して、安定した吐出量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のダイボンディング装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の側面図
【図3】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置のポンプ機構の側断面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の第1の回転部材の斜視図
(b)本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の固定部材の斜視図
(c)本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の第2の回転部材の斜視図
【図5】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置のポンプ機構の正断面図
【図6】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図
【図7】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図
【図8】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図
【図9】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図
【図10】本発明の一実施の形態のペースト吐出装置の動作説明図
【符号の説明】
7 ペースト
16 ペースト吐出装置
23,24 モータ
29 制御部
30 ポンプ機構
31 ハウジング部
31b 第3の固定ポート
31c 第4の固定ポート
32 第1の回転部材
32a 摺接孔
32b、32c 溝状部
33 固定部材
33b 第1の固定ポート
33c 第2の固定ポート
33f 第1の内周面
33g 第2の内周面
34 第2の回転部材
34a ロータ部
34b 沿周凸部
34c 軸部
34d 第1の外周面
34e 第2の外周面
35a 第1の移動ポート
35b 第2の移動ポート
35c 第3の移動ポート
35d 第4の移動ポート
37 第1の空間
38 第2の空間

Claims (4)

  1. 吸引ポートを介して供給されるペーストを吐出ポートから吐出するペースト吐出装置であって、ペーストを収容する容積室と、この容積室内に移動自在に配設され容積室を第1の空間および第2の空間に分割するプランジャと、このプランジャを移動させることにより前記第1の空間および第2の空間の容積を交互に増減させる駆動手段と、前記容積室が設けられた固定部材に対してペースト流路が設けられたポート切換部材を摺動させることにより前記第1の空間および第2の空間を吸引ポートおよび吐出ポートに交互に連通させるポート切換手段と、前記吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作と前記ポート切換部材を摺動させるポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換動作後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるように前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするペースト吐出装置。
  2. 前記制御手段は、前記ポート切換動作前にプランジャを反吐出側へ第2の所定量だけ移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1記載のペースト吐出装置。
  3. ペーストを収容する容積室と、この容積室内に移動自在に配設され容積室を第1の空間および第2の空間に分割するプランジャと、このプランジャを移動させることにより前記第1の空間および第2の空間の容積を交互に増減させる駆動手段と、前記容積室が設けられた固定部材に対してペースト流路が設けられたポート切換部材を摺動させることにより前記第1の空間および第2の空間を吸引ポートおよび吐出ポートに交互に連通させるポート切換手段と、前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたペースト吐出装置によって、吸引ポートを介して供給されるペーストを吐出ポートから吐出せるペースト吐出方法であって、前記吐出ポートから規定量のペーストを吐出させる定量吐出動作と前記ポート切換部材を摺動させるポート切換動作を交互に反復する過程において、ポート切換動作後にプランジャを第1の所定量だけペースト吐出側と反吐出側に往復移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とするペースト吐出方法。
  4. 前記ポート切換動作前にプランジャを反吐出側へ第2の所定量だけ移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3記載のペースト吐出方法。
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