JP2004231643A - 消化管運動調節剤 - Google Patents
消化管運動調節剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004231643A JP2004231643A JP2003429209A JP2003429209A JP2004231643A JP 2004231643 A JP2004231643 A JP 2004231643A JP 2003429209 A JP2003429209 A JP 2003429209A JP 2003429209 A JP2003429209 A JP 2003429209A JP 2004231643 A JP2004231643 A JP 2004231643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lactalbumin
- gastrointestinal motility
- regulator
- test
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Abstract
【解決手段】 α−ラクトアルブミン、α−ラクトアルブミン類の薬学的に許容される塩類からなる群より選択される1種又は2種以上の混合物を有効成分として含有する消化管運動調節剤。α−ラクトアルブミンを加水分解酵素で加水分解することによって得られるα−ラクトアルブミン加水分解物を有効成分として含有する消化管運動調節剤。
【選択図】 図1
Description
下痢の原因としては、1)腸管内容物の吸収障害に伴って腸管内の浸透圧が増加し、体液が腸管内へ移行して腸管内容液が増加することによる下痢、2)炎症などによって腸管壁の滲出性が亢進され、それによって生じた滲出液により腸管内容液が増加するために起こる下痢、3)ホルモン、脂肪酸又はエンテロトキシンなどによって腸管壁の分泌性が亢進され、それによって生じた分泌液により腸管内容液が増加するために起こる下痢、4)蠕動運動の亢進によって腸管内容物の移動が速められ(消化管運動異常)、水分吸収が不十分になることによって起こる下痢、5)その他の病態生理に伴う下痢、等が挙げられる(例えば非特許文献2)。
特許文献9の発明には、ホエイ蛋白質誘導体によるコレステロール低減用組成物としてα−ラクトアルブミンが例示されているが、α−ラクトアルブミンによる消化管運動調節作用は一切記載されていない。
特許文献11は、本出願人によって開示されたα−ラクトアルブミンを有効成分とする小腸管傷害の予防及び修復促進剤に関する発明であるが、これは乳糖に起因した下痢症やウイルスや細菌感染等に起因した下痢症が起こった場合、小腸管上皮の損傷を伴うが、α−ラクトアルブミンはこれに伴った小腸の損傷・傷害を予防及び修復促進する効果を有するというものである。このような小腸の損傷・傷害を予防及び修復促進効果は、消化管運動調節作用に基づく胃排泄能抑制効果、小腸輸送能抑制効果とは異なる効果である。また、前記特許文献11には、消化管運動調節作用に基づく胃排泄能抑制効果、小腸輸送能抑制効果は一切記載されていない。
また、非特許文献4(アポトーシス誘導活性)、非特許文献5(抗菌活性)、非特許文献6(細胞増殖抑制活性)のいずれについても、α−ラクトアルブミンによる消化管運動調節作用は一切記載されていない。
また同消化管運動抑制剤として使用されるグルカゴンは、前記副作用は無く安全性面で優れているものの、非常に活性が弱いために高濃度の薬物量が必要となるという問題が生じていた。そのため本来の機能であるグリコーゲンの分解及び糖新生の促進作用により急激に血糖値を上昇させる可能性があった。
また、かかる消化管運動調節剤を用いた飲食品または飼料を提供することを目的とする。
また本発明は、α−ラクトアルブミンを加水分解酵素で加水分解することによって得られるα−ラクトアルブミン加水分解物を有効成分として含有する消化管運動調節剤を提供する。
また本発明は、α−ラクトアルブミン、及びα−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類からなる群より選択される1種又は2種以上の混合物と、これとは別の消化管運動調節作用を有する成分とを有効成分として含有する消化管運動調節剤を提供する。
また本発明は、α−ラクトアルブミンを加水分解酵素で加水分解することによって得られるα−ラクトアルブミン加水分解物と、これとは別の消化管運動調節作用を有する成分とを有効成分として含有する消化管運動調節剤を提供する。
本発明における消化管運動調節は、胃排泄能抑制効果、小腸輸送能抑制効果、又は下痢抑制効果のいずれかの効果を奏することができる。
本発明はまた、本発明の消化管運動調節剤を含有する飲食品または飼料を提供する。
(1)消化管内の胃腸蠕動運動を抑制して、胃排泄能抑制効果及び小腸輸送能抑制効果を享受することができる。
(2)日常的に投与又は摂取することによって、急性及び慢性の下痢の症状を予防若しくは緩和させることができる。
(3)副作用が少なくて、安全性が高く、長期間連続的に摂取することが可能である。
(4)飲食品または飼料や医薬品に混合することが可能であり、従来の消化管運動抑制剤等に比較して汎用性が高い。
(5)牛乳等の比較的安価な原料から得られ、大量生産が可能である。
本発明の消化管運動調節剤の有効成分として用いられるα−ラクトアルブミンは、ヒト又は哺乳動物由来のα−ラクトアルブミンである。
これらのα−ラクトアルブミンのアミノ酸配列としては、ヨーロピアン・モレキュラー・バイオロジー・ラボラトリー(EMBL)のデーターベースに登録されたEMBL-Accession No. P00709(ヒト由来α−ラクトアルブミン)、EMBL-Accession No. P00711(ウシ由来α−ラクトアルブミン)等に記載されたアミノ酸配列を例示することができる。
特に哺乳類の乳由来であることが望ましい。
さらに、遺伝子操作によって微生物、動物細胞、トランスジェニック動物等が生産する組換えα−ラクトアルブミンを使用してもよい。
α−ラクトアルブミン及びα−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
α−ラクトアルブミン加水分解物と、上述のα−ラクトアルブミン及び/またはα−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類とを併用してもよい。
まず、α−ラクトアルブミンを水又は温湯に分散し、溶解する。原料のα−ラクトアルブミンは、好ましくはヒト又は哺乳動物由来のα−ラクトアルブミンが用いられ、上記に挙げたものを好適に用いることができる。
こうして得られるα−ラクトアルブミン溶液の濃度は格別の制限はないが、通常、蛋白質換算で5〜15%前後の濃度範囲にするのが効率性及び操作性の点から望ましい。また、該α−ラクトアルブミン溶液を70〜90℃で10分間〜15秒間程度加熱殺菌することが、雑菌汚染による変敗防止の点から望ましい。
次いで、前記α−ラクトアルブミン溶液に加水分解酵素溶液を添加する。加水分解酵素は蛋白質を加水分解する酵素であれば特に制限されず、動物由来(例えば、トリプシン、キモトリプシン、ペプシン、パンクレアチン等)、植物由来(例えば、パパイン等)、又は微生物由来(例えば、乳酸菌、酵母、カビ、枯草菌、放線菌等)のプロテアーゼ又はペプチダーゼなどを例示することができ、エンドペプチダーゼであることが好ましい。中でも、豚由来のペプシンを使用することが好ましい。加水分解酵素は1種でもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。2種以上の酵素を用いる場合は、それぞれの酵素反応は同時に行ってもよく、別々に行ってもよい。
本明細書における蛋白質(ここではα−ラクトアルブミン)の分解率の算出方法は、ケルダール法(日本食品工業学会編、「食品分析法」、第102頁、株式会社光琳、昭和59年)により試料の全窒素量を測定し、ホルモール滴定法(満田他編、「食品工学実験書」、上巻、第547ページ、養賢堂、1970年)により試料のホルモール態窒素量を測定し、これらの測定値から分解率を次式により算出する方法である。
分解率(%)=(ホルモール態窒素量/全窒素量)×100
そして酵素反応の停止後に得られる反応液のpHを、酸やアルカリの添加により中性付近に調整することが好ましい。
このようにして得られるα−ラクトアルブミン加水分解物を含有する溶液は、そのまま使用することも可能であり、また、必要に応じて、この溶液を公知の方法により濃縮した濃縮液として使用することもでき、更には、この濃縮液を公知の方法により乾燥した粉末として使用することもできる。
本発明の消化管運動調節剤の第1の実施形態は、α−ラクトアルブミン、α−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類、および/またはα−ラクトアルブミン加水分解物(以下、これらを総称してα−ラクトアルブミン類ということもある)を有効成分として含有する。
本発明の消化管運動調節剤の第2の実施形態は、α−ラクトアルブミン類と、これとは別の消化管運動調節作用を有する成分とを有効成分として含有する。
ここでの「有効成分として含有する」とは、「消化管運動調節作用を得ることができる有効量で含有する」の意味である。すなわち、本発明にかかるα−ラクトアルブミン類は、それ自身が消化管運動調節作用を奏するものであり、第1の実施形態のように、消化管運動調節剤における有効成分として該α−ラクトアルブミン類を単独で用いることができる。
また、第2の実施形態のように、消化管運動調節作用を有する他の成分とα−ラクトアルブミン類を、両者の合計が有効量となるように組み合わせて使用することにより、前記他の成分の使用量を減らして該他の成分による副作用を低減させつつ、所期の消化管運動調節作用を得ることが可能となる。あるいは、前記他の成分の有効量に加えて、α−ラクトアルブミン類を有効量で又は有効量未満の量で添加することにより消化管運動調節作用を一層高めることもできる。
第1の実施形態の消化管運動調節剤は、例えば医薬組成物であってもよく、飲食品または飼料に添加される添加剤であってもよい。
医薬組成物の場合は、例えばα−ラクトアルブミン類を、薬学的に許容され得る賦形剤その他任意の添加剤を用い、公知の方法によって製剤化することにより製造することができる。
飲食品または飼料への添加剤である場合、その形態は特に限定されず、固体状でもよく、液状でもよい。添加剤としての消化管運動調節剤は、α−ラクトアルブミン類のみからなっていてもよく、α−ラクトアルブミン類の他に、飲食品または飼料に含有させることが許容されるその他成分を含有していてもよい。
実際に消化管運動調節剤を医薬組成物の形態で投与(摂取)する場合、消化管運動調節剤中のα−ラクトアルブミン類の含有量が消化管運動調節剤1g当たり、α−ラクトアルブミン換算で5mg以上、好ましくは10mg以上、さらに好ましくは10〜500mgのものを投与(摂取)することが好ましい。
また、実際の商品として、例えば消化管運動調節剤を含有する飲料の形態を想定した場合には、成人(体重約60kg)が一日に摂取する飲料の量を600gとして換算すると、飲料1g当たり、α−ラクトアルブミン換算で少なくとも10mg(1.0質量%)のα−ラクトアルブミン類が含まれていることが好ましい。
第2の実施形態の消化管運動調節剤は、例えば医薬組成物であってもよく、飲食品または飼料に添加される添加剤であってもよい。
医薬組成物の場合、例えばα−ラクトアルブミン類、およびこれとは別の消化管運動調節作用を有する他の成分を、薬学的に許容され得る賦形剤その他任意の添加剤を用いて、公知の方法によって製剤化することにより製造することができる。
飲食品または飼料への添加剤である場合、その形態は特に限定されず、固体状でもよく、液状でもよい。添加剤としての消化管運動調節剤は、α−ラクトアルブミン類と消化管運動調節作用を有する他の成分とからなっていてもよく、これらの他に、飲食品または飼料に含有させることが許容されるその他成分を含有していてもよい。
本実施形態におけるα−ラクトアルブミン類の含有量は特に限定されないが、少なすぎると添加効果を有効に得ることができない。したがって、本実施形態の消化管運動調節剤を医薬組成物の形態で投与(摂取)する場合、消化管運動調節剤中のα−ラクトアルブミン類の含有量が消化管運動調節剤1g当たり、α−ラクトアルブミン換算で0.5mg以上であることが好ましく、より好ましくは1.0mg以上である。
また、実際の商品として、例えば本実施形態の消化管運動調節剤を含有する飲料の形態を想定した場合には、成人(体重約60kg)が一日に摂取する飲料の量を600gとして換算すると、飲料1g当たり、α−ラクトアルブミン換算で少なくとも0.5mg(0.05質量%)のα−ラクトアルブミン類を含有させることが好ましい。
α−ラクトアルブミン類の含有量の上限については、α−ラクトアルブミンは、乳成分に由来するタンパク質であり、抗原性が殆どなく、アレルギー症状などを引き起こす可能性も低い。また、毒性はきわめて低く、α−ラクトアルブミン類を経口的に投与又は摂取する場合に摂取量の上限はない。尚、ラットを用いたα−ラクトアルブミンの安全性試験から無毒性量は2000mg/kg体重以上であることが確認され、極めて毒性が低いことが明らかとなっている。
医薬組成物の投与形態は、経口投与、経腸投与等の非経口投与など各種形態に適用することができる。経口投与に適用される消化管運動調節剤(特に、経口消化管運動調節剤と記載することがある。)の例としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等が挙げられる。非経口投与に適用される消化管運動調節剤(特に、非経口消化管運動調節剤と記載することがある。)の例としては、注射剤、坐剤等が挙げられる。
医薬組成物の性状は、固体状に限らず、懸濁液、エマルジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤等の各種性状とすることができ、矯味矯臭剤、着色剤等を含有させてもよい。
具体的には、結合剤として、デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース、エチルセルロース、ポリビニルピロリドン、マクロゴール等が例示される。
崩壊剤としては、デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒドロキシプロピルセルロース等が例示される。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベート80等が例示される。
滑沢剤としては、タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコール等が例示される。
流動性促進剤としては、軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム等が例示される。
本発明の飲食品または飼料は、各種の飲食品または飼料に、前記第1の実施形態または第2の実施形態の消化管運動調節剤からなる添加剤を含有させることによって得られる。
本発明の飲食品には、本発明にかかる有効成分の他に、例えば、デキストリン、デンプン等の糖類;ゼラチン、大豆タンパク、トウモロコシタンパク等のタンパク質;アラニン、グルタミン、イソロイシン等のアミノ酸類;セルロース、アラビアゴム等の多糖類;大豆油、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の油脂類等を含有させることができる。
飲食品の具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸菌飲料等の飲料(これらの飲料の濃縮原液及び調製用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、チューインガム、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;スープ、シチュー;サラダ、惣菜、漬物、パン類;経腸栄養食品、特定保健用食品、健康補助食品等の機能性食品等が挙げられる。
飼料の具体例としては、ペットフード、家畜飼料、養魚飼料等が挙げられる。
ここに、「表示」とは、前記用途を需要者に対して知らしめるための全ての行為を意味し、例えば、本発明の飲食品または飼料に係る商品又は商品の包装に上記用途を記載する行為、商品又は商品の包装に上記用途を記載したものを譲渡し、引渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸入し、又は電気通信回線を通じて提供する行為、商品に関する広告、価格表若しくは取引書類に上記用途を記載して展示し、若しくは頒布し、又はこれらを内容とする情報に上記用途を記載して電磁的方法により提供する行為、等が例示できる。
しかしながら、表示としては、行政等によって認可された表示(例えば、行政が定める各種制度に基づいて認可を受け、そのような認可に基づいた態様で行う表示)であることが好ましく、例えば特定保健用食品〔健康増進法施行規則(平成十五年四月三十日 日本国厚生労働省令第八十六号)としての表示(特に保健の用途の表示)が最も好適である。
なお、以上のような用途の表示を行うために使用する文言は、上記に挙げた文言に限られるものでなく、それ以外の文言であっても、上記に挙げた用途の効果を表現する文言であれば、本発明の範囲に包含されることは言うまでもない。
本発明における消化管運動調節作用によれば、消化管内の胃腸蠕動運動を抑制する効果が得られる。具体的には胃排泄能抑制効果、小腸輸送能抑制効果、又は下痢抑制効果を得ることができる。また、かかる消化管運動調節作用によって、食後の急激な血糖値の上昇抑制、及び食後落下症候群の予防等の効果も得ることができる。
例えば、流動食に本発明の消化管運動調節剤を添加することによって、前記流動食に関する問題点を効果的に改善することが可能である。
[参考例]α−ラクトアルブミン加水分解物の製造
市販のα−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製)5gを水50mlに溶解し、これに6N塩酸(和光純薬工業社製)を加えて溶解液のpHを1.5に調整した。前記溶解液に、ペプシン(ナカライテスク社製)を100mg添加して攪拌し、37℃の温湯に浸して24時間加水分解を行った。加水分解後、8N水酸化ナトリウム溶液(和光純薬工業社製)を添加して中和し、電気透析装置(旭化成社製:マイクロアシライザーS1、使用膜;分画分子量100Da)にて脱塩を行った。次いで、脱塩溶液を凍結乾燥機にて乾燥し、α−ラクトアルブミン加水分解物3.3gを得た。ここで、前記に記載した方法により加水分解物の分解率を測定したところ、該α−ラクトアルブミン加水分解物の分解率は68%であった。
なお、本発明における消化管運動調節作用の評価は、シノハラらの方法〔『フィジオロジカル・リサーチ(Physiol. Res.)第44巻、1995年、第281〜286頁』、『スカンジナビアン・ジャーナル・オブ・ガストロエンテロロジー(Scand. J. Gastroenterol.)、第36巻、2001年、第356〜360頁』〕を参考にして、胃排泄能抑制効果及び小腸輸送能抑制効果に基づいた効果として評価した。具体的には、以下の試験例に示す方法により評価した。
本試験は、本発明の消化管運動調節剤の有効成分であるα−ラクトアルブミンの胃排泄能に対する効果を評価するために行った。
(1)試験動物
9週齢Wistar系雄性ラット(日本SLC社から購入)を、無作為に3群(1群5匹)に分け、2週間予備飼育を行って使用した。
(2)試料の調製
市販のα−ラクトアルブミン(α−LA:シグマ社製)を注射用蒸留水(大塚製薬工場社製)を用いて20mg/mlとなるように調製し、試験試料とした。対照試験として卵白アルブミン(OVA:シグマ社製)を前記と同様に20mg/mlとなるように調製し、対照試料とした。尚、陰性試料は注射用蒸留水とした。
(3)試験方法
平均体重200gのラットは、摂餌した餌などの胃内容物の試験系への影響を排除するために、24時間絶食、4時間絶水し、胃内を空の状態とした後、各群のラットに非吸収性の色素(Poly R-478:シグマ社製)と共に、試験試料、対照試料、陰性試料をそれぞれ2mlずつ経口投与した。30分後に屠殺し、直ちに開腹して胃を全摘出して胃内容物を回収した。胃内容物中の色素の量を分光光度計にて測定し、投与量に対する残存色素量の割合(%)を算出した。各群ごとに5匹の値の平均値±標準誤差を求め、各群の試験結果とした。
(4)試験結果
本試験の結果は表1に示すとおりである。表1は各試料(各群)におけるラット胃内の残存色素量の割合を示す結果である。その結果、陰性試料(注射用蒸留水)を投与したラットの胃内残存色素量の平均値は8.2%であったのに対し、試験試料(α−ラクトアルブミン)を投与したラット(投与量200mg/kg体重)の胃内残存色素量の平均値はは26.0%であった。この結果は、Dunnettのt−検定に基づく統計処理によって、有意に増加していることが判明(表1において*を付した数値)し、α−ラクトアルブミンによる胃排泄能抑制効果が明らかとなった。
尚、対照試料(卵白アルブミン)については、有意な胃排泄能抑制効果は確認されなかった。
本試験は、本発明の消化管運動調節剤の有効成分であるα−ラクトアルブミンの胃排泄能抑制効果に対する有効量を測定するために行った。
(1)試験動物
9週齢Wistar系雄性ラット(日本SLC社から購入)を、無作為に6群(1群5匹)に分け、2週間予備飼育を行って使用した。
(2)試料の調製
市販のα−ラクトアルブミン(シグマ社製)を注射用蒸留水(大塚製薬工場社製)を用いて、それぞれ5、10、20、50及び100mg/mlとなるように調製して試験試料1〜5とした。尚、陰性試料は注射用蒸留水とした。
(3)試験方法
試験例1と同様の試験方法により、ラットに非吸収性色素と共に、試験試料1〜5、及び陰性試料をそれぞれ2mlずつ経口投与して、胃内残存色素量の割合を測定した。
(4)試験結果
本試験の結果は表2に示すとおりである。表2は各試料におけるラット胃内の残存色素量の割合を示す結果である。その結果、投与量依存的に胃内残存色素量の割合が増加する傾向が確認され、陰性試料を対照としてDunnettのt−検定による解析処理を行ったところ、投与量が200mg/kg体重以上の時に有意な胃排泄能抑制効果(表2において*を付した数値)が得られることが判明した。
本試験は、本発明の消化管運動調節剤の有効成分であるα−ラクトアルブミン加水分解物の胃排泄能抑制効果に対する有効量を測定するために行った。
(1)試験動物
9週齢Wistar系雄性ラット(日本SLC社から購入)を、無作為に5群(1群5匹)に分け、2週間予備飼育を行って使用した。
(2)試料の調製
参考例と同様にして製造したα−ラクトアルブミン加水分解物を使用し、注射用蒸留水(大塚製薬工場社製)を用いて、それぞれ5、10、20、及び50mg/mlとなるように調製して試験試料6〜9とした。尚、陰性試料は注射用蒸留水とした。
(3)試験方法
試験例1と同様の試験方法により、ラットに非吸収性色素と共に、試験試料6〜9、及び陰性試料をそれぞれ2mlずつ経口投与して、胃内残存色素量の割合を測定した。
(4)試験結果
本試験の結果は表3に示すとおりである。表3は各試料におけるラット胃内の残存色素量の割合を示す結果である。その結果、投与量依存的に胃内残存色素量の割合が増加する傾向が確認され、陰性試料を対照としてDunnettのt−検定による解析処理を行ったところ、投与量が200mg/kg体重以上の時に有意な胃排泄能抑制効果(表3において*を付した数値)が得られることが判明した。
本試験は、本発明の消化管運動調節剤の有効成分であるα−ラクトアルブミンの小腸輸送能に対する効果を評価するために行った。
(1)試験動物
9週齢Wistar系雄性ラット(日本SLC社から購入)を、無作為に2群(1群5匹)に分け、2週間予備飼育を行って使用した。
(2)試料の調製
市販のα−ラクトアルブミン(シグマ社製)を注射用蒸留水(大塚製薬工場社製)を用いて50mg/mlとなるように調製して試験試料とした。尚、注射用蒸留水を用いて陰性試料とした。
(3)試験方法
平均体重200gのラットは、摂餌した餌などの胃内容物の試験系への影響を排除するために、24時間絶食、4時間絶水し、胃内を空の状態とした後、ラットに非吸収性の色素(Poly R-478:シグマ社製)と共に、前記試験試料及び陰性試料をそれぞれ2mlずつ経口投与した。ここで、試験試料を投与したラットを試験群、陰性試料を投与したラットを対照群と定義した。30分後に各群のラットを屠殺し、直ちに開腹して小腸を全摘出した。摘出した小腸を胃に近い方から順に大腸の方向に向けて6等分して、それぞれ小腸1〜6とした。各小腸サンプル中に残存する色素の量を分光光度計にて測定し、小腸全体に残存する全色素量を100%としたときの各サンプル中の色素量の割合(%)を算出した。各群ごとに5匹の値の平均値±標準誤差を求め、各群の試験結果とした。
(4)試験結果
本試験の結果は図1に示すとおりである。図1は各群のラットにおける各小腸サンプル中に残存する色素量の割合を示す結果である。その結果、試験群において小腸内に残存する色素の局在位置は小腸3及び小腸4であり、対照群の小腸4及び小腸5に比して、残存色素が局在する位置が明らかに胃側にシフトしていることが判明した。このことから、α−ラクトアルブミンによって小腸内における輸送能が抑制されることが明らかとなった。
本試験は、本発明の消化管運動調節剤の有効成分であるα−ラクトアルブミンの下痢抑制効果を評価するために行った。
(1)試験動物
6週齢Wistar系雄性ラット(日本SLC社から購入)を、無作為に2群(1群15匹)に分けて使用した。
(2)試料の調製
市販のα−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製)を注射用蒸留水(大塚製薬工場社製)を用いて10mg/mlとなるように調製して試験試料とした。尚、注射用蒸留水を用いて陰性試料とした。
(3)試験方法及び試験結果
前記試験試料及び陰性試料を各群のラットに、それぞれ体重1kgあたり10mlずつ、1日1回、24日間連日投与し、便の状態を観察した。その結果、陰性試料を投与した群のラットでは、2日以上連続して下痢が観察された個体数が15匹中4匹であったのに対し、試験試料を投与した群のラットでは15匹中1匹であったことから、α−ラクトアルブミンは自然発症の下痢に対して優れた抑制効果を有することが判明した。
[実施例1]
1000ml容量の乳鉢(中島製作所社製)に結晶セルロース(和光純薬工業社製)20gを採取し、水20mlを添加して混和し、次いで予め48メッシュのふるい(和科盛社製)で篩い分けした乳糖(メグレ社製)25gを添加し、α−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製)55gを添加し、混和した。得られた湿塊をステンレス製20メッシュふるい(和科盛社製)上に取り、乾燥用ステンレス板の上に手で押し出して顆粒を形成し、手早く均等に分布させ、乾燥機に入れ、25℃で2日間乾燥し、微細な顆粒とした。該顆粒を、ポリエチレン製20メッシュふるい(和科盛社製)で篩い分けし、ふるいを通過した顆粒を広い紙上に広げ、予め48メッシュで篩い分けしたステアリン酸マグネシウム(関東化学社製)2gを添加し、手で混ぜて均質にした。これを打錠機(木村製作所社製、KT−2型)により、直径11mmのR杵を使用して打錠数を10、錠剤重量0.5g、及びモンサント硬度9.5〜11.5kgの条件で圧縮圧力を設定して、打錠し、α−ラクトアルブミン約50%を含有する錠剤180個を得た。尚、前記錠剤には消化管の運動を調節する作用を有することが確認された。
ホエー蛋白酵素分解物(森永乳業社製)10.8kg、デキストリン(昭和産業社製)36kg、及び少量の水溶性ビタミンとミネラルを水200kgに溶解し、水相をタンク内に調製した。これとは別に、大豆サラダ油(太陽油脂社製)3kg、パーム油(太陽油脂社製)8.5kg、サフラワー油(太陽油脂社製)2.5kg、レシチン(味の素社製)0.2kg、脂肪酸モノグリセリド(花王社製)0.2kg、及び少量の脂溶性ビタミンを混合溶解し、油相を調製した。タンク内の水相に油相を添加し、攪拌して混合した後、70℃に加温し、更に、ホモゲナイザーにより14.7MPaの圧力で均質化した。次いで、90℃で10分間殺菌した後、濃縮し、噴霧乾燥して、中間製品粉末約59kgを調製した。この中間製品粉末50kgに、蔗糖(ホクレン社製)6.8kg、アミノ酸混合粉末(味の素社製)167g、及びα−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製)1.2kgを添加し、均一に混合して、α−ラクトアルブミンを含有する経腸栄養食粉末約57kgを製造した。尚、前記経腸栄養食粉末には消化管の運動を調節する作用を有することが確認された。
脱脂粉乳(森永乳業社製)90gを50℃の温湯800mlに溶解し、砂糖(日新製糖社製)30g、インスタントコーヒー粉末(ネスレ社製)14g、カラメル(昭和化工社製)2g、及びコーヒーフレーバー(三栄化学社製)0.01gを攪拌しながら順次添加して溶解し、10℃に冷却し、α−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製)10gを添加し、α−ラクトアルブミン約1%を含む乳飲料を調製した。尚、前記乳飲料には消化管の運動を調節する作用を有することが確認された。
次の組成のスポーツ用ドリンクを常法により調製した。
α−ラクトアルブミン(ダビスコフーズ社製) 0.500(質量%)
砂糖(日新製糖社製) 2.000
果糖ぶどう糖液(日新製糖社製) 4.000
クエン酸(三栄源FFI社製) 0.100
塩化ナトリウム(関東化学社製) 0.040
ビタミンC(三栄源FFI社製) 0.015
塩化カリウム(関東化学社製) 0.040
水 93.305
尚、前記スポーツ用ドリンクには消化管の運動を調節する作用を有することが確認された。
1回分の組成として次に示す各成分の配合量のスポーツ用粉末飲料を常法により調製した。
α−ラクトアルブミン加水分解物(参考例と同様に製造したもの) 2.0(g)
サンスウィート(ステビア・ソーマチン混合物:三栄源FFI社製) 0.1
アスパルテーム(味の素社製) 0.06
クエン酸(三栄源FFI社製) 1.51
リンゴ酸(理研化学社製) 0.49
グルコン酸(藤沢薬品工業社製) 1.02
シトラスフレーバー(三栄源FFI社製) 0.3
グレープフルーツフレーバー(三栄源FFI社製) 0.5
大豆レシチン(太陽化学社製) 0.003
尚、前記スポーツ用粉末飲料を、水200mlに溶解し、α−ラクトアルブミン加水分解物をα−ラクトアルブミン換算で約1.0質量%を含むスポーツ飲料として調製したところ、該スポーツ飲料には消化管の運動を調節する作用を有することが確認された。
1回分の組成として次に示す各成分の配合量の競走馬用粉末飲料を常法により調製した。
α−ラクトアルブミン加水分解物(参考例と同様に製造したもの) 40.0(g)
乳糖(森永乳業社製) 6.0
クエン酸(三栄源FFI社製) 5.0
アスコルビン酸(三栄源FFI社製) 2.0
デキストリン(松谷化学社製) 8.0
尚、前記競走馬用粉末飲料は、α−ラクトアルブミン加水分解物の最終濃度がα−ラクトアルブミン換算で約2質量%となるように水道水2000mlに溶解し、競走馬用飲料として調製した。
Claims (6)
- α−ラクトアルブミン、及びα−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類からなる群より選択される1種又は2種以上の混合物を有効成分として含有する消化管運動調節剤。
- α−ラクトアルブミンを加水分解酵素で加水分解して得られるα−ラクトアルブミン加水分解物を有効成分として含有する消化管運動調節剤。
- α−ラクトアルブミン、及びα−ラクトアルブミンの薬学的に許容される塩類からなる群より選択される1種又は2種以上の混合物と、これとは別の消化管運動調節作用を有する成分とを有効成分として含有する消化管運動調節剤。
- α−ラクトアルブミンを加水分解酵素で加水分解して得られるα−ラクトアルブミン加水分解物と、これとは別の消化管運動調節作用を有する成分とを有効成分として含有する消化管運動調節剤。
- 消化管運動調節が胃排泄能抑制効果、小腸輸送能抑制効果、又は下痢抑制効果のいずれかの効果を有するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の消化管運動調節剤。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の消化管運動調節剤を含有する飲食品または飼料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003429209A JP2004231643A (ja) | 2003-01-10 | 2003-12-25 | 消化管運動調節剤 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005113 | 2003-01-10 | ||
JP2003429209A JP2004231643A (ja) | 2003-01-10 | 2003-12-25 | 消化管運動調節剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004231643A true JP2004231643A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32964707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003429209A Pending JP2004231643A (ja) | 2003-01-10 | 2003-12-25 | 消化管運動調節剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004231643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006219458A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 虚血性腸疾患抑制剤 |
WO2012002522A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 森永乳業株式会社 | ハロペリドール適応症治療薬および飲食品 |
JPWO2011065552A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2013-04-18 | 株式会社明治 | 小腸に良い栄養組成物 |
-
2003
- 2003-12-25 JP JP2003429209A patent/JP2004231643A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006219458A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 虚血性腸疾患抑制剤 |
JPWO2011065552A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2013-04-18 | 株式会社明治 | 小腸に良い栄養組成物 |
JP5946642B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2016-07-06 | 株式会社明治 | 小腸に良い栄養組成物 |
JP2016172722A (ja) * | 2009-11-30 | 2016-09-29 | 株式会社明治 | 小腸に良い栄養組成物 |
WO2012002522A1 (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | 森永乳業株式会社 | ハロペリドール適応症治療薬および飲食品 |
JP5409808B2 (ja) * | 2010-07-02 | 2014-02-05 | 森永乳業株式会社 | 治療薬および治療方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2420244B1 (en) | Lipid metabolism-improving agent | |
JP5715117B2 (ja) | 摂食障害治療剤 | |
JP4979596B2 (ja) | 腸疾患のための医薬組成物、飲食品、又は飼料 | |
JP5118915B2 (ja) | 褥瘡改善剤 | |
JP2017031105A (ja) | 食後血糖値の上昇抑制を促進させる剤 | |
JP4394155B2 (ja) | 脂質代謝改善剤 | |
JP7358239B2 (ja) | エネルギー消費促進用組成物 | |
JP2004231643A (ja) | 消化管運動調節剤 | |
JP2009013143A (ja) | 睡眠改善用組成物 | |
WO2017119476A1 (ja) | 神経性疾患予防用組成物 | |
JP5002442B2 (ja) | 脂質吸収促進剤 | |
JP2008156344A (ja) | 生体内抗酸化材、生体内抗酸化用食品組成物及び生体内抗酸化用医薬品組成物、並びに肝機能障害抑制材、肝機能障害抑制用食品組成物及び肝機能障害抑制用医薬品組成物 | |
JP5087297B2 (ja) | インターロイキン−11産生促進剤 | |
JP2009084191A (ja) | 食欲抑制用薬理組成物 | |
CN112040972A (zh) | 用于降低血压和/或用于减少中性脂肪的组合物 | |
WO2019160023A1 (ja) | 脳卒中予防用組成物 | |
JP4868700B2 (ja) | プロテアーゼ阻害剤 | |
JP2020132621A (ja) | 皮膚ガス放散調節用組成物 | |
JP6797966B2 (ja) | 胃内酸性プロテアーゼ酵素活性阻害剤、ラクトフェリン組成物の製造方法、及びラクトフェリン組成物 | |
JP2011084485A (ja) | 脂肪蓄積抑制剤 | |
JP2006063021A (ja) | 高血圧降下剤および高血圧降下作用を有する食品 | |
JP2023025199A (ja) | 血圧降下用及び/又は中性脂肪低減用の組成物 | |
JP2008143861A (ja) | アルコール代謝促進剤 | |
JP2021024838A (ja) | 子における脳由来神経栄養因子の産生を促進させる組成物 | |
WO2011102310A1 (ja) | 血中尿酸値低下剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040730 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090106 |