JP2004231369A - 画像記録装置 - Google Patents

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Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Katsumi Obana
克己 小花
Takayuki Nishinohara
隆行 西ノ原
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Abstract

【課題】装置を小型にするとともに被記録材のセット性を向上させる。
【解決手段】画像読取記録装置200は、装置本体と、装置本体内に設けられて記録シートに画像を記録するプリンタと、装置本体の外部に設けられて、プリンタに送り込まれる記録シートが積載される記録シート積載面214cが傾斜した圧板214と、圧板214に積載された記録シートを、記録シートの搬送方向に対して交差する方向から整合する少なくとも一方が移動可能な1対の圧板214及びスライダ213と、移動可能なスライダ213に突設した爪と、爪が選択的に係合して移動可能な圧板214及びスライダ213の位置決めをするラッチ部214bと、を備え、ラッチ部214bの上面が、装置本体の設置面と記録シート積載面214cとの間の角度で記録シート積載面214cと同じ方向に傾斜している。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ、複写機、プリンタ、及びこれらの複合機などの画像記録装置、特に、画像が記録される被記録材を画像記録前において整合しやすくした画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭において、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)が普及され、これにともなって、プリンタやスキャナも普及されてきている。さらに、パソコン、モニタ、プリンタ、スキャナ等の各種機器を設置するスペース的な制限により、プリンタとスキャナとを一体にして、コピー機能やファクシミリ機能まで兼ね備えた画像記録装置の一例である画像読取記録装置も発売されている。
【0003】
この種の画像読取記録装置の一例であるファクシミリを図5、図6に基づいて説明する。図5は、従来の画像読取記録装置の一例であるファクシミリの外観斜視図である。図6は、図5のファクシミリの要部断面図である。
【0004】
図6において、インクジェット記録装置である記録ユニットAは、被記録材(以下、「被記録紙」と言う)Sに、例えば、定形のカット紙に画像を記録(形成)するようになっている。読取ユニットBは、画像を記録された記録材(以下、「原稿」と言う)Dの画像を光学的に読み取るようになっている。給紙ユニットCは、積載された被記録紙を分離して記録ユニットAに供給するようになっている。
【0005】
(被記録材(被記録紙)の流れの説明)
矢印Gは、一連の被記録紙搬送経路を示している。被記録紙は、圧板50上に収納される。圧板50は、複数枚重ねてオートシートフィーダ56に回動可能に設けられている。オートシートフィーダ56は、スライダ51によってサイズに合わせられた被記録紙の側面を案内するようになっている。
【0006】
まず、オートシートフィーダ56に収納積載された被記録紙は、圧板50が不図示のモータの回転によって傾動することによって、給紙ローラ52に押圧されて、不図示の分離爪によって1枚だけ分離されて搬送される。その後、被記録紙は、搬送ローラ53と、この搬送ローラ53に対向して配置されたころ54とによって挟持搬送される。
【0007】
記録ユニットAは、被記録紙に画像を記録(形成)する記録ヘッド1と、記録ヘッド1の下流側に配設されて、画像を記録された被記録紙を装置本体60の下流側に搬送する排紙ロ−ラ9及び拍車8等を備えている。拍車8は、排紙ロ−ラ9に対向して配設され、被記録紙の印字面に接触してもインクが転写されることの無い材質で星型に形成されている。記録ヘッド1によって画像を記録された被記録紙は、排紙ロ−ラ9と拍車8とによって搬送されて装置本体60の下部に設けた被記録紙排紙トレイ55上に排出される。
【0008】
なお、ユーザによって、開閉可能なカバ−23を開くと、記録ヘッド1の交換に必要な空間が開放されるようになっている。
【0009】
(記録材(原稿)の流れの説明)
矢印Fは、一連の原稿搬送経路を示している。原稿は、原稿積載トレイを兼ねる装置本体60のカバー23上に1枚または複数枚、幅方向をスライダ40で規制されつつセットされると、原稿の有無を検知する不図示の原稿有無センサによってその存在を検知される。次に、ユーザによって、送信時、コピー時ともにそれぞれ不図示のスタートボタンが押されると、原稿は、駆動源である不図示のステッピングモ−タにより回転される分離ロ−ラ33と予備搬送押圧アーム32とによって挟持されて先端が捌かれる。
【0010】
その後、原稿は、複数枚重なっているような場合、分離ロ−ラ33と摩擦片ユニット34とによって構成される分離部で1枚ずつに分離されて、不図示のステッピングモ−タにより回転する給紙ロ−ラ35及び給紙ローラ35に対向する給紙ころ36によって挟持搬送される。そして、原稿の先後が不図示の原稿先後端センサによって検知される。
【0011】
その後、原稿の画像は、原稿読取デバイスであるコンタクトセンサ37によって読み取られる。そして、原稿の後端が原稿先後端センサによって検知される。
最後に、原稿は、排紙ロ−ラ38と排紙ころ39とによって挟持搬送されて、原稿排紙トレ−を兼ねる装置本体60のカバ−31上に積載される。排紙ロ−ラ38は、ステッピングモ−タにより回転するようになっており、原稿先後端センサが原稿の先端を検知した検知信号に基づいて所定量回転するようになっている。
排紙ころ39は前記排紙ロ−ラ38と対向する配置に配設してある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来のファクシミリ61は、図5、図6に示すように、読取ユニットBを記録ユニットAの上方で、かつ原稿の搬送方向の下流側にずらして配設してあるので、スライダ51の視認性、操作性が良く、圧板50に被記録紙をセットしやすかった。
【0013】
しかし、ファクシミリ61を小型にするため、読取ユニットBを記録ユニットAの上方に配設すると、スライダ51の一部分が読取ユニットBに隠れて、スライダ51の視認性、操作性が悪くなり、圧板50に被記録紙をセットしにくくなるおそれがある。
【0014】
また、上記従来のファクシミリ61は、読取ユニットBが、移動する原稿を読み取るいわゆるシートスルー方式と呼ばれている原稿移動型であるため、比較的小型に形成することができる。しかし、原稿を固定して読み取る、いわゆるフラットベットスキャナーと呼ばれる原稿固定式の読取方式では、読取ユニットが大型になり、さらにスライダ51の操作性は悪くなるおそれがある。
【0015】
本発明は、装置を小型にするとともに被記録材のセット性を向上させた画像記録装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の画像記録装置は、装置本体と、前記装置本体内に設けられて被記録材に画像を記録する画像記録手段と、前記装置本体の外部に設けられて、前記画像記録手段に送り込まれる前記被記録材が積載される被記録材積載面が傾斜した被積載部材と、前記被積載部材に積載された被記録材を、前記被記録材の搬送方向に対して交差する方向から整合する少なくとも一方が移動可能な1対の整合部材と、前記移動可能な整合部材に突設した係合部と、前記係合部が選択的に係合して前記移動可能な整合部材の位置決めをする被係合部と、を備え、前記被係合部の上面が、前記装置本体の設置面と前記被記録材積載面との間の角度で前記被記録材積載面と同じ方向に傾斜している。
【0017】
本発明の画像記録装置における、前記1対の整合部材の内、移動可能な整合部材は、前記被係合部の上面に対してほぼ直角に設けられて、ユーザが指を掛ける被指掛け片を有している。
【0018】
本発明の画像記録装置における、前記被係合部の上面と前記被記録材積載面との間の角度が約45度である。
【0019】
本発明の画像記録装置における、前記係合部が爪片であり、被係合部がラッチ部である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態である画像記録装置の一例である画像読取記録装置を図に基づいて説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態である画像記録装置の一例である画像読取記録装置の外観斜視図である。図2は、図1の画像読取記録装置の縦断面図である。図3は、図1の画像読取記録装置において、本発明の主要部分である、被記録材が積載される部分の斜視図である。図4は、図2の画像読取記録装置において、被記録材が積載される部分の断面拡大図である。
【0022】
(画像読取装置全体のレイアウトの説明)
画像読取記録装置200は、主に、被記録材(以下、「記録シート」と言う)に画像を記録(形成)する画像記録手段である例えばプリンタ201と、原稿の画像を読み取る画像読取手段である例えばスキャナ202とを備えている。画像読取記録装置200の装置本体210の下部にはプリンタ201を配設してある。装置本体210の上部にはスキャナ202を配設してある。スキャナ202は、プリンタ201の真上に配設してある。
【0023】
(操作パネルの説明)
スキャナ202の手前側(図1において左側)には、ユーザが複写操作等の各種操作を行う操作パネル203を配設してある。操作パネル203には、画像読取記録装置200自体の各種の状態を表示する表示窓203a、および画像読取記録装置200自体の各種の設定を行う種々のキー類203bを設けてある。キー類203bの種類には、スキャナ、プリンタ、コピー等の動作モードを切り換える切換キー、各種操作を開始させるスタートキー、各種操作を停止させるストップキー、その他各種設定を行うキー等がある。操作パネル203は、下部に操作基板243を有している。
【0024】
なお、ホストコンピュータとなるパソコンに接続されるUSB規格の不図示のUSBコネクタが、装置本体210の後方(図1の右側)に配設してある。
【0025】
(自動給紙ユニットの概略説明)
自動給紙ユニット211は、自動給紙ユニット211上にユーザによってセットされた複数枚の記録シートを1枚に分離して、プリンタ201に1枚ずつ供給するようになっている。補助トレイ212は、記録シートの搬送方向のサイズに応じて自動給紙ユニット211に差し込んで使用できるようになっている。
【0026】
スライダ213は、圧板214上を記録シートと交差する方向に移動可能に、圧板214に設けてある。スライダ213は、ユーザが記録シートの幅方向のサイズに合わせてスライドさせることによって、自動給紙ユニット211にセットされた記録シートの側端部を揃えて、その記録シートの斜行を防ぐようになっている。記録シートの幅方向とは、記録シートの搬送方向に対して直交する方向である。
【0027】
自動給紙ユニット211にセットされた複数枚の記録シートの内、最上位の記録シートは、圧板214の上流側を傾動中心にして、下流側が不図示の駆動機構によって押し上げられることによってピックアップローラ215に押し当てられる。そして、ピックアップローラ215は、図2中、時計方向に回転して、最上位の記録シートを分離ローラ216と協働して他の記録シートから分離させて搬送するようになっている。
【0028】
(プリンタの説明)
プリンタ201は、自動給紙ユニット211上によって、1枚ずつ供給されてきた記録シートに画像を記録するようになっている。プリンタ201は、記録ヘッドからインクを吐出して記録シートSにインク像を記録するインクジェット記録方式の、いわゆるシリアルプリンタである。
【0029】
記録シートは、さらに、搬送ローラ217とピンチローラ218とによって、インクジェットヘッド221の下に送り込まれ、画像が記録(形成)される。キャリッジ220は、キャリッジシャフト219に案内されて図2の図面に対して垂直方向(図2の紙面の表裏方向、主走査方向)に不図示のモータによって往復移動するようになっている。
【0030】
プリンタ201は、キャリッジ220上に黒、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインク入りの4つのカートリッジ222を交換自在に備えてある。なお、4つのカートリッジ222は、図2では重なって1つに見えており、全部のカードリッジ222の図示は、省略する。各色のカートリッジ222のインクは、インクジェットヘッド221に供給するようになっている。
【0031】
そして、画像が記録された記録シートは、排紙ローラ223a,223bと、インク面に影響を与えないようにした拍車ローラ224a,224bとによって排紙トレイ225上に排出される。
【0032】
(スキャナの説明)
読み取り部であるスキャナ202は、書籍等のブックタイプの原稿の画像を読み取るフラットベッドタイプのスキャナである。スキャナ202は、ユーザが圧板231を図2中矢印K方向に開くことによって、露出したスキャナ202上部の原稿ガラス232上に、ユーザによって載置された原稿を読み取るようになっている。
【0033】
図2において、スキャナ202は、原稿ガラス232にユーザによって載置された原稿の画像を読み取る読取ユニットであるコンタクトセンサ(CS)235によって原稿を読み取るようになっている。コンタクトセンサ(CS)235は、コンタクトセンサホルダ234に搭載されている。コンタクトセンサホルダ234は、ガイドシャフト233に案内されて図2の紙面対して垂直方向(図2の紙面の表裏方向)に不図示のモータによって往復移動するようになっている。
【0034】
(電源の説明)
電源241は、画像読取記録装置200の各部へ電力を供給するようになっている。主基板242は画像読取記録装置200の記録動作、読取動作等の各駆動源であるモータの駆動ドライバICや各種電気素子を搭載してある。
【0035】
(自動給紙ユニットの詳細な説明)
図3に示すように、記録シートは、ユーザによって、圧板214および補助トレイ212上に記録される被記録面を上向きにして積載される。このとき、記録シートの一方の端部を圧板214の側面214aに突き当てるようにして積載することで、インクジェットヘッド221に対する記録シートの主走査方向の位置決めがなされる。スライダ213は、ユーザに図中矢印E方向に押されて、圧板214上を移動し、記録シートの他方の端部の位置決めをするようになっている。すなわち、記録シートは、スライダ213によって矢印E方向に押されて、圧板214の側面214aに押し付けられ、スライダ213と側面214aとによって幅整合をされるようになっている。したがって、自動給紙ユニット211にセットされた記録シートは、側端部を揃えて、その記録シートの斜行を防止するようになっている。
【0036】
なお、圧板214もスライダ213と同様にシート搬送方向に対して交差する方向に移動できるようにしてもよい。この場合、圧板214にもラッチ部214bに係合する爪を形成する必要がある。また、圧板214とスライダ213は、1対の整合部材の一例である。
【0037】
このとき、スライダ213は、圧板214に形成したラッチ部214bに、スライダ213に形成した先端V字状の爪213aを係合させることによって、選択的に所望の位置に固定されるようになっている。ラッチ部214bは、記録シートの搬送方向に沿って突出した山形状の突条を記録シートの幅方向に複数配列して形成されている。すなわち、ラッチ部214bは、V字状の溝が複数配列されていることになる。なお、ラッチ部214bは、被係合部の一例である。爪213aは、係合部、及び係合片の一例である。
【0038】
待機状態の圧板214の記録シート積載面214cは、画像読取記録装置200(図2参照)の設置面Gと平行な直線Lに対して、図4に示すように、約59度傾斜している。設置面Gは、水平面であることが多い。また、ラッチ部214bは、記録シート積載面214cと同じ方向に傾斜して、記録シート積載面214cと直線Lとの間に位置している。この場合、ラッチ部214bの上面と、圧板214の記録シート積載面214cとの間の角度は、約45度に設定してある。圧板214は、被積載部材の一例である。記録シート積載面214cは、被記録材積載面の一例である。なお、ラッチ部214bの上面と、圧板214の記録シート積載面214cとの間の角度は、45度に限定されるものはなく、記録シート積載面214cと直線Lとの間の角度未満、すなわち、59度未満であればよい。
【0039】
ところで、従来のラッチ部は、圧板の記録シート積載面に対して平行に設けてあったので、スライダの爪の係合を開放するには、圧板の記録シート積載面に対してほぼ垂直方向、つまり水平面より約31度の傾き方向からスライダを操作できる空間を圧板と装置本体の後部との間に確保しなければならかった。
【0040】
これに対して、本実施形態の画像読取記録装置200は、上述したように圧板214の記録シート積載面214cに対するラッチ部の傾きを約45度に設定してあるため、爪213aの操作方向は直線Lに対して、約76度の方向になる。
すなわち、ユーザがスライダ213に指を掛けて、スライダ213を傾けて爪213aとラッチ部214bとの係合を解除するために、スライダ213に形成した被指掛け片213b(図4参照)は、上記約76度の方向に向いている。
【0041】
このため、上記約31度と約76度との差分である、約45度の空間に装置本体210の一部分を突出させて、その分だけ、画像読取記録装置200を小型にすることができる。また、上記約31度と約76度との差分だけ、スキャナ202の部分を図2、図4において、右に移動させることができて、装置本体210の前後方向(奥行き方向)の長さを短くして、画像読取記録装置200を小型にすることができる。
【0042】
以上説明したように、本実施形態の画像読取記録装置200は、装置本体210と、装置本体210内に設けられて記録シートSに画像を記録するプリンタ201と、装置本体210の外部に設けられて、プリンタ201に送り込まれる記録シートSが積載される記録シート積載面214cが傾斜した圧板214と、圧板214に積載された記録シートSを、記録シートSの搬送方向に対して交差する方向から整合する少なくとも一方が移動可能な1対のスライダ213及び圧板214と、移動可能なスライダ213に突設した爪213aと、スライダ213の位置決めをするラッチ部214bと、を備えており、ラッチ部214bの上面が、装置本体210の設置面Gと記録シート積載面214cとの間の角度で記録シート積載面214cと同じ方向に傾斜している。
【0043】
この構成によって、本実施形態の画像読取記録装置200は、ラッチ部214bの上面を装置本体210の設置面Gと記録シート積載面214cとの間の角度で記録シート積載面214cと同じ方向に傾斜させてあるので、移動可能なスライダ213の操作方向を圧板214の記録シート積載面214cより垂直方向に向けることが可能になり、1対のスライダ213と圧板214による記録シートの斜行防止と、移動可能なスライダ213と圧板214の操作性とを向上させることができる。
【0044】
また、スライダ213と圧板214の操作方向を圧板214の記録シート積載面214cより垂直方向に向けることによって、装置本体210の一部分をスライダ213と圧板214に接近させることができて、装置本体210を小型にすることができる。
【0045】
さらに、プリンタ201の上方に、例えば、原稿Dの画像を読み取る画像読取手段を配設してある場合、スキャナ202をスライダ213と圧板214の方に設置位置を変更することができて、画像読取記録装置200を小型にすることができる。
【0046】
また、本実施形態の画像読取記録装置200は、スライダ213と圧板214の内、移動可能なスライダ213は、ラッチ部214bの上面に対してほぼ直角に設けられて、ユーザが指を掛ける被指掛け片213bを有している。
【0047】
このように、本実施形態の画像読取記録装置200は、移動可能なスライダ213に、ラッチ部214bの上面に対してほぼ直角に設けられて、ユーザが指を掛ける被指掛け片を設けてあるので、スライダ213の操作性を良好にすることができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の画像読取記録装置は、被記録紙のセット性を損なうことなく装置を小型にすることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像記録装置の一例である画像読取記録装置の外観斜視図である。
【図2】図1の画像読取記録装置の縦断面図である。
【図3】図1の画像読取記録装置において、本発明の主要部分である、被記録材が積載される部分の斜視図である。
【図4】図2の画像読取記録装置において、被記録材が積載される部分の断面拡大図である。
【図5】従来の画像読取記録装置の一例であるファクシミリの外観斜視図である。
【図6】図5のファクシミリの要部断面図である。
【符号の説明】
S 記録シート(被記録材)
G 設置面
D 原稿(記録材)
L 設置面の平行な直線
200 画像読取記録装置(画像記録装置)
201 プリンタ(画像記録手段)
202 スキャナ(画像読取手段)
203 操作パネル
210 装置本体
211 自動給紙ユニット
212 補助トレイ
213 スライダ(移動可能な整合部材)
213a 爪(係合部、係合片)
213b 被指掛け片
214 圧板(整合部材、被積載部材)
214a 側面
214b ラッチ部(被係合部)
214c 記録シート積載面(被記録材積載面)

Claims (4)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体内に設けられて被記録材に画像を記録する画像記録手段と、
    前記装置本体の外部に設けられて、前記画像記録手段に送り込まれる前記被記録材が積載される被記録材積載面が傾斜した被積載部材と、
    前記被積載部材に積載された被記録材を、前記被記録材の搬送方向に対して交差する方向から整合する少なくとも一方が移動可能な1対の整合部材と、
    前記移動可能な整合部材に突設した係合部と、
    前記係合部が選択的に係合して前記移動可能な整合部材の位置決めをする被係合部と、を備え、
    前記被係合部の上面が、前記装置本体の設置面と前記被記録材積載面との間の角度で、前記被記録材積載面と同じ方向に傾斜していることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記1対の整合部材の内、移動可能な整合部材は、前記被係合部の上面に対してほぼ直角に設けられて、ユーザが指を掛ける被指掛け片を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記被係合部の上面と前記被記録材積載面との間の角度が約45度であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記係合部が爪片であり、被係合部がラッチ部であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
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