JP2004231047A - 車載電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】給電路からバッテリが切断された後にコネクタ手段が抜脱された際にコネクタ手段のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる車載電源システムを提供する。
【解決手段】この車載電源システム1は、プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断されると、プラグ手段19の切断検知機能(19d)により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された事が検知され、この検知結果に基づき、制御回路21により例えばスイッチ手段11bがオン制御されてコンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて例えば負荷回路29b側に放電される。
【選択図】 図1
【解決手段】この車載電源システム1は、プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断されると、プラグ手段19の切断検知機能(19d)により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された事が検知され、この検知結果に基づき、制御回路21により例えばスイッチ手段11bがオン制御されてコンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて例えば負荷回路29b側に放電される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載された負荷回路への給電を行う車載電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、この種の車載電源システムでは、電圧レベルが14Vから42Vに高電圧化される傾向がある。その様な車載電源システムとして例えば図2に示されるものが提案されている。
【0003】
この車載電源システム100では、図2の様に、オルタネータ3aにより発電される42V直流電源3の出力端及び36Vバッテリ5のプラス電極が、共通の給電路27を通じて、1つ以上の42V対応の負荷回路29a,29b,…に接続されると共に降圧用DC/DCコンバータ13を介して1つ以上の14V対応の負荷回路(図示省略)に接続される。これにより、42V直流電源3及び36Vバッテリ5の各々からの電力は、42V対応の負荷回路29a,29b,…に対しては高電圧で給電され、14V対応の負荷回路に対してはDC/DCコンバータ13により14Vに降圧されて給電される。
【0004】
そして、給電路27の各枝路には、それら各枝路に接続される各負荷回路29a,29b,…の給電を制御するスイッチ手段11a,11b,…及びそれら各枝路に各負荷回路29a,29b,…を接続切離自在に接続するコネクタ手段9a,9b,…が介装される。又、給電路27に於ける36Vバッテリ5が接続される枝路には、36Vバッテリ5を給電路27に接続切断自在に接続するプラグ手段101が介装される。又、給電路27に於ける42V直流電源3とコネクタ手段9a,9b,…との間の区間路と接地点との間には、ノイズ除去用等のコンデンサC1,C2が介装される。ここでは、コンデンサC1は42V直流電源3を構成するインバータ3b内の出力側に介装され、コンデンサC2はDC/DCコンバータ13内の入力側に介装される。
【0005】
この様な車載電源システムでは、電圧レベルが従来と比べて3倍程度高いので、メンテナンス時の安全性(感電に関する安全性)がより一層要求される。その為、上記の車載電源システム100では、メンテナンス時の安全性を確保する為に、36Vバッテリ5のプラス電極付近に安全プラグ(上記プラグ手段101)が設けられている。即ち、メンテナンス時に安全プラグ101が抜かれる事により36Vバッテリ5が車載電源システム100から電気的に切断され、これによりメンテナンス時の安全性が確保される。尚、メンテナンス時は42V直流電源3の発電は停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の車載電源システム100では、電圧レベルの高電圧化に伴ってコンデンサC1,C2の帯電電荷も高電圧化される。その為、安全プラグ101が抜かれて車載電源システム100から36Vバッテリ5が電気的に切断された後でも、車載電源システム100から負荷回路29a,29b,…を切り離すべくコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際に、コンデンサC1,C2の帯電電荷によりコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する欠点がある。又、そのアークによりコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子が破損される欠点もある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、給電路からバッテリ(例えば36Vバッテリ)が電気的に切断された後にコネクタ手段が抜脱された際にコネクタ手段のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる車載電源システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為には、請求項1に記載の発明は、オルタネータにより発電される直流電源及びバッテリが共通の給電路を通じて1つ以上の負荷回路に接続されると共に、前記給電路の各枝路に、それら各枝路に前記各負荷回路を接続切離自在に接続するコネクタ手段及びそれら各枝路に接続された前記各負荷回路の給電を制御するスイッチ手段が介装され、前記給電路に於ける前記バッテリが接続される枝路に、前記バッテリと前記給電路とを接続切断自在に接続するプラグ手段が介装され、前記給電路に於ける前記直流電源と前記コネクタ手段との間の区間路と所定の低電位源との間にコンデンサが介装された車載電源システムに於いて、前記プラグ手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事を検知する検知手段と、前記検知手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事が検知された場合に、何れかの前記スイッチ手段をオン制御して前記コンデンサの帯電電荷を前記給電路を通じて何れかの前記負荷回路側に放電させる制御手段とを備えるものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記コンデンサの帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない前記負荷回路側に放電されるものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記コンデンサの帯電電荷が放電される前記負荷回路の給電を制御する前記スイッチ手段は、その負荷回路の上流側に介装されるものである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記コンデンサは、前記直流電源を構成するインバータ内又は前記直流電源の後段の給電路上に介装される所定のDC/DCコンバータ内に介装されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る車載電源システムの構成概略図である。
【0013】
この実施の形態に係る車載電源システム1は、図1の様に、高電圧直流電源(例えば42V直流電源)3と、高電圧バッテリ(例えば36Vバッテリ)5と、低電圧バッテリ(例えば12Vバッテリ)7と、負荷回路接続用のコネクタ手段9a,9b,…と、負荷回路給電制御用のスイッチ手段11a,11b,…と、降圧用DC/DCコンバータ13と、ヒューズ15a,15b,15c,…と、ノイズ除去用等のコンデンサC1,C2と、切断検知機能(検知手段)を有する36Vバッテリ切断用のプラグ手段19と、スイッチ手段制御用の制御回路(制御手段)21とを備えて構成される。
【0014】
42V直流電源3は、オルタネータ3aと、オルタネータ3aにより発電される三相交流電力を例えば42Vの直流電力に変換するインバータ3bとを備えて構成される。
【0015】
42V直流電源3の出力端及び36Vバッテリ5のプラス電極は、共通の給電路27を通じて、1つ以上の42V対応の負荷回路29a,29b,…に接続されてそれら各負荷回路29a,29b,…の後段で接地点に接地されると共に、DC/DCコンバータ13を介して1つ以上の14V対応の負荷回路(図示省略)に接続されてそれら各負荷回路の後段で接地点に接地される。12Vバッテリ7のプラス電極は、DC/DCコンバータ13の出力端に接続される。これにより、42V直流電源3及び36Vバッテリ5の各々からの電力は相互補完的に、42V対応の負荷回路29a,29b,…に対しては高電圧で給電され、14V対応の負荷回路に対してはDC/DCコンバータ13により14Vに降圧されて給電される。その際、12Vバッテリ7からの電力は、DC/DCコンバータ13の出力と相互補完的に14V対応の負荷回路に供給される。
【0016】
各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、例えばリレー又はFETとして構成される。これら各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b,…が接続される各枝路に介装され、制御回路21の制御に応じて、介装された各枝路に接続された各負荷回路29a,29b,…の給電を制御する。ここでは、各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、例えば各負荷回路29a,29b,…の上流側に介装される。
【0017】
各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、例えばワイヤーtoワイヤーコネクタとして構成される。これら各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b,…が接続される各枝路に介装され、介装された各枝路に各負荷回路29a,29b,…を接続切離自在に接続する。ここでは、各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、例えば各スイッチ手段11a,11b,…の上流側に介装される。
【0018】
各ヒューズ15a,15b,15c,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b及び36Vバッテリ5が接続される各枝路の例えば最上流側に介装され、介装された各枝路に過電流が流れる事を防止する。
【0019】
各コンデンサC1,C2はそれぞれ、給電路27に於ける42V直流電源3と各コネクタ手段9a,9b,…との間の区間路と接地点(所定の低電位源)との間に介装される。ここでは、コンデンサC1はインバータ3a内の出力側に介装され、コンデンサC2はDC/DCコンバータ13内の入力側に介装される。
【0020】
プラグ手段19は、給電路27に於ける36Vバッテリ5が接続される枝路に介装され、36Vバッテリ5と給電路27とを接続切断自在に接続するものであり、当該プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が切断された事を検知する切断検知機能を有して構成される。
【0021】
詳細には例えば、プラグ手段19は、給電路27の切断箇所(プラグ手段19の介装箇所)の各切断端19a,19bと、給電路27の各切断端19a,19bを接続切断自在に接続する手動取扱される接続部品19cと、接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の接続/切断に連動してオン/オフされる切断検知用のスイッチ19dとを備えて構成される。
【0022】
尚、ここでは例えば、スイッチ19dは、接地点に接続された接点19e及び制御回路21に接続された接点19fを備えており、接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の切断時に、接続部品19cにより両接点19e,19f間が電気的に接続される事によりスイッチ19dがオンされ、その接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の接続時に、接続部品19cと両接点19e,19fとの接続が解除される事によりスイッチ19dがオフされる様に構成される。
【0023】
この構成により、このプラグ手段19では、手動により接続部品19cが給電路27の上記切断箇所に係合されて上記切断箇所が電気的に接続されると、この接続に伴ってスイッチ19dがオフにされ、このオフにより36Vバッテリ5と給電路27とが電気的に接続された事が検知され、その検知結果(接続通知信号)がプラグ手段19から制御回路21に通知される。他方、手動により接続部品19cと給電路27の上記切断箇所との係合が解除されて上記切断箇所が電気的に切断されると、この切断に伴ってスイッチ19dがオンにされ、このオンにより36Vバッテリ5と給電路27とが電気的に切断された事が検知され、その検知結果(切断通知信号)がプラグ手段19から制御回路21に出力される。
【0024】
制御回路21は、給電時には、各スイッチ手段11a,11b,…をオンオフ制御して各負荷回路29a,29b,…の給電を制御し、非給電時には、各スイッチ手段11a,11b,…をオフ制御して各負荷回路29a,29bの給電を停止すると共に、プラグ手段19の切断検知機能により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された事が検知された場合(即ちプラグ手段19から上記切断通知信号を受けた場合)に限り、何れかのスイッチ手段11a,11b,…を例えば一時的にオン制御してコンデンサC1,C2の帯電電荷を給電路27を通じて何れかの負荷回路29a,29b側に放電させる。
【0025】
詳細には例えば、制御回路21は、コンデンサC1,C2の帯電電荷を放電させる際には、コンデンサC1,C2の帯電電荷の放電により作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)11b側にコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電させる。尚、ここでは、コンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される負荷回路29bの給電を制御するスイッチ手段11bは、その負荷回路29bの上流側に介装される。
【0026】
この車載電源システム1では、非給電時には、オルタネータ3aが停止されると共に各スイッチ手段11a,11b,…がオフ制御される。そして、この状態で、プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断されると、その切断された事がプラグ手段19の切断検知機能により検知され、この検知結果に基づき、制御回路21により負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)29bの給電制御用のスイッチ手段11bが例えば一時的にオン制御されて、コンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて要素15b,9b,11bを経由して負荷回路29b側に放電される。これにより、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコンデンサC1,C2の帯電電荷によりコネクタ手段9a,9b,…に高電圧が掛かる事が防止され、これにより、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際にコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する事が防止される。
【0027】
以上のように構成された車載電源システム1によれば、プラグ手段19の切断検知機能により36Vバッテリ5が給電路27から電気的に切断された事が検知された場合に、制御回路21により何れかのスイッチ手段(例えば11b)がオン制御されて、コンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて何れかの負荷回路(例えば29b)に放電される為、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際にコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる。しかも、既存の給電路27を通じてコンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される為、安価な構成でコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電できる。
【0028】
又、コンデンサC1,C2の帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)に放電される為、コンデンサC1,C2の帯電電荷の放電による負荷回路の挙動を目立たない様にできる。
【0029】
又、コンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される負荷回路(例えば29b)の給電を制御するスイッチ手段(例えば11b)がその負荷回路29bの上流側に介装される為、コンデンサC1,C2の放電特性上良好にコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電できる。
【0030】
尚、この実施の形態では、コンデンサC1,C2がインバータ3b内及びDC/DCコンバータ13内に配設される場合で説明したが、コンデンサC1,C2がインバータ3b内及びDC/DCコンバータ13内に配設される場合に限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、検知手段によりバッテリと給電路とが電気的に切断された事が検知された場合に、制御手段により何れかのスイッチ手段がオン制御されて、コンデンサの帯電電荷が給電路を通じて何れかの負荷回路側に放電される為、給電路からバッテリが電気的に切断された後に、コネクタ手段が抜脱された際にコネクタ手段のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる。しかも、既存の給電路を通じてコンデンサの帯電電荷が放電される為、安価な構成でコンデンサの帯電電荷を放電できる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、コンデンサの帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路側に放電される為、コンデンサの帯電電荷の放電による負荷回路の挙動を目立たない様にできる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、コンデンサの帯電電荷が放電される負荷回路の給電を制御するスイッチ手段はその負荷回路の上流側に介装される為、コンデンサの放電特性上良好にコンデンサの帯電電荷を放電できる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、当該コンデンサが直流電源を構成するインバータ内又は直流電源の後段の給電路上に介装される所定のDC/DCコンバータ内に配設される車載電源システムに於いて、請求項1〜3の効果を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載電源システムの構成概略図である。
【図2】従来の車載電源システムの構成概略図である。
【符号の説明】
1 車載電源システム
3 42V直流電源
3a オルタネータ
5 36Vバッテリ
9a,9b コネクタ手段
11a,11b スイッチ手段
17a,17b コンデンサ
19 プラグ手段
21 制御回路
27 給電路
29a,29b 負荷回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載された負荷回路への給電を行う車載電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、この種の車載電源システムでは、電圧レベルが14Vから42Vに高電圧化される傾向がある。その様な車載電源システムとして例えば図2に示されるものが提案されている。
【0003】
この車載電源システム100では、図2の様に、オルタネータ3aにより発電される42V直流電源3の出力端及び36Vバッテリ5のプラス電極が、共通の給電路27を通じて、1つ以上の42V対応の負荷回路29a,29b,…に接続されると共に降圧用DC/DCコンバータ13を介して1つ以上の14V対応の負荷回路(図示省略)に接続される。これにより、42V直流電源3及び36Vバッテリ5の各々からの電力は、42V対応の負荷回路29a,29b,…に対しては高電圧で給電され、14V対応の負荷回路に対してはDC/DCコンバータ13により14Vに降圧されて給電される。
【0004】
そして、給電路27の各枝路には、それら各枝路に接続される各負荷回路29a,29b,…の給電を制御するスイッチ手段11a,11b,…及びそれら各枝路に各負荷回路29a,29b,…を接続切離自在に接続するコネクタ手段9a,9b,…が介装される。又、給電路27に於ける36Vバッテリ5が接続される枝路には、36Vバッテリ5を給電路27に接続切断自在に接続するプラグ手段101が介装される。又、給電路27に於ける42V直流電源3とコネクタ手段9a,9b,…との間の区間路と接地点との間には、ノイズ除去用等のコンデンサC1,C2が介装される。ここでは、コンデンサC1は42V直流電源3を構成するインバータ3b内の出力側に介装され、コンデンサC2はDC/DCコンバータ13内の入力側に介装される。
【0005】
この様な車載電源システムでは、電圧レベルが従来と比べて3倍程度高いので、メンテナンス時の安全性(感電に関する安全性)がより一層要求される。その為、上記の車載電源システム100では、メンテナンス時の安全性を確保する為に、36Vバッテリ5のプラス電極付近に安全プラグ(上記プラグ手段101)が設けられている。即ち、メンテナンス時に安全プラグ101が抜かれる事により36Vバッテリ5が車載電源システム100から電気的に切断され、これによりメンテナンス時の安全性が確保される。尚、メンテナンス時は42V直流電源3の発電は停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の車載電源システム100では、電圧レベルの高電圧化に伴ってコンデンサC1,C2の帯電電荷も高電圧化される。その為、安全プラグ101が抜かれて車載電源システム100から36Vバッテリ5が電気的に切断された後でも、車載電源システム100から負荷回路29a,29b,…を切り離すべくコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際に、コンデンサC1,C2の帯電電荷によりコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する欠点がある。又、そのアークによりコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子が破損される欠点もある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、給電路からバッテリ(例えば36Vバッテリ)が電気的に切断された後にコネクタ手段が抜脱された際にコネクタ手段のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる車載電源システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為には、請求項1に記載の発明は、オルタネータにより発電される直流電源及びバッテリが共通の給電路を通じて1つ以上の負荷回路に接続されると共に、前記給電路の各枝路に、それら各枝路に前記各負荷回路を接続切離自在に接続するコネクタ手段及びそれら各枝路に接続された前記各負荷回路の給電を制御するスイッチ手段が介装され、前記給電路に於ける前記バッテリが接続される枝路に、前記バッテリと前記給電路とを接続切断自在に接続するプラグ手段が介装され、前記給電路に於ける前記直流電源と前記コネクタ手段との間の区間路と所定の低電位源との間にコンデンサが介装された車載電源システムに於いて、前記プラグ手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事を検知する検知手段と、前記検知手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事が検知された場合に、何れかの前記スイッチ手段をオン制御して前記コンデンサの帯電電荷を前記給電路を通じて何れかの前記負荷回路側に放電させる制御手段とを備えるものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、前記コンデンサの帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない前記負荷回路側に放電されるものである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記コンデンサの帯電電荷が放電される前記負荷回路の給電を制御する前記スイッチ手段は、その負荷回路の上流側に介装されるものである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記コンデンサは、前記直流電源を構成するインバータ内又は前記直流電源の後段の給電路上に介装される所定のDC/DCコンバータ内に介装されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態に係る車載電源システムの構成概略図である。
【0013】
この実施の形態に係る車載電源システム1は、図1の様に、高電圧直流電源(例えば42V直流電源)3と、高電圧バッテリ(例えば36Vバッテリ)5と、低電圧バッテリ(例えば12Vバッテリ)7と、負荷回路接続用のコネクタ手段9a,9b,…と、負荷回路給電制御用のスイッチ手段11a,11b,…と、降圧用DC/DCコンバータ13と、ヒューズ15a,15b,15c,…と、ノイズ除去用等のコンデンサC1,C2と、切断検知機能(検知手段)を有する36Vバッテリ切断用のプラグ手段19と、スイッチ手段制御用の制御回路(制御手段)21とを備えて構成される。
【0014】
42V直流電源3は、オルタネータ3aと、オルタネータ3aにより発電される三相交流電力を例えば42Vの直流電力に変換するインバータ3bとを備えて構成される。
【0015】
42V直流電源3の出力端及び36Vバッテリ5のプラス電極は、共通の給電路27を通じて、1つ以上の42V対応の負荷回路29a,29b,…に接続されてそれら各負荷回路29a,29b,…の後段で接地点に接地されると共に、DC/DCコンバータ13を介して1つ以上の14V対応の負荷回路(図示省略)に接続されてそれら各負荷回路の後段で接地点に接地される。12Vバッテリ7のプラス電極は、DC/DCコンバータ13の出力端に接続される。これにより、42V直流電源3及び36Vバッテリ5の各々からの電力は相互補完的に、42V対応の負荷回路29a,29b,…に対しては高電圧で給電され、14V対応の負荷回路に対してはDC/DCコンバータ13により14Vに降圧されて給電される。その際、12Vバッテリ7からの電力は、DC/DCコンバータ13の出力と相互補完的に14V対応の負荷回路に供給される。
【0016】
各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、例えばリレー又はFETとして構成される。これら各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b,…が接続される各枝路に介装され、制御回路21の制御に応じて、介装された各枝路に接続された各負荷回路29a,29b,…の給電を制御する。ここでは、各スイッチ手段11a,11b,…はそれぞれ、例えば各負荷回路29a,29b,…の上流側に介装される。
【0017】
各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、例えばワイヤーtoワイヤーコネクタとして構成される。これら各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b,…が接続される各枝路に介装され、介装された各枝路に各負荷回路29a,29b,…を接続切離自在に接続する。ここでは、各コネクタ手段9a,9b,…はそれぞれ、例えば各スイッチ手段11a,11b,…の上流側に介装される。
【0018】
各ヒューズ15a,15b,15c,…はそれぞれ、給電路27に於ける各負荷回路29a,29b及び36Vバッテリ5が接続される各枝路の例えば最上流側に介装され、介装された各枝路に過電流が流れる事を防止する。
【0019】
各コンデンサC1,C2はそれぞれ、給電路27に於ける42V直流電源3と各コネクタ手段9a,9b,…との間の区間路と接地点(所定の低電位源)との間に介装される。ここでは、コンデンサC1はインバータ3a内の出力側に介装され、コンデンサC2はDC/DCコンバータ13内の入力側に介装される。
【0020】
プラグ手段19は、給電路27に於ける36Vバッテリ5が接続される枝路に介装され、36Vバッテリ5と給電路27とを接続切断自在に接続するものであり、当該プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が切断された事を検知する切断検知機能を有して構成される。
【0021】
詳細には例えば、プラグ手段19は、給電路27の切断箇所(プラグ手段19の介装箇所)の各切断端19a,19bと、給電路27の各切断端19a,19bを接続切断自在に接続する手動取扱される接続部品19cと、接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の接続/切断に連動してオン/オフされる切断検知用のスイッチ19dとを備えて構成される。
【0022】
尚、ここでは例えば、スイッチ19dは、接地点に接続された接点19e及び制御回路21に接続された接点19fを備えており、接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の切断時に、接続部品19cにより両接点19e,19f間が電気的に接続される事によりスイッチ19dがオンされ、その接続部品19cによる給電路27の上記切断箇所の接続時に、接続部品19cと両接点19e,19fとの接続が解除される事によりスイッチ19dがオフされる様に構成される。
【0023】
この構成により、このプラグ手段19では、手動により接続部品19cが給電路27の上記切断箇所に係合されて上記切断箇所が電気的に接続されると、この接続に伴ってスイッチ19dがオフにされ、このオフにより36Vバッテリ5と給電路27とが電気的に接続された事が検知され、その検知結果(接続通知信号)がプラグ手段19から制御回路21に通知される。他方、手動により接続部品19cと給電路27の上記切断箇所との係合が解除されて上記切断箇所が電気的に切断されると、この切断に伴ってスイッチ19dがオンにされ、このオンにより36Vバッテリ5と給電路27とが電気的に切断された事が検知され、その検知結果(切断通知信号)がプラグ手段19から制御回路21に出力される。
【0024】
制御回路21は、給電時には、各スイッチ手段11a,11b,…をオンオフ制御して各負荷回路29a,29b,…の給電を制御し、非給電時には、各スイッチ手段11a,11b,…をオフ制御して各負荷回路29a,29bの給電を停止すると共に、プラグ手段19の切断検知機能により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された事が検知された場合(即ちプラグ手段19から上記切断通知信号を受けた場合)に限り、何れかのスイッチ手段11a,11b,…を例えば一時的にオン制御してコンデンサC1,C2の帯電電荷を給電路27を通じて何れかの負荷回路29a,29b側に放電させる。
【0025】
詳細には例えば、制御回路21は、コンデンサC1,C2の帯電電荷を放電させる際には、コンデンサC1,C2の帯電電荷の放電により作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)11b側にコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電させる。尚、ここでは、コンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される負荷回路29bの給電を制御するスイッチ手段11bは、その負荷回路29bの上流側に介装される。
【0026】
この車載電源システム1では、非給電時には、オルタネータ3aが停止されると共に各スイッチ手段11a,11b,…がオフ制御される。そして、この状態で、プラグ手段19により給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断されると、その切断された事がプラグ手段19の切断検知機能により検知され、この検知結果に基づき、制御回路21により負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)29bの給電制御用のスイッチ手段11bが例えば一時的にオン制御されて、コンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて要素15b,9b,11bを経由して負荷回路29b側に放電される。これにより、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコンデンサC1,C2の帯電電荷によりコネクタ手段9a,9b,…に高電圧が掛かる事が防止され、これにより、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際にコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する事が防止される。
【0027】
以上のように構成された車載電源システム1によれば、プラグ手段19の切断検知機能により36Vバッテリ5が給電路27から電気的に切断された事が検知された場合に、制御回路21により何れかのスイッチ手段(例えば11b)がオン制御されて、コンデンサC1,C2の帯電電荷が給電路27を通じて何れかの負荷回路(例えば29b)に放電される為、給電路27から36Vバッテリ5が電気的に切断された後にコネクタ手段9a,9b,…が抜脱された際にコネクタ手段9a,9b,…のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる。しかも、既存の給電路27を通じてコンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される為、安価な構成でコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電できる。
【0028】
又、コンデンサC1,C2の帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路(例えばリアウインドウデフォッガ)に放電される為、コンデンサC1,C2の帯電電荷の放電による負荷回路の挙動を目立たない様にできる。
【0029】
又、コンデンサC1,C2の帯電電荷が放電される負荷回路(例えば29b)の給電を制御するスイッチ手段(例えば11b)がその負荷回路29bの上流側に介装される為、コンデンサC1,C2の放電特性上良好にコンデンサC1,C2の帯電電荷を放電できる。
【0030】
尚、この実施の形態では、コンデンサC1,C2がインバータ3b内及びDC/DCコンバータ13内に配設される場合で説明したが、コンデンサC1,C2がインバータ3b内及びDC/DCコンバータ13内に配設される場合に限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、検知手段によりバッテリと給電路とが電気的に切断された事が検知された場合に、制御手段により何れかのスイッチ手段がオン制御されて、コンデンサの帯電電荷が給電路を通じて何れかの負荷回路側に放電される為、給電路からバッテリが電気的に切断された後に、コネクタ手段が抜脱された際にコネクタ手段のコネクタ端子間にアークが発生する事を防止できる。しかも、既存の給電路を通じてコンデンサの帯電電荷が放電される為、安価な構成でコンデンサの帯電電荷を放電できる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、コンデンサの帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない負荷回路側に放電される為、コンデンサの帯電電荷の放電による負荷回路の挙動を目立たない様にできる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、コンデンサの帯電電荷が放電される負荷回路の給電を制御するスイッチ手段はその負荷回路の上流側に介装される為、コンデンサの放電特性上良好にコンデンサの帯電電荷を放電できる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、当該コンデンサが直流電源を構成するインバータ内又は直流電源の後段の給電路上に介装される所定のDC/DCコンバータ内に配設される車載電源システムに於いて、請求項1〜3の効果を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車載電源システムの構成概略図である。
【図2】従来の車載電源システムの構成概略図である。
【符号の説明】
1 車載電源システム
3 42V直流電源
3a オルタネータ
5 36Vバッテリ
9a,9b コネクタ手段
11a,11b スイッチ手段
17a,17b コンデンサ
19 プラグ手段
21 制御回路
27 給電路
29a,29b 負荷回路
Claims (4)
- オルタネータにより発電される直流電源及びバッテリが共通の給電路を通じて1つ以上の負荷回路に接続されると共に、前記給電路の各枝路に、それら各枝路に前記各負荷回路を接続切離自在に接続するコネクタ手段及びそれら各枝路に接続された前記各負荷回路の給電を制御するスイッチ手段が介装され、前記給電路に於ける前記バッテリが接続される枝路に、前記バッテリと前記給電路とを接続切断自在に接続するプラグ手段が介装され、前記給電路に於ける前記直流電源と前記コネクタ手段との間の区間路と所定の低電位源との間にコンデンサが介装された車載電源システムに於いて、
前記プラグ手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事を検知する検知手段と、前記検知手段により前記バッテリと前記給電路とが電気的に切断された事が検知された場合に、何れかの前記スイッチ手段をオン制御して前記コンデンサの帯電電荷を前記給電路を通じて何れかの前記負荷回路側に放電させる制御手段とを備えることを特徴とする車載電源システム。 - 前記コンデンサの帯電電荷は、その帯電電荷の放電を受けて作動されてもその作動された事が外見上分からない前記負荷回路側に放電されることを特徴とする請求項1に記載の車載電源システム。
- 前記コンデンサの帯電電荷が放電される前記負荷回路の給電を制御する前記スイッチ手段は、その負荷回路の上流側に介装されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載電源システム。
- 前記コンデンサは、前記直流電源を構成するインバータ内又は前記直流電源の後段の前記給電路上に介装される所定のDC/DCコンバータ内に配設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車載電源システム。
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JP2003022190A JP2004231047A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | 車載電源システム |
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Cited By (2)
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CN101895140A (zh) * | 2010-07-23 | 2010-11-24 | 武汉中原电子集团有限公司 | 一种电动汽车充电装置 |
JP2011015579A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Honda Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
-
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- 2003-01-30 JP JP2003022190A patent/JP2004231047A/ja active Pending
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