JP2004229994A - 電気掃除機用接続パイプおよびそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用接続パイプおよびそれを用いた電気掃除機 Download PDF

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直行 尾原
Masakuni Soejima
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Abstract

【課題】吸引力の小さい電気掃除機においても集塵性能を低下させることもなく、また、強度上においても長期使用における信頼性を確保できる電気掃除機用接続パイプおよびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【解決手段】軸方向に摺動自在に伸縮動作する第1の外管33と第2の外管39とを有し、前記各々の管体内には、吸気通路36を備えた第1の内管37と第2の内管42とを設け、前記第1の内管37および第2の内管42を、軸方向に摺動自在に構成した電気掃除機用接続パイプ24で、低風量であっても圧損を上げることなく風速を高くできるのでゴミつまりを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に電気掃除機に用いる接続用パイプの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機、なかでも特に充電式掃除機においては、二次電池を使用しているが、このために生じる吸引力不足を解消するため、内径が35mm以下の接続用パイプを使用し、吸引風の流速を上昇させていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−321301号公報(請求項5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の接続用パイプでは、上記充電式掃除機において低風量域にて使用すると、風速が小さくなりすぎて吸気通路に塵埃が付着しやすくゴミつまりを発生しやすいという課題があった。
【0005】
また、上記内径をさらに小さくしていくと、強度上弱くなり、長期使用における信頼性を確保しにくいという課題があった。また、強度を維持するために単に肉厚を増加するだけでは、成形性に課題があり、正規な設計寸法を維持するのは困難であった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、吸引力の小さい電気掃除機においても集塵性能を低下させることもなく、また、強度上においても長期使用における信頼性を確保できる電気掃除機用接続パイプおよびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、軸方向に摺動自在に伸縮動作する第1の外管と第2の外管とを有し、前記各々の管体内には、電動送風機へ吸引される吸気通路を備えた第1の内管と第2の内管とを設け、前記第1の内管および第2の内管を、軸方向に摺動自在に構成した電気掃除機用接続パイプで、低風量であっても圧損を上げることなく風速を高くできるのでゴミつまりを防止することができる。
【0008】
また、内管が小さくても、外管にて包囲されているため、強度上の問題も解消でき、長期使用における信頼性を確保できる。さらに、軸方向に摺動自在であるため、使用性も向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、軸方向に摺動自在に伸縮動作する第1の外管と第2の外管とを有し、前記各々の管体内には、電動送風機へ吸引される吸気通路を備えた第1の内管と第2の内管とを設け、前記第1の内管および第2の内管を、軸方向に摺動自在に構成した電気掃除機用接続パイプで、低風量であっても圧損を上げることなく風速を高くできるのでゴミつまりを防止することができる。
【0010】
また、内管が小さくても、外管にて包囲されているため、強度上の問題も解消でき、長期使用における信頼性を確保できる。さらに、軸方向に摺動自在であるため、使用性も向上できる。
【0011】
本発明の請求項2記載の発明は、第1の外管と第2の外管を有し、前記各々の管体内には、電動送風機へ吸引される吸気通路を備えた第1の内管と第2の内管とを設け、前記第1の内管と前記第2の内管とが、軸方向にて接続可能に構成した電気掃除機用接続パイプで、低風量であっても圧損を上げることなく風速を高くできるのでゴミつまりを防止することができる。
【0012】
また、内管が小さくても、外管にて包囲されているため、強度上の問題も解消でき、長期使用における信頼性を確保できる。
【0013】
本発明の請求項3記載の発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体に接続するホースを備え、第1の外管と第2の外管のうち、径大側の外管に、前記ホースと接続する第1の接続部を設けたもので、径大のため重量が大きい径大側の外管を、ホース側すなわち把手に近い側に配したことで、吸込具を接続した状態で把手にて持ち上げたり、また、接続パイプのみをホースに接続した状態で持ち上げたりする時に、手にかかる負担を小さくできるため、使用性を向上させることができる。
【0014】
本発明の請求項4記載の発明は、第1の内管と第2の内管のうち、径大側の内管を、吸気の流側に配したもので、吸引された塵が径小内管から径大内管へ移る際に、逆段差がないため引っかかることがなく、又吸引気流が乱れることも少なくなるため吸引力のロスを低減することができる。
【0015】
本発明の請求項5記載の発明は、内管の断面形状を、直径18mm〜26mmの略円形にしたもので、低風量であっても、交流式の電気掃除機と同等の高い通気風速が得られるため、ゴミつまりを防止することができる。
【0016】
本発明の請求項6記載の発明は、外管と内管の間に形成される空間に、導電体を配したもので、導電体は吸気通路から完全に分離された空間に配置されるので長期にわたる塵埃の付着等による導電体及び電気接続部の電気的信頼性の低下を防ぐことができる。
【0017】
本発明の請求項7記載の発明は、導電体の少なくとも一部に、可とう性材料を有するフラットケーブルで構成したもので、導電体自身の長期使用における電気的・機械的信頼性が高まるものである。
【0018】
本発明の請求項8記載の発明は、第1の内管と第2の内管のうち、径大側の内管の摺動側先端にシール材を配したもので、シール材の当接部の形状・寸法が径小内管の外周に合わせやすいので、気密を確実にすることができる。
【0019】
本発明の請求項9記載の発明は、外管と内管の間に形成される空間にガイド体を配し、前記ガイド体で前記内管を保持するもので、軸直角方向の圧縮力に対する剛性を向上させ、変形を防止することができる。
【0020】
本発明の請求項10記載の発明は、第1の外管及び第2の外管の表面に、複数の被係止凹部と前記被係止凹部を係止する係止凸部から構成され、前記係止凸部による係止により軸方向の前記第1の外管及び第2の外管の移動を阻止して前記第1の外管と第2の外管との伸縮長さを保持する保持装置を備えたもので、互いに保持する時の力を外管のみで受けられるので、外管のみに剛性を持たせることによって内管を薄肉化でき軽量化がはかれるものである。
【0021】
本発明の請求項11記載の発明は、第1の内管と第2の内管のうち、径小側の内管の摺動側先端かつ外管と内管の間に形成される空間に、軸方向の外方に拓く拡大部を設けたもので、径小内管が径大内管の内部を摺動する際の隙間を確保すると同時に、径大管内の塵埃を掻き落とし、ゴミの噛み込みを防止できる。
【0022】
本発明の請求項12記載の発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気側に一端が連通する請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプと、前記電気掃除機用接続パイプの他端に接続する吸込具を有する電気掃除機で、低風力でも接続パイプ内でのゴミつまりが無く、高い吸塵性能を備えた電気掃除機を得ることができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0024】
電気掃除機の全体構成についてを図8を用いて説明する。
【0025】
電気掃除機は、充電電池(図示せず)及び電動送風機(図示せず)を内蔵し集塵室(図示せず)を有する本体20と、前記本体20の接続口21に、一端に設けた接続管22で接続し他端側に設けた握り管23に電気掃除機用接続パイプ24を接続したホース体25と、電気掃除機用接続パイプ24に接続した握り管23の他端側に接続され、駆動モータ26により駆動され塵埃を掻き上げる回転ブラシ27を内蔵した吸込具28からなる充電式の床移動型電気掃除機である。
【0026】
次に、本発明の電気掃除機用接続パイプ24について図1〜図7に基づいて説明する。
【0027】
電気掃除機用接続パイプ24は互いに軸方向に摺動する第1の管体30及び第2の管体31からなり、第1の管体30はホース体25との第1の接続部32を備え外郭を形成する径大の第1の外管33と、この第1の外管33の内筒部A34にパッキンA35を当接させて挿入して固定した吸気通路36を形成する径大の第1の内管37から構成している。又第2の管体31は吸込具28との第2の接続部38を備え、外郭を形成する径小の第2の外管39とこの第2の外管39の内筒部B40にパッキンB41を当接させ挿入して固定した吸気通路36を形成する径小の第2の内管42から構成している。前記第2の外管39は第1の外管33の中に入り込み、第2の内管42は第1の内管37の中に入り込んで互いに軸方向に摺動し伸縮自在にできるよう構成してある。
【0028】
径大、径小の第1の外管33、B39は第1の接続部32及び第2の接続部38を一体的に形成した射出成形により製作された合成樹脂製のパイプ体であり、各々ホース体25と吸込部28に接続して互いを結合して使用する時に発生する外的応力に耐える剛性及び強度を備えるべく断面の大きさ・形状及び肉厚、材質を選定して構成している。断面の概略の大きさとしては内径直径が30mm〜45mmで肉厚は約2.0mmのABS材で構成されている。断面の大きさをこれ以上小さくすると肉厚を増しても断面係数が小さくなり曲げに対する強度を確保することが困難になる。一方径大、径小の第1の内管37、B42は押し出し成形により製作した肉厚0.5mm〜1.0mm、内径18mm〜26mmの断面略円形の合成樹脂製パイプである。
【0029】
次に上記構成による動作、作用について説明する。
【0030】
本実施例の電気掃除機用接続パイプ24は、2重構成で吸気通路内径を小さくしその断面積を1重構成の場合に比べて1/2〜1/3にしてあるので、使用時の風量が通常約1m/min以下の風量しかなく一般交流式電気掃除機(通常約2m/min)と比較して低風量のコードレスタイプの電気掃除機の接続パイプとして使用しても、風速が低下することがなく吸気通路で塵埃をつまらせるずに重量の大きいごみも吸引することができる。同時に外郭を形成する外管のみで強度を確保することができるので、内管を風量に合わせて最適な寸法に設計することができる。
【0031】
そして本実施例では径大の第1の外管33にホース体25との第1の接続部32を設けているので、径大のため重量が大きくなる第1の管体30をホース体25側すなわち手元側に配すことになり、電気掃除機用接続パイプ24のみを接続した状態で持ち上げたり、前記電気掃除機用接続パイプ24に吸込具28を接続した状態で持ち上げたりする時に、使用者の手にかかる負荷を小さくできるので使用性を向上させることができる。
【0032】
さらに径大の第1の内管37を手元側すなわち吸気の下流側に配してあるので、吸引された塵埃が吸気通路36を通過する時に逆段差がなく引っかかることがないと同時に、通気抵抗を増大させず圧損を小さくできるので低風量型の電気掃除機に使用するとより吸引性能上の効果が大きいものである。又、径小の第2の内管42の肉厚と第2の内管42の外周と第1の内管37の内周との隙間を最小にすることによって吸気通路36内の通気段差を最小にすることで一層通気圧損を低減できるものである。
【0033】
また、電気掃除機用接続パイプ24は、径大の第1の外管33の第1の接続部32と反対側端部に拡管部43を設け径小の第2の外管39を摺動保持する内周部44を有する保持体45を挿入して固定してある。径大の第1の内管37には図4に示す断面を有する支持体46を一体的に取り付けてあり、この支持体46の端部に設けた凹溝部47に第1の外管33にネジ48で固定された蓋体49に設けた係止リブ50をかん合させて第1の内管37を第1の外管33に位置決め・固定してある。
【0034】
径小の第2の外管39は第2の接続部38と反対側端部に内側で径大の第1の内管37を摺動保持するガイド体51を圧入してある。又第2の外管39の下面には被係止凹部52が複数形成してあり、この被係止凹部52にかん合する係止凸部53を有しバネ体54で上方に附勢された係止体55が、保持体45に前後には位置規制され上下に摺動自在に取り付けられている。そして係止体55をバネ体54に抗して押し下げることで係止凸部53を被係止凹部52から解除して第2の外管39を第1の外管33に対して軸方向に任意量だけ変位させた後、係止体55をはなすとバネ体54の力で被係止凹部52に係止凸部53がかん合し第2の外管39の第1の外管33に対する位置を規制することができるものである。
【0035】
56はバネ体57で附勢され吸込具28に設けた図示しない係合部に係合する尾錠であり、58は上記吸込具28の端面に当接し気密にするパッキン体である。又59は本体20に設けた図示しない引っ掛け部に引っ掛けて収納するための引っ掛け体である。
【0036】
上記径大の第1の外管33と径大の第1の内管37との間の空間には可とう性を有するフラットケーブル60が、支持体46に取り付けたコネクターA61とガイド体51に取り付けたコネクターB62との間をつないで折り曲げて配設してあり、コネクターA61と第1の接続部32に配設した接続端子63との間をリード線64でつなぎ、コネクターB62と第2の接続部38の上方に配設し吸込具28の駆動モータ26に給電する接続端子(図示せず)との間をリード線65でつないで導電体を構成している。
【0037】
そして図5に示すように径大の第1の内管37の先端には、弾性を有し耐磨耗性の合成ゴムからなり、径小の第2の内管42の外周に圧接するリップ部66と第1の内管37の外周に圧入寸法に設定したかん合部67を備えた気密パッキン68が、第1の内管37の外周に圧入して取り付けてあり、第1の内管37と第2の内管42との間の気密を確保している。
【0038】
さらに図6に示すように径小の第2の内管42の後端には、第2の内管42の外径より大きく第1の内管37の内周に接する拡大部69を形成して、摺動時に第2の内管42を第1の内管37の内部で約0.5〜1.0mmの均一な隙間を確保して保持している。
【0039】
次に上記構成による動作、作用について説明する。
【0040】
本実施例では可とう性を有するフラットケーブル60とリード線64及び65からなる導電体を径大の第1の外管33と第1の内管37の間及び径小の第2の外管39と内管42との間の空間に配設してあるので、導電体は吸気通路36から完全に分離され電気接続部への塵埃の付着等がなく、長期にわたって電気的信頼性を確保することができる。又屈曲部にフラットケーブル60を採用しているので機械的信頼性も高められるものである。
【0041】
そして、シール材である気密パッキン68が、第1の内管37の外周に圧入して取り付けてあるので取り付けによる変形が発生しにくく、又径小の第2の内管42の外周に圧接するリップ部66の断面は略円形で精度良く製作が容易であるので、第1の内管37と第2の内管42との間の気密を確実にすることができる。
【0042】
さらに、径小の第2の外管39は第2の接続部38と反対側端部に内側で径大の第1の内管37を摺動保持するガイド体51を圧入かん合させているので端部の肉厚を増加させる効果により、最大長に伸ばした状態で第1の管体30と第2の管体31の結合部を押さえられたときに第2の外管39の後ろ端部に生じる軸直角方向の圧縮力に対する剛性を向上させ、変形を防止することができる。
【0043】
そして、径大の第1の外管33の第1の接続部32と反対側端部に保持体45を挿入して固定し、第2の外管39の下面には被係止凹部52が複数形成すると同時にこの被係止凹部52にかん合する係止凸部53を有する係止体55が、保持体45に前後に位置規制され取り付けられている。そして、第1、第2の管体30、31を伸縮自在に任意の位置で保持することができると同時に、互いに保持する時の力を各々第1の外管33、第2の外管39のみで受けられるので、外管のみに剛性を持たせることによって内管の内径を風量に合わせて径小に設定できるとともに薄肉化して軽量化をはかれるものである。
【0044】
そして径小の第2の内管42の後端に、第2の内管42の外径より大きく第1の内管37の内周に接する拡大部69を形成して、摺動時に第2の内管42を第1の内管37の内部で約0.5〜1.0mmの均一な隙間を確保して保持しているので、摺動時の操作抵抗を小さくすると同時に、径大管内の塵埃を掻き落としてゴミの噛み込みを防止できる。
【0045】
さらに、電気掃除機用接続パイプ24は導電体を備えているので、駆動モータ26により駆動される回転ブラシ27を内蔵した吸込具28に接続して使用することができ、低風力でも回転ブラシのかき上げ力によって高い吸塵性能を備えた電気掃除機を得ることができるものである。
【0046】
なお、本実施例においては、軸方向に伸縮自在の電気掃除機用接続パイプ24について述べたが、伸縮自在の構成でなくにも、単に第1の管体30及び第2の管体31を接続するだけの構成でも同様の効果を発揮できる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、吸引力の小さい電気掃除機においても集塵性能を低下させることもなく、また、強度上においても長期使用における信頼性を確保できる電気掃除機用接続パイプおよびそれを用いた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機用接続パイプの全体構成を示す中央断面図
【図2】同径小外管側の中央拡大断面図
【図3】同径大外管側の中央拡大断面図
【図4】図3のA−A断面図
【図5】図2におけるB部拡大図
【図6】図3におけるC部拡大図
【図7】同電気掃除機用接続パイプの全体構成を示す外観図
【図8】同電気掃除機の外観図
【符号の説明】
20 本体
24 電気掃除機用接続パイプ
30 第1の管体
31 第2の管体
32 第1の接続部
33 第1の外管
36 吸気通路
37 第1の内管
38 第2の接続部
39 第2の外管
42 第2の内管

Claims (12)

  1. 軸方向に摺動自在に伸縮動作する第1の外管と第2の外管とを有し、前記各々の管体内には、電動送風機へ吸引される吸気通路を備えた第1の内管と第2の内管とを設け、前記第1の内管および第2の内管を、軸方向に摺動自在に構成した電気掃除機用接続パイプ。
  2. 第1の外管と第2の外管を有し、前記各々の管体内には、電動送風機へ吸引される吸気通路を備えた第1の内管と第2の内管とを設け、前記第1の内管と前記第2の内管とが、軸方向にて接続可能に構成した電気掃除機用接続パイプ。
  3. 電動送風機を内蔵する掃除機本体に接続するホースを備え、第1の外管と第2の外管のうち、径大側の外管に、前記ホースと接続する第1の接続部を設けた請求項1記載の電気掃除機用接続パイプ。
  4. 第1の内管と第2の内管のうち、径大側の内管を、吸気の流側に配した請求項1記載の電気掃除機用接続パイプ。
  5. 内管の断面形状を、直径18mm〜26mmの略円形にした請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  6. 外管と内管の間に形成される空間に、導電体を配した請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  7. 導電体の少なくとも一部に、可とう性材料を有するフラットケーブルで構成した請求項6記載の電気掃除機用接続パイプ。
  8. 第1の内管と第2の内管のうち、径大側の内管の摺動側先端にシール材を配した請求項1、3〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  9. 外管と内管の間に形成される空間にガイド体を配し、前記ガイド体で前記内管を保持する請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  10. 第1の外管及び第2の外管の表面に、複数の被係止凹部と前記被係止凹部を係止する係止凸部から構成され、前記係止凸部による係止により軸方向の前記第1の外管及び第2の外管の移動を阻止して前記第1の外管と第2の外管との伸縮長さを保持する保持装置を備えた請求項1、3〜9のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  11. 第1の内管と第2の内管のうち、径小側の内管の摺動側先端かつ外管と内管の間に形成される空間に、軸方向の外方に拓く拡大部を設けた請求項1、3〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプ。
  12. 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記電動送風機の吸気側に一端が連通する請求項1〜11のいずれか1項に記載の電気掃除機用接続パイプと、前記電気掃除機用接続パイプの他端に接続する吸込具を有する電気掃除機。
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