JP2004229845A - ゲームシステム及びゲームサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得る麻雀ゲーム機を提供する。
【解決手段】通常ゲーム及び特別ゲームを実行するゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、当該所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることにより、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得る麻雀ゲームを提供する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲームシステム及びゲームサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゲームシステムにおいて、ゲームプレーヤに対して操作可能な複数の端末装置と、それらの複数の端末装置から供給される信号に基づいて情報の提供を行うゲームサーバと、が通信可能な状態に接続されるように構成されたものが周知であり、一所に集まることなくゲームを楽しむことができる簡便なサービスとして知られている。
【0003】
このような簡便なサービスの中でも、インターネットを介して不特定多数のゲームプレーヤとゴルフゲームを競うことができるビデオゲーム装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。このビデオゲーム装置において、ゴルフゲームサーバは、各プレーヤからのオープントーナメント参加の通信を受けて個人情報入力画面を送信する送信手段を備えており、ゲームプレーヤに対してゲームを提供することができる。
【0004】
また、上述したゴルフゲームの他にも、各種のゲームが存在し、その中の一例として、ゲームプレーヤの操作により、インターネットを介して、ゲーム内容が表示され、実際の麻雀ゲームを提供することができるゲームシステムが存在し、麻雀を行う人数を集めるという煩雑な作業を行うことなく、各地の見知らぬゲームプレーヤとの麻雀ゲームを楽しむことができ、好評を得ている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−219282号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシステムにおいては、ゲームのプレーヤを集めてトーナメントを行い、そのスコアで予め決められたランキングを固定的に行うに過ぎず、ランキング情報は変化することがあるが、ランキングの種類には変化が無く単調であり、ランキングの興趣を持続させるゲームを提供できるとは云い難い。
【0007】
例えば、一口にトーナメントといっても、様々な種類のトーナメントが開催可能であり、各々のトーナメントでランキングが可能である。一方、スコアのみでランキングを競う単一のトーナメントシステムでは、ランキング自体に単調さが生まれ、ランキングの興趣は小さい。
【0008】
この課題を麻雀ゲームに置き換えて述べると、麻雀ゲームの参加者を、ネットワークを通じて募り、麻雀の対局を行い、その対局結果に基づいてポイントを付与し、累積ポイントを競い、ランキングを行うことであり、ランキングを競うという興趣はあるものの、累積ポイントによるランキングに基づく単一のランキングシステムであるため、ランキングの興趣を持続させることは難しい。
【0009】
本発明は、上述した如き課題に基づいてなされたものであり、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得るゲームを提供することを目的とする。
【0010】
【発明を解決するための手段】
以上のような目的を達成するために、本発明のゲームシステムは、通常ゲーム及び特別ゲームを実行するゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、当該所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
より具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
【0012】
(1) ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバと、を用い、複数のゲームプレーヤに対して参加可能なゲームを提供するゲームシステムであって、前記ゲームサーバは、通常ゲーム及び特別ゲームを実行するゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、当該所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームシステム。
【0013】
(2) ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバであって、ゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、前記ゲーム実行手段により、通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームサーバ。
【0014】
(1)及び(2)の発明によれば、麻雀ゲーム等の各種ゲームにおいて特別ゲームが実行されると、見ず知らずのゲームプレーヤとのゲームを単に楽しむだけでなく、通常ランキングと、通常は決定が行われない特別ランキングと、を決定するため、従来の固定的で単調なランキングに比べて、ランキングの興趣を持続し、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得るゲームを提供することが出来る。
【0015】
(3) ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバであって、複数のゲームプレーヤの各々に対応する個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、前記個人情報記憶手段に記憶され、前記ゲームシステムにアクセスされている複数のゲームプレーヤに対応する個人情報の組合せが所定の条件に該当するかを判定し、該当すると判定される場合に特別ゲームを実行し、該当すると判定されない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には、通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームサーバ。
【0016】
(3)の発明によれば、見ず知らずのゲームプレーヤとのゲームを単に楽しむだけでなく、各ゲームプレーヤの個人情報の組合せに基づき特別ゲームが実行されるため、一所に集まらずともゲームプレーヤ同士の結びつきの意識を強め得るゲームを提供することが出来る。
【0017】
さらに通常ランキングと、通常は決定が行われない特別ランキングと、を決定するため、従来の固定的で単調なランキングに比べて、従来の固定的で単調なランキングに比べて、ランキングの興趣を持続し、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得るゲームを提供することが出来る。
【0018】
(4) (2)又は(3)のゲームサーバにおいて、前記ランキング決定手段により決定された通常ランキング及び特別ランキングをゲームプレーヤに報知する報知信号を当該ゲームプレーヤのゲーム端末装置に送信する送信手段を備えることを特徴とするゲームサーバ。
【0019】
(4)の発明によれば、ゲーム端末装置において通常ランキング及び特別ランキングが行われ、予め設定された条件に基づくランキング以外に新たなランキング情報が報知され得るため、ランキングの種類が増加するようにゲームプレーヤに感じられ、固定的で単調なランキング報知を行う従来の方式に比べ、より一層ランキングの興趣を持続し、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得るゲームを提供することが出来る。
【0020】
なお、特別ゲームの特別ランキングの報知は、各ゲームプレーヤに対して、当該特別ゲーム実施時のみ報知するとしても、当該特別ゲーム実施時に限らず初回の特別ゲーム実施以降は通常ゲーム、特別ゲームを問わず全てのゲーム実施後に報知するとしても、いずれでもよい。
【0021】
また、特別ゲームのランキングの報知は、あるゲームプレーヤが当該特別ゲームに所定の回数参加した後に特別ランキングの対象とする、又は当該ゲームプレーヤが所定のランク(順位)以上にランキングされている場合に特別ランキングの対象とするよう制限を設けてもよい。
【0022】
また、特別ゲームのランキングの報知は、当該特別ゲームに参加したゲームプレーヤ自身のみの成績を報知するものとしても、当該特別ゲームに参加した履歴のある全てのゲームプレーヤの成績を報知するものとしても、いずれでもよい。
【0023】
(5) (2)から(4)のいずれかに記載のゲームサーバにおいて、前記ランキング決定手段により決定されたゲームプレーヤの特別ランキングに関する情報に基づいてゲームプレーヤ群を決定するゲームプレーヤ群決定手段を備えたことを特徴とするゲームサーバ。
【0024】
(5)の発明によれば、特別ランキングにランキングされたゲームプレーヤ同士でランキングを競うことが出来るため、特別ゲームにおけるゲームプレーヤのランキングの興趣を持続し、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし得るゲームを提供することが出来る。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に好適な一実施形態について、図面に基づいて説明する。
【0026】
尚、以下において説明する実施形態においては、本発明にかかるゲームシステムに好適な実施形態として、麻雀を行うためのゲームシステムに適用した場合を示す。
【0027】
また、本発明を、麻雀ゲームを実行可能に提供するためのゲームシステム(所謂ビデオ麻雀)だけでなくとも、ブラックジャック、花札等、他のカードゲームを行うためのゲームシステムであって、複数人で図柄の組合せにより勝敗を決定するゲームシステムなどに適用することとしてもよい。
【0028】
[ゲームシステムのネットワーク構成]
図1は、本発明の実施形態のゲームシステムSにおけるネットワーク構成図である。
【0029】
ネットワークNに、本発明の全国オンライン対戦型麻雀のゲームサーバ10と、各施設に設置された本発明の全国オンライン対戦型麻雀のゲーム端末群35が接続されている。
【0030】
ゲームサーバ10は、ゲームプレーヤによりゲームシステムにログインされるときの認証機能と、ネットワークNを介して遠隔地で対戦するゲームの管理を行う機能と、ゲームプレーヤの個人情報及びランキングなどのゲーム成績を管理する機能と、を持つ。また、前述の個人情報に基づきゲーム参加者がアクセスするネットワークNは、TCP/IPプロトコルに基づく専用回線を用いた構成とする。
【0031】
ゲーム端末群35はゲーム端末40A、40B、40C、40D(図2参照)から構成され、ゲーム端末40A、40B、40C、40Dはゲームプレーヤ1人に対し1台割り当てられ、ゲームプレーヤが麻雀をプレーするものである。ゲームプレーヤは、このゲーム端末40A、40B、40C、40Dにおいて、自分の手配の管理を行い、「自摸」、「打牌」、「チー」、「ポン」、「カン」、「ロン」など麻雀所定の動作指示を行う。
【0032】
本実施形態では、このゲーム端末群35は、ゲーム端末40A、40B、40C、40Dの4台を1組として各施設に設置されるものとするが、本発明はこれに限らず、各施設に設置する台数は、1台を単位として任意の台数でもよい。
【0033】
また、本実施形態では、ゲームサーバ10と、各施設に設置されたゲーム端末群35と、を接続するネットワークNは、専用回線を用いた構成とするとしているが、本発明はこれに限らず、公衆回線網を利用したインターネット上で実現するVPN(Virtual Private Network)などの有線形態、TDMA(Time Division Multiple Access)やCDMA(Code Division Multiple Access)など通信端末と基地局との間で、電磁波での搬送でデータのやり取りを行う無線形態、のいずれを用いて構成してもよい。
【0034】
[ゲーム端末群35の概観]
図2は、本発明の実施形態における、ゲーム端末群35の概観を示す図である。
【0035】
ゲーム端末群35は40A、40B、40C、40Dの4台個別のゲーム端末で構成される。
【0036】
なお、前述の通り必ずしも4台1組の構成をとらなくとも、1台単位で設置して、ネットワークNに接続しゲームを行う構成をとってもよい。
【0037】
[ゲーム端末40A、40B、40C、40Dの概観]
図3は、本発明のゲーム端末群35を構成する4台の個別のゲーム端末40A、40B、40C、40Dの概観を示す図である。4台全て同等の機器であるので、ここでは40Aを代表とし、概観図を用い説明する。
【0038】
ゲーム端末40Aには、ゲームプレーヤに対向するように表示装置73が備えられており、ゲームに関する画像を表示する機能を有する。
【0039】
また、この表示装置の表面にはタッチセンサ69(図12参照)が設けられており、触接される位置、タイミングに応じて、ゲームに関する操作を可能とする。
【0040】
更には、このゲーム端末40Aにはスピーカ75(図12参照)が内蔵されており、表示装置73の両側に備えられた透音孔42から、ゲーム演出の音声が発せられることになる。
【0041】
また、このゲーム端末40Aのゲームプレーヤ側には、ゲームを行うための硬貨投入口43が設けられており、ゲーム端末40Aに内蔵された硬貨検知センサ68(図12参照)により、硬貨を検知する。
【0042】
また、このゲーム端末40Aのゲームプレーヤ側には、ゲームプレーヤ認証のためのリライタブル磁気カード(図31参照)を挿入するためのリライタブル磁気カード挿入口44が備えられ、ゲーム端末40Aのカードリーダ70(図12参照)へリライタブル磁気カードを挿入し、リライタブル磁気カードに記録されたゲームプレーヤの識別情報を読み取ることになる。
【0043】
なお、本実施形態においては、カードリーダ70によりリライタブル磁気カードから情報を読み取りゲームプレーヤを識別するように構成したが、本発明はこれに限らず、ICチップ内蔵カードなどゲームプレーヤ情報を記録可能な媒体であれば、いずれの媒体でもよい。
【0044】
[ゲームサーバ10の電気的構成]
図4は、本発明のゲームシステムSの、ゲームサーバ10のハードウェアブロック図である。ゲームサーバ10はBUS12を備え、BUS12には、ゲームを実行し管理するCPU13と、ゲームプログラムを格納するROM14と、RAM15と、後述する個人情報(個人情報テーブル、個人ランキングテーブル、個人役満成績テーブル)を格納したデータベースを実装するハードディスク16と、ネットワークNとの接続を司る通信I/F17と、乱数発生部18と、が接続されている。
【0045】
また、BUS12には、本発明のゲームシステムSに接続されたゲーム端末群35の接続アドレス情報を管理するアドレス管理部19が接続されており、これにより管理される接続アドレス情報は、例えばインターネットの標準プロトコルであるTCP/IPプロトコルのTCP番号及びIPアドレスである。
【0046】
また、BUS12には、ゲームプレーヤからの特別ゲーム開催要求を受信する特別ゲーム開催要求受信部20と、前記特別ゲーム開催要求を報知する対象のゲームプレーヤを本発明のゲームシステムSに接続中のゲームプレーヤから選定するゲームプレーヤ選定部21と、前記ゲームプレーヤ選定部21で選定したゲームプレーヤに特別ゲーム参加募集案内信号を送信する特別ゲーム参加募集案内送信部22と、前記ゲームプレーヤ選定部21で選定されたゲームプレーヤが特別ゲーム参加募集案内の報知に呼応するとき特別ゲーム参加情報信号を受信する特別ゲーム参加情報受信部23と、が接続されている。
【0047】
さらに、BUS12には、本発明のゲームシステムSで行なわれる麻雀ゲームが或るゲームプレーヤの開催要求に基づくゲームの場合以外に、4人一組のゲームプレーヤ群を形成し、また、麻雀ゲームが、或るゲームプレーヤの開催要求に基づく特別ゲームであるか否かにかかわらず当該麻雀ゲームに参加するゲームプレーヤの管理を行い、かつ、当該麻雀ゲームの進行の管理を行うゲーム管理部24と、CPU13の制御のもとに乱数発生部18と連携して麻雀ゲームの「配牌」、「自摸」、「打牌」、「捨牌」などの麻雀所定の動作及び状態を管理する配牌管理部25と、ゲーム管理部24が4人一組のゲームプレーヤのゲームプレーヤ群の形成が不可能であった場合、すなわちゲーム参加者が4人のゲームプレーヤ数に満たなかった場合に仮想ゲームプレーヤを介在させてゲームサーバ10がゲームを代行するゲーム代行機能部26と、或るゲームプレーヤの開催要求に基づく特別ゲームの場合以外のときに、ゲームプレーヤの個人情報を検索して当該個人情報に基づき発生させる特別ゲームを決定する特別ゲーム生成部27と、ゲーム端末群35でゲームを行おうとするゲームプレーヤが、本発明のゲームシステムSへログインする際にゲームプレーヤ認証を行うゲームプレーヤ認証部28と、ゲーム進行中又は終了時にゲームに参加している各ゲームプレーヤの個人ゲーム成績を最新状態に更新し、個人ゲーム成績テーブルの情報を更新する個人成績更新部29と、ゲーム終了時にゲームに参加した各ゲームプレーヤのランキングを最新状態に更新し、個人ランキングテーブル(図7参照)と、JAPAN RAKINGテーブル(図8参照)と、役満RANKINGテーブル(図9参照)と、の情報を更新し、各ゲーム端末に各種ランキング情報を送信するランキング管理部30と、が接続されている。
【0048】
[ゲームサーバ10で管理される個人情報について]
図5を参照して、ゲームシステムSで管理される個人情報について説明する。図5はその個人情報のテーブルのイメージ図である。
【0049】
図5は、個人情報テーブルで、個人を識別する情報を管理する。このテーブルでは、ゲームプレーヤID、パスワード、氏名、ハンドルネーム(ゲームを行う際に使用するニックネーム)、住所、生年月日、星座、性別、血液型などの個人を識別する情報を管理する。このテーブルは、ゲームプレーヤがゲームに参加しようとするときゲームプレーヤ認証を行うが、そのゲームプレーヤ認証の際に参照され、またはゲームを開始する際に特別ゲームを開催させるか否かの判定を行う際に、または或るゲームプレーヤにより当該ゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームの開催が要求された場合にその特別ゲームへの参加条件を満たしているゲームプレーヤを選定する際に参照される。
【0050】
上記個人情報は、特別ゲーム開催の可能性を大きくするため、より多くの項目について収集することが望ましい。
【0051】
[ゲームサーバ10で管理される個人ゲーム成績について]
図6を参照して、ゲームシステムSで管理される個人ゲームについて説明する。図6はその個人ゲーム成績のテーブルのイメージ図である。
【0052】
図6は、個人ゲーム成績テーブルで、ゲームプレーヤ個人の対局成績の履歴を管理する。このテーブルでは、対局数、ランク(級・段位)、取得ポイント数、獲得誕生石数、獲得ジュエル数(誕生石以外)、取得称号、役満ランキングなどのゲーム成績と、各ゲームプレーヤがどのランキングにランキング対象となっているかの情報を管理する。このテーブルは、ゲームを開始する際に特別ゲームを開催させるか否かの判定を行う際に、または或るゲームプレーヤにより当該ゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームの開催が要求された場合にその特別ゲームへの参加条件を満たしているゲームプレーヤを選定する際に参照される。
【0053】
なお、図6を参照して、ランキング対象フラグとは、後述する図7の個人RANKINGテーブルで、ランキング名称にランキングIDが重複無く対応しており、当該ランキングIDが対応しているランキングに当該ゲームプレーヤがランキングの対象であれば「1」を設定し、対象外であれば「0」を設定するものである。
【0054】
例えば、ランキングIDが「1」のランキングは「総合得点ランキング(通常ゲーム)」であるが、当該ランキングは通常ゲームとして全てのゲームプレーヤがランキングの対象であるので、図6のランキングIDが「1」の項目は、全てのゲームプレーヤについて「1」が設定されている。
【0055】
同様に、図7のランキングIDが「2」である「リーチ成功率ランキング」において、当該ランキングは特別ゲームのランキングであり、図6のゲームプレーヤIDが「0002」であるゲームプレーヤがランキングの対象であるならば、設定12の設定値は「1」となり、対象外である場合は「0」となる。
【0056】
なお、前述の「通常ゲーム」と「特別ゲーム」の区分においては、上記実施形態はあくまでも一例に過ぎず、図6の個人ゲーム成績テーブルのランキング対象フラグの特定ランキングIDの項目に、全てのゲームプレーヤについて設定値「1」を設定することにより、当該通常ゲームとして処理することが可能であり、自由に変更可能である。
【0057】
また、図6の個人ゲーム成績テーブルのランキング対象フラグの特定ランキングIDの項目の数は、固定値としてもよいし、特別ゲームの種類が増加しランキング項目が増えるに従い増加していくとしても、いずれでもよい。
【0058】
[ゲームサーバ10で管理される個人RANKINGについて]
図7を参照して、ゲームシステムSで管理される個人ランキングについて説明する。図7はその個人RANKINGテーブルのイメージ図である。
【0059】
このテーブルでは、ランキングID、ランキング名称、順位、ゲームプレーヤIDなどの項目を持ち、ランキングIDで識別されるランキングごとにランクとランキング対象となっている該当ゲームプレーヤIDを管理するものである。
【0060】
例えば、ランキングIDが「1」である「総合得点ランキング(通常ゲーム)」は全てのゲームプレーヤがランキングの対象であり、全てのゲームプレーヤのランク情報を管理している。
【0061】
また、ランキングIDが「2」の「リーチ成功率ランキング」以降のランキングでは、ランキング対象であるゲームプレーヤのランク情報を管理している。
【0062】
また、このテーブルは、或るゲームプレーヤにより当該ゲームプレーヤがランキングしている特別ゲームの開催が要求された場合に、その特別ゲームへの参加条件を満たしているゲームプレーヤを選定する際に参照される。
【0063】
[ゲームサーバ10で管理されるJAPAN RANKINGについて]
図8は、ゲームプレーヤのゲーム成績(獲得ポイント)を、ゲームプレーヤの住所である都道府県別に集計して都道府県のランクを管理し、かつ、各都道府県の「雀主」(各都道府県で獲得ポイントが1位のゲームプレーヤ)のゲームプレーヤIDを管理するテーブルである。
【0064】
[ゲームサーバ10で管理される役満RANKINGについて]
図9は、役満RANKINGテーブルで、ゲームプレーヤ個人の対局における役満の和了成績の履歴を管理する。役満の役ごとに和了回数を管理し、ゲームサーバ10の個人成績更新部29はこのテーブルを参照し、各役満ごとに和了回数の最も多いゲームプレーヤに対し、称号を付与し、その情報を個人RANKINGテーブルの役満ランキング項目に登録する。
【0065】
このテーブルも、前述の個人情報テーブル、個人ゲーム成績テーブルと同様に、ゲームを開始する場合に、或るゲームプレーヤにより当該ゲームプレーヤがランクインしている特別ゲームの開催が要求されず、通常ゲーム開催を行おうとする処理時に、特別ゲームを開催させるか否かの判定を行う際に参照される。
【0066】
なお、本実施形態では、役満成績に限らず、役満以外の役についても和了回数を記録し、ランキングを行うように適用可能である。
【0067】
なお、本発明によるゲームでは、ゲームプレーヤ名の表示は、全て、ハンドルネームによる表示で行う(図18、図19参照)。
【0068】
[ゲームで使用されるゲーム価値について]
本発明のゲーム端末は、4人1組で行う麻雀を想定しているが、使用されるゲーム価値は、2種類ある。
【0069】
1つは、ジュエルである。ジュエルには12種類あり、誕生月のジュエルは特に誕生石と呼ばれる。1月=ガーネット(Garnet)、2月=アメジスト(Amethyst)、3月=アクアマリン(Aqua−Marine)、4月=ダイアモンド(Diamond)、5月=エメラルド(Emerald)、6月=パール(Pearl)、7月=ルビー(Ruby)、8月=ぺリドット(Peridot)、9月=サファイア(Sapphire)、10月=オパール(Opal)、11月=トパーズ(Topaz)、12月=ターコイズ(Turquoise)である(図20参照)。
【0070】
本発明の麻雀ゲームでは、このジュエルの獲得数を競う。すなわち、ゲームプレーヤ群を構成するゲームプレーヤ全員が有段者の場合、当該ゲーム(対局)において、1位であったものは、4位(最下位)であったものからジュエルを獲得する。または、役満を和了したときには、「自摸」上がりの場合は全員から、「ロン」上がりの場合は役満を振り込んだゲームプレーヤから、ジュエルを獲得する。または、あるゲームプレーヤが和了したためその他のゲームプレーヤに持点を全て失った(所謂トバされた)ゲームプレーヤがいた場合も、和了者は所謂トバされたゲームプレーヤからジュエルを獲得する。
【0071】
2つ目は、ゲームプレーヤ自身の獲得ポイントであり、ポイントは、ゲーム自体の最終結果としての順位に基づき、1位=+6ポイント、2位=±0ポイント、3位=−2ポイント、4位=−4ポイントの基準で付与されるものと、前述の誕生石をポイントに換算して付与されるものがある。この換算率は、ゲームプレーヤ自身の誕生石は1個3ポイントとし、その他のジュエルは1個1ポイントとして、前述のポイントと合計される。
【0072】
本発明のゲームでは、上記各ジュエルの獲得数と、獲得ポイントのそれぞれでランキングを行い、ランキング1位のゲームプレーヤに対してそれぞれ称号が与えられる。
【0073】
なお、特別ゲームが発生した場合に、より多くのゲーム価値を獲得するように構成してもよい。
【0074】
また、前述の2つのゲーム価値は、通常ゲーム及び特別ゲームを問わず、いずれのゲームにおいてもランキングを行うための基準となるものである。
【0075】
このように、ゲームに対して2種類の獲得ゲーム価値を設定することにより、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を高め、また、ゲーム自体に対する興趣の増大を図ることができ、ゲームプレーヤの競争意欲を掻き立て得る。
【0076】
[特別ゲーム開催要求受信部]
この装置は、特別ゲームの開催要求がゲーム端末に入力され開催要求信号が送信されてきたときに、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、当該信号を受信し、ゲームプレーヤ所望の特別ゲームの種類を判定し、ゲームプレーヤ選定部21に本ゲームシステムSにアクセス中のゲームプレーヤの中から当該特別ゲーム参加条件を満たすゲームプレーヤを選定するよう信号を送信する装置である。
【0077】
[ゲームプレーヤ選定部]
この装置は、前記特別ゲーム開催要求受信部20によりゲーム端末から受信した特別ゲーム開催要求信号に基づき判定した特別ゲームの参加条件を満たすゲームプレーヤを選定するよう信号が送信されてきたとき、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、本ゲームシステムSにアクセス中のゲームプレーヤの中から当該特別ゲーム参加条件を満たすゲームプレーヤを選定する処理を行う装置である。
【0078】
この装置の処理により、特別ゲーム参加案内情報を、個人RANKINGテーブルの当該ランキングにランクインしているゲームプレーヤに対してのみ送信するため、特別ゲーム参加条件を満たさないゲームプレーヤに対しては特別ゲーム参加案内情報が報知されず、特別ゲーム参加条件を満たすゲームプレーヤに対してのみ報知される。
【0079】
[特別ゲーム参加募集案内送信部]
この装置は、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、開催する特別ゲームの種類に基づき前記ゲームプレーヤ選定部21が本ゲームシステムSにアクセス中のゲームプレーヤの中から選定したゲームプレーヤに対し、当該ゲームプレーヤが操作するゲーム端末に特別ゲーム参加募集案内信号を送信する処理を行う装置である。
【0080】
図23は、当該特別ゲーム参加募集案内信号が当該ゲームプレーヤの操作するゲーム端末に送信され、当該ゲーム端末の表示装置73(図12参照)に表示される特別ゲーム参加募集案内情報の表示イメージである。この表示イメージには、或るゲームプレーヤによって開催要求される特別ゲームの種類の表示部分81と、当該開催案内に対して参加を受付ける所定の時間までの時限を報知する表示部分82と、当該開催案内に対してゲームプレーヤが参加を表明する場合に触接する、タッチセンサ69(図12参照)と連動した触接部分83と、同じく当該開催案内に対してゲームプレーヤが不参加を表明する場合に触接する、タッチセンサ69と連動した触接部分84と、が表示される。
【0081】
上記表示により、ゲームプレーヤは、選ばれて特別ゲームに参加を呼びかけられた様に感じ、特別ゲームの開催を要求したゲームプレーヤとの強い結びつきを感じつつ特別ゲームへ参加することが出来得る。また、参加の諾否を自身の意思に基づいて決定することが出来るため、あたかも、どのゲームに参加するかの決定権を自ら持つように感じられ、ゲーム参加の興趣を増大することが出来得る。
【0082】
[特別ゲーム参加情報受信部]
この装置は、前記ゲームプレーヤ選定部21により選定されたゲームプレーヤが特別ゲーム参加を表明してゲーム端末から特別ゲーム参加情報信号を送信してきたときに当該信号を受信して、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、ゲーム管理部24に当該特別ゲームを実行するよう指示する信号を送信するものである。
【0083】
[ゲーム管理部]
この装置は、ある所定の時間内にゲーム端末群35のゲーム端末40A、40B、40C、40Dに硬貨を投入してゲームに参加しようとする複数のゲームプレーヤがいて、かつその複数ゲームプレーヤがいずれも特別ゲーム開催要求をしない場合に、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、複数ゲームプレーヤから麻雀ゲームに必要な4人の単位にゲームプレーヤ群を形成し、その単位で行うゲームを管理する装置である。
【0084】
すなわち、ゲームプレーヤ群を形成し、どのゲームにおいてどのゲームプレーヤがゲームを行っているかを、ゲームの開始時から終了時まで一貫して管理する装置である。
【0085】
または、ある所定の時間内にゲームに参加しようとする複数のゲームプレーヤのうちの或るゲームプレーヤが、自身がランキング対象となっている特別ゲームの開催を要求し、その他のゲームプレーヤがその要求に呼応して当該特別ゲームに参加しようとする場合、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、そのゲームプレーヤからゲームプレーヤ群を形成し、その単位で行うゲームを管理する。
【0086】
すなわち、ある特別ゲームでゲームを行うゲームプレーヤ群を形成し、どの特別ゲームにおいてどのゲームプレーヤがゲームを行っているかを、特別ゲームの開始時から終了時まで一貫して管理する装置である。
【0087】
[配牌管理部]
この装置は、CPU13の制御のもと、乱数発生部18と連携して、同一ゲーム内での「配牌」、「自摸」、「打牌」、「捨牌」などの麻雀所定の動作及び状態の管理を行う。すなわち、ある特定のゲームの中で、ゲームプレーヤにどの牌を「配牌」し、どの牌を「自摸」らせるかの決定を行い、「捨牌」の管理を行う装置である。
【0088】
[ゲーム代行機能部]
この装置は、前述のゲーム管理部24が、通常ゲーム及び特別ゲームを問わず、同一ゲーム内でゲームを行うゲームプレーヤ群の形成が不可能であったとき、ゲームサーバ10が仮想ゲームプレーヤとしてゲームを代行するときに機能する装置である。CPU13の制御のもと、特定のゲーム中に仮想ゲームプレーヤとして、通常のゲームプレーヤが行う麻雀所定のゲーム動作、例えば、「自摸」、「打牌」、「チー」、「ポン」、「カン」、「リーチ」などの処理を行う。
【0089】
[ゲームプレーヤ認証部]
この装置は、ゲームプレーヤがゲームに参加しようとするとき、その個人情報が既にゲームサーバ10に登録済みのゲームプレーヤであるかどうかの認証を、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに行う。この認証は、リライタブルな磁気カードによって行うものとし、その磁気カードの情報をゲーム端末40A、40B、40C、40Dのカードリーダに読ませ、その読み込ませた個人情報(ゲームプレーヤID)と、ゲームプレーヤが表示装置73の触接部から入力したパスワードと、の組合せで、ゲームプレーヤを特定するものである。ゲームプレーヤが未登録の場合、新規登録処理を行い、新しく磁気カードを発行する。
【0090】
なお、本実施形態では、磁気カードを用いるとしているが、本発明はこれに限らず、ICチップ内蔵型カードなど、個人情報を記憶可能なものであれば他の媒体でもよい。
【0091】
[特別ゲーム生成部]
この装置は、或るゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームの開催要求により特別ゲームを開催する場合以外のとき、ゲームプレーヤ群として形成された4人のゲームプレーヤそれぞれの会員属性に基づき、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、該当する特別ゲームを開催させるか判定する装置である。
【0092】
当該判定により、特別ゲーム発生に該当する場合は、発生させる特別ゲームを決定し、その決定結果の信号を前記ゲーム管理部24に送信する。前記ゲーム管理部24は、その受信信号に基づき、ゲームを開始し、当該ゲームの進行を管理する。
【0093】
すなわち、図5の個人情報テーブルと、図6の個人ゲーム成績テーブルと、図9の役満RANKINGテーブルとを、ゲームプレーヤIDをキーに検索し、ゲームプレーヤの属性と、個人ランキングと、役満成績と、をRAM15に読み込み、その情報の同一性や相互の関連性または差異を判定して発生させる特別ゲームを決定し、ゲーム管理部24に特別ゲームを実行させる。
【0094】
なお、ゲームプレーヤの要求により当該ゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームが開催される場合は、特別ゲーム生成部27の処理は行なわれず、前記特別ゲーム参加情報受信部23がゲームプレーヤの特別ゲームへの参加信号を受信したときに、特別ゲーム参加情報受信部23が直接、前記ゲーム管理部24に当該特別ゲームの開催を実行せしめる信号を送信し、当該特別ゲームが開催される。
【0095】
一実施形態では、図5の個人情報テーブルと、図6の個人ゲーム成績テーブルと、図9の役満RANKINGテーブルと、を参照し、ゲームを行う4人のゲームプレーヤの属性共通点を見出し、その属性共通点に基づいたタイトル名を特別ゲームに付与することにより、そのゲームを特別ゲームとする。さらに、図10の特別ゲームグレード対照テーブルを参照し、ゲームを行う4人のゲームプレーヤのランクに基づいて、発生させる特別ゲームのグレードを決定する。ここで、4人のゲームプレーヤのランクから判定する特別ゲームのグレードはどのような態様でも良く、例えば、4人のゲームプレーヤの最低ランク、平均ランク、最高ランクなどを含む。
【0096】
例えば、前記ゲーム管理部24でゲームプレーヤ群として形成されゲームを行う4人のゲームプレーヤの誕生日が4月であった場合、4月の誕生石の名を冠して「ダイヤモンドマスター杯」という特別ゲームを行う。あわせて、ゲームを行う4人のゲームプレーヤのランクの最低ランクのデータに基づいて、特別ゲームのグレードを決定する。例えば、4人のゲームプレーヤの最低ランクが、8段であった場合は、特別ゲームグレード対照テーブルに基づき、この特別ゲームの名称は「ダイヤモンドマスター杯GradeI」となる(図22参照)。
【0097】
また、前記ゲーム管理部24でゲームプレーヤ群として形成されゲームを行う4人のゲームプレーヤの住所が全て東京都であり、4人のゲームプレーヤのランクを勘案して、「東京都マスター杯GradeII」なる特別ゲームが発生することもある。
【0098】
また、前記ゲーム管理部24でゲームプレーヤ群として形成されゲームを行う4人のゲームプレーヤの姓、名、性別、年齢階層、血液型、星座など、様々なゲームプレーヤ属性の共通点について、特別ゲームを発生させてもよい。
【0099】
また、前記ゲーム管理部24でゲームプレーヤ群として形成されゲームを行う4人のゲームプレーヤの属性の共通点にかかわらず、例えば、血液型で、4人のゲームプレーヤそれぞれが「A」型、「B」型、「AB」型、「O」型の様に完全不一致であり、各属性を代表させるような組合せであっても、特別ゲームを発生させるように構成してもよい。
【0100】
これにより、特別ゲームが発生する要因が、複数のゲームプレーヤの各々異なる個人属性であり、ネットワークNを介して、その属性を代表して遊技を行うという代表意識を感じ得るゲームを提供することができ、ゲームプレーヤのゲーム意欲向上を図ることができる。
【0101】
特別ゲームは、当該所定のランキングと1対1に対応するものであり、当該ゲームが所定のランキングの対象となる。この装置によって特別ゲームが生成されると、対応するランキングが増えることを意味するため、ゲームプレーヤにとって予期せぬ新しいランキングを行うことになり、従来の固定的なランキングシステムに比べて、ランキングの興趣と期待感を増大させ得るゲームを提供できる。
【0102】
なお、上記特別ゲーム発生の要件として、ゲームプレーヤが4人の場合を想定しているが、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもと、ゲーム代行機能部26が機能する仮想ゲームプレーヤが介在したとしても、その他の実ゲームプレーヤの属性の共通点を見出して特別ゲームを発生させるようにしてもよい。
【0103】
また、この装置で生成する特別ゲームは、ゲームプレーヤ群を構成するゲームプレーヤの個人情報又はゲーム成績の履歴以外の情報に基づいても生成可能である。
【0104】
例えば、暦日情報(カレンダ)などが一例として挙げられ、ゲーム開催日が月曜日であれば、「マンデーRANKING」なる特別ゲームが実行可能である。
【0105】
特別ゲーム生成部27が上記のような特別ゲームに該当すると判定すると、その発生特別ゲームの信号を、ゲーム管理部24へ送信し、信号を受信したゲーム管理部24は、当該特別ゲームであることを記憶し、当該ゲームを行う対象ゲーム端末に対し、当該特別ゲームに基づくゲームであることを通知する信号を送信する。図22は当該信号を受信し、情報がゲーム端末の表示装置73(図12参照)に表示される表示イメージである。
【0106】
[個人成績更新部]
この装置は、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、ゲーム中は各ゲームプレーヤの和了役の判断及び得点管理を行い、ゲームの終了時は個人ゲーム成績テーブル(図6参照)と、個人RANKINGテーブル(図7参照)と、JAPAN RANKINGテーブル(図8参照)と、役満RANKINGテーブル(図9参照)と、の情報を更新する処理を行う。
【0107】
具体的には、ゲーム中にあるゲームプレーヤが役満を和了したとき、その役満の種類を判定して役満RANKINGテーブルの情報の更新と、ゲーム終了時には、ゲームで獲得したジュエルの数と、失ったジュエルの数と、それらを換算したポイント、ゲームの最終順位に基づき獲得するポイントと、失うポイントと、を結果として個人ゲーム成績テーブルのポイントに反映させる処理と、個人RANKINGテーブルの当該ゲームプレーヤのランキング対象ランキングのランクの更新と、JAPAN RANKINGの都道府県別ランクの更新と、を行う。
【0108】
一実施形態では、ジュエルは、誕生石は3ポイント、それ以外のジュエルは1ポイントとして換算する。また、ゲームの最終結果順位が、1位は+6ポイント、2位は±0、3位は−2ポイント、4位は−4ポイントとして、個人ランキングのポイントを更新する。
【0109】
さらに、前記の処理で反映されたポイントに基づき、ゲームプレーヤの全国ランキングと、同じくゲームプレーヤの各都道府県でのランキングと、を集計し、全国ランキング1位のゲームプレーヤには「雀聖」、各都道府県ランキング1位には「雀主」の称号が与えられ、個人ランキングの取得称号の項目を更新する。例えば、東京都でポイント数1位のゲームプレーヤは、「東京都雀主」の称号が与えられる。
【0110】
また、前記の処理で獲得したポイントに応じて、ゲームプレーヤのゲーム成績が更新される(図6参照)。
【0111】
また、前記の処理で反映されたジュエルの数に基づき、12個の誕生石ごとに獲得数1位のゲームプレーヤを集計し、「雀王」の称号が与えられ、個人ランキングの取得称号の項目を更新する。例えば、ダイアモンドの獲得数が1位のゲームプレーヤは、「ダイアモンド雀王」の称号が与えられる(図28参照)。
【0112】
また、同じくゲーム終了時には、個人役満成績テーブルの情報から各役満をそれぞれ最も多く和了したゲームプレーヤを検索し、そのゲームプレーヤにそれぞれ称号を与え、個人ランキングの役満ランキングの項目を更新する。
【0113】
さらに、本装置は、前述の個人ランキングテーブルの更新と、個人役満成績テーブルの更新を行った後で、各ゲーム端末の表示装置73(図12参照)に、各々の成績表示を行う。
【0114】
具体的には、次のものがある(図24参照)。
【0115】
1つめは、獲得ポイントに基づく個人RANKINGであり(図25、図26、図27参照)、これは、ゲームプレーヤが通常ゲーム又は特別ゲームを問わずどのランキング対象ゲームにおいて全国で何位であるかを表示する個人RANKINGである。
【0116】
2つめは、都道府県別でゲームプレーヤのポイントを集計し、ゲームプレーヤの所属する都道府県が何位であるかと、その都道府県で1位、すなわち「雀主」を表示する「JAPAN RANKING」である(図29参照)。
【0117】
3つめは、それぞれの役満の和了回数のランキングを表示する「役満RANKING」で、それぞれの役満を全国で1番多く上がっている人は、その役満名を冠した称号が付与される。例えば、国士無双を1番多く上がっている人には、「国士無双王」なる称号が付与される(図30参照)。
【0118】
なお、前述の3つの「RANKING」は一例を示したに過ぎず、その他の「RANKING」の表示を行ってもよい。
【0119】
上記ランキングを、ゲームプレーヤごとに纏めると、一例として図19のようになる。
【0120】
上記ランキングは、ゲーム開始時に図31のリライタブル磁気カードから読み込んだ情報を、ゲーム中常にゲーム画面に表示する(図18参照)。
【0121】
このような、ゲームプレーヤのゲーム成績に対してランキングし、称号付与を行うことにより、ゲームプレーヤがゲームに参加する意欲を増大し、また、ゲームそのものへの興趣を増大させ、ゲームプレーヤの競争意欲を掻き立て得る。
【0122】
なお、上記処理は、ゲームが通常ゲーム及び特別ゲームのいずれのゲームの結果であるかは問わず実行される処理である。
【0123】
特に、ゲームが特別ゲームである場合、特別ゲーム生成部27にて生成された特別ゲームであれば、ゲーム優勝者にその特別ゲームに対応するタイトル(上記例ではダイヤモンドマスターGradeI、東京都マスターGradeII)が付与される。
【0124】
[ランキング管理部]
この装置は、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、前記個人成績更新部29により最新状態に更新された個人ゲーム成績テーブル(図6参照)、個人RANKINGテーブル(図7参照)、JAPAN RANKINGテーブル(図8参照)、役満RANKINGテーブル(図9参照)の各テーブルを参照して、ゲームプレーヤにより表示要求されゲーム端末の表示装置73(図12参照)に表示させる各種ランキング情報の読み出し制御を行う。
【0125】
すなわち、各ゲームプレーヤがどの特別ゲームにランキング対象になっているかを判断し、どの特別ゲームを初期表示して(図21参照)ゲームをスタートさせるかを、又はゲームプレーヤがどの特別ゲームにランキング対象で個人RANKING一覧(図25参照)に表示させるかを、又はゲームプレーヤがどの特別ゲームに新しくランキング対象となり個人RANKING一覧に新しく追加表示させるか、を管理し、当該ゲームプレーヤのランキング表示要求に対して、該当するランキング情報を検索し、ゲーム端末の表示装置73(図12参照)に表示させる情報を信号として送信する機能を持つ。
【0126】
[ゲーム端末群35の構成]
図11は、ゲーム端末群35のハードウェアブロック図である。
【0127】
ゲーム端末群35は複数の個別ゲーム端末40A、40B、40C、40Dから構成されているが、ゲーム端末群35はそれら個別ゲーム端末を統合して制御し、ネットワークNへの接続機能を持つ主制御回路51と、個別ゲーム端末40A、40B、40C、40Dの制御を行う副制御回路61A、61B、61C、61Dから構成されている。
【0128】
[ゲーム端末40A、40B、40C、40Dの構成]
図12は、ゲーム端末40A、40B、40C、40Dのハードウェアブロック図である。ここでは便宜上、ゲーム端末40Aに代表させて、ハードウェアブロック図の説明を行う。
【0129】
図12で、破線で囲まれた部分が、前述のゲーム端末群35を構成するゲーム端末40Aの副制御回路61Aに相当する。
【0130】
ゲーム端末40Aは、BUS62を備え、BUS62にはCPU63と、ROM64と、RAM65と、通信用インターフェイス回路66と、が接続されている。
【0131】
また、入力インターフェイス回路群67を介して、硬貨検知センサ68と、タッチセンサ69と、カードリーダ70と、が接続されている。
【0132】
また、出力インターフェイス回路群71を介して、表示制御装置72と、演出ランプ74と、スピーカ75と、カードリライト部76と、が接続されている。
【0133】
また、表示制御装置72には、表示装置73が接続されている。
【0134】
前述の表示装置73は、タッチセンサ69と連携し、ゲームの所定の操作全てを、ゲームプレーヤが表示装置73の触接表示部に触れたことをタッチセンサ69が検知してCPU63に信号を供給してゲームが進行する、所謂タッチパネル方式を構成する。
【0135】
このゲーム端末40Aは、本実施形態では、本発明のゲーム専用の機器を使用すると想定しているが、本発明はこれに限らず、インターネットなどのネットワーク接続可能な機器、例えば、パーソナルコンピュータ(デスクトップ型、ノート型)、PDA(Personal Digital Assistants)、ブラウザ機能を持つ携帯電話、などでもよい。
【0136】
また、ゲーム端末40Aは、本発明では、ゲーム(本発明では麻雀)の進行自体を管理する機能を持たず、専ら、ゲームプレーヤがゲームに参加するための会員認証を行うため、または、ゲームを進行させるため、のそれらにかかわる入出力の操作を行い、あるいは、表示装置やスピーカを通してゲームプレーヤの視覚や聴覚に訴えてゲーム進行中の演出を行うのみである。
【0137】
[ゲームシステムの処理]
図13から図17を参照し、上述したゲームサーバ10、ゲーム端末40A及び40Bが備える各種の回路において実行されるゲームシステムSを制御するルーチンを説明する。
【0138】
なお、この図では、或るゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームの開催を要求するゲーム端末をゲーム端末40A、当該特別ゲーム開催要求に呼応して特別ゲームに参加するゲームプレーヤの端末群をゲーム端末40Bに代表させて説明を行う。
【0139】
図13を参照して、ゲームプレーヤによりゲーム端末40A及び40Bの硬貨投入口43に硬貨が投入された場合には、硬貨検知センサ68(図12参照)が硬貨の投入を検知する(ステップS101)。
【0140】
当該ゲームプレーヤが既にゲームプレーヤ登録されている、すなわち個人情報テーブル(図5参照)に登録がある場合(ステップS102→Yes)、当該ゲームプレーヤにより、自身が所持するリライタブル磁気カード(図31参照)が、ゲーム端末40A及び40Bのリライタブル磁気カード挿入口44(図3参照)に挿入される(ステップS103)。
【0141】
カードリーダ70(図12参照)によりリライタブル磁気カードの挿入が検知されると、ゲーム端末40A及び40BのCPU63は、ゲームサーバ10へゲームプレーヤエントリ信号を送信する(ステップS104)。
【0142】
さらに、ゲームプレーヤにより表示装置73(図3参照)の触接部分が触接されることによりパスワード等の認証情報が入力され、その触接がタッチセンサ69(図12参照)により検知されると(ステップS105)、ゲーム端末40A及び40BのCPU63は、リライタブル磁気カードと表示装置73からの入力情報を認証情報として、信号をゲームサーバ10へ送信する(ステップS106)。
【0143】
ゲームサーバ10では、CPU13が通信I/F17を介してゲームプレーヤエントリ信号の受信を検知し(ステップS201)、続けてゲーム端末40A及び40Bからゲームサーバ10へ送信された認証情報信号を検知すると(ステップS202)、当該認証情報(リライタブル磁気カードから読み取られた情報と、ゲームプレーヤにより表示装置73から入力されたパスワード等の情報)をもとに、CPU13の制御のもとゲームプレーヤ認証部28が、ハードディスク16に実装されたデータベースの個人情報テーブルを参照して、当該ゲームプレーヤが真性なゲームプレーヤであるか判定する認証処理を行う(ステップS203)。
【0144】
ステップS203で、真正なゲームプレーヤであると認証されると(ステップS204→Yes)、ゲームサーバ10は次のステップ(ステップS208)へ処理を継続する。
【0145】
ステップS203で、真正なゲームプレーヤであると認証されなかった場合(ステップS204→No)、ゲームサーバ10では、ゲーム端末40A及び40Bに対し、CPU13の制御のもと通信I/F17を介してゲームプレーヤ認証部28が認証エラー情報信号を送信する(ステップS207、図14参照)。この認証エラー情報信号をゲーム端末40A及び40BのCPU63が通信用インターフェイス回路66を介し受信すると(ステップS109→Yes、図14参照)、ゲーム端末40A及び40Bでは、当該信号に基づき認証エラー情報が表示装置73(図12参照)に表示される(ステップS108)。
【0146】
ステップS102で、当該ゲームプレーヤが未登録の場合、すなわち個人情報テーブル(図5参照)に当該ゲームプレーヤの登録がない場合(ステップS102→No)、ゲーム端末40A及び40BのCPU63は、通信用インターフェイス回路66を介してゲームサーバ10へ新規ゲームプレーヤ登録要求信号を送信し(ステップS107)、ゲームサーバ10のCPU13が通信I/F17を介して当該信号の受信を検知すると(ステップS205)、CPU13の制御のもとにゲームプレーヤ認証部28が新規ゲームプレーヤ登録処理を行う(ステップS206)。この新規ゲームプレーヤ登録処理は一般的なものであり、ゲーム端末40A、40B、・・・からネットワークNを介して会員を募り、登録者に対してゲームプレーヤIDとパスワードを付与してリライタブル磁気カードによる会員カード(図31参照)を発行し、図5の個人情報テーブルのイメージ図に例示した項目について会員個人情報を収集するものである。
【0147】
図14及び図15を参照して、上記いずれかの処理によって、真性なゲームプレーヤであると認証され認証エラー情報信号の受信が無い場合(ステップS109→No)、ゲームサーバ10、ゲーム端末40A及び40Bはゲーム開始のための処理を継続する。
【0148】
ステップS208では、ゲームサーバ10のCPU13が通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bへゲームプレーヤランキング対象情報信号を送信する。
【0149】
このゲームプレーヤランキング対象情報とは、ゲームプレーヤがどのゲームにおいてランキング対象になっているかを示す情報である。当該ゲームプレーヤが新規登録されたゲームプレーヤであれば、通常ゲームのみにおいてランキング対象である旨の情報を送信し、当該ゲームプレーヤが既に幾つかの特別ゲームにおいてランキング対象となっている場合は、そのランキング対象となっているゲームの種類を示す旨の情報を送信する。
【0150】
ゲーム端末40A及び40Bにおいて、CPU63が通信用インターフェイス回路66を介して当該ゲームプレーヤランキング対象情報信号の受信を検知すると(ステップS110)、当該受信信号に基づき表示装置73に、ゲームプレーヤがランキング対象となっているランキングを一覧し、その中からゲームプレーヤが開催したいゲームを選択する「RANKINGゲームスタート画面」を表示する(ステップS111、図21参照)。
【0151】
ゲームプレーヤは、図21の画面表示から、表示装置73(図12参照)に触接して参加したいゲームを選択する(ステップS112)。
【0152】
ゲームプレーヤにより、図21の「総合得点RANKING(通常ゲーム)」が選択されると、ゲーム端末40A及び40BのCPU63はゲームサーバ10に対して通信用インターフェイス回路66を介して、総合得点RANKING(通常ゲーム)要求信号を送信する(ステップS113)。
【0153】
ゲームサーバ10のCPU13が通信I/F17を介して総合得点ランキングゲーム(通常ゲーム)要求信号の受信を検知すると(ステップS209)、この通常ゲームの開催要求に対し特別ゲームを開催する条件を満たしていないかを判定して、当該条件を満たしている場合に特別ゲームを開催するため、次の処理を行う。すなわち、或る所定時間内に通常ゲームを行おうとゲームシステムにエントリしたゲームプレーヤをゲーム所定の人数のゲームプレーヤ群に組分け(麻雀ゲームであれば4人)、所定の人数に達しない場合はゲームサーバ10のCPU13の制御のもとゲーム代行機能部26が仮想ゲームプレーヤを介在させてゲームを開催するようにする(ステップS211)。
【0154】
次に、前記ゲームプレーヤ群のゲームプレーヤの個人情報の検索を行い(ステップS212)、検索された個人情報をもとに、当該ゲームプレーヤ群で実行するゲームが特別ゲームに該当するか否か、該当する場合はどの種類の特別ゲームに該当するかを判定する(ステップS213)。
【0155】
具体的には、ゲームサーバ10で、CPU13が、所定の時間内に受付けたゲームプレーヤの通常ゲーム参加表明をもとにゲームプレーヤ群を形成し、特別ゲーム生成部27が、ハードディスク16に実装されたデータベースの個人情報テーブル(図5参照)と、個人ゲーム成績テーブル(図6参照)と、役満RANKINGテーブル(図9参照)と、を参照し、各テーブルに格納された当該ゲームプレーヤ群に属するゲームプレーヤの個人情報またはゲームプレーヤのゲーム成績を基に、開催する特別ゲームを判定する。
【0156】
特別ゲームは、当該所定のランキングと1対1に対応するものであり、当該ゲームが所定のランキングの対象となる。この処理によって特別ゲームが生成されると、対応するランキングが増えることを意味するため、ゲームプレーヤにとって予期せぬ新しいランキングを行うことになり、従来の固定的なランキングシステムに比べて、ランキングの興趣と期待感を増大させ得るゲームを提供できる。
【0157】
前記特別ゲーム生成部27の判定結果により特別ゲームを開催する場合は(ステップS214→Yes)、ステップS219へ処理を移し、一方特別ゲームを開催せず通常ゲームを開催する場合は(ステップS214→No)、ステップS215を実行する。
【0158】
ステップS215では、総合得点ランキングゲーム(通常ゲーム)プログラムをRAM15(図4参照)にロードし(ステップS215)、ゲームを開始するためのゲーム開始信号を、通信I/F17を介してゲーム端末40A、40Bに送信する(ステップS220)。
【0159】
なお、前記特別ゲーム生成部27の判定結果により特別ゲームを開催する場合は、図22のような表示画面が、ゲームプレーヤのゲーム端末40A及び40Bの表示装置73(図12参照)に表示される。
【0160】
一方、ゲームプレーヤがランキング対象となっている特別ゲームを選択するとして、例えば図21の表示画面において「リーチ成功率ランキング」が選択されると、ゲーム端末40A及び40BのCPU63は通信用インターフェイス回路66を介して、リーチ成功率ランキングゲームの当該特別ゲーム要求信号を送信する(ステップS114)。
【0161】
ゲームサーバ10のCPU13が通信I/F17を介して当該特別ゲーム要求信号の受信を検知すると(ステップS210)、これはゲームプレーヤが指定した特別ゲームの開催要求であるため、ゲームサーバ10のCPU13の制御のもとに、ゲームプレーヤ選定部21が、ハードディスク16に実装されたデータベースの個人RANKINGテーブル(図7参照)を参照し、ゲームシステムSにアクセス中のゲームプレーヤのうち参加資格を満たすゲームプレーヤを選定し(ステップS216)、CPU13の制御のもとに特別ゲーム参加募集案内送信部22が当該ゲームプレーヤのゲーム端末に対し特別ゲーム開催案内情報を送信する(ステップS217)。
【0162】
ゲーム端末40BでCPU63が通信用インターフェイス回路66を介し特別ゲーム開催要求情報の受信を検知し(ステップS301)、ゲーム端末40Bのゲームプレーヤが当該特別ゲーム開催案内に呼応して特別ゲームに参加する場合(ステップS302→Yes)、ゲーム端末40Bのゲームプレーヤにより図24の触接部分83が触接され、ゲーム端末40Bからゲームサーバ10へ、CPU63が通信用インターフェイス回路66を介し、特別ゲームへの参加表明である特別ゲーム参加情報を送信する(ステップS303)。
【0163】
ゲームサーバ10では、CPU13が通信I/F17を介し、当該特別ゲーム参加情報の受信(ステップS218)をゲーム実行可能人数(麻雀ゲームであれば4人)に達するまで継続する(図示せず)。特別ゲーム参加情報の受信がゲーム実行可能人数分に達したならば、CPU13は特別ゲームプログラムをRAM15(図4参照)にロードし(ステップS219)、ゲームを開始するためのゲーム開始信号を、通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bに送信する(ステップS220)。
【0164】
一方、ゲーム端末40Bのゲームプレーヤが当該特別ゲーム開催案内に呼応せず特別ゲームに参加しない場合(ステップS302→No)、ゲーム端末40Bのゲームプレーヤにより図23の触接部分84が触接され、ゲーム端末40Bからゲームサーバ10へ、CPU63が通信用インターフェイス回路66を介し、特別ゲームへの不参加表明である特別ゲーム不参加情報を送信する(図示せず)。ゲームサーバ10はこの情報を受信して、ゲーム端末40Bのゲームプレーヤに対しては通常ゲームの開催処理を行うべく、ステップS211へ処理を戻す。
【0165】
なお、本実施形態では、上述の如く通常ゲーム及び特別ゲーム参加情報の受信をゲーム実行可能人数に達するまで受け付け、特別ゲーム参加情報の受信がゲーム実行可能人数分に達したならば特別ゲームを開始するよう構成しているが、本発明はこれに限らず、特別ゲーム参加情報の受信がゲーム実行可能人数分に達せずとも、ゲームサーバ10のCPU13がゲーム代行機能部26を制御してゲームプレーを代行し、特別ゲームへの参加資格を満たすような仮想ゲームプレーヤを介在させるように構成してもよい。
【0166】
以降の処理は、或るゲームプレーヤによって開催要求された特別ゲーム、ゲームサーバ10の特別ゲーム生成部によって生成された特別ゲーム、又は前記いずれの場合にも該当しない通常ゲームのいずれのゲームにおいても共通な処理である。
【0167】
図16を参照して、ゲームサーバ10はCPU13が通信I/F17を介してゲーム端末40A、40Bへゲーム開始信号を送信し(ステップS220)、ゲーム(麻雀)がスタートする。図18は、ゲーム進行中の一状況を示す図である。
【0168】
図18を参照して、触接部分77は、ゲーム端末40A、40Bの表示装置73に表示される、ゲームプレーヤによる麻雀所定の動作(「チー」、「ポン」、「カン」、「リーチ」、「ロン」、及び左記動作の取消を指示する「キャンセル」)の指示を受付ける触接部分で、タッチセンサ69と連動して動作指示の信号を検知するものである。
【0169】
ゲーム端末40A及びゲーム端末40Bで、CPU63が、通信用インターフェイス回路66を介してゲームサーバ10からのゲーム開始信号の受信を検知すると(ステップS115)、ゲーム端末40A及びゲーム端末40BではCPU63により、ゲームプレーヤにより行われる麻雀所定の操作(「自摸」、「打牌」、「チー」、「ポン」、「カン」、「ロン」など)の受付処理が行なわれ、CPU63は、当該操作によりゲームを実行する信号を、通信用インターフェイス回路66を介してゲームサーバ10へ送信する(ステップS116)。
【0170】
ゲームサーバ10で、CPU13が通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bからのゲーム実行信号の受信を検知すると(ステップS221)、CPU13の制御のもとにゲーム管理部24は、当該ゲーム実行信号に対応する所定の処理の後にゲームが継続可能かどうかの判定を行う(ステップS222)。
【0171】
ゲームが継続可能の場合(ステップS223→Yes)、ゲームサーバ10のCPU13は、通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bへゲーム継続信号を送信する(ステップS224)。
【0172】
当該信号を、通信用インターフェイス回路66を介して受信検知したゲーム端末40A及び40BのCPU63は(ステップS117→Yes)、継続してゲームサーバ10へ通信用インターフェイス回路66を介してゲーム実行信号を送信する(ステップS116)。
【0173】
一方、継続不可能の場合(ステップS223→No)、ゲーム終了であるので、ゲームサーバ10のCPU13が通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bへゲーム終了信号を送信し(ステップS225)、ゲーム端末40A及び40BのCPU63が通信用インターフェイス回路66を介して終了信号の受信を検知すると(ステップS118)、さらにゲームサーバ10ではCPU13の制御のもとに個人成績更新部29が個人成績更新処理を行う(ステップS226)。すなわち、個人ゲーム成績テーブル(図6参照)、個人RANKINGテーブル(図7参照)、JAPAN RANKINGテーブル(図8参照)、役満RANKINGテーブル(図9参照)の更新を行い、次のステップへ処理を移す。
【0174】
ゲームサーバ10では、CPU13が当該最新状態に更新された個人RANKING対象一覧情報を、CPU13の制御のもと、ランキング管理部30(図4参照)がゲーム端末40A及び40Bへ送信する(ステップS227)。すなわち、個人ゲーム成績テーブル(図6参照)のランキング対象フラグの項目を参照し、当該ゲームプレーヤがランキング対象となっているランキング項目に今回新しく行った特別ゲームを加味して、最新のランキング対象の通常ゲーム及び特別ゲームの名称の一覧を作成し、その情報を信号としてゲーム端末40A及び40Bへ送信する。
【0175】
ゲーム端末40A及び40BのCPU63が当該信号の受信を検知すると(ステップS119)、当該情報の一覧表示を行う(ステップS120)。図24の個人RANKINGの表示部分が触接されると図25の画面表示へ遷移するが、この図25の画面表示が当該個人RANKING対象一覧情報の表示イメージである。
【0176】
図25を参照して、「1.総合得点RANKING(通常ゲーム)」は通常ゲームであり、「2.リーチ成功率RANKING」、「3.東京都レディースRANKING」、「4.ダイヤモンドマスター杯RANKING」はゲーム開催前からランキング対象となっていたゲームであり、「5.マンデーRANKING」は、今回のゲーム開催結果を受けて新たに追加された、当該ゲームプレーヤのランキング項目である。
【0177】
図25の各ランキング項目を選択して表示部を触接すると、例えば、「1.総合得点RANKING(通常ゲーム)」を選択したならば(ステップS121)、図26のように通常ゲームのランキングが表示され、「5.マンデー RANKING」を選択したならば(ステップS121)、図27のようにマンデーランキングゲームのランキングが表示される。
【0178】
すなわち、図17を参照して、ゲーム端末40A及び40BのCPU63は通信用インターフェイス回路66を介し、ゲームサーバ10へランキング表示要求情報を送信し(ステップS122)、当該信号をCPU13が通信I/F17を介して検知したゲームサーバ10では(ステップS228)、CPU13の制御のもとランキング管理部30が当該ランキング表示情報を通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bへ送信し(ステップS229)、ゲーム端末40A及び40BのCPU63が通信用インターフェイス回路66を介し当該ランキング表示情報の信号の受信を検知し(ステップS123)、表示装置73へ図26及び図27のように当該ランキング情報に遷移させて表示する(ステップS124)。
【0179】
なお、前記ランキング表示は、いずれも当該ゲームプレーヤのランキング順位が表示の中央部に位置して反転表示するように初期表示し、画面スクロールを可能として全てのランキング対象者の情報が閲覧可能となるようにしてもよい。
【0180】
また、図24の「JAPAN RANKING」の表示部が触接され選択されると、図29のようなランキング画面が表示される。
【0181】
また同様に、図24の「役満RANKING」の表示部が触接され選択されると、図30のようなランキング画面が表示される。
【0182】
上述の「個人RANKING一覧」から表示させたいランキング項目を選択し表示させるという処理は、継続して行うことが出来る。すなわち、図26又は図27のランキング表示を行い、更に他のランキング項目を見たい場合(ステップS125→Yes)、図25の「個人RANKING一覧」表示に戻って、表示させたいランキング項目を選択することが出来る。
【0183】
他のランキング項目を見ずにゲームを終了する場合は(ステップS125→No)、図24の「トリプルランキング」画面へ戻り、「トリプルランキング一覧表示を終了する」の表示部を触接することにより、ゲームサーバ10は最新状態に更新された当該ゲームプレーヤの個人成績情報を、通信I/F17を介してゲーム端末40A及び40Bへ送信する(ステップS230)。ゲーム端末40A及び40BのCPU63は、通信用インターフェイス回路66を介して最新に更新された当該ゲームプレーヤの個人成績情報の受信を検知すると(ステップS126)、当該情報をカードリライト部76(図12参照)にてリライタブル磁気カード(図31参照)にリライトする(ステップS127)。
【0184】
以上で、ゲーム(麻雀)の処理は終了する。
【0185】
[第2の実施形態]
前述の(第1の)実施形態では、ゲーム開始時の初期画面(図21参照)において、開始するゲームを通常ゲームとするか特別ゲームとするかをゲームプレーヤに選択させ、通常ゲーム(図21では「総合得点RANKING(通常ゲーム)」が該当)を選択した場合にのみ、ゲームプレーヤの個人情報またはゲーム成績に基づきゲームサーバ10の特別ゲーム生成部27(図4参照)が特別ゲームを開催するかの判定を行い、ゲームプレーヤが特別ゲーム(図21では「リーチ成功率RANKING」、「東京都レディースRANKING」など)を選択した場合は、当該特別ゲームのみを開催する様にしている。
【0186】
しかし、本発明はこれに限らず、ゲームプレーヤが特別ゲーム開始を選択したとしても、さらにゲームプレーヤの個人情報またはゲーム成績に基づき特別ゲームを開催するかの判定を行い、特別ゲーム開催に該当すると判定される場合は、プレーヤが選択した特別ゲームに加えて、ゲームサーバ10の特別ゲーム生成部27(図4参照)が開催するとした特別ゲームを開催することが出来るようにしてもよい。
【0187】
本発明で言う「特別ゲーム」は、当該所定のランキングと1対1に対応するものであり、或るゲームが複数の特別ゲームに該当するということは、当該ゲームが複数のランキングの対象となることを意味する。
【0188】
例えば、ゲームプレーヤがゲーム開始時の初期画面において「リーチ成功率RANKING」を選択して当該特別ゲームを開催しようとした場合にも、ゲームサーバ10の特別ゲーム生成部27が所定の条件に基づき、更に「マンデーRANKING」なる特別ゲームを開催することが出来る。このとき当該ゲームは「リーチ成功率RANKING」と「マンデーRANKING」の2種類の性格を持つ特別ゲームとなり、ゲーム結果により当該2種類のランキングが行われる。
【0189】
このように、通常ゲームであるか特別ゲームであるかを問わず、常にゲームサーバ10の特別ゲーム生成部27が特別ゲーム開催の判定処理を行うことにより、常にゲームプレーヤにとって予期せぬ特別ゲームが発生する可能性があり、その新しく発生した特別ゲームに基づき所定のランキングが行われるため、ゲームプレーヤにとって予期せぬランキングの種類が増える可能性を持ち、ランキングの興趣を増大させ、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て得るゲームを提供することが出来る。
【0190】
【発明の効果】
本発明によれば、麻雀ゲーム等の各種ゲームにおいて特別ゲームが実行されると、見ず知らずのゲームプレーヤとのゲームを単に楽しむだけでなく、通常ランキング及び特別ランキングを行うため、従来の固定的で単調なランキングに比べて、ゲームプレーヤの競争心を掻き立て、ゲームプレーヤのゲームへの参加意欲を強くし、ランキングの興趣を持続し得るゲームを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の一実施形態のゲーム端末群35の概観を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態のゲーム端末群35を構成する一ゲーム端末の概観を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態のゲームサーバ10のハードウェアブロック図である。
【図5】ゲームサーバ10で管理する個人情報を格納する、個人情報テーブルイメージ図である。
【図6】ゲームサーバ10で管理する個人ゲーム成績を格納する、個人ゲーム成績テーブルイメージ図である。
【図7】ゲームサーバ10で管理する個人ランキング情報を格納する、個人RANKINGテーブルイメージ図である。
【図8】ゲームサーバ10で管理する都道府県別ランキング情報を格納する、JAPAN RANKINGテーブルイメージ図である。
【図9】ゲームサーバ10で管理する個人役満成績情報を格納する、役満RANKINGテーブルイメージ図である。
【図10】本発明の一実施形態で開催させる、特別ゲームのグレードを決定する根拠となる、特別ゲームグレード対照テーブルである。
【図11】本発明の一実施形態のゲーム端末群35のハードウェアブロック図である。
【図12】本発明の一実施形態のゲーム端末群35を構成する一ゲーム端末のハードウェアブロック図である。
【図13】本発明の一実施形態の処理フロー図である。
【図14】本発明の一実施形態の処理フロー図である。
【図15】本発明の一実施形態の処理フロー図である。
【図16】本発明の一実施形態の処理フロー図である。
【図17】本発明の一実施形態の処理フロー図である。
【図18】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置73に表示されるゲーム進行途中の表示イメージ図である。
【図19】本発明の一実施形態において、ゲームプレーヤ個人成績の一例を示す図である。
【図20】本発明の一実施形態において、ゲーム価値として使用する誕生石の一覧表である。
【図21】本発明の一実施形態において、ゲーム開始時に表示されるRANKINGゲームスタート画面のイメージ図である。
【図22】本発明の一実施形態において、或るゲームプレーヤの特別ゲーム開催要求に基づかず、ゲームサーバ10の処理により特別ゲームが生成される場合に、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される表示のイメージ図である。
【図23】本発明の一実施形態において、或るゲームプレーヤから特別ゲーム開催が要求され、特別ゲーム参加条件を満たすゲームプレーヤのゲーム端末の表示装置に表示される表示のイメージ図である。
【図24】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、ランキング表示の初期画面であるトリプルランキング表示画面のイメージ図である。
【図25】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、個人ランキング項目の一覧表示画面のイメージ図である。
【図26】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、総合得点ランキング(通常ゲーム)のランキング表示画面のイメージ図である。
【図27】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、或る特別ゲームのランキング表示画面のイメージ図である。
【図28】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、個人ランキングのランキング基準の一例を示す図である。
【図29】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、都道府県別ランキング情報を表示するJAPAN RANKING表示画面のイメージ図である。
【図30】本発明の一実施形態において、ゲーム端末群35を構成するゲーム端末の表示装置に表示される、個人役満成績ランキング情報を表示する役満RANKING表示画面のイメージ図である。
【図31】本発明の一実施形態において、ゲームプレーヤ認証に用いるリライタブル磁気カードのイメージ図である。
【符号の説明】
N ネットワーク
S ゲームシステム
10 ゲームサーバ
35 ゲーム端末群
40 ゲーム端末
42 透音孔
43 硬貨投入口
44 リライタブル磁気カード挿入口
12 BUS
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 ハードディスク
17 通信I/F
18 乱数発生部
19 アドレス管理部
20 特別ゲーム開催要求受信部
21 ゲームプレーヤ選定部
22 参加募集案内送信部
23 特別ゲーム参加情報受信部
24 ゲーム管理部
25 配牌管理部
26 ゲーム代行機能部
27 特別ゲーム生成部
28 ゲームプレーヤ認証部
29 個人成績更新部
30 ランキング管理部
51 主制御回路
61 副制御回路
62 BUS
63 CPU
64 ROM
65 RAM
66 通信用インターフェイス回路
67 入力インターフェイス回路群
68 硬貨検知センサ
69 タッチセンサ
70 カードリーダ
71 出力インターフェイス回路群
72 表示制御装置
73 表示装置
74 演出ランプ
75 スピーカ
76 カードリライト部
77 触接部分
81 表示部分
82 表示部分
83 触接部分
84 触接部分

Claims (5)

  1. ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバと、を用い、複数のゲームプレーヤに対して参加可能なゲームを提供するゲームシステムであって、
    前記ゲームサーバは、
    通常ゲーム及び特別ゲームを実行するゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、
    所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、当該所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、
    前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームシステム。
  2. ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバであって、
    ゲームプログラムを格納するゲームプログラム格納手段と、
    所定の条件に該当する場合に特別ゲームを実行し、所定の条件に該当しない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、
    前記ゲーム実行手段により、通常ゲームを実行した場合には通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には当該特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームサーバ。
  3. ゲームプレーヤにより操作可能な操作部を有する複数のゲーム端末装置と、当該複数のゲーム端末装置に対して、ゲームに関するデータを送受信するゲームサーバであって、
    複数のゲームプレーヤの各々に対応する個人情報を記憶する個人情報記憶手段と、
    前記個人情報記憶手段に記憶され、前記ゲームシステムにアクセスされている複数のゲームプレーヤに対応する個人情報の組合せが所定の条件に該当するかを判定し、該当すると判定される場合に特別ゲームを実行し、該当すると判定されない場合に通常ゲームを実行するゲーム実行手段と、
    前記ゲーム実行手段により通常ゲームを実行した場合には、通常ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキングを決定する一方、特別ゲームを実行した場合には特別ゲームのゲーム結果に基づき通常ランキング及び特別ランキングを決定するランキング決定手段と、を備えることを特徴とするゲームサーバ。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のゲームサーバにおいて、
    前記ランキング決定手段により決定された通常ランキング及び特別ランキングに対応するゲームプレーヤに対して報知する報知信号を当該ゲームプレーヤのゲーム端末装置に送信する送信手段を備えることを特徴とするゲームサーバ。
  5. 請求項2から請求項4のいずれかに記載のゲームサーバにおいて、
    前記ランキング決定手段により決定されたゲームプレーヤの特別ランキングに基づいてゲームプレーヤ群を決定するゲームプレーヤ群決定手段を備えたことを特徴とするゲームサーバ。
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