JP2004229395A - モータ/ジェネレータの制御装置および制御方法 - Google Patents

モータ/ジェネレータの制御装置および制御方法 Download PDF

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芳美 櫻井
Ryozo Masaki
良三 正木
Hiroo Goto
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Abstract

【課題】モータ/ジェネレータシステムにおいて、発電時に生じる電力変換器の損失を低減し、発電効率の良いモータ/ジェネレータ制御装置を提供することである。
【解決手段】主スイッチとそれに逆並列接続されたダイオードとを含むインバータ3を有し、モータ駆動時には、指令電圧に応じて主スイッチのオン、オフを制御してモータ/ジェネレータ1に供給する電力制御を行い、発電動作時にはインバータ3のダイオードの動作状態に合わせて前主スイッチのオン、オフを制御して整流動作を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ/ジェネレータの制御を行う制御装置および制御方法に関し、特に、インバータに代表される電力変換器を用いたモータ/ジェネレータの制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境問題が議論されるなか、内燃機関(エンジン)と電動機(電動モータ)とを原動機とするハイブリッド自動車(HEV)が市場に投入され始めた。ハイブリッド自動車は、燃料消費量を大幅に改善でき、二酸化炭素排出量を大幅に削減することができることから、地球温暖化抑制面で大きく期待できる。
【0003】
自動車のエンジン制御の一つとして、アイドルストップがある。アイドルストップは、停車時にエンジンを停止し、発進時にエンジンを再始動する機能である。この機能を、エンジンの伝動ベルトによって駆動されるオルタネータ(発電機)に代えて、モータの機能と発電機の機能を持たせたモータ/ジェネレータを搭載し、運転状況に応じてモータ/ジェネレータを、モータモードと発電モードとに切り替えて使用するシステムが検討されている(例えば、非特許文献1)。
【0004】
自動車に搭載するモータ/ジェネレータの機能としては、ドライバがブレーキペダルから足を離すと、電力変換器による供給電力制御のもとに、エンジン回転数を上昇させてエンジンを再始動させるモータ機能と、発電電力を電力変換器を介してバッテリに充電する発電機能とがある。さらに、場合によっては、車両の走行をアシストするアシスト機能をモータ/ジェネレータに持たせることがある。
【0005】
これらの機能を実現するために、モータ/ジェネレータの制御装置としては、MOSFET等による主スイッチ(スイッチングトランジスタ)とそれに逆並列接続されたダイオードとを組みとして一つのスイッチを構成する電圧型インバータのような電力変換器が用いられる。電力変換器は、モータ駆動時には、指令電圧に応じたPWM(パルス幅変調)制御あるいは1パルス制御によってモータ/ジェネレータに供給する電力制御を行い、発電動作時には、ダイオードによる整流作用のもとにバッテリ充電を行う(例えば、特許文献1、2)。
【0006】
【非特許文献1】
自動車電源の42V化に関する諸問題、「MG設計上の課題と対応」
平成14年度電気関係学会東海支部連合支部大会シンポジウム
【特許文献1】
特開2001−95103号公報
【特許文献2】
特開2002−213498号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
モータ/ジェネレータの発電動作時においては、電力変換器のダイオードによる整流動作によってモータ/ジェネレータの誘起電圧を直流に変換し、バッテリを充電する。この際、システムとしての発電・充電効率が悪いと、モータ/ジェネレータの発電電流を大きくするために、モータ/ジェネレータの巻線数を多くする必要がある。このため、モータ/ジェネレータの小型化に制約が生じる。さらには、コスト高になるなどの問題点がある。
【0008】
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、モータ機能を実現する駆動制御に加え、発電動作時における発電・充電効率を改善し、モータ/ジェネレータの小型化及びコスト低減を図ることができるモータ/ジェネレータの制御装置および制御方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、モータ機能と発電機能を持つモータ/ジェネレータに対する供給電力制御と、前記モータ/ジェネレータの発電制御を行うモータ/ジェネレータの制御装置において、MOSFETによる主スイッチとそれに逆並列接続されたダイオードとを含む電力変換器と、前記主スイッチのオン、オフを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、モータ駆動時には、指令電圧に応じて前記主スイッチのオン、オフを制御してモータ/ジェネレータに供給する電力制御を行い、発電動作時には、前記電力変換器の前記ダイオードの動作状態に合わせて前記主スイッチのオン、オフを制御して整流動作を行う。
【0010】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置によれば、発電動作時に、ダイオードよりオン抵抗の小さな主スイッチを用いた整流動作を行うことができ、発電動作時における電力変換の損失が低減できる。これにより、システムの発電効率を上げることが可能となり、モータ/ジェネレータの小型化及びコスト低減を図ることができる。
【0011】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置では、前記制御手段は、基本的な発電動作時制御として、発電動作時に、前記ダイオードが導通状態のときには前記主スイッチにオン信号、前記ダイオードが非導通状態のときには前記主スイッチにオフ信号を出力し、前記主スイッチをオン・オフ制御すればよく、この主スイッチのオン・オフ制御によって主スイッチを用いた整流動作を適切に行うことができ、発電動作時における電力変換の損失が低減できる。
【0012】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、詳細構成として、前記制御手段は、発電動作時の前記モータ/ジェネレータの誘起電圧を検出する誘起電圧検出手段と、前記モータ/ジェネレータの発電電力を充電するバッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、前記誘起電圧検出手段によって検出された誘起電圧と前記バッテリ電圧検出手段によって検出されたバッテリ電圧とを比較する比較手段とを有し、発電動作時には、前記比較手段の比較結果により決まる動作モードに応じて前記主スイッチのオン・オフ期間を設定する。
【0013】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置によれば、発電動作時のモータ/ジェネレータの誘起電圧とバッテリ電圧とによって動作モードを決め、決められた動作モードに応じて主スイッチのオン・オフ期間を設定するから、発電動作時に、ダイオードが導通状態のときには主スイッチがオン、ダイオードが非導通状態のときには主スイッチがオフになるオン・オフ制御が行われる。これにより、主スイッチを用いた整流動作が適切に行われ、発電動作時における電力変換の損失が低減する。
【0014】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、詳細構成として、前記制御手段は、発電動作時に、前記モータ/ジェネレータの磁極位置、回転数、バッテリ電圧から前記ダイオードの導通期間を検知し、当該導通期間に応じた信号によって前記主スイッチをオン・オフ制御する。
【0015】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置によれば、モータ/ジェネレータの磁極位置、回転数、バッテリ電圧からダイオードの導通期間を検知して当該導通期間に応じた信号により主スイッチをオン・オフ制御するから、主スイッチを用いた整流動作が適切に行われ、発電動作時における電力変換の損失を低減できる。
【0016】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、前記制御手段は、発電動作時の前記主スイッチのオン・オフ制御タイミングを、前記ダイオードが導通状態となるオンタイミングより遅らせて前記主スイッチをオンし、前記ダイオードが非導通状態となるオフタイミング以前に前記主スイッチをオフするタイミングに設定する。このタイミング設定は、誘起電圧線間の正側電圧あるいは負側電圧の包囲線で、最大値あるいは最小値となる相電圧が切り替わる時点の線間電圧とバッテリ電圧のうち、高い方の電圧に所定電圧を加えた閾値を設定し、当該閾値に応じて発電動作時の前記主スイッチのオン・オフ制御タイミングを設定することにより、設定できる。
【0017】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置によれば、誤動作などにより主スイッチの導通期間が重なることを回避でき、オンパルス信号による誤動作、例えばバッテリからモータ/ジェネレータへ電流が逆に流れ込むなどの誤動作を防止できる。
【0018】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、前記モータ/ジェネレータの界磁巻線の電流制御、電力変換器のPWM制御によって発電電圧を制御することができ、モータ/ジェネレータの発電動作時の発電電圧を可変設定できる。この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、前記電圧変換器のPWM制御によって回生制御を行うこともでき、昇圧発電を行える。
【0019】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置は、更に、前記電力変換装置は、正側と負側の各々に主スイッチを具備し、これら主スイッチの制御信号を入力して異常を検出する論理回路手段が設けられている。これにより、簡便に異常状態が検知でき、P側、N側の主スイッチが同時に導通するアーム短絡を防止できる。
【0020】
また、上述の目的を達成するために、この発明によるモータ/ジェネレータの制御方法は、モータ機能と発電機能を持つモータ/ジェネレータに対するで供給電力制御と、前記モータ/ジェネレータの発電制御を行うモータ/ジェネレータの制御方法において、主スイッチとそれに逆並列接続されたダイオードとを含む電力変換器を用い、モータ駆動時には、指令電圧に応じて前記主スイッチのオン、オフを制御してモータ/ジェネレータに供給する電力制御を行い、発電動作時には、前記電力変換器の前記ダイオードの動作状態に合わせて前記主スイッチのオン、オフを制御して整流動作を行う。
【0021】
この発明によるモータ/ジェネレータの制御方法によれば、発電動作時に、ダイオードよりオン抵抗の小さな主スイッチを用いた整流動作を行うことができ、発電動作時における電力変換の損失が低減できる。これにより、システムの発電効率を上げることが可能となり、モータ/ジェネレータの小型化及びコスト低減を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るモータ/ジェネレータの制御装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0023】
図1は、本発明による制御装置(実施形態1)を含むモータ/ジェネレータ制御システムを示している。図1の実施形態において、電力変換器であるインバータ3は、図2、図3に示すようにMOSFETの場合である。
【0024】
モータ/ジェネレータ1はインバータ3を介してバッテリ2と接続されている。モータ/ジェネレータ1は、3相交流のもので、一般的なオルタネータと同様に、ロータに巻線界磁式で界磁巻線を有している。したがって、ICレギュレータなどによって界磁巻線の電流を制御することにより、発電電圧を制御することが可能である。
【0025】
インバータ3は、電圧形のものであり、MOSFET等による正(P)側の主スイッチUp、Vp、Wpと、これらの主スイッチUp、Vp、Wpの各々に逆並列接続されたダイオードDup、Dvp、Dwpと、MOSFET等による負(N)側の主スイッチUn、Vn、Wnと、これらの主スイッチUn、Vn、Wnの各々に逆並列接続されたダイオードDup、Dvp、Dwpとを有する。
【0026】
モータ駆動時には、バッテリ2の直流電圧が、インバータ3の電力変換動作によって三相の交流電圧に変換され、モータ/ジェネレータ1に印加される。これにより、モータ/ジェネレータ1がモータ駆動される。
【0027】
発電動作時には、モータ/ジェネレータ1が発生する誘起電圧Vue、Vve、Vweをインバータ3の整流動作により直流電圧に変換し、バッテリ2に充電する。
【0028】
モータ機能を実現するPWM駆動時において、モータ/ジェネレータ1の印加電圧は、制御装置7を構成する駆動制御部8において、次のような動作によって決定される。
【0029】
まず、指令発生部10から駆動制御部8に駆動指令が与えられる。この時、駆動制御部8の電流制御回路12では、詳細についての図示は省略しているが、以下のような処理が行われる。
【0030】
すなわち、d−q座標軸において、d軸電流指令値と座標変換回路15より得られるd軸電流idとの電流偏差、q軸電流指令値と座標変換回路15より得られるq軸電流iqとの電流偏差を各々演算し、それぞれの電流偏差に対応したd軸制御電圧Vd、q軸制御電圧Vqを制御演算によって得る。
【0031】
d、q軸制御電圧Vd、Vqを入力する座標変換回路13は、磁極位置センサ5によって検出される磁極位置θdにより静止座標系の三相電圧指令値Vur、Vvr、Vwrを演算する。これらの三相電圧指令値はPWM信号発生回路14に入力される。
【0032】
PWM信号発生回路14は、演算により、三相電圧指令値Vur、Vvr、Vwrより三相のPWMパルスPup、Pvp、Pwp、Pun、Pvn、Pwnを生成し、これらパルス信号をインバータ3に出力する。これにより、インバータ3がPWM制御され、モータ/ジェネレータ1に印加する電圧が決定される。
【0033】
上述の電流制御における電流フィードバック値は、以下に説明する手順で検出される。モータ/ジェネレータ1のU相、V相、W相の各々の電力線には電流検出抵抗4u、4v、4wがあり、U相電流iu、V相電流iv、W相電流iwが電流検出回路16によって検出される。
【0034】
検出されたU相電流iu、V相電流iv、W相電流iwは、座標変換回路15により、d−q軸座標系のd、q軸電流id、iqに変換される。この実施形態では、電流検出回路16で、全ての相の電流iu、iv、iwを検出しているが、2相のみ検出し、残りの1相は演算により求め、1相の電流検出を省略することもある。
【0035】
モータ/ジェネレータ1において、同じモータ速度ωで、かつ、同じモータトルクτを発生する条件の下で、d軸電流指令値、q軸電流指令値の割合を変えることができるが、モータ損失は異なる。そこで、トルク指令値に対してモータ損失が最も少ない最適な電流指令を出力し、電流制御を行うようにしている。
【0036】
なお、モータ/ジェネレータ1の速度ω(回転数)は、速度検出部11において、磁極位置センサ5によって検出される磁極位置θdの変化量(微分演算)から検出しており、指令発生部10と電流制御回路12に入力される。
【0037】
以上のように、エンジンを再始動させるモータ機能として、モータ/ジェネレータ1を駆動する時には、図2に示されているように、モータ/ジェネレータ1の電流iu、iv、iwを電流検出回路16に取り込み、指令発生部10からの駆動指令であるトルク指令のトルクが発生するように、PWM信号発生回路14が発生するPWM信号によってインバータ3の主スイッチUp、Vp、Wp、Un、Vn、Wnの各々をオン、オフし、インバータ3によって電力変換制御を行うことで実現できる。
【0038】
これに対し、モータ/ジェネレータ1が、エンジンにより駆動され、バッテリ2を充電する発電動作時には、インバータ3の整流動作により、モータ/ジェネレータ1の誘起電圧を直流に変換し、バッテリ2を充電する。この発電動作時におけるインバータ3の整流動作に着目したことが本発明のポイントである。
【0039】
図1に示されているように、発電制御部9は、パルス発生回路17と、比較回路18と、誘起電圧検出回路19と、モード判定・周期演算回路20とから成る。
【0040】
発電動作時には、指令発生部10からの発電指令により、発電制御部9において、電圧検出回路19によってモータ/ジェネレータ1の誘起電圧Vue、Vve、Vweを検出し、モード判定・周期演算回路20において、誘起電圧Vue、Vve、Vweと、バッテリ電圧検出器6によって検出されるバッテリ2の電圧VBの関係などから、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御するパルスの周期を演算してパルス発生回路17で、パルス信号を作成する。このパルス信号をインバータ3に出力し、ダイオード整流に加えて主スイッチUp、Vp、……、Wnを用いた整流動作を併用する発電動作を行う(図3参照)。
【0041】
比較回路18は、誘起電圧検出回路19より取り込んだ誘起電圧Vue、Vve、Vweと、バッテリ電圧検出器6によって検出されるバッテリ2のバッテリ電圧VBから、Ve≧VBであるか否かを判断する
つぎに、図4、5を用いて上述した発電時の動作を説明する。図4はバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより低い場合、図5はバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより高い場合の動作説明図である。
【0042】
図4、図5において、(a)は出力電圧波形、(b)はモータ/ジェネレータ1の各相誘起電圧Vue、Vve、Vweの波形及び磁極位置θd、(c)は誘起電圧とバッテリ電圧VBによってオン(ON)状態となるダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作タイミング、(d)はダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作に合わせて制御する各相の主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号波形及び定義するモードを示す。
【0043】
磁極位置θdと各相誘起電圧Vue、Vve、Vweの関係は、各相誘起電圧最大値Eu0、Ev0、Ew0がemであるとすると、次式(1)で表される。
Vue=−Eu0・sinθd=−em・sinθd …(1)
Vve=−Ev0・sin(θd+2π/3)
=−em・sin(θd+2π/3) …(2)
Vwe=−Ew0・sin(θd−2π/3)
=−em・sin(θd−2π/3) …(3)
誘起電圧線間値Veとなる時刻は、図4(b)、図5(b)に示されているように、各相誘起電圧Vue、Vve、Vweにおいてem/2となる時刻と同じである。
【0044】
図4に示すバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより低い場合の発電時の動作を説明する。この場合のダイオード整流回路の動作は、誘起電圧Vue、Vve、Vweの大きさにより、導通するダイオードが順次移行していくことによって誘起電圧を直流電圧に変換し、バッテリ2を充電する。
【0045】
インバータ3の正(P)側ダイオードDup、Dvp、Dwpは、各相の誘起電圧が最大値となる相のもの順で、順次導通状態となる。これに対し、負(N)側ダイオードDun、Dvn、Dwnは、各相の誘起電圧が最小値となる相のもの順で、順次導通状態となる。このように誘起電圧の大きさによって導通するダイオードが移行することで、整流動作が行われ、バッテリ2が充電される。
【0046】
したがって、時刻t0以降は、誘起電圧Vueが最大値となり、P側ダイオードDupが導通状態、誘起電圧Vveが最小値となり、N側ダイオードDvnが導通状態となり、バッテリ2を充電する。
【0047】
次に、時刻t1以降からは、誘起電圧Vweが最小値となることから、N側の導通ダイオードはDunからDwnに転流し、時刻t1から時刻t2までは、P側ダイオードDupとN側ダイオードDwnが導通状態となり、バッテリ2を充電する。
【0048】
以降、時刻t2、t3、……、t5において上記の転流動作が行われ、導通するダイオードが順次移行し、バッテリ2を充電する整流動作が行われる。この転流動作が行われる時刻t0、t1、……、t5は、各相誘起電圧Vue、Vve、Vweの最大値をemとすると、em/2となる時刻である。
【0049】
ここで、前述したように誘起電圧Vue、Vve、Vweの大きさによって導通状態が順次移行するダイオードDup、Dvp、……、Dwnに合わせ、すなわち、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnのオンタイミングとオフタイミングに応じて、図4(d)に示されているような各主スイッチUp、Vp、……、Wn毎のパルス信号を作成して出力し、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御する。
【0050】
MOSEFT等による主スイッチUp、Vp、……、Wnのオン抵抗は、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnより低いことから、ダイオードを流れていた電流が主スイッチに移ることになる。
【0051】
以上のように、バッテリ2を充電する際に、オン抵抗の低い主スイッチを用いた整流動作を行うことが実現可能となり、電力変換の損失が低減できる効果が期待できる。
【0052】
つぎに、図5に示すバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより高い場合の発電時の動作を説明する。バッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより高い場合、ダイオードがオンして導通状態となるのは、図示のように、P側ダイオードDup、Dvp、Dwpは、誘起電圧の相電圧値が最大となる相で、かつ誘起電圧線間値がバッテリ電圧VBより高い範囲である。
【0053】
また、N側ダイオードDun、Dvn、Dwnは、誘起電圧の相電圧値が最小となる相で、図5(c)に示す範囲で各相のダイオードが導通状態となる。したがって、P側ダイオードDupの導通期間は時刻t0〜t1、N側ダイオードDunの導通期間は時刻t8〜t9の範囲である。
【0054】
そこで、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnのオンタイミング、オフタイミングに応じて、図5(d)に示されているような主スイッチUp、Vp、……、Wnスイッチ毎のパルス信号を作成して出力し、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御する。この場合も、主スイッチUp、Vp、……、Wnのオン抵抗がダイオードDup、Dvp、……、Dwnより低いことから、ダイオードを流れていた電流が主スイッチに移ることになる。
【0055】
以上のように、誘起電圧Vue、Vve、Vweとバッテリ電圧VBで導通状態となるダイオードDup、Dvp、……、Dwnに応じて主スイッチUp、Vp、……、Wn毎のパルス信号を作成して主スイッチUp、Vp、……、Wnの導通を制御することにより、バッテリ2を充電する際には、オン抵抗の低い主スイッチUp、Vp、……、Wnを用いた整流動作を行うことが実現可能となり、電力変換の損失が低減できる効果が期待できる。
次に、発電動作時の主スイッチ制御用のパルス信号作成の具体的な手順を図6〜図8に示されているフローチャートを参照して説明する。
【0056】
まず、処理91で、誘起電圧Vue、Vve、Vweを誘起電圧検出回路19を介して比較回路18に入力する。また、処理92で、バッテリ2の電圧VBを電圧検出器6を介して比較回路18に入力する。
【0057】
比較回路18では、取り込んだ誘起電圧Vue、Vve、Vweとバッテリ電圧VBから、処理93に示すように、バッテリ電圧VBと誘起電圧線間電圧値Veとを比較し、図4に示されているVe≧VBの動作モードか、図5に示されているVe<VBの動作モードであるかを判断する。
【0058】
処理93の判定処理が真の場合、すなわち、バッテリ電圧VBが誘起電圧線間電圧値Veより小さいか等しい場合(Ve≧VB)には、処理94において、図4に示されている動作モードに基づいた主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を作成する。
【0059】
これに対し、処理93の判定処理が否の場合、すなわち、バッテリ電圧VBが誘起電圧線間電圧値Veより高い場合(Ve<VB)には、図5に示されている動作モードに基づいた主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を作成する。これら、処理94あるいは95で作成した主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を処理96で出力する。
【0060】
処理94、95のパルス信号作成の処理は、次のように行う。処理94の場合は、図7の処理フローに示すように、処理941で、磁極位置θdを取り込む。この磁極位置θdを基準に、図4(d)に示すように定義するモード(1)〜(6)を判定する。次に、モータ/ジェネレータ1の回転数ωで決まる周期T1を演算し(図4参照)、各モードに対応する各相のパルス信号を、予め演算したT1期間出力する。
【0061】
例えば、モード(2)においては、T1期間、主スイッチUp、Vnには、オン信号を、他相の主スイッチにはオフ信号を出力する。このような動作をさせることで、磁極位置θdを基準にして判定するモードに対応した各相のパルス信号を出力でき、主スイッチUp、Vp、……、WnとダイオードDup、Dvp、……、Dwnを併用した整流動作が実現でき、バッテリ2を充電できることになる。
【0062】
処理95の場合は、バッテリ電圧VBと誘起電圧Vue、Vve、Vweの大きさ、及びモータ/ジェネレータ1の回転数ωから周期T1、T2を演算し(図5参照)、図5(d)に示すように、磁極位置θdを基準に定義するモード(1)〜(12)に従い、各モードに対応する各相のパルス信号を予め演算したT1あるいはT2期間出力する。
【0063】
例えば、モード(3)においては、T1期間、主スイッチUp、Vnにはオン信号を、他相の主スイッチにはオフ信号を出力する。次いで、モード(4)では、T2期間、主スイッチUpにはオン信号、他相の主スイッチにはオフ信号を出力する。このようにすることにより、磁極位置θdを基準にして判定するモードに対応した各相のパルス信号を出力でき、主スイッチUp、Vp、……、WnとダイオードDup、Dvp、……、Dwnを併用して整流動作が実現でき、バッテリ2を充電できることになる。
【0064】
なお、モータ/ジェネレータ1のロータが巻線界磁式であることから、界磁巻線の電流を制御することにより、前述した発電動作に加えて、発電電圧を制御できる。さらに、前述した発電動作に代わり、インバータ3をPWM制御し、誘起電圧を直流電圧に変換するコンバータ動作を行うことで発電電圧を制御することができる。
【0065】
以上述べたように、本発明の実施形態によれば、誘起電圧によって導通状態が決まるダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作状態に合わせ、磁極位置θdを基に作成する各相の主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を主スイッチUp、Vp、……、Wnに印加し、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御することにより、主スイッチUp、Vp、……、Wnを用いた整流動作が可能となる。
【0066】
したがって、発電時に電力変換の損失が低減できることから、システムの発電効率を高くすることができるという効果がある。このことは、主スイッチUp、Vp、……、Wnが、MOSFETであることにより、効果が大きい。
【0067】
これによりモータ/ジェネレータ1の小型化及びコスト低減ができる。さらに、磁極位置θdを基にモードを定義して主スイッチUp、Vp、……、Wnを制御するパルス信号を作成することから、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作状態を監視する周辺回路を省くことができる。
【0068】
さらに、図1に示されている実施形態では、説明のために、駆動制御部8と発電制御部9にPWM発生回路14とパルス発生回路17を別個に設けているが、この回路は共通化が可能であり、これによって周辺回路が省略でき、制御回路を小型化できる効果がある。
【0069】
なお、図1に示されている実施形態において、駆動制御部8の動作を搬送波に同期したPWM制御に代わり、PWM制御に比べ電圧利用率が高く、スイッチング損失が小さい1パルス制御信号により印加電圧を制御することもでき、1パルス制御とした場合にも、同様な効果が得られることは当然である。
【0070】
さらに、図1に示されている実施形態では、モータ/ジェネレータ1の磁極位置θdを検出する磁極位置センサ5を設けているが、磁極位置センサ5をなくして、磁極位置検出手段による磁極位置信号を基にした場合でも、前述と同様な制御が実現でき効果が得られる。
【0071】
また、モータ/ジェネレータ1の界磁巻線電流を制御することで前述した発電動作時に加えて発電電圧を制御することができる。さらに、インバータ3をPWM制御しコンバータ動作をさせることで発電電圧を制御することができる。したがって、これらを併用することにより発電時の電力変換の損失を低減して、システムの発電効率を高くすることができ、かつ発電電圧が制御できるという効果がある。
【0072】
図9は、本発明による制御装置(実施形態2)を含むモータ/ジェネレータ制御システムを示している。なお、図9において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0073】
実施形態では、電圧設定回路21が設けられ、電圧設定回路21より比較回路18に設定電圧V0を印加している。なお、この実施形態でも、PWM制御の場合を例として説明している。
【0074】
指令発生部10から駆動制御部8に駆動指令を与えて、エンジンを再始動させるモータ機能のPWM駆動時は、前述の実施形態1と同様に、モータ/ジェネレータ1の電流iu、iv、iwを電流検出回路16より取り込み、トルク指令に応じたトルクが発生するように、電流制御回路12によって電流制御を行う。
【0075】
電流制御回路12からの制御量であるd軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vqを入力する座標変換回路13では、磁極位置θdにより静止座標系の三相電圧指令値Vur、Vvr、Vwrを演算する。これらの三相電圧指令値Vur、Vvr、VwrをPWM信号発生回路14に入力し、三相のPWMパルスPup、Pvp、Pwp、Pun、Pvn、Pwnをインバータ3に出力する。これにより、モータ/ジェネレータ1に印加する電圧が決定され、モータ駆動される。
【0076】
これに対し、モータ/ジェネレータ1がエンジンにより駆動され、バッテリ2を充電する発電動作時においては、インバータ3の整流動作により、モータ/ジェネレータ1の誘起電圧を直流に変換し、バッテリ2を充電する。
【0077】
この発電時におけるインバータ3の整流動作が実施形態1の場合と相違する。すなわち、図9に示されている実施形態では、電圧設定回路21により設定電圧V0を比較回路18に印加していることにより、主スイッチUp、Vp、……、Wnに与えるパルス信号の発生要件が異なる。
【0078】
つぎに、図10〜図13を用いてこの実施形態での発電時の動作を説明する。図10はバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより低い場合、図11はバッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより高い場合の動作説明図である。
【0079】
なお、図10、図11においても、(a)は出力電圧波形、(b)はモータ/ジェネレータ1の各相誘起電圧Vue、Vve、Vweの波形及び磁極位置θd、(c)は誘起電圧とバッテリ電圧VBによってオン(ON)状態となるダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作タイミング、(d)はダイオードDup、Dvp、……、Dwnの動作に合わせて制御する各相の主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号波形及び定義するモードを示す。
【0080】
発電動作時の主スイッチ制御用のパルス信号作成は、図12に示されているように、まず、処理91で、誘起電圧Vue、Vve、Vweを誘起電圧検出回路19を介して比較回路18に入力する。また、処理92で、バッテリ2の電圧VBを電圧検出器6を介して比較回路18に入力する。
【0081】
比較回路18では、取り込んだ誘起電圧Vue、Vve、Vweとバッテリ電圧VBから、処理93に示すように、バッテリ電圧VBと誘起電圧線間電圧値Veとを比較し、図10に示されているVe≧VBの動作モードか、図11に示されているVe<VBの動作モードであるかを判断する。
【0082】
処理93の判定処理が真の場合、すなわち、バッテリ電圧VBが誘起電圧線間電圧値Veより小さいか等しい場合(Ve≧VB)に、処理97において、閾値電圧VSを次のように設定する。
VS=Ve+V0 …(4)
次に、処理99において、図10に示されている動作モードに基づいた主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を作成する。
【0083】
これに対し、処理93の判定処理が否の場合、すなわち、バッテリ電圧VBが誘起電圧線間電圧値Veより高い場合(Ve<VB)には、処理98において、閾値電圧VSを次のように設定する。
VS=VB+V0 …(5)
この閾値電圧VSは、電圧設定回路21で設定した設定電圧V0を比較回路18に印加して設定できる。
【0084】
次に、処理100において、図11に示されている動作モードに基づいた主スイッチのパルス信号を作成する。これら、処理99あるいは100で作成した主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を処理96で出力する。
【0085】
処理99、100のパルス信号作成の処理は、次のように行う。図13の処理フローに示すように、処理101で、磁極位置θdを取り込む。つぎに、処理102で、この磁極位置θdからモード(1)〜(12)を判定する。次に、モータ/ジェネレータ1の回転数ωで決まる周期T1、T2を演算し、図10(d)、あるいは図11(d)に示されているように、磁極位置θdを基準に定義するモード(1)〜(12)に従い、各モードに対応する各相のパルス信号を予め演算した期間T1あるいはT2期間出力する。このようにして主スイッチUp、Vp、……、Wnのパルス信号を出力する。
【0086】
例えば、モード(3)においては、T1期間、主スイッチUp、Vnにはオン信号を、他相の主スイッチにはオフ信号を出力する。次いで、モード(4)では、T2期間、主スイッチUpにはオン信号、他相の主スイッチにはオフ信号を出力する。
【0087】
以上により、磁極位置θdを基準にして判定するモードに対応した各相のパルス信号を出力でき、主スイッチUp、Vp、……、WnとダイオードDup、Dvp、……、Dwnを併用した整流動作が実現でき、バッテリ2を充電できることになる。
【0088】
このようにして作成するP側主スイッチ、N側主スイッチのパルス信号を用いて主スイッチUp、Vp、……、Wnを制御することにより、整流動作においてダイオードDup、Dvp、……、Dwn流れていた電流が、このダイオードDup、Dvp、……、Dwnに対応する主スイッチUp、Vp、……、Wnにパルス信号(ハイレベル)が印加されると、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnよりオン抵抗が低い主スイッチUp、Vp、……、Wnに移ることになる。
【0089】
バッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより低い場合、図10に示されているように、時刻t0において導通状態となるダイオードDunと主スイッチVnを流れていたバッテリ2の充電電流は、時刻t7において主スイッチUpにオンパルス信号が印加されるために、ダイオードDupから主スイッチUpへと転流し、主スイッチUpとVnを介して整流動作が行われ、バッテリ2を充電する。その後、時刻t12で、主スイッチUnがオフするために再度、ダイオードDvnを流れることになる。
【0090】
次に、時刻t1で、誘起電圧Vweが最小値となることから、N側ダイオードはDvnからDwnに転流し、主スイッチWnにパルス信号(ハイレベル)が印加される時刻t13までは、主スイッチUpとダイオードDwn間を流れ、主スイッチWnにパルス信号(ハイレベル)が印加されている時刻t13からt8までは、主スイッチUpとWnが導通状態となり、バッテリ2を充電する。
【0091】
このように、P側主スイッチは、ダイオードが転流するタイミング(誘起電圧最大値emとするとem/2となる時刻)と、閾値電圧VS<誘起電圧の関係から決定して作成するパルス信号により、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御してバッテリ2を充電する整流動作を実現できるようにしている。
【0092】
これにより、バッテリ2を充電する際にオン抵抗の低い主スイッチUp、Vp、……、Wnを用いた整流動作を行うことが可能となり、電力変換の損失が低減できる効果がある。
【0093】
さらに、閾値電圧を設定することにより、本来、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnが導通状態となる期間より主スイッチUp、Vp、……、Wnを導通状態とする期間を狭くすることが可能となる。
【0094】
すなわち、発電動作時の主スイッチUp、Vp、……、Wnのオン・オフ制御タイミングを、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnが導通状態となるオンタイミングより遅らせて主スイッチUp、Vp、……、Wnをオンし、ダイオードup、Dvp、……、Dwnが非導通状態となるオフタイミング以前に主スイッチUp、Vp、……、Wnをオフするタイミングに設定することができる。
【0095】
これにより、主スイッチUp、Vp、……、Wnの導通期間が重なることがなくなり、バッテリ2からモータ/ジェネレータ1へ電流が逆に流れ込んでしまうスイッチ制御による誤動作がなくなる。
【0096】
バッテリ電圧VBが誘起電圧線間値Veより高い場合、図11に示されているように、時刻t7以前にダイオードDupと主スイッチVnを介してバッテリ2を充電していた充電電流は、時刻t7においてUpにパルス信号(ハイレベル)が印加されるために、DupからUpへと転流しUpとVnを流れてバッテリ2を充電する。その後、時刻t12でVnがオフするために再度、Dvnを流れることになる。
【0097】
次に、時刻t1でVweが最小値となることから、N側ダイオードDwnが誘起電圧が閾値電圧VSより高くなると、オン状態となる。その後、時刻t13において、主スイッチWnにパルス信号(ハイレベル)が印加されると、主スイッチUpとダイオードDwn間を流れていた充電電流は、主スイッチWnにパルス信号(ハイレベル)が印加されている時刻t13からt8までは主スイッチUpとUwが導通状態となり、バッテリ2を充電する。
【0098】
このように、P側、N側主スイッチUp、Vp、……、Wnは、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnが転流するタイミング(誘起電圧最大値emとするとem/2となる時刻)と、閾値電圧VSと誘起電圧の関係から決定して作成するパルス信号により、主スイッチUp、Vp、……、Wnを制御してバッテリ2を充電する整流動作を行うようにする。これにより、バッテリ2を充電する際にオン抵抗の低い主スイッチUp、Vp、……、Wnを用いた整流動作を行うことが可能となり、電力変換の損失が低減できる効果がある。
【0099】
さらに、この場合も、閾値電圧を設定することにより、本来、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnが導通状態となる期間より主スイッチUp、Vp、……、Wnを導通状態とする期間を狭くすることが可能となり、主スイッUp、Vp、……、Wnチの導通期間が重なることがなくなる。これによりバッテリ2からモータ/ジェネレータ1へ電流が逆に流れ込んでしまうことがなくなる。
【0100】
この実施形態でも、誘起電圧によって導通状態が決まるダイオードに合わせて各相スイッチにパルス信号を印加して、主スイッチUp、Vp、……、Wnをオン、オフ制御させることで、主スイッチとダイオード併用による整流動作が可能となる。
【0101】
このように主スイッチUp、Vp、……、Wnを制御することにより、発電時の電力変換の損失を低減でき、システムの発電効率を高くすることができる効果がある。これによりモータ/ジェネレータの小型化及びコスト低減ができる。なお、この実施形態でも、PWM発生回路とパルス発生回路は共通化できる。
【0102】
さらに、主スイッチUp、Vp、……、Wnを制御するパルス信号(ハイレベル)を、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnが導通する期間より短くすることにより、誤動作などにより主スイッチUp、Vp、……、Wnの導通期間が重なることがなくなることから、オンパルス信号による誤動作、例えばバッテリ2からモータ/ジェネレータ1へ電流が逆に流れ込むなどの誤動作を防止できる効果がある。
【0103】
さらに、この実施形態においても、界磁巻線の電流を制御すること、あるいは前述した発電動作に代わり、インバータ3をPWM制御によるコンバータ動作を行うことで、発電電圧を制御することができる。したがって、発電時の電力変換の損失を低減してシステムの発電効率を高くすることができ、発電電圧が制御できるという効果がある。
【0104】
なお、この実施形態においても、駆動制御部8の動作をPWM制御に代わり、1パルス制御とした場合にも同様な効果が得られることは当然である。さらに、モータ/ジェネレータ1の磁極位置を検出する磁極位置センサ5を設けているが、磁極位置センサ5をなくして、磁極位置検出手段による磁極位置信号を基にした場合でも、前述と同様な制御が実現でき、効果が得られる。
【0105】
これまで述べてきた図1、図9の実施形態は、指令発生部10からの駆動指令あるいは発電指令により、駆動指令の場合は図2に示すように駆動制御部8によるPWM制御あるいは1パルス制御によるモータ駆動、発電指令の場合は図3に示すように発電制御部9により前述した主スイッチとダイオードによる整流動作を行いバッテリ2を充電する。このように図1、図9の実施形態は、誘起電圧がある程度高い場合である。
【0106】
つぎに、モータ/ジェネレータ1の誘起電圧が低い低速回転域において、バッテリ2を充電する場合の実施形態を図14を参照して説明する。誘起電圧が低い場合は、指令発生部10から駆動制御部8に回生指令を入力する。この回生指令によりインバータ3の主スイッチUp、Vp、……、WnにPWMパルスを印加する。
【0107】
このPWMパルスにより、主スイッチUp、Vp、……、Wnをスイッチングし、モータ/ジェネレータ1のインダクタンスを利用することが可能となり、昇圧発電することができる。
【0108】
誘起電圧が高くなる回転数領域では、指令発生部10から駆動制御部8への回生指令をやめて、発電制御部9に発電指令を入力する。この発電指令により、発電制御部9において、ダイオードDup、Dvp、……、Dwnの導通状態に合わせた主スイッチUp、Vp、……、Wnのオン、オフ制御を行うことができる。
【0109】
なお、指令発生部10からの制御指令の変更は、予め、モータ/ジェネレータ1の特性を把握しておき、速度検出部11で検出した速度の応じて出力する指令を変更する方式、あるいは図示は省略するが、検出する誘起電圧の大きさを判定し指令を変更する方式などがある。
【0110】
このように誘起電圧が低い低速回転域において、PWMパルスによる主スイッチDup、Dvp、……、Dwnの回生制御により、モータ/ジェネレータ1のインダクタンスを利用した昇圧発電と、主スイッチUp、Vp、……、Wnのオン、オフ制御による整流動作を組み合わせた発電動作の実施形態においても、効率よく発電動作ができるという効果がある。
【0111】
図15は、本発明によるモータ/ジェネレータの制御装置の他の実施形態を示している。この実施形態では、論理ゲート回路221、222、223からなる異常検出回路22が追加されている。異常検出回路22の論理ゲート回路221、222、223は、オープンコレクタ出力形式とし、それらの各出力を接続して出力O1としている。
【0112】
すなわち、論理ゲート回路221にはU相主スイッチUp、Unのゲート信号、論理ゲート回路222にはV相主スイッチVp、Vnのゲート信号、さらに論理ゲート回路223にはW相主スイッチWp、Wnのゲート信号をそれぞれ入力している。
【0113】
したがって、論理ゲート回路221、222、223からなる異常検出回路22は、同じ相のP側主スイッチとN側主スイッチに誤動作などによって同時に導通させる故障があった場合に、異常検出回路22の出力O1にフォルト信号を出力して異常状態を検知できるものである。
【0114】
主スイッチを制御するパルス信号を作成し出力している場合、本来、同じ相のP側スイッチとN側スイッチが同時に導通するパルス信号を出力することがないにも拘わらず、外部からのノイズや他の何らかの原因で同じ相のP相、N相の主スイッチを同時に導通させてしまった場合は、アーム短絡となってしまう。
【0115】
このことに対処するために、論理ゲート回路221、222、223からなる異常検出回路22を設けている。これらの論理ゲート回路221、222、223では、どれかの相のP側、N側主スイッチを同時に導通させる制御信号となった場合は、出力O1にフォルト信号が出力される。
【0116】
このフォルト信号を検知することで、異常状態が検知でき、異常時は、例えば、全ての主スイッチの制御信号をオフし、異常状態回復後は、作成する制御信号を主スイッチに出力する処理を行う。これにより異常状態が検知でき、P側、N側の主スイッチが同時に導通するアーム短絡を防止できることになる。
【0117】
このように、この実施形態によれば、主スイッチのパルス制御信号の誤動作などにより、同じ相の主スイッチが同時に導通状態となることが回避できるという効果がある。
【0118】
上述したように、この発明によるモータ/ジェネレータの制御装置によれば、主スイッチをダイオードの状態に合わせて制御する整流動作により、発電時の電力変換器の損失を低減でき、システムの発電効率を高くすることができ、さらに、主スイッチのパルス信号は磁極位置を基に作成することから、新たな周辺回路を設ける必要がなく制御回路を小型化できる。さらに、主スイッチを制御するパルス信号による誤動作も防止でき、また、発電動作時に界磁巻線の電流を制御するか、電力変換器をPWM制御することにより発電電圧を制御することもできる。
【0119】
以上、本発明のいくつかの実施形態について詳述したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱することなく、設計において種々の変更ができるものである。
【0120】
【発明の効果】
以上の説明から理解できるように、本発明によるモータ/ジェネレータの制御装置、および制御方法によれば、誘起電圧によって導通状態が決まるダイオードの状態に合わせて、ダイオードが導通状態のときにはオン信号、ダイオードが非導通状態のときにはオフ信号を出力して主スイッチをオン、オフ制御することで、主スイッチとダイオードを併用した整流動作が実現可能となり、発電時の電力変換の損失を低減でき、システムの発電効率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置(実施形態1)を含むモータ/ジェネレータ制御システムを示す構成図である。
【図2】実施形態1のモータ駆動時の制御ブロック図である。
【図3】実施形態1の発電動作時の制御ブロック図である。
【図4】実施形態1のVe≧VB発電動作時の動作を示すタイムチャートである。
【図5】実施形態1のVe<VB発電動作時の動作を示すタイムチャートである。
【図6】実施形態1の発電動作時の処理フローを示すテローチャートである。
【図7】実施形態1のVe≧VB発電動作時のパルス信号作成の処理フローを示すテローチャートである。
【図8】実施形態1のVe<VB発電動作時のパルス信号作成の処理フローを示すテローチャートである。
【図9】本発明による制御装置(実施形態2)を含むモータ/ジェネレータ制御システムを示す構成図である。
【図10】実施形態2のVe≧VB発電動作時の動作を示すタイムチャートである。
【図11】実施形態2のVe<VB発電動作時の動作を示すタイムチャートである。
【図12】実施形態2の発電動作時の処理フローを示すテローチャートである。
【図13】実施形態2の発電動作時のパルス信号作成の処理フローを示すテローチャートである。
【図14】本発明による制御装置(実施形態3)を含むモータ/ジェネレータ制御システムを示す構成図である。
【図15】本発明による制御装置(実施形態4)を含むモータ/ジェネレータ制御システムの要部の構成図である。
【符号の説明】
1 モータ/ジェネレータ
2 バッテリ
3 インバータ
4u、4v、4w 電流検出抵抗
5 磁極位置センサ
6 バッテリ電圧検出器
7 制御装置
8 駆動制御部
9 発電制御部
10 指令発生部
11 速度検出部
12 電流制御回路
13 座標変換回路
14 PWM発生回路
15 座標変換回路
16 電流検出回路
17 パルス発生回路
18 比較回路
19 誘起電圧検出回路
20 モード判定・周期演算回路
21 電圧設定回路
22 異常検出回路
221、222、223 論理ゲート回路

Claims (11)

  1. モータ機能と発電機能を持つモータ/ジェネレータに対する供給電力制御と、前記モータ/ジェネレータの発電制御を行うモータ/ジェネレータの制御装置において、
    主スイッチとそれに逆並列接続されたダイオードとを含む電力変換器と、
    前記主スイッチのオン、オフを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、モータ駆動時には、指令電圧に応じて前記主スイッチのオン、オフを制御してモータ/ジェネレータに供給する電力制御を行い、発電動作時には、前記電力変換器の前記ダイオードの動作状態に合わせて前記主スイッチのオン、オフを制御して整流動作を行うことを特徴とするモータ/ジェネレータの制御装置。
  2. 前記制御手段は、発電動作時に、前記ダイオードが導通状態のときには前記主スイッチにオン信号、前記ダイオードが非導通状態のときには前記主スイッチにオフ信号を出力し、前記主スイッチをオン・オフ制御することを特徴とする請求項1に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  3. 前記制御手段は、発電動作時の前記モータ/ジェネレータの誘起電圧を検出する誘起電圧検出手段と、前記モータ/ジェネレータの発電電力を充電するバッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段と、前記誘起電圧検出手段によって検出された誘起電圧と前記バッテリ電圧検出手段によって検出されたバッテリ電圧とを比較する比較手段とを有し、発電動作時には、前記比較手段の比較結果により決まる動作モードに応じて前記主スイッチのオン・オフ期間を設定する請求項1又は2に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  4. 前記制御手段は、発電動作時に、前記モータ/ジェネレータの磁極位置、回転数、バッテリ電圧から前記ダイオードの導通期間を検知し、当該導通期間に応じた信号によって前記主スイッチをオン・オフ制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  5. 前記制御手段は、発電動作時の前記主スイッチのオン・オフ制御タイミングを、前記ダイオードが導通状態となるオンタイミングより遅らせて前記主スイッチをオンし、前記ダイオードが非導通状態となるオフタイミング以前に前記主スイッチをオフするタイミングに設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  6. 誘起電圧線間の正側電圧あるいは負側電圧の包囲線で、最大値あるいは最小値となる相電圧が切り替わる時点の線間電圧とバッテリ電圧のうち、高い方の電圧に所定電圧を加えた閾値を設定し、当該閾値に応じて発電動作時の前記主スイッチのオン・オフ制御タイミングを設定することを特徴とする請求項5に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記モータ/ジェネレータの界磁巻線の電流を制御して発電電圧を制御することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記電力変換器をPWM制御して発電電圧を制御することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記電圧変換器のPWM制御によって回生制御することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータの制御装置。
  10. 前記電力変換装置は、正側と負側の各々に主スイッチを具備し、これら主スイッチの制御信号を入力して異常を検出する論理回路手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のモータ/ジェネレータ制御装置。
  11. モータ機能と発電機能を持つモータ/ジェネレータに対する供給電力制御と、前記モータ/ジェネレータの発電制御を行うモータ/ジェネレータの制御方法において、
    主スイッチとそれに逆並列接続されたダイオードとを含む電力変換器を用い、モータ駆動時には、指令電圧に応じて前記主スイッチのオン、オフを制御してモータ/ジェネレータに供給する電力制御を行い、発電動作時には前記電力変換器の前記ダイオードの動作状態に合わせて前記主スイッチのオン、オフを制御して整流動作を行うことを特徴とするモータ/ジェネレータの制御方法。
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