JP2004229228A - 放送装置および受信装置 - Google Patents

放送装置および受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004229228A
JP2004229228A JP2003017776A JP2003017776A JP2004229228A JP 2004229228 A JP2004229228 A JP 2004229228A JP 2003017776 A JP2003017776 A JP 2003017776A JP 2003017776 A JP2003017776 A JP 2003017776A JP 2004229228 A JP2004229228 A JP 2004229228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
commercial
regional
video
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003017776A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Matsuzaki
英一 松崎
Kenichiro Ono
研一郎 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003017776A priority Critical patent/JP2004229228A/ja
Publication of JP2004229228A publication Critical patent/JP2004229228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】商品メーカーの負担する広告費を軽減することができるとともに、視聴者に対してコマーシャル商品の取扱店、在庫数、価格などの最新の情報を提供することができる放送装置を提供する。
【解決手段】民間放送局3は、放送する番組またはコマーシャルの情報を予め記憶するためのメイン記憶装置301と、上記番組またはコマーシャルの情報以外のデータ放送の情報を予め記憶するためのデータ記憶装置302とを有する。ここで、データ記憶装置302に記憶されている情報は、コマーシャル商品の詳細情報、コマーシャル商品の販売を手がける販売店情報などのデータ情報である。ここで、データ記憶装置302の情報は、広域通信回線網7を介して遠隔地すなわち商品メーカー1、販売店6の通信端末から更新することが可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像情報および音声情報を含む各種情報が多重化されて放送されるテレビジョン放送システムなどの広域放送システムに用いられる放送装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、商品メーカーが販売する商品を宣伝する手段として、テレビジョン放送におけるコマーシャル放送が用いられている。
【0003】
ここで、コマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係について説明する。図16は従来のコマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【0004】
図16に示すように、商品メーカー1は、販売する商品に関するコマーシャル放送の製作を映像製作会社2に委託する。そして、商品メーカー1は民間放送局3に広告費を支払い、映像製作会社2により製作されたコマーシャル放送の放送を依頼する。民間放送局3からの放送波は、視聴者4のテレビジョンなどの受信装置で受信され、視聴者4は、受信装置で受信された放送を視聴する。民間放送局3は、放送する番組またはコマーシャル放送の情報を予め記憶するためのメイン記憶装置301を有する。
【0005】
コマーシャル放送の放送時間は、通常、約15秒程度と限られており、このような短い時間では視聴者に十分な商品紹介を行うことが難しい。よって、コマーシャル放送の内容は、視聴者に商品の名前を覚えてもらい、映像で商品のイメージを提供することを目的とするものに限定される。ここで、例えば視聴者がコマーシャルを見て商品に興味を持ち、さらに詳細な情報が知りたい、またはどこで購入することができるかを知りたいとしても、従来のコマーシャル放送は約15秒間分の情報を提供するものであるので、上記のような情報を視聴者に提供することは難しい。
【0006】
近年、テレビジョン放送の方式として、アナログ方式からデジタル方式への検討が開始され、デジタル化という新たな技術革新を契機として、テレビジョン放送が情報通信メディアとしてさらに高度化し、飛躍的な発展を遂げようとしている。既に国内では、PerfectTVやDirectTVなどのCS(Communication Satellite:通信衛星)を用いた放送や、BS(Broadcasting Satellite:放送衛星)を用いた放送でデジタル化が実現されている。さらに、現在、地上波においてもデジタル化の検討が進められており、近い将来、全ての放送波がデジタル方式に変わろうとしている。
【0007】
デジタルテレビジョン放送のメリットは、アナログ方式での1チャネル分に相当する周波数帯域で、3チャネルの番組を伝送することができ、多チャンネル化が可能となることである。これにより、ニュースやスポーツ、またはドラマなどを組み合わせたマルチ番組(混合多重編成番組)や、一つのチャネル内で異なる三つの番組を放送するマルチチャネル放送など、新たなサービスが実現される。
【0008】
さらに、デジタルテレビジョン放送では、映像や音声の放送に限らず、各種のデータ放送を付加した統合型の放送サービスが可能となる。データ放送を付加したサービスとしては、テレビ番組にデータ情報を付加してマルチメディア的サービスを提供するものと、テレビ番組とは別の独立したサービスを提供するものとに分けられ、主なサービスとしては、視聴者参加型テレビ、ホームショッピング、各種情報サービス、いつでも好きなときに見ることができる天気予報やニュースなどが挙げられる。
【0009】
このようなデータ放送を用いれば、コマーシャルにさらに詳細な商品説明を付加することが可能となる。図17はデータ放送により商品情報が付加されたコマーシャルが放映されているときのテレビジョンにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【0010】
コマーシャル放映中に、そのコマーシャルに関連するデータ情報がある場合、図17(a)に示すように、そのコマーシャルに関連する商品情報があることを示すマーク(本例では“d”と表記されたマーク)がコマーシャルの映像上に表示される。ここで視聴者が、テレビジョンの操作を行うためのリモートコントローラなどを用いてコマーシャルに関連する商品情報の表示を指示すると、図17(b)に示すように、データ放送により送られてきたその商品に関連する情報が表示されることとなる。本例では、コマーシャルにより流れている映像が繰り返し表示されるとともに、その商品に関する説明が表示されている様子を示している。
【0011】
このときのコマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係について図18を参照しながら説明する。図18はコマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【0012】
商品メーカー1は、販売する商品に関するコマーシャル放送の製作を映像製作会社2に依頼し、その商品に関する商品情報の製作をコンテンツ製作会社5に依頼し、コマーシャル放送および商品情報の放送を民間放送局3に広告費を支払って依頼する。視聴者4はテレビジョン受像機などの受信装置で民間放送局3からの放送波を受信して視聴を行う。民間放送局3は、放送する番組またはコマーシャルの情報を予め記憶するためのメイン記憶装置301およびデータ放送の情報を記憶するためのデータ記憶装置302を有する。
【0013】
このように、テレビジョン放送の方式がアナログ方式からデジタル方式に変わることにより、コマーシャル方法に関しても単に15秒程度の情報提供で終わるのではなく、より詳細な商品の情報提供が可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図16および図18に示したように、コマーシャルの制作費および民間放送局3への広告費を負担するのは商品メーカー1であり、データ放送によりコマーシャル商品の詳細情報を提供しようとした場合、その情報を製作するための費用、および民間放送局がデータ情報を管理するための管理費がさらに商品メーカー1の負担となる。
【0015】
また、コマーシャルが提供される視聴者4が、データ放送によりコマーシャル商品の詳細情報を知ってその商品を買いたいと思っても、視聴者4はその商品をどこで買えるのかといった情報を入手することができず、直接購買行為に結びつくものではない。
【0016】
地域に密着した情報を提供する手段としては、特願平8−231655号または特願平5−319101号(および特願平5−319101号の分割で特願2000−117582号、特願2000−117581号、特願2000−117580号)に開示されている、コマーシャルや天気予報など、主放送以外に地域限定情報を付与した副放送を多重して放送し、受信した地域に限定した情報を表示するものがある。
【0017】
また、視聴者にとっては在庫がいくつあるとか価格の安い販売店はどこなのかといった最新の情報が必要である。しかしながら、特願平8−231655号または特願平5−319101号においては、地域限定情報を更新するための手段が開示されておらず、地域限定情報に最新の情報を載せることは困難である。
【0018】
また、特願平8−231655号または特願平5−319101号に開示されている手段では、副放送を多重して放送しているときにしか地域限定情報を視聴することができず、以前に地域限定情報を再度見たいといっても、再び副放送が多重されて放送されない限り視聴することはできない。
【0019】
また、特願平8−231655号または特願平5−319101号では、課金する仕組みについて何も言及されていない。
【0020】
本発明の目的は、商品メーカーの負担する広告費を軽減することができるとともに、視聴者に対してコマーシャル商品の取扱店、在庫数、価格などの最新の情報を提供することができる放送装置および受信装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送装置であって、映像情報および音声情報を記憶する主情報記憶手段と、地域毎に共通の共通情報を記憶する共通情報記憶手段と、地域情報が付与された地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、前記映像情報と前記音声情報と前記共通情報と前記地域別情報とを多重化する多重化手段と、前記多重化手段により多重化された情報を伝送する伝送手段と、遠隔地に設けられた端末と通信を行い、該通信により前記地域別情報記憶手段に記憶されている地域別情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
【0022】
本発明は、上記目的を達成するため、映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送システムの受信装置であって、映像情報、音声情報、地域毎に共通の共通情報、および地域情報が付与された地域別情報が多重化された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報を、前記映像情報、前記音声情報、前記共通情報、前記地域別情報のそれぞれに分離する多重化分離手段と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶手段と、前記共通情報と前記地域別情報とを記憶するデータ情報記憶手段と、前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別手段と、前記共通情報または前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報が表示されたことを検出するデータ情報表示検出手段と、前記データ情報表示検出手段の検出結果に応じて前記共通情報と前記地域別情報とを前記データ情報記憶手段に記憶するように制御を行うデータ情報制御手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る放送システムにおける、コマーシャル放送を提供する商品メーカーとコマーシャル商品の販売を手がける販売店と民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【0025】
図1に示すように、商品メーカー1は、販売する商品に関するコマーシャル放送番組の製作を映像製作会社2に依頼し、その商品に関する商品情報の製作をコンテンツ製作会社5に依頼する。そして、商品メーカー1は、民間放送局3に広告費を支払い、コマーシャル放送番組および商品情報の放送を依頼する。視聴者4はテレビジョン受像機などの受信装置により、民間放送局3からの放送波を受信して視聴を行う。民間放送局3は、放送する番組またはコマーシャルの情報を予め記憶するためのメイン記憶装置301と、上記番組またはコマーシャルの情報以外のデータ放送の情報を予め記憶するためのデータ記憶装置302とを有する。ここで、データ記憶装置302に記憶されている情報は、コマーシャル商品の詳細情報、コマーシャル商品の販売を手がける販売店情報などのデータ情報である。
【0026】
ここで、コマーシャルに関する商品メーカー1とコマーシャル商品の販売を手がける販売店6は、広域通信回線網7に接続されているパーソナルコンピュータなどの通信端末を備える。また、民間放送局3における放送装置も広域通信回線網7に接続されており、データ記憶装置302の情報を遠隔地すなわち商品メーカー1、販売店6の通信端末から更新することが可能なように構成されている。
【0027】
次に、民間放送局3の放送装置の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の民間放送局3における放送装置の構成を示すブロック図である。
【0028】
民間放送局3の放送装置は、図2に示すように、上述したメイン記憶装置301と、データ記憶装置302と、メイン記憶装置301またはデータ記憶装置302へのデータの入出力を制御し、また放送装置全体の制御を行う制御装置308とを有する。メイン記憶装置301からは音声と映像に関する素材情報が読み出され、それぞれの情報は順次音声符号化装置303と映像符号化装置304で符号化処理されて多重化装置306へ渡される。ここで、映像に関する符号化手段としては、動画像圧縮技術(高効率符号化方式)の国際標準であるMPEG2(Moving Picture Experts Group phase2)などが用いられ、音声に関する符号化手段としては、マルチチャンネル音声システムに対応した高効率符号化方式で、Dolby社の開発したAC−3(Audio Coding−3)方式や国際標準であるMPEG2オーディオ規格としてのAAC(Advanced Audio Coding)方式などが用いられる。
【0029】
データ記憶装置302からはコマーシャル商品の詳細情報やコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報などのデータ情報が読み出され、このデータ情報は、データ符号化装置305で一つのデータ情報素材として合成された後に符号化処理されて多重化部110へ渡される。データに関する符号化手段としては、ランレングス符号化方式など、後で受信装置により元の情報を損なわずに復号可能な可逆変換手法が用いられる。音声符号化装置303、映像符号化装置304、およびデータ符号化装置305で符号化処理された音声、映像および各種データの放送素材は、多重化装置306で一本の信号の流れとして多重化される。多重化装置306により多重化された信号は、変調装置307で変調処理されて放送波として送信される。変調装置307における変調手段としては、限られた周波数帯域幅の中で多くのデータを送る必要があるため、多値変調方式としての16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)や複数の搬送波を用いたマルチキャリア方式としてのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などのデジタル変調手段が用いられる。
【0030】
制御装置308は、回線接続装置309を介して広域通信回線網7に接続され、これによりデータ記憶装置302に記憶されているデータ情報の更新を遠隔地から行うことが可能となる。
【0031】
次に、広域通信回線網7を介して接続された商品メーカー1と販売店6による、民間放送局3のデータ記憶装置302に対する操作について説明する。
【0032】
まず、商品メーカー1は、コマーシャルを行う商品の登録を、広域通信回線網7を介して民間放送局3のデータ記憶装置302に対して行うとともに、コマーシャルを行う商品の登録を行ったことをその商品の販売を手がける販売店6に対して広域通信回線網7を介して通知する。ここで、商品メーカー1はコマーシャルを行う商品の登録を行うと、その登録料が民間放送局3から商品メーカー1に対して課金される。
【0033】
販売店6には商品メーカー1からコマーシャルを行う商品の登録が行われたことが通知され、販売店6がコマーシャルに関するデータ放送上に販売店の情報を載せたい場合には、広域通信回線網7を介して販売店の登録を行う。
【0034】
次に、販売店6が通信端末を介して販売店の登録または登録した情報の更新を行う場合について図3および図4を参照しながら説明する。図3は販売店6が通信端末を介して販売店の登録を行う際の表示画面の一例を示す図、図4は販売店6が通信端末を介して販売店の登録または登録した情報の更新を行う際の処理の手順を示すフローチャートである。ここで、情報の入力作業は販売店6の通信端末で行われ、入力された情報の処理は民間放送局3の制御装置308で行われる。
【0035】
図4に示すように、まず販売店6の通信端末上で、販売店の登録または登録した情報の更新を行いたい商品が選択され、新規登録、登録した情報の更新のいずれかが選択される(ステップS101)。新規登録が選択された場合、図3に示す登録画面が表示され、販売店6は必要な項目を入力する(ステップS102)。入力した情報を登録する場合、画面上の“登録”マーク(図示せず)が選択されるか、通信端末の入力手段に割り当てられた“登録”ボタンが押下される(ステップS103)。登録しない場合には、画面上の“終了”マーク(図示せず)が選択されるか、通信端末の入力手段に割り当てられた“終了”ボタンが押下される(ステップS103)。登録が指示された場合、民間放送局3の制御装置308は登録番号を発行するとともに、後で登録した内容を参照する際に使用するパスワードの登録画面を表示する(ステップS104)。販売店6によりパスワードの登録が完了すると、販売店6から商品メーカー1への課金が行われ(ステップS105)、登録処理は終了する。
【0036】
次に、一度登録した情報を更新する場合には、上記ステップS101において修正が選択される。この場合、販売店6の通信端末の表示画面上には登録番号とパスワードの入力画面が表示され、正しい登録番号とパスワードが入力されると(ステップS106)、民間放送局3の制御装置308から既に登録されている情報が送られ、所定のフォーマット(例えば図3の画面に示す内容を修正する場合、図3の画面)で表示される。そこで販売店6は更新したい項目を修正し(ステップS107)、修正後の内容を登録して終了する。
【0037】
また、図3の表示画面上で、登録自体をやめる場合には、画面上の“消去”マーク(図示せず)を選択するか、通信端末の入力手段に割り当てられた“消去”ボタン(図示せず)を押下することによって登録内容の抹消が行われ、データ記憶装置302に記憶されている情報が消去される。
【0038】
以上のようにして登録された販売店情報は、制御装置308により一旦データ記憶装置302に記憶され、多重化装置306で映像、音声および商品に関する商品情報とともに多重化された後、変調装置307で変調処理されて放送波として送信される。
【0039】
次に、視聴者4の受信装置の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図1の視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【0040】
受信装置は、民間放送局3の放送装置から送信された放送波を受信して、各種放送素材毎に再生処理を行う。受信装置は、図5に示すように、上記放送装置から送信された放送波を受信し、変調処理前のデジタル信号に復元する復調部401を有する。復調部401からのデジタル信号は、多重化分離部402において、映像、音声、およびコマーシャル商品の詳細情報やコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報を含む各種データの放送素材毎に分離される。
【0041】
多重化分離部402で分離された各種放送素材のうち、音声情報は、音声復号化部403で符号化前の音声情報に変換される。そして、この変換された音声情報は、D/A変換器407でアナログ信号へ変換された後、外部に接続されるスピーカなどにより可聴音として再生される。映像情報は、映像復号化部404により、符号化される前の映像情報に変換される。そして、この変換された映像情報は、映像合成部406において、CPU409からの電子番組表やその他の画像データと合成処理された後、D/A変換器408によりアナログ信号へ変換される。このアナログ信号は、外部に接続される表示装置へ出力され、映像として再生される。
【0042】
コマーシャル商品の詳細情報やコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報を含む各種データ情報は、データ復号化部405において、符号化される前のデータ情報に変換され、CPU409(制御部)に渡される。CPU409では、放送装置から送信される放送波に含まれる各種データ情報からEPG(ElectricProgram Guide)などの画像データを生成したり、I/Oコントローラ411を介して接続される各種入出力装置からの情報を画像データとして生成したり、I/Oコントローラ411を介して各種入出力装置の制御を行う。CPU409により生成された画像データは一旦静止画記憶部410に記憶された後、映像合成部406において、放送装置から送信される放送波に含まれる映像情報と合成処理される。この合成処理後の映像情報は、D/A変換器408によりアナログ信号へ変換された後、外部に接続される表示装置へ出力されて再生される。
【0043】
I/Oコントローラ411には、視聴者4により操作されるリモートコントローラ413からの赤外線を受光してその赤外線に含まれるデータを抽出する赤外線受光部412、およびユーザの認証情報が含まれているICカード415を接続するためのカードスロット414が接続され、I/Oコントローラ411は、これらの機器を、CPU409からの指示に従い制御する。
【0044】
CPU409には、電気消去型不揮発性メモリ(以下、EEPROMという:Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)416が接続され、EEPROM416には、保護のかかった放送を再生するためのキー情報や視聴者の個人情報(住所や電話番号または視聴する代表者の氏名等)などの情報が記憶される。
【0045】
以上に説明した構成において、視聴者4により、コマーシャル放送時にコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を含む商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による制御処理について図6を参照しながら説明する。図6は視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による制御処理の手順を示すフローチャートである。
【0046】
CPU409は、図6に示すように、まず、再生しているコマーシャル放送に関連するデータ放送があるか否かを判定する(ステップS201)。ここで、再生しているコマーシャル放送に関連するデータ放送が無い場合には、そのままコマーシャル放送の再生を継続する。
【0047】
再生しているコマーシャル放送に関連するデータ放送がある場合、CPU409は、図17の表示画面例で示したように、そのコマーシャルに関連する商品情報があることを示す“d”と表記されたマークを静止画記憶部410に描画し、このマークを映像合成部406で映像復号化部404からの映像情報と合成して表示するよう、制御する(ステップS202)。
【0048】
そして、CPU409は、リモートコントローラ413を介して視聴者4によりコマーシャルに関連する商品情報の表示が指示された否かを判定し(ステップS203)、指示が無い場合は、コマーシャル放送が終了したか否かを判定し(ステップS204)、コマーシャル放送が終了した場合は、静止画記憶部410に描画した“d”と表記されたマークを消去して(ステップS205)コマーシャルに続く通常の放送の再生を継続するよう、制御する。CPU409は、上記ステップS204でコマーシャルが終了していないと判定した場合、上記ステップS203に戻る。
【0049】
“d”と表記されたマークの表示期間中に、視聴者4によりコマーシャルに関連する商品情報の表示が指示された場合(ステップS203)、CPU409は、データ放送に含まれるコマーシャル商品の詳細情報とコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報とを分離し(ステップS206)、コマーシャル商品の詳細情報を静止画記憶部410に書き込む(ステップS207)。
【0050】
次いで、CPU409は、上記ステップS206で分離されたコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報の中に、EEPROM416に記憶されている個人情報に含まれている地域情報と合致する情報があるか否かを判定し(ステップS208)、合致する情報がある場合は、抽出した情報を静止画記憶部410に書き込む(ステップS209)。ここで、EEPROM416に記憶されている個人情報に含まれている地域情報としては、郵便番号や電話番号の市外局番などを利用することができる。
【0051】
コマーシャル商品の詳細情報と抽出したコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報が静止画記憶部410に描画されると、CPU409は、表示内容を全面静止画記憶部410からの情報に切り替えるよう、映像合成部406に対して指示を出す(ステップS210)。
【0052】
その後、本実施形態では、コマーシャルで映像として再生されているものと同じものが静止画の連続描画による擬似動画として表示されるものとしている。すなわち、CPU409は、リモートコントローラ413を介して視聴者4により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があるまで(ステップS212)、コマーシャルの静止画データを展開して静止画記憶部410への描画を繰り返す(ステップS211)。ここで、コマーシャルの静止画データはJPEG(Joint Photographic Experts Group)またはMNG(Multiple−image Network Graphics)のような動画/静止画圧縮フォーマットでコード化された情報として、コマーシャル商品の詳細情報やコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報とともにデータ放送として送信され、これをCPU409が展開して静止画記憶部410へ描画するものとする。
【0053】
リモートコントローラ413を介して視聴者4により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合、CPU409は、映像合成部406に対して表示内容を全面映像復号化部404からの情報に切り替えるよう指示を出し(ステップS213)、コマーシャル商品の関連情報の表示を終了する。 以上のような構成において、視聴者によりコマーシャルに関連する商品情報の表示が指示されたときの表示画面の一例を図7に示す。この表示画面において、その右位置には、上記ステップS207で静止画記憶部410へ書き込まれたコマーシャル商品の詳細情報(商品説明)が表示されている。このコマーシャル商品の詳細情報の表示位置の下方位置には、コマーシャル商品の詳細情報が複数ページに渡ってある場合に表示するページを変更するための“次”マークと“前”マークが表示されているとともに、表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すための“戻る”マークが表示されている。視聴者は、リモートコントローラ413を介してこれらのマークを指定することにより表示内容の変更を指示する。また、リモートコントローラ413にこれらのマークに相当するボタンが割り当てられている場合は、直接リモートコントローラ413から表示内容の変更を指示することになる。表示画面の左上には、上記ステップS211で静止画記憶部410へ書き込まれたコマーシャルで映像として再生されているものと同じものが擬似動画として表示されている。表示画面の左下位置には、上記ステップS209で静止画記憶部410へ書き込まれたコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報が表示されている。
【0054】
図8は表示画面上に表示される販売店情報の一例を示す図である。この図8に示す表示画面上の販売店情報には、住所や電話番号など販売店の所在を知らせる情報、または連絡を取るための情報と、その日の商品の在庫数や販売店固有の情報などが表示され、視聴者は新しい情報を瞬時に得ることができる。ここで、上記ステップS208でEEPROM416に記憶されている個人情報に含まれている地域情報と比較を行うのに用いられる郵便番号や電話番号は、既に地域が限定された情報が表示されているため、表示していない。
【0055】
以上説明したように、本実施形態によれば、視聴者4は、コマーシャル放送を見て興味のある商品があった場合、データ放送によりコマーシャル商品の詳細情報を知ることができるとともに居住している地域でのコマーシャル商品の取扱店を知ることができ、即、その商品の入手が可能となる。
【0056】
また、コマーシャルに関する商品メーカー1とコマーシャル商品の販売を手がける販売店6と民間放送局3とを広域通信回線網7を介して接続することにより、簡単なしくみでかつ余分コストを掛けることなく、最新の情報の提供することが可能となる。すなわち、視聴者は、図8に示すように、その日の商品の在庫数や販売店固有の情報など新しい情報を瞬時に得ることができるようになる。同時に、商品メーカー1と販売店6と民間放送局3との間で課金の仕組みを構築することが可能となる。
【0057】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0058】
上記第1実施形態の構成では、コマーシャルを放送しているときにのみ、コマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を知ることができず、以前に詳細情報および販売店情報を確認したコマーシャル商品について、再度コマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を知りたいといっても、再びコマーシャルが放送されない限り知ることはできない。
【0059】
そこで、本実施形態では、一度コマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報を視聴した場合、視聴した詳細情報と販売店情報を記憶しておくことにより、視聴後にいつでもコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を知ることができる手段について説明を行う。
【0060】
本実施形態では、コマーシャルを放送する際、コマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報があるときに、詳細情報と販売店情報をデータ放送としてコマーシャル放送に多重して放送するようにしたことにより、視聴者はコマーシャル放送を見て興味のある商品があった場合、データ放送によりコマーシャル商品の詳細情報を知ることができるとともに居住している地域でのコマーシャル商品の取扱店を知ることができる手段について説明を行う。
【0061】
まず、視聴者4の受信装置の構成について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の第2実施形態に係る放送システムにおける視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【0062】
本実施形態の受信装置は、上記第1実施形態(図5)に対して、構成上、I/Oコントローラ411にハードディスク装置(HDD)417が接続されている点で異なる。CPU409は、コマーシャル放送中に視聴者によりコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報の表示が指示された場合に、その情報を展開して静止画記憶部410に描画するとともに、HDD417への書き込みを行う。後に視聴者により、HDD417への書き込まれているコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報の表示が指示された場合、この指示を受けてCPU409はHDD417からコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報を読み出し、静止画記憶部410に描画して表示することになる。
【0063】
次に、視聴者によりコマーシャル放送時にコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を含む商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理について図10を参照しながら説明する。図10は視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理の手順を示すフローチャートである。
【0064】
本実施形態においては、図10に示すように、コマーシャル放送時にコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を含む商品のデータ情報を表示するまでの手順、すなわちステップS301からステップS312までの手順が第1実施形態のステップS201からステップS212までの手順と同じである。
【0065】
ここで、ステップS312において、リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合、CPU409は表示しているコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報をHDD417に待避し(ステップS313)、その後で映像合成部406に対して表示内容を全面映像復号化部404からの情報に切り替えるよう指示を出し(ステップS314)、コマーシャル商品の関連情報の表示を終了することになる。ここでは、リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合に、CPU409は表示しているコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報をHDD417に待避するとしたが、CPU409がコマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報をHDD417に待避する時点は、限定されるものではなく、任意の時点とすることが可能である。 次に、HDD417に蓄えられたコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を視聴しようとしたときのCPU409による処理について図11および図12を参照しながら説明する。図11はHDD417に蓄えられたコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を視聴しようとしたときのCPU409による処理の手順を示すフローチャート、図12はHDD417に蓄えられているコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報の一覧表示例を示す図である。 まず視聴者により過去に視聴したコマーシャル商品に関する詳細情報及び販売店情報を視聴したいと指示があると、図11に示すように、CPU409はHDD417に蓄えられているコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を検索し、一覧表示として静止画記憶部410へ描画し(ステップS401)、映像合成部406に対して表示内容を全面静止画記憶部410からの情報に切り替えるように指示を出す(ステップS402)。そのときの表示画面の一例を図12に示す。図12に示す表示画面の操作はリモートコントローラ413を用いて行うことができ、選択されている項目はその欄全体が着色されている等の修飾が施されており、他の欄と区別されているものとする。この時点でリモートコントローラ413を介して視聴者により選択している項目のコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報の表示が指示された場合(ステップS403)、CPU409は、選択された項目のコマーシャル商品に関する詳細情報及び販売店情報をHDD416から読み出し(ステップS405)、コマーシャル商品の詳細情報と販売店情報とを分離し(ステップS406)、コマーシャル商品の詳細情報を静止画記憶部410に書き込む(ステップS407)。
【0066】
次いで、CPU409は、上記ステップS406で分離したコマーシャル商品の販売を手がける販売店情報に、EEPROM416に記憶されている個人情報に含まれている地域情報と合致する情報があるか否かを判定し(ステップS408)、合致する情報がある場合には、この情報を静止画記憶部410に書き込む(ステップS409)。
【0067】
その後、本実施形態では、コマーシャルで映像として再生されているものと同じものが静止画の連続描画による擬似動画として表示されるものとする。すなわち、CPU409は、リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があるまで(ステップS411)、コマーシャルの静止画データを展開して静止画記憶部410への描画を繰り返す(ステップS410)。
【0068】
リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合、CPU409は、映像合成部406に対して表示内容を全面映像復号化部404からの情報に切り替えるよう指示を出し(ステップS412)、コマーシャル商品の関連情報の表示を終了する。
【0069】
図12に示した表示画面上でリモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合(ステップS404)も同様に、CPU409は、映像合成部406に対して表示内容を全面映像復号化部404からの情報に切り替えるよう指示を出し(ステップS412)、コマーシャル商品の関連情報の表示を終了する。
【0070】
図12に示した表示画面上でリモートコントローラ413を介して視聴者により消去の指示があった場合、そのコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報はHDD417から消去されることになる。 以上に説明した構成によれば、一度コマーシャル商品に関する詳細情報と販売店情報を視聴した場合、視聴した詳細情報と販売店情報を記憶しておくことにより、視聴後にいつでもコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を視聴することが可能となる。
【0071】
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
【0072】
上記第1および第2実施形態の構成では、データ放送により送られてきたコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を表示画面上に表示した場合、それまで視聴していた番組を継続して視聴することができない。
【0073】
そこで、本実施形態では、データ放送により送られてコマーシャル商品に関する詳情報および販売店情報を表示画面上に表示した場合にでも、それまで視聴していた番組映像を解像度変換技術により縮小して同時に表示することにより、それまで視聴していた番組を継続して視聴することができる手段を実現する。
【0074】
まず、本実施形態における視聴者4の受信装置の構成について説明する。図13は本発明の第3実施形態に係る放送システムにおける視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【0075】
本実施形態の受信装置は、上記第1実施形態で示した受信装置(図5)に対して、映像復号化部404と映像合成部406との間に解像度変換部4が設けられている点で異なる。本実施形態において、解像度変換部418は、CPU409からの指示に従い映像復号化部404から出力される映像情報を任意のサイズの映像情報に変換する解像度変換を行う。ここで、解像度変換に用いられる手法としては、公知である、近傍の4画素から補間する画素を求める直線補間手法や、近傍の16画素から補間する画素を求めるCubic補間手法などが用いられる。解像度変換部418で任意のサイズに変換された映像情報は、映像合成部406にてCPU409からの電子番組表やその他の画像データと合成処理される。ここで、映像合成部406は、解像度変換部418から出力される映像情報を任意の位置に配置するように合成処理を行う。そして、映像合成部406からの映像情報は、D/A変換器408によりアナログ信号へ変換された後に、外部に接続される表示装置へ出力されて再生されることになる。
【0076】
次に、視聴者によりコマーシャル放送時にコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を含む商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理について図14を参照しながら説明する。図14は本発明の第3実施形態における視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理の手順を示すフローチャートである。
【0077】
コマーシャル放送時にコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を含む商品のデータ情報を静止画記憶部410へ書き込むまでの手順すなわちステップS501からステップS509までの手順は、上記第1実施形態の図6におけるステップS201からステップS209までの手順と同じである。
【0078】
本実施形態において、CPU409は、ステップS509でEEPROM416に記憶されている個人情報に含まれている地域情報と合致する情報がある場合に抽出した情報を静止画記憶部410へ書き込んだ後、解像度変換部418に対して映像復号化部404から出力される映像情報を所望のサイズの映像情報へ変換するよう指示を出し(ステップS510)、次に映像合成部406に対して解像度変換部418から出力される映像情報の配置位置を指定すると共に、静止画記憶部410に記憶されているコマーシャル商品に関する詳細情報及び販売店情報と合成して出力するよう指示を出す(ステップS511)。
【0079】
その後、CPU409は、リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があるまで(ステップS513)、コマーシャルの静止画データを展開して静止画記憶部410への描画を繰り返し(ステップS512)、コマーシャルで映像として再生されているものと同じものが静止画の連続描画による擬似動画として表示される。
【0080】
リモートコントローラ413を介して視聴者により表示内容を映像復号化部404からの映像情報に戻すという指示があった場合、映像合成部406に対して表示内容を全面映像復号化部404からの情報に切り替えるよう指示を出し(ステップS514)、コマーシャル商品の関連情報の表示を終了する。
【0081】
次に、コマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を表示したときの表示画面の一例を図15に示す。本実施形態の表示画面においては、上記第1実施形態の表示画面に対して、それまで視聴していた番組の映像が画面の左下に配置されている。各情報の配置は、CPU409が映像合成部406に対して解像度変換部417からの映像情報を配置する位置を指定するとともに、CPU409が展開したコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報とコマーシャルの静止画データを静止画記憶部410上で、解像度変換部418からの映像情報を配置した以外の領域に配置することにより、自由に変えることができる。
【0082】
以上に説明した構成によれば、データ放送により送られてきたコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を表示画面上に表示した場合にでも、それまで視聴していた番組を継続して視聴することが可能となる。 なお、本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0083】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはうまでもない。
【0084】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0085】
[実施態様1] 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送装置であって、映像情報および音声情報を記憶する主情報記憶手段と、地域毎に共通の共通情報を記憶する共通情報記憶手段と、地域情報が付与された地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、前記映像情報と前記音声情報と前記共通情報と前記地域別情報とを多重化する多重化手段と、前記多重化手段により多重化された情報を伝送する伝送手段と、遠隔地に設けられた端末と通信を行い、該通信により前記地域別情報記憶手段に記憶されている地域別情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とする放送装置。
【0086】
[実施態様2] 前記地域別情報記憶手段に新規の地域別情報を記憶する際に課金する課金手段を備えたことを特徴とする実施態様1記載の放送装置。
【0087】
[実施態様3] 前記共通情報とは広告商品の詳細情報であり、前記地域別情報とは広告商品の販売を行っている販売店情報であることを特徴とする実施態様1または2記載の放送装置。
【0088】
[実施態様4] 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送システムの受信装置であって、映像情報、音声情報、地域毎に共通の共通情報、および地域情報が付与された地域別情報が多重化された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された情報を、前記映像情報、前記音声情報、前記共通情報、前記地域別情報のそれぞれに分離する多重化分離手段と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶手段と、前記共通情報と前記地域別情報とを記憶するデータ情報記憶手段と、前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別手段と、前記共通情報または前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報が表示されたことを検出するデータ情報表示検出手段と、前記データ情報表示検出手段の検出結果に応じて前記共通情報と前記地域別情報とを前記データ情報記憶手段に記憶するように制御を行うデータ情報制御手段と
を備えることを特徴とする受信装置。
【0089】
[実施態様5] さらに、前記映像情報を任意の解像度に変換する解像度変換手段と、前記解像度変換手段により任意の解像度に変換された映像情報と前記共通情報と前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報とを合成する合成手段とを備えることを特徴とする実施態様4記載の受信装置。
【0090】
[実施態様6] 前記共通情報とは広告商品の詳細情報であり、前記地域別情報とは広告商品の販売を行っている販売店情報であることを特徴とする実施態様4または5記載の受信装置。
【0091】
[実施態様7] 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送するための放送方法であって、映像情報および音声情報を記憶する主情報記憶工程と、地域毎に共通の共通情報を記憶する共通情報記憶工程と、地域情報が付与された地域別情報を記憶する地域別情報記憶工程と、前記映像情報と前記音声情報と前記共通情報と前記地域別情報とを多重化する多重化工程と、前記多重化工程により多重化された情報を伝送する伝送工程と、遠隔地に設けられた端末と通信を行い、該通信により前記地域別情報記憶工程で記憶された地域別情報を更新する更新工程とを有することを特徴とする放送方法。
【0092】
[実施態様8] さらに、前記地域別情報記憶工程で新規の情報を記憶する際に課金する課金工程を有することを特徴とする実施態様7記載の放送方法。
【0093】
[実施態様9] 前記共通情報とは広告商品の詳細情報であり、前記地域別情報とは広告商品の販売を行っている販売店情報であることを特徴とする実施態様7または8記載の放送方法。
【0094】
[実施態様10] 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送システムの受信方法であって、映像情報、音声情報、地域毎に共通の共通情報、および地域情報が付与された地域別情報が多重化された情報を受信する受信工程と、前記受信工程により受信された情報を、前記映像情報、前記音声情報、前記共通情報、前記地域別情報のそれぞれに分離する多重化分離工程と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶工程と、前記共通情報と前記地域別情報とを記憶するデータ情報記憶工程と、前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別工程と、前記共通情報または前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報が表示されたことを検出するデータ情報表示検出工程と、前記データ情報表示検出工程の検出結果に応じて前記共通情報と前記地域別情報とを前記データ情報記工程で記憶するように制御を行うデータ情報制御工程と
を備えることを特徴とする受信方法。
【0095】
[実施態様11] さらに、前記映像情報を任意の解像度に変換する解像度変換工程と、前記解像度変換工程により任意の解像度に変換された映像情報と前記共通情報と前記地域情報選別工程により選別された前記地域情報とを合成する合成工程とを有することを特徴とする実施態様10記載の受信方法。
【0096】
[実施態様12] 前記共通情報とは広告商品の詳細情報であり、前記地域別情報とは広告商品の販売を行っている販売店情報であることを特徴とする実施態様10または11記載の受信方法。
【0097】
[実施態様13] 地域情報が付与された地域別情報を受信する受信手段と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶手段と、前記地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別手段と、前記共通情報または前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報が表示されたことを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記地域別情報を前記地域別情報記憶手段に記憶するように制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【0098】
[実施態様14] 地域情報が付与された地域別情報を受信する受信工程と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶工程と、前記地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別工程と、前記共通情報または前記地域情報選別工程により選別された前記地域情報が表示されたことを検出する検出工程と、前記検出工程の検出結果に応じて前記地域別情報を前記地域別情報記憶工程で記憶するように制御を行う制御工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
【0099】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、映像情報および音声情報を記憶する主情報記憶手段と、地域毎に共通の共通情報を記憶する共通情報記憶手段と、地域情報が付与された地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、映像情報と音声情報と共通情報と地域別情報とを多重化する多重化手段と、多重化手段により多重化された情報を伝送する伝送手段と、遠隔地に設けられた端末と通信を行い、該通信により地域別情報記憶手段に記憶されている地域別情報を更新する更新手段とを備えるので、商品メーカーの負担する広告費を軽減することができるとともに、視聴者に対してコマーシャル商品の取扱店、在庫数、価格などの最新の情報を提供することができる。
【0100】
また、本発明によれば、映像情報、音声情報、地域毎に共通の共通情報、および地域情報が付与された地域別情報が多重化された情報を受信する受信手段と、受信手段により受信された情報を、映像情報、音声情報、共通情報、地域別情報のそれぞれに分離する多重化分離手段と、受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶手段と、共通情報と地域別情報とを記憶するデータ情報記憶手段と、地域別情報と受信地域情報とを比較し、受信地域情報に一致した地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別手段と、共通情報または地域情報選別手段により選別された地域情報が表示されたことを検出するデータ情報表示検出手段と、データ情報表示検出手段の検出結果に応じて共通情報と地域別情報とをデータ情報記憶手段に記憶するように制御を行うデータ情報制御手段とを備えるので、商品メーカーの負担する広告費を軽減することができるとともに、視聴者に対してコマーシャル商品の取扱店、在庫数、価格などの最新の情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る放送システムにおける、コマーシャル放送を提供する商品メーカーとコマーシャル商品の販売を手がける販売店と民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【図2】図1の民間放送局3における放送装置の構成を示すブロック図である。
【図3】販売店6が通信端末を介して販売店の登録を行う際の表示画面の一例を示す図である。
【図4】販売店6が通信端末を介して販売店の登録または登録した情報の更新を行う際の処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】視聴者によりコマーシャルに関連する商品情報の表示が指示されたときの表示画面の一例を示す図である。
【図8】表示画面上に表示される販売店情報の一例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る放送システムにおける視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【図10】視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】HDD417に蓄えられたコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を視聴しようとしたときのCPU409による処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】HDD417に蓄えられているコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報の一覧表示例を示す図である。
【図13】本発明の第3実施形態に係る放送システムにおける視聴者4の受信装置の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第3実施形態における視聴者によりコマーシャル放送時に商品のデータ情報を表示するように指示された際のCPU409による処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3実施形態におけるコマーシャル商品に関する詳細情報および販売店情報を表示したときの表示画面の一例を図である。
【図16】従来のコマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【図17】データ放送により商品情報が付加されたコマーシャルが放映されているときのテレビジョンにおける表示画面の一例を示す模式図である。
【図18】コマーシャル放送における商品メーカーと民間放送局と視聴者との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1 商品メーカー
2 映像製作会社
3 民間放送局
4 視聴者
5 コンテンツ製作会社
6 販売店
7 広域通信回線網
301 メイン記憶装置
302 データ記憶装置
303 音声符号化装置
304 映像符号化装置
305 データ符号化装置
306 多重化装置
307 変調装置
308 制御装置
309 回線接続装置
401 復調部
402 多重化分離部
403 音声復号化部
404 映像復号化部
405 データ復号化部
406 映像合成部
407,408 D/A変換器
409 CPU
410 静止画記憶部
411 I/Oコントローラ
412 赤外線受光部
413 リモートコントローラ
414 カードスロット
415 ICカード
416 EEPROM
417 HDD
418 解像度変換部

Claims (2)

  1. 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送装置であって、
    映像情報および音声情報を記憶する主情報記憶手段と、
    地域毎に共通の共通情報を記憶する共通情報記憶手段と、
    地域情報が付与された地域別情報を記憶する地域別情報記憶手段と、
    前記映像情報と前記音声情報と前記共通情報と前記地域別情報とを多重化する多重化手段と、
    前記多重化手段により多重化された情報を伝送する伝送手段と、
    遠隔地に設けられた端末と通信を行い、該通信により前記地域別情報記憶手段に記憶されている地域別情報を更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする放送装置。
  2. 映像情報および音声情報を含む各種情報を多重化して放送する放送システムの受信装置であって、
    映像情報、音声情報、地域毎に共通の共通情報、および地域情報が付与された地域別情報が多重化された情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報を、前記映像情報、前記音声情報、前記共通情報、前記地域別情報のそれぞれに分離する多重化分離手段と、
    受信地域情報を記憶する受信地域情報記憶手段と、
    前記共通情報と前記地域別情報とを記憶するデータ情報記憶手段と、
    前記地域別情報と前記受信地域情報とを比較し、前記受信地域情報に一致した前記地域別情報を地域情報として選別する地域情報選別手段と、
    前記共通情報または前記地域情報選別手段により選別された前記地域情報が表示されたことを検出するデータ情報表示検出手段と、
    前記データ情報表示検出手段の検出結果に応じて前記共通情報と前記地域別情報とを前記データ情報記憶手段に記憶するように制御を行うデータ情報制御手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
JP2003017776A 2003-01-27 2003-01-27 放送装置および受信装置 Pending JP2004229228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017776A JP2004229228A (ja) 2003-01-27 2003-01-27 放送装置および受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003017776A JP2004229228A (ja) 2003-01-27 2003-01-27 放送装置および受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004229228A true JP2004229228A (ja) 2004-08-12

Family

ID=32904850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003017776A Pending JP2004229228A (ja) 2003-01-27 2003-01-27 放送装置および受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004229228A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158393A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Maspro Denkoh Corp 電源監視装置及びプログラム
JP2008217707A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Nippon Television Network Corp 電子チラシ配信システム及び電子チラシ配信方法
JP2009147870A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Mitsubishi Electric Corp コマーシャル処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158393A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Maspro Denkoh Corp 電源監視装置及びプログラム
JP4599281B2 (ja) * 2005-11-30 2010-12-15 マスプロ電工株式会社 電源監視装置及びプログラム
JP2008217707A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Nippon Television Network Corp 電子チラシ配信システム及び電子チラシ配信方法
JP2009147870A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Mitsubishi Electric Corp コマーシャル処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7770194B2 (en) Information receiving device and its method, and information transmission device and its method
US7194758B1 (en) Digital broadcast system and its component devices that provide services in accordance with a broadcast watched by viewers
JP2004040349A (ja) 録画再生システム
KR20050108424A (ko) 정보 수신 장치 및 방법과 방송 시스템
US20050066366A1 (en) Receiving apparatus, method for displaying in conjunction with television program, and printing control method
JP2005124163A (ja) 受信装置、番組連携表示方法および印刷制御方法
US20010020297A1 (en) Apparatus for and method of displaying program guide
JPH10155140A (ja) 情報受信装置および情報受信方法
JP2004229228A (ja) 放送装置および受信装置
JP2002077837A (ja) データ放送番組送出方法およびデータ放送受信装置
JP2001111504A (ja) 受信装置
JP2003046986A (ja) 受信装置
JP4720850B2 (ja) 受信装置
JPH1169324A (ja) テレビ放送におけるインターネット情報搬送方式および受信装置
US20050200759A1 (en) Digital broadcasting system
KR100768624B1 (ko) 위성방송 광고 기능을 갖는 위성방송 수신기
JP2002217850A (ja) 放送用コンテンツ視聴データ収集方法およびシステム、ならびにプログラム
JP2007096866A (ja) 表示装置、集計システム、情報提供システム等
KR20030093372A (ko) 디지털 방송을 이용한 광고 방법
JP4197043B2 (ja) 受信装置および受信方法
KR100502011B1 (ko) Tv 플라자 기능이 부가된 셋톱박스 및 셋톱박스에 tv플라자 기능을 부가하는 방법
JP2003209776A (ja) ソース選択装置、ソース選択方法、ソース選択処理プログラム、および放送チャンネル選択処理プログラム
KR100538146B1 (ko) 데이터 방송의 프로토콜 시스템을 이용한 컨텐츠관리시스템 및 그 방법
KR20010018405A (ko) 디지털 방송 수신기의 채널변경시 정보 출력 방법
JP2002084485A (ja) デジタルコンテンツ配信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060126

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060126

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090227