JP2004228976A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器に作用した衝撃の情報を記録しておくことができる携帯型電子機器を提供する。
【解決手段】カメラ200は、加速度センサ211を備え、一定強度以上の衝撃を感知したら、レンズ部201、撮像部202、信号処理部203、記録部204、および表示部205が正常に機能するか否かのセルフテストを実施する。破損箇所を検出した場合には、その結果を時刻情報と共に衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210に記録する。そして、破損が生じたことをユーザに知らせるべく、メッセージを表示部205に表示し、音声出力部208から警報音を出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、落下衝撃などの強い衝撃が作用した場合にその衝撃に関する情報を記録する機能を備えた携帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラなど映像記録用の携帯型電子機器に加速度センサを設け、撮影不可能な強い衝撃が加速度センサにより感知されたら、録画動作などを自動停止させるようにした技術が知られている。この技術によれば、意図しない衝撃によって録画スイッチがオンすることによる誤記録や無駄な電力消費を防止することができる。(特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平07−95465号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術では、携帯型電子機器に何らかの強い衝撃が作用した場合、その衝撃を機器自体が感知して録画動作などを自動停止させることができる。しかし、携帯型電子機器に落下衝撃や衝突衝撃など機器の破損原因となるような強い衝撃が作用した場合に、その衝撃に関する情報(以下、衝撃情報と記す。)を記録しておくことはできない。そのため、修理サービス拠点等では、落下などの外部衝撃によって破損した機器の修理を依頼されても、外見上異常が見当たらなければ、その破損原因が外部衝撃によるものであるかどうか判断しにくく、故障箇所を特定するのに時間を要することがある。その結果修理サービスの効率が低下していた。
【0005】
本発明は、上記のような事情の下に創案されたものであり、その目的は、携帯型電子機器に破損原因となるような強い衝撃が作用した場合に、その衝撃情報を記録しておくことができる携帯型電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯型電子機器は、衝撃感知手段と、衝撃ログ記録手段とを内蔵し、前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、その衝撃情報を、前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成したものである。
【0007】
上記のように構成したことにより、携帯型電子機器に破損原因となるような強い衝撃が作用した場合に、その衝撃情報を記録しておくことができる。
【0008】
本発明の携帯型電子機器は、破損箇所を自己検出する破損箇所検出手段を備え、前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、前記破損箇所検出手段による破損箇所の検出処理を実行し、その結果を前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成されることが望ましい。
【0009】
上記のように構成すれば、携帯型電子機器に破損原因となるような強い衝撃が作用した場合に、破損箇所を自己検出し、その検出結果を記録しておくことができる。
【0010】
また、本発明の携帯型電子機器は、破損箇所を自己検出する破損箇所検出手段を備え、電源投入直後に前記破損箇所検出手段による破損箇所の検出処理を実行し、その結果を前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成されることが望ましい。
【0011】
上記のように構成すれば、電源オフ時に生じた破損箇所を自己検出し、その検出結果を記録しておくことができる。
【0012】
また、本発明の携帯型電子機器は、警報手段を備え、前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、前記警報手段により警報を行うように構成されることが望ましい。
【0013】
上記のように構成すれば、機器に何らかの不具合が発生した可能性があることをユーザに報知するとともに、ユーザに対し機器を大切に取扱うように促すことができる。
【0014】
前記衝撃感知手段は、互いに直交する2軸または3軸方向の衝撃を各々感知できるように設けられた複数の加速度センサを備えていることが望ましい。
【0015】
上記のように構成すれば、機器にどの方向から衝撃が作用したかを検知できるので、その方向に関する情報も記録しておくことができる。
【0016】
また、本発明の携帯型電子機器を、レンズ部を備えた光学機器に適用した場合、前記衝撃感知手段は、前記レンズ部またはその近傍に設けられていることが望ましい。
【0017】
上記のように構成すれば、衝撃によって最も破損しやすい箇所の一つであるレンズ部に作用する衝撃を感知して、その衝撃情報を記録しておくことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1(a)は本発明の携帯型電子機器を用いた修理サービスシステムの構成例を示すシステム構成図である。
【0020】
この修理サービスシステム100は、カメラ(デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、銀塩写真用カメラ、等)を修理サービスの対象とするシステムであり、本発明の携帯型電子機器の一適用例であるカメラ200と、PHS(Personal Handy−phone System)基地局300と、電話網400と、インターネット500と、管理センタ600に設置されたサーバPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)610およびデータベース620と、修理サービス拠点700に設置されたクライアントPC710と、を有して構成されている。図には示されていないが、カメラ200、PHS基地局300、および修理サービスセンタ700は実際にはそれぞれ複数存在している。
【0021】
カメラ200は、衝撃感知機能と、PHS方式による無線通信機能とを備えており、破損原因となるような一定強度以上の強い衝撃を感知したら、その衝撃情報と識別情報とを、管理センタ600のサーバPC610に送信する。その際、カメラ200から無線送信された信号は、PHS基地局300で受信された後、電話網400およびインターネット500を経て管理センタ600内のサーバPC610に送られる。衝撃情報には、衝撃の強度値および方向が含まれる。また、識別情報には、カメラ200のシリアル番号(製造番号)およびユーザIDが含まれる。
【0022】
サーバPC610は、カメラ200から衝撃情報と識別情報とを受信すると、シリアル番号およびユーザIDと衝撃の強度値および方向とを互いに関連付けてデータベース620に保存する。そして、サーバPC610は、クライアントPC710からの要求に応じて、データベース620から該当する情報を読み出し、要求元のクライアントPC710に送信する。クライアントPC710への情報提供は、シリアル番号またはユーザID単位で行われる。
【0023】
図1(b)はカメラ200の構成例を示すブロック図であり、カメラ200がデジタルスチルカメラまたはビデオカメラである場合を示している。
【0024】
このカメラ200は、レンズ部201、撮像部202、信号処理部203、記録部204、表示部205、衝撃感知部206、無線通信制御部207、音声出力部208、識別情報メモリ209、衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210、制御部213、メインバッテリ214、およびサブバッテリ215を備えて構成されている。
【0025】
レンズ部201は、複数枚のレンズを組み合わせてなる光学系と、光学系を駆動して焦点および画角を変化させる駆動系とを有している。
【0026】
撮像部202は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像デバイスを備え、レンズ部201を通して撮像デバイスの受光面に照射された被写体像を電気信号に変換して信号処理部203に出力する。
【0027】
信号処理部203は、撮像部202からの信号に所定の処理を施すことによりデジタル画像信号を生成し、それを所定形式の画像データに変換して記録部204に保存する。
【0028】
表示部205は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスを備え、記録部204から読み出された撮影済みの画像や、撮像部202で撮像中の画像を表示する。また、各種操作画面やメッセージなども表示部205に表示される。
【0029】
衝撃感知部206は、第1〜第3の加速度センサ211a〜211cと、衝撃計算回路212とを備えている。
【0030】
第1〜第3の加速度センサ211a〜211cは、互いに直交する3軸(x,y,z)方向の衝撃を各々感知すべく配置されている。具体的には、第1の加速度センサ211aは、カメラ200に対し、左右方向(図1(a)中の矢印x方向)から作用する衝撃を感知する。第2の加速度センサ211bは、カメラ200に対し、上下方向(図1(a)中の矢印y方向)から作用する衝撃を感知する。第3の加速度センサ211cは、カメラ200に対し、上下方向(図1(a)中の矢印z方向すなわち紙面に垂直な方向)から作用する衝撃を感知する。第1〜第3の加速度センサ211a〜211cの配置箇所は、レンズ部201またはその近傍である。
【0031】
衝撃感知回路212は、第1〜第3の加速度センサ211a〜211cからの出力信号を常時監視し、3つの出力信号に基づいて、衝撃の強度を検出するとともに、その衝撃が作用した方向を算出する。そして、その衝撃の強度が予め設定された一定の強度以上であれば、その強度値と方向の算出結果を無線通信制御部207、衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210、および制御部213に出力する。
【0032】
無線通信制御部207は、アンテナ207aを使用してPHS基地局300と無線通信する。また、カメラ200の電源オフ時における自動通知処理の制御も行う。音声出力部208は、警報音を出力する。
【0033】
識別情報メモリ209は、ROM(Read−Only Memory)等の不揮発性メモリからなり、カメラ200の識別情報すなわちシリアル番号およびユーザIDを記憶している。
【0034】
衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210は、不揮発性RAM(Random Access Memory)からなり、衝撃感知部206により得られた衝撃情報と、後述する破損箇所検出情報とが記録時刻情報(タイムスタンプ)と共に随時記録される。
【0035】
制御部213は、CPU(Central Processing Unit)213aとROM213bとを有し、ROM213bに格納されたプログラムに従ってCPU213aがカメラ200全体の動作を制御する。制御部213は、撮影、画像記録、画像表示といったカメラ機能を実現するための基本的な動作を制御するだけでなく、カメラ200に所定値以上の強い衝撃が作用した場合における自動通知処理、破損箇所検出処理などの動作も制御する。
【0036】
メインバッテリ214は、カメラ200の各部(全ての負荷要素)に電力を供給する主電源である。サブバッテリ215は、衝撃感知部206、無線通信制御部207、識別情報メモリ209、および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210への電力供給を行う補助電源である。メインバッテリ214による各部への電力供給は、カメラ200の電源スイッチ(図示省略)を操作することによりオン/オフされる。サブバッテリ215は、電源オフ時すなわち、メインバッテリ214による各部への電力供給が絶たれている時でも、衝撃感知部206、無線通信制御部207、識別情報メモリ209、および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210への電力供給をサポートしている。
【0037】
次に、この実施の形態の動作を図2〜図4に示す流れ図に従って説明する。
【0038】
図2はカメラ200に所定値以上の強い衝撃が作用した場合における自動通知処理の内容を示す流れ図である。
【0039】
カメラ200は、一定強度以上の衝撃を感知したら(S1でYes)、その衝撃情報を衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210に記録した後(S2)、その衝撃情報と識別情報メモリ209に保存されている識別情報とを、管理センタ600のサーバPC610に送信する(S3)。サーバPC610は、カメラ200から衝撃情報と識別情報とを受信する(S4)。そして、識別情報からシリアル番号およびユーザIDを取得し(S5)、衝撃情報から衝撃の強度値および方向を取得し(S6)、シリアル番号およびユーザIDと衝撃の強度値および方向とを互いに関連付けてデータベース620に保存する(S7)。
【0040】
カメラ200に何らかの故障や不具合が発生した場合、ユーザ自身または仲介業者によって修理サービス拠点700にカメラ200が持ち込まれる(S8)。修理サービス拠点700の修理担当者は、カメラ200に付されているシリアル番号またはユーザIDを確認する(S9)。そして、クライアントPC710のモニタ画面上でシリアル番号またはユーザIDを指定して、サーバPC610に情報提供要求を送信する(S10)。
【0041】
サーバPC610は、カメラ200から情報提供要求を受信すると(S11)、指定されたシリアル番号またはユーザIDに該当する衝撃情報をデータベース620から読み出し(S12)、要求元のクライアントPC710に送信する(S13)。クライアントPC710は、サーバPC610から衝撃情報を受信し(S14)、その内容をモニタに表示する(S15)。
【0042】
修理サービス拠点700の修理担当者は、クライアントPC710のモニタに表示された衝撃情報の内容すなわち、カメラ200に作用した衝撃の強度値および方向に基づいて、カメラ200の不良箇所の特定を行う(S16)。
【0043】
図3はカメラ200に所定値以上の強い衝撃が作用した場合における破損箇所検出処理の内容を示す流れ図である。
【0044】
カメラ200は、一定強度以上の衝撃を感知したら(S21でYes)、レンズ部201、撮像部202、信号処理部203、記録部204、および表示部205が正常に機能するか否かの試験(セルフテスト)を実施する(S22)。破損箇所を検出した場合には(S23でYes)、その結果を破損箇所検出情報として衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210に記録する(S24)。そして、破損が生じたことをユーザに知らせるべく、「レンズが破損した可能性があります。」といったメッセージを表示部205に表示し(S25)、音声出力部208に警報音を出力させる(S26)。
【0045】
図4はカメラ200の電源オフ時における破損を検出するための破損箇所検出処理の内容を示す流れ図である。
【0046】
カメラ200は、電源がオンされたら(S31でYes)、レンズ部201、撮像部202、信号処理部203、記録部204、および表示部205が正常に機能するか否かの試験(セルフテスト)を実施する(S32)。破損箇所を検出した場合には(S33でYes)、その結果を破損箇所検出情報として衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210に記録する(S34)。そして、破損が生じたことをユーザに知らせるべく、「レンズが破損した可能性があります。」といったメッセージを表示部205に表示し(S35)、音声出力部208に警報音を出力させる(S36)。
【0047】
以上のように、この実施の形態によれば、カメラ200に対し破損原因となるような一定強度以上の強い衝撃が作用した場合、それをカメラ200自身が検知し、その衝撃情報とカメラ200またはユーザを特定するための識別情報とを、管理センタ600のサーバPC610に送信することができる。サーバPC610に送信された衝撃情報は、識別情報と関連付けてデータベース620に保存される。データベース620に保存された衝撃情報の内容は修理サービス拠点700に設けられたクライアントPC710のモニタ画面上で確認することができる。
【0048】
したがって、修理サービス拠点700に外部衝撃によって破損したカメラ200が持ち込まれた場合、修理サービス拠点700の修理担当者は、クライアントPC710のモニタに表示された衝撃情報の内容を考慮することにより、外部衝撃による破損箇所を速やかに特定し、修理や部品交換等を行うことができる。
【0049】
また、データベース620に保存された衝撃情報を、カメラ200の修理依頼の有無にかかわらず、そのカメラ200の修理を担当する修理サービス拠点700のクライアントPC710に定期的に、あるいはデータベース620の更新時など特定のタイミングで送信するようにしておけば、修理サービス拠点700側で前もってカメラ200の故障しやすい箇所や修理の必要性を推定できるので、保守部品の管理が容易になる。すなわち、修理依頼があった場合に、故障箇所を特定してから部品を取り寄せるといった効率の悪さを改善できる。
【0050】
また、衝撃を感知するための加速度センサ211a〜211cを、衝撃に最も弱い箇所の一つであるレンズ部201またはその近傍に設けたことにより、レンズ部201に作用した衝撃の情報を高精度に取得し、その情報を修理サービスに役立てるとができる。
【0051】
また、データベース620に保存された衝撃情報をカメラ設計者が利用できるようにしておけば、耐衝撃性に優れたカメラの開発を促進できる。
【0052】
また、管理センタ600に一定期間衝撃情報が送られてこないカメラに関しては、その補償期間を延長するといった特典を付与するなどして、ユーザに対しカメラを大切に取扱うように促すことができる。
【0053】
また、カメラ200に対し破損原因となるような一定強度以上の強い衝撃が作用した場合、カメラ200自身が破損箇所検出処理を実施し、その結果破損箇所が判明した場合には、その旨を音声および表示によってユーザに報知するので、カメラ200が何かに強くぶつかったり落下衝撃を受けたりした場合に、カメラ200が破損したか否か、破損した場合にはどの箇所が破損したのかをユーザに知らせることができる。
【0054】
また、カメラ200の電源オフ時に何らかの原因で破損が生じた場合も、電源オン直後に実施される破損箇所検出処理によって、破損の有無および破損箇所を検出し、そのことをユーザに知らせることができる。
【0055】
また、カメラ200の衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210に衝撃情報が記録されるので、記録内容を確認することにより、アフターサービス時の故障解析やクレーム処理等に応用できる。
【0056】
また、カメラ200の電源オフ時においても、衝撃感知部206、無線通信制御部207、識別情報メモリ209、および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210へはサブバッテリ215により電力が供給されているので、カメラ200に所定値以上の強い衝撃が作用した場合における自動通知処理および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210への衝撃情報の記録処理は実施される。
【0057】
また、カメラ200の電源オフ時には衝撃感知部206による衝撃感知のみを実施し、一定強度以上の振動が感知されたら、自動的に電源をオンし、自動通知処理および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210への衝撃情報の記録処理を実施するようにしてもよい。この場合、サブバッテリ215による無線通信制御部207、識別情報メモリ209、および衝撃ログ/試験ログ情報メモリ210への電力供給は不要である。
【0058】
また、上記の実施の形態では、識別情報メモリ209にシリアル番号およびユーザIDを記憶しておき、自動通知処理の際に衝撃情報とともに識別情報としてシリアル番号とユーザIDの両方を通知することとしたが、識別情報メモリ209にシリアル番号とユーザIDのどちらか一つを記憶しておき、それを識別情報として通知するようにしてもよい。
【0059】
また、上記の実施の形態では、破損箇所が判明した場合に、その旨を音声および表示によってユーザに報知することとしたが、音声と表示のどちらか一方を用いて報知するようにしてもよい。
【0060】
また、上記の実施の形態では、無線通信制御部207がPHS方式により通信を行うこととしたが、無線LAN(Local Area Network)、ブルートゥースなどその他の無線通信方式を用いてもよい。
【0061】
また、上記の実施の形態では、本発明の携帯型電子機器をカメラに適用した場合を例にとり説明したが、PDA(Personal Digital Assistant)やノート型PC等その他の機器にも有効に適用可能であることは無論である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の携帯型電子機器によれば、破損原因となるような強い衝撃が作用した場合に、その衝撃情報を機器内部に記録しておくことができる。したがって、機器内部に記録されている衝撃情報を確認することにより、修理サービス時の故障解析の効率向上、耐衝撃に優れた機器の設計・開発などを促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の携帯型電子機器を用いた修理サービスシステムの構成例を示すシステム構成図である。
(b)は本発明の携帯型電子機器の一例であるカメラの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の携帯型電子機器の一例であるカメラに所定値以上の強い衝撃が作用した場合における自動通知処理の内容を示す流れ図である。
【図3】本発明の携帯型電子機器の一例であるカメラに所定値以上の強い衝撃が作用した場合における破損箇所検出処理の内容を示す流れ図である。
【図4】本発明の携帯型電子機器の一例であるカメラの電源オフ時における破損を検出するための破損箇所検出処理の内容を示す流れ図である。
【符号の説明】
100:修理サービスシステム
200:カメラ(携帯型電子機器)
201:レンズ部
202:撮像部
203:信号処理部
204:記録部
205:表示部(警報手段)
206:衝撃感知部(衝撃感知手段)
207:無線通信制御部
208:音声出力部(警報手段)
209:識別情報メモリ
210:衝撃ログ/試験ログ情報メモリ(衝撃ログ記録手段)
211a:第1の加速度センサ
211b:第2の加速度センサ
211c:第3の加速度センサ
212:衝撃計算回路
213:制御部(破損箇所検出手段)
214:メインバッテリ
215:サブバッテリ
600:管理センタ
610:サーバPC
620:データベース
700:修理サービス拠点
710:クライアントPC

Claims (6)

  1. 衝撃感知手段と、衝撃ログ記録手段とを内蔵し、
    前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、その衝撃に関する情報を、前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成したことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 破損箇所を自己検出する破損箇所検出手段を備え、
    前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、前記破損箇所検出手段による破損箇所の検出処理を実行し、その結果を前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成したことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 破損箇所を自己検出する破損箇所検出手段を備え、
    電源投入直後に前記破損箇所検出手段による破損箇所の検出処理を実行し、その結果を前記衝撃ログ記録手段に記録するように構成したことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  4. 警報手段を備え、
    前記衝撃感知手段により一定強度以上の衝撃が感知されたら、前記警報手段により警報を行うように構成したことを特徴とする携帯型電子機器。
  5. 前記衝撃感知手段は、
    互いに直交する2軸または3軸方向の衝撃を各々感知できるように設けられた複数の加速度センサを備えていることを特徴とする請求項1、2、3、または4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記携帯型電子機器はレンズ部を備えた光学機器であり、 前記衝撃感知手段は、前記レンズ部またはその近傍に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、または5記載の携帯型電子機器。
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