JP2004228912A - 高効率電力増幅装置 - Google Patents

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勝比古 東山
Bruno J G Putzeys
ブルーノ・イェー・ヘー・プッツェイス
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Koninklijke Philips NV
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Abstract

【課題】実装面積を小さくできる集積回路化に適し、特性バラツキが少なく、かつ良好な高周波特性を有する高効率電力増幅装置を提供する。
【解決手段】電圧コンパレータ部(1)と、供給電圧をスイッチングして矩形波信号を生成するスイッチング電力増幅部(8,9)と、矩形波信号をローパスフィルタすることによりオーディオ出力電力信号を発生されるローパスフィルタ部(15)と、一端がローパスフィルタ部出力と、他端がコンパレータ入力に接続された帰還回路網部(18)で高効率電力増幅装置を構成し、電圧コンパレータ部(1)を集積回路で構成した高効率電力増幅装置。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高効率電力増幅装置の高密度化と高性能化と低価格化を同時に実現できる高効率電力増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高効率電力増幅装置は、パルス幅変調を利用して、入力信号の電力を効率よく増幅する(例えば、特許文献1参照)。この特許文献にはD級のパルス幅変調の電力増幅器が開示されている。この増幅器は、入力信号を受ける入力部、変調部、スイッチイング部、フィルタ部がある。スイッチング部は、高周波の矩形波信号を生成し、その周波数は、入力信号の最高周波数よりも非常に高い。矩形波のパルス幅比(デューティー比)が変調され、矩形波の平均値は入力信号に比例する。フィルタ部は矩形はをフィルタして、電力増幅された信号を出力する。変調周波数は、発振器により決まる。
この特許文献には、複数の帰還回路を必要とし、カスケード制御回路が設けられている。複数の帰還回路を調整することは、非常に困難である。また、回路部品数も多くなる。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6,297,692B1号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような高効率電力増幅装置においては、実装面積を小さくできる集積回路化と、特性バラツキが少なく、かつ良好な高周波特性と、ローコストで実現できる回路構成が要求されている。
本発明は、混成集積回路実装方法を用いて、全体が1個のモノリシックICで構成するのではなく、限定された一部を集積回路で構成することにより、小型化と特性バラツキが少なく、良好な高周波特性と、ローコストを実現できる高効率電力増幅装置を提供することを目的としてなされたものである。
本発明は、更に、複数の集積回路を組み合せて用いることにより、より高性能な高効率電力増幅装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の高効率電力増幅装置は、信号入力端の一端が非反転入力端、他端が反転入力端で構成され、出力端の一端が非反転出力端、他端が反転出力端で構成された電圧コンパレータ部と、上記反転出力端に接続され、第1の供給電圧をスイッチングする第1のスイッチング部と、上記非反転出力端に接続され、第2の供給電圧をスイッチングする第2のスイッチング部が交互に切り換えて矩形波信号を生成するスイッチング電力増幅部と、上記スイッチング電力増幅部出力端が、矩形波信号をローパスフィルタすることによりオーディオ出力電力信号を発生されるローパスフィルタ部と、一端が上記ローパスフィルタ部出力と、他端が上記反転入力端に接続された帰還回路網部で構成され、上記電圧コンパレータ部を高耐圧半導体プロセスを用いて集積回路化したしたものである。
これにより、小型化と特性バラツキが少なくなおかつ良好な高周波特性とローコスト化を同時に得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は高効率電力増幅装置の回路構成を示すものである。図1において、2は反転入力端、3は非反転入力端、17は高効率電力増幅装置出力端、18は帰還回路網部、21は非反転入力トランジスタ、22は反転入力トランジスタ、23は定電流源、24、25はクランプ用のダイオード、26は非反転出力アクティブ負荷、27は反転出力アクティブ負荷、28は非反転出力ドライバートランジスタ、29は反転出力ドライバートランジスタ、30はデッドタイムコントロール用の抵抗、31は反転出力レベルシフトトランジスタ、32は非反転出力レベルシフトトランジスタ、38はハイサイド(正側)のパワーMOSFET、39はゲートバイアス用の電源、40はローサイド(負側)のパワーMOSFET、41はローパスフィルタ用のコイル、42はローパスフィルタ用のコンデンサである。コイル41とコンデンサ42でローパスフィルタを構成する。
【0007】
44a、44bは、それぞれパワーMOSFET38,40のゲートターンオン用のトランジスタ、45a、45bは、それぞれゲートターンオン用のトランジスタ44a、44bのベースバイアス抵抗、46a、46bは、それぞれゲートターンオン用のトランジスタ44a、44bのコレクタ飽和防止のためのショットキークランプダイオード、47a、47bはゲート抵抗、48a、48bはゲートチャージ用のダイオード、49a、49bはゲートターンオフ用のトランジスタ、50a、50bはゲートターンオフ用のバイアス抵抗である。回路素子44a、45a、46a、47a、48a、49a、50aは、第1のゲートドライブ回路35aを構成する。回路素子44b、45b、46b、47b、48b、49b、50bは、第2のゲートドライブ回路35bを構成する。
【0008】
51はハイサイドゲートバイアススイッチングダイオード、52はローサイドゲートバイアスダイオード、53は反転出力レベルシフトトランジスタ31および非反転出力レベルシフトトランジスタ32のベースバイアスツェナーダイオード、54はハイサイドゲートバイアスクランプダイオード、55はブートストラップ用のコンデンサ、56はローサイドゲートバイアス電源用のコンデンサ、57はハイサイドゲートバイアス抵抗、58、59は、電源バイアス抵抗、60は正のバイアス抵抗、61はデカップリングコンデンサ、62は負のバイアス抵抗、63はデカップリングコンデンサ、64は反転信号入力端、65は非反転信号入力端で構成されている。点線で囲まれた回路素子21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,39,53は、圧電コンパレータ部1を構成する。
【0009】
次に、図2に示すS1からS10の信号波形図を用いて、図1の高効率電力増幅装置の動作について説明する。なお、波形図S2からS8までは、パルス幅変調の矩形波を示し、点線で示された正弦波は、パルス幅が変化している様子を示す。この正弦波により、信号S2からS8の位相が、入力されたオーディオ信号の位相と比べどのように変わっているかを知ることができる。
【0010】
まず、非反転信号入力端65に入力されたオーディオ信号S1は、電源バイアス抵抗58,59で決定する基準電圧(約0V)と比較され、初段の電圧コンパレータ用のトランジスタ21、22がスイッチされ、トランジスタ21のコレクタ電流S2と、トランジスタ22のコレクタ電流S3が交互に流れる。さらに2段目の非反転出力ドライバートランジスタ28、反転出力ドライバートランジスタ29とで増幅されたコレクタ電流が流れる。この回路素子21、22、23、24、25、26、27、28、29、30で構成された回路は、対称回路であるから、それぞれ逆相に交互に電流増幅されスイッチ動作する。反転出力レベルシフトトランジスタ31のコレクタ電流S4と、非反転出力レベルシフトトランジスタ32のコレクタ電流S5は、全く対称な信号となる。信号S4は、ハイサイドパワーMOSFET38のゲートドライブ回路35aに入力され、信号S5は、ローサイドパワーMOSFET40のゲートドライブ回路35bに入力される。ゲートドライブ回路35aの出力信号S6は、MOSFET38のゲートに入力され、ゲートドライブ回路35bの出力信号S7は、MOSFET40のゲートに入力される。MOSFET38は、正の供給電圧13からの電圧信号を高周波でスイッチングし、MOSFET40は、負の供給電圧14からの電圧信号を高周波でスイッチングする。スイッチングされた正側の信号と負側の信号は、加算されて、加算信号S8となる。この加算信号S8はフィルタ15で高周波が除かれるが、リップルが含まれる電圧出力信号S9となる。この電圧出力信号S9が帰還回路網部18を介してフィードバックされる。帰還回路網部18内の反転入力部における信号S10は、出力波形と相似となり、リップルを含む電圧信号である。電圧出力信号S9は、出力端17からスピーカに送られる。
【0011】
ここで、電圧信号S8の位相は、入力信号S1の位相と比較した場合、DC領域で−180°位相推移している。ローパスフィルタ用のコイル41とローパスフィルタ用のコンデンサ42で決定されるカットオフ周波数でさらに位相が90°遅れるので、信号S8と、信号S9の位相を比較した場合、信号S9の方が90°遅れる。また、カットオフ周波数の10倍以上の周波数領域では、さらに90°遅れる。したがって、ローパスフィルタのカットオフ周波数の10倍以上の周波数領域では、信号S9は、非反転信号入力の信号S10から約360°位相が遅れる。したがって、高効率電力増幅装置出力端17と、反転入力端2との間に挿入された帰還回路網部18の回路定数を最適な値に設定することにより、安定した自己発振電力増幅装置を構成することができる。出力パワーMOSFET38,40をそれぞれドライブするドライブ回路35a、35bが、完全に対称になっており、すべてのトランジスタが不飽和動作をすることから、極めて歪みの少ない、かつ、高効率の自己発振型PWMアンプとして動作する。
【0012】
図1のすべての部品を個別素子(ディスクリート素子)で構成すれば、高周波特性の良好な回路を比較的容易に得ることができる。しかし、回路基板にかかる部品を実装すれば大きな面積が必要となる。また個別素子をランダムに組み合わせた場合、高効率電力増幅装置の特性のバラツキは大きくなる。たとえば、電圧コンパレータ部1の差動ペアであるトランジスタ21と22、26と27、28と29の間に特性にアンバランスがあれば、高効率電力増幅装置の出力端17に大きなDCオフセットが発生し、DCオフセット調整なしにDCゲインを適切な値に保持することが難しい。
そこで本発明では、特性にアンバランスが生じやすい差動ペアであるトランジスタ21と22、26と27、28と29が含まれる電圧コンパレータ部1について集積回路を形成する。
【0013】
図3は、図1で説明した高効率電力増幅装置の一部を集積回路で構成したブロック図を示す。図3において、1は集積回路で構成される電圧コンパレータ部、2は反転入力端、3は非反転入力端、4は反転出力端、5は非反転出力端、6は電圧コンパレータ部1の正の電源端、7は電圧コンパレータ部1の負の電源端、8は第1のスイッチング部、9は第2のスイッチング部、10は第1のスイッチング部入力端、11は第2のスイッチング部入力端、12はスイッチング電力増幅部出力端、13は第1の供給電圧、14は第2の供給電圧、15はローパスフィルタ部、16はローパスフィルタ部入力端、17は高効率電力増幅装置出力端、18は帰還回路網部、19は高効率電力増幅部、35aはハイサイドのパワーMOSFETゲートドライブ回路部、35bはローサイドのパワーMOSFETゲートドライブ回路部、36はハイサイドパワーMOSFETのゲートバイアス形成用のスイッチングダイオード、37はハイサイドパワーMOSFETのブートストラップコンデンサ、38はハイサイドパワーMOSFET、39はゲートバイアス用の電源、40はローサイドパワーMOSFET、41はローパスフィルタ用のコイル、42はローパスフィルタ用のコンデンサ、43は負荷であるスピーカである。なお、図3のスイッチングダイオード36、コンデンサ37は、それぞれ図1のダイオード51,52に対応する。
【0014】
図3に示すように、電圧コンパレータ部1を集積回路で構成する。電圧コンパレータ部1の集積回路に含まれるべき部分は、図1の点線1で囲まれた部分に含まれる回路素子21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、39、53である。この電圧コンパレータ部の集積回路に含まれるべき回路素子として、更に、ダイオード51,52,53を含めることもできる。この回路素子の内、トランジスタ21,22について、バーチカルPNPトランジスタ、あるいはPチャンネルMOSFETで構成する。かかるバーチカルPNPトランジスタ、あるいはPチャンネルMOSFETは、高耐圧プロセスを使用する。
【0015】
また、ゲートドライブ回路部35a、35bをそれぞれを独立した、又は両者一体の集積回路で構成しても良い。図4はパワーMOSFETゲートドライブ回路部35bで、集積回路に含まれる部分を示す。図4において、11は第2のスイッチング部入力端、12はスイッチング電力増幅部出力端、39はゲートバイアス用の電源、40はローサイドパワーMOSFET、44はパワーMOSFETのゲートターンオン用のトランジスタ、45はゲートターンオン用のトランジスタ44のベースバイアス抵抗、46はゲートターンオン用のトランジスタ44のコレクタ飽和防止のためのショットキークランプダイオード、47はゲート抵抗、48はゲートチャージ用のダイオード、49はゲートターンオフ用のトランジスタ、50はゲートターンオフ用のバイアス抵抗で構成している。
以上のように構成された高効率電力増幅装置についての動作は、図1について説明した動作と同じである。
【0016】
DC特性を左右する電圧コンパレータ部は集積化された電圧コンパレータ部で構成されているため、温度的に安定した良好なDCオフセット温度特性が得られ、しかも初段にバーチカルPNPトランジスタ、あるいはPチャンネルMOSFETを利用できる高耐圧プロセスを使用すれば、良好な高周波特性がもたらす高効率なPWM変調特性が比較的容易に獲得でき、その結果、大出力で低歪のオーディオ高効率電力増幅装置が実現できる。
以上のように本実施形態によれば、電圧コンパレータ特性に必要な良好なDC特性と良好な高周波特性を容易に獲得でき、歪率が低い高効率電力増幅装置が実現できることとなる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、温度変化に対し安定した良好なDCオフセット特性が得られる。初段のトランジスタ21,22にバーチカルPNPトランジスタ、あるいはPチャンネルMOSFETを使用すれば、良好な高周波特性を有するPWM変調が容易に得ることができる。その結果、大出力で低歪のオーディオ高効率電力増幅装置が実現できる。しかも、電圧コンパレータ部を集積回路で構成すれば、部品点数の少ない極めて簡単、非常に小さなチップサイズを実現でき、その結果、非常に安価な高効率電力増幅装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高効率電力増幅装置のブロック図
【図2】高効率電力増幅装置の主要店における信号波形図
【図3】高効率電力増幅装置の一部を集積回路で構成した状態を示すブロック図
【図4】パワーMOSFETゲートドライブ回路のブロック図
【符号の説明】
1・・・集積回路化された電圧コンパレータ部
2・・・反転入力端
3・・・非反転入力端
4・・・反転出力端
5・・・非反転出力端
6・・・電圧コンパレータ部の正の電源端
7・・・電圧コンパレータ部の負の電源端
8・・・第1のスイッチング部
9・・・第2のスイッチング部
10・・・第1のスイッチング部入力端
11・・・第2のスイッチング部入力端
12・・・スイッチング電力増幅部出力端
13・・・第1の供給電圧
14・・・第2の供給電圧
15・・・ローパスフィルタ部
16・・・ローパスフィルタ部入力端
17・・・高効率電力増幅装置出力端
18・・・帰還回路網部
19・・・高効率電力増幅部
21・・・非反転入力トランジスタ
22・・・反転入力トランジスタ
23・・・定電流源
24・・・クランプ用のダイオード
25・・・クランプ用のダイオード
26・・・非反転出力アクティブ負荷
27・・・反転出力アクティブ負荷
28・・・非反転出力ドライバートランジスタ
29・・・反転出力ドライバートランジスタ
30・・・デッドタイムコントロール用の抵抗
31・・・反転出力レベルシフトトランジスタ
32・・・非反転出力レベルシフトトランジスタ
38・・・ハイサイドパワーMOSFET
39・・・ゲートバイアス用の電源
40・・・ローサイドパワーMOSFET
41・・・ローパスフィルタ用のコイル
42・・・ローパスフィルタ用のコンデンサ
44・・・パワーMOSFETのゲートターンオン用のトランジスタ
45・・・ベースバイアス抵抗
46・・・コレクタ飽和防止ショットキークランプダイオード
47・・・ゲート抵抗
48・・・ゲートチャージ用のダイオード
49・・・ゲートターンオフ用のトランジスタ
50・・・ゲートターンオフ用のバイアス抵抗
51・・・ハイサイドゲートバイアススイッチングダイオード
52・・・ローサイドゲートバイアスダイオード
53・・・ベースバイアスツェナーダイオード
54・・・ハイサイドゲートバイアスクランプダイオード
55・・・ブートストラップ用のコンデンサ
56・・・ローサイドゲートバイアス電源用のコンデンサ
57・・・ハイサイドゲートバイアス抵抗
58・・・電源バイアス抵抗
59・・・電源バイアス抵抗
60・・・正のバイアス抵抗
61・・・デカップリングコンデンサ
62・・・負のバイアス抵抗
63・・・デカップリングコンデンサ
64・・・反転信号入力端
65・・・非反転信号入力端

Claims (5)

  1. 信号入力端に加えられる入力信号の電力を増幅する高効率電力増幅装置であって、
    信号入力端の一端が非反転入力端、他端が反転入力端で構成され、出力端の一端が非反転出力端、他端が反転出力端で構成された電圧コンパレータ部(1)と、
    上記反転出力端に接続され、第1の供給電圧をスイッチングする第1のスイッチング部と、上記非反転出力端に接続され、第2の供給電圧をスイッチングする第2のスイッチング部が交互に切り換えて矩形波信号を生成するスイッチング電力増幅部(8,9)と、
    上記スイッチング電力増幅部出力端が、矩形波信号をローパスフィルタすることによりオーディオ出力電力信号を発生されるローパスフィルタ部(15)と、一端が上記ローパスフィルタ部出力と、他端が上記反転入力端に接続された帰還回路網部(18)で構成され、
    上記電圧コンパレータ部(1)を集積回路で構成したことを特徴とする高効率電力増幅装置。
  2. 上記電圧コンパレータ部の初段が、バーチカルPNPトランジスタで構成されたことを特徴とする請求項1記載の高効率電力増幅装置。
  3. 上記電圧コンパレータ部の初段が、PチャンネルMOSトランジスタで構成されたことを特徴とする請求項1記載の高効率電力増幅装置。
  4. 上記第1の供給電圧をスイッチングする第1のスイッチング部と、上記第2の供給電圧をスイッチングする第2のスイッチング部が、それぞれ独立した集積回路で構成したことを特徴とする請求項1記載の高効率電力増幅装置。
  5. 信号入力端に加えられる入力信号の電力を増幅する高効率電力増幅装置であって、
    信号入力端の一端が非反転入力端、他端が反転入力端で構成され、出力端の一端が非反転出力端、他端が反転出力端で構成された電圧コンパレータ部(1)と、
    上記非反転出力端に接続され、正の供給電圧をスイッチングして第1矩形波信号を生成する第1のドライブ回路部(35a)と、
    上記反転出力端に接続され、第2の供給電圧をスイッチングして、第1矩形波信号とは逆相の第2矩形波信号を生成する第2のドライブ回路部(35b)と、第1のドライブ回路部で電力増幅されるハイサイドパワー増幅素子(38)と、
    第2のドライブ回路部で電力増幅されるローサイドパワー増幅素子(40)と、
    ハイサイドパワー増幅素子(38)と、ローサイドパワー増幅素子(40)の出力をローパスフィルタし、電力増幅されたオーディオ信号を生成するローパスフィルタ部(15)と、
    一端が上記ローパスフィルタ部の出力と、他端が上記反転入力端に接続された帰還回路網部(18)で構成され、
    上記電圧コンパレータ部(1)を高耐圧半導体プロセスを用いて集積回路化したことを特徴とする高効率電力増幅装置。
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