JP2004228791A - バルク通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】TCP/UDPプロトコルを用いたバルク通信において、アプリケーションに最も適正なバルク通信を行うバルク通信制御装置を提供する。
【解決手段】TCP/UDPプロトコルを有する端末を収容し、対向するバルク通信制御装置との間で複数のチャネルを束ねてバルク通信を接続するバルク通信制御装置1において、TCP宛先ポート番号とバルク形態と帯域と変換ポート番号の関係を記述したポート番号変換表122と、TCP/UDPプロトコルを有する端末からの接続要求からTCP宛先ポート番号を抽出するTCP宛先ポート番号抽出部121と、TCP宛先ポート番号を用いてポート番号変換表を参照してバルク形態と確保すべき帯域と変換ポート番号とを決定する接続方式決定部123と、接続方式決定部が決定した接続方式に従ってバルク接続処理を行なうバルク接続部14とを備えた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信回線を用いた通信方法および通信制御装置に係り、複数のチャネルを同時に使用し、それら複数の通信チャネルのデータ速度を合成した通信速度によって一つの通信を行なう通信回線を用いた通信方法およびバルク通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来使用されているISDN回線交換バルク装置においては、Bチャネルをバルクすることにより、高レートの通信をエンド−エンドで実現している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかし、これらの方式においては、バルクした後にデータの流量を監視して閾値を超えるとバルクするチャネル数を増やしたり減らしたりして、トラフィックの変化に対応しているが、予め使用するアプリケーションと帯域とを関連づけてバルクすることは行なわれていない。そのため、メールなどのデータが送受信されている間は、エンド−エンド間の通信に影響はないが、動画情報が送信されるようになると、トラフィックが増大して、ユーザに対してストレスを与えることになる。従来のバルク方法は、トラフィックの増加によりバルクするチャネルを増やして行くものの、トラフィック状態を監視して閾値が超えていればBチャネルを増やすという手順をとるため、円滑なサービスを提供するまで時間がかかることがある。
【0004】
以上のように、従来のISDN回線交換を利用してのバルク通信においては、ファイル転送、メール配信、動画配信、音声データの各アプリケーションにもっとも適正なコスト、サービスの応答時間に応じた適正な方式が得られていない。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−84334号公報(P2002−84334A)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の問題に鑑み、本発明は、TCP/UDPプロトコルを用いたバルク通信において、ファイル転送、動画配信、音声データなどのアプリケーションに最も適正なバルク通信を行うバルク通信制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、通信制御装置に接続されたデータ端末機器からの相手データ端末機器への伝送情報から、相手側の通信制御装置に接続するための情報種別を認識する手段と、相手先へ接続する際に使用するバルク方法、確保する帯域を記憶する手段とからなる。
【0008】
すなわち、本発明は、バルク通信制御装置において、TCP/UDPプロトコルを有する端末装置を収容し、前記端末装置が使用するアプリケーション種別および通信に使用する帯域量とTCP宛先ポート番号を対応づけ、前記端末装置の接続要求からTCP宛先ポート番号を抽出し、前記抽出したTCP宛先ポート番号に対応したアプリケーション種別と通信に使用する帯域量を決定し、対向するバルク通信制御装置との間で複数のチャネルを束ねてバルク通信を行なうことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、TCP/UDPプロトコルを有する端末装置を収容し、対向するバルク通信制御装置との間で複数のチャネルを束ねてバルク通信を接続するバルク通信制御装置において、TCP宛先ポート番号とバルク形態と帯域量の関係を記述したポート番号変換表と、TCP/UDPプロトコルを有する端末装置からの接続要求からTCP宛先ポート番号を抽出するTCP宛先ポート番号抽出部と、TCP宛先ポート番号抽出部が抽出したTCP宛先ポート番号を用いて、ポート番号変換表を参照してバルク形態と確保すべき帯域量を決定する接続方式決定部と、接続方式決定部が決定した接続方式に従ってバルク接続処理を行なうバルク接続部とを備えた。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1を用いて本発明にかかるバルク通信制御装置を用いて対向するデータ端末装置の間でバルク通信を行なうシステムの構成の概要を説明する。図において、添字aは発信側の装置を、bは着信側の装置を示しており、添え字を付さない場合はそれぞれの装置を共通して説明する場合である。
【0011】
本発明に関するバルク通信制御装置を用いたバルク通信システムは、TCP/UDPプロトコルを有するデータ端末3aと、LAN31Aと、本発明にかかるバルク通信制御装置1aと、通信ケーブル4−1と、ISDN回線交換網5と、通信ケーブル4−2と、本発明にかかるバルク通信制御装置1bと、LAN31Bと、TCP/UDPプロトコルを有するデータ端末3bとから構成される。
【0012】
データ端末3aとデータ端末3bは、通信ケーブル4−1、ISDN回線交換網5、通信ケーブル4−2を介して互いに通信相手となり、このデータ端末3a,1bは、それぞれLAN31を介してバルク通信制御装置1に接続されている。バルク通信制御装置1aとバルク通信制御装置1bは、通信ケーブル4−1、通信ケーブル4−2を介してISDN回線交換網(一次群回線、基本群回線)5を収容して、バルク通信方式により通信を行う。
【0013】
図2を用いて、本発明にかかるバルク通信制御装置1の内部構成の概要を説明する。バルク通信制御装置1は、データ端末装置との間でデータD1を交換するための端末インタフェース11と、制御情報認識/更新部12と、データ抽出/挿入部13と、回線の接続制御を行う回線接続制御部14と、一次群回線および基本群回線を収容しISDN回線交換網5との間でデータD2を交換する回線インタフェース15と、これらのブロックを制御する制御部16と、これらのブロックを相互に接続するバス17とを有して構成される。さらに、バルク通信制御装置1は、同様に制御部16に接続されたマンマシンインタフェース18を有しており、このマンマシンインタフェース18により、本装置に対して設定操作や参照を行う。
【0014】
LANインタフェース11は、データ端末3から相手に送信する情報あるいは相手からの情報D1をデータ端末3に伝達するためのインタフェースであり、装置内部のデータ形式とLAN上でのデータ形式を変換する働き、データ端末から受信したデータからMACフレームを取り出す働きを有している。LANインタフェース11は、IEEE802.3に規定されたLANとの通信を実現する。ここで使用するデータフォーマットは図4に示す公知のフォーマットであるのでその説明を省略する。
【0015】
制御情報認識/更新部12は、LANインタフェース11によって取り出されたMACフレームから、IPパケットおよびTCPパケットならびにUDPパケットを取得してTCP宛先ポート番号を抽出する機能121と、TCP宛先ポート番号に対応したバルク形態および確保すべき帯域ならびに変換ポート番号を記述したポート番号変換表122と、TCP宛先ポート番号を用いてポート番号変換表122を参照してバルク形態および確保すべき帯域を決定する接続方式決定機能123とを有している。また、制御情報認識/更新部12は、相手装置からのパケットに変更が必要な場合には、その内容を更新する働きを有している。
【0016】
データ抽出/挿入部13は、回線インタフェース15に対してLANインタフェース側からのパケットを、MP/BACPのバルクを使用する場合はその規定フォーマットに変換し、一括接続手順の場合にはその規定フォーマットに変換するフォーマット変換機能131を有する。又、相手側からのMP/BACPのフレームに対してはパケットを取り出し、一括接続手順の場合にも同様にパケットを取り出すパケット抽出機能132を有している。
【0017】
回線接続制御部14は、ISDN回線交換網5に対して呼の接続および切断の処理を行う。
【0018】
回線インタフェース15は、ISDN回線交換網5とのインタフェースであり、一次群、基本群の回線を複数収容できる。回線インタフェース15により、ISDN回線交換網5へ適合したデータの送受信および呼制御を行う。
【0019】
マンマシンインタフェース18は、本装置に対する通信条件の更新や、参照およびそのための表示器、そして操作キーなどを有する装置である。
【0020】
バス17は、各ブロックを接続する制御/データバスである。
【0021】
制御部16は、各ブロックを制御する部位であり、ファームウエアを格納するフラッシュメモリ、その命令を実行するCPUなどから構成される。この制御部16により、各ブロックが制御される。
【0022】
図3を用いて、データ端末3と本発明にかかるバルク通信制御装置1との間で利用されるデータの構成を説明する。
【0023】
データ端末3から送出されるフレーム20aとバルク通信制御装置1から送出されるフレーム20bは、同一のフレーム形式を有しており、20にその内容を示す。MACフレーム20は、MACヘッダ21およびMACトレイラで囲まれた、MACプロトコルデータユニットによって構成される。MACプロトコルデータユニットには、IPヘッダおよびIPプロトコルデータユニットからなるIPパケット22が含まれる。そしてIPパケット22中のIPプロトコルデータユニットは、TCPUDPヘッダとTCPプロトコルデータユニットからなるTCP/UDPパケット23が含まれる。
【0024】
図4に、IPパケットのフォーマットおよびTCPパケットのフォーマットを示す。図5に、IPパケットのフォーマットおよびUDPパケットのフォーマットを示す。IPフォーマットは両者とも同じであり、IPデータグラム部に、TCPフォーマットでは、発信元ポート識別子、宛先ポート識別子、シーケンス番号、受信者確認番号、データオフセット、予備、制御ビット、ウインドウ値、チェックサム、緊急ポインタ、オプション情報、パディング、TCPデータグラム部を含んでいる。UDPフォーマットでは、IPデータグラム部に、発信元ポート識別子、宛先ポート識別子、パケット長、チェックサム、UDPデータグラム部を含んでいる。
【0025】
図6を用いて、バルクの方式、帯域をポート番号より決定するためのポート番号変換表122の構成例を説明する。ポート番号変換表122は、TCP宛先ポート番号と、バルク形態、確保すべき帯域量(Bチャネル数)、アプリケーション種別、変換ポート番号などがTCP宛先ポート番号に対応して記述される。このポート番号変換表122は制御情報認識/更新部12により保持され、その情報はユーザによりマンマシンインタフェース18を介して更新される。
【0026】
図7を用いて、上記構成を有するバルク通信制御装置1を用いた通信システムにおいて、MP/BACPを使用した場合の呼接続制御手順を説明する。接続の手順は、図6に示されるポート番号変換表122を参照して決定される。
【0027】
以下、データ端末3aより、データ端末3bに対してファイル転送を行う場合を例として通信を行う方法を説明する。
【0028】
データ端末3aからデータの送出を開始すると(ステップS1)、このデータを受信したバルク通信制御装置1aは、制御情報認識/更新部12のTCPポート番号抽出機能121が図4に示すIPデータグラム部に記述されたあて先ポート識別子を抽出してそのTCP宛先ポート番号を認識する。このTCP宛先ポート番号を認識すると、接続方式決定機能123が図6に示したポート番号変換表122を参照してバルク方法および確保すべき帯域ならびに変換ポート番号を決定する。この例では、“20003”の宛先TCPポート番号を抽出したとすると、ポート番号変換表122を参照して、MP/BACP手順によるバルク方法を選択し、帯域を8Bチャネル確保し、変換ポート番号が“20”であることを決定する。
【0029】
この決定に従って、回線接続制御部14は、MP/BACP手順によるバルク接続手順を実行する。すなわち、バルク通信制御装置1aは、ISDN回線交換網5に対して呼設定(1)を送出する(ステップS2)。ISDN回線交換網5は、呼設定(1)をバルク通信制御装置1bへ送信する(ステップS3)とともに、呼設定受付(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS4)。
【0030】
呼設定(1)を受けたバルク通信制御装置1bは、回線交換網5へ呼設定受付(1)を返送する(ステップS5)とともに呼出(1)を送出し(ステップS6)、データ端末3bを呼び出す。回線交換網5は、呼出(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS7)。
【0031】
データ端末3bが呼出しに応えると、バルク通信制御装置1bは、応答(1)を交換網5へ送出する(ステップS8)。回線交換網5は、応答(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS9)とともに応答確認(1)をバルク通信制御装置1bへ送出する(ステップS10)。応答(1)を受けたバルク通信制御装置1aは、応答確認(1)を送出する(ステップS11)。この状態で、バルク通信制御装置1aとバルク通信制御装置1bは、MP/BACP(1)のバルク処理を行う(ステップS12)。データ端末3aとデータ端末3bとの間で回線交換網5を介して通信を実行する(ステップS13)。
【0032】
これ以降、残りのBチャネルに対して順次同様に呼設定(ステップS20,21)、呼設定受付(ステップS22,23)、呼出(ステップS24,25)、応答(ステップS26、27)、応答確認(ステップS28、29)、MP/BACPによるバルク処理(ステップS30)、通信(ステップS31)を行って所望の帯域のバルク通信を実行する。
【0033】
次に、図8を用いて、上記構成を有するバルク通信制御装置1を用いた通信システムにおいて、高品質の樂曲情報を転送するに当たり一括接続手順を使用した場合の呼接続制御手順を説明する。
【0034】
データ端末3aからデータの送出を開始すると(ステップS1)、このデータを受信したバルク通信制御装置1aは、制御情報認識/更新部12のTCPポート番号抽出機能121が図4に示すIPデータグラム部に記述されたあて先ポート識別子を抽出してそのTCP宛先ポート番号を認識する。このTCP宛先ポート番号を認識すると、接続方式決定機能123が図6に示したポート番号変換表122を参照してバルク方法および確保すべき帯域ならびに変換ポート番号を決定する。ここでは、“40002”の宛先TCPポート番号を抽出したとすると、ポート番号変換表122を参照して、一括接続手順によるバルク方法を選択し、帯域を8Bチャネル確保し、変換ポート番号が“1806”であることを決定する。
【0035】
この決定に従って、回線接続制御部14は、MP/BACP手順によるバルク接続手順を実行する。すなわち、バルク通信制御装置1aは、ISDN回線交換網5に対して呼設定(1)を送出する(ステップS2)。ISDN回線交換網5は、呼設定(1)をバルク通信制御装置1bへ送信する(ステップS3)とともに、呼設定受付(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS4)。呼設定(1)を受けたバルク通信制御装置1bは、回線交換網5へ呼設定受付(1)を返送する(ステップS5)とともに呼出(1)を送出し(ステップS6)、データ端末3bとの接続処理を実行する。回線交換網5は、呼出(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS7)。
【0036】
次いで、バルク通信制御装置1aは、ISDN回線交換網5に対して呼設定を送出し、バルク通信制御装置1bとの間で残りのBチャネル(2〜8)の接続処理を順次実行する(ステップS41〜46)。
【0037】
呼設定(1〜8)を受信したバルク通信制御装置1bは、データ端末3bを呼び出す処理を実行する。データ端末3bが呼出しに応えると、バルク通信制御装置1bは、応答(1)を交換網5へ送出する(ステップS47)。回線交換網5は、応答(1)をバルク通信制御装置1aへ送出する(ステップS48)とともに、応答確認(1)をバルク通信制御装置1bへ送出する(ステップS49)。応答(1)を受けたバルク通信制御装置1aは、応答確認(1)を送出する(ステップS50)。この状態で、バルク通信制御装置1aとバルク通信制御装置1bは、MP/BACP(1)のバルク処理を行う(ステップS12)。データ端末3aとデータ端末3bとの間で回線交換網5を介して通信を実行する(ステップS13)。
【0038】
次いで、バルク通信制御装置1bは、ISDN回線交換網5に対して応答(2〜8)を順次送出し、バルク通信制御装置1aとの間で残りのBチャネル(2〜8)の接続処理を順次実行する(ステップS51〜54)。
【0039】
全てのBチャネルに対する応答を受信したバルク通信制御装置1aは、遅延補正データ1〜8)をバルク通信制御装置1Bへ送信する(ステップS55)。遅延補正データ(1〜8)を受信したバルク通信制御装置1bは、遅延補正処理を行い、遅延補正データ(1〜8)をバルク通信制御装置1aへ送信する(ステップS56)。遅延補正データ(1〜8)を受信したバルク通信制御装置1aは、トレーニングデータA(1〜8)を送出する(ステップS57)。トレーニングデータA(1〜8)を受信したバルク通信制御装置1bは、バルクの正常性を確認してトレーニングデータA(1〜8)を返送する(ステップS58)。トレーニングデータA(1〜8)のを返送を受けたバルク通信制御装置1aは、トレーニングデータB(1〜8)を送出する(ステップS59)。この接続により、着信側は、回線交換網5を介してバルク通信制御装置1a−1b間で通信路を確立し、データ端末3aから送信されたデータは、バルク通信制御装置1bに到達する。到達後、バルク通信制御装置1bはバルク通信制御装置1aで通った逆のルートでデータ端末3bにデータを伝達する。このようにして、データ端末3aとデータ端末3bとの間でバルク通信を実行する(ステップS60)。
【0040】
以上のように本発明においては、データ端末3aとデータ端末3bとの間でバルク通信を行うことができる。この場合一括接続手順を踏んでいるので、バルク通信制御装置1aとバルク通信制御装置1bとの間で極めて短い時間でバルク接続することができる。
【0041】
上記の説明において、ポート番号変換表122の内容は、ユーザがマンマシンインタフェース18からデータを入力することによって、TCP宛先ポート番号やバルク形態確保すべき帯域、変換ポート番号を任意に設定もしくは変更することができる。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、ファイル転送、動画配信、音声データの各アプリケーションにもっとも適正なコスト、サービスの応答時間に応じた適正な回線容量の選択、バルク方法を選択してバルク通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバルク通信制御装置を用いたバルク通信システムの構成図。
【図2】本発明にかかるバルク通信制御装置の内部構成を示すブロック図。
【図3】本発明かかるバルク通信制御装置で使用するデータの構成を説明する図。
【図4】本発明にかかるバルク通信制御装置において使用するパケットのフォーマットを説明する図。
【図5】本発明にかかるバルク通信制御装置において使用するパケットのフォーマットを説明する図。
【図6】本発明にかかるバルク通信制御装置に疎なるポート番号変換表の構成を説明する図表。
【図7】本発明にかかるバルク通信制御装置を用いたバルク通信システムにおけるバルク接続シーケンス図(MP/BACP手順)。
【図8】本発明にかかるバルク通信制御装置を用いたバルク通信システムにおけるバルク接続シーケンス図(一括接続手順)。
【符号の説明】
1 通信制御装置
3 データ端末装置
31 LAN
4 通信ケーブル
5 ISDN回線交換網

Claims (2)

  1. TCP/UDPプロトコルを有する端末装置を収容し、前記端末装置が使用するアプリケーション種別および通信に使用する帯域量とTCP宛先ポート番号を対応づけ、前記端末装置の接続要求からTCP宛先ポート番号を抽出し、前記抽出したTCP宛先ポート番号に対応したアプリケーション種別と通信に使用する帯域量を決定し、対向するバルク通信制御装置との間で複数のチャネルを束ねてバルク通信を行なうことを特徴とするバルク通信制御装置。
  2. TCP/UDPプロトコルを有する端末装置を収容し、対向するバルク通信制御装置との間で複数のチャネルを束ねてバルク通信を接続するバルク通信制御装置において、
    TCP宛先ポート番号とバルク形態と帯域量の関係を記述したポート番号変換表と、
    TCP/UDPプロトコルを有する端末装置からの接続要求からTCP宛先ポート番号を抽出するTCP宛先ポート番号抽出部と、
    TCP宛先ポート番号抽出部が抽出したTCP宛先ポート番号を用いて、ポート番号変換表を参照してバルク形態と確保すべき帯域量を決定する接続方式決定部と、
    接続方式決定部が決定した接続方式に従ってバルク接続処理を行なうバルク接続部と
    を有することを特徴とするバルク通信制御装置。
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