JP2004228649A - 監視カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】侵入者の検知からカメラでの侵入者の撮影までの時間を短縮させるとともに、侵入者を確実に撮影して特定する。
【解決手段】監視カメラシステム1は、それぞれ離れた場所の検知エリア内における侵入者を検知するセンサ2aと、侵入者の撮影を行なう1つのカメラ3とが接続して設けられてなる。検知エリアは、広域検知エリアと、この広域検知エリアを分割した分割検知エリアとから構成されている。センサ2aは、MWを検知可能なの検知エリアに向けて発受信するアンテナ部21と、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうよう制御する制御部22が設けられている。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、センサによって侵入者を検知エリアで検知した後に、センサと接続されたカメラによりその侵入者の撮影を行なう監視カメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、監視カメラシステムには、検知エリア内における侵入者を検知するセンサと、侵入者の撮影を行なうカメラとが設けられ、センサによって侵入者を検知エリアで検知した後にカメラによりその侵入者の撮影を行なうものである。
【0003】
ここでいうセンサには、エリア範囲が広い検知エリア(以下、広い検知エリアという)と、エリア範囲が狭い検知エリア(以下、狭い検知エリアという)とを検知することができるセンサがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
下記する特許文献1に記載のセンサでは、図6に示すように、エリアセンサ91、92を、中央部93、94と周辺部95、96とで異なる画素ピッチとし、読出し手段によって電子的に各画素の切換えを行ってエリアセンサより2つの検知エリア情報(広い検知エリア情報と、狭い検知エリア情報)を得るようにしている。すなわち、大区画センサ部95、96で大きな面積(広い検知エリア用)を光電変換し、小区画センサ部93、94で中央部(狭い検知エリア用)を光電変換する様にして、広い検知エリア情報の検討と、狭い検知エリア情報の検討を兼用させたものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−5610号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の監視カメラシステムでは、検知エリア内における侵入者の位置を検知した後に、侵入者の位置を拡大撮影するのみ、もしくは、検知した検知エリアを広角撮影するのみであった。上記した特許文献1に記載のセンサを用いた監視カメラシステムであっても同様である。
【0007】
そのため、狭い検知エリア内における侵入者を拡大撮影をした際、侵入者の移動によって狭い検知エリア内から侵入者が外れる(撮影時には侵入者が存在しない)という検知誤差により侵入者が撮影されない場合があった。特に、2周波方式のマイクロウエーブを検知エリアに向けて発信し、検知エリア内に侵入者が存在する場合には、その侵入者からの反射波を受信してターゲットを検知するマイクロウエーブを用いたセンサでは、センサから侵入者までの距離を計算して検知エリアを限定するために、侵入者の発見に時間がかかる。そのため、その距離を計算した後に拡大撮影を行なう時には、侵入者はすでに別の場所に移動してしまい、拡大撮影を行なっても侵入者を撮影することができない場合がある。
【0008】
また、狭い検知エリアが複数個形成され、これら複数個の狭い検知エリアがそれぞれ遠く離れた場所であって、カメラによりこれら離れた狭い検知エリアの撮影を行なう時、カメラを侵入者が存在する狭い検知エリアに向けてから侵入者の拡大撮影を行なう。そのため、カメラを侵入者が存在する狭い検知エリアに向けるまでのカメラ移動時間が必要となり、撮影した時には、侵入者がすでにその検知エリアから移動してしまい、拡大撮影を行なっても侵入者を撮影することができない場合がある。
【0009】
さらに、広い検知エリアのみで構成された検知エリアでは、侵入者が移動しても検知エリアが広いため、侵入者の広角撮影を行なうことができるが、この広角撮影だけでは、撮影の全体像に比べて撮影した侵入者の像が小さくなり、確実に侵入者の特定することができない。
【0010】
そこで、上記課題を解決するために本発明は、侵入者の検知からカメラでの侵入者の撮影までの時間を短縮させるとともに、侵入者を確実に撮影して特定する監視カメラシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明にかかる監視カメラシステムは、検知エリア内における侵入者を検知するセンサと、侵入者の撮影を行なうカメラとが設けられ、センサによって侵入者を検知エリアで検知した後にカメラによりその侵入者の撮影を行なう監視カメラシステムにおいて、前記カメラでの侵入者の撮影は、拡大撮影と広角撮影とによって行なわれ、前記検知エリアは、前記広角撮影を行なう広域検知エリアと、この広域検知エリアを分割した、拡大撮影を行なう複数の分割検知エリアとから構成され、前記センサには、前記広域検知エリアでの侵入者の検知から前記カメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、前記分割検知エリアでの侵入者の検知から前記カメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を前記侵入者の検知から同時に行なうよう制御する制御部が設けられたことを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、カメラでの侵入者の撮影は拡大撮影と広角撮影とによって行なわれ、検知エリアは広域検知エリアと分割検知エリアとから構成され、センサには制御部が設けられているので、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうことが可能となる。その結果、広域検知エリアにおける広角撮影と、分割検知エリアにおける拡大撮影とを行なうことが可能となり、広角撮影および拡大撮影によって確実に侵入者を特定することが可能となる。また、制御部により、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうので、侵入者の検知からカメラでの侵入者の広角撮影および拡大撮影までの時間を短縮させることが可能となる。
【0013】
上記構成において、上記制御部では、上記カメラでの侵入者の撮影が、上記広角撮影の後に上記拡大撮影を行なうよう上記撮影信号の送信が制御されてもよい。
【0014】
この場合、制御部では、カメラにおいて侵入者の広角撮影の後に拡大撮影を行なうよう撮影信号の送信が制御されているので、まず、広角撮影によって確実に侵入者の撮影を行ない、次に、その侵入者を特定するための拡大撮影を行なうことが可能となり、侵入者の撮り逃がしを防止して、侵入者を確実に撮影して特定することが可能となる。
【0015】
上記構成において、上記広域検知エリアが複数個形成されるとともに、上記カメラで撮影するエリア範囲を侵入者が存在する上記広域検知エリアに重ねる重ね手段が上記カメラに設けられてもよい。
【0016】
この場合、広域検知エリアが複数個形成されるとともに、カメラに重ね手段が設けられているので、複数個の広域検知エリアそれぞれが離れた場所に形成されたとしても、カメラによって撮影するエリアを侵入者が存在する広域検知エリアに向けながら、制御部により、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうので、侵入者の検知からカメラでの侵入者の広角撮影および拡大撮影までの時間を短縮させることが可能となる。また、カメラの数を増やすことなく、離れた場所に形成された広域検知エリアを撮影可能であるので、コストを削減することのに好ましい。
【0017】
上記構成において、上記広域検知エリアが複数個形成されるとともに、これら広域検知エリアそれぞれに対応させた複数個の上記カメラが設けられてもよい。
【0018】
この場合、広域検知エリアが複数個形成されるとともに、これら広域検知エリアそれぞれに対応させたカメラが複数個設けられているので、広域検知エリアにおいて侵入者を検知した場合、その広域検知エリアに撮影エリアを向けたカメラに制御部から検知信号を送信することによって検知と略同時に侵入者の撮影を行なうことが可能となる。そのため、カメラを侵入者が存在する広域検知エリアに向けるまでのカメラ移動時間を無くすことが可能となり、撮影までの時間を短縮することが可能となる。
【0019】
上記構成において、上記センサは、マイクロウエーブを用いて侵入者を検知するマイクロウエーブセンサであってもよい。
【0020】
この場合、マイクロウエーブを用いたセンサであるため、広角撮影に好ましい。また、侵入者の検知にマイクロウエーブを用いた場合、センサから侵入者までの距離を計算して検知エリアを限定する必要があるが、広角撮影と拡大撮影とのいずれか一方の撮影を行なっている間に、もう一方の撮影を行なうためにセンサから侵入者までの距離を計算して検知エリアを限定することが可能となり、その結果、撮影までの時間を短縮することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
本発明にかかる監視カメラシステム1は、図1に示すように、それぞれ離れた場所の検知エリアA内における侵入者を検知する4つのセンサ2(2a、2b、2c、2d)と、侵入者の撮影を行なう1つのカメラ3とが接続して設けられてなり、センサ2によって侵入者を検知エリアAで検知した後にカメラ3によりその侵入者の撮影を行なうものである。
【0023】
検知エリアAは、図1に示すように、4つの広域検知エリアA1、A2、A3、A4から構成されている。さらに、広域検知エリアA1は、3つの分割検知エリアA11、A12、A13に分割され、広域検知エリアA2は、2つの分割検知エリアA21、A22に分割され、広域検知エリアA3は、3つの分割検知エリアA31、A32、A33に分割され、広域検知エリアA4は、4つの分割検知エリアA41、A42、A43、A44に分割されている。
【0024】
カメラ3での侵入者の撮影は、広域検知エリアA1、A2、A3、A4での広角撮影と、分割検知エリアA11、A12、A13、A21、A22、A31、A32、A33、A41、A42、A43、A44での拡大撮影とによって行なわれる。また、カメラ3には、撮影するエリア範囲を侵入者が存在する検知エリアAに重ねる重ね手段が設けられている。この重ね手段は、カメラ3に、撮影するエリアが上記した検知エリアAのうちのいずれかに向けられるよう回動機構が設けられて構成されている。
【0025】
次にセンサ2の構成について、広域検知エリアA1を検知対象とするセンサ2aを例にして以下に説明する。なお、他のセンサ2b、2c、2dにおいても分割検知エリアに対応するアンテナ(下記参照)の数が異なるだけでその他の構成は同一であり、その説明を省略する。
【0026】
センサ2aは、2周波方式のマイクロウエーブ(以下、MWという)を用いて侵入者を検知するMWセンサであり、図2に示すように、MWを検知可能なの検知エリアA1、A11、A12、A13に向けて発信し、これら検知エリアA1、A11、A12、A13内に侵入者が存在する場合には、その侵入者からの反射波(ドップラー効果によって変調したMW)を受信するアンテナ部21と、広域検知エリアA1での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアA11、A12、A13での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうよう制御する制御部22が設けられている。
【0027】
アンテナ部21は、検知エリアA1、A11、A12、A13それぞれに対応したアンテナ211、212、213、214からなる。
【0028】
制御部22は、アンテナ部21においてMWを受信したか否かを判断するとともに、アンテナ部21から侵入者までの距離を計算して、検知エリアA1、A11、A12、A13内のうちのいずれに侵入者が存在するか判断する判断制御部221と、この判断制御部221で判断した結果に基づく検知エリアA1、A11、A12、A13を撮影するようカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信を行なう送信制御部222とから構成されている。
【0029】
送信制御部222では、カメラ3において侵入者の広角撮影の後に拡大撮影を行なうよう、カメラ3へ撮影を命令する撮影送信を制御している。
【0030】
また、センサ2aとカメラ3とは、図2に示すように、アンテナ211、212、213、214によって検知可能な4つの検知エリアA1、A11、A12、A13での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信に対応させた各検知エリアA1、A11、A12、A13用の送信線L1、L11、L13、L13によって接続されている。なお、センサ2b、2c、2dとカメラ3との接続も、センサ2aと同様の送信線が用いられており、図1ではその記載を省略する。
<実施例>
この監視カメラシステム1を用いた場合の侵入者の撮影および撮影までの時間と、従来の広角撮影を行なう監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影および撮影までの時間と、を図1、図3、図4を用いて比較する。
【0031】
まず、この監視カメラシステム1を用いた場合の侵入者の撮影および撮影までの時間を、図1、図3を用いて説明する。
【0032】
アンテナ部21により検知エリアA1において侵入者を検知する(ステップS31でY)。
【0033】
ステップS31でYの後に、送信制御部222からカメラ3に検知エリアA1への撮影信号を送信する(ステップS32)。
【0034】
ステップS32の後に、アンテナ部21から検知エリアA1内の侵入者までの距離を判断制御部221で計算する(ステップS33)。なお、このステップS32工程の所要時間は、約1.5秒である。
【0035】
また、ステップS32の検知エリアA1への撮影信号の送信に基づいて、カメラ3が、回動機構により撮影するエリアを検知エリアA4から検知エリアA1に向くよう図1の矢印X方向に回動する(ステップS34)。このステップS34工程の所要時間は、約1.0秒である。
【0036】
ステップS34の後に、検知エリアA1内の侵入者を広角撮影する(ステップS35)。なお、これらステップS34、S35の間、ステップS33の工程が行なわれている。
【0037】
ステップS33においてアンテナ部21から侵入者までの距離を計算した結果、検知エリアA11内に侵入者が存在することを判断する(ステップS36)。
【0038】
ステップS36で判断した結果に基づいて、送信制御部222からカメラ3に検知エリアA11への撮影信号を送信する(ステップS37)。なお、S37の工程を終えるとセンサ2aでは検知エリアA1内に浸入する新たな侵入者の検知を行なう。
【0039】
ステップS37の検知エリアA11への撮影信号の送信に基づいて、カメラ3が、回動機構により撮影するエリアを検知エリアA1から検知エリアA11に向くよう回動する(ステップS38)。このステップS38工程の所要時間は、約0.5秒である。
【0040】
ステップS38の後に、検知エリアA11内の侵入者を拡大撮影し(ステップS39)、侵入者の撮影を終了する。
【0041】
次に、従来の広角撮影を行なう監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影および撮影までの時間を、図1、図4を用いて説明する。この従来の監視カメラシステムでは、図1に示す監視カメラシステム1と同じ配置がなされている。そのため、従来の監視カメラシステムを図1を用いて説明する。なお、この従来の監視システムでは広角撮影しか行なうことができないため、検知エリアAは、広域検知エリアA1、A2、A3、A4のみ形成され、これに対応して各センサには1つのアンテナが設けられている。
【0042】
センサ2aのアンテナ(図示省略)により検知エリアA1において侵入者を検知する(ステップS41)。
【0043】
ステップS41の後に、アンテナから検知エリアA1内の侵入者までの距離を計算する(ステップS42)。このステップS42工程の所要時間は、約1.5秒である。
【0044】
ステップS42においてセンサ2aから侵入者までの距離を計算した結果、検知エリアA1内に侵入者が存在することを判断する(ステップS43)。
【0045】
ステップS43で判断した結果に基づいて、カメラ3に検知エリアA1への撮影信号を送信する(ステップS44)。
【0046】
ステップS44の検知エリアA1への撮影信号の送信に基づいて、カメラ3が、回動機構により撮影するエリアを検知エリアA4から検知エリアA1に向くよう図1の矢印X方向に回動する(ステップS45)。このステップS45工程の所要時間は、約1.0秒である。
【0047】
ステップS45の後に、検知エリアA1内の侵入者を広角撮影し(ステップS46)、侵入者の撮影を終了する。
【0048】
次に、監視カメラシステム1を用いた場合の侵入者の撮影までの時間と、従来の監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影までの時間と、以下に示す表1にまとめた。
【0049】
【表1】
Figure 2004228649
表1に示すように、監視カメラシステム1を用いた場合の侵入者の撮影までの時間は、広角撮影までの時間と拡大撮影までの時間とを合計して約2.0秒である。これに対し、従来の監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影までの時間は、広角撮影までの時間のみで約2.5秒である。このことから、監視カメラシステム1を用いることで、広角撮影と拡大撮影とを行なえるだけでなく、その合計の撮影までの時間も従来の監視カメラシステムと比較して約0.5秒短縮することができる。
【0050】
このように、センサ2aでの撮影工程を例にして説明した本発明にかかる監視カメラシステム1によれば、カメラ3での侵入者の撮影は拡大撮影と広角撮影とによって行なわれ、センサ2aによる検知エリアは広域検知エリアA1と分割検知エリアA11、A12、A13とから構成され、センサ2aには制御部22が設けられているので、広域検知エリアA1での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアA11、A12、A13での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうことができる。そのため、広域検知エリアA1における広角撮影と、分割検知エリアA11、A12、A13における拡大撮影とを連続して行なうことができ、広角撮影および拡大撮影によって確実に侵入者を特定することができる。
【0051】
また、制御部22により、広域検知エリア、例えばセンサ2aによる広域検知エリアA1での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアA11、A12、A13での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうので、侵入者の検知からカメラ3での侵入者の広角撮影および拡大撮影までの時間を短縮させることができる。
【0052】
また、制御部、例えばセンサ2aに設けられた制御部22では、カメラ3において侵入者の広角撮影の後に拡大撮影を行なうよう撮影信号の送信が制御されているので、まず、広角撮影によって確実に侵入者の撮影を行ない、次に、その侵入者を特定するための拡大撮影を行なうことができ、侵入者の撮り逃がしを防止して、侵入者を確実に撮影して特定することができる。
【0053】
また、この監視カメラシステム1では、広域検知エリアが4つ形成されるとともに、カメラ3に回動機構が設けられているので、4つの広域検知エリアA1、A2、A3、A4それぞれが離れた場所に形成されたとしても、カメラ3によって撮影するエリアを侵入者が存在する広域検知エリア、広域検知エリアA1に向けながら、センサ2aに設けられた制御部22により、分割検知エリアA11、A12、A13での侵入者の検知からカメラ3へ撮影を命令する撮影信号の送信を侵入者の検知から行なうので、侵入者の検知からカメラ3での侵入者の広角撮影および拡大撮影までの時間を短縮させることができる。
【0054】
また、4つの広域検知エリアに対して1つのカメラを用いているので、カメラ3の数を増やすことなく離れた場所に形成された広域検知エリアA1、A2、A3、A4を撮影可能であり、コストを削減するのに好ましい。
【0055】
また、MWを用いたセンサ2であるため、広角撮影に好ましい。また、侵入者の検知にMWを用いた場合、アンテナ部21から侵入者までの距離を計算して検知エリアAを限定する必要があるが、広角撮影を行なっている間に、拡大撮影を行なうためにアンテナ部21から侵入者までの距離を計算して検知エリアを限定することができる。そのため、侵入者の撮影までの時間を短縮することができる。
【0056】
なお、本実施の形態にかかるセンサ2a、2b、2c、2dに、2周波方式のMWセンサを用いているが、これに限定されるものではなく、侵入者を検知することができれば1周波方式のMWや、光学系、例えばPIRを用いてもよい。
【0057】
また、本実施の形態では、センサ2a、2b、2c、2dを用いているが、これに限定されるものではなく、1つのセンサを用いて複数の広域検知エリアでの検知を可能とする構成からなってもよい。
【0058】
また、本実施の形態では、広角撮影を行なった後に拡大撮影を行なっているが、これに限定されるものではなく、拡大撮影を行なった後に広角撮影を行なってもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、カメラ3の重ね手段にカメラ自体を回動させる回動機構を用いているが、これに限定されるものではなく、カメラのレンズ角度を変えたり、カメラにミラーを設けてミラーの反射角度を変えるによって撮影エリアを可変させる構成からなってもよい。
【0060】
また、本実施の形態では、4つのセンサ2a、2b、2c、2dに対して1つのカメラ3から構成されているが、これに限定されるものではなく、図5に示すように、4つの広域検知エリアA1、A2、A3、A4それぞれに撮影エリアを向けたカメラが4つ(31,32,33,34)設けられてもよい。なお、4つのセンサ2a、2b、2c、2dと、4つのカメラ31,32,33,34とは、駆動するカメラの選択を行なうカメラ制御部4を介して接続されている。
【0061】
この場合、広域検知エリアA1、A2、A3、A4のうちいずれかの広域検知エリアにおいて侵入者を検知した場合、その広域検知エリアに撮影エリアを向けたカメラにセンサの制御部から検知信号を送信することによって検知と略同時に侵入者の撮影を行なうことができる。そのため、カメラの撮影エリアが侵入者が存在しない検知エリアに向いている時、侵入者が存在する広域検知エリアに向けるまでのカメラ移動時間を無くすことができ、撮影までの時間を短縮することができる。
【0062】
なお、図5では、4つの広域検知エリアA1、A2、A3、A4それぞれに撮影エリアを向けたカメラ31,32,33,34を設けたが、これに限定されるものではなく、複数個の広域検知エリアに対して、同じ数で構成されていない複数個、例えば2つのカメラを設けることで、複数個の広域検知エリアを1つのカメラを用いて撮影する場合と比較してその作用効果を有するため、カメラの数は限定されない。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明にかかる監視カメラシステムによれば、侵入者の検知からカメラでの侵入者の撮影までの時間を短縮させるとともに、侵入者を確実に撮影して特定する。
【0064】
すなわち、本発明にかかる監視カメラシステムによれば、カメラでの侵入者の撮影は拡大撮影と広角撮影とによって行なわれ、検知エリアは広域検知エリアと分割検知エリアとから構成され、センサには制御部が設けられているので、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうことができる。そのため、広域検知エリアにおける広角撮影と、分割検知エリアにおける拡大撮影とを行なうことができ、広角撮影および拡大撮影によって確実に侵入者を特定することができる。また、制御部により、広域検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、分割検知エリアでの侵入者の検知からカメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を侵入者の検知から同時に行なうので、侵入者の検知からカメラでの侵入者の広角撮影および拡大撮影までの時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる監視カメラシステムの概略構成図である。
【図2】本実施の形態にかかる監視カメラシステムに設けたセンサの概略ブロック図である。
【図3】本実施の形態にかかる監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影工程を示したフローチャートである。
【図4】従来の監視カメラシステムを用いた場合の侵入者の撮影工程を示したフローチャートである。
【図5】本発明の他の形態にかかる監視カメラシステムの概略構成図である。
【図6】従来のセンサの概略構成図である。
【符号の説明】
1 監視カメラシステム
2 センサ
22 制御部
3 カメラ
A 検知エリア
A1、A2、A3、A4 広域検知エリア
A11、A12、A13 分割検知エリア

Claims (5)

  1. 検知エリア内における侵入者を検知するセンサと、侵入者の撮影を行なうカメラとが設けられ、センサによって侵入者を検知エリアで検知した後にカメラによりその侵入者の撮影を行なう監視カメラシステムにおいて、
    前記カメラでの侵入者の撮影は、拡大撮影と広角撮影とによって行なわれ、
    前記検知エリアは、前記広角撮影を行なう広域検知エリアと、この広域検知エリアを分割した、拡大撮影を行なう複数の分割検知エリアとから構成され、
    前記センサには、前記広域検知エリアでの侵入者の検知から前記カメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、前記分割検知エリアでの侵入者の検知から前記カメラへ撮影を命令する撮影信号の送信と、を前記侵入者の検知から同時に行なうよう制御する制御部が設けられたことを特徴とする監視カメラシステム。
  2. 請求項1に記載の監視カメラシステムにおいて、
    前記制御部では、前記カメラにおいて侵入者の前記広角撮影の後に前記拡大撮影を行なうよう前記撮影信号の送信が制御されることを特徴とする監視カメラシステム。
  3. 請求項1または2に記載の監視カメラシステムにおいて、
    前記広域検知エリアが複数個形成されるとともに、前記カメラで撮影するエリア範囲を侵入者が存在する前記広域検知エリアに重ねる重ね手段が前記カメラに設けられたことを特徴とする監視カメラシステム。
  4. 請求項1または2に記載の監視カメラシステムにおいて、
    前記広域検知エリアが複数個形成されるとともに、これら広域検知エリアそれぞれに対応させた複数個の前記カメラが設けられたことを特徴とする監視カメラシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の監視カメラシステムにおいて、
    前記センサは、マイクロウエーブを用いて侵入者を検知するマイクロウエーブセンサであることを特徴とする監視カメラシステム。
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