JP2004227941A - バックライトユニット、電気光学装置、電子機器、バックライトユニットの製造方法、および電気光学装置の製造方法 - Google Patents

バックライトユニット、電気光学装置、電子機器、バックライトユニットの製造方法、および電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱シートを高い密着性で貼り付けることにより、バックライトユニットからの熱を効果的に放熱し、表示品位の高い電気光学装置を提供する。
【解決手段】電気光学装置に用いられるバックライトユニットは、導光板と、上記導光板の端面に配置される光源と、上記光源と上記導光板の近傍に配置される放熱シートとを備え、前記放熱シートは切れ目、スリットなどの開口部を有する。放熱シートの貼着工程において、放熱シートと、放熱シートを貼着する対象物との間に入りこむ空気を放熱シートの開口部から外部へ逃がすことができるので、放熱シートを気泡やしわが発生しないように貼着することができる。よって、光源から発生する熱を効果的に放熱して、熱が電気光学装置に伝達されることを防止し、表示特性を改善することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型小型テレビ、ページャ、壁掛けテレビ、ノート型パソコンや携帯型ゲーム機の電気光学装置等に用いられる放熱シート、バックライトユニットおよび上記バックライトユニットを備える電気光学装置に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、薄型・軽量な液晶表示装置は、携帯型小型テレビ、ページャ、壁掛けテレビ、ノート型パソコンや携帯型ゲーム機或いはその他のあらゆる電子機器の表示部に広く採用されており、その需要は益々高まる傾向にある。
【0003】
軽量・薄型・低消費電力が長所である反射型液晶表示装置は、光源ユニットを持たず、外光のみで表示視認を行っている。しかし、夜間の戸外や暗所などを含む多様な環境下における使用を考慮し、フロントライト方式のバックライトユニットを有する反射型液晶表示装置、エッジライト方式やエリアライト方式のバックライトユニットを有する透過型液晶表示装置や半透過反射型液晶表示装置も開発されている。
【0004】
上記バックライトユニットは、例えば、光源から発せられる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示装置全体に光を均一に照射するための透明のアクリル樹脂などの合成樹脂板からなる導光板と、導光板の少なくとも一端面(一側面)近傍に、上記端面に沿って上記端面とほぼ平行に配置されたLEDなどの光源から構成されている。
【0005】
一般的に、液晶表示装置では、液晶表示パネルに光を供給するバックライトユニットを、上記液晶表示パネルの下方に配置している。そのため、バックライトユニットを構成するLEDなどの光源からの熱が液晶表示パネルに伝わり、液晶表示パネルの光源側と、その反対側とで温度差が生じ、上記液晶表示パネルの面内の温度分布にむらが生じる。この結果、液晶表示パネル内に封入された液晶の閾値電圧(Vth)の変動、ばらつきが液晶表示パネルの面内で生じ、光源近傍で画面が白っぽくなったり、表示むらが生じ、表示品位が劣化する問題等があった。なお、画面輝度をあげるために、光源の電流を大きくすると、上記光源の発熱量が増加し、光源近傍の画面上に、熱による表示むらが顕著に発生する。
【0006】
そのため、上記液晶表示パネルの下方に配置したバックライトユニットの光源付近の導光板の下に、導光板に接触してアルミニウムからなる放熱シートを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−318940号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記放熱シートは、導光板、バックライトユニットを構成する他の部材、回路基板等に接着する場合、シート自体の薄さや柔らかさのために、シートと接着面との間に気泡やしわが入りやすいという問題がある。放熱シートを接着する部材と放熱シートの間に気泡やしわがはいってしまうと、熱伝導率が低下し、放熱効果が低下してしまう。
【0009】
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、放熱シートを利用し、放熱効果の高いバックライトユニット及び電気光学装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの観点では、バックライトユニットにおいて、導光板と、前記導光板の端面に配置される光源と、前記光源と前記導光板の近傍に配置される放熱シートと、を備え、前記放熱シートは開口部を有する。放熱シートに開口部を設けることにより、放熱シートの貼着工程において、放熱シートと、放熱シートを貼着する対象物との間に入りこむ空気を放熱シートの開口部から外部へ逃がすことができるので、放熱シートを気泡やしわが発生しないように貼着することができる。よって、光源から発生する熱を効果的に放熱して、バックライトユニットと一体化して使用される電気光学装置に対して光源からの熱が伝達されることを防止し、電気光学装置の表示特性を改善することができる。
【0011】
上記のバックライトユニットの一態様では、前記放熱シートは、前記導光板の面内の前記光源が設けられている側の領域に設けることができる。放熱シートを、光源側の領域に設けることにより、効果的に放熱を行うことができる。
【0012】
上記のバックライトユニットの一態様では、前記開口部は、スリット形状を有することができる。放熱シートに設ける開口部をスリット形状とすることにより、開口部の形成が容易となる。また、前記開口部は、相互に略平行に形成された複数のスリット列を有し、前記スリット列の各々は間欠的に設けられた複数のスリットを含むことができる。複数スリットを間欠的に設けることにより、放熱シート全体の強度をある程度確保して作業性を維持しつつ、高い放熱効果を得ることが可能となる。なお、開口部の幅は、例えば0.01mm以上0.1mm以下とすることができ、放熱シートの厚さは0.02mm以上約0.1mm以下とすることができる。開口部の幅については、0.01mmよりも小さくなると、皺などが発生する可能性が高くなるため、上記の範囲が好ましい。また、放熱シートの厚さについては、0.02mmよりも薄い場合、機械的強度的に不十分であり、熱効率的にも十分な放熱効果が望めなくなるので、上記の範囲が好ましい。また、前記光源はLEDとすることができる。
【0013】
また、上記のバックライトユニットと、前記バックライトユニットからの出射光が出射される位置に配置された電気光学表示パネルと、により電気光学装置を構成することができ、さらに、その電気光学装置を表示部として備える電子機器を構成することができる。
【0014】
本発明の他の観点では、バックライトユニットの製造方法は、導光板の端面に光源を配置する工程と、放熱シートの面内に開口部を形成する工程と、前記導光板の近傍で少なくとも前記光源側の部分に放熱シートを貼着する工程と、を有する。
【0015】
上記のバックライトユニットの製造方法によれば、放熱シートに開口部を設けることにより、放熱シートの貼着工程において、放熱シートと、放熱シートを貼着する対象物との間に入りこむ空気を放熱シートの開口部から外部へ逃がすことができるので、放熱シートを気泡やしわが発生しないように貼着することができる。よって、光源から発生する熱を効果的に放熱することができる。
【0016】
また、本発明の他の観点では、電気光学装置の製造方法は、導光板の端面に光源を配置する工程と、放熱シートの面内に開口部を形成する工程と、前記導光板の近傍で少なくとも前記光源側の部分に放熱シートを貼着する工程と、を含むバックライトユニット製造工程と、電気光学パネルを製造する工程と、前記電気光学パネルと前記バックライトユニットを一体化する工程と、を有する。
【0017】
上記の電気光学装置の製造方法によれば、放熱シートに開口部を設けることにより、放熱シートの貼着工程において、放熱シートと、放熱シートを貼着する対象物との間に入りこむ空気を放熱シートの開口部から外部へ逃がすことができるので、放熱シートを気泡やしわが発生しないように貼着することができる。よって、光源から発生する熱を効果的に放熱して、バックライトユニットと一体化して使用される電気光学装置に対して光源からの熱が伝達されることを防止し、電気光学装置の表示特性を改善することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0019】
本実施形態は、放熱シートを光源を有するバックライトユニットの上方に配置し、光源から発生する熱を効率よく放熱して液晶表示装置の熱による画像劣化を改善するようにしたものである。特に、本実施形態は、上記放熱シートと、放熱シートを貼り付ける基板、例えば、FPC基板との間に空気が介在しないようにするため、放熱シートに切れ目、スリットなどの開口部を設けることを特徴とする。
【0020】
(液晶表示装置の構造)
本発明の放熱シートを適用した液晶表示装置100について説明する。図1は、本発明の放熱シートを適用した液晶表示装置100の断面図を示す。液晶表示装置100は、大きく分けて液晶表示パネル300とバックライトユニット200で構成されている。
【0021】
まず、液晶表示パネル300の構成について説明する。
【0022】
ガラスなどの絶縁性基板1a、1bの表面に透明電極膜2a、2bがそれぞれ形成されると共に、液晶分子を一定の方向に配向させる図示しない配向膜がさらに設けられる。2枚の絶縁性基板1a、1bは、図示しないスペーサーにより一定の間隔を保持しながら、上述の透明電極膜2a、2bが対向するように、その周囲をシール材3により貼着される。2枚の絶縁性基板1a、1bの隙間に液晶材料が封入されることにより、液晶層4が2枚の絶縁性基板1a、1bにより挟持される。さらに、絶縁性基板1a、1bの外側には、それぞれ偏光板7a、7bや位相差板8a、8bが貼着され、これらにより液晶表示パネル300が形成されている。
【0023】
なお、絶縁性基板1aには、スイッチング素子などが形成されていても良いし、また、絶縁性基板1bには、カラーフィルタ7a、7b、7cや保護膜8などが形成されていても良い。
【0024】
上記透明電極膜2a、2bに電圧が印加されることにより、その間に挟持されている液晶分子の配列が変化し、偏光板5a、5bの吸収軸の方向と共にバックライトユニット200からの光の透過および不透過が制御され、所望の表示を得ることができる。
【0025】
一方、バックライトユニット200は、光源としてのLED9、導光体10、光散乱シート11、反射板12、放熱シート13および回路基板14から構成されている。導光体10の一端面に、LED9が取り付けられている。また、導光体10の面上には、例えば、大小の凹凸状の窪みからなる光拡散部が複数形成されている。なお、導光体10は、例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂や、ポリカーボネイト(PC)樹脂などの透明樹脂から形成されている。
【0026】
LED9からの入射した光は、部分的に反射板12で反射されるとともに光散乱シート11で散乱されつつ導光体10の内部を導光し、導光体10の出射表面(図1における上面)から上方へ出射していく。つまり、バックライトユニット200は、LED9からの入射光を、効率良く使用し、液晶表示パネル300を照明する。
【0027】
放熱シート13は、例えば、アルミニウム等からなる、約0.1mm程度のシートである。但し、本発明では、放熱シート13はアルミニウム製のシートに限定されず、シリコン製のシートなどの既知の種々の材料のものを使用することができる。
【0028】
一般的に、放熱シートは、LED9から発生する熱を放熱して液晶表示パネル300に伝達されにくくする役割を有する。LED9からは、約60℃程度の熱が液晶表示パネル300に伝わり、液晶表示パネル300の光源側と、その反対側とで、約10℃程度の温度差が発生するため、放熱シートによりその熱を放熱して、上記液晶表示パネルの面内の温度分布による画面表示むらの発生を防止する。つまり、上記放熱シート13は、液晶表示パネル300の液晶のVthの変動、ばらつきが液晶表示パネルの面内で生じ、光源近傍で画面が白っぽくなったり、表示むらが生じたり、表示品位が劣化するなどの問題を改善するために配置されている。
【0029】
上記放熱シート13は、主に手作業で、回路基板14、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)基板に貼り付けることが多い。そのため、従来の放熱シートでは、薄く柔らかいため、気泡やしわが入ってしまうことが多い。
【0030】
本実施形態の放熱シート13は、切れ目やスリットを設けているため、気泡やしわの発生が低減し、回路基板14の貼着部位に十分に密着した状態で貼り付けることができる。よって、放熱シート13は回路基板14に対して、十分な接触面積で密着しているため、LED9からの熱を効率良く、放熱シート13に伝導して放熱することができる。
【0031】
なお、本実施形態による放熱シート13は、TN型液晶表示装置のみならず、STN型液晶表示装置においても優れた表示画面を提供することができる。
【0032】
(放熱シート)
図2(a)に本実施形態による放熱シートの一例を示す。図2(a)に示す放熱シート13aは、放熱シート13aの短辺に平行に複数の切れ目20が間欠的に設けられている。この例では、1つの切れ目20の基本的な長さはY1であり、隣接する切れ目20の列との間隔はX1である。長さY1及び間隔X1は、使用する放熱シートの特性、特に薄さや柔らかさなどに応じて、放熱シート全体による放熱効果が最適となるように決定される。
また、間欠的に形成された切れ目20の間の部分22の位置は、隣接する切れ目の列における部分22と横方向に一致しない、つまり切れ目の列の方向にずらして配置することにより、放熱シート13a自体の強度を維持し、貼り付け作業を容易にすることができる。
【0033】
図2(b)に本実施形態による放熱シートの他の例を示す。図2(b)に示す放熱シート13bは、図2(a)に示す放熱シート13aと比較して、切れ目の代わりに所定幅X3を持つスリットを間欠的に形成している。スリットの基本的な長さはY2であり、隣接する列のスリットとの間隔はX2である。スリット長さY2、スリットの間隔X2及びスリット自体の幅x3も、放熱シート13bの材料特性などを考慮して放熱シート全体の放熱効果が最大となるように決定される。
【0034】
また、放熱シート13の上記の例のように切れ目やスリットを形成する方法の他に、所定の径を有する小穴などを放熱シート13の全体面上に平均的に形成することもできる。
【0035】
このように、放熱シート13に切れ目、スリット、小穴などを設けることにより、放熱シート13と、回路基板14の貼着部位との間に存在する空気の逃げ道ができて気泡やしわができにくくなり、放熱シート13による放熱効果を向上させることができる。また、空気の逃げ道ができるため、放熱シートを回路基板14などに貼着作業時に空気を逃がしながら貼り付けることができるので、貼り付けが容易となり、貼着作業の効率も改善する。
【0036】
なお、図2(a)に示す切れ目20もスリットの一種であるが、本実施形態では便宜上図2(a)に示すものを切れ目と呼び、図2(b)に示すものをスリットと呼んでいる。よって、本発明の範囲としては、「スリット」の語は図2(a)に示す切れ目と図2(b)に示すスリットの両者を含む概念として理解することができる。
【0037】
また、本発明では、図2(a)に示す切れ目、図2(b)に示すスリット、又は上述の小穴などの開口部の幅を0.01mm以上、0.1mm以下とすることが好ましい。これは、開口部の幅を0.01mm未満とすると放熱シートに皺などが生じる可能性が高くなり、一方、開口部の幅を大きくしすぎると放熱シート全体の放熱効果が低下するからである。
【0038】
また、放熱シート自体の厚さとしては、0.02mm以上、0.1mm以下とすることが好ましい。これは、放熱シートの厚さが0.02mm未満であると放熱シート自体の機械的強度が不十分となり、かつ、熱効率的にも十分な放熱効果が望めなくなるからである。
【0039】
(液晶表示装置の製造方法)
次に、図1に示した液晶表示装置100を製造する方法について、図3、図4、図5を参照して説明する。図3は、液晶表示装置100を製造する方法のフローチャートを示す。図4は、液晶表示パネル300を製造する方法のフローチャートを示す。図5は、本実施形態による放熱シート13の貼付工程のフローチャートを示す。
【0040】
最初に、液晶表示パネル製造工程(工程Pa)の詳細について説明する。
【0041】
まず、基板1aを製作し(工程Pa1)、透明導電膜2aをスパッタリング法により成膜し、フォトリソグラフィ方式によってパターニングを実施し、透明電極膜2aを形成する(工程Pa2)。さらに透明電極膜2a上に図示しない配向膜を形成し、ラビング処理などを施す(工程Pa3)。
【0042】
一方、基板1bを製造する(工程Pa4)。さらに、カラーフィルタ赤7a、カラーフィルタ緑7b、カラーフィルタ青7cの上に設けられたオーバーコート層8の上に透明導電膜2bをスパッタリング法により成膜し、フォトリソグラフィ方式によってパターニングを実施し、透明電極膜2bを形成する(工程Pa5)。なお、上記カラーフィルタのエッジ部が急峻な形状等でなければ、上記オーバーコート層8が配置されていなくても透明電極2bを形成することができる。その後、透明電極膜2b上に図示しないポリイミド樹脂などからなる配向膜を形成し、ラビング処理などを施す(工程Pa6)。
【0043】
そして、シール材3を介して、上記の基板1aと基板1bを貼り合わせる(工程Pa7)。このとき、基板1aと基板1bとは、基板間に分散配置された図示しないスペーサーなどによって、ほぼ規定の基板間隔となるように貼り合わせられる。
【0044】
その後、シール材3の図示しない開口部から液晶4を封入し、シール材の開口部を紫外線硬化性樹脂などの封止材によって封止する(工程Pa8)。こうして主要なパネル構造が完成した後に、位相差板6a、6bや偏光板5a、5b等を必要に応じてパネル構造の外面上に貼着などの方法によって取り付け(工程Pa9)、図1に示す液晶表示パネル300が完成する。なお、上記位相差板6a、6bや偏光板5a、5bの取り付けは、回路基板14、例えば、FPC基板と液晶表示パネル300の取り付けが行われた後に、実施してもよい。
【0045】
次に回路基板製造工程(工程Pb)について説明する。
【0046】
上記回路基板の製造方法は、例えば、COF方式(Chip on Film bonding)を使用する。また、SMT方式(surface mount type)を使用してもよい。回路基板14上に、ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電膜)などを、実装領域に装着する。ACFは、絶縁性膜のコーティングを施された導電性粒子と接着剤から構成されている。ACFの大きな特徴は、熱圧着により、上下方向には導電性を示し、横方向には絶縁性を示す点にある。
【0047】
そして、回路基板14上に装着されたACF上に、ICチップなど駆動用素子を加熱しながら、回路基板14に押し付けることにより、いわゆる熱圧着を実行し、回路基板(FPC基板)を製造する。
【0048】
次に、FPC基板と液晶表示パネルの接続工程(工程Pc)について説明する。
【0049】
回路基板14と液晶表示パネル300の接合工程も、例えば、ACFを用いて接合を実施する。液晶表示パネル300の配線端子部分は、回路基板14を熱圧着する熱圧着部を有している。そのため、液晶表示パネル300と回路基板14の配線端子と間にACFを装着し、熱圧着を実施する。これにより、液晶表示パネル300と回路基板14は、電気的に接合される。
【0050】
次に、放熱シート貼付工程(工程Pd)について説明する。
【0051】
図5を参照すると、まず、回路基板14の裏側、つまり液晶表示パネル300側(または、導光体10側)に、本実施形態の放熱シート13を貼り付ける(工程Pd1)。本実施形態の放熱シート13には、開口部、例えば、切れ目やスリットが設けられているため、気泡やしわが入り難く、高い密着性をもって回路基板14に容易に貼り付けることができる。一般的に、放熱シート13は、手作業で、回路基板14に貼り付けることが多い。このような場合、放熱シート13に対して、均一な力で作業がすることが困難である。しかし、上記放熱シート13では、上記開口部を設けているため、通常ならば、気泡が入ってしまうような状態でも、開口部から空気が逃げやすいため、従来の放熱シートと比較すると、容易に、かつ、高い密着性で貼り付けることができる。
【0052】
次に、放熱シート13を貼り付けた回路基板14について、オートクレーブ処理(工程Pd2)を実施することが好ましい。例えば、放熱シート13と回路基板14の間に、気泡等が入った場合、オートクレーブ処理を実施すると、減圧条件下、上記気泡が脱泡しやすくなる。本実施形態による放熱シート13は、開口部を有するので、通常の放熱シートより、さらに脱泡しやすくなる。つまり、オートクレーブ処理に必要な時間は、短く、効率的である。
【0053】
次に、放熱シート13の貼り付け状態を目視で外観検査(工程Pd3)する。このとき、放熱シート13の貼り付け状態について、良品と不良品に分類する。放熱シート13の貼り付け状態の良くない不良品については、再度、オートクレーブ処理(工程Pd2)を実施し、気泡等を脱泡する。つまり、リワークを実施する。そして、再度、外観検査(工程Pd3)を行い、良品であるならば、次の工程(Pd4)を行う。本実施形態による放熱シート13は、開口部を有するため密着性が高く、リワークを行う必要性は低くなり、工程数が減少し、液晶表示装置の低コスト化にもつながる。
【0054】
次に、パネルモジュールセット(工程Pd4)を行う。組立を実施する前に、静電気防止のため、除電ブローを各部材に行う。除電ブローを実施することにより、液晶表示装置の静電気による不良の発生を低減することができる。
【0055】
本実施形態による放熱シート13は、開口部を有するため、従来の放熱シートと比較して、気泡やしわが入り難く、良好に貼り付けすることができる。つまり、放熱シート13は、上記回路基板14に対して、十分な接触面積で密着しているため、LED9からの熱を効率良く、放熱シート13に伝導して液晶表示パネル300の温度差を少なくでき、LED9の近傍の画面表示領域と光源から離れた画面表示領域の温度差によるコントラストの不均一を低減できるのである。
【0056】
次に導光体ユニットの製造工程(工程Pe)について説明する。
【0057】
導光体10は、プラスチック製品などを成形する装置(射出成形機)、例えば、コールドランナ金型方式にて製造することができ、光源となるLED9を発光させるための回路基板に取り付けられる。そして、上記LED9を導光体10の一端面に取り付けることにより、導光体ユニットは製造される。
【0058】
そして、最後にモジュール組込工程(工程Pf)について説明する。
【0059】
放熱シート13が貼り付けられた回路基板14を接続した液晶表示パネル300と、上記導光体ユニットを外装フレームに取り付ける。そして、上記導光体10と上記回路基板14の間に、液晶表示パネル300側、つまり、上方から、光散乱シート11と反射板12を順次取り付ける。
【0060】
上記の製造方法によって、図1に示す液晶表示装置100を作製することができる。本実施形態による放熱シート13を使用することにより、表示むらのない、表示品位の高い液晶表示装置を提供することができる。
【0061】
[電子機器]
図6は、本実施形態の液晶表示装置を使用した電子機器の概略構成図である。ここに示す電子機器は、上記の液晶表示装置100と、これを制御する制御手段110を有する。ここでは、液晶表示装置100を、パネル構造体100Aと、半導体ICなどで構成される駆動回路100Bとに概念的に分けて描いてある。また、制御手段110は、表示情報出力源111と、表示情報処理回路112と、電源回路113と、タイミングジェネレータ114と、を有する。
【0062】
表示情報出力源111は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ114によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路112に供給するように構成されている。
【0063】
表示情報処理回路112は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKとともに駆動回路100Bへ供給する。駆動回路100Bは、走査線駆動回路、データ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路113は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
【0064】
次に、本発明に係る液晶表示装置を適用可能な電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
【0065】
まず、本発明に係る液晶表示装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ410は、キーボード411を備えた本体部412と、本発明に係る液晶表示装置を適用した表示部413とを備えている。
【0066】
続いて、本発明に係る液晶表示装置を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図7(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機420は、複数の操作ボタン421のほか、受話口422、送話口423とともに、本発明に係る液晶表示装置を適用した表示部424を備える。
【0067】
なお、本発明に係る液晶表示パネルを適用可能な電子機器としては、図7(a)に示したパーソナルコンピュータや図7(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
【0068】
[変形例]
また、本発明の電気光学装置は、パッシブマトリクス型の液晶表示パネルだけではなく、アクティブマトリクス型の液晶表示パネル(例えば、TFT(薄膜トランジスタ)やTFD(薄膜ダイオード)をスイッチング素子として備えた液晶表示パネル)にも同様に適用することが可能である。また、液晶表示パネルだけでなく、エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、フィールド・エミッション・ディスプレイ(電界放出表示装置)などの各種の電気光学装置においても本発明を同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の断面図を示す。
【図2】本発明に係る放熱シートの例を示す。
【図3】本発明を適用した液晶表示装置の製造工程を示す。
【図4】本発明に係る液晶表示パネルの製造工程を示す。
【図5】本発明に係る放熱シートの貼付工程を示す。
【図6】本発明を適用した液晶表示装置を利用する電子機器の構成を示す。
【図7】本発明を適用した液晶表示装置を備えた電子機器の例を示す。
【符号の説明】
9 LED 、10 導光体 、 11 光散乱シート
12 反射板 、13 放熱シート 、
14 回路基板(FPC基板) 、
100 液晶表示装置 、 200 バックライトユニット 、
300 液晶表示パネル 、

Claims (11)

  1. 導光板と、前記導光板の端面に配置される光源と、前記光源と前記導光板の近傍に配置される放熱シートと、を備え、前記放熱シートは開口部を有することを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記放熱シートは、前記導光板の面内の前記光源が設けられている側の領域に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 前記開口部は、スリット形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載のバックライトユニット。
  4. 前記開口部は、相互に略平行に形成された複数のスリット列を有し、前記スリット列の各々は間欠的に設けられた複数のスリットを含むことを特徴とする請求項3に記載のバックライトユニット。
  5. 前記開口部の幅は、0.01mm以上0.1mm以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載のバックライトユニット。
  6. 前記放熱シートの厚さが約0.02mm以上0.1mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバックライトユニット。
  7. 前記光源は、LEDを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバックライトユニット。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のバックライトユニットと、前記バックライトユニットからの出射光が出射される位置に配置された電気光学表示パネルと、を備えることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置を表示部として備えることを特徴とする電子機器。
  10. 導光板の端面に光源を配置する工程と、
    放熱シートの面内に開口部を形成する工程と、
    前記導光板の近傍で少なくとも前記光源側の部分に放熱シートを貼着する工程と、を有することを特徴とするバックライトユニットの製造方法。
  11. 導光板の端面に光源を配置する工程と、放熱シートの面内に開口部を形成する工程と、前記導光板の近傍で少なくとも前記光源側の部分に放熱シートを貼着する工程と、を含むバックライトユニット製造工程と、
    電気光学パネルを製造する工程と、
    前記電気光学パネルと前記バックライトユニットを一体化する工程と、を有することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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