JP2004227390A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】文書の印刷時に該文書の印刷が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合に警告ダイアログを表示させ、印刷の継続又は中止をユーザが選択することができるようにすることによって、文字抜け、文字化けの発生する不適切な印刷が行われることを防止することができるようにする。
【解決手段】画像情報を処理するときに使用されるメモリの消費量を格納する処理別消費メモリ情報格納部と、空きメモリ容量情報を取得する空き容量情報取得部と、前記処理別消費メモリ情報格納部に格納されたメモリ容量情報と、前記空き容量情報取得部が取得した空きメモリ容量情報とに基づいて、前記画像情報の処理が可能であるか否かを判断する印刷可否判断部とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷装置が接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置においては、ワードプロセッサソフト、描画ソフト、表作成ソフト等のアプリケーションソフトを使用した作業結果を前記印刷装置によって紙等の媒体に印刷させる場合、前記アプリケーションソフトから印刷を実行させるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この場合、前記アプリケーションソフトは、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにおけるGDI(Graphics Device Interface)を通して前記印刷装置を駆動させるためのドライバソフトとしてのプリンタドライバに印刷コマンドを送信する。そして、前記プリンタドライバは、前記オペレーティングシステムから受信した印刷コマンドを印刷装置が印刷を行うことができるデータに変換して、印刷装置にデータを送信する。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−298717号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の情報処理装置においては、記憶手段の空きメモリ容量が不足していると、印刷されるべき文字が抜け落ちる文字抜けが発生したり、前記文字が変形する文字化けが発生したりして、アプリケーションソフトを使用した作業結果を前記印刷装置によって正確に印刷させることができない場合があった。また、表計算アプリケーションを使用して所定の処理を行った後、途中でメモリ不足エラーによって処理が中断される場合がある。この場合、処理を実行した後、所定時間経過してからエラーとなるので、時間が無駄になる。
【0006】
一般に、印刷装置におけるデータ処理の速度は、前記情報処理装置のCPU、MPU等の演算手段におけるデータ処理の速度よりも遅くなっている。そのため、前記情報処理装置の演算手段と印刷手段との間にデータを一時的に格納するバッファ領域を設定して、前記演算手段の印刷装置に対する処理待ちの時間を短縮するスプール(SPOOL:Simultaneous PeripheralOperation On−Line)と呼ばれるシステムが採用されている。この場合、前記プリンタドライバによって送信されたデータは、短時間でバッファ領域としてのスプール領域に格納され、その後、該スプール領域から前記印刷装置に送信される。これにより、前記演算手段は、プリンタドライバによってデータを送信した後、他の処理を行うことができる。
【0007】
ところで、前記情報処理装置においては、HDD(Hard Disk Drive)、メモリ等の記憶手段において空いている記憶領域がスプール領域として使用されるようになっている。そのため、前記記憶手段の空きメモリ容量が不足していると、スプール領域として使用することができる記憶領域が減少し、スプールが適切に機能しなくなり、演算手段から印刷装置へ送信されるデータが悪影響を受けて、文字抜けや、文字化けが発生したりしてしまう。
【0008】
本発明は、前記従来の情報処理装置の問題点を解決して、文書の印刷時に該文書の印刷が可能であるか否かを判断し、可能でないと判断した場合に警告ダイアログを表示させ、印刷の継続又は中止をユーザが選択するこができるようにすることによって、文字抜け、文字化けの発生する不適切な印刷が行われることを防止することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の情報処理装置においては、画像情報を処理するときに使用されるメモリの消費量を格納する処理別消費メモリ情報格納部と、空きメモリ容量情報を取得する空き容量情報取得部と、前記処理別消費メモリ情報格納部に格納されたメモリ容量情報と、前記空き容量情報取得部が取得した空きメモリ容量情報とに基づいて、前記画像情報の処理が可能であるか否かを判断する印刷可否判断部とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の実施の形態におけるプリンタドライバのプロパティの環境タブの例を示す図、図2は本発明の実施の形態における警告表示ダイアログの例を示す図である。
【0012】
本実施の形態における情報処理装置には、印刷装置が接続され、該印刷装置を駆動させるためのドライバソフトとしてのプリンタドライバがあらかじめインストールされ、記憶手段に格納されている。そして、前記プリンタドライバのプロパティを表示手段の画面に、図1に示されるように、表示させることができるようになっている。この場合、前記プリンタドライバのプロパティには、用紙タブ、レイアウトタブ、カラータブ、印刷品位タブ、ウォーターマークタブ、フォントタブ及びオーバレイタブに加えて、環境タブが設定されている。
【0013】
ここで、前記情報処理装置は、CPU、MPU等の演算手段、HDD、メモリ等の記憶手段、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段、入出力インターフェイス等を備えるコンピュータである。前記情報処理装置は、例えば、大型汎(はん)用機、サーバ、ワークステーション、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳等いかなる種類のものであってもよいが、本実施の形態においては、パーソナルコンピュータである場合について説明する。また、前記印刷装置は、電子写真式プリンタ、インクジェット式プリンタ、インクリボン式プリンタ等のいかなる種類のものであってもよい。
【0014】
そして、前記情報処理装置は、基本ソフトとしてのオペレーティングシステムがインストールされ、該オペレーティングシステムによって動作が管理されている。なお、オペレーティングシステムとしては、ウィンドウズ(Windows)「登録商標」、マックオーエス(MacOS)「登録商標」、MVS「登録商標」、UNIX「登録商標」等いかなる種類のものであってもよい。
【0015】
また、前記情報処理装置は、ワードプロセッサソフト、描画ソフト、表作成ソフト等のアプリケーションソフトがインストールされ、該アプリケーションソフトによって、文書作成、作図、作表等の種々の作業に必要な動作を実行するようになっている。なお、前記アプリケーションソフトはオペレーティングシステムに適合するものであれば、いかなるものであってもよい。さらに、本実施の形態において、前記アプリケーションソフトは印刷機能を備え、ユーザが前記アプリケーションソフトを使用した作業結果である文書、図面、表等を前記印刷装置によって紙等の媒体に印刷させることができるようになっている。本実施の形態においては、文書を印刷させる場合について説明する。
【0016】
この場合、前記アプリケーションソフトは、前記オペレーティングシステムにおけるGDIを通して前記プリンタドライバに印刷コマンドを送信する。そして、前記プリンタドライバは、前記オペレーティングシステムから受信した印刷コマンドを印刷装置が印刷を行うことができるデータに変換して、印刷装置にデータを送信する。
【0017】
そして、前記印刷装置におけるデータ処理の速度は、前記情報処理装置の演算手段におけるデータ処理の速度よりも遅くなっている。そのため、前記情報処理装置の演算手段と印刷手段との間にデータを一時的に格納するバッファ領域を設定して、前記演算手段の印刷装置に対する処理待ちの時間を短縮するスプールと呼ばれるシステムが採用されている。この場合、前記プリンタドライバによって送信された文書のデータは、短時間でバッファ領域としてのスプール領域に格納され、その後、該スプール領域から前記印刷装置に送信される。なお、前記情報処理装置においては、前記記憶手段において空いている記憶領域、すなわち、記憶手段の空き領域がスプール領域として使用される。
【0018】
ここで、前記情報処理装置は、機能の観点から、文書別消費メモリ情報格納部、空き容量情報取得部及び印刷可否判断部とを有する。本実施の形態において、前記情報処理装置は、インストールされたプリンタドライバによって、文書別消費メモリ情報格納部、空き容量情報取得部及び印刷可否判断部として機能する。そして、前記文書別消費メモリ情報格納部は、印刷装置によって印刷する文書の文書形式の違いによる印刷時に消費する記憶手段の容量としてのメモリ容量に関する情報を格納する。例えば、一般文書は1頁MAX40〔MB〕使用され、DTPの場合は100〔MB〕と設定される。また、アプリケーション毎に、ワープロソフトは1頁MAX40〔MB〕、表作成ソフトは60〔MB〕、画像処理ソフトは150〔MB〕と設定される。さらに、表計算は40〔MB〕、色変換は60〔MB〕等、処理によって格納されても良い。また、前記空き容量情報取得部は、情報処理装置の記憶手段の空きメモリ容量に関する情報を取得する。さらに、前記印刷可否判断部は、文書別消費メモリ情報格納部に格納された情報と、空き容量情報取得部が取得した情報に基づいて、前記文書の印刷が可能であるか否かを判断する。
【0019】
本実施の形態において、プリンタドライバのプロパティにおいて設定された環境タブを選択すると、図1に示されるように、PC(Personal Computer)環境、印刷内容、コメント、ドライバ設定等を示すグループボックスが表示される。ここで、前記PC環境グループボックスには現在の情報処理装置における印刷データのスプール領域として使用することができる記憶手段の空いている記憶領域の容量、すなわち、空きメモリ容量の情報が、HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量の情報として表示される。図1に示される例において、前記HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量は、それぞれ、235〔MB〕、193〔MB〕及び455〔MB〕であることが分かる。
【0020】
また、印刷内容グループボックスにおいては、印刷する文書の文書形式として、一般文書又はDTP(Desk Top Publishing)を選択するためのチェックボックスが表示される。該チェックボックスにチェックして、印刷する文書の文書形式として一般文書又はDTPを選択することによって、HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量のエラー設定レベルを変更するようになっている。
【0021】
そして、前記印刷可否判断部は、情報処理装置における記憶手段の空きメモリ容量の情報及び印刷する文書の文書形式に基づいて印刷可能であるか否かを判断し、コメントグループボックス内に前記情報処理装置のユーザに対するメッセージを表示させる。図1に示される例においては、印刷可能であることが分かる。すなわち、前記印刷可否判断部が、印刷データのスプール領域として使用することができる記憶手段の空いている記憶領域の容量が一般文書の印刷を行うためには十分であると判断したことが分かる。この場合、プリンタドライバによって送信されたデータは、短時間でバッファ領域としてのスプール領域に格納され、その後、該スプール領域から前記印刷装置に送信されるので、前記演算手段はプリンタドライバによって印刷する文書のデータを送信した後、他の処理を行うことができる。また、スプール領域として使用することができる記憶手段の空いている記憶領域の容量が十分なので、スプールが適切に機能し、文字抜けや、文字化けが発生することもなく、アプリケーションソフトを使用した作業結果としての文書が前記印刷装置によって正確に印刷される。
【0022】
なお、前記印刷可否判断部が印刷不可であると判断した場合、印刷動作開始時にユーザに正確な印刷結果が得られないことがある旨を警告として伝えるために警告ダイアログを表示させることができる。ここで、「環境チェックのエラー時に警告ダイアログを表示する」の表示にチェックボックスが設定され、前記情報処理装置のユーザが前記チェックボックスをチェックするか否かによって、警告ダイアログを表示させるか否かを選択可能にすることができる。
【0023】
そして、印刷時に環境チェックがエラーとなり、警告ダイアログを表示させる設定になっている場合、前記印刷可否判断部は、図2に示されるような警告ダイアログを表示させる。これにより、前記情報処理装置のユーザは、前記印刷可否判断部が、印刷データのスプール領域として使用することができる記憶手段の空いている記憶領域の容量が一般文書の印刷を行うためには不十分であると判断したことが分かる。この場合、前記記憶手段のスプール領域として使用することができる記憶領域の容量が減少しているので、スプールが適切に機能しなくなり、演算手段から印刷装置へ送信される印刷する文書のデータが悪影響を受けて、文字抜けや、文字化けが発生したりしてしまうことがある。そのため、アプリケーションソフトを使用した作業結果としての文書を前記印刷装置によって適切に印刷させることができなくなってしまう。しかし、前記情報処理装置のユーザは、前記警告ダイアログによって、前記文字抜けや、文字化けが発生したり、アプリケーションソフトを使用した作業結果としての文書が適切に印刷されなくなる可能性を事前に把握することができる。
【0024】
次に、前記構成の情報処理装置の動作について説明する。まず、環境タブ切替処理の動作について説明する。
【0025】
図3は本発明の実施の形態における環境タブ切替処理の動作を示すフローチャートである。
【0026】
まず、情報処理装置のユーザは、ワードプロセッサソフト等のアプリケーションソフトを使用して所定の文書を作成する。そして、該アプリケーションソフトを使用した作業結果としての文書の印刷を行う場合、前記ユーザは、プリンタドライバのプロパティを情報処理装置の表示手段の画面に表示させる。そして、前記ユーザが、環境タブを選択すると、設定情報に基づいて、印刷内容グループボックス、警告ダイアログ表示チェックボックスの設定が行われ、図1に示されるような画面が表示される。この場合、印刷する文書の文書形式として一般文書が選択され、設定されたものとする。
【0027】
次に、空き容量情報取得部は、情報処理装置の記憶手段の空きメモリ容量の情報としての端末装置のHDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量の情報を取得し、それぞれの空き容量の値をPC環境グループボックスに表示させる。なお、文書形式の違いによる印刷時に消費するメモリ容量情報は文書別消費メモリ情報格納部に格納されている。そして、印刷可否判断部は、前記文書別消費メモリ情報格納部に格納された印刷時に消費するメモリ容量情報と、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量情報とに基づいて、前記文書の印刷が可能であるか否かを判断する。
【0028】
ここで、文書形式の違いによる印刷時に消費するメモリ容量情報として、文書形式が一般文書である場合、例えば、1頁MAX50〔MB〕の空き容量が必要であると設定されて、前記文書別消費メモリ情報格納部に格納されているものとする。この場合、図1に示されるように、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量としての端末装置のHDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量は、それぞれ、235〔MB〕、193〔MB〕及び455〔MB〕であるから、現在のドキュメント頁数と50〔MB〕をかけあわせ、前記印刷可否判断部は前記文書の印刷が可能であると判断する。これにより、コメントグループボックス内に前記情報処理装置のユーザに対するメッセージとして、印刷可能である旨のメッセージが表示される。
【0029】
なお、印刷時に消費するメモリ容量が、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量の値を超えている場合、前記印刷可否判断部は前記文書の印刷が不可能であると判断する。これにより、コメントグループボックス内に前記情報処理装置のユーザに対するメッセージとして、印刷不可である旨のメッセージが表示される。
【0030】
次に、図3に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS1 空き容量情報取得部は、HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量を取得する。
ステップS2 空き容量情報取得部は、それぞれの空き容量の値を表示させる。
ステップS3 印刷可否判断部は、印刷可能であるか否かを判断する。印刷可能である場合はステップS4に進み、印刷不可である場合はステップS5に進む。
ステップS4 コメントグループボックスに印刷可能である旨のメッセージを表示される。
ステップS5 コメントグループボックスに印刷不可である旨のメッセージを表示され、処理を終了する。
【0031】
次に、印刷内容グループボックスにおいて選択する文書形式を切り替えた場合の動作について説明する。
【0032】
図4は本発明の実施の形態における印刷内容切替処理の動作を示すフローチャートである。
【0033】
まず、ユーザが、プリンタドライバのプロパティを情報処理装置の表示手段の画面に表示させて環境タブを選択すると、設定情報に基づいて、印刷内容グループボックス、警告ダイアログ表示チェックボックスの設定が行われ、図1に示されるような画面が表示される。この場合、ユーザがDTPを選択するためのチェックボックスにチェックして、印刷する文書の文書形式としてDTPが選択され、設定されたものとする。
【0034】
次に、空き容量情報取得部は、情報処理装置の記憶手段の空きメモリ容量の情報としての端末装置のHDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量の情報を取得し、それぞれの空き容量の値をPC環境グループボックスに表示させる。なお、文書形式の違いによる印刷時に消費するメモリ容量情報は文書別消費メモリ情報格納部に格納されている。そして、印刷可否判断部は、前記文書別消費メモリ情報格納部に格納された印刷時に消費するメモリ容量情報と、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量情報とに基づいて、前記文書の印刷が可能であるか否かを判断する。
【0035】
ここで、文書形式の違いによる印刷時に消費するメモリ容量情報として、文書形式がDTPである場合、例えば、100〔MB〕の空き容量が必要であると設定されて、前記文書別消費メモリ情報格納部に格納されているものとする。この場合、図1に示されるように、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量としての端末装置のHDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量は、それぞれ、235〔MB〕、193〔MB〕及び455〔MB〕であるから、前記印刷可否判断部は前記文書の印刷が可能であると判断する。これにより、コメントグループボックス内に前記情報処理装置のユーザに対するメッセージとして、印刷可能である旨のメッセージが表示される。
【0036】
なお、印刷時に消費するメモリ容量が、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量の値を超えている場合、前記印刷可否判断部は前記文書の印刷が不可能であると判断する。これにより、コメントグループボックス内に前記情報処理装置のユーザに対するメッセージとして、印刷不可である旨のメッセージが表示される。
【0037】
次に、図4に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS11 空き容量情報取得部は、HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量を取得する。
ステップS12 空き容量情報取得部は、それぞれの空き容量の値を表示させる。
ステップS13 印刷可否判断部は、印刷可能か否かを判断する。印刷可能である場合はステップS14に進み、印刷不可である場合はステップS15に進む。
ステップS14 コメントグループボックスに印刷可能である旨のメッセージを表示させる。
ステップS15 コメントグループボックスに印刷不可である旨のメッセージを表示させ、処理を終了する。
【0038】
次に、印刷処理の動作について説明する。
【0039】
図5は本発明の実施の形態における印刷時に環境チェックでエラーとなった場合の動作を示すフローチャートである。
【0040】
まず、ユーザが、ワードプロセッサソフト等のアプリケーションソフトを使用して所定の文書を作成した後、該文書の印刷を行わせる場合、前記アプリケーションソフトの印刷機能を選択して前記文書を印刷装置によって紙等の媒体に印刷させる。すると、前記アプリケーションはオペレーティングシステムにおけるGDIを通してプリンタドライバに印刷コマンドを送信する。
【0041】
次に、印刷可否判断部は、プリンタドライバのプロパティにおいて設定された環境タブの「環境チェックのエラー時に警告ダイアログを表示する」の表示に対応するチェックボックスにチェックされているか否か、すなわち、環境チェックのエラー時に警告ダイアログを表示する設定となっているか否かを判断する。そして、警告ダイアログを表示する設定となっていない場合、前記文書の印刷データは印刷装置に送信され、該印刷装置による印刷が開始される。
【0042】
一方、警告ダイアログを表示する設定となっている場合、空き容量情報取得部は、情報処理装置の記憶手段の空きメモリ容量としての端末装置のHDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量を取得する。なお、文書形式の違いによる印刷時に消費するメモリ容量情報は文書別消費メモリ情報格納部に格納されている。そして、印刷可否判断部は、前記文書別消費メモリ情報格納部に格納された印刷時に消費するメモリ容量情報と、空き容量情報取得部が取得した記憶手段の空きメモリ容量情報とに基づいて、前記文書の印刷が可能であるか否かを判断する。
【0043】
そして、前記印刷可否判断部が前記文書の印刷が可能であると判断すると、前記文書の印刷データは印刷装置に送信され、該印刷装置による印刷が開始される。また、前記印刷可否判断部が前記文書の印刷が可能でないと判断すると、図2に示されるような警告ダイアログが情報処理装置の表示手段に表示される。
【0044】
ここで、前記警告ダイアログには前記文書の印刷を継続するか中止するかを選択する選択手段としての「継続」及び「中止」の押しボタンが示される。そして、前記ユーザが「継続」の押しボタンを押し下げて前記文書の印刷継続を選択した場合、前記文書の印刷データは印刷装置に送信され、該印刷装置による印刷が開始される。また、前記ユーザが「中止」の押しボタンを押し下げて前記文書の印刷中止を選択した場合、前記文書の印刷装置による印刷が中止される。
【0045】
次に、図5に示されるフローチャートについて説明する。
ステップS21 印刷可否判断部は、警告ダイアログを表示する設定であるか否かを判断する。表示する設定である場合はステップS22に進み、表示する設定でない場合はステップS27に進む。
ステップS22 空き容量情報取得部は、HDD空き容量、物理メモリ空き容量及び仮想メモリ空き容量を取得する。
ステップS23 印刷可否判断部は、印刷可能であるか否かを判断する。印刷可能である場合はステップS27に進み、印刷不可である場合はステップS24に進む。
ステップS24 警告ダイアログが表示される。
ステップS25 ユーザは印刷を継続するか否かを判断する。継続する場合はステップS27に進み、継続しない場合はステップS26に進む。
ステップS26 印刷を中止する。
ステップS27 印刷を開始する。
【0046】
このように、本実施の形態においては、文書の印刷時に消費する記憶手段の容量としてのメモリ容量と、情報処理装置の記憶手段の空きメモリ容量とに基づいて、前記文書の印刷が可能であるか否かを印刷可否判断部が判断するようになっている。そして、前記文書の印刷が可能でないと印刷可否判断部が判断した場合、前記文書の印刷を継続するか中止するかを選択する選択手段を含む警告ダイアログが表示手段に表示される。これにより、ユーザは、前記文書の印刷の継続又は中止を選択することができ、文字抜けや、文字化けが発生する不適切な印刷が行われることを防止することができる。そのため、紙等の媒体やトナーの無駄な消費を防止することができる。また、文字抜けや文字化けの発生する原因を容易に特定することができる。
【0047】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0048】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、情報処理装置においては、画像情報を処理するときに使用されるメモリの消費量を格納する処理別消費メモリ情報格納部と、空きメモリ容量情報を取得する空き容量情報取得部と、前記処理別消費メモリ情報格納部に格納されたメモリ容量情報と、前記空き容量情報取得部が取得した空きメモリ容量情報とに基づいて、前記画像情報の処理が可能であるか否かを判断する印刷可否判断部とを有する。
【0049】
この場合、文書の印刷時に該文書の印刷が可能であるか否かを印刷可否判断部が判断し、印刷が可能でないと判断した場合に警告ダイアログを表示させ、印刷の継続又は中止をユーザが選択できるようにするので、文字抜け、文字化けの発生する不適切な印刷が行われることを防止することができる。また、処理実行前にエラーが判別でき、無駄な時間の発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプリンタドライバのプロパティの環境タブの例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における警告表示ダイアログの例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における環境タブ切替処理の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態における印刷内容切替処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における印刷時に環境チェックでエラーとなった場合の動作を示すフローチャートである。

Claims (3)

  1. (a)画像情報を処理するときに使用されるメモリの消費量を格納する処理別消費メモリ情報格納部と、
    (b)空きメモリ容量情報を取得する空き容量情報取得部と、
    (c)前記処理別消費メモリ情報格納部に格納されたメモリ容量情報と、前記空き容量情報取得部が取得した空きメモリ容量情報とに基づいて、前記画像情報の処理が可能であるか否かを判断する印刷可否判断部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像情報は、印刷する文書情報である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理は、文書を印刷する処理である請求項1に記載の情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10712979B2 (en) 2018-10-09 2020-07-14 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus, image formation method, and storage medium

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