JP2004226416A - 電波反射体を用いた移動体の航法方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ルーネベルグレンズの表面に電波を反射する反射体を配置した電波反射体を、基準電波反射体及び参照電波反射体とし、移動体の進路を含む進路平面上に、基準電波反射体を設置し、基準電波反射体より一定距離離間した進路平面上の点を通る垂線上に、進路平面に対して等しい距離離間して組をなす2つの参照電波反射体を設置し、移動体より定型の電波を送信し、この送信した電波の基準電波反射体からの反射波(基準信号)と組をなす2つの参照電波反射体により、各反射された反射波(参照信号)を受信し、各遅延時間を測定し、移動体の2次元的な位置と進路とのずれを検出すること。
【効果】 電波反射体側では、特別な電波源を必要とせず、移動体を2次元的及び3次元的に誘導し、測位することが出来る。
【選択図】 図5
Description
図1は、基本的なルーネベルグレンズ2を用いた電波反射体1の反射原理を示す説明図で、電波を反射する反射体3がルーネベルグレンズ2の焦点4に配置されて電波反射体1を構成した場合を示す説明図である。図2は、ルーネベルグレンズ2を用いた電波反射体1を、回転軸5により回転させた場合を示す説明図である。
図1に示すように、ルーネベルグレンズ2に入射した電波(入射波6)は、このルーネベルグレンズ2内で軌道を曲げ、入射方向に対向してルーネベルグレンズ表面で焦点4を結ぶ。そこで、この焦点4に電波を反射する反射体3を配置すると、入射波6は反射体3によって反射されるとともに、この反射波7は軌道を曲げながらルーネベルグレンズ2を通過し、入射波6の飛来方向へと反射していく。そこで、ルーネベルグレンズ2の表面に反射体3を配置した構造の電波反射体1が考えられる。
図3は、ルーネベルグレンズ2の回転軸5と入射波6の方向との為す角θ1及びθ2に対して異なるように反射体3をルーネベルグレンズ2に配置した場合を示す説明図である。
図4はルーネベルグレンズ2の表面上の2点を導波管11により接続配置した場合を示す説明図である。
まず、図7に示すように、移動体21が定型の電波を送信すると、この送信信号は基準電波反射体Rb23、参照電波反射体R124、参照電波反射体R225によりそれぞれ反射される。この際、図6に示すように、移動体21が進路22上にある場合には、移動体21と参照電波反射体R124及び参照電波反射体R225とからのそれぞれ距離はいずれも等しいので、図7に示すように、移動体21が備えている走査側装置で受信される基準電波反射体Rb23からの反射波(受信信号)は、遅延時間Tbに受信され、2つの参照電波反射体R124及び参照電波反射体R225からの反射波は、遅延時間Trに同時に受信され、参照信号群は1つとなる。従って、移動体21側では、到着する参照信号群が一致していることを認識することにより、進路22上に位置していることを確認することが出来る。
cosθ=((cTb/2)2+La 2−(cTr/2)2+Lb 2)/cTbLa
として計算できる。
図10は3つの参照反射体R124、参照電波反射体R225及び参照電波反射体R326を平面的に設置した場合を示す説明図である。
図11は3つの参照電波反射体A(xa、ya、za)、B(xb、yb、zb)、C(xc、yc、zc)を設置した場合の概略図、図12は図11に示す場合のタイムチャート図で、3つの参照電波反射体A、B、Cからの反射波が識別可能な程度に充分離間して配置されている場合を示している。図13は図11に示す場合のタイムチャート図で、3つの参照電波反射体A、B、Cの反射と透過のタイミングが異なるよう設定した場合を示している。
図14は2つの電波反射体41、42の中心(進路22となる)を通る進路平面40上に進路22を設定した場合を示す説明図である。
2 ルーネベルグレンズ
3 反射体
4 焦点
5 回転軸
7 反射波
11 導波管
12 導波管11の入射端
13 導波管11の反射端
20 進路を含む進路平面
21 移動体
22 移動体21の進路
23 基準電波反射体
24 参照電波反射体R1
25 参照電波反射体R2
26 参照電波反射体R3
30 進路と直交する平面
A、B、C 参照電波反射体
40 進路(中心)を含む進路平面
41、42 電波反射体
Claims (15)
- ルーネベルグレンズの表面に電波を反射する反射体を配置してなる電波反射体を、基準電波反射体及び参照電波反射体とし、
移動体の進路をふくむ進路平面上に、前記基準電波反射体を設置し、
この基準電波反射体より一定距離離間した前記進路平面上の点において、この点を通る垂線上であって、前記進路平面に対して等しい距離離間して組をなす2つの前記参照電波反射体を設置し、
前記移動体より定型の電波を送信し、
この送信された電波の前記基準電波反射体からの反射波(基準信号)と、組をなす2つの前記参照電波反射体によってそれぞれ反射された反射波(参照信号)とを受信し、それらの遅延時間を測定することにより、前記移動体の2次元的な位置と進路とのずれを検出すること
を特徴とする移動体の航法方法。 - 前記電波反射体は回転する手段を有すること
を特徴とする請求項1に記載の移動体の航法方法。 - 前記移動体は、基準となる進路に沿って移動し、
前記移動体は、前記参照電波反射体からの反射波を受信して、その遅延時間をそれぞれ測定し、
この測定した遅延時間差が最小となるように前記移動体を誘導すること
を特徴とする請求項1〜請求項2にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - 前記基準電波反射体の代わりに、新たな組をなす2つの参照電波反射体を設置することにより、若しくは組をなす複数の参照電波反射体を設置することにより、前記移動体の3次元的な位置と進路とのずれを検出すること
を特徴とする請求項1〜請求項3にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - ルーネベルグレンズの表面に、電波を反射する反射体を配置してなる電波反射体を、基準電波反射体及び参照電波反射体とし、
移動体の進路上に基準電波反射体を設置し、
この基準電波反射より一定距離離間し、前記移動体の進路と直交する平面上に、この平面と前記進路との交点から等しい距離離間して少なくとも組をなす3つの参照電波反射体を設置し、
前記移動体より定型の電波を送信し、
この送信された送信信号の前記基準電波反射体及び参照電波反射体からそれぞれ反射された反射波を受信し、それらの遅延時間を測定することにより、
前記移動体の位置と進路とのずれを検出すること
を特徴とする移動体の航法方法。 - 前記電波反射体は回転する手段を有すること
を特徴とする請求項5に記載の移動体の航法方法。 - 前記少なくとも3つの参照信号が到達する前記遅延時間が等しくなるように前記移動体を誘導すること
を特徴とする請求項5〜請求項6にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - 基準電波反射体の代わりに、新たな組をなす2つの参照電波反射体を設置することにより、若しくは組をなす複数の参照電波反射体を設置することにより、前記移動体の3次元的な位置と進路とのずれを検出すること
を特徴とする請求項5〜請求項6にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - ルーネベルグレンズの表面に、電波を反射する反射体を配置してなる電波反射体を、参照電波反射体とし、
この参照電波反射体を少なくとも3つ設置し、
この3つの参照電波反射体にそれぞれ位置情報を設定し、
移動体より定型の電波を送信し、
前記位置情報により変調された反射波(参照信号)を、前記移動体でそれぞれ受信し、
この反射波の各遅延時間から前記移動体の2次元位置を測定すること
を特徴とする移動体の航法方法。 - 前記参照電波反射体には、この参照電波反射体を識別するための識別情報をそれぞれ設定したこと
を特徴とする請求項9に記載の移動体の航法方法。 - 前記参照電波反射体からの反射波に、地形情報を付加し、
この反射波と前記地形情報とから前記移動体の3次元位置を測定すること
を特徴とする請求項9〜請求項11にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - 前記少なくとも3つの参照電波反射体における各反射と透過のタイミングを、それぞれ異なるように設定したこと
を特徴とする請求項9〜請求項11にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - 前記参照電波反射体は、回転する手段を有すること
を特徴とする請求項9〜請求項12にそれぞれ記載の移動体の航法方法。 - 複数の異なる周波数もしくはタイミングで反射と透過を繰り返すように、ルーネベルグレンズの表面に電波を反射する反射体を配置してなる電波反射体を設置し、
移動体から定型の電波を送信し、
前記複数の電波反射体からそれぞれ異なる前記周波数もしくはタイミングで変調された2つの反射波を前記移動体側で受信し、
前記複数の受信信号の信号強度の比を一定とするように前記移動体を制御すること
を特徴とする移動体の航法方法。 - 参照電波反射体は、回転する手段を有すること
を特徴とする請求項14に記載の移動体の航法方法。
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JP2004090372A JP3840520B2 (ja) | 2004-03-25 | 2004-03-25 | 電波反射体を用いた移動体の航法方法 |
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JP2002191295A Division JP3623211B2 (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 電波反射体を用いた測定装置 |
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CN108919791A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-11-30 | 江苏科技大学 | 养殖作业船电磁导航系统及导航方法 |
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2004
- 2004-03-25 JP JP2004090372A patent/JP3840520B2/ja not_active Expired - Lifetime
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