JP2004226357A - 果実の熟度及び糖度検知装置 - Google Patents

果実の熟度及び糖度検知装置 Download PDF

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テセマ アベベ アシェナフィ
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Abstract

【課題】外界の光を受光センサが検出するのを防いで、検知精度を高めることができる果実の熟度及び糖度検知装置を提供すること。
【解決手段】発光体5から果実Aに光を投射し、果実A内で拡散反射された反射光を受光センサ6で検出し、光の反射率によって果実の熟度及び糖度を検知するものであって、果実Aをその下面に密着して支持すると共に、中央に透孔13が形成された弾性受け台4を設け、弾性受け台4の透孔13に臨んで受光センサ6を設置し、受光センサ6の周囲を遮光筒16で囲んである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、果実の熟度及び糖度検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
果実は食味によって品質が評価されるが、試食のために切断すると商品価値が無くなってしまう。そこで、切断することなく果実の熟度及び糖度を検知する装置として、果実に光を投射する光源を有する光投射手段と、果実で反射した光を検出する光検出手段とを備え、投射光と反射光から反射率を計算し、予め設定されている反射率と糖分の量(糖度)及び葉緑素の量(熟度)との相関関係に基づいて、果実の熟度及び糖度を判定する装置が知られている(特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−235850号公報
【特許文献2】
特開平5−288674号公報
【特許文献3】
特開2000−88747号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら従来の装置は、手で持って果実の湾曲した表面に接触させる検出面に光源及び受光部が設置されているので、検出面を当てる角度等によって受光部が外界の光を検出する虞があり、十分な検知精度を得にくい。
この発明は、外界の光を受光センサが検出するのを防いで、検知精度を高めることができる果実の熟度及び糖度検知装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の果実の熟度及び糖度検知装置は、発光体から果実に光を投射し、果実内で拡散反射された反射光を受光センサで検出し、光の反射率によって果実の熟度及び糖度を検知するものであって、果実をその下面に密着して支持すると共に、中央に透孔が形成された弾性受け台を設け、該弾性受け台の透孔に臨んで前記受光センサを設置し、該受光センサの周囲を遮光筒で囲んである。
弾性受け台が果実の重量によりその下面に密着して、反射光以外の外界の光が透孔を通過して受光センサに達するのを防ぎ、受光センサを囲む遮光筒によってさらに外界の光を遮断する。弾性受け台は果実に密着させても傷付けることはない。
【0006】
弾性受け台の内面に前記発光体を取り付け、前記遮光筒を弾性素材で形成し、該遮光筒を果実の下面に密着させて、前記発光体から果実に光を投射すると共に、果実内で拡散反射された反射光を前記受光センサで検出する。
発光体を弾性受け台の内面に取り付けると共に、遮光筒を果実に密着させたことにより、外部光線の干渉をより効果的に排除し、遮光筒を弾性素材とした構成により、これを密着させたことによる果実の損傷を防ぐ。
【0007】
この場合、果実を搬送する搬送装置の途中に、前記弾性受け台及び受光センサを昇降可能に設置し、前記弾性受け台及び受光センサが上昇位置にあることを検知する第1の位置センサ、前記弾性受け台及び受光センサが降下位置にあることを検知する第2の位置センサ及び果実が前記受光センサの上方に達したことを検知する果実検知センサがそれぞれ設置され、該果実検知センサによって果実が前記受光センサの上方に達したことを検知すると前記弾性受け台及び受光センサが上昇して、該弾性受け台が果実を前記搬送装置から持ち上げると共に、弾性素材より成る前記遮光筒が果実の下面に密着し、前記第1の位置センサが前記弾性受け台及び受光センサの位置を検知すると、前記弾性受け台及び受光センサが上昇を停止し、前記発光体が発光すると共に前記受光センサが反射光を検出し、該受光センサの検出が終了すると、前記発光体が発光を停止すると共に、前記受光センサ及び弾性受け台が下降して、前記弾性受け台が前記搬送装置に果実を受け渡し、前記第2の位置センサが前記弾性受け台及び受光センサの位置を検知すると、前記弾性受け台及び受光センサが下降を停止する。
この構成により、搬送途中で果実の糖度及び熟度を自動的に測定できる。
【0008】
また、弾性受け台に載せた果実を搬送する搬送装置の途中に前記受光センサを設置すると共に、受光センサ設置個所において、前記搬送装置の両側に前記発光体を配置し、果実が前記受光センサの上方に達したことを検知する果実検知センサを設け、該果実検知センサによって果実が前記受光センサの上方に達したことを検知すると、前記発光体から果実に光を投射すると共に、前記弾性受け台の透孔を通過した反射光を前記受光センサで検出する。
これにより、果実を停止させることなく、搬送しながら糖度及び熟度を測定できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明の第1の実施形態を示す。
図3に示すように、果実の熟度及び糖度検知装置(以下、単に検知装置と称する)1は、果実Aを搬送するチェーンコンベア2等の搬送装置の途中に設置される。
また、検知装置1は測定ボックス3で被覆され、測定ボックス3をチェーンコンベア2が前後方向に貫通している。測定ボックス3の前後面において、チェーンコンベア2の出入り口には黒色のラバーカーテンが設置され、外部光線が侵入しにくくなっている。
【0010】
検知装置1は、チェーンコンベア2の下方に昇降可能に設置された弾性受け台4と、果実Aに光を投射するLED5等の発光体と、弾性受け台4と共に昇降し、果実A内で拡散反射された反射光を検出する受光センサ6と、果実Aが受光センサ6の上方に達したことを検知する果実検知センサ7と、受光センサ6が上昇位置にあることを検知する第1の位置センサ8と、受光センサ6が降下位置にあることを検知する第2の位置センサ9とを備える。
また、検知装置1は、図示しない制御装置に接続され、制御装置には検知装置1の検知結果を表示するディスプレイ装置が接続されている。
【0011】
弾性受け台4は、ベース板10の上方に取り付けられ、ベース板10はエアシリンダ11の上端に取り付けられている。また、図1及び図2に示すように、弾性受け台4は、上面が凹状に湾曲した略円筒形に形成され、果実Aを下方から支持するようになっている。
弾性受け台4の外周部分は、黒色で比較的硬質のネオプレンスポンジ等を素材とする環状の果実受けスポンジ14で形成される。果実受けスポンジ14の表面は、略球面状に凹陥しており、果実Aを載置すると、その下面に密着するようになっている。
【0012】
果実受けスポンジ14の内周には略円筒状のLED取付台12が嵌合され、LED取付台12の中心に透孔13が形成される。
また、LED取付台12の上面は、果実受けスポンジ14の表面から連続する凹状の球面となっており、この上面に多数のLED5が円周に沿う複数列に配置される。
LED5は、中心波長850nmの光(波長850nmを中心として、波長に領域のある光)を照射するものと、中心波長890nmの光(波長890nmを中心として、波長に領域のある光)を照射するものとが一列おきに配設され、弾性受け台4で支持された果実Aに向けて、連続的に、同時に波長850nmの光と波長890nmの光を投射するようになっている。
【0013】
受光センサ6は、近赤外線領域で高い透過率を有する材質より成り、弾性受け台4の透孔13に臨んで、その内部に挿入されるよう配置され、ベース板10の上方に、衝撃吸収用のバネ17を介して取り付けられる。従って、受光センサ6は、エアシリンダ11の伸縮に伴って、弾性受け台4と共に昇降するようになっている。
また、受光センサ6は、ベース板10を貫通してスペクトロメータ18に接続され、このスペクトロメータ18が制御装置に接続されている。
【0014】
さらに、受光センサ6の検出面は、黒色で比較的軟質のウレタンスポンジ等の弾性素材より成る遮光筒16で囲まれている。
そして、受光センサ6が弾性受け台4と共に上昇し、弾性受け台4の果実受けスポンジ14が果実Aの下面に密着すると、遮光筒16も果実Aの下面中心部に密着するようになっている。
【0015】
図3に示すように、弾性受け台4及び受光センサ6の設置個所近傍において、チェーンコンベア2の側方やや上部には、果実Aの温度を測定する非接触赤外線サーマルセンサ21と、光電センサより成る果実検知センサ7とが設置される。また、検知装置1の僅かに搬送方向下流側においてチェーンコンベア2の両側には、トレーストッパ15が昇降可能に配設される。
果実検知センサ7は、果実Aを載せたトレー19が弾性受け台4及び受光センサ6の上方に達すると、トレー19を検知して制御装置へ信号を発信する。すると、制御装置はトレーストッパ15を上昇させ、トレーストッパ15はトレー19の前端面に当接して停止させる。
トレーストッパ15の上昇・停止は、トレーストッパ15の位置を検知するストッパセンサ22によって行う。
【0016】
トレー19の中心には貫通孔20が形成され、この貫通孔20の中心と弾性受け台4の中心とが一致した位置でトレー19は停止する。また、果実Aの下部は、貫通孔20を通してトレー19の下方に突出している。
また、果実検知センサ7からの信号により、制御装置はエアシリンダ11を伸長させ、弾性受け台4及び受光センサ6が上昇を開始する。
【0017】
第1の位置センサ8は光電センサより成り、弾性受け台4の果実受けスポンジ14が果実Aの下面に密着して、果実Aをチェーンコンベア2上に停止したトレー19から所定高さまで持ち上げると、第1の位置センサ8は弾性受け台4及び受光センサ6が上昇位置にあることを検知して、制御装置へ信号を送る。
なお、弾性受け台4により果実Aを所定高さまで持ち上げると、果実受けスポンジ14が果実Aの重量で変形して、受光センサ6を囲む遮光筒16の上端が果実Aの下端部に密着する。
【0018】
制御装置は、第1の位置センサ8からの信号を受けてエアシリンダ11を停止させ、弾性受け台4及び受光センサ6の上昇が停止する。同時に、制御装置は、LED5及び受光センサ6を作動させて、LED5が発光を開始すると共に、受光センサ6が果実Aからの反射光を検出する。
弾性受け台4の果実受けスポンジ14が果実Aに密着しているので、透孔13は果実Aによって外界の光から遮断され、しかも、受光センサ6を囲むように装着された遮光筒16が果実Aに密着しているため、受光センサ6が外界の光を検出することはない。
また、これと同時に、非接触赤外線サーマルセンサ21が果実Aの温度を測定する。
【0019】
受光センサ6が検出した反射光量は、スペクトロメータ18で分析されて、その分析結果が制御装置に入力される。受光センサ6による検出は複数回行われてその平均値が採用される。制御装置は、入力された反射光量と記憶されているLED5の発光量に基づいて各波長における反射率を演算し、サーマルセンサ21で計測した果実Aの温度に基づき温度補正を行って、予め記憶されている果実の熟度及び糖度と反射率との相関関係から、測定した果実Aの熟度及び糖度を求める。
そして、制御装置で求めた果実Aの熟度及び糖度は、ディスプレイ装置に数字或いは画像として表示される。
【0020】
受光センサ6の検出が終了すると、受光センサ6からの信号を受けた制御装置2は、LED5の発光を停止させると共に、エアシリンダ11を退縮させ、弾性受け台4及び受光センサ6が下降を開始する。
弾性受け台4及び受光センサ6が元の高さまで復帰し、弾性受け台4で支持されていた果実Aがチェーンコンベア2上のトレー19に載置されると、光電センサより成る第2の位置センサ9は、弾性受け台4及び受光センサ6が下降位置にあることを検知して制御装置に信号を発信する。すると、制御装置はエアシリンダ11を停止させ、弾性受け台4及び受光センサ6の下降が停止する。
【0021】
また、弾性受け台4及び受光センサ6が元の高さに復帰して、果実Aがトレー19上に戻されると、トレーストッパ15が下降し、トレー19はチェーンコンベア2により次の工程に向かって搬出される。
なお、測定結果の精度を向上させるために、LED5及び受光センサ6に付着している塵等は、測定が終了するたびに圧縮空気で自動的に掃除する。
【0022】
図4乃至図8は、本発明の第2の実施形態を示す。
図4、図6及び図7に示すように、受光センサ6はチェーンコンベア2の途中に固定的に設置され、受光センサ6設置個所において、チェーンコンベア2の両側上方に、LED5等の発光体が配置される。
受光センサ6の検知面は遮光筒16で囲まれており、遮光筒16及び受光センサ6はチェーンコンベア2の搬送面よりも上方へ突出しないようになっている。
LED5は、チェーンコンベア2の両側に立設されたLED支持壁26の内面に、縦方向に沿う多数列に配置される。LED支持壁26は、図8に示すように、チェーンコンベア2と平行な中間壁の両側に、測定部の中心に向けて傾斜した側壁を配置して成り、LED5は、中心波長810nmの光を照射するものと、中心波長850nmの光を照射するものと、中心波長890nmの光を照射するものとが、この順に繰り返し配列されている。
【0023】
弾性受け台4は、比較的硬質のネオプレンスポンジ等を素材として略円筒形に形成され、トレー19の貫通孔20内へ嵌合される。また、トレー19の上面には、ゴム製の上部カバー23及び下部カバー24が2重に重合される(図4)。上部カバー23及び下部カバー24には、図5に示すように、互いに一致しない位置に複数の切り込み25が放射状に形成されている。
従って、図4に示すように、トレー19の上に果実Aを載せると、上部カバー23及び下部カバー24が切り込み25から撓んで果実Aの下面に密着すると共に、貫通孔20内へ突出した果実Aの下面に弾性受け台4が密着して、果実Aを支持する。
さらに、図7に示すように、トレー19の両側面には、溝28が形成される。
【0024】
図6乃至図8に示すように、受光センサ6を設置した個所において、チェーンコンベア2の両側には、溝28に係合してトレー19をガイドするガイドバー27が配設され、弾性受け台4の透孔13が受光センサ6の直上を通過するようになっている。
また、チェーンコンベア2の両側には、果実Aが受光センサ6の上方に達して、受光センサ6が弾性受け台4の透孔13に臨んだ時、トレー19の位置を検知して制御装置へ信号を発信する果実検知センサ7が設置される(図7)。
【0025】
果実検知センサ7が検知信号を発すると、制御装置はLED5を作動させて、果実Aへ光を投射すると共に、弾性受け台4の透孔13を通過した反射光を受光センサ6で検知する。
その他の構成、並びに、熟度及び糖度の検知方法は、第1の実施形態とほぼ同様なので、同一部分に同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0026】
なお、第1の実施形態において、第1の位置センサ及び第2の位置センサをリミットスイッチとすることも可能である。
また、第1及び第2の実施形態において、弾性受け台4の寸法、LED5の数、予め制御装置に記憶させておく反射率と熟度及び糖度との相関関係等を、果実の種類に応じて変えることは言うまでもない。
さらに、果実Aの熟度及び糖度を判定するのと同時に、果実Aの重量及び静電容量からその密度を測定し、これをディスプレイ装置に表示することもできる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、弾性受け台の透孔が果実によって完全に塞がれて外界の光から遮断されるので、透孔に臨んで配置された受光センサが外界の光を検出し難く、この結果、高い検知精度を得ることができ、密着した弾性受け台によって果実が傷つけられることもない。
請求項2に係る発明によれば、弾性受け台及び遮光筒が果実に密着するので、さらに外部光線の干渉を排除できる。
請求項3に係る発明によれば、果実を搬送している途中で、受光センサ及び発光体が正確な位置及びタイミングで作動して、自動的に果実の熟度及び糖度を検知する。
請求項4に係る発明によれば、搬送中の果実を停止させることなく、自動的に、且つ、素早く果実の熟度及び糖度を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す果実の熟度及び糖度検知装置の要部断面図
【図2】同上の要部平面図
【図3】同上の正面図
【図4】第2の実施形態を示す果実の熟度及び糖度検知装置の要部断面図
【図5】第2の実施形態に係る上部カバー及び下部カバーの平面図
【図6】第2の実施形態を示す果実の熟度及び糖度検知装置の側面図
【図7】同上の正面図
【図8】同上の平面図
【符号の説明】
1 果実の熟度及び糖度検知装置
2 チェーンコンベア
3 測定ボックス
4 弾性受け台
5 LED(発光体)
6 受光センサ
7 果実検知センサ
8 第1の位置センサ
9 第2の位置センサ
10 ベース板
11 エアシリンダ
12 LED取付台
13 透孔
14 果実受けスポンジ
15 トレーストッパ
16 遮光筒
17 バネ
18 スペクトロメータ
19 トレー
20 貫通孔
21 非接触赤外線サーマルセンサ
22 ストッパセンサ
23 上部カバー
24 下部カバー
25 切り込み
26 LED支持壁
27 ガイドバー
28 溝
A 果実

Claims (4)

  1. 発光体から果実に光を投射し、該果実内で拡散反射された反射光を受光センサで検出し、光の反射率によって果実の熟度及び糖度を検知する果実の熟度及び糖度検知装置において、果実をその下面に密着して支持すると共に、中央に透孔が形成された弾性受け台を設け、該弾性受け台の透孔に臨んで前記受光センサを設置し、該受光センサの周囲を遮光筒で囲んであることを特徴とした果実の熟度及び糖度検知装置。
  2. 前記弾性受け台の内面に前記発光体を取り付け、前記遮光筒を弾性素材で形成し、該遮光筒を果実の下面に密着させて、前記発光体から果実に光を投射すると共に、該果実内で拡散反射された反射光を前記受光センサで検出する請求項1に記載の果実の熟度及び糖度検知装置。
  3. 果実を搬送する搬送装置の途中に、前記弾性受け台及び受光センサを昇降可能に設置し、前記弾性受け台及び受光センサが上昇位置にあることを検知する第1の位置センサ、前記弾性受け台及び受光センサが降下位置にあることを検知する第2の位置センサ及び果実が前記受光センサの上方に達したことを検知する果実検知センサがそれぞれ設置され、該果実検知センサによって果実が前記受光センサの上方に達したことを検知すると前記弾性受け台及び受光センサが上昇して、該弾性受け台が果実を前記搬送装置から持ち上げると共に、弾性素材より成る前記遮光筒が果実の下面に密着し、前記第1の位置センサが前記弾性受け台及び受光センサの位置を検知すると、前記弾性受け台及び受光センサが上昇を停止し、前記発光体が発光すると共に前記受光センサが反射光を検出し、該受光センサの検出が終了すると、前記発光体が発光を停止すると共に、前記受光センサ及び弾性受け台が下降して、前記弾性受け台が前記搬送装置に果実を受け渡し、前記第2の位置センサが前記弾性受け台及び受光センサの位置を検知すると、前記弾性受け台及び受光センサが下降を停止する請求項2に記載された果実の熟度及び糖度検知装置。
  4. 前記弾性受け台に載せた果実を搬送する搬送装置の途中に前記受光センサを設置すると共に、受光センサ設置個所の上方において、前記搬送装置の両側に前記発光体を配置し、前記果実が前記受光センサの上方に達したことを検知する果実検知センサを設け、該果実検知センサによって果実が前記受光センサの上方に達したことを検知すると、前記発光体から果実に光を投射すると共に、前記弾性受け台の透孔を通過した反射光を前記受光センサで検出する請求項1に記載の果実の熟度及び糖度検知装置。
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