JP2004223131A - 座卓の連結構造 - Google Patents

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JP2004223131A
JP2004223131A JP2003017302A JP2003017302A JP2004223131A JP 2004223131 A JP2004223131 A JP 2004223131A JP 2003017302 A JP2003017302 A JP 2003017302A JP 2003017302 A JP2003017302 A JP 2003017302A JP 2004223131 A JP2004223131 A JP 2004223131A
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さやか 宮
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Abstract

【課題】和風の趣を備えた木製の座卓に適した連結構造であって、連結及び連結解除が容易で、隣接する座卓相互を種々の態様で連結可能な連結構造を得る。
【解決手段】座卓25の両側辺及び/又は奥辺部分に設けた連結孔3と、この連結孔に嵌挿される連結ピン9と当該連結孔の端面で係止されるストッパ8とを備えた連結具7とを備え、連結ピン9を隣接する座卓の連結孔3に同時に挿通して、座卓の相互位置関係を固定する。座卓の天板を長辺対短辺が2対1の平面矩形とし、連結孔3を両短辺の中央と一方の長手辺の両端からの長さが長辺の4分の1の長さの位置に設けることにより、複数の座卓を整然とかつ種々の態様で連結てきるようになる。単純な構造であるから、連結具を木製とすることが容易である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、和室等で使われる座卓の連結構造に関するもので、特に木製の座卓に好適な和風の趣を備えた連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
和室での会議や喫食に用いる座卓(和室用の脚の短いテーブル)は、長辺側に2〜3人が並んで座ることができる寸法を備えた平面長方形のもので、同時に着席する人数に合わせて複数の座卓を直列、コの字形、ロの字形などに配置している。従来このように並べられた座卓の隣接するもの相互をそれらの位置関係を固定するために連結するということは行われておらず、そのため往々にして隣接する座卓の辺の間に隙間が開いたり、隣接する座卓相互の間にずれが生じて、卓上の器物を取り扱う時の使い勝手を低下させたり、配置が乱雑になって見苦しくなるという問題があった。
【0003】
テーブル等の固定構造として、例えば事務机を事務所内に配置するときに、隣接する事務机相互をねじや留金で連結する構造は公知である。従って、同様な連結構造を用いて座卓相互を連結してやれば、隣接する座卓相互の間に隙間やずれが生ずるのを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の連結構造は、金属製の連結具を用いるため、和風の部屋や木製の座卓の趣にマッチせず、部屋や座卓が有している美感を損ねるという問題がある。また、この種の座卓に用いられる連結具は、部屋の大きさや人数によって、使用の都度、座卓の配置形態が変更されることも多いので、連結及び連結解除を容易に行うことができるものでなければならない。
【0005】
そこでこの発明は、品質の高い和風の趣を損なわない木製の連結具を用いることが可能で、かつ連結及び連結解除を容易に行うことができると共に、隣接する座卓相互を種々の態様で連結可能な連結構造を得ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本願請求項1の座卓の連結構造は、座卓25の両側辺1b及び/又は奥辺1a部分に設けた連結孔3、15、20と、この連結孔に嵌挿される連結ピン9、19、23と当該連結孔の端面で係止されるストッパ8、18、22とを備えた連結具7、17、21とを備え、連結ピン9、19、23を隣接する座卓の連結孔3、15、20に同時に挿通して、当該隣接する座卓の相互位置関係を固定することを特徴とするものである。
【0007】
上記請求項1記載の座卓の連結構造のうち、実用上好ましい構造の一つは、請求項2記載の構造、すなわち、座卓は連結しようとする辺の近傍下面に、連結孔3を連結方向にしたブロック4を備え、当該連結孔3はその直径より狭い幅の軸方向の開口溝6を備え、連結具7はその連結ピン9の一端に前記開口溝を通過可能な幅の放射方向に突出するストッパ8を一体に備えている構造である。
【0008】
好ましい構造の他の一つは、請求項3記載の構造、すなわち、座卓は連結しようとする辺と平行又は直角に交差する方向の連結孔15、20を備え、連結具17、21は隣接配置した座卓の連結孔15、20相互の間隔と等しい間隔でストッパ18、22から平行に突出する2本の連結ピン19、23を備えている構造である。
【0009】
上記の各構造は、請求項4記載のように、座卓の天板1及び連結具7、17、21を木製ないし合成木材製とすることができ、それによって和風の部屋にマッチした美観と質感とを備えたものとすることができる。
【0010】
また、請求項5に記載のように、座卓が長辺と短辺の比が2対1の平面矩形の天板1を備え、連結孔3、15、20が両短辺1bの中央と一方の長手辺1aの両端からの長さが長辺の4分の1の長さの位置に設けられている構造とすることにより、複数の座卓を整然とかつ種々の態様で連結することがてきるようになる。
【0011】
隣接配置した座卓25相互は、それらの連結しようとする辺相互を正しい位置関係で密着させ、その状態で連結具の連結ピン9、19、23を両方の座卓の連結孔3、15、20に同時に挿通して、ストッパ8、18、22をそれらの連結孔3、15、20の一方の端面に当接した状態とする(請求項2の構造では、連結ピン9を挿通したあと回動することにより、当接させる)ことにより、隣接する座卓相互の位置関係を固定した状態で連結する。請求項5の構造においては、隣接する座卓の短辺相互、長辺相互及び長辺の半分長さと隣接短辺とを、所望に応じて選択して連結することができるので、複数の座卓を種々の態様で連結配置することが可能になると共に、配置態様も整然としたものにすることができる。
【0012】
そして、この発明の構造では、座卓側には開放溝を有し又は有しない連結孔3、15、20を設けるだけの単純な構造であり、また連結具7、17、21もストッパ8、18、22と1本又は2本の連結ピン9、19、23とを備えた単純な構造であるから、木材の削り出しや接着加工により、加工することが容易で、これらを総て木製とすることにより、和室や木製の座卓の雰囲気に適合した調和のとれた雰囲気を保持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態を説明する。図1ないし図3は、この発明の第1実施形態を示す図である。図1は、隣接する座卓25の接合する辺の要部を下方から見た斜視図で、座卓の天板1の隣接する辺2側下面に、隣接する辺2と直角に交差する方向の連結孔3を備えた木製のブロック4が貼着されている。この連結孔3は、下側にその直径より狭い幅5の開口溝6を備えている。連結具7は、両端にストッパとなる突起8を備えた1本のピン9で、ストッパとなる突起8の幅10は、開口溝の幅5より遊隙分だけ狭い。両端のストッパ8の内法寸法11は、隣接辺2相互を密着させた時の隣接する座卓に設けたブロック4の外側面4a相互の間隔12と等しくするか、又は適当な操作力で連結ピン9を回動可能にするのに必要な遊隙分だけ広くする。連結ピン9の径9aは、連結孔3の径3aより遊隙分だけ細い。
【0014】
なお、図の実施例では、開口溝6を下方に開口させているが、側方でもよい。側方とした場合は、その方向を同方向とするのがよいが、必ずしも同方向でなければならないわけではなく、隣接する座卓のブロック4相互の間にストッパ8の軸方向長さより広い間隙が開くようにブロック4を取付けた時は、開口溝6の方向が異なっても、連結具7で連結することができる。また、連結具のストッパの一方は、摘み形状などの任意の形状とすることができる。
【0015】
図2に示すように、ブロック4は、長辺1aが短辺1bの2倍の長さを有する矩形の天板1の両短辺1bの中央及び一方の長辺のそれぞれの短辺から、当該長辺の4分の1の長さの位置(短辺の半分の長さの位置)の裏面に取付ける。ブロック4を取付ける一方の長辺1aは、使用者から見て奥側になる長辺である。このような位置にブロック4を取付けることにより、隣接する座卓の手前側の辺を一致させた状態で配置した時に、隣接する座卓相互の隣接辺2における連結孔3相互が同一軸線上に来る。そこで、この同一軸線上に来た連結孔3に1本の連結具7をその突起8を開口溝6を通して挿入し、その後、連結具7を軸回りに回動することにより、突起8が開口溝6から外れた位置に来て、当該突起がブロック4の外側の端面(1個の座卓として見た時の内側の端面)4aに当接して、両座卓の位置関係を保持する。互いに隣接する座卓を上記のようにして連結することにより、図4に例示するような種々の形態で複数の座卓を相互の位置関係を固定した状態で連結することができる。
【0016】
図5は、図1の構造の変形例を示したもので、それぞれのブロック4に所定の間隔で開口溝6を有する連結孔3を平行に2本設けた構造である。座卓の連結時には2本の連結具を同一軸線上に位置させた2個の連結孔のそれぞれに挿通して、各独立に同方向又は反対方向に回動することにより、隣接する座卓相互が2本の連結ピンで連結された状態となる。
【0017】
更に図5に示す連結具7は、ピン9の中間部にも開口溝6を通過可能な突起8aが設けられており、この突起の軸方向長さ14は、隣接辺2を当接した時のブロック4の内法寸法13と同寸ないし遊隙分だけ狭い寸法にしてある。このような中間突起8aを設けることにより、連結された2つのブロック4相互が接近する方向に移動することも中間突起8aで阻止されるため、より確実な固定が可能である。更にこの第2実施例のものでは、2個の連結具で隣接する座卓相互を固定するので、この点でも第1実施例のものより確実な固定が可能である。
【0018】
図6は、この発明の連結構造の第3実施例を示した図である。この第3実施例のものは、隣接辺2と平行な方向の連結孔15を設けたブロック16を座卓の天板1の下面の図2で示した短辺中央と長辺2箇所とに設けている。この第3実施例で使用する連結具17は、ストッパ18と一体に連結ピン19を平行に2本植立したもので、この2本の連結ピン19の間隔は、隣接辺2を当接させた時の連結孔15の間隔に等しい。
【0019】
この第3実施例の構造においては、連結しようとする座卓の連接辺を当接させた後、連結具17の連結ピン19を連結しようとする座卓の連結孔15に同時に挿通することによって連結される。この第3実施例の連結構造は、隣接する座卓相互が連結孔15の軸方向、即ち辺の方向に移動可能であること及び連結具17が連結孔15から抜け落ちる事態も起こり得るので、前記第1及び第2実施形態のものが、より好ましい。
【0020】
図7ないし8は、この発明の連結構造の第4実施形態を示したものである。この第4実施形態のものは、座卓の天板1の前記図2で示した短辺中央及び長辺2箇所の位置に、上下方向の連結孔20を設けている。連結具21は、第3実施形態のものと同様な構造であるが、ストッパ22を装飾的な形状としてある。この第3実施形態のものでは、図4に示すように、隣接する座卓の隣接辺相互を当接した後、連結具のピン23を連結孔20に上方から挿し込んで、隣接する座卓相互の位置を固定する。座卓を連接しない辺の連結孔20は、そのままにしておいてもよいが、図8に示すような上端に装飾的な頭24を備えた1本のピン23を挿入して孔を塞いでおいてもよい。
【0021】
この構造の場合、ストッパ22は、隣接辺を跨いだ状態で座卓の天板1上に現れるが、ストッパ22に座卓の外観に応じた模様や色彩を付与しておくことにより、座卓の美感を損ねないで、かえって新たな美観を付与することもできる。この第4実施例のものは、座卓相互を連接する時に、天板の上方から連結具を装着することができるので、連結及び連結解除の手数が最も小さいという長所がある。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したこの発明の連結構造によれば、和室で使用する木製の座卓相互を、その美感や趣を害することなく、相互の位置を固定して連結することが可能になると共に、その連結及び連結解除の作業も容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の連結構造を座卓の天板下側から見た斜視図
【図2】座卓の天板とその連結位置を示す模式的な平面図
【図3】図2の座卓の斜視図
【図4】座卓の種々の配置形態を示す平面図
【図5】第2実施形態の連結構造を座卓の天板下面からり見た斜視図
【図6】第3実施形態の連結構造を座卓の天板下面から見た斜視図
【図7】第4実施形態の連結構造とこの連結構造で連結された座卓の例を示す斜視図
【図8】装飾的な頭を備えたピンの斜視図
【符号の説明】
1 天板
1a 長辺
1b 短辺
3 連結孔
4 ブロック
7 連結具
8 突起
9 ピン
13 内法寸法
15 連結孔
17 連結具
18 ストッパ
19 連結ピン
20 連結孔
21 連結具
23 ピン
25 座卓

Claims (5)

  1. 座卓(25)の両側辺(1b)及び/又は奥辺(1a)部分に設けた連結孔(3,15,20)と、この連結孔に嵌挿される連結ピン(9,19,23)と当該連結孔の端面で係止されるストッパ(8,18,22)とを備えた連結具(7,17,21)とを備え、連結ピン(9,19,23)を隣接する座卓の連結孔(3,15,20)に同時に挿通して、当該隣接する座卓の相互位置関係を固定することを特徴とする、座卓の連結構造。
  2. 座卓は連結しようとする辺の近傍下面に、連結孔(3)を連結方向にしたブロック(4)を備え、当該連結孔(3)はその直径より狭い幅の軸方向の開口溝(6)を備え、連結具(7)はその連結ピン(9)の一端に前記開口溝を通過可能な幅の放射方向に突出するストッパ(8)を一体に備えている、請求項1記載の座卓の連結構造。
  3. 座卓は連結しようとする辺と平行又は直角に交差する方向の連結孔(15,20)を備え、連結具(17,21)は隣接配置した座卓の連結孔(15,20)相互の間隔と等しい間隔でストッパ(18,22)から平行に突出する2本の連結ピン(19,23)を備えている、請求項1記載の連結構造。
  4. 座卓の天板(1)及び連結具(7,17,21)が木製ないし合成木材製である、請求項1、2又は3記載の連結構造。
  5. 座卓が長辺と短辺の比が2対1の平面矩形の天板(1)を備え、連結孔(3,15,20)が両短辺(1b)の中央と一方の長手辺(1a)の両端からの長さが長辺の4分の1の長さの位置に設けられている、請求項1、2、3又は4記載の座卓の連結構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006132498A1 (en) * 2005-06-10 2006-12-14 Ecofun Co., Ltd. Structure of knocked down furniture
KR100789193B1 (ko) * 2006-06-07 2008-01-02 주식회사 에코펀 넉다운 가구의 조립구

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