JP2004222530A - 藻場造成用ブロックとその製造方法 - Google Patents

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保祐 鬼橋
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Abstract

【課題】基質面に対する藻の着生率を改善することができ、藻の着生後においては、藻の流失を抑制して良好な藻場を造成することのできる藻場造成用ブロックとその製造方法。
【解決手段】藻の着生する複数の連続した凹凸2を有する基質面Aを備えた藻場造成用ブロックとその製造方法であって、基質面Aが、鉄を主材とする金属により形成されている藻場造成用ブロックと、基質面Aを鉄を主材とする金属により形成し、その金属製の基質面Aを型枠としてコンクリートを打設して、コンクリートからなる基台Bと基質面Aとを一体化して製造する藻場造成用ブロックの製造方法。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海、湖沼、河川などの水中に設置して藻の着生を促進する藻場造成用ブロック、より詳しくは、藻の着生する複数の凹凸を有する基質面を備えた藻場造成用ブロックと、その藻場造成用ブロックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような藻場造成用ブロックとしては、従来、複数の凹凸条を有する基質面を含んで、ブロック全体をコンクリートにより形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−220730号公報(図1、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この公報に開示の藻場造成用ブロックによれば、藻の着生する基質面がコンクリート製であるため、たとえ藻の着生を促進する凹凸条を有するとはいえ、藻の着生率に問題がある。
さらに、基質面がコンクリート製であるため、その藻場造成用ブロックを水中に設置すると、経年に伴って、具体的には2〜3年程度で、コンクリート製の基質面の表面が徐々に剥離して、基質面に着生した藻が、その剥離した基質面と一緒に流失する可能性が高く、この点にも改良の余地があった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点に着目したもので、その目的は、基質面に対する藻の着生率を改善することができ、かつ、藻の着生後においては、着生した藻の流失を抑制して良好な藻場を造成することのできる藻場造成用ブロックとその製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、藻の着生する複数の連続した凹凸を有する基質面を備えた藻場造成用ブロックであって、前記基質面が、鉄を主材とする金属により形成されているところにある。
【0007】
請求項1の発明の特徴構成によれば、藻の着生する複数の凹凸を有する基質面が、鉄を主材とする金属により形成されているので、従来のコンクリート製と比較して、基質面に対する藻の着生率が高く、したがって、比較的短期間のうちに所望する藻場を造成することができる。
そして、藻の着生後においては、基質面が鉄を主材とする金属製であるから、従来のコンクリート製と比較して、経年に伴う基質面の表面剥離も少なく、したがって、藻の流失を効果的に抑制し、長年月にわたって良好な藻場を維持することができる。
【0008】
請求項2の発明の特徴構成は、前記基質面が、鋳鉄により形成されているところにある。
【0009】
請求項2の発明の特徴構成によれば、前記基質面が、鉄を主材とする金属のなかでも比較的耐食性に優れた鋳鉄製であるから、基質面の表面剥離に伴う藻の流失をより一層確実に抑制することができ、しかも、鋳鉄の鋳肌自体に藻の着生を促進する凹凸があるため、基質面に対する藻の着生率も一層向上する。
【0010】
請求項3の発明の特徴構成は、前記基質面が、コンクリート製の基台に被覆されているところにある。
【0011】
請求項3の発明の特徴構成によれば、前記基質面が、比較的安価なコンクリート製の基台に被覆されているので、藻場造成用ブロックのコストダウンを図りながら、そのコンクリート製基台の重量によってブロック自体の流失を阻止することができ、たとえ潮の流れの速い海中であっても、藻場造成用ブロックを長年にわたって所望する箇所に設置することができる。
【0012】
請求項4の発明の特徴構成は、前記基質面が、藻場造成用ブロックの設置状態において、水平面に対して傾斜するように構成されているところにある。
【0013】
請求項4の発明の特徴構成によれば、前記基質面が、藻場造成用ブロックの設置状態において、水平面に対して傾斜するように構成されているので、水が傾斜する基質面に沿って流れることにより、基質面近傍における水の流れが上昇流に変化する。そして、その基質面には、藻の着生する複数の連続した凹凸が設けられているので、凹凸の谷部内における渦の発生が顕著となり、その谷部への胞子の着床が促進されて、基質面に対する藻の着生率が更に向上する。
【0014】
請求項5の発明の特徴構成は、前記複数の連続した凹凸が、複数の凹凸条で構成されているところにある。
【0015】
請求項5の発明の特徴構成によれば、基質面の凹凸が、複数の凹凸条で構成されているので、水の流れに伴って発生する渦は、凹凸条に沿って連続する比較的長い渦となり、その長い谷部への胞子の着床率か向上する。
【0016】
請求項6の発明の特徴構成は、前記複数の連続した凹凸が、前記基質面の傾斜に沿う複数の凹凸条で構成されているところにある。
【0017】
請求項6の発明の特徴構成によれば、基質面の凹凸が、その基質面の傾斜に沿う複数の凹凸条で構成されているので、上述したように、凹凸条に沿って連続する比較的長い渦の発生により、谷部への胞子の着床率が向上するのに加えて、谷部内への浮泥の滞留が抑制される。
すなわち、谷部内に浮泥が滞留すると、その滞留した浮泥上に胞子が載って、浮泥と一緒に流失するおそれがあるが、凹凸条が基質面の傾斜に沿っているので、谷部内への浮泥の滞留が抑制され、今まで浮泥の介在によって着床できなかったところへの胞子の着床が可能となって、有効着床面積の拡大を図ることができる。
【0018】
請求項7の発明の特徴構成は、前記凹凸条の谷部に浮泥排出孔が設けられているところにある。
【0019】
請求項7の発明の特徴構成によれば、基質面における凹凸条の谷部に浮泥排出孔が設けられているので、凹凸条の谷部に浮泥が侵入しても、その浮泥排出孔から確実に排出され、凹凸条の谷部への浮泥の滞留が抑制される。
したがって、複数の凹凸条が、たとえ基質面の傾斜に沿っていなくても、凹凸条の谷部への浮泥の滞留が抑制され、また、複数の凹凸条が、基質面の傾斜に沿っている場合には、その凹凸条自体の傾斜と浮泥排出孔との協働作用で、より一層確実に浮泥の滞留が抑制され、今まで浮泥の介在によって着床できなかったところへの胞子の着床が可能となる。
【0020】
請求項8の発明の特徴構成は、藻の着生する複数の連続した凹凸を有する基質面を備えた藻場造成用ブロックの製造方法であって、前記基質面を鉄を主材とする金属により形成し、その金属製の基質面を型枠としてコンクリートを打設して、そのコンクリートからなる基台と前記基質面とを一体化して製造するところにある。
【0021】
請求項8の発明の特徴構成によれば、藻の着生する複数の凹凸を有する基質面を鉄を主材とする金属により形成するので、上述したように、基質面に対する藻の着生率が高く、かつ、経年に伴う基質面の表面剥離も少なく、比較的短期間のうちに良好な藻場を造成して長年月にわたって維持することができる。
そして、その鉄を主材とする金属製の基質面を型枠としてコンクリートを打設して、そのコンクリートからなる基台と基質面とを一体化するので、比較的安価なコンクリート製基台の重量によりブロック自体の流失を阻止することができ、しかも、そのコンクリート製基台の製造に際して金属製の基質面自体を型枠として使用するので、藻場造成用ブロックを簡単かつ安価に製造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明による藻場造成用ブロックとその製造方法につき、実施の形態を図面に基づいて説明する。
この藻場造成用ブロックは、図1〜図4に示すように、藻が着生する基質面Aと、その基質面Aが上方に位置するように設置するための基台Bを備え、基質面Aは、鉄を主材とする金属の一例である鋳鉄により形成され、基台Bは、コンクリートにより形成されている。
基質面Aは、合計4枚の台形の鋳鉄製の板1で構成され、各鋳鉄板1の表面側には、凹凸の一例である多数の凹凸条2が設けられている。その多数の凹凸条2は、台形の短辺と長辺に直交し、かつ、短辺から長辺にわたって、短辺と長辺に沿って連続する状態で設けられ、その凹凸条2が設けられた表面側は、研磨することなく、鋳造時の鋳肌のままで使用される。
【0023】
その凹凸条2は、例えば、図5に示すように、凹条である谷部2aと断面が鉛直面より若干傾斜した面を含む台形の1辺である凸条2bを有し、例えば、谷部2aの底幅aが25mm、凸条2bを含む台形の底辺側の幅bが135mm、凸条2bの高さcが100mm、凸条2bの幅dが40mm、凸条2bの傾斜角αが45度程度に設定されている。
凹凸条2は、図6に示すように、谷部2aと断面が三角形の頂点を結ぶ稜線である凸条2bで構成することもでき、この図6の場合であれば、例えば、谷部2aの底幅aが50mm、凸条2bを頂点とする三角形の底辺側の幅bが100mm、凸条2bの高さcが100mm程度に設定されるとともに、凸条2bの傾斜角βが45度程度に設定されて、凸条2b周辺が滑らかな彎曲面に形成されている。
ただし、これらは凹凸条2の一例に過ぎず、実際の実施に際しては、各種の形状や寸法を採用することができる。
【0024】
各鋳鉄板1は、その斜辺から内方へ向けて一体的に突出されたフランジ3を備え、隣接するフランジ3どうしを図外のボルトとナットにより締め付けることで、合計4枚の鋳鉄板1どうしが、各斜辺部分で互いに連結されて、図4に示すように、正面視において左右の傾斜角γが30度程度の台形に、また、図3に示すように、平面視において正方形になるように構成され、その頂部には開口4が形成されている。
この4枚の鋳鉄板1により構成される基質面Aに対し、その下方にコンクリート製の基台Bが一体的に取り付けられ、かつ、基質面Aの内部にもコンクリートが充填されるとともに、基台Bの下部に下面に開口する中空部5が必要に応じて設けられて、藻場造成用ブロックが構成されている。
この藻場造成用ブロックの大きさは、例えば、基台Bの一辺の長さeが2400mm、基台Bの高さfが1000mm、基質面Aの高さgが500mm程度である。ただし、この寸法は単なる一例に過ぎず、実際の実施に際しては、設置場所の状況などに応じて異なる寸法を採用することができる。
また、本実施形態では、基質面Aが4枚ある四角錐台(平面視で正方形)を図示したが、正面視において四角形になるように構成したり、基質面Aが3枚で構成される三角錐台に構成するなど、種々の多角形の形状に構成できることは言うまでもない。
【0025】
つぎに、この藻場造成用ブロックの製造方法について説明する。
まず、鋳鉄板1のフランジ3を利用して図外のボルトとナットにより4枚の鋳鉄板1を互いに連結して基質面Aを形成し、図7に示すように、開口4を下方にして型枠内に設置する。
その型枠は、基質面Aの開口4を閉鎖する底板6、基質面Aを保持する架台7、基台B用の基台型枠8などを備え、架台7上に基質面Aを載置した状態で、その上方に基台型枠8を配置する。
そして、中空部5を形成するための中子9を配置して、コンクリートを流し込む。つまり、鋳鉄製の基質面Aを型枠の一部としてコンクリートを打設し、そのコンクリートからなる基台Bと基質面Aとを一体化して藻場造成用ブロックを製造する。
【0026】
なお、鋳鉄板1の大きさによっては、図8に示すように、各鋳鉄板1を2分割することができ、図9に示すように、2分割した鋳鉄板1どうしをエポキシ樹脂系の接着剤10などで接着したり、図示はしないが、ボルト接合することにより、コンクリートの流出を確実に阻止することができる。
このようにして製造した藻場造成用ブロックでは、例えば、図1に示すように、多数の凹凸条2が基質面Aの傾斜に沿うことになるが、図10に示すように、多数の凹凸条2が基質面Aの傾斜方向と直交するように、換言すると、多数の凹凸条2が基質面Aの傾斜方向に沿って並ぶように構成することもできる。
そして、その藻場造成用ブロックは、基台Bを下方にして設置することにより、そのコンクリート製の基台Bの上面が鋳鉄製の基質面Aにより被覆され、かつ、その基質面Aが、水平面に対して傾斜することになる。したがって、海中に設置した場合であれば、図11に示すように、潮の流れに伴って凹凸条2の谷部2a内に渦が発生し、その渦によって谷部2aへの胞子の着床が促進され、しかも、基質面Aが鋳肌のままの鋳鉄であるため、その基質面Aに対して藻が確実に着生することになる。
【0027】
〔別実施形態〕
つぎに、別の実施形態について説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態において説明した構成部品や同じ作用を有する構成部品については、同じ符号を付すことで説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
【0028】
(1)先の実施形態では、基質面Aを型枠の一部としてコンクリートを打設し、コンクリート製の基台Bと鋳鉄製の基質面Aとを一体化した状態で藻場造成用ブロックを製造した例を示したが、基質面Aと基台Bとを別々し製造して、その後、両者を一体化することもでき、その一例を示したのが図12である。
この図に示す藻場造成用ブロックでは、鋳鉄製の基質面Aが、その下面側に複数の取り付け用プレート11を一体的に備え、コンクリート製の基台Bが、上面開放の箱状に形成されて、複数の取り付け用枠体12と補強用リブ13を一体的に備えている。
この基質面Aと基台Bは別々に製造され、製造後において、基質面A側のプレート11と基台B側の枠体12にわたって通しボルト14を挿通してナット15で締め付けることにより、基質面Aと基台Bが一体化されて構成されている。
【0029】
(2)これまでの実施形態では、鋳鉄製の基質面Aとコンクリート製の基台Bにより藻場造成用ブロックを構成した例を示したが、基質面Aと基台Bを鋳鉄若しくは鉄を主材とする金属により構成することもできる。
図13に示す藻場造成用ブロックは、上面に位置する基質面Aと下方に位置する基台Bとが鋳鉄により一体的に製造され、基質面Aと基台Bとの間には、中空部16が設けられ、かつ、凹凸条2の谷部2aには、適当間隔を置いて複数の浮泥排出孔17が中空部16に貫通する状態で設けられている。
この実施形態による藻場造成用ブロックによれば、中空部16内に多数の石18などを挿入して設置することにより、たとえ基質面Aや基台Bの肉厚が薄くても、石18の重みで藻場造成用ブロックの流失を防止することができる。そして、凹凸条2の谷部2aに浮泥排出孔17が設けられているので、たとえ谷部2a内に浮泥が侵入しても、その浮泥排出孔17から下方の中空部16へ確実に排出される。したがって、谷部2a内への浮泥の滞留が抑制され、今まで浮泥の介在によって着床できなかったところへの胞子の着床が可能となって、有効着床面積の拡大を図ることができる。
【0030】
なお、図示はしないが、図1に示した実施形態、図10に示した実施形態、あるいは、図12に示した実施形態において、凹凸条2の谷部2aに浮泥排出孔17を設けて実施することもできる。その際、図1あるいは図10に示した実施形態においては、基台Bの中空部5を大きくして、各浮泥排出孔17をその中空部5にまで貫通させる必要がある。
【0031】
(3)これまでの実施形態では、少なくとも基質面Aを鋳鉄により形成した例を示したが、その基質面Aを鉄板により形成したり、あるいは、基台Bも含めて、藻場造成用ブロック全体を鉄板により形成することもできる。
また、基質面Aの傾斜角γに関し、30度程度に設定した例を示したが、この傾斜角γは、5〜70度の範囲内で自由に設定することができ、さらに、基質面Aの凹凸に関しては、これまでの実施形態のような凹凸条2に限らず、例えば、断続的に凹凸を設けて実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】藻場造成用ブロックの斜視図
【図2】藻場造成用ブロックにおける基質面の分解斜視図
【図3】藻場造成用ブロックの平面図
【図4】藻場造成用ブロックの正面図
【図5】藻場造成用ブロックにおける基質面の一部拡大斜視図
【図6】藻場造成用ブロックにおける基質面の一部拡大斜視図
【図7】藻場造成用ブロックの製造過程を示す断面図
【図8】基質面を構成する鋳鉄板の別の実施形態を示す斜視図
【図9】基質面を構成する鋳鉄板の別の実施形態における断面図
【図10】別の実施形態による藻場造成用ブロックの斜視図
【図11】基質面の作用を示す断面図
【図12】別の実施形態による藻場造成用ブロックの斜視図
【図13】別の実施形態による藻場造成用ブロックの斜視図
【符号の説明】
2 凹凸の一例である凹凸条
2a 凹凸条の谷部
17 浮泥排出孔
A 基質面
B 基台

Claims (8)

  1. 藻の着生する複数の連続した凹凸を有する基質面を備えた藻場造成用ブロックであって、
    前記基質面が、鉄を主材とする金属により形成されている藻場造成用ブロック。
  2. 前記基質面が、鋳鉄により形成されている請求項1に記載の藻場造成用ブロック。
  3. 前記基質面が、コンクリート製の基台に被覆されている請求項1または2に記載の藻場造成用ブロック。
  4. 前記基質面が、藻場造成用ブロックの設置状態において、水平面に対して傾斜するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の藻場造成用ブロック。
  5. 前記複数の連続した凹凸が、複数の凹凸条で構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の藻場造成用ブロック。
  6. 前記複数の連続した凹凸が、前記基質面の傾斜に沿う複数の凹凸条で構成されている請求項4に記載の藻場造成用ブロック。
  7. 前記凹凸条の谷部に浮泥排出孔が設けられている請求項5または6に記載の藻場造成用ブロック。
  8. 藻の着生する複数の連続した凹凸を有する基質面を備えた藻場造成用ブロックの製造方法であって、
    前記基質面を鉄を主材とする金属により形成し、その金属製の基質面を型枠としてコンクリートを打設して、そのコンクリートからなる基台と前記基質面とを一体化して製造する藻場造成用ブロックの製造方法。
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