JP2004222352A - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004222352A
JP2004222352A JP2003003705A JP2003003705A JP2004222352A JP 2004222352 A JP2004222352 A JP 2004222352A JP 2003003705 A JP2003003705 A JP 2003003705A JP 2003003705 A JP2003003705 A JP 2003003705A JP 2004222352 A JP2004222352 A JP 2004222352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
control
control signal
power
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003003705A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Hyozu
春彦 兵主
Kinya Iwamoto
欣也 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2003003705A priority Critical patent/JP2004222352A/ja
Publication of JP2004222352A publication Critical patent/JP2004222352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/221General power management systems

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Breakers (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

【課題】情報機器の電源ケーブルについて保証された電流を有効に利用し且つ突入電流による誤動作を防ぐ。
【解決手段】電源制御装置1は、本体コントローラ10と、通信ケーブル3により本体コントローラ10と接続される電源制御ユニット20とからなる。電源制御ユニット20は、情報機器の電源ケーブルが接続される複数のコンセント部21と、通信ケーブル3を介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部21への給電路を開閉する複数の開閉部22と、外部電源から各コンセント部21への給電路に挿入される複数のサーキットプロテクタ23とを備える。サーキットプロテクタ23は感度電流の調整が可能であり、ヒューズを使用する従来例に比較して設計が容易となり、しかも、情報機器の電源投入時にごく僅かの時間だけ流れる突入電流によって誤動作することがない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラック内に収納される所謂ラックマウント型のサーバやルータ等の情報機器に対する電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ラックマウント型のサーバやルータ等の情報機器とともにラック内に収納され、商用電源あるいは無停電電源装置(UPS)から各情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置が提供されている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。このような電源制御装置では、情報機器の電源プラグが接続される複数個のコンセントを有するとともに、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各コンセントへの給電を個別にオン・オフすることが可能である。
【0003】
また、商用電源からコンセントへの給電路には過電流を遮断するヒューズが設けられる。すなわち、コンセントに接続された個々の情報機器に過電流が流れたり、あるいは商用電源から流れ込むトータルの入力電流が定格を超えた場合にヒューズが溶断して給電路を開放するため、情報機器及び電源制御装置に過電流が流れることを防ぐことができるものである。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−167036号公報(段落0020−段落0026、第1図)
【特許文献2】
特開2000−92092号公報(段落0024−段落0031、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように従来の電源制御装置においては、低コスト化を図るために過電流保護手段としてヒューズが使用されているが、ヒューズの遮断容量と定常的に流れる電流値との差が小さいほど設計が困難になる。すなわち、過電流保護は情報機器等の電源ケーブルの異常加熱を防ぐという点で重要な機能であり、また電源ケーブルについて保証された電流を可能な限り有効に利用しなくてはならない。さらに、情報機器が備える電源回路には通常コンデンサインプット形のスイッチング電源回路が使用されるために電源投入時に大きな突入電流が流れるが、このような突入電流によって過電流保護手段が誤動作するのを防ぐ必要がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、情報機器の電源ケーブルについて保証された電流を有効に利用し且つ突入電流による誤動作を防ぐことができる電源制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部と、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するサーキットプロテクタとを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部とを備え、開閉部は、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するリモコンブレーカからなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態の電源制御装置1は、図1に示すように本体コントローラ10と、通信ケーブル3により本体コントローラ10と接続される電源制御ユニット20とからなる。
【0010】
本体コントローラ10は、CPUを主構成要素とするマイクロコンピュータからなり外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部11と、制御部11で生成された制御信号を通信ケーブル3を介して電源制御ユニット20に送信する制御信号送信部12と、制御部11で実行するプログラム等を記憶するメモリ部13と、現在の標準的なLANであるイーサネット(R)に接続するためのネットワーク接続手段たるLANコントローラ14とを備える。
【0011】
制御部11は、メモリ部13に記憶された制御プログラムを実行することで制御信号の生成を含む各種の処理を行う。ここで、メモリ部13に含まれる書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROMなど)には、制御部11がLANコントローラ14を制御するためのドライバや、TCP(Transmissinon Control Protocol),IP(Internet Protocol),UDP(User Datagram Protocol),ICMP(Internet Contorol Message Protocol),SMTP(Simple Mail Transfer Protocol),Telnet,HTTP(Hypertext Transfer Protocol),SNMP(Simple Network Manegement Protocol)などのTCP/IP通信におけるプロトコルスタックが格納されており、制御部11の起動後に上記プログラム等がメモリ部13に含まれる主メモリにロードされて実行される。またLANコントローラ14は、図示しないRJ−45のモジュラコネクタ(モジュラプラグとモジュラジャック)を介してLANケーブルと接続され、制御部11とLAN上の機器(後述する管理端末やその他の端末、あるいはサーバなど)との間の通信を制御するものである。但し、このようなLANコントローラ14は従来周知であるから詳細な構成についての図示並びに説明を省略する。
【0012】
電源制御ユニット20は、ラック内に収納される情報機器(サーバやルータなど)の電源ケーブルが接続される複数のコンセント部21と、通信ケーブル3を介して受信した制御信号に応じて外部電源(商用電源AC)からコンセント部21への給電路を開閉する複数の開閉部22と、外部電源から各コンセント部21への給電路に挿入される複数のサーキットプロテクタ23とを備える。コンセント部21は、情報機器の電源プラグが差込接続される刃受を具備し、開閉部22によって給電路が閉じられているときに商用電源ACから情報機器に給電可能となっている。また開閉部22は、例えばラッチングリレーを具備し、制御信号が入力される毎にリレー巻線への励磁入力が反転されて接点を開閉するとともに制御信号が入力されるまでの間は前の状態を保持するものである。
【0013】
一方、サーキットプロテクタ23は、図2に示すように接点23aと、接点23aに直列接続されたバイメタル23bと、バイメタル23bの変位によって接点23aを引き外す過電流引き外し機構部23cとを具備し、定格電流以下の電流が流れているときには接点23aが閉じているが、定格電流を超える過電流が流れるとバイメタル23bが変位して過電流引き外し機構部23cにより接点23aを引き外して過電流を遮断するようになっている。このようにバイメタル23bと過電流引き外し機構部23cを具備するサーキットプロテクタ23では、通常、バイメタル23bの変位に対する過電流引き外し機構部23cの動作点、すなわち過電流引き外し機構部23cが動作して接点23aが引き外される電流値(以下、「感度電流」と呼ぶ)が調整可能となっている。したがって、商用電源ACからコンセント部21を介して情報機器に定常的に流れる電流に応じて感度電流を調整すればよく、ヒューズを使用する従来例に比較して設計が容易となる。また、バイメタル23bは過電流がある程度の時間流れなければ過電流引き外し機構部23cを動作させるまで変位しないから、情報機器の電源投入時にごく僅かの時間だけ流れる突入電流によって誤動作することを防ぐことができる。なお、このようなサーキットプロテクタは従来周知であるからバイメタル23bや引き外し機構部23cの詳細については説明を省略する。
【0014】
通信ケーブル3は、例えば10BASE−Tや100BASE−Tなどのイーサネット(R)のLAN用ケーブルとして広く用いられているより対線のケーブル(ツイストペアケーブル)からなり、両端にはRJ−45と呼ばれるLAN用のモジュラプラグ(図示せず)が接続されている。なお、本体コントローラ10並びに電源制御ユニット20にはそれぞれ上記モジュラプラグが差込接続されるモジュラジャック(図示せず)が設けてある。
【0015】
上述のように構成される電源制御装置1では、本体コントローラ10が情報機器とともにラックのマウントフレームに固定され、電源制御ユニット20がラックのデッドスペースに配設され、通信ケーブル3により本体コントローラ10と電源制御ユニット20が接続される。そして、電源制御ユニット20のコンセント部21に各情報機器の電源ケーブル(電源プラグ)が接続され、電源制御ユニット20を介して情報機器への電源供給が行われる。
【0016】
ここで、本体コントローラ10の制御部11では、例えば外部からネットワークを経由してオンオフ情報が入力されたときに制御信号を生成し、制御信号送信部12から特定の開閉部22に対して制御信号を送信することにより、複数の開閉部22を個別にオン・オフさせ、情報機器への給電路を開閉してオン・オフ制御を行う。また、マイクロコンピュータに内蔵するタイマを利用して予め設定されたスケジュールに従って制御部11で制御信号を作成し、情報機器の動作をタイマ制御することも可能である。
【0017】
ここで、ネットワーク上に設置された管理端末(図示せず)にて電源制御装置1の遠隔制御等が可能である。この管理端末はパーソナルコンピュータのような汎用のコンピュータ装置からなり、本体コントローラ10の制御部11と同様のプロトコルスタックを実装したオペレーティングシステム(マイクロソフト社のWINDOWS(R)やUNIX(R)など)を備え、当該オペレーティングシステム上で動作するWEBブラウザやSNMPマネージャ用のプログラムを実行することで本体コントローラ10にオンオフ情報を出力して電源制御ユニット20を遠隔制御したり、電源制御装置1における制御状態を監視することができる。すなわち、LANあるいはWANのネットワーク上の本体コントローラ10や管理端末には固有のネットワークアドレス(IPアドレス)が割り当てられており、管理端末のWEBブラウザからネットワーク上の本体コントローラ10のIPアドレスにアクセスすると、本体コントローラ10の制御部11が不揮発性メモリ13aに格納されている制御及び監視用のプログラムを実行し、制御及び監視用のHTML形式のデータをネットワーク経由で管理端末に送信する。このHTML形式のデータは管理端末による電源制御装置1の制御及び監視のためのインタフェースを提供するためのものであって、送信されてきたHTML形式のデータに基づいて管理端末のモニタ上に電源制御装置1における制御状態等がWEBブラウザ上で表示されるとともに、キーボードやマウスを操作して任意の情報機器への電源供給をオン・オフ制御するためのオンオフ情報をWEBブラウザを介して本体コントローラ10に送信することができる。
【0018】
また、本体コントローラ10の制御部11でSNMPエージェント用のプログラムを実行することにより、SNMPマネージャである管理端末でSNMPエージェントである本体コントローラ10の管理情報(電源制御ユニット20におけるオン・オフ制御の状態やオン・オフ制御の状態変化が生じた時刻など)をネットワーク経由で容易に取得することができる。なお、SNMPを用いた管理機能については従来周知であるから詳細な説明を省略する。ここで、本体コントローラ10の制御部11では、正確な時刻を管理しているサーバからネットワーク経由で定期的に時刻データを取得して内部時計の現在時刻を修正する機能を有しており、上記管理情報に含まれる時刻の精度を高めている。
【0019】
ところで、電源制御装置1から電源供給を受ける情報機器も上記ネットワークに接続されており、各情報機器には固有のネットワークアドレス(IPアドレス)が割り当てられている。そして、本体コントローラ10のメモリ部13には、電源供給を行っている制御対象の情報機器に割り当てられたネットワークアドレスを、その情報機器の種類(サーバやルータなど)とともに予め登録している。本体コントローラ10の制御部11では、ICMPエコーと呼ばれるシーケンスにより情報機器の死活状況、すなわち情報機器が正常に通信可能か否かを監視している。具体的には、制御部11が定期的にpingコマンドを実行し、登録されたネットワークアドレスに対してLANコントローラ14を介してメッセージを送信し、送信相手の情報機器から応答が返るまでの時間を計測することで当該情報機器の死活状況を判断している。
【0020】
ここで、何れかの情報機器が通信不能な状態であることが判明した場合、制御部11では当該情報機器の種類に応じて次のような対処を行う。例えば、対象の情報機器がルータなどのネットワーク機器である場合には、所謂電源リセットによって復帰する可能性があるので、開閉部22に対して制御信号を出力して上記情報機器への電源供給を一旦オフした後に再度オンさせる。
【0021】
一方、対象の情報機器がサーバの場合には安易に電源を切ることはできないので、ネットワーク管理者にサーバの異常を報告するにとどめる。このとき、ネットワーク管理者への異常内容の通知方法としては、例えば電子メールやSNMPの基本コマンドであるトラップを用いればよい。
【0022】
(実施形態2)
図3に示すように本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0023】
本実施形態が実施形態1と異なる点は、開閉部22及びサーキットプロテクタ23の代わりにリモコンブレーカからなる開閉部24を備えた点にある。
【0024】
図4は開閉部24、すなわちリモコンブレーカの回路構成を示しており、接点24aと、接点24aに直列接続されたバイメタル24bと、バイメタル24bの変位によって接点24aを引き外す過電流引き外し機構部24cと、接点24aに直列接続されたリレー接点24dと、制御信号により動作してリレー接点24dを開閉するリレー部24eとを具備し、定格電流以下の電流が流れているときには接点24aが閉じているが、定格電流を超える過電流が流れるとバイメタル24bが変位して過電流引き外し機構部24cにより接点24aを引き外して過電流を遮断する。
【0025】
而して、このようにバイメタル24bと過電流引き外し機構部24cを具備するリモコンブレーカ(開閉部24)においても、通常、バイメタル24bの変位に対する過電流引き外し機構部24cの動作点、すなわち過電流引き外し機構部23cが動作して接点23aが引き外される電流値(以下、「感度電流」と呼ぶ)が調整可能となっている。したがって、実施形態1と同様に商用電源ACからコンセント部21を介して情報機器に定常的に流れる電流に応じて感度電流を調整すればよく、ヒューズを使用する従来例に比較して設計が容易になるとともに、情報機器の電源投入時にごく僅かの時間だけ流れる突入電流によって誤動作することを防ぐことができる。なお、このようなリモコンブレーカは従来周知であるからバイメタル24bや引き外し機構部24cの詳細については説明を省略する。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明は、本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部と、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するサーキットプロテクタとを備えたことを特徴とし、従来のヒューズの代わりに接点及び過電流引き外し機構を具備するサーキットプロテクタを備えることにより、情報機器の電源ケーブルについて保証された電流を有効に利用することができるとともに突入電流による誤動作を防ぐことができる。
【0027】
請求項2の発明は、本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部とを備え、開閉部は、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するリモコンブレーカからなることを特徴とし、従来の開閉部とヒューズの代わりに過電流引き外し機構を具備するリモコンブレーカを備えることにより、情報機器の電源ケーブルについて保証された電流を有効に利用することができるとともに突入電流による誤動作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上におけるサーキットプロテクタの回路構成図である。
【図3】実施形態2を示すブロック図である。
【図4】同上における開閉部の回路構成図である。
【符号の説明】
1 電源制御装置
10 本体コントローラ
11 制御部
12 制御信号送信部
20 電源制御ユニット
21 コンセント部
22 開閉部
23 サーキットプロテクタ

Claims (2)

  1. 本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部と、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するサーキットプロテクタとを備えたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 本体コントローラと、通信ケーブルを介して本体コントローラと接続される1乃至複数の電源制御ユニットとからなり、外部電源からラック内に収納される情報機器への電源供給をオン・オフ制御する電源制御装置であって、本体コントローラは、外部から入力されるかあるいは内部で発生するオンオフ情報に応じて各情報機器への電源供給状態を制御するための制御信号を生成する制御部と、制御部で生成された制御信号を通信ケーブルを介して電源制御ユニットに送信する制御信号送信部とを備え、電源制御ユニットは、情報機器の電源ケーブルが接続される1乃至複数のコンセント部と、通信ケーブルを介して受信した制御信号に応じて外部電源からコンセント部への給電路を開閉する1乃至複数の開閉部とを備え、開閉部は、給電路に挿入される接点、並びに過電流が流れたときに接点を引き外す過電流引き外し機構を具備するリモコンブレーカからなることを特徴とする電源制御装置。
JP2003003705A 2003-01-09 2003-01-09 電源制御装置 Pending JP2004222352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003003705A JP2004222352A (ja) 2003-01-09 2003-01-09 電源制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003003705A JP2004222352A (ja) 2003-01-09 2003-01-09 電源制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004222352A true JP2004222352A (ja) 2004-08-05

Family

ID=32894892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003003705A Pending JP2004222352A (ja) 2003-01-09 2003-01-09 電源制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004222352A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132314A1 (ja) * 2011-03-29 2012-10-04 パナソニック株式会社 電源制御システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132314A1 (ja) * 2011-03-29 2012-10-04 パナソニック株式会社 電源制御システム
CN103250324A (zh) * 2011-03-29 2013-08-14 松下电器产业株式会社 电源控制系统
CN103250324B (zh) * 2011-03-29 2015-06-17 松下电器产业株式会社 电源控制系统
JP5842172B2 (ja) * 2011-03-29 2016-01-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 電源制御システム
US9263897B2 (en) 2011-03-29 2016-02-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Power supply control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11818582B2 (en) Communication enabled circuit breakers and circuit breaker panels
CA2927232C (en) Remote diagnostic system and method for circuit protection devices such as miniature circuit breakers
EP2461538A2 (en) Application layer security proxy for automation and control system networks
TWI407113B (zh) 電力表,可遙控斷路器模組,及包含該電力表之電機設備
CN1639938A (zh) 用于接地故障保护的方法和装置
Hou et al. IEC 61850–what it can and cannot offer to traditional protection schemes
EP2249368B1 (en) Circuit breaker system
CN101355464A (zh) 一种监测网络断线并自动重启网络设备的电控方法及装置
US11516229B2 (en) Control device and control system
EP3444834B1 (en) Electronic status reporting circuit breaker
EP1589629B1 (en) A self-supplied electronic protection device for automatic circuit-breakers
EP3715972A1 (en) Security monitoring device
JP2011120459A (ja) 回路遮断器制御
JP4023164B2 (ja) 電源制御装置
JP6418058B2 (ja) 受電装置、給電システム及び給電方法
JP2004222352A (ja) 電源制御装置
WO2017167144A1 (zh) 一种配电控制电路方法及装置
JP2010140241A (ja) ネットワーク中継装置、ネットワーク中継装置の電力制御方法、および、そのためのコンピュータプログラム
Mocanu et al. Real-time performance and security of IEC 61850 process bus communications
CN115663813B (zh) 一种考虑变电站拓扑的信息物理攻击的故障分析方法
JP4495015B2 (ja) システム管理装置、情報処理装置およびシステム管理装置冗長化方法
CN201260183Y (zh) 一种监测网络断线并自动重启网络设备的电控装置
JP2011258560A (ja) 回路遮断器のための引外しユニット
Mocanu et al. Experimental study of performance and vulnerabilities of IEC 61850 process bus communications on HSR networks
JP2004220121A (ja) 電源制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080527