JP2004222117A - 双方向映像通信システム、管理サーバ、双方向通信サーバ、クライアント端末、双方向映像通信プログラム、及びこのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

双方向映像通信システム、管理サーバ、双方向通信サーバ、クライアント端末、双方向映像通信プログラム、及びこのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの状態によらずユーザが事前に設定したクライアント端末に着信させると共に、秘匿性の要求される発信対象者の画像付きアドレス表示をユーザ毎に編集しユーザ毎に開示可能とする。
【解決手段】管理サーバ11でユーザとクライアント端末10のログイン状態を管理し、クライアント端末10が相手ユーザに発信する際に、相手ユーザの状態を管理サーバ11に問い合わせ、その返答結果によりログイン状態でなければ、該ユーザが事前に登録したクライアント端末のアドレス等を管理サーバ11から得る。また、クライアント端末10に設けた取得許諾可否通信機能により、双方向映像通信中の映像/画像の取得の許諾可否を相手ユーザに求めて決定し、秘匿性の要求される発信対象者の画像付きアドレス表示機能を、ユーザ毎に編集し、ユーザ毎に開示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はIPネットワーク上でサーバ・クライアント方式を用い、クライアント端末、ユーザの状態を管理するサーバを利用して、クライアント端末間で双方向映像通信を行う技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
LAN上での映像双方向通信はH.323やSIPによって技術として確立されている。特にH.323の場合、各クライアント端末がゲートキーパに自端末のエイリアス名を登録することで、他のクライアント端末からエイリアス・アドレスにより発呼することが可能である。
【0003】
また、IPネットワーク上でのPC(パソコン)等を利用した双方向通信システムにおいては、発信したい相手のクライアント端末が起動しているかが把握できると、利便性が向上するが、ここで各クライアントの状態を監視して、その情報(起動状態等)を他のクライアントに通知する方式としては、例えば特許文献1が挙げられる。
【0004】
次に発信を行う際に、電話番号、アドレス等を発信者側が把握している必要があるが、システム側が、システムに登録している全ユーザの共通のアドレスデータを提供し、発信相手を特定する方式として、例えば特許文献2が挙げられる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−259235号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平7−245656号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、相手の端末の状態を監視し、その端末に対して発信を行うことは可能であると考えられる。また従来技術を用いて、システム側から全ユーザのアドレス情報を提供することは可能である。
【0008】
しかしながら、ユーザの状態にかかわらず、どこかの端末に着信させることはできない。すなわち、あるユーザに対して他のユーザから発信があった場合に、ユーザがシステムにログインしている際には、ログインしているクライアント端末に着信させ(この場合は、使用する端末は限定されない)、ユーザがシステムにログインしていない場合には、事前に設定しておいたクライアント端末に着信させることは記載されていない。
【0009】
また、既存の方法では、システム全体で登録されている通信相手を提供することは可能であるが、システム全体で利用するユーザのアドレス表示機能を提供する一方、秘匿性の要求される発信対象者の画像付きアドレス表示機能を、ユーザ毎に編集させ、ユーザ毎に開示させる形で提供させることはできない。
【0010】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの状態にかかわらず、事前に設定しておいたクライアント端末に着信させること、及び秘匿性の要求される発信対象者の画像付きアドレス表示機能を、ユーザ毎に編集させ、ユーザ毎に開示させる形で提供させることができる双方向映像通信技術を提供することが課題である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムであって、該管理サーバは、該システムを利用可能とするクライアント端末及びユーザのログイン状態を管理して、クライアント端末の双方向映像通信機能の起動状態を各々管理する機能と、該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをクライアント端末の情報として保存し管理する機能と、該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したシステムにログインしていないときに着信するクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをユーザ情報として保存し管理する機能とを有し、双方向通信用サーバは、該クライアント端末が該システムを利用する際に登録要求したアドレスもしくはエイリアス・アドレスを登録し通知する機能と、該クライアント端末の双方向映像通信機能の呼制御を行う機能とを有し、該クライアント端末は、ユーザが該システムにログインした時に、該システムにログインしたユーザIDと該クライアント端末のアドレスを管理サーバに通知する機能と、発信相手に関して管理している情報を該管理サーバに対して問い合わせを行い、該サーバが返答した発信相手の該情報に基づいて、別のクライアント端末と双方向映像通信を行う双方向映像通信機能とを有することを特徴とする双方向映像通信システムを、その解決の手段とする。
【0012】
あるいは、上記の双方向映像通信システムにおいて、クライアント端末の双方向映像通信機能は、ユーザが別のユーザに対して発信を行う際に、管理サーバに対して通信対象となるユーザの状態の問い合わせを行い、該管理サーバからの返答結果に応じて通信対象となるユーザが該システムにログインしていればログインしているクライアント端末に発信し、通信対象となるユーザが該システムにログインしていなければ相手ユーザが登録しているアドレスもしくはエイリアス・アドレスに対してクライアント端末に発信を行うことを特徴とする双方向映像通信システムを、その解決の手段とする。
【0013】
あるいは、上記の双方向映像通信システムにおいて、クライアント端末は、双方向映像通信中にクライアント端末に表示されている通信対象者の映像を映像/画像として取り込む映像取得機能と、該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスを関連づける編集作業を行い、発信者毎のアドレス帳データを編集するアドレス帳編集機能と、該編集されたアドレス帳データで関連づけられた該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスをユーザ毎に表示を行うアドレス表示機能とを有し、双方向映像通信機能は、該映像/画像を発信対象の特定を行う手段として利用し、該映像/画像と関連づけられたユーザに対して発信する機能を有することを特徴とする双方向映像通信システムを、その解決の手段とする。
【0014】
あるいは、上記の双方向映像通信システムにおいて、クライアント端末は、ユーザが映像取得機能を利用して通信中の映像/画像を取得する際に、映像/画像を取り込もうとしているクライアント端末に対して、通話中の相手ユーザに映像取得の可否のメッセージを通知し、通信中の相手ユーザのクライアント端末から許諾応答の可否のメッセージが返信されることにより、映像取得の可否が決定される取得許諾可否通信機能を有することを特徴とする双方向映像通信システムを、その解決の手段とする。
【0015】
あるいは、双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該管理サーバであって、該システムを利用可能とするクライアント端末及びユーザのログイン状態を管理して、クライアント端末の双方向映像通信機能の起動状態を各々管理する機能と、該クライアント端末が該システムを利用する前に登録したクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをクライアント端末の情報として保存し管理する機能と、該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したシステムにログインしていないときに着信するクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをユーザ情報として保存し管理する機能とを有することを特徴とする管理サーバを、その解決の手段とする。
【0016】
あるいは、双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該双方向通信用サーバであって、該クライアント端末が該システムを利用する際にシステムに登録要求したアドレスもしくはエイリアス・アドレスを登録し通知する機能と、該クライアント端末の双方向映像通信機能の呼制御を行う機能とを有することを特徴とする双方向通信用サーバを、その解決の手段とする。
【0017】
あるいは、双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該クライアント端末であって、ユーザが該システムにログインした時に、該システムにログインしたユーザIDと該クライアント端末のアドレスを管理サーバに通知する機能と、発信相手に関して管理している情報を該管理サーバに対して問い合わせを行い、該サーバが返答した発信相手の該情報に基づいて、別のクライアント端末と双方向映像通信を行う双方向映像通信機能とを有することを特徴とするクライアント端末を、その解決の手段とする。
【0018】
あるいは、上記のクライアント端末において、双方向映像通信機能は、ユーザが別のユーザに対して発信を行う際に、管理サーバに対して通信対象となるユーザの状態の問い合わせを行い、該管理サーバからの返答結果に応じて通信対象となるユーザが該システムにログインしていればログインしているクライアント端末に発信し、通信対象となるユーザが該システムにログインしていなければ相手ユーザが登録しているアドレスもしくはエイリアス・アドレスに対してクライアント端末に発信を行うことを特徴とするクライアント端末を、その解決の手段とする。
【0019】
あるいは、上記のクライアント端末において、双方向映像通信中にクライアント端末に表示されている通信対象者の映像を映像/画像として取り込む映像取得機能と、該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスを関連づける編集作業を行い、発信者毎のアドレス帳データを編集するアドレス帳編集機能と、該編集されたアドレス帳データで関連づけられた該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスをユーザ毎に表示を行うアドレス表示機能とを有し、双方向映像通信機能は、該映像/画像を発信対象の特定を行う手段として利用し、該映像/画像と関連づけられたユーザに対して発信する機能を有することを特徴とするクライアント端末を、その解決の手段とする。
【0020】
あるいは、上記のクライアント端末において、ユーザが映像取得機能を利用して通信中の映像/画像を取得する際に、映像/画像を取り込もうとしているクライアント端末に対して、通話中の相手ユーザに映像取得の可否のメッセージを通知し、通信中の相手ユーザのクライアント端末から許諾応答の可否のメッセージが返信されることにより、映像取得の可否が決定される取得許諾可否通信機能を有することを特徴とするクライアント端末を、その解決の手段とする。
【0021】
あるいは、上記の管理サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとしたことを特徴とする双方向映像通信プログラムを、その解決の手段とする。
【0022】
あるいは、上記の双方向通信用サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとしたことを特徴とする双方向映像通信プログラムを、その解決の手段とする。
【0023】
あるいは、上記のクライアント端末における機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとしたことを特徴とする双方向映像通信プログラムを、その解決の手段とする。
【0024】
あるいは、上記の管理サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体を、その解決の手段とする。
【0025】
あるいは、上記の双方向通信用サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体を、その解決の手段とする。
【0026】
あるいは、上記のクライアント端末における機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体を、その解決の手段とする。
【0027】
本発明では、管理サーバでユーザとクライアント端末のログイン状態を管理し、クライアント端末が相手ユーザに発信する際に、相手ユーザの状態を管理サーバに問い合わせ、その返答結果によりログイン状態でなければ、該ユーザが事前に登録したクライアント端末のアドレス等を管理サーバから得ることにより、ユーザの状態にかかわらず、事前に設定されたクライアント端末に着信させる。また、クライアント端末に設けた取得許諾可否通信機能によって、双方向映像通信中の映像/画像の取得の許諾可否を相手クライアントに求めて決定することにより、秘匿性の要求される発信対象者の画像付きアドレス表示機能を、ユーザ毎に編集させ、ユーザ毎に開示させる形で提供させる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。
【0029】
[発明の原理を示す実施の形態]
図1に示す本発明で想定しているシステム構成では、現在用いられている双方向映像通信方式(H.323、SIPなど)のシステムに複数のユーザ・クライアント端末1,2,3…(以下、代表する場合はクライアント端末10と記す)の各々の状態の管理を行う管理サーバ11を設ける。クライアント端末1,2,3…の各々と管理サーバ11とはネットワーク12に接続されている。
【0030】
まず、本発明で使用するシステムでは、ユーザとクライアント端末は事前に管理サーバ11に対して各項目のデータを登録する。
【0031】
双方向映像通信を行うにあたって、管理サーバ11はユーザ、クライアント端末1,2,3…のイベント毎に状態通知機能による状態通知を受け付け、常に管理サーバ11で状態の変化を管理する。
【0032】
以下、図1に沿って説明する。ユーザBは未ログイン時に、着信するクライアント端末としてクライアント端末2を設定しているものとする。あるクライアント端末1からこのシステムにログインしているユーザAが、ユーザBに対して発信する場合には、まず管理サーバ11にユーザBの状態を問い合わせる。この結果、ユーザBがクライアント端末2にログインしていれば、クライアント端末2に着信し(状態1)、ユーザBがクライアント端末3にログインしていれば、クライアント端末3に着信し(状態2)、ユーザBがどのクライアント端末からもこのシステムにログインしていなければ、ユーザBが事前に登録していたクライアント端末2に着信する(状態3)。
【0033】
また、通信中に相手の映像をクライアント端末に具備されている映像取得機能により取得し、クライアント端末に具備されているアドレス帳編集機能により該取得した相手の映像/画像ファイルをユーザ名、電話番号のデータと関連付ける編集作業を行い、ユーザ毎の映像/画像付きアドレスデータをアドレス帳として作成し、クライアント端末に具備されているアドレス表示機能で表示させ、発信の際の相手の選択に利用する。
【0034】
また、このシステムにおいて、ユーザが映像取得機能により、通信対象者の映像/画像を取得する際に、通信対象者のクライアント端末の取得許諾可否通信機能より、通話中の相手に映像/画像取得の可否を通知し、通信中のユーザのクライアント端末から許諾応答の可否を返答を受けることで、映像取得の可否が決定される。
【0035】
[発明の実施の形態1]
本実施形態のシステム構成を図2に、本実施形態の通信の手順を図3に示す。本実施形態では、以下に示すような手順で通信を確立する。また、ここでは双方向映像通信システムにはH.323のシステムを例にとり説明する。以下、図2、及び図3に沿って説明する。なお、図3中の(数字)は下記の(数字)の説明内容に対応している。また、本発明での機能とは当該機能の実現手段と同義である。
【0036】
(1)本実施形態は、基本的に、図1で示すようなシステム構成をとる。図2において、本システムは、双方向通信用サーバ(本実施形態では、ゲートキーパ:H.323GateKeeper)13、2台以上のクライアント端末1,2,…,N、管理サーバ11がネットワーク12で接続されて構成されている。
【0037】
クライアント端末10の機能ブロックは図4に示すとおりである。図4において、クライアント端末10は、先に述べた、状態通知機能101、映像取得機能102、アドレス帳編集機能103、アドレス表示機能104、取得許諾可否通信機能105を有するとともに、アドレス帳データ送受信機能106を有する。さらに、双方向映像通信用のクライアント端末10には、双方向映像通信機能(具体的には双方向映像通信用アプリケーション)107が具備されている。
【0038】
双方向映像通信機能107は、他のクライアント端末と映像通信を行う際に使用される通信機能である。通信方式がH.323に従う場合には、H.225、H.245に従ったメッセージを双方向通信用サーバ13、及び通信を行う他のクライアント端末と交換する機能を有し、映像・音声のデータはRTP、及びRTCPにより送受信が可能な機能を有する。
【0039】
映像取得機能102は、双方向映像通信中に通信中の相手の映像を静止画として画像、もしくは動画として映像を保存する機能である。ここで取得された画像、もしくは映像は、個人アドレス表示機能として利用されるアドレスデータの1要素として利用される。
【0040】
アドレス表示機能104は、すべてのユーザの情報が表示される機能(グローバルアドレス表示機能)、及びユーザごとに編集可能なデータが表示されるアドレス表示機能(個人アドレス表示機能)が提供される。
【0041】
アドレス帳編集機能103は、映像取得機能102により保存した映像/画像とユーザ名と関連付ける機能である。関連づけられたデータはこのアドレス帳データ送受信機能103により、管理サーバ11に送信後、保存される。
【0042】
状態通知機能101は、ユーザがクライアント端末からログインすると、ユーザIDとログインしたクライアント端末のアドレスを管理サーバ11に通知する機能である。
【0043】
取得許諾可否通知機能105は、双方向通信中に映像取得機能102を用いて相手映像を保存する前に、通信相手に許諾を求めるため利用する機能である。2つのクライアント端末間で、取得許諾問い合わせ、及び取得許諾、もしくは取得拒否の内容を有するメッセージを交換する。
【0044】
アドレス帳データ送受信機能106は、管理サーバ11に対して、アドレス帳編集機能103により、映像/画像とユーザ名を関連付けられたデータの送信を行う機能である。また管理サーバ11から送信され、アドレス表示機能104で表示されるデータの受信を行う。
【0045】
管理サーバ11の機能ブロックは図5に示すとおりであり、各機能ブロックのデータ管理例は図6のとおりである。図5において、管理サーバ11は、ユーザ・端末状態管理機能111を有するとともに、端末情報管理機能112、ユーザ情報管理機能113、クライアント端末10とのアドレス帳データ送受信機能114を有する。
【0046】
ユーザ・端末状態管理機能111は、このシステムにログイン中のユーザIDとクライアント端末のアドレス(IPアドレス)のデータの組の保存を行う機能である。またアプリケーションが起動中端末のアドレス、エイリアス・アドレス(電話番号)のデータの組を保存する機能である。
【0047】
端末情報管理機能112は、各クライアント端末を一意に特定するための情報として、アドレスとエイリアス・アドレスの両者対のデータの保持、更新を行う機能である。
【0048】
アドレス帳データ送受信機能114は、クライアント端末において、アドレス帳編集機能106により、映像/画像とユーザ名を関連付けられたデータの受信を行う機能である。またクライアント端末に対して、アドレス表示機能104で表示されるデータの送信を行う。
【0049】
アドレス管理機能115は、クライアント端末のグローバルアドレスのアドレス表示機能104で表示されるグローバルアドレス表示データ(ユーザID、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスの組)、及び個人アドレスのアドレス表示機能104で表示される個人アドレス表示データ(使用者ユーザID、宛先ユーザID、宛先のユーザ名、宛先のエイリアス・アドレス、及び宛先の画像IDの組)の保持、更新を行う機能である。
【0050】
ユーザ情報管理機能111は、ユーザ登録の際に登録される各ユーザの、エイリアス・アドレス、ユーザID、及びユーザ名のデータを保持する機能である。
【0051】
双方向通信用サーバ13の機能ブロックは図6に示すとおりである。図6において、双方向通信用サーバ13は、呼制御機能131、映像音声合成機能132、状態通知機能133を有する。
【0052】
呼制御機能131は、クライアント端末の双方向通信機能の呼制御を行う機能である。本実施形態のようにH.323方式に従う場合には、ゲート・キーパに相当する機能である。
【0053】
映像音声合成機能132は、クライアント端末で多地点会議を開催する場合に、映像、音声の合成を行う機能である。MCU(Multipoint Control Unit)の機能に相当する。本機能はシステムに必須の機能ではない。
【0054】
状態通知機能133は、クライアント端末からH.323の手順で、登録が行われた際に、登録が行われた端末のエイリアス・アドレス、及びアドレスのデータを管理サーバに通知する機能である。
【0055】
(2)本システムで利用可能なクライアント端末に対しては、アドレス(IPアドレス)とエイリアス・アドレス(電話番号)を設定し、本システムで使用可能なクライアント端末は電話番号により本システム内で一意に特定が可能とする。各クライアント端末の情報として、アドレスとエイリアス・アドレスの両者対のデータの保持は管理サーバ11の端末情報管理機能112にて行う。
【0056】
本システムの利用者は、利用前にユーザ登録を行うものとする。このユーザ登録にはエイリアス・アドレス、ユーザID、ユーザ名を登録する。各ユーザの情報として、これらのデータの保持は管理サーバ11のユーザ情報管理機能113にて行う。ここでエイリアス・アドレスはユーザがシステムにログインしていない際に、このユーザ宛の発信があった場合に着信するクライアント端末(以降デフォルト端末と称する)を示すものとする。
【0057】
(3)本システムの利用にあたり、双方向映像通信機能107を起動させる必要がある。この双方向映像通信機能107は起動されてはいる状態で(ユーザによって利用されていない状態)、このクライアント端末からゲートキーパ13に対しては、H.323の手順に則り、登録要求と登録確認を行うものとする。この端末登録の際には、クライアント端末と、エイリアス・アドレスを通知するものとする。これにより、あるユーザに対して発信が行われた際に、そのユーザがこのシステムにログインしていない状態で、かつこのユーザのデフォルト端末が起動している場合には、このクライアント端末に着信することを特徴とする(具体的には、ユーザAのデフォルト端末をクライアント端末1とした場合、他のクライアント端末からユーザAに対して発信された場合には、クライアント端末1に着信するものとする)。
【0058】
(4)上記(3)で登録済みの任意のユーザがクライアント端末にログインすると、クライアント端末の状態通知機能101により、このユーザのユーザIDとログインしたクライアント端末のアドレスが管理サーバ11に通知され、管理サーバ11からクライアント端末に対して応答が返信され、このユーザの所在の確認が管理サーバ11側で可能となる。ここでこのシステムにログイン中のユーザIDとクライアント端末のアドレスのデータの組みは管理サーバ11のユーザ・端末状態管理機能111により保持される。本システムにおいて、上記(2)の登録済みのユーザは、本システムの双方向映像通信機能107が起動している任意のクライアント端末でも使用可能である。またこの際、クライアント端末からゲートキーパ13に対して、上記(3)で行ったクライアント端末のアドレスとエイリアス・アドレスでの登録抹消の要求を出し、次にアドレスとエイリアス・アドレスとしてユーザIDの登録要求を行う。この登録抹消の手続きはH.323の手順に則り実施する。以上の手順によりログインしたユーザにおける端末登録が完了する。
【0059】
(5)本システムにおいては、各クライアント端末に設定されているエイリアス・アドレス、もしくは各クライアント端末のアドレス表示機能104による発信先指定により発信先の決定が可能である。
【0060】
アドレス表示機能104に表示されるものには2種類存在し、本システムに登録しているすべてのユーザが表示される機能(以下、グローバルアドレス表示機能)とユーザ毎に変更可能であり、編集可能なアドレス表示機能(以降、個人アドレス表示機能)が提供される。
【0061】
2種類のアドレス表示機能のデータは、管理サーバ11のアドレス管理機能115において保持される。1つのデータは本システムを利用するすべてのユーザに関するデータであり、本システムのすべての利用者の、ユーザ名、デフォルト端末のエイリアス・アドレスが格納されている。2つめのデータは個人ごとに編集可能な通話対象者のデータであり、ユーザ名、エイリアス・アドレス、及び各ユーザの映像/画像を掲載することが可能である。
【0062】
この2種類のデータがクライアント端末のアドレス表示機能104に表示され、ユーザはこのアドレス表示機能104を利用して、発信対象者を特定することで発信することが可能である。
【0063】
上記(4)でのユーザ登録終了後、クライアント端末に各アドレス表示機能104のデータが送信される。このクライアント端末は管理サーバ11に要求を出して、管理サーバ11から各ユーザに応じたデータをクライアント端末に対して送信する。図8はクライアント端末に搭載する双方向映像通信機能107のアプリケーションウインドウの具体例であり、個人アドレスデータ表示部にユーザ毎にカスタマイズされた通信対象者の名前と映像/画像が表示される。
【0064】
(6)ユーザが2種類のアドレス表示機能104から発信先ユーザを選択して発信を行う場合、クライアント端末から管理サーバ11に対して、発信先ユーザのユーザIDをキーに問い合わせを行い、発信先ユーザがログイン中か否かの問い合わせを行い、発信先ユーザがログイン中であればユーザIDをもとに発信を行い、ログインされていなければ、デフォルト端末に発信する。
【0065】
ここでは図1で示したように、ユーザBのデフォルト端末をクライアント端末2とした場合に、ユーザBがクライアント端末2からログインしていればクライアント端末2に着信し(状態1)、ユーザBがクライアント端末3にログインしていればクライアント端末3に着信し(状態2)、どの端末にもログインしていなければクライアント端末2に着信する(状態3)。
【0066】
[発明の実施の形態2]
クライアント端末に搭載されている映像取得機能102、及びアドレス帳編集機能106を利用する手順を図9に示す。本実施形態の手順は、次のとおりである。なお、図9中の(数字)は下記の(数字)の説明内容に対応している。
【0067】
(1)双方向映像通信が確立している際に、一方のクライアント端末側から他方のクライアント端末の映像/画像を、クライアント端末の映像取得機能102を用いて、双方向映像通信中の通信映像を保存する。
【0068】
(2)双方向映像通信終了後、クライアント端末のアドレス帳編集機能103により、保存した映像/画像とユーザ名を関連付け、保存された映像/画像は、管理サーバ11にアドレス帳データ送受信機能106により転送し、両者の対のデータが管理サーバ11に保存され、このユーザのアドレス管理機能115のデータが更新される。
【0069】
(3)上記(2)で登録されたユーザに関しては、次回の発信からクライアント端末のアドレスデータ表示機能104の1つである個人アドレス帳表示機能により表示され、そのユーザ宛の発信の利用可能とするものである。図8は双方向通信アプリケーションのウィンドウ例である。このウィンドウの個人アドレスデータ表示部で映像を選択することで、発信対象者を特定可能となる。
【0070】
[発明の実施の形態3]
クライアント端末に搭載されている取得許諾可否通信機能105を利用する手順を図10に示す。本実施形態の手順は次のとおりである。
【0071】
(1)双方向映像通信が確立している際に、一方のクライアント端末側(クライアント端末D)から他方のクライアント端末(クライアント端末E)の映像を、クライアント端末の映像取得機能を使用するため、双方向映像通信中の映像保存要求を行う。
【0072】
(2)次に双方向映像通信中の映像保存要求を行ったクライアント端末側(クライアント端末D)から取得許諾可否通信機能105により、通信中のクライアント端末(クライアント端末E)にメッセージ(取得許諾問い合わせ)を送信する。
【0073】
(3)メッセージ(取得許諾問い合わせ)を受信したクライアント端末(クライアント端末E)側で、ユーザが映像取得の可否を判断し、映像保存要求への応答として許諾する場合にはメッセージ(取得許諾)、否定する場合にはメッセージ(取得拒否)を返送する。
【0074】
(4)クライアント端末D側で、メッセージ(取得許諾)を受信した場合には映像取得機能102を使用可能とし、メッセージ(取得拒否)を受信した場合には映像取得機能102を使用不能とする(即ち、通信相手の映像を保存できないとする)。
【0075】
これ以降の手順は[発明の実施の形態2]の(2)に従い、アドレス帳編集機能103を用いて、保存した画像とユーザ名の関連づけを行うものとする。
【0076】
なお、図1、図2、図4、図5、及び図7で示した装置における各部の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、図3、図9、及び図10で説明した処理の手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理の手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスクや、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。このように、記録媒体やネットワークにより提供されたプログラムをコンピュータにインストールすることで本発明が実施可能となる。
【0077】
【発明の効果】
以上で明らかなように本発明によれば、双方向映像通信を利用したいユーザは、クライアント端末に依らず、使用することが可能となる。また、相手が本システムにログインしていれば、その端末に着信し、ログインしていなければ、あらかじめ登録していたクライアント端末に着信することが可能となる。また、1台の電話を複数のユーザが自分のデフォルト端末として共用できることが利点として挙げられる。
【0078】
また、例えば使用するユーザが限られるコミュニティ内などのシステムとして、システムから提供されるアドレス帳に基づき発信することが可能であるため、ユーザ通話したい相手のアドレスを知ることなく、通話することが可能である。また、通話中に相手の姿・容姿を映像として取り込むことで、ユーザの好みに基づいた自分のアドレス帳データを保存可能とできる。さらに秘匿性の要求される個人の顔写真のデータを、システム利用者全員に公開することなく、一度通信を行った相手の個人アドレス帳データにしか掲載できないため、顔写真を公開することに際してある程度のセキュリティを有したシステムが提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すユーザの状態と着信状況を説明する図
【図2】本発明の実施の形態1を示すH.323の場合のシステム構成図
【図3】実施の形態1による通信の手順を示すシーケンス図
【図4】実施の形態におけるクライアント端末の機能ブロック図
【図5】実施の形態における管理サーバの機能ブロック図
【図6】実施の形態における管理サーバの各機能ブロックの管理例を示す図
【図7】実施の形態における双方向通信用サーバの機能ブロック図
【図8】実施の形態における双方向通信用アプリケーションのウィンドウ例を示す図
【図9】本発明の実施の形態2による映像取得機能、アドレス帳編集機能を利用する手順を示すシーケンス図
【図10】本発明の実施の形態3による取得許諾可否通信機能を利用する手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
10…クライアント端末
101…状態通知機能
102…映像取得機能
103…アドレス帳編集機能
104…アドレス表示機能
105…取得許諾可否通信機能
106…アドレス帳データ送受信機能
107…双方向映像通信機能
11…管理サーバ
111…ユーザ・端末状態管理機能
112…端末情報管理機能
113…ユーザ情報管理機能
114…アドレス帳データ送受信機能
115…アドレス管理機能
12…ネットワーク
13…双方向通信用サーバ(ゲートキーパ)
131…呼制御機能
132…映像・音声合成機能
133…状態通知機能

Claims (16)

  1. 双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムであって、
    該管理サーバは、
    該システムを利用可能とするクライアント端末及びユーザのログイン状態を管理して、クライアント端末の双方向映像通信機能の起動状態を各々管理する機能と、
    該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをクライアント端末の情報として保存し管理する機能と、
    該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したシステムにログインしていないときに着信するクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをユーザ情報として保存し管理する機能とを有し、
    双方向通信用サーバは、
    該クライアント端末が該システムを利用する際に登録要求したアドレスもしくはエイリアス・アドレスを登録し通知する機能と、
    該クライアント端末の双方向映像通信機能の呼制御を行う機能とを有し、
    該クライアント端末は、
    ユーザが該システムにログインした時に、該システムにログインしたユーザIDと該クライアント端末のアドレスを管理サーバに通知する機能と、
    発信相手に関して管理している情報を該管理サーバに対して問い合わせを行い、該サーバが返答した発信相手の該情報に基づいて、別のクライアント端末と双方向映像通信を行う双方向映像通信機能とを有する
    ことを特徴とする双方向映像通信システム。
  2. 請求項1に記載の双方向映像通信システムにおいて、
    クライアント端末の双方向映像通信機能は、
    ユーザが別のユーザに対して発信を行う際に、管理サーバに対して通信対象となるユーザの状態の問い合わせを行い、該管理サーバからの返答結果に応じて通信対象となるユーザが該システムにログインしていればログインしているクライアント端末に発信し、通信対象となるユーザが該システムにログインしていなければ相手ユーザが登録しているアドレスもしくはエイリアス・アドレスに対してクライアント端末に発信を行う
    ことを特徴とする双方向映像通信システム。
  3. 請求項1または2に記載の双方向映像通信システムにおいて、
    クライアント端末は、
    双方向映像通信中にクライアント端末に表示されている通信対象者の映像を映像/画像として取り込む映像取得機能と、
    該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスを関連づける編集作業を行い、発信者毎のアドレス帳データを編集するアドレス帳編集機能と、
    該編集されたアドレス帳データで関連づけられた該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスをユーザ毎に表示を行うアドレス表示機能とを有し、
    双方向映像通信機能は、該映像/画像を発信対象の特定を行う手段として利用し、該映像/画像と関連づけられたユーザに対して発信する機能を有する
    ことを特徴とする双方向映像通信システム。
  4. 請求項3に記載の双方向映像通信システムにおいて、
    クライアント端末は、
    ユーザが映像取得機能を利用して通信中の映像/画像を取得する際に、映像/画像を取り込もうとしているクライアント端末に対して、通話中の相手ユーザに映像取得の可否のメッセージを通知し、通信中の相手ユーザのクライアント端末から許諾応答の可否のメッセージが返信されることにより、映像取得の可否が決定される取得許諾可否通信機能を有する
    ことを特徴とする双方向映像通信システム。
  5. 双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該管理サーバであって、
    該システムを利用可能とするクライアント端末及びユーザのログイン状態を管理して、クライアント端末の双方向映像通信機能の起動状態を各々管理する機能と、
    該クライアント端末が該システムを利用する前に登録したクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをクライアント端末の情報として保存し管理する機能と、
    該クライアント端末が該システムを利用する前にシステムに登録したシステムにログインしていないときに着信するクライアント端末を示すアドレスもしくはエイリアス・アドレスをユーザ情報として保存し管理する機能とを有する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  6. 双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該双方向通信用サーバであって、
    該クライアント端末が該システムを利用する際にシステムに登録要求したアドレスもしくはエイリアス・アドレスを登録し通知する機能と、
    該クライアント端末の双方向映像通信機能の呼制御を行う機能とを有する
    ことを特徴とする双方向通信用サーバ。
  7. 双方向通信用サーバ、管理サーバ、及び双方向映像の通信機能を提供する双方向映像通信機能を有する少なくとも2つのクライアント端末を含む双方向映像通信システムにおける該クライアント端末であって、
    ユーザが該システムにログインした時に、該システムにログインしたユーザIDと該クライアント端末のアドレスを管理サーバに通知する機能と、
    発信相手に関して管理している情報を該管理サーバに対して問い合わせを行い、該サーバが返答した発信相手の該情報に基づいて、別のクライアント端末と双方向映像通信を行う双方向映像通信機能とを有する
    ことを特徴とするクライアント端末。
  8. 請求項7に記載のクライアント端末において、
    双方向映像通信機能は、
    ユーザが別のユーザに対して発信を行う際に、管理サーバに対して通信対象となるユーザの状態の問い合わせを行い、該管理サーバからの返答結果に応じて通信対象となるユーザが該システムにログインしていればログインしているクライアント端末に発信し、通信対象となるユーザが該システムにログインしていなければ相手ユーザが登録しているアドレスもしくはエイリアス・アドレスに対してクライアント端末に発信を行う
    ことを特徴とするクライアント端末。
  9. 請求項7または8に記載のクライアント端末において、
    双方向映像通信中にクライアント端末に表示されている通信対象者の映像を映像/画像として取り込む映像取得機能と、
    該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスを関連づける編集作業を行い、発信者毎のアドレス帳データを編集するアドレス帳編集機能と、
    該編集されたアドレス帳データで関連づけられた該映像/画像、ユーザ名、及びエイリアス・アドレスをユーザ毎に表示を行うアドレス表示機能とを有し、
    双方向映像通信機能は、該映像/画像を発信対象の特定を行う手段として利用し、該映像/画像と関連づけられたユーザに対して発信する機能を有する
    ことを特徴とするクライアント端末。
  10. 請求項9に記載のクライアント端末において、
    ユーザが映像取得機能を利用して通信中の映像/画像を取得する際に、映像/画像を取り込もうとしているクライアント端末に対して、通話中の相手ユーザに映像取得の可否のメッセージを通知し、通信中の相手ユーザのクライアント端末から許諾応答の可否のメッセージが返信されることにより、映像取得の可否が決定される取得許諾可否通信機能を有する
    ことを特徴とするクライアント端末。
  11. 請求項5に記載の管理サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとした
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラム。
  12. 請求項6に記載の双方向通信用サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとした
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラム。
  13. 請求項7乃至10のいずれかに記載のクライアント端末における機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとした
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラム。
  14. 請求項5に記載の管理サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、
    該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録した
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体。
  15. 請求項6に記載の双方向通信用サーバにおける機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、
    該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録した
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体。
  16. 請求項7乃至10のいずれかに記載のクライアント端末における機能を、コンピュータで実現するためのプログラムとし、
    該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録した
    ことを特徴とする双方向映像通信プログラムを記録した記録媒体。
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