JP2004221818A - 通信装置およびポール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信サービスエリアが形成される場所をユーザが容易に移動可能とする。
【解決手段】ポール装置1は、自装置の現在位置を検出すべくGPS信号を受信するGPS受信装置102と、通信サービスエリア内の通信端末2に対して近距離無線通信により現在位置を送信する無線通信装置104とを備え、屋内外に設置され、当該設置箇所を移動可能な可搬型に構成される。
【選択図】 図2
【解決手段】ポール装置1は、自装置の現在位置を検出すべくGPS信号を受信するGPS受信装置102と、通信サービスエリア内の通信端末2に対して近距離無線通信により現在位置を送信する無線通信装置104とを備え、屋内外に設置され、当該設置箇所を移動可能な可搬型に構成される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内外に設置される通信装置およびポール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、モバイルデータ通信の普及により、街角の至る所に屋外用の通信装置(例えば特許文献1)が固定的に設置されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−145713号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通信装置にあっては、固定的設置構成であるため、ユーザが通信装置を用いて通信サービスエリアを任意の場所に形成するといったことが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、通信サービスエリアが形成される場所をユーザが容易に移動させることができる通信装置およびポール装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、自装置の現在位置を検出する位置検出手段と、通信サービスエリア内の通信端末に対して近距離無線通信により前記現在位置を送信する近距離無線通信手段とを備え、屋内外に設置され、当該設置箇所を移動可能な可搬型である通信装置を提供する。
この通信装置によれば、設置箇所を移動可能な可搬型に構成されているため、ユーザは、通信装置の移動が容易となり、これにより、任意の場所に通信サービスエリアを容易に形成させることができる。
【0006】
ここで、上記構成の通信装置は、物理量を検出するセンサを更に備え、前記近距離無線通信手段は、前記現在位置と共に、前記センサの検出結果を送信する構成が望ましい。この構成によれば、センサとして適宜のセンサを用いることにより、任意の場所における物理量(例えば、温度、湿度あるいは光量など)を検出し、その検出結果を位置情報と共に通信端末に送信することができる。
さらに、上記構成の通信装置は、光電変換により電力を発電する発電手段と、前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段とを更に備える構成が望ましい。この構成によれば、外部装置から電力が供給される必要が無いため、当該通信装置を電源電力の確保を気にせずに任意の箇所に設置することができる。
【0007】
この望ましい構成において、通信装置は、前記通信端末との間で近距離無線通信により通信データの送受を開始する開始タイミングを記憶する記憶手段を更に備え、前記近距離無線通信手段は、前記開始タイミングに合わせて前記近距離無線通信を開始する構成が好ましい。この構成によれば、通信装置は、開始タイミングと同期して他の通信端末とデータ通信すれば良く、データ通信のための無駄な動作が防止されるため消費電力を抑えることができる。
【0008】
また、この好ましい構成において、標準時刻を示す標準時刻情報を受信する標準時刻受信手段と、自装置が計時する時刻情報を、受信された標準時刻情報に基づいて修正する時刻修正手段とを備える構成が好ましい。この構成によれば、通信装置が計時する時刻が正確なものとなるから、上述した開始タイミングと同期した通信をより精度良く実行することが可能となる。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、地面に立設される可搬型のポール装置において、光電変換により電力を発電する発電手段と、前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段と、自装置の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された位置を他の通信端末に近距離無線通信により送信する送信手段とを具備するポール装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるポール装置1の外観構成を示す斜視図である。この図に示すように、ポール装置1は、大別すると、ポール部10と、ケーシング部20とを備えている。ポール部10は、下端に向けて先細りする細長い棒状部材であり、このポール部10を地中に埋設あるいは突き刺すことで、ポール装置1が屋外などに立設される。ケーシング部20は、各種電子回路を収容するためのケースであり、ポール部10の上端に設けられている。
【0011】
より具体的には、ケーシング部20は、その基体をなす略直方形状の第1ケーシング20aと、その上面に設けられる第2ケーシング20bと、第1ケーシング20aの下面に設けられる第3ケーシング20cとを備えている。第2ケーシング20bには、図示せぬGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を受信するGPS受信装置102(後述)が収容され、第3ケーシング20cには、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)により、数十メートル程度の通信サービスエリアを自装置1の周囲に形成し、この通信サービスエリア内の通信端末と近距離無線通信する無線通信装置104(後述)が収容されている。また、第1ケーシング20aの上面には、太陽光発電パネル22が貼り付けられている。第2および第3ケーシング20b、20cの各々は、電波を送受する装置が収容することから、電波を遮蔽することのない部材から形成されている。また、ポール装置1は、上端から下端までが数センチメートルから1メートル程度、横幅が約10センチメートル程度の寸法で構成されており、ユーザによる持ち運び、および、設置箇所の移動が容易となっている。すなわち、ユーザは、このポール装置1が形成する通信サービスエリアを任意の場所に容易に移動させることができる。
【0012】
図2は、ポール装置1の機能的構成を示すブロック図である。同図において、制御部100は、自装置の各部の動作制御や、各種演算を実行するものであり、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えている。GPS受信装置102は、制御部100の制御の下、上述したGPS信号を受信して制御部100に出力するものであり、GPS信号(電波)を受信するためのGPSアンテナ102aの他、アナログ受信信号をデジタル信号に変換するためのRF部やベースバンド部などを備えたGPS信号変換部102bを有している。制御部100は、GPS受信装置102から受け取ったGPS信号に基づいて自装置1の位置情報(経度、緯度)を演算により取得する。
【0013】
無線通信装置104は、制御部100の制御の下、上述したBluetoothあるいは無線LANにより、他の通信端末と近距離無線通信(約数十メートル程度の通信サービスエリア)するものであり、GPS受信装置102と同様に、Bluetoothアンテナ104aの他、アナログ受信信号をデジタル信号に変換するためのRF部やベースバンド部などを備えた無線信号変換部104bを有している。太陽光発電部106は、上述した太陽光発電パネル22にて光電変換され生成された電力を自装置1の各部に供給するものである。また、蓄電部108は、太陽光発電部106にて生成された電力を蓄電するものであり、夜間などには、昼間に蓄電部108に蓄電された電力が自装置1の各部に供給される。ここで、太陽光発電パネル22は、自装置1の各部を動作させるのに十分な電力を生成できる程度の面積を有している。従って、ポール装置1は、外部からの電力供給が不要な構成となっているため、ユーザは、太陽光や電力を生成するに十分強い光が照射する場所であれば、電源の確保を意識せずに任意の場所にポール装置1を設置することができる。
【0014】
次いで、計時部110は、制御部100の制御の下、時刻を計時するものである。ここで、周知の通り、GPS衛星は、原子時計を装備し、UTC(Coordinated Universal Time:世界協定時)に同期して時刻を計時しており、上述のGPS信号には、この世界標準時刻情報も含まれている。そこで、本実施形態では、この世界標準時刻情報に基づいて計時部110が計時する時刻を修正する。具体的には、制御部100は、GPS受信装置102からGPS信号を受け取ると、このGPS信号に含まれる標準時刻情報と、現在地の時差とから現地時間を演算し、この演算結果により計時部110の計時時刻を修正する。これにより、標準時刻に基づいた正確な時刻が計時されることとなる。
【0015】
記憶部112は、各種データ(情報)を記憶するものであり、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)を備えている。記憶部112が記憶するデータには、現在地における世界標準時刻からの時差データや、自装置1と近距離無線通信する相手側通信端末2の端末識別情報(端末ID)などがある。すなわち、本実施形態では、ポール装置1は、記憶部112に記憶された識別情報に対応する通信端末2とのみ通信する。この通信端末2は、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)、携帯型PC(Personal Computer)、腕時計などの携帯型通信端末であって、Bluetooth通信機能を有したものである。ポール装置1は、この通信端末2との間で、自装置1の位置情報や正確な時刻情報などの各種情報を送受する。
【0016】
ここで、ポール装置1の各部においては、無線通信装置104における電力消費が比較的大きい。さらに、無線通信装置104は、非同期通信であるBluetooth規格に従って無線パケット通信することから、通信パケットを送受するための動作回数が同期通信に比べ大きくなり、この無線通信装置104における電力消費量が増大することとなる。一方、上述したように、ポール装置1は、太陽光発電により電力を生成するため、その消費電力を押させる必要がある。そこで、本実施形態では、無線通信装置104による電力消費を抑えるべく、通信端末2と通信を開始する際に、通信開始タイミング(時刻)および通信パケットの送受タイミングを互いに合わせるための処理を行う。すなわち、図3に示すように、ポール装置1は、通信端末2から通信接続要求を受信すると(ステップS1)、この通信端末2に対して通信開始タイミングと、通信パケットの送受タイミング(送信間隔)とを送信する(ステップS2)。そして、ポール装置1と通信端末2とは、通信開始タイミングが到来した時から送受タイミングに従って互いに通信パケットを送受して(ステップS3)、ポール装置1が通信端末2に対して位置情報や時刻情報を送信する。このように、ポール装置1は、通信開始時刻T1以降、送受タイミングT2が到来する毎に間欠的に無線通信装置104を動作させるだけで、非同期通信であっても、通信パケットを確実に送受できるため、無線通信装置104による消費電力を抑えることができる。また、複数のポール装置1がある場合に、各々のポール装置1は、標準時刻に基づいて同じ時刻を計時するため、無線通信装置104は、ある1つのポール装置1と通信の同期をとれば、他のポール装置1との同期通信も可能となる。なお、上記ステップS2において、ポール装置1は、通信端末2が計時する時刻を修正すべく、この通信端末2に対して正確な時刻情報も送信するようにしても良い。
【0017】
以上説明したように、本実施形態のポール装置1によれば、容易に搬送可能な構造となっているため、ユーザは、任意の場所に通信サービスエリアを設けることができる。また、ポール装置1は、通信サービスエリア内の通信端末2と通信する際に、データ通信を開始する開始タイミングを通信端末2との間で取り決める構成であるため、その開始タイミングが到来したときにデータ通信を開始すれば、確実にデータ通信することができ、データ通信のための無駄な動作(例えば、相手の通信端末2がパケットを送出していないタイミングに受信処理を行うなど)を必要としないから、消費電力を抑えられる。
【0018】
上述したポール装置1を用いた応用例としては、次のようなものがある。例えば、図4に示すように、マラソン大会などにおいて、マラソンコース上に適宜数のポール装置1を配置する。各ポール装置1は、大会本部などに設置されたサーバコンピュータ7とLANなどの通信ネットワーク8を介して通信可能に接続され、また、各走者3には、Bluetooth通信機能を備えた腕時計4が装着されている。さらにポール装置1は、腕時計1に付与された端末IDを取得する機能と、自装置1を通過した走者3の数を腕時計4と通信した回数に基づきカウントする機能を実現するためのプログラムと、ゴールに設定された地点の位置情報とを記憶部112に記憶する構成となっている。
【0019】
この構成において、各ポール装置1は、ゴール地点の位置情報に基づいて自装置1の設置位置からゴール位置までの距離および方角を演算する。そして、ポール装置1は、走者3が自装置1の通信サービスエリアを通過するごとに、走者3の腕時計4に対して、近距離無線通信によりゴールまでの距離・方角と、そのポール装置1を通過した走者数(すなわち、その走者3の順位)とを送信する。また、ポール装置1は、通過した走者3が装着している腕時計4の端末IDを近距離無線通信により取得し、この端末ID、腕時計4と通信した通信時刻(すなわち、走者3が通過した通過時刻)および自装置1の位置情報をサーバコンピュータ7に送信する。サーバコンピュータ7は、各ポール装置1から送信されてくるデータを集計することにより、どの走者3が何時にどの付近を通過したかを管理する。具体的には、サーバコンピュータ7は、走者3の走者ID(氏名やゼッケン番号など)ごとに、走者3が装着する腕時計4の端末IDを対応付けて予め記憶しており、各ポール装置1から受信した端末ID、ポール装置1の位置情報、および、通信時刻(通過時刻)を受信することにより、端末IDに対応する走者3が、位置情報により示される地点を通信時刻により示される時刻に通過したことを管理すると共に、各走者3の順位などを管理する。なお、ポール装置1は、走者3が通過するごとに、腕時計4に対してマラソンのスタート時刻からの経過時間も送信するようにしても良い。
【0020】
また他の応用例としては、例えばテーマパークにおいて案内ポストとしてポール装置1を用いることもできる。具体的には、目的場所(例えば迷子案内所やアトラクションの場所など)の位置情報がポール装置1の記憶部112に記憶され、ポール装置1が、この位置情報に基づいて、自装置1の設置位置から目的場所までの距離および方角を演算する構成となっている。この構成により、テーマパークを訪れた客などは、Bluetooth通信機能を備えた通信端末2を用いれば、各ポール装置1から目的場所までの距離および方角を受信することが可能となる。要するに、ポール装置1は、その設置箇所が比較的短期間で変更され、なおかつ、その設置箇所において目的地までの距離などを通信端末に送信するといった用途に応用することが可能である。
【0021】
<変形例・応用例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様であり、本発明の範囲内で任意に変形・応用が可能である。
【0022】
(1)例えば、上述した実施形態において、地中に埋設されて立設する構成のポール装置1について説明したが、これに限らず、建造物の壁面などに吸盤などで固定設置される構成であっても良い。要するに、可搬性を損なうことなく、屋内外に設置可能な構成であれば良い。
【0023】
(2)また例えば、上述した実施形態において、ポール装置1がGPS信号から自装置1の位置を検出する構成について例示したが、これに限らず、例えば、携帯電話機の基地局と通信して、この基地局から自装置1の位置を受信する構成であっても良い。なお、上述した実施形態においては、ポール装置1の構成として、太陽光発電パネル22を備える構成について例示したが、これに限らず、ポール装置1の外部に設けられた電源装置から電力が供給される構成としても良い。
【0024】
(3)上述したポール装置1を用いて次のような応用が可能である。すなわち、ポール装置1が、ポール部10あるいはケーシング部20に、例えば温度センサ、湿度センサあるいは光センサといった、温度、湿度あるいは光量といった物理量を検出する各種のセンサを内蔵し、このセンサのセンサ検出値(検出結果)および検出時刻(あるいは、センサ検出値の時系列変化を記録した検出記録)を無線通信装置104により他の通信端末2に送信するといった応用が可能である。さらに詳述すると、ポール装置1は、センサ検出値および検出時刻、または、検出記録と共に自装置1の位置情報を通信端末2に送信する。これにより、例えば通信端末2を携えたユーザは、適宜の場所に配設されたポール装置1を順次徘徊すれば、各ポール装置1から通信端末2に対してセンサ検出値および検出時刻(または検出記録)と位置情報とが順次送信されるため、どの場所で、どのようなセンサ検出値が得られたかを知ることができる。
また、ポール装置1は、何時に、どのような通信を通信端末2と行ったかを示す通信記録を記憶部112に記憶し、この通信記録を他の通信端末2に送信しても良い。さらにまた、ポール装置1が、当該ポール装置1の移動を検出するセンサ(例えば加速度センサ)を内蔵する構成とし、盗難などにより予期せぬ移動があった場合に、警報音を発したり、他の通信端末2に近距離無線通信により異常を通知したりしても良い。
【0025】
(4)また、ポール装置1を用いて次のような応用も可能である。すなわち、車庫のシャッターやロッカーなどの開閉扉の開閉をポール装置1により制御するといった応用である。具体的には、ポール装置1が既存の赤外線通信や短距離無線通信手段により車庫のシャッター等の開閉扉を制御するコントロール手段を有して構成される。そして、端末IDが付与された通信装置を持つ使用者が通信する際に、ポール装置1に付与されたIDと端末IDとを用いて認証処理を行い、通信相手が正等な機器である場合にだけ、ポール装置1の上記コントロール手段により開閉扉の開閉を指示する命令が発生され、その命令に従って開閉扉の開閉を行う。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信サービスエリアが形成される場所をユーザが容易に移動させることができる通信装置およびポール装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるポール装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同ポール装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】同ポール装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同ポール装置を用いた応用例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ポール装置、2…通信端末、8…通信ネットワーク、7…サーバコンピュータ、10…ポール部、22…太陽光発電パネル、100…制御部、102…GPS受信装置、104…無線通信装置、106…太陽光発電部、108…蓄電部、110…計時部、112…記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内外に設置される通信装置およびポール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、モバイルデータ通信の普及により、街角の至る所に屋外用の通信装置(例えば特許文献1)が固定的に設置されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−145713号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通信装置にあっては、固定的設置構成であるため、ユーザが通信装置を用いて通信サービスエリアを任意の場所に形成するといったことが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、通信サービスエリアが形成される場所をユーザが容易に移動させることができる通信装置およびポール装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、自装置の現在位置を検出する位置検出手段と、通信サービスエリア内の通信端末に対して近距離無線通信により前記現在位置を送信する近距離無線通信手段とを備え、屋内外に設置され、当該設置箇所を移動可能な可搬型である通信装置を提供する。
この通信装置によれば、設置箇所を移動可能な可搬型に構成されているため、ユーザは、通信装置の移動が容易となり、これにより、任意の場所に通信サービスエリアを容易に形成させることができる。
【0006】
ここで、上記構成の通信装置は、物理量を検出するセンサを更に備え、前記近距離無線通信手段は、前記現在位置と共に、前記センサの検出結果を送信する構成が望ましい。この構成によれば、センサとして適宜のセンサを用いることにより、任意の場所における物理量(例えば、温度、湿度あるいは光量など)を検出し、その検出結果を位置情報と共に通信端末に送信することができる。
さらに、上記構成の通信装置は、光電変換により電力を発電する発電手段と、前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段とを更に備える構成が望ましい。この構成によれば、外部装置から電力が供給される必要が無いため、当該通信装置を電源電力の確保を気にせずに任意の箇所に設置することができる。
【0007】
この望ましい構成において、通信装置は、前記通信端末との間で近距離無線通信により通信データの送受を開始する開始タイミングを記憶する記憶手段を更に備え、前記近距離無線通信手段は、前記開始タイミングに合わせて前記近距離無線通信を開始する構成が好ましい。この構成によれば、通信装置は、開始タイミングと同期して他の通信端末とデータ通信すれば良く、データ通信のための無駄な動作が防止されるため消費電力を抑えることができる。
【0008】
また、この好ましい構成において、標準時刻を示す標準時刻情報を受信する標準時刻受信手段と、自装置が計時する時刻情報を、受信された標準時刻情報に基づいて修正する時刻修正手段とを備える構成が好ましい。この構成によれば、通信装置が計時する時刻が正確なものとなるから、上述した開始タイミングと同期した通信をより精度良く実行することが可能となる。
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、地面に立設される可搬型のポール装置において、光電変換により電力を発電する発電手段と、前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段と、自装置の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段によって検出された位置を他の通信端末に近距離無線通信により送信する送信手段とを具備するポール装置を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるポール装置1の外観構成を示す斜視図である。この図に示すように、ポール装置1は、大別すると、ポール部10と、ケーシング部20とを備えている。ポール部10は、下端に向けて先細りする細長い棒状部材であり、このポール部10を地中に埋設あるいは突き刺すことで、ポール装置1が屋外などに立設される。ケーシング部20は、各種電子回路を収容するためのケースであり、ポール部10の上端に設けられている。
【0011】
より具体的には、ケーシング部20は、その基体をなす略直方形状の第1ケーシング20aと、その上面に設けられる第2ケーシング20bと、第1ケーシング20aの下面に設けられる第3ケーシング20cとを備えている。第2ケーシング20bには、図示せぬGPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を受信するGPS受信装置102(後述)が収容され、第3ケーシング20cには、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)により、数十メートル程度の通信サービスエリアを自装置1の周囲に形成し、この通信サービスエリア内の通信端末と近距離無線通信する無線通信装置104(後述)が収容されている。また、第1ケーシング20aの上面には、太陽光発電パネル22が貼り付けられている。第2および第3ケーシング20b、20cの各々は、電波を送受する装置が収容することから、電波を遮蔽することのない部材から形成されている。また、ポール装置1は、上端から下端までが数センチメートルから1メートル程度、横幅が約10センチメートル程度の寸法で構成されており、ユーザによる持ち運び、および、設置箇所の移動が容易となっている。すなわち、ユーザは、このポール装置1が形成する通信サービスエリアを任意の場所に容易に移動させることができる。
【0012】
図2は、ポール装置1の機能的構成を示すブロック図である。同図において、制御部100は、自装置の各部の動作制御や、各種演算を実行するものであり、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えている。GPS受信装置102は、制御部100の制御の下、上述したGPS信号を受信して制御部100に出力するものであり、GPS信号(電波)を受信するためのGPSアンテナ102aの他、アナログ受信信号をデジタル信号に変換するためのRF部やベースバンド部などを備えたGPS信号変換部102bを有している。制御部100は、GPS受信装置102から受け取ったGPS信号に基づいて自装置1の位置情報(経度、緯度)を演算により取得する。
【0013】
無線通信装置104は、制御部100の制御の下、上述したBluetoothあるいは無線LANにより、他の通信端末と近距離無線通信(約数十メートル程度の通信サービスエリア)するものであり、GPS受信装置102と同様に、Bluetoothアンテナ104aの他、アナログ受信信号をデジタル信号に変換するためのRF部やベースバンド部などを備えた無線信号変換部104bを有している。太陽光発電部106は、上述した太陽光発電パネル22にて光電変換され生成された電力を自装置1の各部に供給するものである。また、蓄電部108は、太陽光発電部106にて生成された電力を蓄電するものであり、夜間などには、昼間に蓄電部108に蓄電された電力が自装置1の各部に供給される。ここで、太陽光発電パネル22は、自装置1の各部を動作させるのに十分な電力を生成できる程度の面積を有している。従って、ポール装置1は、外部からの電力供給が不要な構成となっているため、ユーザは、太陽光や電力を生成するに十分強い光が照射する場所であれば、電源の確保を意識せずに任意の場所にポール装置1を設置することができる。
【0014】
次いで、計時部110は、制御部100の制御の下、時刻を計時するものである。ここで、周知の通り、GPS衛星は、原子時計を装備し、UTC(Coordinated Universal Time:世界協定時)に同期して時刻を計時しており、上述のGPS信号には、この世界標準時刻情報も含まれている。そこで、本実施形態では、この世界標準時刻情報に基づいて計時部110が計時する時刻を修正する。具体的には、制御部100は、GPS受信装置102からGPS信号を受け取ると、このGPS信号に含まれる標準時刻情報と、現在地の時差とから現地時間を演算し、この演算結果により計時部110の計時時刻を修正する。これにより、標準時刻に基づいた正確な時刻が計時されることとなる。
【0015】
記憶部112は、各種データ(情報)を記憶するものであり、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)を備えている。記憶部112が記憶するデータには、現在地における世界標準時刻からの時差データや、自装置1と近距離無線通信する相手側通信端末2の端末識別情報(端末ID)などがある。すなわち、本実施形態では、ポール装置1は、記憶部112に記憶された識別情報に対応する通信端末2とのみ通信する。この通信端末2は、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)、携帯型PC(Personal Computer)、腕時計などの携帯型通信端末であって、Bluetooth通信機能を有したものである。ポール装置1は、この通信端末2との間で、自装置1の位置情報や正確な時刻情報などの各種情報を送受する。
【0016】
ここで、ポール装置1の各部においては、無線通信装置104における電力消費が比較的大きい。さらに、無線通信装置104は、非同期通信であるBluetooth規格に従って無線パケット通信することから、通信パケットを送受するための動作回数が同期通信に比べ大きくなり、この無線通信装置104における電力消費量が増大することとなる。一方、上述したように、ポール装置1は、太陽光発電により電力を生成するため、その消費電力を押させる必要がある。そこで、本実施形態では、無線通信装置104による電力消費を抑えるべく、通信端末2と通信を開始する際に、通信開始タイミング(時刻)および通信パケットの送受タイミングを互いに合わせるための処理を行う。すなわち、図3に示すように、ポール装置1は、通信端末2から通信接続要求を受信すると(ステップS1)、この通信端末2に対して通信開始タイミングと、通信パケットの送受タイミング(送信間隔)とを送信する(ステップS2)。そして、ポール装置1と通信端末2とは、通信開始タイミングが到来した時から送受タイミングに従って互いに通信パケットを送受して(ステップS3)、ポール装置1が通信端末2に対して位置情報や時刻情報を送信する。このように、ポール装置1は、通信開始時刻T1以降、送受タイミングT2が到来する毎に間欠的に無線通信装置104を動作させるだけで、非同期通信であっても、通信パケットを確実に送受できるため、無線通信装置104による消費電力を抑えることができる。また、複数のポール装置1がある場合に、各々のポール装置1は、標準時刻に基づいて同じ時刻を計時するため、無線通信装置104は、ある1つのポール装置1と通信の同期をとれば、他のポール装置1との同期通信も可能となる。なお、上記ステップS2において、ポール装置1は、通信端末2が計時する時刻を修正すべく、この通信端末2に対して正確な時刻情報も送信するようにしても良い。
【0017】
以上説明したように、本実施形態のポール装置1によれば、容易に搬送可能な構造となっているため、ユーザは、任意の場所に通信サービスエリアを設けることができる。また、ポール装置1は、通信サービスエリア内の通信端末2と通信する際に、データ通信を開始する開始タイミングを通信端末2との間で取り決める構成であるため、その開始タイミングが到来したときにデータ通信を開始すれば、確実にデータ通信することができ、データ通信のための無駄な動作(例えば、相手の通信端末2がパケットを送出していないタイミングに受信処理を行うなど)を必要としないから、消費電力を抑えられる。
【0018】
上述したポール装置1を用いた応用例としては、次のようなものがある。例えば、図4に示すように、マラソン大会などにおいて、マラソンコース上に適宜数のポール装置1を配置する。各ポール装置1は、大会本部などに設置されたサーバコンピュータ7とLANなどの通信ネットワーク8を介して通信可能に接続され、また、各走者3には、Bluetooth通信機能を備えた腕時計4が装着されている。さらにポール装置1は、腕時計1に付与された端末IDを取得する機能と、自装置1を通過した走者3の数を腕時計4と通信した回数に基づきカウントする機能を実現するためのプログラムと、ゴールに設定された地点の位置情報とを記憶部112に記憶する構成となっている。
【0019】
この構成において、各ポール装置1は、ゴール地点の位置情報に基づいて自装置1の設置位置からゴール位置までの距離および方角を演算する。そして、ポール装置1は、走者3が自装置1の通信サービスエリアを通過するごとに、走者3の腕時計4に対して、近距離無線通信によりゴールまでの距離・方角と、そのポール装置1を通過した走者数(すなわち、その走者3の順位)とを送信する。また、ポール装置1は、通過した走者3が装着している腕時計4の端末IDを近距離無線通信により取得し、この端末ID、腕時計4と通信した通信時刻(すなわち、走者3が通過した通過時刻)および自装置1の位置情報をサーバコンピュータ7に送信する。サーバコンピュータ7は、各ポール装置1から送信されてくるデータを集計することにより、どの走者3が何時にどの付近を通過したかを管理する。具体的には、サーバコンピュータ7は、走者3の走者ID(氏名やゼッケン番号など)ごとに、走者3が装着する腕時計4の端末IDを対応付けて予め記憶しており、各ポール装置1から受信した端末ID、ポール装置1の位置情報、および、通信時刻(通過時刻)を受信することにより、端末IDに対応する走者3が、位置情報により示される地点を通信時刻により示される時刻に通過したことを管理すると共に、各走者3の順位などを管理する。なお、ポール装置1は、走者3が通過するごとに、腕時計4に対してマラソンのスタート時刻からの経過時間も送信するようにしても良い。
【0020】
また他の応用例としては、例えばテーマパークにおいて案内ポストとしてポール装置1を用いることもできる。具体的には、目的場所(例えば迷子案内所やアトラクションの場所など)の位置情報がポール装置1の記憶部112に記憶され、ポール装置1が、この位置情報に基づいて、自装置1の設置位置から目的場所までの距離および方角を演算する構成となっている。この構成により、テーマパークを訪れた客などは、Bluetooth通信機能を備えた通信端末2を用いれば、各ポール装置1から目的場所までの距離および方角を受信することが可能となる。要するに、ポール装置1は、その設置箇所が比較的短期間で変更され、なおかつ、その設置箇所において目的地までの距離などを通信端末に送信するといった用途に応用することが可能である。
【0021】
<変形例・応用例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様であり、本発明の範囲内で任意に変形・応用が可能である。
【0022】
(1)例えば、上述した実施形態において、地中に埋設されて立設する構成のポール装置1について説明したが、これに限らず、建造物の壁面などに吸盤などで固定設置される構成であっても良い。要するに、可搬性を損なうことなく、屋内外に設置可能な構成であれば良い。
【0023】
(2)また例えば、上述した実施形態において、ポール装置1がGPS信号から自装置1の位置を検出する構成について例示したが、これに限らず、例えば、携帯電話機の基地局と通信して、この基地局から自装置1の位置を受信する構成であっても良い。なお、上述した実施形態においては、ポール装置1の構成として、太陽光発電パネル22を備える構成について例示したが、これに限らず、ポール装置1の外部に設けられた電源装置から電力が供給される構成としても良い。
【0024】
(3)上述したポール装置1を用いて次のような応用が可能である。すなわち、ポール装置1が、ポール部10あるいはケーシング部20に、例えば温度センサ、湿度センサあるいは光センサといった、温度、湿度あるいは光量といった物理量を検出する各種のセンサを内蔵し、このセンサのセンサ検出値(検出結果)および検出時刻(あるいは、センサ検出値の時系列変化を記録した検出記録)を無線通信装置104により他の通信端末2に送信するといった応用が可能である。さらに詳述すると、ポール装置1は、センサ検出値および検出時刻、または、検出記録と共に自装置1の位置情報を通信端末2に送信する。これにより、例えば通信端末2を携えたユーザは、適宜の場所に配設されたポール装置1を順次徘徊すれば、各ポール装置1から通信端末2に対してセンサ検出値および検出時刻(または検出記録)と位置情報とが順次送信されるため、どの場所で、どのようなセンサ検出値が得られたかを知ることができる。
また、ポール装置1は、何時に、どのような通信を通信端末2と行ったかを示す通信記録を記憶部112に記憶し、この通信記録を他の通信端末2に送信しても良い。さらにまた、ポール装置1が、当該ポール装置1の移動を検出するセンサ(例えば加速度センサ)を内蔵する構成とし、盗難などにより予期せぬ移動があった場合に、警報音を発したり、他の通信端末2に近距離無線通信により異常を通知したりしても良い。
【0025】
(4)また、ポール装置1を用いて次のような応用も可能である。すなわち、車庫のシャッターやロッカーなどの開閉扉の開閉をポール装置1により制御するといった応用である。具体的には、ポール装置1が既存の赤外線通信や短距離無線通信手段により車庫のシャッター等の開閉扉を制御するコントロール手段を有して構成される。そして、端末IDが付与された通信装置を持つ使用者が通信する際に、ポール装置1に付与されたIDと端末IDとを用いて認証処理を行い、通信相手が正等な機器である場合にだけ、ポール装置1の上記コントロール手段により開閉扉の開閉を指示する命令が発生され、その命令に従って開閉扉の開閉を行う。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、通信サービスエリアが形成される場所をユーザが容易に移動させることができる通信装置およびポール装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるポール装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同ポール装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】同ポール装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】同ポール装置を用いた応用例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ポール装置、2…通信端末、8…通信ネットワーク、7…サーバコンピュータ、10…ポール部、22…太陽光発電パネル、100…制御部、102…GPS受信装置、104…無線通信装置、106…太陽光発電部、108…蓄電部、110…計時部、112…記憶部
Claims (6)
- 自装置の現在位置を検出する位置検出手段と、
通信サービスエリア内の通信端末に対して近距離無線通信により前記現在位置を送信する近距離無線通信手段とを備え、
屋内外に設置され、当該設置箇所を移動可能な可搬型である
ことを特徴とする通信装置。 - 物理量を検出するセンサを更に備え、
前記近距離無線通信手段は、前記現在位置と共に、前記センサの検出結果を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 光電変換により電力を発電する発電手段と、
前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。 - 前記通信端末との間で近距離無線通信により通信データの送受を開始する開始タイミングを記憶する記憶手段を更に備え、
前記近距離無線通信手段は、前記開始タイミングに合わせて前記近距離無線通信を開始する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置。 - 標準時刻を示す標準時刻情報を受信する標準時刻受信手段と、
自装置が計時する時刻情報を、受信された標準時刻情報に基づいて修正する時刻修正手段と
を具備することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。 - 地面に立設される可搬型のポール装置において、
光電変換により電力を発電する発電手段と、
前記発電手段により発電された電力を蓄電する蓄電手段と、
自装置の現在位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段によって検出された位置を通信サービスエリア内の通信端末に近距離無線通信により送信する送信手段と
を具備することを特徴とするポール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005404A JP2004221818A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 通信装置およびポール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003005404A JP2004221818A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 通信装置およびポール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004221818A true JP2004221818A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32896065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003005404A Pending JP2004221818A (ja) | 2003-01-14 | 2003-01-14 | 通信装置およびポール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004221818A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093494A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Seiko Precision Inc | 時刻同期システム、計時機器、および、送信タイミング制御方法 |
-
2003
- 2003-01-14 JP JP2003005404A patent/JP2004221818A/ja active Pending
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