JP2004221737A - 送信電力制御装置 - Google Patents

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善宏 金崎
Hiroteru Hagiwara
裕照 萩原
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Abstract

【課題】送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信する移動体通信システムにも適用することができる送信電力制御装置を提供する。
【解決手段】更新前後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号の変化量を求め、その変化量が閾値未満の場合はバイアス生成部3を選択し、更に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力すると共に利得制御信号を可変利得増幅器2に入力し、上記変化量が閾値以上の場合はバイアス制御信号と直流電源4の直流電圧とからバイアス電圧の変化量を算出し、その変化量を用いて利得補正値を算出して利得制御信号に加算し、更に直流電源4を選択し、その直流電圧を電力増幅器1に入力し、更にバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力すると共に利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やPHS(Personal Handy−Phone System)などの無線通信装置に用いて好適な送信電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述した無線通信装置に用いられる送信電力制御装置では、低消費電力を目的として、送信電力値に応じて送信電力増幅器のバイアス制御を行うことが行われている。バイアス制御とは、送信電力に応じて送信電力増幅器のバイアス点を変化させることである。すなわち、送信電力を低減させる場合は送信電力増幅器の動作電流が少なくなる方向にバイアス点を設定し、逆に送信電力を増加させる場合は送信電力増幅器の動作電流が多くなる方向に設定する。バイアス制御を行うことで最適な動作電流を設定でき、電力消費の効率化が可能となる。
【0003】
一方、送信電力制御装置のバイアス制御回路にノイズや送信波が混入すると、出力に歪み成分や雑音成分が発生したり、送信電力増幅器に発振現象が生じてしまうことがあるので、従来は送信電力制御装置のバイアス点を制御する制御信号線上にフィルタを挿入してノイズや送信波を除去するようにしている。
【0004】
但し、フィルタを挿入することで制御信号の時定数が大きくなることから、バイアス制御信号に過渡応答が生じて、これに起因する電力増幅器の変調歪みの劣化に伴う回線品質の低下が起きる。この対策として、送信電力を増加させる場合に、まずバイアス信号を変化させてバイアス信号が一定値となった後に送信電力を変化させ、逆に送信電力を減少させる場合に、送信電力の減少と同時又はそれ以降にバイアス信号を変化させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図12は、上記特許文献1に開示された送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。この図に示す送信電力制御装置は、可変減衰器1002と、バイアス電圧生成部1003と、送信電力制御部1004とから構成されている。可変減衰器1002は、減衰量制御信号に対応した減衰を入力信号に与えるものである。可変減衰器1002で減衰された入力信号が電力増幅器1001に入力される。電力増幅器1001は、半導体素子を備え、入力信号を電力増幅して送信信号として出力する。
【0006】
送信電力制御部1004には、種々の送信電力制御情報に対応して予め設定された減衰量制御信号とバイアス制御信号との組み合わせが書き込まれたテーブルが内蔵されており、送信電力制御情報が入力されたときに、そのときの送信電力制御情報に対応する減衰量制御信号とバイアス制御信号とが出力される。バイアス電圧生成部1003は、送信電力制御部1004より入力されるバイアス制御信号に対応したバイアス電圧を生成して電力増幅器1001に入力する。特に、送信信号の電力を変化させるときに電力増幅器1001が定められたバックオフ(出力最大振幅レベルと出力飽和電力レベルとの差であり、A級やAB級増幅器の動作点を表現するために使用される)を確保できるように、予め指定されたタイミングで可変減衰器1002の出力及びバイアス電圧を電力増幅器1001に印加する。
【0007】
例えば、図13のタイムチャートに示すように、電力増幅器1001の送信電力を増加させる場合は、送信電力を増加させるta点よりt1時間手前でバイアス電圧を高くして電力増幅器1001の飽和レベルを高くし、t1時間後に入力信号のレベルを高くする。逆に、電力増幅器1001の送信電力を減少させる場合には、tb点で送信電力の減少と同時又はそれ以降のt2時間後にバイアス電圧を低くするようにする。以上のような制御を行うことで変調歪みの劣化を防ぎ、回線品質に影響を与えずに送信電力の変化に対応して電力増幅器1001の消費電流を変化させることが可能となる。
【0008】
【特許文献1】
特開平4−277909号公報(第3頁、第4頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の送信電力制御装置においては、次のような問題があった。すなわち、電力増幅器1001の変調歪みの劣化に伴う回線品質の低下を防ぐため、送信電力を増加させる場合にはバイアス電圧を変化させてその値が一定値となった後に送信電力を変化させるようにしており、また送信電力を減少させる場合には送信電力の減少と同時又はそれ以降にバイアス電圧を変化させるようにしている。しかし、このようにすることで、時間損失が生じ、送信電力値の変更(減衰量制御)とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う通信方式には採用することができない。
【0010】
また、送信電力値の変更とバイアス制御を行うためのタイミングを調整するタイミング調整手段が必要であり、その分、コスト高になる。
【0011】
本発明は、係る点に鑑みてなされたものであり、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにも適用することができ、また送信電力値の変更とバイアス制御を行うためのタイミングを調整するタイミング調整手段を必要としない送信電力制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の送信電力制御装置は、利得制御信号によって設定される利得で入力信号を増幅する可変利得増幅手段と、前記可変利得増幅手段で増幅された入力信号を増幅する電力増幅手段とを制御する送信電力制御装置であって、直流電圧を出力する直流電圧出力手段と、前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧よりバイアス制御信号に対応したバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧又は前記バイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧のいずれか一方を選択してバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力する選択手段と、変調歪みと電源効率とを考慮した最適バイアス電圧に対応するバイアス制御信号を送信電力制御情報に対応して記憶した第1の記憶手段と、送信電力との関係が線形に変化し、送信電力制御情報に対応した前記可変利得増幅手段に与える利得制御信号を記憶した第2の記憶手段と、送信電力制御情報が入力されると、入力された送信電力制御情報を基に前記第1の記憶手段よりバイアス制御信号を読み出して前記バイアス電圧生成手段に入力し、また前記第2の記憶手段より利得制御信号を読み出して前記可変利得増幅手段に入力する送信電力制御手段とを具備し、前記送信電力制御手段は、入力された送信電力制御情報に対応したバイアス電圧の変化量に基づいて前記選択手段を制御し、前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧又は前記バイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧のいずれか一方をバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力することを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、送信電力制御情報とバイアス制御信号のタイミングをずらすことなく同時でも、バイアス電圧の変化量によってバイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧と直流電源から出力される直流電圧のいずれかを選択することにより、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにも適用可能となる。また、送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させる従来の送信電力制御装置が必要とするタイミング調整手段を必要としない。また、送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させないことから、消費電力の削減が可能となる。
【0014】
請求項2に係る発明の送信電力制御装置は、請求項1に係る発明の送信電力制御装置において、バイアス電圧に対応した前記電力増幅手段の利得を記憶した第3の記憶手段を更に具備し、前記送信電力制御手段は、更新前の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号から更新後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号への変化量を求め、その変化量が所定の閾値未満の場合は、前記選択手段を前記バイアス電圧生成手段側に切り替え、更に前記第1の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号を前記バイアス電圧生成手段に入力し、また前記第2の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応した利得制御信号を前記可変利得増幅手段に入力し、前記バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合は、前記第1の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号と前記直流電圧出力手段の直流電圧とからバイアス電圧の変化量を算出し、算出したバイアス電圧の変化量を用いて前記第3の記憶手段を参照して利得補正値を算出し、算出した利得補正値を利得制御信号に加算し、次いで前記選択手段を前記直流電圧出力手段側に切り替える制御を行い、前記直流電圧出力手段の直流電圧をバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力し、更に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号を前記バイアス電圧生成手段に入力すると共に、利得制御信号を前記可変利得増幅手段に入力することを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、送信電力制御情報の入力タイミングに対してバイアス制御信号の出力タイミングを同じにしても、バイアス電圧の変化量が小さい場合にはバイアス電圧生成手段からのバイアス電圧を使用し、バイアス電圧の変化量が大きい場合には直流電圧出力手段からの直流電圧を使用するので、電力増幅手段の変調歪みの劣化と回線品質の劣化を防止することができ、またバイアス電圧の過渡応答を防止できるので、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにも適用することが可能となる。更に送信電力値の変更とバイアス制御を行うためのタイミングを調整するタイミング調整手段を必要とせず、また送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させないことから、消費電力の削減が可能となる。
【0016】
請求項3に係る発明の送信電力制御装置は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る発明の送信電力制御装置において、バイアス電圧の変化方向を判定する増減判定手段を更に具備し、前記送信電力制御手段は、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上でもバイアス電圧が減少する場合には、バイアス電圧の更新を行わないことを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上でもバイアス電圧が増加する場合には、直流電圧出力手段の直流電圧をバイアス電圧として電力増幅手段に入力すると共に、利得補正した利得制御信号を可変利得増幅手段に入力し、バイアス電圧が減少する場合には、バイアス電圧生成手段で生成したバイアス電圧を電力増幅手段に入力すると共に、利得補正した利得制御信号を可変利得増幅手段に入力するので、上記請求項1又は請求項2のいずれかに係る発明の送信電力制御装置よりも更にバイアス電圧の過渡応答を防止できる。
【0018】
請求項4に係る発明の送信電力制御装置は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る発明の送信電力制御装置において、前記直流電圧出力手段を含む、出力電圧値の異なる複数の直流電圧出力手段と、前記複数の直流電圧出力手段のいずれか1つを択一的に選択する選択手段とを更に具備し、前記送信電力制御手段は、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合には、前記複数の直流電圧出力手段のうち、更新後の送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号レベル以上でかつ最も電圧差の小さいものを選択することを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合には、複数の直流電圧出力手段のうち、更新後の送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号レベル以上でかつ最も電圧差の小さいものを選択するので、上記請求項1又は請求項2のいずれかに係る発明の送信電力制御装置よりも更にバイアス電圧の過渡応答を防止できる。
【0020】
請求項5に係る発明の移動端末は、請求項1乃至請求項4のいずれかに係る発明の送信電力制御装置を具備することを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔がより短い間隔で送信を行う移動体通信システムにおいても、変調歪みの劣化が無く、回線品質が低下しない移動端末を提供できる。
【0022】
請求項6に係る発明の基地局は、請求項1乃至請求項4のいずれかに係る発明の送信電力制御装置を具備することを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにおいても、変調歪みの劣化が無く、回線品質が低下しない基地局を提供できる。
【0024】
請求項7に係る発明の移動体通信システムは、請求項5に係る発明の移動端末と、請求項6に係る発明の基地局とを具備することを特徴とする。
【0025】
この構成によれば、変調歪みの劣化が無く、回線品質が低下しない移動体通信システムを実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。この図において、本実施の形態に係る送信電力制御装置は、可変利得増幅器2と、電力増幅器1に与えるバイアス電圧を生成するバイアス生成部3と、直流電源4と、フィルタ5と、スイッチ6と、送信電力制御部7とを備えている。可変利得増幅器2は、電力増幅器1の入力側に直列に接続され、送信電力制御部7より入力される利得制御信号によって利得を変更する。
【0028】
バイアス生成部3は、直流電源(例えば、携帯無線装置の電池)4から出力される直流電圧から送信電力制御部7より入力されるバイアス制御信号に対応したバイアス電圧を生成するものであり、例えばDC/DCコンバータ、リニアレギュレータ、演算増幅器などの電圧制御装置から構成される。この場合、バイアス電圧は直流電源4の電圧以下となる。バイアス生成部3で生成されたバイアス電圧が電力増幅器1の図示せぬトランジスタにコレクタ電圧Vccとして印加される。
【0029】
フィルタ5は、バイアス生成部3で生成されたバイアス電圧中に含まれる雑音を除去するものであり、例えばインダクタ、キャパシタからなる。スイッチ6は、バイアス電圧の供給源として、バイアス生成部3で生成されたバイアス電圧又は直流電源4から出力される直流電圧のいずれかを選択するものであり、例えばFETのゲート電圧のオン/オフによって導通状態と非導通状態を切り替える。
【0030】
送信電力制御部7は、図示せぬディジタル−アナログ変換器を備えており、利得制御信号、バイアス制御信号及び切替信号を生成する。また、送信電力制御部7には、送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号(電力増幅器1のバイアス電圧に対応する)を格納したバイアス制御信号テーブル8と、送信電力制御情報に対応した可変利得増幅器2の利得制御信号を格納した利得制御信号テーブル9と、バイアス電圧に対応した電力増幅器1の利得を格納した利得偏差テーブル10とを備えている。
【0031】
利得制御信号テーブル9は、例えば図2に示すように利得制御信号レベルと送信電力レベルの関係が線形に変化するものとする。バイアス制御信号テーブル8には、変調歪みと電源効率とを考慮した最適バイアス電圧に対応するバイアス制御信号が送信電力制御情報に対応して格納されており、例えば図3に示すような電力増幅器1のバイアス電圧と送信電力レベルの関係となる。利得偏差テーブル10は、例えば図4に示すようなバイアス電圧と電力増幅器1の利得の関係となる。
【0032】
以上のように構成された送信電力制御装置の動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0033】
送信電力制御部7は、入力された送信電力制御情報を読み込む(ステップS101)。そして、読み込んだ送信電力制御情報に対応する利得制御信号を利得制御信号テーブル9から読み込み、更に送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号をバイアス制御信号テーブル8から読み込む(ステップS102)。利得制御信号とバイアス制御信号を読み込んだ後、更新前の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号から更新後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号への変化量を算出する(ステップS103)。
【0034】
そして、バイアス制御信号の変化量の絶対値が所定の閾値未満か否かを判定する(ステップS104)。この判定において、バイアス制御信号の変化量の絶対値が所定の閾値未満の場合は、スイッチ6をバイアス生成部3側に切り替えるための切替信号を出力し、更にバイアス制御信号テーブル8から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力し、また利得制御信号テーブル9より読み込んだ送信電力制御情報に対応した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS105)。なお、このときの閾値は、バイアス電圧の過渡応答により生じる回線品質の劣化が移動体通信システムの許容範囲以内となるよう決定される。
【0035】
一方、ステップS104の判定において、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上と判定した場合には、バイアス制御信号テーブル8から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号と直流電源4の直流電圧とからバイアス電圧の変化量を算出し、算出したバイアス電圧の変化量を用いて利得偏差テーブル10を参照して利得補正値を算出する(ステップS106)。そして、算出した利得補正値を利得制御信号に加算する(ステップS107)。次に、スイッチ6を直流電源4側に切り替える制御を行い、直流電源4の直流電圧をバイアス電圧として電力増幅器1に印加し、更に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力すると共に、利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS108)。以上のフローチャートに示す処理を送信電力制御情報が更新される毎に行う。
【0036】
タイミングチャートを用いて上記動作を示すと、バイアス電圧の変化量が所定の閾値以上の場合は図6に示すようになり、所定の閾値未満の場合には図7に示すようになる。すなわち、送信電力の変化が大きい場合は、直流電源4の直流電圧がバイアス電圧として電力増幅器1に印加され、送信電力の変化が小さい場合は、バイアス生成部3で生成されたバイアス電圧が電力増幅器1に印加される。
【0037】
このように、本実施の形態に係る送信電力制御装置によれば、送信電力制御情報の入力タイミングに対してバイアス制御信号の出力タイミングを同じにしても、バイアス電圧の変化量が小さい場合にはバイアス生成部3からのバイアス電圧を使用し、バイアス電圧の変化量が大きい場合には直流電源4からの直流電圧を使用することにより、電力増幅器1の変調歪みの劣化と回線品質の劣化を防止することができる。また、バイアス電圧の過渡応答を防止できるので、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにも適用することが可能となる。更に送信電力値の変更とバイアス制御を行うためのタイミングを調整するタイミング調整手段を必要としない。また、送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させないことから、消費電力の削減が可能となる。
【0038】
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る送信電力制御装置は、バイアス電圧の変化方向を判定する増減判定部12を備えた送信電力制御部11を具備する点が、上述した実施の形態1に係る送信電力制御装置と相違している。
【0039】
本実施の形態に係る送信電力制御装置の動作について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0040】
送信電力制御部11は、入力された送信電力制御情報を読み込むと(ステップS201)、利得制御信号テーブル9から送信電力制御情報に対応する利得制御信号を読み込み、更にバイアス制御信号テーブル8から送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号を読み込む(ステップS202)。利得制御信号とバイアス制御信号を読み込んだ後、更新前の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号から更新後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号への変化量を算出する(ステップS203)。
【0041】
そして、算出したバイアス制御信号の変化量の絶対値が所定の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS204)。この判定において、バイアス制御信号の変化量の絶対値が所定の閾値未満の場合は、スイッチ6をバイアス生成部3側に切り替えるための切替信号を出力し、更に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力し、また送信電力制御情報に対応した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS205)。なお、このときの閾値は、バイアス電圧の過渡応答により生じる回線品質の劣化が移動体通信システムの許容範囲以内となるよう決定される。
【0042】
一方、ステップS204の判定において、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上である場合、増減判定部12の判定結果に基づいてバイアス電圧が増加するか否かを判定する(ステップS206)。この判定において、バイアス電圧が増加すると判定した場合は、バイアス制御信号テーブル8から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号と直流電源4の直流電圧とからバイアス電圧の変化量を算出し、算出したバイアス電圧の変化量を用いて利得偏差テーブル10を参照して利得補正値を算出する(ステップS207)。そして、算出した利得補正値を利得制御信号に加算する(ステップS208)。次に、スイッチ6を直流電源4側に切り替える制御を行い、直流電源4の直流電圧をバイアス電圧として電力増幅器1に印加し、更に利得補正した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS209)。
【0043】
ステップS206の判定において、バイアス電圧が減少すると判定した場合には、今回の送信電力制御情報の更新によるバイアス電圧の変化量を用いて利得偏差テーブル10を参照して利得補正値を算出する(ステップS210)。そして、算出した利得補正値を利得制御信号に加算する(ステップS211)。次に、スイッチ6をバイアス生成部3側に切り替える制御を行い、また利得補正した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS212)。すなわち、バイアス制御信号の更新を行わず前回更新時の値を用いる。以上のフローチャートに示す処理を送信電力制御情報が更新される毎に行う。
【0044】
このように、本実施の形態に係る送信電力制御装置によれば、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上でもバイアス電圧が増加する場合には、直流電源4の直流電圧をバイアス電圧として電力増幅器1に入力すると共に、利得補正した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力し、バイアス電圧が減少する場合には、バイアス生成部3で生成したバイアス電圧を電力増幅器1に入力すると共に、利得補正した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力するので、上述した実施の形態1に係る送信電力制御装置よりも更にバイアス電圧の過渡応答を防止できる。
【0045】
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る送信電力制御装置は、第2直流電源16と、直流電源4及び16を選択する電源選択部14を備えた送信電力制御部13と、直流電源4と第2直流電源16の切り替えを行うスイッチ15とを備えている点が、実施の形態1に係る送信電力制御装置と異なっている。第2直流電源16は、例えば直流電源4からレギュレータにより生成される電圧である。
【0046】
本実施の形態に係る送信電力制御装置の動作について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0047】
送信電力制御部13は、入力された送信電力制御情報を読み込む(ステップS301)。次いで、送信電力制御情報に対応する利得制御信号を利得制御信号テーブル9から読み込み、続けて送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号をバイアス制御信号テーブル8から読み込む(ステップS302)。利得制御信号とバイアス制御信号を読み込んだ後、更新前の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号から更新後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号への変化量を算出する(ステップS303)。
【0048】
そして、算出したバイアス制御信号の変化量の絶対値が閾値未満かどうかを判定する(ステップS304)。この判定において、バイアス制御信号の変化量の絶対値が閾値未満である場合には、スイッチ15をバイアス生成部3側に切り替える制御を行い、また同時に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号をバイアス生成部3に入力し、更に送信電力制御情報に対応した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS305)。なお、このときの閾値は、バイアス電圧の過渡応答により生じる回線品質の劣化が移動体通信システムの許容範囲以内となるよう決定される。
【0049】
一方、ステップS304の判定において、算出したバイアス制御信号の変化量が閾値以上の場合には、電源選択部14が、更新後の送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号レベル以上でかつ最も電圧差の小さい直流電源を直流電源4又は第2直流電源16のいずれかから選択する。この選択が行われた後、送信電力制御部13がバイアス制御信号テーブル8に格納されたバイアス制御信号と電源選択部14が選択した直流電源の直流電圧とから算出されるバイアス電圧の変化量を用いて利得偏差テーブル10を参照し、利得補正値を算出する(ステップS306)。そして、算出した利得補正値を利得制御信号に加算する(ステップS307)。その後、スイッチ15を電源選択部14が選択した直流電源を選択するように制御を行い、電源選択部14が選択した直流電源をバイアス電圧として電力増幅器1に入力すると共に、送信電力制御情報に対応した利得制御信号を可変利得増幅器2に入力する(ステップS308)。以上のフローチャートに示す処理を送信電力情報が更新される毎に行う。
【0050】
このように、本実施の形態に係る送信電力制御装置によれば、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合には、直流電源4又は第2直流電源16のうち、更新後の送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号レベル以上でかつ最も電圧差の小さい方を選択するので、上述した実施の形態1に係る送信電力制御装置よりも更にバイアス電圧の過渡応答を防止できる。
【0051】
なお、上記実施の形態1〜3では、電力増幅器1の半導体増幅素子としてバイポーラトランジスタを用いた場合について記述したが、FET(電界効果トランジスタ)を使用することも可能であり、バイポーラトランジスタのベース、エミッタ、コレクタという用語はそれぞれFETのゲート、ソース、ドレインに相当し、逆もまた同様である。
【0052】
また、上記実施の形態1〜3では、電力増幅器1のコレクタ電圧Vccのみを制御するようにしたが、複数のバイアス電圧を制御する場合においても適用可能である。
【0053】
また、上記実施の形態1〜3では、バイアス電圧と送信電力の関係が線形又は線形で十分近似できる場合には、バイアス電圧の供給源を切り替える閾値として、バイアス電圧の代わりに送信電力を用いてもよい。
【0054】
また、上記実施の形態3では、直流電源4と第2直流電源16の2つの電源を設けたが、電源の数は2つに限定されるものではなく、2つ以上を設けてもよい。
【0055】
また、上記実施の形態1〜3は、移動体通信システムの移動端末や基地局に用いて好適である。
【0056】
【発明の効果】
本発明の送信電力制御装置によれば、送信電力制御情報とバイアス制御信号のタイミングをずらすことなく同時でも、バイアス電圧の変化量によってバイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧と直流電源から出力される直流電圧のいずれかを選択することにより、送信電力値の変更とバイアス制御を行うタイミングの間隔より短い間隔で送信を行う移動体通信システムにも適用可能となる。また、送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させる従来の送信電力制御装置が必要とするタイミング調整手段を必要としない。また、送信電力を変更する前に予めバイアス電圧を変化させないことから、消費電力の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の利得制御信号テーブルの基になる利得制御信号レベル−送信電力レベルの特性図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置のバイアス制御信号テーブルの基になる送信電力レベル−バイアス電圧の特性図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の利得偏差テーブルの基になるバイアス電圧−電力増幅器の利得の特性図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置の直流電源を選択したときの動作を説明するためのタイムチャートである。
【図7】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御装置のバイアス生成部を選択したときの動作を説明するためのタイムチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る送信電力制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態3に係る送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る送信電力制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】従来の送信電力制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の送信電力制御装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 電力増幅器
2 可変利得増幅器
3 バイアス生成部
4 直流電源
5 フィルタ
6、15 スイッチ
7、11、13 送信電力制御部
8 バイアス制御信号テーブル
9 利得制御信号テーブル
10 利得偏差テーブル
12 増減判定部
14 電源選択部
16 第2直流電源

Claims (7)

  1. 利得制御信号によって設定される利得で入力信号を増幅する可変利得増幅手段と、前記可変利得増幅手段で増幅された入力信号を増幅する電力増幅手段とを制御する送信電力制御装置であって、
    直流電圧を出力する直流電圧出力手段と、
    前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧よりバイアス制御信号に対応したバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、
    前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧又は前記バイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧のいずれか一方を選択してバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力する選択手段と、
    変調歪みと電源効率とを考慮した最適バイアス電圧に対応するバイアス制御信号を送信電力制御情報に対応して記憶した第1の記憶手段と、
    送信電力との関係が線形に変化し、送信電力制御情報に対応した前記可変利得増幅手段に与える利得制御信号を記憶した第2の記憶手段と、
    送信電力制御情報が入力されると、入力された送信電力制御情報を基に前記第1の記憶手段よりバイアス制御信号を読み出して前記バイアス電圧生成手段に入力し、また前記第2の記憶手段より利得制御信号を読み出して前記可変利得増幅手段に入力する送信電力制御手段とを具備し、
    前記送信電力制御手段は、入力された送信電力制御情報に対応したバイアス電圧の変化量に基づいて前記選択手段を制御し、前記直流電圧出力手段より出力される直流電圧又は前記バイアス電圧生成手段で生成されるバイアス電圧のいずれか一方をバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力することを特徴とする送信電力制御装置。
  2. バイアス電圧に対応した前記電力増幅手段の利得を記憶した第3の記憶手段を更に具備し、前記送信電力制御手段は、更新前の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号から更新後の送信電力制御情報に対応するバイアス制御信号への変化量を求め、その変化量が所定の閾値未満の場合は、前記選択手段を前記バイアス電圧生成手段側に切り替え、更に前記第1の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号を前記バイアス電圧生成手段に入力し、また前記第2の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応した利得制御信号を前記可変利得増幅手段に入力し、前記バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合は、前記第1の記憶手段から読み込んだ送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号と前記直流電圧出力手段の直流電圧とからバイアス電圧の変化量を算出し、算出したバイアス電圧の変化量を用いて前記第3の記憶手段を参照して利得補正値を算出し、算出した利得補正値を利得制御信号に加算し、次いで前記選択手段を前記直流電圧出力手段側に切り替える制御を行い、前記直流電圧出力手段の直流電圧をバイアス電圧として前記電力増幅手段に入力し、更に送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号を前記バイアス電圧生成手段に入力すると共に、利得制御信号を前記可変利得増幅手段に入力することを特徴とする請求項1に記載の送信電力制御装置。
  3. バイアス電圧の変化方向を判定する増減判定手段を更に具備し、前記送信電力制御手段は、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上でもバイアス電圧が減少する場合には、バイアス電圧の更新を行わないことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の送信電力制御装置。
  4. 前記直流電圧出力手段を含む、出力電圧値の異なる複数の直流電圧出力手段と、前記複数の直流電圧出力手段のいずれか1つを択一的に選択する選択手段とを更に具備し、前記送信電力制御手段は、バイアス制御信号の変化量が所定の閾値以上の場合には、前記複数の直流電圧出力手段のうち、更新後の送信電力制御情報に対応したバイアス制御信号レベル以上でかつ最も電圧差の小さいものを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の送信電力制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の送信電力制御装置を具備することを特徴とする移動端末。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の送信電力制御装置を具備することを特徴とする基地局。
  7. 請求項5に記載の移動端末と、請求項6に記載の基地局とを具備することを特徴とする移動体通信システム。
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