JP2004218749A - Unit bearing - Google Patents

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JP2004218749A
JP2004218749A JP2003007334A JP2003007334A JP2004218749A JP 2004218749 A JP2004218749 A JP 2004218749A JP 2003007334 A JP2003007334 A JP 2003007334A JP 2003007334 A JP2003007334 A JP 2003007334A JP 2004218749 A JP2004218749 A JP 2004218749A
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unit bearing
outer race
casing
engaging
pair
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JP2003007334A
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Hirotake Ito
大岳 伊藤
Motoaki Kimura
元昭 木村
Tatsuyoshi Suganuma
立至 菅沼
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general
    • F16C2361/61Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H48/42Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
    • F16H2048/423Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement

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  • Retarders (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a unit bearing capable of suppressing the increase of the weight of a device provided with the unit bearing and suppressing the increase of cost. <P>SOLUTION: This unit bearing 23 is provided with a pair of inner races 25a, 25b, an outer race 26 provided in common for both inner races 25a, 25b and fixed to parts 10a, 10b constituting a casing, and two rows of roller bodies composed of tapered rollers 27 arranged among each inner race 25a, 25b and the outer race 26. A pair of engaging parts 28a, 28b nipping engaging projecting parts 10c formed in the parts 10a, 10b in the axial direction are formed at the outer periphery of the outer race 26. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&amp;NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はケーシングに対して回転体を回転可能に支持するユニットベアリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ケーシングに対して回転体を支持するベアリングを取り付ける構造として、特許文献1に示されるように、2つのローラ体列を含むユニットベアリングを用いた構造のものが提案されている。このユニットベアリングは、2つのインナーレースと、半径方向において円筒状のケーシング内に支持されている共通のアウターレースとを備えている。アウターレースには、ケーシングの軸方向の支持面に半径方向のフランジが形成されており、半径方向のフランジを固定フランジとしてアウターレースをケーシング内で軸方向に固定するようにしている。このユニットベアリングによれば、例えば、ケーシングのために軽金属を使用した場合、熱変動が大きいことからケーシングがユニットベアリングのアウターレースよりも伸びたり、縮んだりした場合、アウターレースが妨げられることなくケース孔内で伸びることも縮むことも可能である。
【0003】
【特許文献1】
特開昭55−20995号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1のユニットベアリングでは、複数のボルトによりアウターレースをケーシングに締結する構成であるため、ボルトの増加により大重量化するとともに、製造に手間を要し、製造コストがアップするという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ユニットベアリングを取り付けた装置の大重量化を抑制することができるとともに、コストアップを抑制することができるユニットベアリングを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、回転体のシャフトが貫通される一対のインナーレースと、前記一対のインナーレースに共通に設けられかつケーシングに固定されるアウターレースと、前記各インナーレースと前記アウターレースとの間に配設された2つのローラ体列とを備えて構成されたユニットベアリングであって、前記アウターレースの外周には、前記ケーシングに形成された係合凸部を軸方向において挟み込む一対の係合部を形成したことを特徴とする。
【0007】
従って、上記構成によれば、アウターレースの一対の係合部によりケーシングの係合凸部を挟み込むことによりユニットベアリングを組み付けることができるので、ボルトも不要となり大重量化を抑制することができるとともに、組み付けも容易となり、コストアップを抑制することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のユニットベアリングにおいて、前記アウターレースの一方の係合部の内径は、該アウターレースの他の部位の外径よりも大きく形成され、他方の係合部は前記アウターレースの外周を凹設して形成されていることを特徴とする。
【0009】
従って、上記構成によれば、ユニットベアリングのケーシングへの組み付けに際して、一対の係合部とケーシングの係合凸部との間に間隔調整シムが介装されるが、一方の係合部に介装する間隔調整シムを環状のものとすることができ、この環状の間隔調整シムによりコスト低減、品質維持を図ることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のユニットベアリングにおいて、前記ユニットベアリングは、前記シャフトに設けられた調節手段により前記インナーレースを前記回転体側に押圧することによりプレロード調節がなされていることを特徴とする。
【0011】
従って、上記構成によれば、ケーシングに対する組み付け時において、ユニットベアリングのプレロード調節を行う必要がなく、組み付けをより容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1は、本発明の終減速装置を車両用のリヤデファレンシャル装置として構成した一例を示す。
【0013】
図1に示すように、ケーシング10の内部に差動機構11とこれを駆動するドライブピニオン21とが収容されている。ケーシング10はドライブピニオン21の中心軸線CLを含む平面にて2つのパーツ10a、10bに分割されている。
【0014】
差動機構11は、周知の構成のものであって、左右両側を一対の円錐ローラベアリング12a、12bによって回転自在に支持されたデフケース13内部には、デフケース13の軸線に回転中心軸を一致させた左右一対のサイドギヤ14が回転自在に配置されている。さらにこれらのサイドギヤ14に噛合したピニオンギヤ15が、デフケース13の回転中心軸線に直交するようにデフケース13に取り付けたピニオンピン16に、回転自在に保持されている。従って、ピニオンギヤ15は、デフケース13と共に公転するとともに、ピニオンピン16を中心に自転するように構成されている。
【0015】
またデフケース13の外面には、その回転軸線に回転中心軸を一致させたリングギヤ17が固定されている。このリングギヤ17はハイポイドギヤからなるものであって、その回転軸線に対して垂直な平面内に回転中心軸を設定したドライブピニオン21がリングギヤ17に噛合している。従って、リングギヤ17が差動機構11に対する入力要素となっている。
【0016】
図2に示すように、ケーシング10を構成するパーツ10a、10bの一端部内周面には係合凸部10cがそれぞれ形成され、この部分には前記ドライブピニオン21のシャフト22を貫通させて回転自在に支持するユニットベアリング23が固定されている。なお、各係合凸部10cは両パーツ10a、10bを接合した状態で環状となる。
【0017】
ユニットベアリング23は、ドライブピニオン21のシャフト22に貫通される一対のインナーレース25a、25bと、両インナーレース25a、25bに共通に設けられたアウターレース26とを備える。各インナーレース25a、25bとアウターレース26との間に複数個ずつ配設されるテーパローラ27からなる2つのローラ体列が設けられている。アウターレース26の内周には、互いに逆向きの一対の円錐内周面が連続して形成されている。アウターレース26の外周面には前記パーツ10a、10bの内周面にそれぞれ形成された係合凸部10cを軸方向において挟むように一対の係合部28a、28bが形成されている。
【0018】
アウターレース26のドライブピニオン21側における係合部28aの内径は、該アウターレース26の他の部位の外径よりも大きく形成され、他方の係合部28bはアウターレース26の外周を凹設して形成されている。
【0019】
また、ドライブピニオン21のシャフト22にユニットベアリング23が挿入された後、シャフト22に螺合された調節手段としてのナット29により一方のインナーレース25bがドライブピニオン21側に押圧され、ユニットベアリング23にはプレロード調節が施された状態となっている。
【0020】
なお、ケーシング10から突出する前記ドライブピニオン21のシャフト22の先端部には、例えばプロペラシャフトの動力を伝達するカップリング(図示略)が連結されるようになっている。
【0021】
このように構成されたユニットベアリング23をケーシング10に組み付ける際には、ユニットベアリング23のアウターレース26が連れ回りを起こさないようにアウターレース26をパーツ10a、10bに対して強固に固定する必要がある。
【0022】
そのため、ドライブピニオン21側におけるアウターレース26の係合部28aと各パーツ10a、10bの係合凸部10cとの間には図3に示される円環状の歯当たり調整用間隔調整シム32が介装され、ドライブピニオン21と前記リングギヤ17との歯当たりが調整される。アウターレース26のドライブピニオン21側における係合部28aの内径は、該アウターレース26の他の部位の外径よりも大きく形成されているため、円環状の歯当たり調整用間隔調整シム32を採用することができる。
【0023】
また、アウターレース26の他方の係合部28bと各係合凸部10cとの間には図4に示される半円弧状をなす締め付け用間隔調整シム33が介装される。なお、図5に示されるように、歯当たり調整用間隔調整シム32及び締め付け用間隔調整シム33には係合凸部10c側においてテーパ状の案内面34が形成され、これらの装着を容易に行えるようにしている。
【0024】
ところで上記のリヤディファレンシャル装置では、ケーシング10がドライブピニオン21の中心軸線CLを含む平面で2つのパーツ10a、10bに分割されているので、次のような手順にて組み立てられる。
【0025】
まず、ケーシング10を構成する一対のパーツ10a、10bのうち、一方のパーツ10a内に差動機構11及び円錐ローラベアリング12aを組み付ける。次に、パーツ10a内にモジュール20を組み付ける。この際、ユニットベアリング23の係合部28aに装着する円環状の歯当たり調整用間隔調整シム32を適宜の厚さのものに変更することによって、ドライブピニオン21とリングギヤ17との歯当たりを調節する。使用する歯当たり調整用間隔調整シム32の選定の後、締め付け用間隔調整シム33の厚さが決定される。そして、歯当たり調整用間隔調整シム32を係合部28b側からアウターレース26に外嵌して係合部28aに当接させるとともに、締め付け用間隔調整シム33を係合部28bに当接させた状態でパーツ10aの係合凸部10cを挟み込むようにしてユニットベアリング23をパーツ10a内に組み込む。
【0026】
次に、パーツ10a内へのユニットベアリング23の組み付けに使用したものと同様の締め付け用間隔調整シム33をユニットベアリング23の係合部28bに当接させた状態で、他方のパーツ10bをパーツ10aに接合させ、両パーツ10a、10bを複数のボルト40によって締結する。これにより、リヤディファレンシャル装置が完成する。なお、ユニットベアリング23はドライブピニオン21の中心軸線CLの方向において歯当たり調整用間隔調整シム32及び締め付け用間隔調整シム33によりパーツ10a、10bの係合凸部10cを締め付けるように固定される。
【0027】
さて、本実施の形態は、以下の効果がある。
・ ユニットベアリング23のアウターレース26の外周には、ケーシング10を構成するパーツ10a、10bに形成された係合凸部10cを軸方向において挟み込む一対の係合部28a、28bを形成した。そのため、アウターレース26の一対の係合部28a、28bによりケーシング10の係合凸部10cを挟み込むことによりユニットベアリング23をドライブピニオン21の中心軸線CLの方向において強固に固定することができる。よって、ユニットベアリング23の取り付けのためにボルトも不要となり大重量化を抑制することができるとともに、組み付けも容易となり、コストアップを抑制することができる。
【0028】
・ また、アウターレース26のドライブピニオン21側の係合部28aの内径は、該アウターレース26の他の部位の外径よりも大きく形成されている。ユニットベアリング23のケーシング10への組み付けに際して、係合部28aとケーシング10の係合凸部10cとの間に歯当たり調整用間隔調整シム32が介装されるが、これを環状のものとすることができ、この環状の歯当たり調整用間隔調整シム32によりコスト低減、品質維持を図ることができる。
【0029】
・ ユニットベアリング23は、シャフトに螺合されたナット29によりインナーレース25bをドライブピニオン21側に押圧することによりプレロード調節がなされている。そのため、ケーシング10に対するユニットベアリング23の組み付け時において、ユニットベアリング23のプレロード調節を行う必要がなく、組み付けをより容易に行うことができる。
【0030】
なお、実施の形態は、次のように変更してもよい。
・ 上記実施形態では、係合部28aとケーシング10の係合凸部10cとの間に介装する歯当たり調整用間隔調整シム32を環状のものとしたが、半円弧状のものとしてもよい。
【0031】
次に、上記各実施形態から把握できる他の技術的思想を、以下に記載する。
(イ) リングギヤを入力要素とした差動機構と、そのリングギヤの中心軸線に垂直な平面内に中心軸線を設定しかつリングギヤに噛合したドライブピニオンと、そのドライブピニオンの軸方向への移動を規制しつつ回転自在に支持する請求項1〜3のいずれかに記載のユニットベアリングとをケーシング内に収容した終減速装置において、前記ケーシングを前記ドライブピニオンの中心軸線を含む平面で二分割したことを特徴とする終減速装置。
【0032】
(ロ) 上記(イ)に記載の終減速装置において、前記アウターレースの一対の係合部のうち、前記ドライブピニオン側における係合部と前記係合凸部との間には歯当たり調整用間隔調整シムが介装され、他方の係合部と前記係合凸部との間には締め付け用間隔調整シムが介装されることを特徴とする終減速装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】終減速装置の一実施形態を示す断面図。
【図2】ユニットベアリングを示す断面図。
【図3】歯当たり調整用間隔調整シムを示す平面図。
【図4】締め付け用間隔調整シムを示す平面図。
【図5】間隔調整シムを示す拡大断面図。
【符号の説明】
10…ケーシング、10c…係合凸部、11…差動機構、17…リングギヤ、21…ドライブピニオン、22…シャフト、23…ユニットベアリング、25a,25b…インナーレース、26…アウターレース、27…ローラ体列を構成するテーパローラ、28a,28b…係合部、29…調節手段としてのナット、32…歯当たり調整用間隔調整シム、33…締め付け用間隔調整シム、CL…中心軸線。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a unit bearing that rotatably supports a rotating body with respect to a casing.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a structure for attaching a bearing for supporting a rotating body to a casing, a structure using a unit bearing including two rows of roller bodies has been proposed as shown in Patent Document 1. The unit bearing has two inner races and a common outer race supported in a radially cylindrical casing. The outer race has a radial flange formed on an axial support surface of the casing, and the outer race is axially fixed in the casing using the radial flange as a fixing flange. According to this unit bearing, for example, when a light metal is used for the casing, the heat fluctuation is large, so if the casing extends or contracts more than the outer race of the unit bearing, the outer race does not hinder the case. It is possible to expand and contract in the hole.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-55-20995
[Problems to be solved by the invention]
However, in the unit bearing disclosed in Patent Document 1, since the outer race is fastened to the casing by a plurality of bolts, the weight increases due to an increase in the number of bolts, and it takes time and effort to manufacture and increases the manufacturing cost. There's a problem.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a unit capable of suppressing an increase in weight of an apparatus to which a unit bearing is attached and suppressing an increase in cost. It is to provide bearings.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Hereinafter, the means for achieving the above object and the effects thereof will be described.
The invention according to claim 1 includes a pair of inner races through which a shaft of a rotating body penetrates, an outer race provided commonly to the pair of inner races and fixed to a casing, the inner races and the outer race. A unit bearing comprising two rows of rollers disposed between the outer race and a race, wherein an engaging projection formed on the casing is sandwiched in the axial direction on the outer periphery of the outer race. A pair of engaging portions is formed.
[0007]
Therefore, according to the above configuration, since the unit bearing can be assembled by sandwiching the engagement projection of the casing between the pair of engagement portions of the outer race, a bolt is not required, and the increase in weight can be suppressed. Also, assembling becomes easy and cost increase can be suppressed.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the unit bearing according to the first aspect, an inner diameter of one engagement portion of the outer race is formed to be larger than an outer diameter of another portion of the outer race, and the other is formed. The engaging portion is formed by recessing the outer periphery of the outer race.
[0009]
Therefore, according to the above configuration, when assembling the unit bearing to the casing, the gap adjusting shim is interposed between the pair of engaging portions and the engaging convex portion of the casing. The space adjustment shim to be mounted can be annular, and cost reduction and quality maintenance can be achieved by the annular space adjustment shim.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the unit bearing according to the first or second aspect, the unit bearing adjusts the preload by pressing the inner race toward the rotating body by adjusting means provided on the shaft. It is characterized by being done.
[0011]
Therefore, according to the above configuration, it is not necessary to adjust the preload of the unit bearing when assembling to the casing, and the assembling can be performed more easily.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows an example in which the final reduction gear of the present invention is configured as a rear differential device for a vehicle.
[0013]
As shown in FIG. 1, a differential mechanism 11 and a drive pinion 21 that drives the differential mechanism 11 are housed inside a casing 10. The casing 10 is divided into two parts 10a and 10b on a plane including the center axis CL of the drive pinion 21.
[0014]
The differential mechanism 11 has a well-known configuration, and has a rotation center axis aligned with the axis of the differential case 13 inside a differential case 13 rotatably supported on both left and right sides by a pair of conical roller bearings 12a and 12b. A pair of left and right side gears 14 is rotatably arranged. Further, a pinion gear 15 meshed with these side gears 14 is rotatably held by a pinion pin 16 attached to the differential case 13 so as to be orthogonal to the rotation center axis of the differential case 13. Therefore, the pinion gear 15 is configured to revolve with the differential case 13 and to rotate around the pinion pin 16.
[0015]
On the outer surface of the differential case 13, a ring gear 17 whose rotation axis is aligned with its rotation axis is fixed. The ring gear 17 is composed of a hypoid gear, and a drive pinion 21 having a rotation center axis set in a plane perpendicular to the rotation axis is meshed with the ring gear 17. Therefore, the ring gear 17 is an input element to the differential mechanism 11.
[0016]
As shown in FIG. 2, engaging protrusions 10c are formed on the inner peripheral surfaces of the one ends of the parts 10a and 10b constituting the casing 10, and the shaft 22 of the drive pinion 21 is penetrated in this part to be rotatable. , A unit bearing 23 is fixed. In addition, each engagement convex part 10c becomes annular in the state which joined both parts 10a and 10b.
[0017]
The unit bearing 23 includes a pair of inner races 25a and 25b penetrating through the shaft 22 of the drive pinion 21, and an outer race 26 provided commonly to the inner races 25a and 25b. Two roller body rows each including a plurality of taper rollers 27 disposed between the inner races 25a and 25b and the outer race 26 are provided. On the inner periphery of the outer race 26, a pair of conical inner peripheral surfaces facing each other are formed continuously. A pair of engaging portions 28a and 28b are formed on the outer peripheral surface of the outer race 26 so as to sandwich the engaging convex portions 10c formed on the inner peripheral surfaces of the parts 10a and 10b in the axial direction.
[0018]
The inner diameter of the engaging portion 28a on the drive pinion 21 side of the outer race 26 is formed to be larger than the outer diameter of the other portion of the outer race 26, and the other engaging portion 28b is formed by recessing the outer periphery of the outer race 26. It is formed.
[0019]
Further, after the unit bearing 23 is inserted into the shaft 22 of the drive pinion 21, one inner race 25 b is pressed toward the drive pinion 21 by a nut 29 screwed to the shaft 22 as an adjusting means, and Is in a state where preload adjustment has been performed.
[0020]
A coupling (not shown) for transmitting power of a propeller shaft, for example, is connected to a distal end of the shaft 22 of the drive pinion 21 protruding from the casing 10.
[0021]
When assembling the unit bearing 23 configured as described above to the casing 10, it is necessary to firmly fix the outer race 26 to the parts 10a and 10b so that the outer race 26 of the unit bearing 23 does not rotate. is there.
[0022]
Therefore, between the engaging portion 28a of the outer race 26 and the engaging convex portion 10c of each of the parts 10a and 10b on the drive pinion 21 side, the annular tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 shown in FIG. The gear contact between the drive pinion 21 and the ring gear 17 is adjusted. Since the inner diameter of the engaging portion 28a on the drive pinion 21 side of the outer race 26 is formed to be larger than the outer diameter of the other portion of the outer race 26, the annular tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 is employed. can do.
[0023]
In addition, between the other engaging portion 28b of the outer race 26 and each of the engaging convex portions 10c, a semicircular arc-shaped tightening interval adjusting shim 33 shown in FIG. 4 is interposed. As shown in FIG. 5, a tapered guide surface 34 is formed on the engagement protrusion 10c side of the tooth contact adjustment interval adjustment shim 32 and the tightening interval adjustment shim 33, so that they can be easily mounted. I can do it.
[0024]
By the way, in the above-mentioned rear differential device, since the casing 10 is divided into two parts 10a and 10b by a plane including the center axis CL of the drive pinion 21, it is assembled in the following procedure.
[0025]
First, the differential mechanism 11 and the conical roller bearing 12a are assembled in one part 10a of the pair of parts 10a and 10b constituting the casing 10. Next, the module 20 is assembled in the part 10a. At this time, the tooth contact between the drive pinion 21 and the ring gear 17 is adjusted by changing the annular tooth contact adjustment interval adjusting shim 32 attached to the engaging portion 28a of the unit bearing 23 to an appropriate thickness. I do. After selecting the tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 to be used, the thickness of the tightening gap adjusting shim 33 is determined. Then, the tooth contact adjustment gap adjusting shim 32 is externally fitted to the outer race 26 from the engaging section 28b side to make contact with the engaging section 28a, and the fastening gap adjusting shim 33 is brought into contact with the engaging section 28b. In this state, the unit bearing 23 is incorporated into the part 10a so as to sandwich the engaging projection 10c of the part 10a.
[0026]
Next, with the same tightening interval adjusting shim 33 as that used for assembling the unit bearing 23 into the part 10a in contact with the engaging portion 28b of the unit bearing 23, the other part 10b is connected to the part 10a. And the two parts 10a, 10b are fastened by a plurality of bolts 40. Thus, the rear differential device is completed. The unit bearing 23 is fixed in the direction of the center axis CL of the drive pinion 21 by the tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 and the tightening gap adjusting shim 33 so as to tighten the engaging projections 10c of the parts 10a and 10b.
[0027]
The present embodiment has the following effects.
On the outer periphery of the outer race 26 of the unit bearing 23, a pair of engaging portions 28a and 28b that sandwich the engaging convex portion 10c formed on the parts 10a and 10b constituting the casing 10 in the axial direction are formed. Therefore, the unit bearing 23 can be firmly fixed in the direction of the center axis line CL of the drive pinion 21 by sandwiching the engagement projection 10c of the casing 10 between the pair of engagement portions 28a, 28b of the outer race 26. Therefore, a bolt is not required for mounting the unit bearing 23, so that an increase in weight can be suppressed, assembling becomes easy, and an increase in cost can be suppressed.
[0028]
The inner diameter of the engaging portion 28 a of the outer race 26 on the drive pinion 21 side is formed to be larger than the outer diameter of the other portion of the outer race 26. When assembling the unit bearing 23 to the casing 10, a tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 is interposed between the engaging portion 28 a and the engaging convex portion 10 c of the casing 10. The cost can be reduced and the quality can be maintained by the annular tooth contact adjusting interval adjusting shim 32.
[0029]
The unit bearing 23 is preloaded adjusted by pressing the inner race 25b toward the drive pinion 21 with a nut 29 screwed to the shaft. Therefore, at the time of assembling the unit bearing 23 to the casing 10, it is not necessary to adjust the preload of the unit bearing 23, and the assembling can be performed more easily.
[0030]
Note that the embodiment may be changed as follows.
In the above embodiment, the tooth contact adjusting gap adjusting shim 32 interposed between the engaging portion 28a and the engaging convex portion 10c of the casing 10 is annular, but may be a semicircular arc. .
[0031]
Next, other technical ideas that can be grasped from the above embodiments will be described below.
(A) A differential mechanism using a ring gear as an input element, a drive pinion whose center axis is set in a plane perpendicular to the center axis of the ring gear and meshes with the ring gear, and movement of the drive pinion in the axial direction is restricted. 4. The final reduction gear device according to claim 1, wherein the casing is divided into two parts by a plane including a center axis of the drive pinion. Characteristic final reduction gear.
[0032]
(B) In the final reduction gear transmission according to (a), of the pair of engaging portions of the outer race, between the engaging portion on the drive pinion side and the engaging convex portion, there is provided a tooth contact adjusting member. A final reduction gear, wherein an interval adjusting shim is interposed, and a tightening interval adjusting shim is interposed between the other engaging portion and the engaging convex portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of a final reduction gear.
FIG. 2 is a sectional view showing a unit bearing.
FIG. 3 is a plan view showing a tooth contact adjustment interval adjustment shim.
FIG. 4 is a plan view showing a tightening interval adjusting shim.
FIG. 5 is an enlarged sectional view showing a gap adjusting shim.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Casing, 10c ... Engagement convex part, 11 ... Differential mechanism, 17 ... Ring gear, 21 ... Drive pinion, 22 ... Shaft, 23 ... Unit bearing, 25a, 25b ... Inner race, 26 ... Outer race, 27 ... Roller Tapered rollers constituting the body row, 28a, 28b: engaging portions, 29: nuts as adjusting means, 32: interval adjusting shims for adjusting the contact of teeth, 33: interval adjusting shims for tightening, CL: central axis.

Claims (3)

回転体のシャフトが貫通される一対のインナーレースと、前記一対のインナーレースに共通に設けられかつケーシングに固定されるアウターレースと、前記各インナーレースと前記アウターレースとの間に配設された2つのローラ体列とを備えて構成されたユニットベアリングであって、
前記アウターレースの外周には、前記ケーシングに形成された係合凸部を軸方向において挟み込む一対の係合部を形成したことを特徴とするユニットベアリング。
A pair of inner races through which the shaft of the rotating body penetrates, an outer race commonly provided to the pair of inner races and fixed to the casing, and disposed between each of the inner races and the outer race. A unit bearing comprising two rows of rollers,
A unit bearing, wherein a pair of engaging portions sandwiching an engaging convex portion formed on the casing in an axial direction is formed on an outer periphery of the outer race.
請求項1に記載のユニットベアリングにおいて、
前記アウターレースの一方の係合部の内径は、該アウターレースの他の部位の外径よりも大きく形成され、他方の係合部は前記アウターレースの外周を凹設して形成されていることを特徴とするユニットベアリング。
The unit bearing according to claim 1,
The inner diameter of one engaging portion of the outer race is formed larger than the outer diameter of another portion of the outer race, and the other engaging portion is formed by recessing the outer periphery of the outer race. A unit bearing.
請求項1又は2に記載のユニットベアリングにおいて、
前記ユニットベアリングは、前記シャフトに設けられた調節手段により前記インナーレースを前記回転体側に押圧することによりプレロード調節がなされていることを特徴とするユニットベアリング。
The unit bearing according to claim 1 or 2,
The unit bearing is characterized in that the preload adjustment is performed by pressing the inner race toward the rotating body by an adjusting means provided on the shaft.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2563210A (en) * 2017-06-05 2018-12-12 Rolls Royce Plc A gear box

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