JP2004215463A - 電源装置、バックライト装置、および液晶表示装置 - Google Patents

電源装置、バックライト装置、および液晶表示装置 Download PDF

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宏 中塚
Katsu Takeda
克 武田
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Abstract

【課題】電磁ノイズの少ない圧電トランスを用いて、高効率で無水銀タイプの希ガス放電管を駆動できる電源装置を提供する。
【解決手段】圧電トランス10と負荷としての希ガス放電管103との間に、整流平滑部101とスイッチング手段102とを設け、圧電トランス10から出力される正弦波電圧を整流平滑部101において直流電圧に整流および平滑し、その後、スイッチング手段102によりオン/オフ制御を行うことで、希ガス放電管103に対して矩形波電圧を供給する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧矩形波での駆動が必要な負荷、詳しくは無水銀タイプの冷陰極蛍光管である希ガス放電管(以下、無水銀管または希ガス放電管と称する)用の電源装置に関し、特に圧電トランスを用いたインバータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
キセノンを主成分とする無水銀管及びその点灯装置については、特許文献1に開示されている。無水銀管は、水銀を使用せずに希ガスの放電発光を利用し、温度依存性の強い水銀を使用しないため、輝度の立ち上り特性に優れ、また低温化の点灯に問題が無いという長所を有している。
【0003】
このような無水銀管について、特許文献1の中で、キセノンを主成分とする管の構成が示されている。さらに、無水銀管の点灯装置は、高周波電圧により無水銀管を駆動すると示されている。
【0004】
まず、特許文献1に従い、無水銀管について、図19および図20を参照して説明する。
【0005】
図19は無水銀管の構造を示す縦断面図で、図20は無水銀管の構造を示す拡大横断面図である。
【0006】
図19および図20において、21は透光性放電容器、22は3波長発光形の白色光蛍光体を用いて透光性放電容器21の内面に形成された蛍光体層である。なお、図19においては、蛍光体層22の図示を省略している。23a、23bは透光性放電容器21の長さ方向両端に封装され、ニッケル筒を用いた一対の電極であり、内部電極23を構成する。24は、アルミニウム箔を透光性放電容器21の外面に貼着して形成された外部電極である。
【0007】
このように構成された無水銀管の一対の電極23a、23bと外部電極24との間に高周波電圧を印加することにより、無水銀管の点灯が行われる。このように点灯を行うことで、輝度の立ち上り特性の優れた点灯を実現したと、特許文献1には記載されている。
【0008】
次に、無水銀管の点灯装置について、図21を参照して説明する。
【0009】
図21は、無水銀管の点灯装置の構成を示す回路図である。なお、図21において、図19および図20の無水銀管は点滅表示用ランプ31として用いられ、図19および図20と同一の構成を有する部分については、同一の符号を付してその説明は省略する。32は高周波電源、33は点滅制御手段である。なお、図21においては、蛍光体層22の図示を省略している。
【0010】
高周波電源32は、インバータからなり、スイッチング手段32aおよび出力トランス32bを備えている。スイッチング手段32aは、制御端子34に入力される制御信号CONTに応じて、出力トランス32bの1次巻線Pに供給される直流電圧を高周波で断続して、出力トランス32bの2次巻線Sに高周波電圧を誘起する。出力トランス32bの2次巻線Sの一端は、一対の電極23a、23bからなる内部電極23に接続され、その他端は外部電極24とともに接地電位に接続されている。
【0011】
したがって、ここで示した点灯装置では、点滅表示用ランプ31の内部電極23と外部電極24の間には、高周波の正弦波電圧が印加されて、点滅表示用ランプ31が点灯する。
【0012】
点滅制御手段33は、点滅表示用ランプ31の点滅周波数で開閉し、出力トランス32bの1次巻線Pへの直流電圧を導通状態および遮断状態にする。この開閉は図示しないタイマーにより自動的に行われる。また、開閉の周波数およびオンデューティーは任意に設定できるように構成されている。
【0013】
このようにして、点滅表示用ランプ31は、点滅制御手段33により高周波電圧の印加およびその遮断が繰り返されて点滅表示を行う。
【0014】
なお、特許文献1の中で「高周波」とは、正弦波交流だけでなく、直流が重畳された非対称高周波交流、高周波交流の半波整流化直流、または繰り返し周波数のパルスを包含する概念とし、その周波数を100kHz以上とした場合、放電のちらつき抑制に効果的であると記載されている。
【0015】
また、無水銀管の外部電極24を接地することにより、無水銀管からの電磁波ノイズが減少するとともに、絶縁が容易になると記載されている。
【0016】
次に、非特許文献1に従い、無水銀管の放電の原理について、図22A、図22B、および図23A、図23B、図23C、図23Dを参照して説明する。
【0017】
図22Aは無水銀管への印加電圧を示す図で、図22Bは、図22Aの電圧が印加された場合に流れる電流波形を示す図である。図23A、図23B、図23C、および図23Dは、それぞれ、図22Aおよび図22Bに示した時点ta、tb、tc、およびtdにおける放電状態を示す模式図である。図23A〜図23Dにおいて、120は一方の電極、121は他方の電極、122は誘電体、123は一方の電極120と他方の電極121との間に印加された電圧による放電、124は負電荷、125は正電荷、Ex、Ewはそれぞれ印加電圧による電界および後述する壁電荷による電界を表している。
【0018】
図22Aおよび図22Bの時点taに対応する図23Aに示すように、電圧が印加され放電123が開始すると、放電123により生成されるイオンや電子は、外部印加電圧による電界Exに従って移動するが、まず、直前の放電で生成され電極120、121上の誘電体122表面上に残留していた電荷と再結合し、すべて再結合した後は、電極120、121上の誘電体122表面に蓄積する。この電荷は壁電荷と呼ばれる。
【0019】
図22Aおよび図22Bの時点tbに対応する図23Bに示すように、壁電荷が発生する電界EwはExとは逆向きの極性を有する。従って、放電123の進展とともに壁電荷の蓄積量が増えるとEwの強度が増すため、電極120と121間の実効電界強度(Ex−Ew)は小さくなる。
【0020】
図22Aおよび図22Bの時点tcに対応する図23Cに示すように、壁電荷は誘電体122上に存在し続けるため、時点tcで外部からの印加電圧が取り除かれた際には、電圧印加期間中に蓄積された壁電荷による電界Ewだけが残る。この電界が十分に強い場合は、極性の反転した放電が発生する。
【0021】
図22Aおよび図22Bの時点tdに対応する図23Dに示すように、電圧印加終了の直後、変位電流のあとに見られる電流がこの放電によるものである。この放電により壁電荷は消費され、次第に電界Ewの強度が弱くなり、放電が持続できなくなると放電が停止する。
【0022】
そのため、希ガス放電管を放電発光させるために、高周波の高電圧による駆動が必要であり、パルス電圧駆動を行うことで、均一な発光を得ることができる。
【0023】
次に、圧電インバータ回路の例として、従来の有水銀タイプの冷陰極蛍光管(以下、有水銀管と称する)の点灯装置について説明する。
【0024】
図24は、従来の圧電トランスの代表的な構造であるローゼン型圧電トランスの構造を示す斜視図である。この圧電トランス10は、負荷が無限大のときは非常に高い昇圧比を得ることができ、また負荷が小さくなると昇圧比も減少する、という特性を有している。また、電磁トランスに比べて小型化が図れ、不燃性であり、電磁誘導によるノイズを出さないなどの利点を有している。このような利点から、近年、圧電トランス10は有水銀管用の電源装置に用いられている。
【0025】
図24において、1は低インピーダンス部、2は高インピーダンス、3U、3Dは入力用電極、4は出力用電極、5、7は圧電体、PDは低インピーダンス部1における圧電体5の分極方向、PLは高インピーダンス部2における圧電体7の分極方向である。
【0026】
圧電トランス10の低インピーダンス部1は、昇圧用として用いる場合の入力部となる。低インピーダンス部1は、分極方向PDに示すように厚み方向に分極が施されており、厚み方向の主面表裏にそれぞれ電極3U、3Dが設けられている。一方、高インピーダンス部2は、昇圧用として用いる場合の出力部となる。高インピーダンス部2は、分極方向PLに示すように長手方向に分極が施されており、長手方向の端面に電極4が設けられている。
【0027】
このように構成された圧電トランス10は、電極3U、3D間に所定の交流電圧を印加することにより、長手方向の伸縮振動を励振し、この振動を圧電効果により電極3Uと電極4の間に発生する電圧に変換するものである。昇降圧は、低インピーダンス部1と高インピーダンス部2によるインピーダンス変換により行われる。
【0028】
図25は、図24に示す圧電トランス10の共振周波数近傍における集中定数で近似した等価回路図である。図25において、Cd1、Cd2はそれぞれ入力側、出力側の束縛容量、A1(入力側)、A2(出力側)は力係数、mは等価質量、Cは等価コンプライアンス、Rmは等価機械抵抗である。この圧電トランスでは、力係数A1は、A2よりも大きく、図25に示す等価回路では、2つの等価理想変成器により昇圧が行われる。さらに、等価質量mと等価コンプライアンスCからなる直列共振回路を含むため、特に負荷抵抗の値が大きい場合に、出力電圧が変成器の変成比以上に大きな値となる。
【0029】
一方、液晶表示装置のバックライト装置には、一般的に、放電のための電極にヒータを持たない冷陰極構造からなる冷陰極蛍光管が用いられる。冷陰極蛍光管は、冷陰極構造であることから、放電を開始させる放電開始電圧、放電を維持する放電維持電圧とも非常に高い。14インチクラスの液晶ディスプレイで用いられる冷陰極蛍光管では、放電維持電圧800Vrms、放電開始電圧1300Vrms程度の電圧が一般的に必要とされている。
【0030】
図26は、図24に示した圧電トランス10の他励発振方式による駆動回路の構成を示すブロック図である。図26において、13は、圧電トランス10を駆動する交流駆動信号を発生する可変発振回路である。可変発振回路13の出力信号は、一般的にパルス波形であり、波形整形回路11により高周波成分が取り除かれ、正弦波に近い交流信号に変換される。波形整形回路11の出力信号は、駆動回路12により圧電トランス10を駆動するのに十分なレベルにまで電圧増幅される。増幅された電圧は、圧電トランス10の1次側電極3Uに入力される。1次側電極3Uに入力された電圧は、圧電トランス10の圧電効果により昇圧され、2次側電極4から取り出される。
【0031】
2次側電極4から出力された高電圧は、冷陰極蛍光管17と帰還抵抗18との直列回路、および過電圧保護回路20に印加される。過電圧保護回路20は、分圧抵抗19a及び19bと、分圧抵抗19aの両端に発生する電圧と第1の基準電圧Vref1とを比較する比較回路15とからなり、圧電トランス10の2次側電極4から出力される高電圧が、第1の基準電圧Vref1に対応する電圧によりも高くなるのを防ぐように、発振制御回路14を介して可変発振回路13を制御する。なお、冷陰極蛍光管17が点灯している時は、過電圧保護回路20は動作を停止している。
【0032】
また、冷陰極蛍光管17と帰還抵抗18の直列回路に流れる電流によって帰還抵抗18の両端に発生する帰還電圧が比較回路16に印加される。比較回路16は、帰還電圧を第2の基準電圧Vref2と比較し、冷陰極蛍光管17にほぼ一定の電流が流れるように、発振制御回路14に信号を出力する。発振制御回路14は、比較回路16からの出力信号に応じた周波数で発振を行うよう可変発振回路14を制御する。比較回路16は、冷陰極蛍光管17の点灯開始前は動作しない。
【0033】
このようにして、冷陰極蛍光管17は安定して点灯する。他励発振方式により駆動を行うと、温度によって共振周波数が変化しても、駆動周波数が共振周波数に自動的に追尾する。
【0034】
このように、圧電インバータ回路を構成することにより、有水銀管に流れる電流が一定になるように制御を行うことができる。
【0035】
【特許文献1】
特開2000−106146号公報 (第3−7頁、第1図、第3図、第13図)
【0036】
【非特許文献1】
志賀他、電子情報通信学会、C、vol.J83−C No.4、pp326−333(2000年4月)
【0037】
【非特許文献2】
浦壁氏他、信学技報、EID95−126、pp7−12(1996)
【0038】
【発明が解決しようとする課題】
上記無水銀管の点灯装置および圧電トランスを用いたインバータ回路においては、それぞれ無水銀管を駆動する場合、以下のような問題がある。
【0039】
まず、特許文献1において、インバータを構成する昇圧部品として電磁トランスが用いられている。電磁トランスを用いた場合、出力電圧波形を比較的容易に変える(正弦波、矩形波など)ことが可能であるが、電磁誘導を利用するために、電磁放射ノイズの問題が生じる。特に正弦波以外の波形、例えばパルス波形及び矩形波波形を出力する場合においては、高調波成分による電磁放射ノイズは顕著となる。
【0040】
このような電磁放射ノイズにより、制御部或いは他の電子機器が誤動作を起こすなどの原因となるため、電磁シールドが必要となる。
【0041】
上記の問題を解決するために、圧電トランスの使用が考えられる。
【0042】
無水銀管を駆動周波数20kHzの正弦波電圧で駆動した場合のランプ効率は18lm/Wであるのに対し、パルス波(矩形波)電圧で駆動した場合のランプ効率は27lm/Wであると報告されている(例えば、非特許文献2参照)。これは、無水銀管がその構造から分かるように容量性負荷であるため、抵抗性負荷として機能する有水銀管とはその動作、及び発光原理が異なるためである。その結果、矩形波電圧(正確には、立ち上りの急峻な波形を有する高電圧)で駆動を行った方が、ランプ効率が高くなる。
【0043】
しかしながら、圧電トランスは、圧電体の機械共振動作を利用して、入力された直流電圧を高圧交流電圧として出力するため、矩形波電圧、或いは立ち上りの急峻な波形を有する高電圧を出力することは困難である。
【0044】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電磁ノイズの少ない圧電トランスを用いて、高効率で無水銀の希ガス放電管を駆動できる電源装置、かかる電源装置を有するバックライト装置、およびかかるバックライト装置により液晶パネルを照明する液晶表示装置を提供することにある。
【0045】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第1の電源装置は、圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給するスイッチング手段とを備えたことを特徴とする。
【0046】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第2の電源装置は、圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給する第1のスイッチング手段と、負荷に並列に接続された第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする。
【0047】
第2の電源装置はさらに、第1の駆動信号を生成し、第1の駆動信号により第1のスイッチング手段をオン状態またはオフ状態にする第1の駆動部と、第2の駆動信号を生成し、第2の駆動信号により第2のスイッチング手段をオン状態またはオフ状態にする第2の駆動部とを備え、第1の駆動信号と第2の駆動信号は、同一の周波数を有し、第1のスイッチング手段と第2のスイッチング手段の少なくとも一方をオフ状態にするタイミング関係を有することを特徴とする。
【0048】
この場合、第1の駆動部は、パルストランスとスイッチング素子により構成されることが好ましい。
【0049】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第3の電源装置は、圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、圧電トランスからの正の出力電圧を整流および平滑する第1の整流平滑手段と、圧電トランスからの負の出力電圧を整流および平滑する第2の整流平滑手段と、第1の整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給する第1のスイッチング手段と、第2の整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給する第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする。
【0050】
前記の目的を達成するため、本発明に係る第4の電源装置は、圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして第1の負荷に供給する第1のスイッチング手段と、整流平滑手段により整流および平滑された電圧を、第1のスイッチング手段と同一の周波数でスイッチングして第2の負荷に供給する第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする。
【0051】
第1から第4の電源装置において、負荷は無水銀の希ガス放電管である。
【0052】
この場合、整流平滑手段はダイオードと平滑用コンデンサとで構成され、平滑用コンデンサの容量値は希ガス放電管の等価容量以上に設定されることが好ましい。
【0053】
第1から第4の電源装置において、圧電トランスからの出力電圧が一定になるよう制御を行うことを特徴とする。
【0054】
または、第1から第4の電源装置において、整流平滑手段からの出力電圧が一定になるよう制御を行うことを特徴とする。
【0055】
第1から第4の電源装置において、負荷を希ガス放電管とした場合、圧電トランスからの出力電圧を可変制御することにより、希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする。
【0056】
第1から第4の電源装置において、負荷に流れる電流が一定になるよう制御を行うことを特徴とする。
【0057】
第1から第4の電源装置において、負荷を希ガス放電管とした場合、希ガス放電管に流れる電流を可変制御することにより、希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする。
【0058】
第1から第4の電源装置において、負荷を希ガス放電管とした場合、スイッチング手段の開状態と閉状態の時間比率を可変制御することにより、希ガス放電管に供給する電力を制御し、希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする。
【0059】
第1から第4の電源装置において、負荷を希ガス放電管とした場合、スイッチング手段のスイッチング周波数を可変制御するにより、希ガス放電管に供給する電力を制御し、希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする。
【0060】
第1から第4の電源装置はさらに、負荷を希ガス放電管とした場合、圧電トランスおよびスイッチング手段の駆動を制御する制御部を備え、制御部はマイクロコンピュータにより構成されることが好ましい。
【0061】
前記の目的を達成するため、本発明に係るバックライト装置は、負荷が希ガス放電管である第1から第4の電源装置のいずれかを有するバックライト装置であって、希ガス放電管が被照明体を背面から照明するように構成されたことを特徴とする。
【0062】
前記の目的を達成するため、本発明に係る液晶表示装置は、本発明に係るバックライト装置を有する液晶表示装置であって、被照明体が液晶パネルであることを特徴とする。
【0063】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0064】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電源装置の構成例を示す機能ブロック図である。図1において、10は従来例として図24に示したローゼン型の圧電トランス、101は圧電トランス10から出力される正弦波の高電圧を整流および平滑する整流平滑部、102は整流および平滑された高電圧をスイッチングするスイッチング部、103は負荷である。
【0065】
次に、このように構成された電源装置の動作について、図2を参照して説明する。図2は、図1の電源装置における各部信号の波形図である。なお、図2において、「オン」、「オフ」はスイッチング部102の状態を示す。
【0066】
圧電トランス10は、不要な振動による信頼性低下を防ぐため、正弦波に近い波形で駆動される(駆動部については不図示)。そのため、圧電トランス10から出力される交流電圧信号S1は、高調波成分の少ない波形となる。圧電トランス10から出力された交流電圧信号S1は、整流平滑部101により、整流および平滑され、高電圧レベルVDCを有する直流電圧信号S2となる。
【0067】
この直流電圧信号S2は、スイッチング部102において、制御信号S3に応じてオン/オフされて、負荷103に高電圧の矩形波電圧信号S4が印加される。
【0068】
以上のように、本実施形態によれば、昇圧部品として圧電トランスを利用することができ、電磁ノイズを低減することができる。その結果、電源装置の誤動作だけでなく、他の電子機器の誤動作を防ぐことができる。さらに、電源装置の小型化を実現することが可能である。
【0069】
また、圧電トランスの駆動周波数に関係無く、負荷に最適な周波数での矩形波駆動を可能にすることができる。そのため、圧電トランスを正弦波に近い波形で駆動することができ、出力電圧も正弦波出力が可能であることから、圧電トランスの不要振動を低減することが出来る。
【0070】
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る電源装置の構成例を示す機能ブロック図である。なお、図3において、第1の実施形態と同じ構成および機能を有する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0071】
図3において、103は冷陰極管で、冷陰極管103は無水銀管(希ガス放電管)である。112は、冷陰極管103の外部電極であり、接地電位に接続されている。104は、整流平滑部101により整流および平滑された高電圧をスイッチングする第1のスイッチング素子、105は、負荷である冷陰極管103に並列に接続され、第1のスイッチング素子104と同一の周波数でスイッチングが行われ、かつ、第1のスイッチング素子104がオン状態の時は必ずオフ状態となる第2のスイッチング素子である。150は、制御信号C1を受けて第1のスイッチング素子104の駆動制御を行う第1の駆動信号D1を生成する第1の駆動部、151は、制御信号C2を受けて第2のスイッチング素子105の駆動制御を行う第2の駆動信号D2を生成する第2の駆動部である。
【0072】
本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、負荷として冷陰極管103が接続されている点と、スイッチング手段が第1のスイッチング素子104と第1の駆動部150、および第2のスイッチング素子105と第2の駆動部151で構成されている点にある。
【0073】
図4Aは、冷陰極管103の断面図で、図4Bは、図4Aの冷陰極管103の等価回路図である。
【0074】
図4Aにおいて、冷陰極管103は、管111内に1つ以上の内部電極113を有し、管111の一部を覆っている外部電極112との間に高電圧を印加することにより放電を行う。そのため、内部電極113と外部電極112との間には、管111、蛍光体層、誘電体による絶縁層が形成されているため、図4Bに示すように、冷陰極管103の等価回路としては、それぞれ抵抗素子と容量素子からなる複数の直列接続体R1とC1、R2とC2、R3とC3、R4とC4、R5とC5が並列に接続されたものと考えられる。なお、冷陰極管103の放電の原理は従来例で示したものと同様である。
【0075】
次に、以上のように構成された電源装置の動作について、図5A、図5B、図5Cおよび図5Dを参照して説明する。
【0076】
図5Aは、図3に示す第1のスイッチング素子104に供給される第1の駆動信号D1、および第2のスイッチング素子105に供給される第2の駆動信号D2のタイミングチャートである。なお、図5Aおよび図5Bにおいて、「オン」、「オフ」は、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105の状態を示す。
【0077】
図5B、図5Cおよび図5Dは、それぞれ、図5Aの時点ta、tc、およびtbとtdにおける図3の回路動作を示す図である。なお、106は圧電トランス10と整流平滑部101をまとめて直流電源と見なしたものである。
【0078】
まず、図5Aの時点taでは、第1のスイッチング素子104がオン状態、第2のスイッチング素子105はオフ状態にある。そのため、図5Bに示すように、直流電源106から冷陰極管103へ電圧が印加され、電流I1が流れる。
【0079】
次に、図5Aの時点tbでは、第1のスイッチング素子104と第2のスイッチング素子105は共にオフ状態にある。この時、管電圧は印加電圧のままである。
【0080】
次に、図5Aの時点tcでは、第1のスイッチング素子104がオフ状態、第2のスイッチング素子105はオン状態にある。その結果、図5Cに示すように、冷陰極管103の内部に蓄積された電荷が第2のスイッチング素子105を通して放出され(電流I2)、冷陰極管103の電極管電位は、ゼロ電位となる。
【0081】
次に、図5Aの時点tdでは、第1のスイッチング素子104と第2のスイッチング素子105は共にオフ状態にある。この時、冷陰極管103の電極間電位は、ゼロ電位のままである。
【0082】
この時の動作波形を図6に示す。図6は、第1の駆動信号D1、第2の駆動信号D2、および冷陰極管103に印加される電圧VCCFLのタイミングチャートである。なお、図6において、「オン」、「オフ」は、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105の状態を示す。
【0083】
図6に示すように、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105により冷陰極管103に印加される電圧VCCFLは、高電圧レベルVDCを有する矩形波となる。
【0084】
また、本実施の形態において、全長200mm、φ3mmの冷陰極管103を、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105により、100kHz以下の周波数で矩形波駆動を行った結果、管全体が均一に発光したことを確認した。この時、整流平滑部101の出力電圧は1300VDC(直流1300V)であった。
【0085】
以上のように、本実施形態によれば、昇圧部品として圧電トランスを利用することができ、電磁ノイズを低減することができる。その結果、電源装置の誤動作だけでなく、他の電子機器の誤動作を防ぐことができる。さらに、電源装置の小型化を実現することが可能である。
【0086】
また、圧電トランスの駆動周波数に関係無く、負荷である冷陰極管に最適な周波数での矩形波駆動を可能にすることができるため、圧電トランスの正弦波駆動が可能であり、不要振動を低減することが出来る。
【0087】
なお、本実施形態では、第1のスイッチング素子104と第2のスイッチング素子105のオン時間を同一としたが、第1のスイッチング素子104と第2のスイッチング素子105が同時にオン状態とならなければ、他の時間比率でも同様の効果を得ることが出来る。
【0088】
また、第1のスイッチング素子104のオン時間を短くし、第2のスイッチング素子105のオン時間を長くすることで、圧電トランス10による整流平滑部101への充電時間を長く設定できるため、圧電トランスの小型化の点で効果が得られる。
【0089】
さらに、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のオン/オフの設定により、パルス波形に近い出力電圧を冷陰極管103に供給することも可能である。
【0090】
また、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のオン/オフ動作を制御することで、冷陰極管103に供給する電力を制御することが可能となる。このように点灯/消灯を繰り返す制御を行うことで、明暗の時間比率を制御し、調光制御を簡単に行うことが可能となる。
【0091】
また、冷陰極管103は、図4Bの等価回路で示したように、容量成分を含むため、第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子105のスイッチング周波数を可変することで、冷陰極管103のインピーダンスが変化することを利用して調光を行うことも可能である。
【0092】
ここで、冷陰極管103のインピーダンスZを抵抗成分Rと等価容量成分Cで表すと、
Z=R+(1/jωC)
と表される。冷陰極管103への入力電圧Vが一定であるとすると、冷陰極管103の等価容量成分Cに印加される電圧Vccflは
Vccfl=V/(1+jωCR)
となる。冷陰極管103への印加電圧Vが一定の場合、スイッチング周波数により内部電極113と外部電極112との間の電圧を可変することができ、調光を行うことが可能である。
【0093】
また、圧電トランス10の出力電圧の制御を行うことでも同様に調光制御を行うことができる。これは、調光制御として整流平滑部101の出力電圧Vを制御することにより、
Q=CV
で表されるように、放電に寄与する管に蓄積される電荷Qの量を調節することが可能であり、その結果、輝度制御を行うことが出来る。
【0094】
さらに、上記のスイッチング周波数を可変する制御や、出力電圧制御と、点灯/消灯を繰り返す制御とを組み合わせることにより、単一の制御で行うよりも広い範囲の調光が可能となる。
【0095】
なお、本実施形態では、負荷として冷陰極管を1本としたが、図7に示すように、2本の冷陰極管103a、103bを並列に接続した場合でも、同様の効果を得ることができる。
【0096】
また、図8に示すように、2本の冷陰極管を駆動する場合、整流平滑部101を共通とし、第1の冷陰極管603に対して第1のスイッチング手段601を設け、第2の冷陰極管604に対して第2のスイッチング手段602を設けることにより駆動を行うことも可能である。この場合、2つの冷陰極管603、604を異なった周波数で点灯することができ、細かい輝度制御が可能となる。
【0097】
さらに、本実施形態では、圧電トランス10として、ローゼン構造型の圧電トランスを用いたが、その他の構造を有する圧電トランスを用いたとしても、同様の効果を得ることができる。
【0098】
また、本実施形態では、図4Aおよび図4Bに示す構造の冷陰極管を使用したが、他の構造の水銀を含まない希ガス冷陰極管を用いたとしても、同様の効果を得ることが出来る。
【0099】
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路図である。なお、図9において、第2の実施形態の一構成例を示す図3と同じ構成および機能を有する部分については、同一の符号を付す。
【0100】
整流平滑部101は、ダイオード108と平滑用コンデンサ109とを含み、半波整流回路として構成される。
【0101】
第1のスイッチング素子104はスイッチング用のトランジスタ202で、第2のスイッチング素子105はスイッチング用のトランジスタ203で構成される。
【0102】
第1の駆動部150は、トランジスタ204と昇圧トランス205とで構成され、第1の制御信号C1に応じてトランジスタ204がオン/オフすることで、1次側巻線pの一端に供給される定電圧VBをスイッチングし、昇圧トランス205の巻数比だけ昇圧して、2次側巻線sの一端から第1の駆動信号D1としてスイッチング用トランジスタ203のゲートに供給する。
【0103】
ここで、トランジスタ202、203は高耐圧のものであり、冷陰極管103への印加電圧以上の耐電圧を有するものとする。また、昇圧トランス205についてもその1次側と2次側の絶縁耐圧が冷陰極管103への印加電圧以上の耐電圧を有するものとする。
【0104】
なお、本実施形態による電源装置の動作については、第2の実施形態と同様である。また、図9においては、第2の駆動部151は図示していない。
【0105】
以上のように、本実施形態によれば、第1のスイッチング素子104を構成するトランジスタ202を駆動する第1の駆動部150に、昇圧トランス205を使用することにより、高耐圧のNPNトランジスタを利用できると共に、制御部(図9では、省略している)との絶縁を容易に実現することができる。
【0106】
また、PNPトランジスタの利用によりオン抵抗の低減が可能となり、スイッチング素子での効率の低下を軽減できるという効果も得られる。
【0107】
また、図10に示すように、トランジスタ202、203のオン/オフ動作を制御することで、冷陰極管203に供給する電力を制御することが可能となる。このように点灯/消灯を繰り返す制御を行うことで、明暗の時間比率を制御し、調光制御を簡単に行うことが可能となる。
【0108】
また、冷陰極管103は、図4Bの等価回路で示したように、容量成分を含むため、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のスイッチング周波数を可変することで、冷陰極管103のインピーダンスが変化することを利用して調光を行うことも可能である。
【0109】
また、圧電トランス10の出力電圧の制御を行うことでも同様に調光制御を行うことができる。
【0110】
さらに、上記のスイッチング周波数を可変する制御や、出力電圧制御と、点灯/消灯を繰り返す制御とを組み合わせることにより、単一の制御で行うよりも広い範囲の調光が可能となる。
【0111】
また、整流平滑部101を構成する平滑用コンデンサ109の容量を冷陰極管103の容量値以上に設定することで、冷陰極管点灯時に必要な電荷を供給することができる。
【0112】
また、本実施形態では、スイッチング素子としてトランジスタを使用したが、冷陰極管の点灯電圧よりも高い耐圧のFETを用いたとしても同様の効果を得ることができると共に、立ち上り時間がより短い、すなわち急峻な矩形波電圧を冷陰極管103に印加できるので、輝度効率も向上させることができる。
【0113】
(第4の実施形態)
図11は、本発明の第4の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路図である。本実施形態が第2の実施形態と異なるのは、圧電トランス10の正の出力電圧と負の出力電圧を整流する整流平滑手段を有し、冷陰極管103を交番矩形波にて駆動を行う点にある。
【0114】
図11において、301、303はそれぞれ圧電トランス10の正の出力電圧を整流および平滑するダイオード、コンデンサであり第1の整流平滑手段を構成する。302、304はそれぞれ圧電トランス10の負の出力電圧を整流および平滑するダイオード、コンデンサであり、第2の整流平滑手段を構成する。305は、第1の整流平滑手段により整流および平滑された正の高電圧をスイッチングする第1のスイッチング手段であり、306は、第2の整流平滑手段により整流および平滑された負の高電圧をスイッチングする第2のスイッチング手段である。
【0115】
次に、以上のように構成された電源装置の動作について、図12を参照して説明する。図12は、図11の電源装置における各部信号のタイミングチャートである。
【0116】
圧電トランス10は、図24に示されるローゼン型圧電トランスであり、その動作についても従来と同様である。圧電トランスは不要な振動による信頼性低下を防止から、正弦波に近い波形で駆動される。そのため、圧電トランス10の出力信号S1は、主に駆動周波数成分が昇圧された高調波成分の少ない波形となる。
【0117】
圧電トランス10から出力される交流信号S1は、ダイオード301とコンデンサ303により整流および平滑され、正の直流電圧レベルVDCを有する信号S11となり、またダイオード302とコンデンサ304により整流および平滑され、負の直流電圧レベル−VDCを有する信号S21となる。
【0118】
正の直流電圧レベルVDCを有する信号S11は、第1の制御信号S12に応じて第1のスイッチング手段305によりオン/オフされ、また負の直流電圧レベル−VDCを有する信号S21は、第2の制御信号S22に応じて第2のスイッチング手段306によりオン/オフされることで、冷陰極管103に正の高電圧VDC及び負の高電圧−VDCが交番矩形波信号VCCFLとして交互に印加される。
【0119】
以上のように、本実施形態によれば、電源装置の出力電圧の絶対値は、第1から第3の実施形態で説明および例示した片側矩形波による冷陰極管の駆動と比べて、冷陰極管の駆動電圧の接地電位(外部電極の電位)に対する絶対値を、1/2にすることが可能である。その結果、高電圧に対する空間距離や沿面距離といった絶縁に対する安全設計が容易となるだけでなく、電源装置を小型化するなどの効果を得ることができる。
【0120】
また、冷陰極管103は、図4Bの等価回路で示したように、容量成分を含むため、第1のスイッチング手段305および第2のスイッチング手段306のスイッチング周波数を可変することで、冷陰極管103のインピーダンスが変化することを利用して調光を行うことも可能である。
【0121】
また、圧電トランス10の出力電圧の制御を行うことでも同様に調光制御を行うことができる。
【0122】
さらに、上記のスイッチング周波数を可変する制御や、出力電圧制御と、点灯/消灯を繰り返す制御とを組み合わせることにより、単一の制御で行うよりも広い範囲の調光が可能となる。
【0123】
(第5の実施形態)
図13は、本発明の第5の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図である。なお、図13において、第2の実施形態と同じ構成および機能を有する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0124】
図13において、402は圧電トランス10を正弦波に近い電圧波形で駆動するため、MOSFETやインダクタなどで構成された圧電トランス駆動部、404は冷陰極管103に流れる電流を検出する電流検出部、403は電流検出部404から出力される検出電圧VDを基準値VREFと比較して、比較結果CRを出力する比較部である。また、400は発振回路、401は発振回路400から出力される圧電トランス10の駆動周波数と比較部403から出力される比較結果CRとに基いて、圧電トランス10の駆動制御を行う駆動制御部である。ここで、発振回路400と、駆動制御部401と、比較部403とで制御部が構成される。
【0125】
なお、図13において、図3に示す第1のスイッチング素子104を駆動制御する第1の駆動部150、および第2のスイッチング素子105を駆動制御する第2の駆動部151は図示していない。
【0126】
次に、以上のように構成された電源装置の主に制御部の動作について説明する。
【0127】
駆動制御部401は、比較部403から出力される、検出電圧VDと基準値VREFとの比較結果CRに基づいて、冷陰極管103に流れる電流が一定になるように、発振回路400からの出力信号を受けて、圧電トランス10の駆動周波数、或いは入力電圧などを制御する信号を圧電トランス駆動部402に出力する。圧電トランス駆動部402は、駆動制御部401からの制御信号を受けて、圧電トランス10を正弦波に近い電圧波形で駆動する。
【0128】
圧電トランス10の出力以降の動作については、第2の実施形態と同様である。
【0129】
本実施形態では、冷陰極管103に流れる電流を可変することにより、調光制御が行われる。このように調光を行うことで、比較部403への基準値VREFを変化させる簡単な回路の追加だけで調光制御を行うことができる。
【0130】
また、本実施形態では、昇圧部品として圧電トランスを利用することができ、電磁ノイズを低減することができる。その結果、電源装置の誤動作だけでなく、他の電子機器の誤動作を防ぐことができる。さらに、電源装置の小型化を実現することが可能である。
【0131】
また、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のオン/オフの設定により、パルス波形に近い出力を得ることも可能である。
【0132】
また、冷陰極管103は、図4Bの等価回路で示したように、容量成分を含むため、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のスイッチング周波数を可変することで、冷陰極管103のインピーダンスが変化することを利用して調光を行うことも可能である。
【0133】
さらに、上記のスイッチング周波数を可変する制御や、管電流制御と、点灯/消灯を繰り返す制御とを組み合わせることにより、単一の制御で行うよりも広い範囲の調光が可能となる。
【0134】
また、図14に示すように、発振回路400、駆動制御部401、及び比較部403をマイクロコンピュータやICにより制御部500として構成することも可能である。このように構成することで、駆動回路部の小型化が可能である。
【0135】
また、本実施形態では、図4Aおよび図4Bに示す構造の冷陰極管103を使用したが、他の構造の水銀を含まない希ガス冷陰極管を用いたとしても、同様の効果を得ることが出来る。
【0136】
また、本実施形態では、負荷として冷陰極管を1本としたが、冷陰極管を2本並列に接続した場合でも、同様の効果を得ることができる。
【0137】
さらに、圧電トランス10としてローゼン構造型の圧電トランスを用いたが、その他の構造の圧電トランスを用いたとしても、同様の効果を得ることができる。
【0138】
(第6の実施形態)
図15は、本発明の第6の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図である。図15において、本実施形態が第5の実施形態と異なるのは、冷陰極管103に流れる電流を検出する電流検出部404に代えて、整流平滑部101の出力電圧を検出する電圧検出部405を設けた点にある。その他の構成および動作については、第5の実施形態と同じであるので、説明を省略する。
【0139】
駆動制御部401は、電圧検出部405からの検出電圧VDCと基準値VREFとの比較結果CRに基づいて、冷陰極管103に流れる電流が一定になるように、発振回路400からの出力信号を受けて、圧電トランス10の駆動周波数、或いは入力電圧などを制御する信号を圧電トランス駆動部402に出力する。圧電トランス駆動部402は、駆動制御部401からの制御信号を受けて、圧電トランス10を正弦波に近い電圧波形で駆動する。
【0140】
圧電トランス10の出力以降の動作については、第2の実施形態と同様である。
【0141】
本実施形態では、昇圧部品として圧電トランスを利用することができ、電磁ノイズを低減することができる。その結果、電源装置の誤動作だけでなく、他の電子機器の誤動作を防ぐことができる。さらに、電源装置の小型化を実現することが可能である。
【0142】
また、図17に示すように、発振回路400、駆動制御部401、及び比較部403をマイクロコンピュータやICにより制御部500として構成することも可能である。このように構成することで、駆動回路部の小型化が可能である。
【0143】
さらに、圧電トランス10の出力電圧を一定とし、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のスイッチング周波数を可変することにより、冷陰極管103をバックライトとして用いる液晶パネルの輝度制御を行う場合、発振回路400、駆動制御部401、及び比較部403をマイクロコンピュータにより制御部500として構成することで、液晶の動作周波数の高調波での動作を容易に回避できるなどの効果を得ることが出来る。
【0144】
なお、本実施形態では、電圧検出部405を整流平滑部101の出力電圧を検出するように配置したが、図16に示すように、圧電トランス10の出力電圧を検出するように配置することでも、同様の効果を得ることができる。
【0145】
また、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のオン/オフの設定により、パルス波形に近い出力を得ることも可能である。
【0146】
また、冷陰極管103は、図4Bの等価回路で示したように、容量成分を含むため、第1のスイッチング素子104および第2のスイッチング素子105のスイッチング周波数を可変することで、冷陰極管103のインピーダンスが変化することを利用して調光を行うことも可能である。
【0147】
また、圧電トランス10の出力電圧の制御を行うことでも、同様に調光制御を行うことができる。
【0148】
さらに、出力電圧制御とスイッチング素子のスイッチング周波数制御、さらに点灯/消灯を繰り返す制御とを組み合わせて使用することにより、単一の制御で行うよりも広い範囲の調光が可能となる。
また、本実施形態では、図4Aおよび図4Bに示す構造の冷陰極管103を使用したが、他の構造の水銀を含まない希ガス冷陰極管を用いたとしても、同様の効果を得ることが出来る。
【0149】
また、本実施形態では、負荷として冷陰極管を1本としたが、冷陰極管を2本並列に接続した場合でも、同様の効果を得ることができる。
【0150】
さらに、圧電トランス10としてローゼン構造型の圧電トランスを用いたが、その他の構造の圧電トランスを用いたとしても、同様の効果を得ることができる。
【0151】
(第7の実施形態)
図18は、本発明の第7の実施形態に係る液晶表示装置の構造を模式的に示す正面図である。
【0152】
図18において、液晶表示装置700は、冷陰極管103と、インバータ回路701と、冷陰極管103により背面から照明される液晶パネル702とで構成される。ここで、インバータ回路701としては、第1から第6の実施形態のいずれかの電源装置が使用され、冷陰極管103とインバータ回路701とでバックライト装置が構成される。また、冷陰極管103およびインバータ回路701の動作については、他の実施形態で説明したものと同様である。
【0153】
以上のように、本実施形態によれば、圧電トランスを用いたインバータ回路701を備えることにより、電磁トランスを使用したものに比べ、液晶表示装置700の小型化、特に薄型化が可能となる。
【0154】
なお、本実施形態では、冷陰極管103およびインバータ回路701は、図18に示すように配置したが、バックライト装置として液晶パネル702を照明することが可能であれば他の配置でもかまわない。
【0155】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧電トランスと負荷との間に整流平滑部とスイッチング手段を設けることで、圧電トランスを用いた電源装置でも、負荷を矩形波駆動することが可能となる。その結果、電磁トランスを使用しないため電源装置が小型化可能であることや、電磁ノイズを低減することができ、電源装置での制御の誤動作を防ぐだけでなく、他の電子機器の誤動作を防ぐことが可能となる。さらに、圧電トランスは正弦波駆動が可能であり、信頼性を維持することができる。
【0156】
また、スイッチング手段を2つのスイッチング素子により構成し、無水銀管を矩形波駆動することにより、高輝度の駆動が可能となる。
【0157】
また、整流平滑部をダイオードとコンデンサにより構成し、コンデンサの容量値を無水銀管の等価容量以上とすることで、発光に必要な電荷を十分に供給することが可能となる。
【0158】
さらに、圧電トランスの正の出力電圧と負の出力電圧をそれぞれ整流および平滑し、スイッチングにより無水銀管の駆動を行うことで、交番矩形波での駆動が可能となり、冷陰極管の駆動電圧の接地電位(外部電極の電位)に対する絶対値を低くすることが可能である。その結果、高電圧に対する空間距離や沿面距離といった絶縁に対する安全設計が容易となるだけでなく、電源装置を小型化するなどの効果を得ることができる。
【0159】
このように、本発明の電源装置によれば、信頼性が高く、しかも小型で電磁ノイズの少ない回路となり、実用的上その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図
【図2】図1に示す電源装置における各部信号のタイミングチャート
【図3】本発明の第2の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図
【図4A】図3に示す冷陰極管103の断面図
【図4B】図4Aの冷陰極管103の等価回路図
【図5A】図3に示す電源装置における第1の駆動信号D1および第2の駆動信号D2のタイミングチャート
【図5B】図5Aの時点taにおける図3の回路動作を示す図
【図5C】図5Aの時点tcにおける図3の回路動作を示す図
【図5D】図5Aの時点tbとtdにおける図3の回路動作を示す図
【図6】図3に示す電源装置における第1の駆動信号D1、第2の駆動信号D2、および冷陰極管103に印加される電圧VCCFLのタイミングチャート
【図7】本発明の第2の実施形態に係る電源装置の変形例を示す回路ブロック図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る電源装置の他の変形例を示す回路ブロック図
【図9】本発明の第3の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路図
【図10】図9に示す電源装置における各部信号のタイミングチャート
【図11】本発明の第4の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路図
【図12】図11に示す電源装置における各部信号のタイミングチャート
【図13】本発明の第5の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図
【図14】本発明の第5の実施形態に係る電源装置の変形例を示す回路ブロック図
【図15】本発明の第6の実施形態に係る電源装置の構成例を示す回路ブロック図
【図16】本発明の第6の実施形態に係る電源装置の変形例を示す回路ブロック図
【図17】本発明の第6の実施形態に係る電源装置の他の変形例を示す回路ブロック図
【図18】本発明の第7の実施形態に係る液晶表示装置の構造を模式的に示す正面図
【図19】従来の希ガス放電管の構造を示す縦断面図
【図20】図18の希ガス放電管の構造を示す拡大横断面図
【図21】従来の、希ガス放電管の点灯装置の構成を示す回路図
【図22A】希ガス放電管への印加電圧を示す図
【図22B】図22Aの電圧が印加された場合に流れる電流波形を示す図
【図23A】図22Aおよび図22Bに示した時点taにおける放電状態を示す模式図
【図23B】図22Aおよび図22Bに示した時点tbにおける放電状態を示す模式図
【図23C】図22Aおよび図22Bに示した時点tcにおける放電状態を示す模式図
【図23D】図22Aおよび図22Bに示した時点tdにおける放電状態を示す模式図
【図24】従来のローゼン型圧電トランスの構造を示す斜視図
【図25】図24に示す圧電トランスの共振周波数近傍における集中定数近似の等価回路図
【図26】有水銀タイプの冷陰極管の駆動回路の構成を示す回路ブロック図
【符号の説明】
10 圧電トランス
101 整流平滑部
102 スイッチング手段
103 負荷としての冷陰極管(無水銀タイプの希ガス放電管)
104 第1のスイッチング素子
105 第2のスイッチング素子
150 第1の駆動部
151 第2の駆動部
108 ダイオード
109 コンデンサ
202、203 トランジスタ
204 トランジスタ
205 昇圧トランス
305 第1のスイッチング手段
306 第2のスイッチング手段
400 発振回路
401 駆動制御部
402 圧電トランス駆動部
403 比較部
404 電流検出部
405 電圧検出部
500 制御部
700 液晶表示装置
701 インバータ回路
702 液晶パネル

Claims (18)

  1. 圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、
    前記圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、
    前記整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給するスイッチング手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、
    前記圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、
    前記整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給する第1のスイッチング手段と、
    前記負荷に並列に接続された第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  3. 前記電源装置はさらに、
    第1の駆動信号を生成し、前記第1の駆動信号により前記第1のスイッチング手段をオン状態またはオフ状態にする第1の駆動部と、
    第2の駆動信号を生成し、前記第2の駆動信号により前記第2のスイッチング手段をオン状態またはオフ状態にする第2の駆動部とを備え、
    前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号は、同一の周波数を有し、前記第1のスイッチング手段と前記第2のスイッチング手段の少なくとも一方をオフ状態にするタイミング関係を有することを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記第1の駆動部は、パルストランスとスイッチング素子により構成されることを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  5. 圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、
    前記圧電トランスからの正の出力電圧を整流および平滑する第1の整流平滑手段と、
    前記圧電トランスからの負の出力電圧を整流および平滑する第2の整流平滑手段と、
    前記第1の整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして負荷に供給する第1のスイッチング手段と、
    前記第2の整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして前記負荷に供給する第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  6. 圧電効果により、1次側から入力された電圧を昇圧或いは降圧して2次側から出力する圧電トランスと、
    前記圧電トランスからの出力電圧を整流および平滑する整流平滑手段と、
    前記整流平滑手段により整流および平滑された電圧をスイッチングして第1の負荷に供給する第1のスイッチング手段と、
    前記整流平滑手段により整流および平滑された電圧を、前記第1のスイッチング手段と同一の周波数でスイッチングして第2の負荷に供給する第2のスイッチング手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  7. 前記負荷は無水銀の希ガス放電管であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の電源装置。
  8. 前記整流平滑手段はダイオードと平滑用コンデンサとで構成され、前記平滑用コンデンサの容量値は前記希ガス放電管の等価容量以上に設定されることを特徴とする請求項7記載の電源装置。
  9. 前記圧電トランスからの出力電圧が一定になるよう制御を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の電源装置。
  10. 前記整流平滑手段からの出力電圧が一定になるよう制御を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の電源装置。
  11. 前記圧電トランスからの出力電圧を可変制御することにより、前記希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする請求項7または8記載の電源装置。
  12. 前記負荷に流れる電流が一定になるよう制御を行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載の電源装置。
  13. 前記希ガス放電管に流れる電流を可変制御することにより、前記希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする請求項7または8記載の電源装置。
  14. 前記スイッチング手段の開状態と閉状態の時間比率を可変制御することにより、前記希ガス放電管に供給する電力を制御し、前記希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする請求項11または13記載の電源装置。
  15. 前記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変制御するにより、前記希ガス放電管に供給する電力を制御し、前記希ガス放電管の調光を行うことを特徴とする請求項11または13記載の電源装置。
  16. 前記電源装置はさらに、前記圧電トランスおよび前記スイッチング手段の駆動を制御する制御部を備え、前記制御部はマイクロコンピュータにより構成されたことを特徴とする請求項11または13記載の電源装置。
  17. 請求項14から16のいずれか一項記載の電源装置を有するバックライト装置であって、前記希ガス放電管が被照明体を背面から照明するように構成されたことを特徴とするバックライト装置。
  18. 請求項17記載のバックライト装置を有する液晶表示装置であって、前記被照明体が液晶パネルであることを特徴とする液晶表示装置。
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