JP2004215131A - マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システム及び評価方法 - Google Patents

マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システム及び評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信相手端末等の通信設備環境が存在しなくともマルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続の確立評価を行う。
【解決手段】送受信するメッセージから指定語を検索する手段11と、検索された指定語を変換する手段12と、ネゴシエーションを確立させるための擬似メッセージを記憶するとともに、加工されたデータをキュー構造管理して送受信するバッファ手段10とを備えた評価システム。マルチメディア通信制御プロトコルから通信相手端末へ送信されるメッセージを折り返し、折り返したメッセージをネゴシエーション接続が確立されるように加工をしながらキュー構造を備えたバッファ手段10に格納し、キュー構造のバッファ手段10から取り出されたメッセージを、通信相手端末からの受信メッセージとして通信制御プロトコルへ送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続に関し、通信相手端末等の通信設備環境が存在しなくともネゴシエーション接続の確立評価を行うことのできるネゴシエーション接続確立評価システム及び評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の方式によるマルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続は、図10に示すように、基地局200を介して2つのマルチメディア通信端末240間で行われ、このマルチメディア通信端末240は、通信相手端末と送受信するメッセージを通信設備環境とやりとりするデータ送信制御用タスク241と、マルチメディア通信端末240内の各種のアプリケーションを実現するアプリケーション制御用タスク242と、マルチメディア通信制御プロトコルを管理するプロトコル制御用タスク243とで構成される。
【0003】
このようなマチメディア通信端末240間のネゴシエーションは、図11に示すように、Staffingメッセージデータ、Terminal Capability Set(TSC)メッセージ、Master Slave Determination(MSD)メッセージ、Terminal Capability Set Ack(TCS Ack)メッセージ、Master Slave Determination Ack(MSD Ack)メッセージ、Logical Channel(LC)メッセージ、Logical Channel Ack(LC Ack)メッセージ、Multiplex Table Entry Set(MT)メッセージ、Multiplex Table Entry Set Ack(MT Ack)メッセージの授受によって確立される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のネゴシエーションの接続方法においては、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続を確立させるために必要となる、端末間で互いのシステム能力を把握するための情報(Terminal Capability Set)、端末間でマスタースレーブ関係を決定するための情報(Master Slave Determination)、音声・ビデオ情報を伝送する単方向論理チャネルを開設するための情報(Logical Channel)、端末で使用する多重化テーブルを決定するため情報(Multiplex Table Entry Set)は、通信相手端末とのメッセージの送受信によって実現されるため、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続において、通信相手端末とメッセージの送受信を行なわないと、ネゴシエーション接続が確立できないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続において、通信相手端末等の通信設備環境が存在しなくともネゴシエーション接続の確立評価を行うことのできるシステム及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システムであって、メッセージから指定語を検索する手段と、検索された指定語を変換する手段と、ネゴシエーションを確立させるための擬似メッセージを記憶するとともに、加工されたデータをキュー構造管理して送受信するバッファ手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価方法であって、マルチメディア通信制御プロトコルから通信相手端末へ送信されるメッセージを折り返し、該折り返したメッセージをネゴシエーション接続が確立されるように加工をしながらキュー構造を備えたバッファ手段に格納し、該バッファ手段から取り出されたメッセージを、通信相手端末からの受信メッセージとして通信制御プロトコルへ送信することを特徴とする。
【0008】
そして、本発明によれば、ネゴシエーション接続を確立するために通常通信設備を経由して通信相手端末へ送信されるメッセージを、折り返して加工することにより、そのメッセージを通信設備を経由して受信した通信相手端末からのネゴシエーションメッセージとして認識させるこができるため、通信相手端末等の通信設備環境が存在しなくとも、マルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続の確立評価を行うことができる。その結果、マルチメディア通信制御プロトコルネゴシエーションの接続確立の早期確認が可能となり、試験用通信設備環境整備費用を削減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、マルチメディア通信端末に設けられた、本発明にかかるマルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システムを示し、この評価システムは、通信相手端末と送受信するメッセージを通信設備環境とやりとりするデータ送信制御用タスク21と、マルチメディア通信端末内にある各種アプリケーションを実現するアプリケーション制御用タスク22と、マルチメディア通信制御プロトコルを管理するプロトコル制御用タスク23とで構成されている。また、アプリケーション制御用タスク22には、メッセージ加工処理部14が設けられる。
【0011】
この評価システムでは、通信相手端末へ送信されるメッセージをデータ送信制御用タスク21にて折り返し、アプリケーション制御用タスク22にてメッセージを加工し、プロトコル制御用タスク23へ送信する。
【0012】
また、キュー構造の擬似メッセージバッファ10は、通信相手端末と送受信するメッセージのサイズ×n(但し、n≧3)のサイズで用意すれば良いが、バッファサイズが最小限に留まり、Enqueue−Dequeue処理が高負荷にならない範囲で効率良く処理を実現するため、3個用意することが好ましい。
【0013】
次に、データ送信制御用タスク21にてデータを折り返した場合のメッセージシーケンスを図2に示す。しかし、データ送信制御用タスク21にて折り返したメッセージを、単純にアプリケーション制御用タスク22が通信相手端末からの受信メッセージとしてプロトコル制御用タスク23へ送信しても、ITU−T勧告に従わなくなるため、ネゴシエーションを確立することはできない。その理由は、以下の通りである。
【0014】
(1)Master Slave Determinationメッセージには、端末間のマスタースレーブ関係を決定付けるための乱数値が含まれているが、自端末が送信したMaster Slave Determinationのメッセージをデータ送信制御用タスク21にて折り返し、アプリケーション制御用タスク22にて受信し、通信相手端末からのMaster Slave Determinationメッセージとしてプロトコル制御用タスク23へそのまま送信しても、乱数値が自端末が送信したメッセージのものと同値であるため、マスタースレーブ関係を決定することができない。
【0015】
(2)Master Slave Determination Ackメッセージには、通信相手端末がマスターとなるのかスレーブとなるのかを示すタイプデータが含まれているが、自端末が送信したMaster Slave Determination Ackメッセージをデータ送信制御用タスク21にて折り返し、アプリケーション制御用タスク22にて受信し、通信相手端末からのMaster Slave Determination Ackメッセージとしてプロトコル制御用タスク23へそのまま送信しても、タイプデータが自端末が送信したものと同値であるため、相手からのMaster Slave Determination Ackとして認識することができない。
【0016】
そこで、ネゴシエーションを確立させるためには、以下に示す手順を踏む必要がある。
【0017】
図1に示すように、メッセージ加工処理部14は、擬似メッセージバッファ10を保有する。この擬似メッセージバッファ10について、図3を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
3つの擬似メッセージバッファ10には、予め以下のようなメッセージが格納されている。
【0019】
図11に示すように、1番目に通信相手端末より受け取るべきメッセージは、Staffingメッセージデータであるため、1番目のデータにはStaffingメッセージデータを格納しておく。
【0020】
次に、2番目に通信相手端末より受け取るべきメッセージは、通信相手端末のTerminal Capability Setメッセージであるため、2番目のデータには自端末が送信するTerminal Capability Setメッセージデータを格納しておく。これは、”折り返し処理を実現した場合の通信相手端末の処理能力=自端末の処理能力”であるからである。自端末が送信するTerminal Capability Setメッセージの内容は、自端末で設定することができる。
【0021】
次に、3番目に通信相手端末より受け取るべきメッセージは、Master Slave Determinationメッセージであるため、自端末が送信するMaster Slave Determinationメッセージの乱数値と一致しない値を設定したMaster Slave Determinationメッセージを格納しておく。これは、乱数値は、0〜224−1の範囲の不定値/不定長データであるため、検索して変換するようなことができないからである。自端末が送信するMaster Slave Determinationメッセージの乱数値は、自端末で生成するため、一致しないような値を設定することができる。
【0022】
図2に示すように、ネゴシエーションを開始すると、メッセージは、Staffingメッセージ、Terminal Capability Setメッセージ、Master Slave Determinationメッセージの順に受信される。受信したメッセージは、擬似メッセージバッファ10にEnqueueされ、予め格納されているStaffingメッセージ、Terminal Capability Setメッセージ、Master Slave DeterminationメッセージがDequeueされ、プロトコル制御用タスク23へ送信される。さらにネゴシエーション処理が進み、メッセージの受信が続きEnqueueされると、自端末が送信したStaffingメッセージ、Terminal Capability Setメッセージ、Master Slave DeterminationメッセージがDequeueされ、プロトコル制御用タスク23へ送信されることになる。
【0023】
しかし、メッセージには必ずシーケンスNoが含まれており、同じシーケンスNoのメッセージは、ITU−T勧告上は破棄することになっているため、プロトコル制御タスク23にてメッセージが破棄され、特に問題とはならない。
【0024】
次に、ネゴシエーションを確立させるために受信すべきメッセージは、図11に示すように、Terminal Capability Set Ackメッセージである。しかし、先に述べたように、自端末のTerminal Capability Setメッセージと通信相手端末のTerminal Capability Setメッセージは同じ内容であるため、その確認応答であるTerminal Capability Set Ackメッセージの内容も同じになる。従って、図2に示すように、自端末が送信したTerminal Capability Set Ackメッセージを、折り返してそのままプロトコル制御用タスク23へ送信しても、ITU−T勧告上もTerminal Capability Set Ackとして特に問題とならないため、通信相手端末からのTerminal Capability Set Ackメッセージとして認識することができる。
【0025】
図11に示すように、次に受信するべきメッセージは、Master Slave Determination Ackメッセージである。しかし、先に述べたように、図1のデータ送信制御用タスク21にて折り返したメッセージを、単純にアプリケーション制御用タスク22が通信相手端末からの受信メッセージとしてプロトコル制御用タスク23へ送信してもITU−T勧告に従わなくなるため、メッセージの検索/変換処理を行なう。
【0026】
メッセージ加工処理部14にて、データ送信制御用タスク21から受信したメッセージを擬似メッセージバッファ10にEnqueueし、擬似メッセージバッファ10からDequeueされたデータをプロトコル制御用タスク23へ送信するが、Enqueueする際にMaster Slave Determination Ackメッセージであるかどうかの検索処理を行なう。Master Slave Determination Ackメッセージには、マスターかスレーブかを示すタイプデータ指定語(Sampleデータ 1(図4の61)/Sampleデータ 2(図4の62))が含まれているため、Master Slave Determination Ackメッセージとして認識することができる。タイプデータ指定語は、2つのメッセージに跨った型で送信されることもあるため(3つのメッセージに跨ることはない)、検索処理は、擬似メッセージバッファの3番目にEnqueueされているメッセージと、受信したメッセージを結合したものに対して行なう必要がある。
【0027】
検索処理を行ない、どちらかのタイプデータ指定語が検出された場合には、Master Slave Determination Ackデータのタイプデータの変換処理を行う。「Sampleデータ 1」と同じ並びのデータが検出されればその並びを「Sampleデータ 2」に変換し、「Sampleデータ 2」と同じ並びのデータが検出されればその並びを「Sampleデータ 1」に置き換えることにより、タイプデータを入れ替えたMaster Slave Determination Ackデータを生成する。
【0028】
検索処理は、どちらかのタイプデータ指定語を検出して変換処理をするまで行ない、それ以降に受信したメッセージに対しては、検索処理を行なわず、そのままEnqueueする。これは、検索処理は、Master Slave Determination Ackメッセージ以外に対しては不要であり、それ以降の処理の負荷を軽減するためである。
【0029】
ネゴシエーションを確立させるために受信するべきメッセージの残りは、図11に示すように、Logical Channelメッセージ、Logical Channel Ackメッセージ、Multiplex Table Entry Setメッセージ、Multiplex Table Entry Set Ackメッセージであるが、単方向論理チャネルを開設するための手続きと、端末で使用する多重化テーブルを決定するための手続きは、順不同であり、手続きは平行して行われる。
【0030】
但し、手続きとしての処理が平行に行なわれるだけであり、Logical Channel AckメッセージがLogical Channelメッセージよりも先に送信されることや、Multiplex Table Entry Set AckメッセージがMultiplex Table Entry Setメッセージよりも先に送信されることはない。
【0031】
Logical Channelメッセージは、図2に示すように、自端末が送信したLogicalChannelメッセージを折り返して、そのままプロトコル制御用タスク23へ送信しても、自分が開設要求した論理チャネル値と同じ論理チャネル値での通信相手端末からのLogical Channelメッセージの受信とみなすことで、ITU−T勧告上も特に問題とならないため、通信相手端末からのLogical Channelメッセージとして認識することができる。
【0032】
また、自端末のLogical Channelメッセージと通信相手端末のLogical Channelメッセージは、同じ内容であるため、その確認応答であるLogical Channel Ackメッセージの内容も同じになる。従って、図2に示すように、自端末が送信したLogical Channel Ackメッセージを、折り返してそのままプロトコル制御用タスク23へ送信しても、ITU−T勧告上も特に問題とならないため、通信相手端末からのLogical Channel Ackメッセージとして認識することができる。
【0033】
Multiplex Table Entry Setメッセージは、図2に示すように、自端末が送信したMultiplex Table Entry Setのメッセージを折り返して、そのままプロトコル制御用タスク23へ送信しても、自分が指定した多重化テーブルと同じ多重化テーブルでの通信相手端末からのMultiplex Table Entry Setメッセージの受信とみなすことで、ITU−T勧告上も特に問題とならないため、通信相手端末からのMultiplex Table Entry Setメッセージとして認識することができる。
【0034】
また、自端末のMultiplex Table Entry Setメッセージと通信相手端末のMultiplex Table Entry Setメッセージは、同じ内容であるため、その確認応答であるMultiplex Table Entry Set Ackメッセージの内容も同じになる。従って、図2に示すように、自端末が送信したMultiplex Table Entry Set Ackメッセージを折り返してそのままプロトコル制御用タスク23へ送信しても、ITU−T勧告上も特に問題とならないため、通信相手端末からのMultiplex Table Entry Set Ackメッセージとして認識することができる。
【0035】
以上の評価システムにおいては、マルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続を確立させるために必要となる、端末間でお互いのシステム能力を把握するための情報(Terminal Capability Set)、端末間でマスタースレーブ関係を決定するための情報(Master Slave Determination)、音声・ビデオ情報を伝送する論理チャネルを開設するための情報(Logical Channel)、端末で使用する多重化テーブルを決定するため情報(Multiplex Table Entry Set)を、通信相手端末等の通信設備環境を必要としなくても送受信できるため、ネゴシエーション接続が確立され、ネゴシエーション接続の確立評価を行なうことができる。
【0036】
上記メッセージ加工処理部14のフローチャートを図5に、メッセージ加工処理部14の擬似メッセージバッファ10の遷移を図6に示す。
【0037】
次に、本発明の第2の実施の形態を図7を参照しながら説明する。
【0038】
同図に示すように、この評価システムは、プロトコル制御用タスク101のみで構成されている。このプロトコルネゴシエーション接続確立評価システムでは、メッセージ加工処理部14をプロトコル制御用タスク101に実装し、通信相手端末へ送信するメッセージをプロトコル制御用タスク101にて折り返して送信する。これによって、プロトコル上位層が存在しなくとも、プロトコル制御用タスク101単体で、マルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続の確立評価を行なうことができる。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態を図8を参照しながら説明する。
【0040】
同図に示すように、この評価システムは、メッセージ加工処理部14を有するデータ送信制御用タスク111と、アプリケーション制御用タスク112と、プロトコル制御用タスク113とで構成されている。このプロトコルネゴシエーション接続確立評価システムでは、メッセージ加工処理部14をデータ送信制御用タスク111に実装し、通信相手端末へ送信するメッセージをデータ送信制御用タスク111にて加工して、アプリケーション制御用タスク112へ折り返し送信する。これによって、ネゴシエーション接続確立評価用に改造をする箇所を1タスクに押さえ、マルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続の確立評価を行なうことができる。
【0041】
次に、本発明の第4の実施の形態を図9を参照しながら説明する。
【0042】
同図に示すように、この評価システムでは、メッセージ加工処理部は、データ送信制御用タスク121、アプリケーション制御用タスク122と、プロトコル制御用タスク123のいずれかに実装され、基地局の代わりに基地局シミュレータ124を使用する。このプロトコルネゴシエーション接続確立評価システムでは、通信相手端末へ送信するメッセージを基地局シミュレータ124にて折り返し、メッセージ加工処理部を実装したいずれかのタスクでメッセージを加工する。これによって、端末内でメッセージを折り返す処理部を実装する必要がなく、メッセージ加工処理部を実装するだけで、マルチメディア通信制御プロトコルのネゴシエーション接続の確立評価を行なうことができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる評価システム及び評価方法によれば、マルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続において、通信相手端末等の通信設備環境が存在しなくともネゴシエーション接続の確立評価を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるマルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システムの第1の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるネゴシエーションメッセージのシーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における擬似メッセージバッファの初期状態図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ検索/変換の処理ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ加工処理部のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるメッセージ加工処理部の擬似メッセージバッファの遷移ブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の全体構成を示すブロック図である。
【図10】従来のマルチメディア通信端末のネゴシエーション接続確立方法を説明するための概略図である。
【図11】図10の対向接続したマルチメディア通信端末のネゴシエーションメッセージのシーケンス図である。
【符号の説明】
10 擬似メッセージバッファ
11 メッセージ検索手段
12 メッセージ変換手段
13 Enqueue−Dequeue手段
14 メッセージ加工処理部
21 データ送信制御用タスク
22 アプリケーション制御用タスク
23 プロトコル制御用タスク
61 マスター用タイプデータ指定語
62 スレーブ用タイプデータ指定語
101 プロトコル制御用タスク
111 データ送信制御用タスク
112 アプリケーション制御用タスク
113 プロトコル制御用タスク
121 データ送信制御用タスク
122 アプリケーション制御用タスク
123 プロトコル制御用タスク
124 基地局シミュレータ

Claims (2)

  1. 送受信するメッセージから指定語を検索する手段と、
    検索された指定語を変換する手段と、
    ネゴシエーションを確立させるための擬似メッセージを記憶するとともに、加工されたデータをキュー構造管理して送受信するバッファ手段とを備えることを特徴とするマルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価システム。
  2. マルチメディア通信制御プロトコルから通信相手端末へ送信されるメッセージを折り返し、該折り返したメッセージをネゴシエーション接続が確立されるように加工をしながらキュー構造を備えたバッファ手段に格納し、該バッファ手段から取り出されたメッセージを、通信相手端末からの受信メッセージとして通信制御プロトコルへ送信することを特徴とするマルチメディア通信制御プロトコルにおけるネゴシエーション接続確立評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9538404B2 (en) 2000-08-17 2017-01-03 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for product acceptance testing on a wireless device

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