JP2004214061A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】リテーナの強度を高める。
【解決手段】リテーナ30はブロック状とされ、リテーナ30の内部には、固定キャビティ12と隣接する段に並ぶ複数の端子金具50を収容する複数の可動キャビティ31が設けられている。リテーナ30がハウジング10に組み付けられると、可動キャビティ31内の端子金具50は固定抜止部21との係止によって抜止めされる。また、固定キャビティ12内の端子金具50はリテーナ30の可動抜止部38との係止によって抜止めされる。リテーナ30はブロック状をなすので、他の部材と干渉しても破損や変形を来す虞がない。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハウジングに挿入した端子金具をリテーナによって抜止めするようにしたリテーナを備えたコネクタとして、特許文献1に開示されているものがある。これは、ハウジング内に上下2段に分かれるとともに各段において横並びとされた複数のキャビティを形成し、各キャビティに後方から端子金具を挿入し、さらに、ハウジングに対して端子金具の並び方向と平行にリテーナを組み付け、このリテーナを端子金具に係止させることで端子金具を抜止めするようになっている。リテーナは、上段に並ぶ複数の端子金具に係止する略平板状の係止部と、下段に並ぶ複数の端子金具に係止する略平板状の係止部とを有し、その上下両係止部は、一端部において連結部により連結されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−067316号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように略平板状をなす2つ(複数)の係止部を連結部から片持ち状に延出させた形態のリテーナでは、他の部材との干渉などによって破損や変形などを来す虞がある。
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、リテーナの強度を高めることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ハウジング内に、複数の端子金具を複数段に分かれ且つ各段において並列した状態で収容し、前記ハウジングに前記端子金具の並列方向と平行にリテーナを組み付けることで、前記端子金具が抜止めされるようにしたコネクタであって、前記ハウジング内には、前記複数段のうちのいずれかの段に並ぶ前記複数の端子金具を収容する複数の固定キャビティが形成され、前記リテーナがブロック状とされているとともに、そのリテーナの内部には、前記固定キャビティと隣接する段に並ぶ前記複数の端子金具を収容する複数の可動キャビティが設けられ、前記リテーナの外面には、前記ハウジングに組み付けられた状態において前記固定キャビティ内の前記端子金具に係止することでその端子金具を抜止めする可動抜止部が設けられ、前記ハウジング内には、前記リテーナが組み付けられた状態において前記可動キャビティ内の前記端子金具に係止することでその端子金具を抜止めする固定抜止部が設けられている構成とした。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記固定キャビティに対する前記端子金具の挿抜、及び前記可動キャビティに対する前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置に前記リテーナを保持する仮係止手段と、前記可動抜止部を前記固定キャビティ内の端子金具に係止させるとともに、前記可動キャビティ内の端子金具を前記固定抜止部に係止させる本係止位置に前記リテーナを保持する本係止手段とを備えている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
リテーナがハウジングに組み付けられると、リテーナの可動キャビティ内に収容された端子金具は固定抜止部との係止によって抜止めされる。また、固定キャビティ内の端子金具はリテーナの可動抜止部との係止によって抜止めされる。リテーナは、ブロック状をなすので強度が高く、他の部材と干渉しても破損や変形を来す虞がない。
[請求項2の発明]
端子金具をハウジングとリテーナに挿入する工程は、ハウジングに対してリテーナを仮係止位置に保持させた状態で行うことができるので、端子金具の挿入後は仮係止されているリテーナを本係止位置へ変位させるだけで良い。したがって、ハウジングから分離している状態のリテーナをハウジングに対して位置合わせしつつ組み付ける場合に比べると、作業性が良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。
本実施形態のコネクタは、ハウジング10と複数の端子金具50とリテーナ30とを備えて構成されている。
ハウジング10は、合成樹脂からなり、全体として方形のブロック状をなすとともに、上面にはロックアーム11が設けられている。ハウジング10内における略上半分領域には、複数の固定キャビティ12が左右方向(水平方向)に一定ピッチで並列して形成されている。各固定キャビティ12は、前後方向に細長い方形断面の空間であって、固定キャビティ12の後端はハウジング10の後端面において端子挿入口として開口されている。また、ハウジング10の前端面には、各固定キャビティ12に連通するタブ挿入口13と治具挿入口14とが開口されている。各固定キャビティ12の前後方向におけるほぼ中央位置には、固定キャビティ12と後述する収容空間17とを仕切る水平な隔壁16の上面から突出する係止部15が形成されている。
【0009】
ハウジング10内における略下半分領域には収容空間17が形成されている。収容空間17は、前後方向及び左右方向において複数の固定キャビティ12の形成領域と対応する方形領域に亘って形成され、ハウジング10の右外側面及び後端面に開口されている。また、ハウジング10の前端面には、リテーナ30に設けた各可動キャビティ31と連通するタブ挿入口18と治具挿入口19とが開口されている。収容空間17の下面壁からは、左右方向(収容空間17に対するリテーナ30の挿抜方向)に延びるガイド部20が形成され、このガイド部20の上面前端部には、リテーナ30内に収容した端子金具50を抜止めするための複数の固定抜止部21が突出形成されている。さらに、収容空間17の下面壁には、ガイド部20の後端面の後方に隣接する位置から突出した形態の凸部22(本発明の構成要件である仮係止手段及び本係止手段)が形成されている。この凸部22は正面(収容空間17に対するリテーナ30の挿抜方向と直交し且つ収容空間17の下面壁と直交する方向)から視て台形をなす。
【0010】
また、ハウジング10内には、隔壁16と固定キャビティ12間の仕切壁23とを切欠した形態の切欠空間24が形成されている。切欠空間24は、複数の固定キャビティ12を左右(収容空間17に対するリテーナ30の挿抜方向)に貫くとともに、ハウジング10の右外側面に開口されており、切欠空間24によって収容空間17と複数の固定キャビティ12とが連通している。また、前後方向において、切欠空間24は上記ガイド部20と同じ位置(対応する位置)にある。尚、上記した固定キャビティ12の係止部15は切欠空間24の前方に隣接するように位置する。
【0011】
リテーナ30は、合成樹脂製であり、全体として方形のブロック状をなし、ハウジング10の右側方から収容空間17内に収容されるようになっている。リテーナ30の内部には、複数(固定キャビティ12と同数)の可動キャビティ31が左右方向に一定ピッチ(固定キャビティ12と同じピッチ)で並列するように形成されている。各可動キャビティ31は、固定キャビティ12と同じく前後方向に細長い方形断面の空間であって、可動キャビティ31の後端はリテーナ30の後端面において端子挿入口として開口されている。また、リテーナ30の前端面には、ハウジング10のタブ挿入口18及び治具挿入口19と対応するタブ挿入口32及び治具挿入口33が開口されている。各可動キャビティ31の前後方向におけるほぼ中央位置には、リテーナ30の下面壁の上面から突出する係止部34が形成されている。
【0012】
リテーナ30には、その下面壁と可動キャビティ31間の仕切壁35とを切欠した形態の切欠空間36が形成されている。切欠空間36は、複数の可動キャビティ31を左右(収容空間17に対するリテーナ30の挿抜方向)に貫くとともに、リテーナ30の右外側面に開口されており、切欠空間36によって可動キャビティ31がリテーナ30の下面側に開放されている。また、上記した可動キャビティ31の係止部34は切欠空間36の前方に隣接するように位置する。
【0013】
リテーナ30の上面からは、左右方向(収容空間17に対するリテーナ30の挿抜方向)に延びるガイド部37が形成され、このガイド部37の上面前端部には、ハウジング10の固定キャビティ12内に収容した端子金具50を抜止めするための複数の可動抜止部38が突出形成されている。尚、前後方向において、ガイド部37は上記切欠空間36と同じ位置(対応する位置)にある。
さらに、リテーナ30の下面には、切欠空間36の後方に隣接する位置を凹ませた形態の仮係止凹部39(本発明の構成要件である仮係止手段)と本係止凹部40(本発明の構成要件である本係止手段)とが左右に並んで形成されている。仮係止凹部39は本係止凹部40よりも左方(収容空間17に対するリテーナ30の組付け方向先方)に位置する。また、仮係止凹部39と本係止凹部40は、いずれもハウジング10の凸部22と嵌合し得るように台形をなしている。
【0014】
端子金具50は、全体に前後方向に細長く、略前半部分には角筒部51が形成され、略後半部分には電線接続部52が形成されている。角筒部51内には弾性接触片(図示せず)が収容されており、角筒部51の下面側には斜め下後方へ片持ち状に延出するランス53が形成されている。また、電線接続部52には電線54が圧着により接続されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
コネクタを組み付ける際には、まず、ハウジング10の収容空間17内にリテーナ30を右方から嵌め込み、仮係止位置まで押し込む。このときのリテーナ30の組付け方向は、固定キャビティ12(ハウジング10の上段側)に収容されている端子金具50の並列方向、及び可動キャビティ31(ハウジング10の下段側)に収容されている端子金具50の並列方向と平行な方向である。また、嵌め込みの際には、リテーナ30のガイド部37と切欠空間36を、夫々、ハウジング10の切欠空間24とガイド部20とに嵌合させることによりリテーナ30の前後方向への遊動が規制される。また、リテーナ30は収容空間17に対して大きな隙間なく嵌合されるので、リテーナ30の上下の遊動及び前後への傾きも規制される。リテーナ30が仮係止位置まで押し込まれると、仮係止凹部39が凸部22に嵌合することにより、リテーナ30は左右方向(ハウジング10に対するリテーナ30の抜き挿し方向)への遊動を規制された状態に保持される。
【0015】
リテーナ30が仮係止位置にある状態では、リテーナ30の右端部がハウジング10の右外側面から突出しており、リテーナ30の可動抜止部38が固定キャビティ12から側方へ外れて固定キャビティ12間の仕切壁23と対応するように位置する。また、可動キャビティ31は固定キャビティ12に対して側方へずれ、可動キャビティ31間の仕切壁35がハウジング10の固定抜止部21と対応するように位置する。つまり、固定キャビティ12に対して端子金具50が挿入及び抜取り可能とされるとともに、可動キャビティ31に対して端子金具50が挿入及び抜取り可能とされる。かかる状態で、各キャビティ12,31に後方から端子金具50を挿入する。
【0016】
正規位置まで挿入された端子金具50は、その角筒部51の下面のランス53を各係止部15,34に対して前方から係止させ、もって、端子金具50がキャビティ12,31に対して抜止め状態に保持される。また、端子金具50が正規挿入された状態では、角筒部51の後端は切欠空間24,36の前縁(ガイド部20,37の前面)よりも僅かに前方に位置し、換言すると、固定抜止部21及び可動抜止部38は角筒部51よりも後方に位置することになる。
【0017】
全ての端子金具50を正規挿入した後、仮係止位置にあるリテーナ30を本係止位置まで押し込む。このとき、所定の押圧力をリテーナ30を付与すれば、仮係止凹部39と凸部22との嵌合が解離され、リテーナ30が動き出す。リテーナ30が本係止位置に達すると、本係止凹部40が凸部22に嵌合され、もってリテーナ30が左右方向への遊動を規制された状態に保持されるとともに、リテーナ30の右外側面がハウジング10の右外側面に対して面一状となる。
【0018】
リテーナ30が本係止位置にある状態では、リテーナ30の可動抜止部38が側方へ変位して固定キャビティ12内に収容されている端子金具50の角筒部51の後端下縁部に対して後方から係止するように位置し、この係止により、固定キャビティ12内(上段側)の端子金具50がリテーナ30によって抜止めされた状態となる。同時に、リテーナ30の可動キャビティ31内に収容されている端子金具50が側方へ変位し、その端子金具50の角筒部51の後端下縁部が固定抜止部21に対して前方から係止するように位置し、この係止により、可動キャビティ31内の端子金具50が抜止めされた状態となる。
【0019】
以上により、ハウジング10に対するリテーナ30の組付け及び端子金具50の組付けが完了し、ハウジング10内においては、複数の端子金具50が上下2段に分かれ且つ各段において左右に並列した状態で収容され、ハウジング10にリテーナ30を組み付けることで端子金具50が抜止めされている。また、上段側(固定キャビティ12内)の各端子金具50と下段側(可動キャビティ31内)の各端子金具50とは上下に対応している。
【0020】
この組付けが完了したコネクタに対して相手側コネクタ(図示せず)を嵌合すると、その相手側コネクタの雄端子のタブ(図示せず)が各タブ挿入口13,18,32からキャビティ12,31内及び端子金具50の角筒部51内に進入し、弾性接触片と弾性接触する。これにより、相手側端子と本実施形態の端子金具50とが導通可能に接続される。
尚、リテーナ30が本係止位置にある状態では、リテーナ30のタブ挿入口32はハウジング10の前面における下段側のタブ挿入口18と整合するように位置するが、リテーナ30の治具挿入口33は、ハウジング10の前面における下段側の治具挿入口19に対して側方にずれるように位置する。
【0021】
組み付けられている端子金具50を外す際には、まず、本係止位置のリテーナ30を仮係止位置まで戻す。この戻し作業は、ハウジング10の後端面において収容空間17の奥端面とリテーナ30の左外側面との隙間に治具(図示せず)を差し込んでテコ作用によりリテーナ30を右方へ押し出すようにすればよい。これにより、リテーナ30の可動抜止部38が固定キャビティ12内の端子金具50から側方へ外れて可動抜止部38による抜止機能が解除されると同時に、リテーナ30の可動キャビティ31内の端子金具50が固定抜止部21から側方へ外れて固定抜止部21による抜止機能が解除される。また、リテーナ30の治具挿入口33は、ハウジング10の前面における下段側の治具挿入口19と整合するように位置する。そして、各治具挿入口14,19,33から細長い治具(図示せず)をハウジング10内に差し込み、その治具の先端でランス53を上方へ変位させる。この治具の操作によりランス53が係止部15,34から解離してランス53と係止部15,34とによる抜止機能が解除されるので、後は、電線54を摘んで後方へ引っ張れば端子金具50が抜き取られる。
【0022】
上述のように本実施形態のリテーナ30は、ブロック状をなすので、強度が高く、他の部材と干渉してもリテーナ30は破損や変形を来す虞がない。
また、端子金具50をハウジング10とリテーナ30に挿入する工程は、ハウジング10に対してリテーナ30を仮係止位置に保持させた状態で行うことができるので、端子金具50の挿入後は仮係止されているリテーナ30を本係止位置へ押し込むだけで良い。したがって、ハウジング10から分離している状態のリテーナ30をハウジング10に対して位置合わせしつつ組み付ける場合に比べると、作業性が良い。
【0023】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では1つのハウジングに1つのリテーナを組み付けるようにしたが、本発明によれば、1つのハウジングに複数のリテーナを組み付けるようにしてもよい。
【0024】
(2)上記実施形態では1つのリテーナに1段の可動キャビティを設けたが、本発明によれば、1つのリテーナに複数2段に分かれた可動キャビティを設けてもよい。この場合、固定抜止部はリテーナの組付け方向と反対方向へ片持ち状に延出する形態となるが、この固定抜止部はハウジングの内部に収容された状態となっているので、他の部材の干渉に起因する破損や変形などの虞はない。
(3)上記実施形態では固定キャビティに収容される端子金具を抜止めするための可動抜止部を、リテーナの上面のみに設けたが、本発明によれば、リテーナの上下両面に設けてもよい。この場合は、固定抜止部をリテーナの組付け方向と反対方向へ片持ち状に延出する形態とすればよい。
【0025】
(4)上記実施形態ではリテーナをハウジングに対して仮係止位置と本係止位置との2カ所に組み付けるようにしたが、本発明によれば、仮係止状態を設けず、リテーナが、ハウジングから完全に外された状態と、正規の位置に組み付けられた状態との2形態のみをとるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では雌端子金具に適用した例について説明したが、本発明によれば、先端にタブを有する雄端子金具にも適用することができる。
【0026】
(6)上記実施形態ではハウジングの前面にリテーナが露出しないようにしたが、本発明によれば、ハウジングの前端面にリテーナの前面が露出する形態としてもよい。
(7)上記実施形態ではリテーナをハウジングに仮係止した状態でそのリテーナに端子金具を挿入するようにしたが、本発明によれば、ハウジングに組み付ける前のリテーナに端子金具を収容してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の縦断面図
【図2】端子金具を外した状態の縦断面図
【図3】リテーナが仮係止位置にある状態の横断面図
【図4】リテーナが本係止位置にある状態の横断面図
【図5】ハウジングからリテーナを外した状態の縦断面図
【図6】ハウジングの右側面図
【図7】ハウジングの正面図
【図8】リテーナの縦断面図
【図9】リテーナの右側面図
【図10】リテーナの正面図
【図11】リテーナの背面図
【符号の説明】
10…ハウジング
12…固定キャビティ
21…固定抜止部
22…凸部(仮係止手段、本係止手段)
30…リテーナ
31…可動キャビティ
38…可動抜止部
39…仮係止凹部(仮係止手段)
40…本係止凹部(本係止手段)
50…端子金具

Claims (2)

  1. ハウジング内に、複数の端子金具を複数段に分かれ且つ各段において並列した状態で収容し、
    前記ハウジングに前記端子金具の並列方向と平行にリテーナを組み付けることで、前記端子金具が抜止めされるようにしたコネクタであって、
    前記ハウジング内には、前記複数段のうちのいずれかの段に並ぶ前記複数の端子金具を収容する複数の固定キャビティが形成され、
    前記リテーナがブロック状とされているとともに、そのリテーナの内部には、前記固定キャビティと隣接する段に並ぶ前記複数の端子金具を収容する複数の可動キャビティが設けられ、
    前記リテーナの外面には、前記ハウジングに組み付けられた状態において前記固定キャビティ内の前記端子金具に係止することでその端子金具を抜止めする可動抜止部が設けられ、
    前記ハウジング内には、前記リテーナが組み付けられた状態において前記可動キャビティ内の前記端子金具に係止することでその端子金具を抜止めする固定抜止部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記固定キャビティに対する前記端子金具の挿抜、及び前記可動キャビティに対する前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置に前記リテーナを保持する仮係止手段と、
    前記可動抜止部を前記固定キャビティ内の端子金具に係止させるとともに、前記可動キャビティ内の端子金具を前記固定抜止部に係止させる本係止位置に前記リテーナを保持する本係止手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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